January 31, 2016

PC版『エルミナージュOriginal』 ファーストインプレッション

日本発の3DダンジョンRPGとしては2016年初となる、PC版『エルミナージュOriginal』
2016/01/28にパッケージ版が発売され、筆者もさっそく入手して遊んでおります。
とりあえず10時間ほど遊んだところなのですが、
現時点で気づいたことを書き残しておこうかと思います。
(以下の記述は、すべてVer1.00環境下でのものです)


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『エルミナージュ』は2008年3月に1作目がPS2で発売され、
同年11月にニンテンドーDSへの移植作(『DS Remix』)が発売されました。
PS2版はロードの長さや独自性の大きさゆえに、評価の高い作品ではなかったのですが、
DS版でロード時間の軽減やより遊びやすい方向性への修正を行った結果、
好評を博し、以降シリーズ化しました。
そしてそのDS版をベースに、
改めて2011年にPSPに移植したのが『エルミナージュOriginal』。
そしてそのPSP版をまた改めてPCに移植したのが本作、という形になります。

エルミナージュシリーズのPC進出はこれが初めてではなく、
実はシリーズ第4作『エルミナージュゴシック』がPC移植されているのですが(steam/GOG.com)、
これは海外向けの移植で日本語が搭載されていないため
(移植を担当したのも海外の開発会社)、
日本市場向けのPC移植としては、実質本作が初となります。


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訓練所で冒険者を作り、

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パーティを組んで各地のダンジョンに挑み、

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戦って成長をこなしながら、

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時に全滅する(笑)


伝統的な3DダンジョンRPGを踏襲した作品ですが、
相変わらず、非常に遊びやすく仕上がっています
(全滅しても、拠点にある程度お金をキープしておけば簡単に回収が可能)。


↓プレイ動画を撮ってみたので、参考になれば。



この作品を筆者が遊ぶのはDS版以来なのですが、
プレイ感覚自体は、DS版の頃と変わらず良好な印象。
後のシリーズ作品に比べるとエキストラスキル等の要素がないためシンプルですが、
それでも各地のダンジョンを踏破していく感覚は楽しいです。

PCという事で、大画面で楽しめるのも良い点。
携帯機で遊ぶ3DダンジョンRPGも手軽で良いですが、
大画面で楽しむ3DダンジョンRPGはやはり没入感があります。


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「ニャンニャンどぐぁ」も健在だ!(笑)



…ただ、PC向けの移植として「これはどうなのか?」と思わざるを得ない部分がいくつか。
最初に気になったのは「ゲーム終了コマンドがゲーム内に存在しない」点。
ゲームをやめるときは、ウインドウ右上の「×」ボタンを押すなり、
タスクバー右クリックから終了するなりする必要があるのです。
筆者、こんなPCゲームを初めて見ました(笑)
このゲームのデフォルトではウインドウモードで立ち上がるため、
さほど問題ではないかもしれませんが、後述する設定変更を行ってると地味に面倒。

2つ目は「(PC向けの)コンフィグ機能が存在しない」点。
メッセージスピードとかスペル名の変更だとか、
そういったゲーム内の設定変更はできるのですが、
解像度の変更、フルスクリーンとウインドウの切り替え…などといった、
PCゲームならできて当たり前のコンフィグ機能がこのゲームにはありません。

…ただ、これはゲーム内にこれらの設定機能がないというだけの話で、
インストールフォルダにある"Elminage.ini"ファイルを直接書き換えることで、
設定変更が可能になります。
重要だと思われるのは以下の値。
・Width:ゲーム画面の幅
・Height:ゲーム画面の高さ
・FullScreen:フルスクリーンかどうか(1でフルスクリーン)
・AntiAlias:画面にアンチエイリアスをかけるかどうか(1で有効)
筆者はこれを変更して1920×1080、アンチエイリアス有効で遊んでいます…が、
正直、これくらいゲーム内で変更できても良いんじゃないかと。

3つ目は「ゲームパッド非対応」。
基本的にキーボード操作のみ(コマンド入力のみマウス操作対応)で、
ゲームパッドには対応していません。
…とは言え、ゲームパッドをキーボード操作に割り当てるJoyToKeyを活用すれば、
コンシューマ版とほぼ変わりない軽快な動作を実現できます。
但し、ダンジョン内でキャンプに入る操作に独自キー([Q]キー)が割り振られているため、
この点キャンセルボタンと兼用のコンシューマ版に慣れてると戸惑うかも。
(なおこのキャンプに入るための操作とダンジョン内でのセーブ等の機能呼び出し操作、
製品の説明書(と言ってもtxtファイル1つ)に書いてない…
公式ページには書いてあるのに!)
elmiPC_360ctl

↑筆者の環境(Xbox360コントローラ使用)ではこんな感じにJoyToKeyに割り振ってます。


現状、コンシューマ版にあったフェイスロード機能
(任意の顔グラフィックをゲーム内で使用する機能)が使えないのも残念な点ですが、
公式ページでこの機能を追加するパッチがリリースされる事は予告されているので、
出来るだけ早くリリースして頂きたいところ。



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ともかくPCゲームとしては正直どうか…と思わされる点はありますが、
ロード時間は皆無でプレイ感覚は非常に快適です。
指輪と神々を巡る冒険者の物語に初めて触れるのにも、
また久しぶりにハルドラ・イールの地に戻ってくるにも、
このPC版はそう悪くないのではないか、と思ってみたり。



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みんな大好きハルモニさんやとにかく逃げやすい志村にも、
高解像度でまた会えるぞ!(笑)

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この記事へのコメント

1. Posted by BabCat   February 14, 2016 14:55
いつもお疲れ様です。
PC版も基本的には単純移植ニャンですよねぇ??どうにも懐かしくなったので買ってみようかニャアと思っておりミャす。
もう既に導入済みとは思いミャすが、2/10にパッチでゲームパッド対応&フェイスロード導入が行われたようなので感想を伺いたいところです。

というかちゃんと要望に対応してくれる開発ってありがたいですよニャア…(遠い目)
2. Posted by jzunkodj4y   February 14, 2016 22:00
PSPのダウンロード版をベースにしたほぼベタ移植と思って頂いて問題ないかと思います
(クリア後にモンスターとの結婚があるのも確認しました)。
BGMが差し替えられているようですが、個人的にはそんなに違和感はありませんでした。
ゲームパッドはXbox360コントローラーなら違和感なく操作できます。
他のゲームパッド使用だともしかしたら辛いものがあるかもしれませんが、その辺はまた改めてまとめて記事にしようかと。

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