October 01, 2017

DRPGは脳に焼き付く 後で気が付くそしてニヤつく『塔亰Clanpool』体験版

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9/25から配信が開始されている、『塔亰Clanpool』体験版。
筆者、今週は忙しくなかなかプレイ時間が取れなかったのですが、
5時間ほどかけて体験版をクリアしたのでその感想を残しておきます。

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『塔亰Clanpool』の舞台は近未来の東京。
自衛隊の後継組織・自警隊すら歯が立たないモンスターに対し、
肌も露わな装備で身を包んだ美少女閣僚「ギィン・ドールズ」の4人が、
突如現れたダンジョン「黒界議事塔」に挑む…という、
まさにコンパイルハートらしい3DダンジョンRPGです。

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ゲーム開始直後の状況説明。
簡潔にわかりやすくて良いですね。

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本作の特色は、何と言っても快適なプレイ感覚。
移動のテンポが非常によく、1度足を踏み入れた場所は自動移動可能。
戦闘はあらかじめ行動を決定しておき(1人につき最大5回の行動ができる)、
Rボタンを押すだけでザコ戦は楽々。
さらにスタートボタンを2回押すことででエフェクトを全カットでき、
1回の戦闘が本当に「あっ」という間に終了します。

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戦闘終了後には強化されたアイテムが手に入ることもあり、
レアリティが「国宝」や「神器」のアイテムには特殊なスキルが付くなど、
アイテムハントの楽しさも健在。
いわゆる「ハックアンドスラッシュ」の流れを非常に軽快なテンポで実現しており、
テンポについては各種3DダンジョンRPGの中でも頭一つ抜けている印象です。

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「内閣」をモチーフにしているだけあって、「支持率」の要素もあり。
ダンジョンを突き進んで戦闘をこなしていると国民からの支持率が高まり、
支持率が高まるにつれてキャラクターの性能上昇や、
アイテムドロップの確率変動が起こります。
同時に支持率の変動に応じて画面上部に国民の声が表示される…など、
何かと殺伐としがちな3DダンジョンRPGに対する良いアクセントとなっている印象。

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「ガジェッティア」と呼ばれるサブキャラクターを育成する要素もあり。
ガジェッティアは各キャラクターに同行させて戦闘で経験値を得るほか、
強化素材を与えてレベルアップしたり、
進化素材を与えて新たな形態に進化させることが可能。
(いわゆるF2Pのゲームの成長システムに近い)
ガジェッティアは装備したキャラクターの能力を"乗算で"強化するので、
ある程度数が集まってくるとこの組み合わせを考えるのが楽しくなってきます。


ただ、体験版の難点としては「最序盤があまりにも退屈」なこと!
テンポの良さは最序盤でも実感できるとは言え、
コンパイルハート製3DダンジョンRPG伝統の広大なマップは最初から健在で、
戦闘の発生頻度も高く取れる戦略も極めて単調、
さらにこの時点では先述のガジェッティアも大して機能しない…など、
とにかく地味な探索になってしまっています。

しかしながら「3階のボス戦を突破する」とその印象は一変。
ここでダンジョンの脆い壁を壊して進めるようになる「壁壊し」の機能が解禁され、
一気に探索範囲と自由度が広がります。
壁は無制限に壊せるわけではなく、手持ちの「電池」の残量と引き換えなので、
この辺のリソース管理を考えて退くか進むか…と悩めるのもまた楽しい。
ちょうどこの辺りでガジェッティアも複数持てるようになって、
アイテムも強力なものが出てくるようになり、
さらに新たなダンジョンギミックも続々登場する…と、
3階までの退屈さが嘘のように面白くなってきます。

要素が揃ってくると実に面白い…と感じただけに
この最序盤の印象の悪さは「もったいない」と思ってしまいます。
(最序盤のダンジョンの構造をもう少しコンパクトにして、
密度を上げれば印象の悪さは少し減るんじゃないかと)



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今までに公開されている情報の範囲では
既存の3DダンジョンRPGの"Fork"である印象が強かったこの作品ですが、
実際に体験版を遊んでみると、それらの影響だけに留まらず、
むしろ圧倒的なテンポで昇華させた"フリースタイル"を筆者は感じてみたり。

いわゆるおさわり要素の「エーテル感応」が体験版の範囲では実装されていないなど、
この作品についてまだまだ未解明な部分は多いのですが、
何はともあれ、筆者は製品版が楽しみになりましたよ。


※2017/12/30追記:
製品版の感想記事を作成しました。

jzunkodj4y at 23:59│Comments(0)clip!3DダンジョンRPG感想 

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