埼玉県飯能市で犬の死骸(しがい)が大量投棄された事件で、廃棄物処理法違反容疑で逮捕された動物葬祭業の阿部忍容疑者(71)が飼い主に対し、「骨を返します」と約束してペットを引き取っていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。実際には火葬せず、別の骨を渡した疑いがあるとみて、県警生活環境2課などは詐欺容疑も視野に捜査している。
 捜査関係者によると、阿部容疑者は3月19日、同県川口市の女性(80)から死んだ犬の引き取り依頼を受けた際、「火葬後に骨を返します」と約束。しかし、実際には飯能市の山中に死骸を捨てていた。
 阿部容疑者は動物の骨を女性に渡したが、火葬していないことから、同課は預かったペット以外の骨とみている。他の客の中にも「戻ってきた骨は飼っていたペットのものと違う気がする」と話す人がいるという。 

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