全面開示を命じた主文言い渡しの瞬間、東京地裁103号法廷に詰めかけた原告や支援者の間からはどよめきとともに、「よしっ」という声が上がった。閉廷時には法廷全体から喜びの拍手が巻き起こった。

 原告の一人で元毎日新聞記者の西山太吉氏(78)は判決後、東京・日比谷公園内の「松本楼」で会見し、「一種の革命が起こった。(判決をきっかけに)情報開示が進展していけば」と評価した。その上で、「訴訟は政権交代前から始まっていたが、政権交代前後で国側の主張は全く変わった。日米同盟のあり方に問題を投げかけるものだ」と述べた。原告共同代表で立正大講師の桂敬一氏は「完全勝訴だ。(情報公開の)壁をぶち破った。判決がどこまで踏み込むか注目したが、国民の知る権利が侵害されていると指摘したことは大きい」と語った。

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