東京地検特捜部による小沢一郎民主党幹事長への事情聴取を控えた23日午前、与野党の議員からは、資金管理団体の政治資金規正法違反事件に関し、小沢氏に国民への説明責任を果たすよう求める声が上がった。与野党双方とも聴取の行方を注視している。
 民主党の細野豪志組織委員長は同日午前、読売テレビの番組に出演。小沢氏が事件に関する詳しい説明を避けていることについて「事件が動いている中で知っている情報をしゃべるのが説明責任とは思っていない」と擁護した。ただ「一定の区切りが付いた時にわれわれとして説明が必要だ」とも語り、小沢氏自身を含め党として何らかの国民向けの対応を検討する考えを示した。
 社民党の福島瑞穂党首は党大会でのあいさつで、小沢氏を念頭に「捜査を見守ることも必要だが、政治家として国民に真摯(しんし)に説明することも必要だ」と強調。同時に、政治不信を払しょくするため、企業・団体献金の全面禁止に向けた法改正に取り組む決意を示した。
 社民党大会には鳩山由紀夫首相も来賓として出席、あいさつしたが、小沢氏聴取を含めて「政治とカネ」の問題には一切言及しなかった。首相はこの後、新幹線で東京を出発、視察先の栃木県に入った。
 一方、自民党の平沢勝栄衆院議員はTBSテレビの番組で、首相や小沢氏が野党時代に自民党議員の不祥事を厳しく追及していたことに触れ、「逆になったのだから、きちんと説明すればいい。なぜ野党の時に言っていたことと違うのか」と批判した。 

【関連ニュース】
「大政翼賛会」は続かない~民主・渡部元衆院副議長インタビュー~
捜査は検察の政権つぶし~高嶋良充筆頭副幹事長インタビュー~
「小沢独裁」は作られた虚像~民主・輿石参院会長~
労組への配慮で公務員制度改革「封印」の危機
民主党と財務省の「一体化度」を検証する

復元運行決定のSL「C61」、修復作業に向け搬出 群馬(産経新聞)
大麻譲渡容疑でラッパー逮捕=女子中学生の供給源か-兵庫県警(時事通信)
神奈川県の不正経理14億円、5年間で(読売新聞)
小沢氏の聴取応諾「連絡ない」 首相(産経新聞)
バイク集団追跡のパトカー衝突、高校生2人重傷(読売新聞)