シー・シェパード(SS)のメンバーが日本の調査捕鯨船団の監視船「第2昭南丸」に違法侵入した事件で、艦船侵入容疑で逮捕されたSSの抗議船「アディ・ギル号」船長のピーター・ジェームス・ベスーン容疑者(44)=ニュージーランド国籍=が、日本人乗組員が侵入に気づく1時間以上前から第2昭南丸に乗り込んでいた可能性があることが13日、関係者の話で分かった。

 ベスーン容疑者が甲板上でSS側と連絡を取り合ってから、船室に入る様子が上空から撮影されていることも判明。撮影は、SS側が正当性をアピールする目的で行われたとみられ、SS側の撮影準備が整うのを待って船室に立ち入った可能性もある。

 海上保安庁はベスーン容疑者の侵入経路のほか、約1時間にわたる甲板上での行動状況についても詳しく調べている。ベスーン容疑者は、侵入の際に手首にけがを負っており、第2昭南丸の甲板上にはベスーン容疑者のものとみられる血痕もあったという。

 海上保安庁によると、ベスーン容疑者は日本時間の2月15日朝、第2昭南丸の防護ネットを切って侵入。日本人乗組員に、衝突し大破したアディ・ギル号の損害賠償を請求する書簡を手渡したという。ベスーン容疑者は、「侵入したことは間違いない」と容疑を認めている。

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 横浜港に入った第2昭南丸について、東京海上保安部は13日、ベスーン容疑者を立ち会わせて、侵入経路やその後の船内の行動などについて実況見分した。

 実況見分は、東京海上保安部の保安官ら約50人態勢で実施。第2昭南丸の乗組員も立ち会い、侵入経路となった船首部分を中心に当時の状況の確認を進めた。

 東京海上保安部の施設で一夜を明かしたベスーン容疑者は13日も特に変わった様子はなく、コロッケやコッペパンなどの食事を取ったといい、調べにも素直に応じているという。

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