巻頭カラーでとても面白そうな新連載が始まりました。
少なくとも第1話の段階ではとても面白い。
タイトルは「羽恋らいおん」でバドミントンを題材にしています。
このマンガの良いところは、主人公が熱血で間抜けだということです。
主人公「羽柴レオ」は中学生で、話は県大会の決勝から始まります。
レオは試合前に絶対勝つと気合いを入れるのですが、その理由が好きな女の子とデートするためという、スポーツマンシップもなにもない欲にまみれたものなのです。
しかも、その下心丸出しのモチベーションにより本当に試合に勝ってしまいます。
私はバドミントンをやったことがないので、絵からは判断できないのですが、どうやらレオの動きは初心者レベルらしく、気合いと根性だけで勝利をもぎ取ります。
明らかに、この主人公の設定は本来ならギャグマンガの住人のものです。
普通のマンガであれば、動機は不純であるがポテンシャルを秘めているので指導者や上級生に目をつけられて競技を始めるや、競技力は低いが熱意は人一倍なので努力をするとするハズなのに、この主人公は公式戦でしっかり結果を残すという暴挙に出ています。
おそらく「羽恋らいおん」は真面目にバドミントンを扱うのでしょうが、主人公の行動原理をバドミントンとは無関係にし、それなのにバドミントンは強いとする、チャレンジングなマンガを描く作者の石坂リューダイさんに期待せざるを得ません。
さて、「県優勝したらデート」の約束のために頑張ったレオですが、試合の後、女の子にその約束を一瞬で反故にされます。
その女の子、アサミちゃんには実は彼氏がいたようです。
レオ、マジで不憫すぎる。
しかし、振られたことに打ちひしがれるレオには新たな出会いが待っていました。
偶然にもバドミントンに興味があるという女の子と仲良しになります。しかも可愛い女の子。
今度はその女の子、ミカちゃんのためにバドミントンに打ち込むレオですが、あるとき雨の中で涙を流すミカちゃんを見かけます。
早速、ミカちゃんのもとへ駆けつけると、ミカちゃんは彼氏と進学する高校のことで別れてしまったと話します。
彼氏いたんかーい!!!
ミカちゃんを置いて、ひとりレベルの高いところへ進学を決めた彼氏にミカちゃんは悲しくなって泣いています。
そこへ、レオは自分がミカちゃんと同じ学校へ行けばさみしくないと言い、ミカちゃんへ同じ学校へ行けたらキスしてくれとお願いします。
なにやらぶっ飛んできましたが、ミカちゃんはなんと頬を赤くしながらレオに対して頷きます。
そして、キスのために猛勉強をするレオ。
なんと本当にミカちゃんと同じ高校に受かってしまいます。
努力が報われたレオ。よくやった!
電話でミカちゃんに合格の連絡を入れ、キスの約束について話そうとするのですが、なんとミカちゃんは例の彼氏と同じレベルの高い高校に挑戦し合格したというのです。
ミカちゃんと約束したはずの高校に一人で行くことになってしまったレオ。
本当に不憫すぎる。
レオ君には竹野嘉恵さんの「ガチ恋バトル」を読んで女の子について勉強してもらいたい。
それにしてもひどすぎる。
レオは女の子に絶望するのだが、このシーンは是非実際に読んで欲しい。
個人的にツボです。
高校に入学後、レオはバドミントンのことなど忘れ、柔道という男だけのキラキラした世界へのめりこみます。
柔道の世界でも才覚を伸ばすレオ。なんと、柔道歴2週間にして部内のレギュラー争いに顔を出します。
えっ? バドミントンは?
もしかして本当に柔道マンガになるの?
と一瞬思ったのですが、大丈夫でした。
柔道の練習後、ふとバドミントン部の練習を目にするレオ。
バドミントン部の中にとても可愛い女の子を発見し、思わず体育館のど真ん中で告白してしまうのでした。
最後までギャグマンガの住人で安心しました。
今後、真剣にバドミントンを始めることになるのでしょうが、笑いと熱さを両立する良いマンガになることを願っています。
次回も楽しみです。
少なくとも第1話の段階ではとても面白い。
タイトルは「羽恋らいおん」でバドミントンを題材にしています。
このマンガの良いところは、主人公が熱血で間抜けだということです。
主人公「羽柴レオ」は中学生で、話は県大会の決勝から始まります。
レオは試合前に絶対勝つと気合いを入れるのですが、その理由が好きな女の子とデートするためという、スポーツマンシップもなにもない欲にまみれたものなのです。
しかも、その下心丸出しのモチベーションにより本当に試合に勝ってしまいます。
私はバドミントンをやったことがないので、絵からは判断できないのですが、どうやらレオの動きは初心者レベルらしく、気合いと根性だけで勝利をもぎ取ります。
明らかに、この主人公の設定は本来ならギャグマンガの住人のものです。
普通のマンガであれば、動機は不純であるがポテンシャルを秘めているので指導者や上級生に目をつけられて競技を始めるや、競技力は低いが熱意は人一倍なので努力をするとするハズなのに、この主人公は公式戦でしっかり結果を残すという暴挙に出ています。
おそらく「羽恋らいおん」は真面目にバドミントンを扱うのでしょうが、主人公の行動原理をバドミントンとは無関係にし、それなのにバドミントンは強いとする、チャレンジングなマンガを描く作者の石坂リューダイさんに期待せざるを得ません。
さて、「県優勝したらデート」の約束のために頑張ったレオですが、試合の後、女の子にその約束を一瞬で反故にされます。
その女の子、アサミちゃんには実は彼氏がいたようです。
レオ、マジで不憫すぎる。
しかし、振られたことに打ちひしがれるレオには新たな出会いが待っていました。
偶然にもバドミントンに興味があるという女の子と仲良しになります。しかも可愛い女の子。
今度はその女の子、ミカちゃんのためにバドミントンに打ち込むレオですが、あるとき雨の中で涙を流すミカちゃんを見かけます。
早速、ミカちゃんのもとへ駆けつけると、ミカちゃんは彼氏と進学する高校のことで別れてしまったと話します。
彼氏いたんかーい!!!
ミカちゃんを置いて、ひとりレベルの高いところへ進学を決めた彼氏にミカちゃんは悲しくなって泣いています。
そこへ、レオは自分がミカちゃんと同じ学校へ行けばさみしくないと言い、ミカちゃんへ同じ学校へ行けたらキスしてくれとお願いします。
なにやらぶっ飛んできましたが、ミカちゃんはなんと頬を赤くしながらレオに対して頷きます。
そして、キスのために猛勉強をするレオ。
なんと本当にミカちゃんと同じ高校に受かってしまいます。
努力が報われたレオ。よくやった!
電話でミカちゃんに合格の連絡を入れ、キスの約束について話そうとするのですが、なんとミカちゃんは例の彼氏と同じレベルの高い高校に挑戦し合格したというのです。
ミカちゃんと約束したはずの高校に一人で行くことになってしまったレオ。
本当に不憫すぎる。
レオ君には竹野嘉恵さんの「ガチ恋バトル」を読んで女の子について勉強してもらいたい。
それにしてもひどすぎる。
レオは女の子に絶望するのだが、このシーンは是非実際に読んで欲しい。
個人的にツボです。
高校に入学後、レオはバドミントンのことなど忘れ、柔道という男だけのキラキラした世界へのめりこみます。
柔道の世界でも才覚を伸ばすレオ。なんと、柔道歴2週間にして部内のレギュラー争いに顔を出します。
えっ? バドミントンは?
もしかして本当に柔道マンガになるの?
と一瞬思ったのですが、大丈夫でした。
柔道の練習後、ふとバドミントン部の練習を目にするレオ。
バドミントン部の中にとても可愛い女の子を発見し、思わず体育館のど真ん中で告白してしまうのでした。
最後までギャグマンガの住人で安心しました。
今後、真剣にバドミントンを始めることになるのでしょうが、笑いと熱さを両立する良いマンガになることを願っています。
次回も楽しみです。