アモンケットが発売され既に1ヶ月以上が経過しており、デッキの研究も進んでいるのではないでしょうか。
どんなカードを握るかは人それぞれで、そこがマジックの面白いところでもあります。
僕の場合はというと、黒単ゾンビに注目しています。
黒単は自分で作った最初の構築デッキで愛着があり、しかもゾンビとくればなんだかクリーチャーを操るウィザードぽさがまして、非常に興味をそそられてしまいます。
また、サンティアゴGPやモントリオールGPでもベスト8の結果を残し、ぐいぐい来そうな感じ。

一方で、僕はあくまでもカジュアル勢でトーナメント等は特に興味がなく、自分のデッキ作成を考えるほうに楽しみを覚えるので、今回は黒単ゾンビをベースに少し前のカードを無理やりぶち込んでみようと思います。

ひとまず、モントリオールGP Best8のデッキはこちら
戦墓の巨人に墓所破り、無情な死者、戦慄の放浪者など、ゾンビを惜しげもなくそろえています。
順番にゾンビを出していってリリアナの支配を繰り出せば戦場はゾンビまみれですね。
まさにゾンビの性質を体現しているとも言えます。

さて、こんなに素晴らしいゾンビデッキを未熟な僕が荒らしてしまうのは申し訳ないのですが、カードケースの底に眠っていたカードを引っ張り出して、ちょっと作り変えてみました。
そのデッキは以下のとおり。

・黒単
沼 17
ウェストベイルの修道院 2
亡骸のぬかるみ 1
-土地 20

戦慄の放浪者 4
墓所破り 2
ズーラポートの殺し屋 4
無情な死者 4
捕らわれの宿主 3
屑鉄場のたかり屋 2
栄光の神バントゥ 3
戦墓の巨人 4
息詰まる忌まわしきもの 4
-クリーチャー 30

闇の掌握 4
完全無視 2
-インスタント・ソーサリー 6

リリアナの支配 4
-その他 4


そもそもの構築モチベーションとしては、アモンケットで神であるのにもかかわらず注目度の低いバントゥをどうにかして使いたいというところから来ています。
バントゥは威迫、破壊不能をもっていますが、その能力により味方クリーチャーが死んで初めて戦闘に参加できるようになります。
そして、二つ目の能力に黒シンボルを含む2コストを払い、味方を1体生贄にすることで占術1と1点ドレインをすることができます。
1点ドレインと聞けば思い出すのはもちろんズーラポートの殺し屋です。
ズーラポートの殺し屋とバントゥを並べて、適当なクリーチャー、今回で言えば墓地から何度も手札・戦場に戻ってくるゾンビ君たちを生贄にささげ続けることで、ひたすら相手からライフを吸い取られるではありませんか。
さらに、息詰まる忌まわしきものもいればドローが加速してさらにうれしい。
少しずつライフを削ったあとはウェストベイルの修道院を変身させてフィニッシュが一番気持ちよいでしょう。

ゾンビカードを集める間にBFZを思い出して、ちょっと試してほしいデッキです。