さて、前哨戦としてウイングガンダムEWを簡単に紹介したい。
「こちらはBB戦士のNo.366番で発売日は2011年6月11日です」
お値段は現在880円(税込)ね。
「実はこちら、発表当時ちょっと界隈が沸きました」
この時期って割とSDが低調だった時期で、そこに急にこれの情報が出たからね。
「また、この時期は肘可動って全くなかった時期なんですが、これの初報時に『肘関節があった』ことも沸いた理由かと思います」
蓋を開けたらこの翌年に展開するLBBの前哨戦的なキットだった訳だ。
「現在でもエクスタンダードで使われている新規ポリキャップであるPC-303を初使用したキットなんですよね」
このポリキャップ、なんやかんやでSD/CSフレームやSJPフレームにも結構影響しているある意味SDにおけるターニングポイントなポリキャップで、そういった意味でこのキットはマイルストーン的な立ち位置だった。
肘もそうだけど、それまでは限定的だった肩の引き出し機構をデフォでやるようになったしな。
「で、キットとしても価格や構造的にどうしようもない部分を除くと割と色分けがしっかりしています」
武装はビームサーベルこそないものの、シールドとバスターライフルはしっかり押さえてる。
「と、言うか、これらがないと色々始まらない物ではありますけどね」
上記の通りサーベルこそないものの、BBオリジナルギミックでバスターライフルとウイングを合体させて大型ブレードにできる。
「ブレードって言うか、叩く系の質量兵器にも見えますね(汗」
ノリとしてはサンドロックのクロスラッシャーっぽいなぁとは思った。
「バード形態への変形も可能です」
そのため、若干背面の見栄えが悪いものの後頭部にシールドジョイント受け穴があったりする。
「地味にバスターライフルのカウルを動かすなどの頭に干渉しない様な差し替えもあったりします」
この辺は当時のSDの頭の大きさが影響しているかな?
・・・
ちなみに、箱は縦横こそ当時の500円サイズだけど高さが結構高い。
「今じゃSDWで珍しくないサイズですけど、当時としてはかなり目立ちましたよね!」
・・・
上でも書いているけどこのキットがPC-303の初使用キットで、後期BB戦士の方向性はこれで決まったようなモンだったと思う。
「ただ、LBB以降とは若干フォーマットが違う部分もあり、まだ手探りだった箇所も見受けられました」
とは言え、結構気合入ったキットでもあるんだよね。
「前述の通りどうしてもパーツ分割での色分けの困難そうな吹き返し部分やウイングを除くと大部分の色分けがしっかりしてて、地味にBB戦士における『オーパーツ』めいた部分があります」
意外に思われるかもだけど、この価格帯でここまで極限までシールに頼らない構造は以後はあまりないんだよね。
「LBBとかでは多少値が上がりますし、2014年以降はそのLBBですらここまでの色分けがなされなかった時期もあったりします」
・・・
個人的に、このフォーマットで他四体も欲しかったなぁと。
「出るんだったら『敗者~』の各種装備も作ろうかって気にはなりましたよね!」
ただ、2011年はこの後クシャトリヤを出しただけで止まり、2012年からSDはリブートしていく流れになる。
「その際も現行(当時はAGEやUC)であったりLBBであったり、また、BB戦士とは縁深い『逆シャア』周りがメインであったりと、当時特に何かの周年ではなくコミカライズ展開をしていた状態でしかなかったガンダムW EWは流石に出してはもらえませんでしたね」
まぁ、まだよくウイングEWだけでも出たよなとは思うよ。
「ちなみに、このキットは構造上ウイングゼロEWは想定されていませんでした」
ランナーにその辺の差し替えとかの考慮が全くなされていないんだよね。
「当時はまだ『流用可能な対応』ってそこまでされていませんでしたからね」
この辺もどっちかと言うとBB戦士最後期や、それ以後のクロスシルエット辺りでようやく~って印象はあるかな?
・・・
「ウイングゼロEWの現行3キットはMGSDを組んでから比較も兼ねてやって行きたいと思います」
MGSDは明日から組んでくよ。
「こちらはBB戦士のNo.366番で発売日は2011年6月11日です」
お値段は現在880円(税込)ね。
「実はこちら、発表当時ちょっと界隈が沸きました」
この時期って割とSDが低調だった時期で、そこに急にこれの情報が出たからね。
「また、この時期は肘可動って全くなかった時期なんですが、これの初報時に『肘関節があった』ことも沸いた理由かと思います」
蓋を開けたらこの翌年に展開するLBBの前哨戦的なキットだった訳だ。
「現在でもエクスタンダードで使われている新規ポリキャップであるPC-303を初使用したキットなんですよね」
このポリキャップ、なんやかんやでSD/CSフレームやSJPフレームにも結構影響しているある意味SDにおけるターニングポイントなポリキャップで、そういった意味でこのキットはマイルストーン的な立ち位置だった。
肘もそうだけど、それまでは限定的だった肩の引き出し機構をデフォでやるようになったしな。
「で、キットとしても価格や構造的にどうしようもない部分を除くと割と色分けがしっかりしています」
武装はビームサーベルこそないものの、シールドとバスターライフルはしっかり押さえてる。
「と、言うか、これらがないと色々始まらない物ではありますけどね」
上記の通りサーベルこそないものの、BBオリジナルギミックでバスターライフルとウイングを合体させて大型ブレードにできる。
「ブレードって言うか、叩く系の質量兵器にも見えますね(汗」
ノリとしてはサンドロックのクロスラッシャーっぽいなぁとは思った。
「バード形態への変形も可能です」
そのため、若干背面の見栄えが悪いものの後頭部にシールドジョイント受け穴があったりする。
「地味にバスターライフルのカウルを動かすなどの頭に干渉しない様な差し替えもあったりします」
この辺は当時のSDの頭の大きさが影響しているかな?
・・・
ちなみに、箱は縦横こそ当時の500円サイズだけど高さが結構高い。
「今じゃSDWで珍しくないサイズですけど、当時としてはかなり目立ちましたよね!」
・・・
上でも書いているけどこのキットがPC-303の初使用キットで、後期BB戦士の方向性はこれで決まったようなモンだったと思う。
「ただ、LBB以降とは若干フォーマットが違う部分もあり、まだ手探りだった箇所も見受けられました」
とは言え、結構気合入ったキットでもあるんだよね。
「前述の通りどうしてもパーツ分割での色分けの困難そうな吹き返し部分やウイングを除くと大部分の色分けがしっかりしてて、地味にBB戦士における『オーパーツ』めいた部分があります」
意外に思われるかもだけど、この価格帯でここまで極限までシールに頼らない構造は以後はあまりないんだよね。
「LBBとかでは多少値が上がりますし、2014年以降はそのLBBですらここまでの色分けがなされなかった時期もあったりします」
・・・
個人的に、このフォーマットで他四体も欲しかったなぁと。
「出るんだったら『敗者~』の各種装備も作ろうかって気にはなりましたよね!」
ただ、2011年はこの後クシャトリヤを出しただけで止まり、2012年からSDはリブートしていく流れになる。
「その際も現行(当時はAGEやUC)であったりLBBであったり、また、BB戦士とは縁深い『逆シャア』周りがメインであったりと、当時特に何かの周年ではなくコミカライズ展開をしていた状態でしかなかったガンダムW EWは流石に出してはもらえませんでしたね」
まぁ、まだよくウイングEWだけでも出たよなとは思うよ。
「ちなみに、このキットは構造上ウイングゼロEWは想定されていませんでした」
ランナーにその辺の差し替えとかの考慮が全くなされていないんだよね。
「当時はまだ『流用可能な対応』ってそこまでされていませんでしたからね」
この辺もどっちかと言うとBB戦士最後期や、それ以後のクロスシルエット辺りでようやく~って印象はあるかな?
・・・
「ウイングゼロEWの現行3キットはMGSDを組んでから比較も兼ねてやって行きたいと思います」
MGSDは明日から組んでくよ。