2019年10月16日

Fountains Of Wayne / Fountains Of Wayne

Fountains of Wayne [12 inch Analog]
20代前半のころは音楽を雑誌にも夢中になっていたし、それを介して文通をしたこともあった。

そのうちの一人は地元で今もやり取りをしているが、もう一人の年下の女性は何をしているのだろうか。真剣にバンド活動に打ち込み、CDを出すなんていう話聞いたような気がする。

彼女は定期的にミックステープを送ってくれて、既にそのころ疎くなっていた音楽シーンに再び興味を持つことができた。そう、僕はFountains Of Wayneも知らなかった。

彼女が教えてくれたFountains Of Wayneの1stはだから今でも何やら甘酸っぱい思い出とともにある。別に恋愛とは無関係だったんだけれど。

まあ、音楽も甘酸っぱいし、少なくとも彼らのベストと言っても良い出来かもしれない。少なくともWeezerの1stを聴いた時と同様の見つけた感があった。



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2019年10月11日

Stereolab / Refried Ectoplasm:Swiched On Vol.2

REFRIED ECTOPLASM: SWITCHED ON VOL. 2 [2LP] (CLEAR COLORED VINYL) [Analog]
幸せな時代。彼らの7インチやら、コンピレーションやらに姿を見つけそれを蒐集すること。少しだけそんな経験をした。

ステレオラブほどそのセンスがあふれ出るバンドもいないだろう。そのクオリティにも圧倒される。

オリジナルアルバムじゃなくて、シングルだからこそ覗ける本当の姿を楽しめる絶頂期のコンピレーション。



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2019年10月10日

「ジョーカー」

あまりに前評判がすごかったので、見終わった後にはぽかんとしてしまったのだが、釘付けになるホアキンフェニックスの動き、予想される展開が見事に当たりながらも腑に落ちるストーリー、絵になる映像。

これは納得ずくの作品だと言えよう。

予定調和のド派手なアクションがないのも良いし、プロトタイプな劣等生の悲話でもない。

でも、ジョーカーの悲しさ、憂鬱さによっては、自分ならもう少し早くに暴発していたかも、はたまたずっと踏みつけられ、蹴られながら、面従腹背で生きていたかもしれない。でも、自分には助け・救いがあった。




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2019年10月07日

Love / Forever Changes

Forever Changes [12 inch Analog]
当然かもしれないが、当初はエキセントリックに過ぎるように感じたそのサウンドに親和性を感じることは少なかった。

当時からちょっとした幻の名盤的な存在であったこの作品は、ノーマンブレイクは当時の雑誌の中でフェイバリットソング10曲の中に"Alone Again Or"を入れていたし、その後のトリビュートアルバムにも参加するぐらいだったのだから、TFC狂の自分としてはもちろん素通りすることはできなかった。

しかしながら、バーズ〜ラヴ〜ドアーズというエレクトラの"推し"の系譜を想像しながら、セールス的にはこぼれながらも、この美しいアコースティックサウンドはやっぱりフォークロックの名盤と呼ぶべきだろう。



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2019年10月03日

The Doors / Waiting For The Sun

WAITING FOR THE SUN [CD] (50TH ANNIVERSARY, REMASTERED)
ドアーズファンの見方は分からないが、自分としては1st、2ndが名盤。3rdは及第点。それ以外は駄作というのが、正直なところである(まあ、つい最近までドアーズを全く評価していなかったんだし、耳がおかしいと思ってもらって良し)。

しかしながら少なくともジャケットはかなり好きだし、自分がバンドをやっていたなら、このジャケットのオマージュ作品をやりたいと思う(タイトルも好き)。

ドアーズらしさっていうのを、オルガンとかシャウトとかに求めるのであれば、この作品がドアーズらしい最後の作品じゃないかと思う。この作品では作風が拡散していくとともに、出来不出来の幅を大きく広がっていっているように思う。

段々、他の同時代のアメリカンロックに近づいて行って、さらにそこから劣化したようなバンドになって、最後にはジムモリソンの声だというのも疑わしい「LAウーマン」に至る。その過程に驚く。


k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │pop rock 〜60s 

2019年10月02日

Isley Brothers / Heat Is On

Heat Is On by Isley Brothers
とろけるアイズレーブラザーズの作品は何を聴いても外れ無しというか、いずれも恐るべき水準であるように思うが、困ってしまうのは、どのジャケットも同じに見えてしまうことである。したがって、どの作品を所有していたのか、他のグループ、ミュージシャンに比べて認識しづらい(これは個人的問題であるが)。

そもそも"For The Love Of You”はホイットニーヒューストンの作品であったし、"If You Were There"はワム!のものであった自分にとって、シュガーベイブ"Downtown"つなぎからの「3+3」の衝撃は忘れ得ない。

この作品も甲乙つけがたいような作品であり、ねちょねちょのファンクも良いが、やはりそのバラード曲を前に耳をそばだて、ため息をつくことしかできない。


k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │soul,jazz 

2019年10月01日

The Doors / The Doors

The Doors [Explicit]
洋楽ロックなるものに興味を持ったほぼ時期にもっとも印象深かったバンド。多分ほぼ同時期に映画も公開されるなんて言う情報もあったのも影響したに違いない(結局、映画は未見であるが)。

この1stとジミヘンドリックスの「エレクトリックレディランド」は同じころに手に入れ、その後オルタナティヴ、アノラックの波をかぶり、一緒に処分した。

分かりづらい音楽、クラシックなるもの、様式美を悪と考え、分かりやすさ、循環コード至上主義となった。これはほぼ最近までそんな感じだったのだが、ようやくいわゆる難解さやアヴァンギャルド、アーティスティックなものも面白がれるようになってきた。

村上春樹氏がドアーズの初期3枚と、「LAウーマン」だったかを絶賛するその好みにはずっと違和感を覚えていたのは事実だし、例えば「ラストタイムインハリウッド」なんかでもちょっと垣間見れるジムモリソンの良い男感が、ずば抜けていたこと、そして時代性を含めたその詩情がこのバンドの魅力の大きな要素だと思うけれど、いまさらながら、やはりこのアルバムは名盤だし、ドアーズが今ならメンバーの音楽的多様性も溢れた魅力的な稀有な存在であることを素直に認めることができる。

そしてただただ"アラバマソング"をかけながら子供たちの前で謎のロボットダンスを踊りたい衝動を抑えきれない。


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2019年09月25日

Cast / All Change

All Change by CAST (1995-10-16)
Castの1stアルバム。

巷ではかなりの盛り上がりを見せていたいわゆるブリットポップだったけれど、元来のひねくれ症でもあり、気分的にはそこまで盛り上がれなかった。

というか、次から次に出てくる新人の青田買い、デビューシングルの7インチを追いかけみたいな感じで、実際追っかけられないし、1stアルバムが出るころには既にベテランバンドみたいな認識もあったかもしれない。なんともはや。

ラーズ云々の枕詞がついて回るのは仕方がないことだとしても、このアルバムにおけるテンションは全く半端ない。やったるぜ感が半端ない。

これこそシーンとともに生まれる何かだったんだろうと思う。そうブリットポップもすごいムーヴメントだったんだなあ。


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2019年09月21日

Cast / Magic Hour

マジック・アワー
ジョンパワー曰く「みんなが歌を歌って過ごすある晴れた日のハーレムで、ザ・フーとレッド・ツェッペリンが出会ったような曲もある」と言ったのは、少なくとも"ビート・ママ"ではなく、"バーン・ザ・ライト"であるとその日本語解説を訂正したい、1999年、キャストのサードアルバム。

ともすればハウリングのようなギターの響き、音色とフックのきいたメロディ、そしてダミ声。

これまた素晴らしいバンドだと改めて、リピートが激しい"マジックアウアー"を一緒に口ずさむ。



k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │pop rock 90s 

2019年09月20日

Primal Scream / Primal Scream

Primal Scream [12 inch Analog]
個人的にはメリーチェインの「サイコキャンディ」に与えられている称賛や形容詞なんかは、ニューオーダーも失ってしまった、単純なスリーコードに乗せたメロディやディストーションとともに永遠にこのアルバムに封印すべきと思われる。

少なくとも全てのレイトアノラッカーは、「ソニックフラワーグルーヴ」ではなく、この作品を最大限の愛情をもって小脇に抱えるべきだと、"Velocity Girl"の再発を以てして今思う。

"Country Girl"に歓喜したのは、プライマルスクリームは未だこの場所にいるのだと確信したから。


k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │pop rock 80s