2018年11月30日

BMX Bandits / Serious Drugs/Little Ponny

Serious Drugs
1曲目の”シリアス・ドラッグス"はアルバムとは別バージョン。標記はリミックスとなっているが、記憶が確かならば、アルバムとは歌ってる人が違う。

アルバムではジョー・マカリンデン。このリミックスではTFCのノーマン。演奏自体は一緒。

細かい違いで、ファン以外にとってはほとんどどうでもよいところだが、やっぱりこの時期のノーマンの狂おしさが良い。


k_hiko3 at 18:58|PermalinkComments(0)│ │scotish pop 

2018年11月29日

BMX Bandits / Life Goes On

Life Goes on
BMX Bandits、クリエイション移籍しての、今考えればまさしく絶頂期。

当時、グラスゴーのバンドがほぼほぼTFC化している中で、ダグラスがジョー・マカリンデン、フランシス・マクドナルド、ノーマン・ブレイクといったソングライターを従えて真っ当なギターポップを奏でる。

そのころ、ヨシノモモコ氏が違和感を示していた当時のシーンのTFC化、BMXは「C86」至上主義についてよく理解できていなかったのだが、今となってはよくわかる。

ここからダグラス・フランシス期が始まり、「Down At The Hop」まで続くわけだが、逆に最近はTFCなんかが、BMX化しているのではとも思えなくもない。

アルバムとしてはやっぱりここまでの「C86」からの三作に思い入れがあるし、基本中の基本といった作品でもある。シングルB面"THE NEXT GIRL""Funny Face"といったオリジナル。そしてここで知った"WITCHI TAI TO”のカバーは本当によく聴いた。



k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │scotish pop 

2018年11月28日

Eugene Kelly / Man Alive

Man Alive
ユージニアス解散後、ベル&セバスチャンのローディーで来日なんていう情報もあって、場合によっては、ヴァセリンズ再結成まではユージンにとっての暗黒期と捉えることもできるのかもしれない。

これは2005年のファーストソロ。

カントリー、フォークに接近した枯れたソロなんていう形容はそれこところどころに溢れているが、エレキでもアコギでも、自分の音楽を掻きむしるユージンのこんな姿をもっともっと見たい。

当然、生計と離れた作品を生み出すことは難しく、理想論になってしまいがちでもあるんだろうけど。


k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │scotish pop 

2018年11月17日

Eugenius / Oomalama & Tireless Wireless

Oomalama & Tireless Wireless
元ヴァセリンズのユージン・ケリーによる新バンド、キャプテン・アメリカ改めユージニアスの1stに、シングルB面曲全てとラジオセッションを加えた、再発二枚組。

ヴァセリンズの後は、BMX Banditsの「Star wars」に参加。グラスゴー界隈の中では美術系でイノセントなお兄さん的な存在だと認識していた(そして素晴らしいギタリスト)。

ティーンエイジ・ファンクラブの影響によってスタートさせた新バンドのコンセプトは、ニール・ヤング&クレイジーホース、バーズ、ビッグ・スターからいくつかのコードとノイズ、上方を借りてきた、汚れたギターポップ。

分かりやすいながら、ここまでの作品を作れるのが、ユージンの才能。ユージニアスの世界を確立したといえるエッジの聴いたまさしくダイナソーJrへの回答と思える2nd「Mary Queen Of Scots」と共に、少し甘くてダルい名盤。

BMX Bandits「C86」を裏「Catholic Education」とするなら、裏「Bandwagonesque」は当然、この作品しかない。

当初のドラマーはTFCのブレンダンを考えていたとか、コンセプトが分かりやすすぎて、そういう裏話も最高に面白い。

このアルバムの牛はシュライヒなんだなとか知るのは、このアルバムを最初に手に取ってから、10年は経っていたかな。


k_hiko3 at 12:19|PermalinkComments(0)│ │scotish pop 

2018年11月15日

Cymbals / That's Entertainment

That's Entertainment
90年代の女性ボーカルグループの中でも、もっともクオリティの高い印象のあるグループ。いやブリリアントグリーンと双璧になるのか?

記憶を掘り起こすように最近90年代物を聞きほじっている。このアルバムもと思ったが、どうやら初期のシングル盤聞きこんでいたようで、アルバム全体としての印象はあんまり残っていない。と言うか、もっと良かったはずと思った。

"Rally”を筆頭としたシングルは凄いんだけれど、じつはそのシングルでのカバー曲だとか、コステロ、ストーンズ、キンクス、オアシスなんかをパロッたジャケットであるとか、"コメディショウ"なんていうB面の名曲により興奮していたのかもしれないなあなんて思ったりしたが、シンバルズは良いです。



k_hiko3 at 13:19|PermalinkComments(0)│ │japanese 90s〜 

2018年11月09日

Linden / Rest & Be Thankful

Rest & Be Thankful
  元グルーヴィー・リトル・ナンバーズ、スーパースター、NOMのジョー・マカリンデンの新しいグループ、"リンデン"2015年のセカンドアルバム。

前作も良い出来で、気に入っていたのだけれど、今作は憑き物が落ちたかのような、グルーヴィーリトルナンバーズ初期スーパースターを思わせるようなザ・ギターポップが聴ける。

元々クラシックの素養もあるというからか、特にバラードものに関しては、袋小路に入ってしまうような、少々陰鬱なところがスーパスター後期から窺え、それは完全に好みではなかったので、これは嬉しい。完全に戻ってきたと言い切れるんじゃないかな。






k_hiko3 at 13:15|PermalinkComments(0)│ │scotish pop 

2018年09月16日

Yo La Tengo / Painful

Painful
ヨラテンゴ1993年のアルバム。静寂と轟音、美しさと暗闇。

この当時どの程度彼らを認識していたのか、ほとんど記憶がないが、「I Can Hear the Heart Beating As One」ぐらいまで、まともに聴いたことがなかったかもしれない。

自分の中では同じような立ち位置にあったが、多分もっとステレオラブのほうに入れ込んでいた。

しかしながら「Thirteen」と比べても、ずっと大人であり、かつわかりやすく、まさしく名盤の類である。そして現在までずっと質の高い作品を出し続けているという。なんてすごいんだ。



k_hiko3 at 15:09|PermalinkComments(0)│ │pop rock 90s 

2018年09月15日

Teenage Fanclub / Grand Prix

Grand Prix by Teenage Fanclub
愛すべきキャラクターだったドラマーブレンダンオヘアの脱退に伴い(レイモンドとの不和によるものと言う記事を読んだ記憶があるが、それもショッキングだった)、新たにポール・クインを迎えて制作された1995年のこの作品がTeenage Fanclubの到達点であるということについて、論を待たない。

具体的にはドラマーの交代によるリズムが強じんさ、分厚いハーモニー、ギブソンのリズムギターが全面に出たことによる視界が広がり彩りが鮮やかになった楽曲群。

先日亡くなってしまったプロデューサー、デヴィッドビアンコのサウンドプロダクションによって、強弱・濃淡が際立ち、彼らのそれまでの歩みがこのためにあったと思える奇跡的な作品であり、次作「Songs From Northen Britain」と並ぶ90年代ブリティッシュポップの金字塔、彼らの絶頂期を記録した作品である。

彼らの楽曲が97年にかけていかに充実していたかは、以下のシングルB面に収められたオリジナルの楽曲数と質の高さでもわかる。

シングル3枚すべてで2枚のバージョンをリリース。別バージョンで「Grand Prix」並みのレコードをもう一枚作れるほど。
Getting Real (Love)
Some People Try To Fuck With You (Blake)
You're My Kind (McGinley)
For You (McGinley)
Headstand (Love)
That's All I Need To Know (McGinley)
My Life (McGinley)  
Every Step Is A Way Through (Love)  
The Shadows (Blake)
Traffic Jam (Blake)
Hi-Fi (McGinley)

これに加えて、ヨラテンゴ、クリエイション、バッファロースプリングフィールド、ラトルズ、CCR、ヴェルヴェットアンダーグラウンドの名曲群で楽しませてくれたんだから、彼らに夢中にならない理由なんてなかった。

"Sparky's Dream"のCDシングル盤をトレイに入れ、ミニコンポから流れてきたあの瞬間が記憶から消えることはない。メロディの渦、口ずさみやすい、耳になじむボーカル、圧倒的なハーモニー。望む音すべてがそこにあった。これで60年代に嫉妬することはないんだと思った。

About You
Sparky's Dream
Mellow Doubt
Don't Look Back
Verisimilitude
Neil Jung
Tears
Discolite
Say No
Going Places
I'll Make It Clear
I Gotta Know
Hardcore/Ballad






k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │Teenage Fanclub 

2018年09月11日

Paste Magazineが選ぶTeenage Fanclubの20曲

詳細はこちら。アルバムの楽曲のみからの選曲とのこと(シングル、B面等は外し)。

ぱっとメロディを思い出せなかったのは17。完全に自分なら選ばないと思ったのは9、13、19。14と18が入っているのは嬉しい(結構珍しいように思えるリスト)。結構感覚的に近いかな。

1. “Ain’t That Enough” from Songs FromNorthern Britain

2. “Sparky’s Dream” from Grand Prix

3. “The Concept” from Bandwagonesque

4. “Start Again,” from Songs From NorthernBritain

5. “About You” from Grand Prix

6. “Star Sign” from Bandwagonesque      

7. “It’s All In My Mind” from Man-Made      

8. “I Need Direction” from Howdy!      

9. “Baby Lee” from Shadows

10. “Radio” from Thirteen

11. ”Alcoholiday” from Bandwagonesque

12. “Everything Flows” from A CatholicEducation

13. “Fallen Leaves” from Man-Made

14. “The Sun Shines From You” fromHowdy!      

15. “Neil Jung” from Grand Prix

16. “Speed Of Light” from Songs FromNorthern Britain

17. “I Was Beautiful When I Was Alive” fromHere

18. “Tears Are Cool” from Thirteen

19. “Shock and Awe” from Shadows

20. “Your Love Is The Place Where I ComeFrom” from Songs From Northern Britain

A Catholic Education 1曲
Bandwagonesque 3曲
Thirteen 2曲
Grand Prix 3曲
Songs From Northern Britain 4曲
Howdy!  2曲
Man-Made 2曲
Shadows 2曲
Here 1曲

ノーマン 7曲
ジェリー 8曲
レイモンド 5曲

the guardianが選ぶTeenage Fanclubの10曲



k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(4)│ │Teenage Fanclub 

2018年09月10日

スカート / 20/20

20/20(トゥエンティトゥエンティ)
前作「CALL」では若干の引っ掛かりがあったのだけど、この作品では諸手を挙げて感服するしかない。聴きやすさと言う点でも現在最高のソングライターの一人だということを確信した2017年作。

1曲目、静かな"離れて暮らす二人のために“から膨らむ期待感がずっとしぼむことがない稀有な作品。全曲がコンパクトにまとまっている。

そろそろ新作に話も出ているようだけれど、この期待感をさらに突破できるのだろうか。


k_hiko3 at 12:30|PermalinkComments(0)│ │japanese 90s〜