2017年05月29日

佐藤琢磨がインディ500を制覇した。



一時期はファンクラブに入りながらも、佐藤琢磨の実力を本当に信じたことがあったのだろうか。

18歳というレーシングドライバーとしては、あまりに遅すぎる年齢からキャリアをスタートさせたという事実から、彼のテクニックをあまりに稚拙だと感じたこともあったし、自分のスピードをコントロールできずにクラッシュを繰り返すというシーンを見続けるにつれて、その資質に疑問ばかりが積もっていったこともあった。

反面、そのキャラクターは日本人ドライバーとしては、最高の魅力を持っていたし、ルックスも含めて大衆から愛されるにふさわしい、立ち居振る舞いや強い信念を感じていたのは、衆目の一致することろだろう。

それにしても、インディ500の優勝なんて、夢にも見ることはなかった。

まぎれもなく、日本のレース史上最大の出来事である。

F1のキャリアがとん挫しながら、愛されるキャラクターによって、キャリアをつないできたという風にも思っていたが、まぎれもないそれは実力によるものだったということが今更分かったような気がした。

昨日はモナコGPを見て寝てしまった。GAORAも契約し、このレースに備える時間はあった。本当に恥ずかしい。



2017年05月27日

Ron Sexsmith / The Last Rider

THE LAST RIDER
歌詞を理解することが出来ないことで、何割かの魅力を享受できないことがもどかしいことではあるが、それを差し引いても、この稀代のメロディメーカーの多作ぶりと作品の水準の高さには感服することしかできない。

ここ数作の中でも最もオーソドックスなもの、和音をさまよいながら、普遍的な落としどころを探し落ち着いた感のあるアルバムである。

あえてハーモニーと演奏のダイナミズムが足りないとケチをつけてみたところで、それが何になる?

ブライアン・ウィルソンがコールポーターのカバー作品でたどり着こうとしたように、桑田圭祐が金太郎アメのを量産するがごとく日本人の涙腺を緩ますように、まったりと普遍の音階を鳴らしている。



k_hiko3 at 17:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │ron sexsmith 

2017年05月01日

Jesse Harris / Watching the Sky

Watching the Sky (Dig)
もっとも好みのSSWの一人、ジェシー・ハリスの2009年作。

多分、駄作と言うのもない気がするが、アルバム別の表情の彩と言っては少々物足りないのかもしれない。

味付けを変えつつ、作り続ける。だけど、ベースはぶれないみたいな感じだろうか。

ノラ・ジョーンズのブレイク後、「ミネラル」なんていう作品はかなり力の入った重い作品だったように思うが、このアルバムは軽快さが心地よい。

一周回って、ノラジョーンズも参加と言うことで、リラックス感も漂う好盤。多作家(というか、SSWは今の時代、多作しないと食べていけないのだろうし)で2017年の作品もそのうち買います。


k_hiko3 at 09:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │pop rock 00s 

2017年04月30日

直枝政広 / HOPKINS CREEK 10th Anniversary Deluxe Edition

HOPKINS CREEK 10th Anniversary Deluxe Edition
  ホプキンスクリークは10周年記念エディションで発売されている。

直枝氏自身が「古くならない作品」というようなことを言っていたが、まさしくその通りでブラウンノーズの遊び心がスパイスとなった、愛すべき作品である。

ホームレコーディング、70年代初期、フォーク・カントリー、SSWのファーストソロといったキーワードへの憧れみたいなものを、ずっと持たせてくれながら、「ラム」への親近感も含めて楽しい。

そして16を爆音で聴くのが待ち遠しくてしょうがない。


ディスク:2
  1. Peaches En Regalia (Live at 難波BEARS 2001.7.7)/直枝政広&LOVE EXPERIENCE
  2. Cinnamon Girl (Live at 心斎橋CLUB QUATTRO 2001.7.8) /直枝政広&LOVE EXPERIENCE with 羅針盤
  3. 月にかかる息/直枝政広
  4. BUFFALO/直枝政広
  5. バイ菌ロック/直枝政広
  6. 大食漢(REHEARSAL VERSION)/直枝政広
  7. LONESOME BLACK BEAR(EARLY VERSION)/直枝政広
  8. RADIO SPOT #10 #11 #12 /ブラウンノーズ
  9. 裏切り/直枝政広
  10. ひとりとふたり(DEMO)/直枝政広
  11. The Noon Song/直枝政太郎
  12. 墨堤にて/直枝政広
  13. JUICY LUCY(Early Mix)/直枝政広&ブラウンノーズ
  14. アルバトロス(Vocal Sketch Version)/直枝政広
  15. DEAR SIR/MADAM,〜牛蛙三度笠(Live at 難波BEARS 2001.7.7)/直枝政広&LOVE EXPERIENCE
  16. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう/直枝政広&ブラウンノーズ






k_hiko3 at 10:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │japanese 90s〜 

2017年04月18日

直枝政広 / ホプキンス・クリーク

ホプキンス・クリーク
驚いたのは、昨年も行われたいわき万本桜プロジェクトの中で、今年のゲストに直枝氏の演奏が行われるということだった。

運良く開演前にたどり着いた場所では、昨年の倍となる観衆に囲まれながら、くるり岸田氏がギブソンのアコースティックギターをかき鳴らしていた。

その演奏が終わるととともに、観衆は三分の一くらいになってしまったが(本当はそれ以上かもしれない)、少なくとも三倍は魅力的なブラウンノーズとのコラボレーショによる演奏が始まった。

2000年のこのソロアルバムは名盤の域であるが、南相馬市出身のブラウンノーズの味付け具合やヘロンのようなホーム・ガーデンレコーディングが行われたことなんかを理解するにつれて、「Hosono House」に比類する、パーソナルな手放せない作品となった。

ほとんどつぼみのままの万本桜の前で、声、ギターの鳴り、メロディが三位一体となって、日本のニールヤングとしか形容できない風貌で、この作品からの名曲たちや"Garden City Life""New Morning""あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう"が演じられていった。

本当に本当に最高のミュージシャンを見た。



k_hiko3 at 12:26|PermalinkComments(2)TrackBack(0)│ │japanese 90s〜 

2017年04月02日

Alicia Keys / The Diary Of Alicia Keys

ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ
年を取ることは許容することである。女性を受け入れることにかけては、多分これをかなり実践している方であると思う。

ぽっちゃりという表現をつけぬける女性でも愛でる自信が出てきた。それを意識し始めたのはいつ頃だったか。多分、ビヨンセとアリシア・キーズの存在が大きいような気がする。

映画で見たアリシア・キーズの下半身は想像の1.5倍はあったが、それにより、もっと彼女を好きになってしまったようにも思う。

最新アルバムのすっぴんジャケのすっぴんはそれほど好みではないのだが、娘には"Aint Got You”をピアノで弾き語り出来るような子に育ってほしいと思う。それがピアノを習っているということの最終形のように思える。

例えば"Brother,Brother"なんかを挟みつつ、"Don't Know Why"で締めてもらっても良い。・・・藤原さくらのピアニスト版ということになるのかな。



k_hiko3 at 13:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │soul,jazz 

2017年04月01日

Port Of Notes / Complain Too Much

Complain too much
1999年の1stアルバム。

まだ、手練れていない感じが、魅力の作品。当時思っていたよりも随分ギターポップよりに思える。

リズムリズムと言っておきながら、ベタっとしたコード弾きが大好きな自分を感じてしまう1曲目から良い。

と言うより、そういった出自より彼らをとらえたいと思いながら、より多彩な魅力に気づいていったのかもしれない。

歌いこみ過ぎないところでとどまっているところというか、ソロボーカリストになっていない、腹八分目というのはこういうことなのかと。



k_hiko3 at 18:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │japanese 90s〜 

2017年03月31日

Flipper's Guitar / Three Cheers For Our Side

THREE CHEERS FOR OUR SIDE
1989年に出されたこのCDが、CDプレイヤーには反応しなくなってしまった。まだ30年には満たないが、こういうことがどんどん増えていったら、家の中はゴミだらけということになる。

どちらかと言うと、自分より旧オリーヴ少女であった(笑)ヨメの方が思い入れのあるグループであるかもしれない。

小沢健二の新曲も子供たちと一緒に何度リピートしているのか分からないくらいで、うちの4歳の息子のフェイバリットは"美しさ"である。

未だに、日本語タイトルと英語タイトルが一致しないのがつらいところであるが、中身はと言うと、今感じる時代性が逆に魅力にも思えてくるような作品である。聴けないことがストレスになってしまったので、今回500円で再購入した。

田舎者にはなしえないものが確実にあるとこの作品を聴くと思う。


k_hiko3 at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │japanese 〜80s 

2017年03月28日

Roger Nichols / Treasury

ロジャー・ニコルス・トレジャリー[デモ&CMトラックス]
稀勢の里の優勝に見合う、似合う音楽はないだろうか?

年を経て緩みっぱなしの涙腺は、もうメロディにも反応しかかっている。

この作品は日本の音楽ファンの底力、底辺の広さを物語るまさに奇跡ともいえる発掘盤ということになるだろう。

ジャケットの素晴らしさに何度見もしてしまうということは置いといて、文字通りこの作品はそばに置いておきたい作品である。

ここまで年代ごとに作品を聴き連ねると、ロジャーニコルスという人の手癖みたいなものが分かって、それが嬉しい。



2017年03月26日

Gontiti / DUO

DUO
1997年の作品のこの作品には、それ以前にあった異質感というか、BGMであることを拒絶するような音使いから離れた、穏やかな、今イメージしたい、しやすいゴンチチの姿がある。

だから、いろんな音楽をかけつつも、ついついここに戻ってくる感覚でチョイスしてしまう。

こういった穏やかさというものを本来ゴンチチに求めるものというのが、もしかしたら違うのかもしれないなとは思いつつも、頭の中で求めていた、今日の午後に流れるBGMはこんな音的なイメージに全面的に答えてくれるようなアルバム。



k_hiko3 at 16:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)│ │japanese 90s〜