2009年02月27日

雪見酒

やけに冷えると思っていたら、雪が降ってる……今年は暖冬だったのに、二月も終わりになって降雪とは。
ってか、降雪と打とうとして交接と真っ先に変換されるATOKに絶望。
とりあえず、夜まで降り続けて積もったら、雪見酒と洒落込みたいところ。
良い具合に開けていないウォッカの小瓶が二本あるので、積もった雪に一本を埋めて、キンキンに冷やしてラッパで……それだけ降ったら、都内の交通機関に影響が結構出そうですがねw

さておき、東方Project第12弾『東方星蓮船』が発表され、例大祭にて体験版がとのことで……早苗さんが自機にってのも嬉しいですが、「難易度は勉強しました。うむ、易しげで稼ぎやすい。」こう書かれていたのが、ヘタレな私には非常に嬉しく有り難いお年頃です。
もっとも……易しげだってヽ(*´▽`)ノわーい とか喜んでいると、またノーマルノーコンクリア出来ずに、絶望しそうな気がしますがね……ええ、結局のところ地霊殿を私は未だに……。
体験版が例大祭で完成は2009夏予定とのことですから……完成までに、まだ時間はあるので、それまでには地霊殿を……次が出るまでに、せめてどうにか、と。

しかし、空を飛ぶ宝船か……宝船……タチは仰向けに横たわり、ネコがタチの片足を腕に抱いて、タチに片足を引き寄せさせて跨る体位ですね。
ネコがタチの片足を抱えてるのが、船を漕ぐ櫂のように見える、松葉くずしと騎乗位のミックス的なラーゲ。
それを踏まえて、じっくりと考えると……一枚目の画像がやけにエロく思える不思議。  
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2009年02月25日

歯科治療

昨日でやっと歯石除去が終わり、次からクリーニング。
クリーニングとクンニリングスは似ている言葉なので、たまに聞き間違えてどきどきします。
クンダリーニとかクンクタトルも似た言葉ですから、世の中には妄想を刺激し、連想させる言葉が多すぎて困ります。

ってか、クンクタトルで思い出しましたが、ローマの人名関係は色々と危険ですね。
なんたらアヌスが多すぎて、おまけにギリシャ・ローマじゃ肛門性交と同性愛は基本ですから、色々とやばいです。
同様に、セルビアとかユーゴスラヴィア方面の人名も、なんたらビッチが多くて危険。
ロシアだったら父称ですから省略できますが、ばっちりファミリーネームにビッチとついていると省略できませんし。

さておき、歯科治療が漸く一段落ってのを取引先の人に自慢したところ、親不知の件を持ち出され、半べそをかかされる冬の日でございます。
……自分が全部もう親不知抜いているからと言って……妬ましい!
ってか、あと三本ある親不知が、全てこのまま痛み出さず生涯を終えられたら、なんと幸福なのでしょうか……痛み出す、抜くと言うことを考えると、泣くほど怖い。

歯科診療台の上で、ぶるぶる震えるレミリアとか、想像すると頬が緩みますが、そう言う系統のネタは……書いていると、自らに精神的打撃が来そう。
もっとも、歯科治療が必要になる吸血鬼という時点で色々と微妙ですが、妄想をたくましくすれば、どうにかネタだけは。
書く段階になって、たくましくした屹立した妄想が、怖くて一気に萎えそうですけどw

とりあえず、妙な持論がある侍医によって全部の歯を抜歯させられたルイ14世とか、名前を聞くだけでも抜歯を連想して怖い。
フランスの太陽王ルイの、最も偉大な点はオール抜歯に耐え抜いた事だと私は思っています。それだけで尊敬できる。

エロ系作品では、良く抜歯した口でのフェラは最高とか、そう言うのもございますが……うん、抜歯はダメだ。怖い。
抜歯プレイのある作品と解体描写のある作品だと、前者は読むのに多大な勇気が私には必要です……あ、後者は全く問題ありません。
痛みや恐怖を呼び起こす、良い素材なんでしょうがねぇ……歯科関連は。
歯医者と名付けられた拷問法もあるらしいですし……聞くだけで、怖い。拷問で、しかも名前が歯医者……怖い、怖すぎる。
これから貴様を拷問にかけてやる! 方法は歯医者だ! とか言われたら、その時点で自白したくなるでしょう。私なら自白する。いや、怖くて自白すら出来ないかも知れない。

さておき、歯科治療が一段落しつつある喜びを書き記しておこうと思ったのに、どうしてこんな内容になるのやら……いやはやなんとも。
  
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2009年02月23日

東方二次創作「目」その1



     目

           作:危ない百姓


※注意書き※

 ※レミリア×フランなフラン×レミリア。リバ系統が苦手な方はご容赦
 ※一人称のフラン視点で、地の文が情緒不安定。
 ※口調とか設定などイメージに合わない場合もあるかと。その際は申し訳ありません。
 ※エロ傾向は正常な行為と固く信じるアナル。あとペニス生えます。ソフトSM要素も少し。
 ※微スカトロ要素含みます。糞便は連想もダメって方はご注意。頻出単語「うんち」。
 ※ホラー? っぽい要素あります。
 ※こちらの作品は東方夜伽話に2009年2月22日に投稿させていただきました。








 点々と血が飛び散った石畳に両手と膝を突き、私はひたすら頭を下げていた。
「ごめんなさい……ごめんなさい、お姉様……ごめんなさい、ごめんなさい……」
 サイドテールにしている金髪が床に垂れ、ゴミや埃が付着するのも構わず、私は跪き許しを乞う。
 おでこと石畳がぶつかって、ごつごつと音が響くぐらい、懸命に頭を下げ続ける。
「いいのよ、フラン……もう謝らなくていいの」
 土下座する私に背を向けたまま姉──レミリア・スカーレットは、静かな声でそう言った。
 もう謝らなくていいって言ってくれてるけど、良いわけが無い。
 だって私は──私は、お姉様に……大好きなお姉様に、ひどい事をした。

「ごめんなさい……お姉様、ごめんなさい……」
 謝っても謝りきれる問題じゃない。
 でも、謝ることしか私には出来ない。他にどうすればいいのか、わからない。
 やった事は……あの時、思ったことは取り消せない事実だから。
「ねぇ、フラン……あなたは、私が嫌い?」
 ぽとり、と姉の足下に血が滴り落ちた。
 こっちを向いてくれないからわからないけど、私が彼女の顔につけた傷は、きっと間違いなく深く大きい。

「……え? き、嫌いなわけ無いっ! 好きっ、私はお姉様が好きよっ!」
 私は必死の形相で、姉の質問に答えた。
 これは偽りのない本心。
 嫌いなわけがない、私はお姉様が好き。
 危険極まりない能力を持って生まれた私を、その気になればさっさと始末する事だって出来たのに、姉は大切に守ってくれた。
 地下に閉じこめるって手段はどうかと思うけど、私の危険さを考えたら、他に方法が無かったのは理解している。
 ちょっと寂しくて退屈だけど、そんなに悪い環境でもないというか、忙しいだろうに姉は放っておかず会いに来てくれた。
 そんな姉を、お姉様──レミリアを嫌えるわけがない。

「そう……でも、それじゃ何故こんなことしたの?」
 穏やかな声で、姉は重ねて聞いてくる。
「……そ、それは……」
 私は言葉に詰まった。
 姉は嫌いじゃなく大好き。
 だけど、あの一瞬だけを考えると──嫌うより悪い感情を、私は姉に抱いていた。
 ……だって、私は怒りに任せて、姉を、大好きなお姉様を──。
「ふふっ、わかってるわよ……つい、カッとなっちゃったのよね? そうでしょ、フラン?」
 質問というよりも確認に近いニュアンスで、姉はそう言った。
 振り向かず背を見せたままだけど、少しだけ声の調子が明るくなった気がする。

「ご、ごめんなさい……お姉様、ごめんなさい……ごめんなさい……」
 また私は謝った。
 謝罪の言葉を口にしながら、床におでこを打ち付ける。
 カッとなった──そう、その通りだ。
 ほんの一瞬の激情で、私は姉に殺意──いや、殺意じゃない。殺意は抱いていない。
 ただ、うるさくてムカッとしたから、つい壊れちゃえ、と思って能力を──使った。
 悔やんでも悔やみきれない。謝っても謝りきれない。
 些細な、ものすごく些細な事で口論……違う、単なる口喧嘩になり、私は……姉を……。
「後悔してる?」
「ごめんなさい……ごめんなさい、お姉様……ごめんなさい……」
 後悔していないわけがない。
 私は叩頭と謝罪を繰り返す。

「……ねぇ、フラン。もう謝らなくていいって言ったのに、また謝ってるのはなんで?」
「……そ、それは……その……ごめなさい」
 はっきりと答えられず、私は謝った。
「ごめんなさいって言葉は万能じゃないのよ。私は、あなたにちゃんと答えて欲しい……わかる、フラン?」
「……カッとなって……や、やりました……す、すごくっ、後悔してますっ! ごめなさいっ! お姉様っ、ごめんなさいっ!」
「よく言えたわね、フラン……偉いわよ」
 そう言うと、やっと姉はこちらへ振り向いてくれた。
 でも、まだ私は彼女の顔を見ていない。

 気配と空気の流れで、こっちを向いてくれたのはわかるけど、私は顔を上げるのが怖かった。
 だって、お姉様全部は壊れなかったけど、私が能力を使ったんだから、無事なわけがない。
 顔のあたりから血が飛び散って、さっきも血が垂れていたんだから、きっと私は姉の顔を壊した──傷つけたんだろう。
 私たちは普通の人間じゃない吸血鬼だ。
 後に残るような傷にはならないだろうけど、私が彼女の顔を傷つけた事実は消えない。
 大好きなお姉様の、きれいで可愛い大好きなお顔を──私が傷つけた。
 その事実と向き合うのが、私は怖い。

「ねぇ、フラン……顔を上げて、私の顔を見なさい」
 私の頭の上から、姉の声が聞こえる。
「……ごめんなさい。私、悪い子でした……ごめんなさい」
 怖い。
 いずれ回復するとは言え、自分が犯した罪の痕跡を見るのは──怖い。
「フラン、逃げちゃダメよ。自分がやった結果から、目を逸らしちゃダメ」
 どうしても顔を上げられない私を、姉は穏やかな声で諭す。
 ひどい事をされたのに、どうしてこんな静かな優しい声が出せるのか、私は不思議だ。
「で、でも……」
 逃げちゃいけないのはわかっている。
 わかっているけど……怖いものは、怖い。

「ふふっ、心配しなくていいわ。これぐらいだったら、どうせ明日には治ってるし跡も残らない。残るわけがない」
 たいしたこと無いとでも言う調子で、姉は私を勇気づける。
 罪と向き合う勇気が出せない私の背中を、彼女は押す。
 明日には治ってる、その言葉が私に勇気をくれた。
「……お姉様……」
 加害者が被害者に勇気づけられるなんて、とんでもない話なのはわかっている。
 わかっているけど、臆病な私は、そうでもして貰えないと自分の罪と向きあえない。
「だから、見なさい。あなたが私に何をしたか、しっかり目で見るのよ。それで、この件はおしまい……いいわね、フラン?」
 そう言って姉は、最後の踏ん切りがどうしてもつかない私の顔を上げさせた。
 私の頬を挟むように、血の付いた両手を宛てがって。

「……あ……」
 顔を上げさせられた私は、やっと姉の顔を見る。
 彼女の顔は──きれいだった。
 特に外傷は見受けられず、目元から頬にかけて血が涙のように流れた跡があるのと、目を瞑っている以外は、普段通りに美しく愛らしい顔をしている。
 本当にたいしたことがなかったのかと、私は心中で安堵の溜め息をつく。
 だけど──
「ふふっ、それじゃ今から目を開けるわよ……」
 閉じていた瞼を開いた姉の顔には、目が無かった。
 私の好きな……私と同じ色の紅い瞳が……無い。
 瞳が、眼球が、目そのものが無くなっている。
 本来あるべきものを失った彼女の眼窩は、ぽっかりと空いた暗い肉色の穴だった。

「あっ……う、うそっ! い、いやぁっ! ごめんなさいっ! お姉様、ごめんなさい!」
 安心したのも束の間、あまりと言えばあんまりな姉の姿に、私は取り乱し絶叫する。
 ただ目が存在しないだけで、ひとの顔というのは──こんなに怖くなるのか?
 それを為したのが自分なのだから、とてもじゃないが平静でいられない。
「取り乱さないでいいのよ……治るんだから……」
 やれやれと言いたげな口調で、姉は私を宥める。
 治るから良いとか、そう言う問題じゃないと思う。
 そもそも、そんな風に落ち着いて優しく宥められる資格が、私にはない。
 私が、私自身の能力が、こんな事をしてしまったんだから、むしろ糾弾されてしかるべきだ。

「で、でもぉ……いやぁっ、ごめんなさい! ごめんなさい! お姉様っ、ごめんなさい!」
 ただひたすらに私は恐れ、謝罪する。
 姉の顔が怖い。
 自分の為した罪が怖い。
 それよりも、そんなにされても怒らない姉が──怖い。
「あー、もうっ! 大げさね、あんたって子は……」
 呆れたように姉は言った。
 大げさもなにも、どうやったら平静でいられるんだろう?
 こんな事をしてしまった相手を、どうして姉は気遣えるのか?

「ゆ、許してっ! もう、しません……だ、だから……ゆ、許してっ、お姉様っ! ごめんなさい! ごめんなさい! もうしませんっ!」
 どうしていいかわからず、私は泣いた。
 涙を流しながら、喉が潰れる勢いで、とにかく私は謝り続ける。
 きれいに整った姉の顔に、ぽっかりと空いた二つの穴に見つめられながら──。



「やぁっ! ごめんなさいっ! お、お姉様ぁっ! ごめんなさいっ! ごめんなさ…………あれ!?」
 気が付くと、私は天井を見ていた。
 見知っている自分の部屋の天井を。
「……ゆ、夢……?」
 私は身体を起こし、呟きながら周辺を見回す。
 見慣れた家具や調度品が配置された、薄暗い部屋に私は居る。
 そこは確かに自分の居室に間違いなく、私はソファに横たわっていたようだ。

「……こ、怖かった……」
 ぶるっと身震いしながら、私は両手で我が身を抱く。
 寝汗をかいたのか、身体中が汗でぐっしょりと湿っている。
 どきどきと未だ早鐘を打つ、自らの胸の音を聞きながら、気分を落ち着かせようと深呼吸をした。
「……いつの間にか、寝ちゃってた……?」
 傍らにあるテーブルには、寝る前に読んでいたらしい本が置かれているが、手に取る気が起きない。
「なんで、あんな夢見たんだろう……」
 あまり思い返したくないが、私は今さっき見た夢について考えた。
 自らの能力で姉を傷つけた事はある。
 そう、夢の内容と同じように、くだらない口喧嘩で逆上して傷つけた。

「でも……」
 あの時は、あんな怖い展開にはならなかったと記憶している。
 確か……あれ?
「……あの時、私……どうしたんだっけ?」
 思い出そうとしたが、思い出せなかった。
 口喧嘩、逆上した、力を使った、姉を傷つけた、この四点に関しては記憶がある。
 しかし、どこを傷つけて、その後どうなったか──思い出せない。
「……やだ、怖い……なんなの、一体……?」
 私は思わず涙声を出した。
 記憶があやふやなのが怖い。
 あんな展開じゃなかったとは思うが、本当はどうだったのか思い出せないと、夢の内容が現実だったような気がして──ひどく不安になる。

「……怖いよ、お姉様……ぐすっ、うぅっ……お姉様……」
 言いしれない強い恐怖と不安に襲われ、私は泣いた。
 ひとりで居るのが、こんなに怖くて不安だなんて思ったことは──あんまり無い。
 しばらく後、ひとり震えて泣いている私の耳に、ドアをノックする音が聞こえてきた。
「……ぐすっ……ど、どうぞ……」
 鼻を啜り、手の甲で目元を拭ってから、私は来訪者に入室を許す。

「……失礼します」
 音もなくドアを開けて、メイド長が入ってきた。
 軽く優雅な身のこなしで、彼女はゆっくりと私に歩み寄ってくる。
「どうしたの、咲夜? なんの用?」
 私は顔を背けながら、色々とそつ無く完全な彼女に、来意を問う。
 ひとりっきりが寂しかったので、良いタイミングに来てくれたのは嬉しいけど、泣いていた直後だと知られるのは恥ずかしい。
「いえ、特に用事はございません」
 ソファに座る私から三歩ほどの位置で立ち止まり、咲夜はにっこりと微笑んだ。

「そ、そう……用事がないんだったら、どうして……?」
 普通のメイド仕事から、普通ではない仕事まで、あらゆる事を危なげなくこなす彼女が、用事もなく訪れたことを私は訝しむ。
 主従でありながら、ある意味で仲間とか友達みたいにも見える姉とメイド長だったら、こう言う事もたまにはあるんだろうけど、私と彼女の関係は普通の主従関係だ。
 厳密に言うなら私は彼女の主ではないが、主の妹すなわち主筋であるから一応は主従だろう。
「なんとなく、ですわ」
 微笑みを崩さず、咲夜はそう言った。

「な、なんとなく……」
 どう反応するべきなのか、私は途方に暮れる。
 用がないなら帰れと言うのは簡単だけど……それはちょっと寂しい。
 しかし、嬉々として話し相手になるよう頼むのも、どことなく微妙な気がする。
「ふふっ、そうですね……強いて言うなら、心細いときは何時でもお呼び下さいと、申し上げに来たと言ったところでしょうか?」
「……き、気付いてたの……?」
 恥ずかしさに私は頬を赤らめた。
 子供みたいに震えて泣いていたなんて、他者に知られるのは恥ずかしい。
「なにをですか?」
 相変わらず笑顔のまま、咲夜は質問を返してきた。
 私を気遣ってくれているのか、本当に質問しているのか、どっちなのかは今ひとつわからない。

「な、なんでもないよ……あ、その……ありがとう……」
 とりあえず気遣ってくれての事だろうと判断して、私は礼を述べた。
 そんなお礼なんかしたら、気遣いを無にするのと同じ事だけど──嬉しかったから。
「お気遣い無くですわ……ところで、妹様?」
 やっぱり咲夜は私を気遣ってくれて居るみたいだ。
 さらりと自然に、彼女はこの話題を打ち切る。
「ん、なに?」
「こんな事をお話しするのは恥ずかしいんですが……怖い夢を見ると泣いてしまうんですよ、私」
 ああ、このメイドはどこまで完全なんだろう?
 自分もそうだと伝えることで、私を慰めようとしている。

「そ、そうなの……でも、夢ってどうにもならないでしょ? 怖かったら、泣いちゃうのも仕方ないよ」
 自分で言っていて、私は気付いた。
 夢はどうにもならないから、怖かったら怖いで仕方ない、と。
「そうですよね。どんなに強い者でも、悪夢の恐怖には打ち勝てません……なにせ、止めようとしても止められず、一方的に見せられてしまうんですから」
 うん、その通り──怖くても止まってくれない。
「ですが、どんなに怖い夢も目が覚めたらおしまいです。起きてもまだ怖くて不安でも、夢と現実は別ものですから追いかけてくる事もありません」
「う、うん……そうだね、ずっと続く悪夢なんて無いよね」
 彼女の言葉のおかげで、もうすっかり落ち着いていた。
 晴れやかな気分で、咲夜の紺色の瞳に向かって、私は微笑みかける。
 そう、目が覚めれば終わりなんだから、起きちゃえば怖がらなくても大丈夫なんだ。

 しかし──
「いえ、残念ですが……」
 ふっと笑顔を消して無表情になると、咲夜は俯向いた。
 ……え? なに、これ……怖い……。
「ちょ、ちょっと咲夜! どっ、どうしたの?」
 不安に駆られた私は、ソファから立ち上がり大声を出す。
 こちらから顔を隠した咲夜が、すごく──怖い。
「……夢と思っていた事が現実で、現実だと考えていた内容が夢という事も……ままある話ですわ」
 顔を下に向けたまま、咲夜はぼそぼそと話す。
 いつの間にか声のトーンが下がっていて──怖い。

「や、やめてよっ! ふ、ふざけないでよ! 咲夜っ!」
 私は彼女を怒鳴りつけた。
 こんなの……こんなのって、ちょっと冗談にしても性質が悪すぎる。
「ふざけてなんかいません……だって、これは……」
 ぽたりと咲夜の足下に──血が垂れる。
 ぞわぞわと全身が総毛立つのを、私は感じていた。
「も、もういいっ! やめてっ! そ、それ以上なにか言うと……!」
 ふと私は視線を動かし、自分の右手を見る。
 ああ、そうだ……怖いものは……。

「壊すんですか? お嬢様の目を壊したよう……」
 もう限界だった私は、咲夜の言葉を最後まで聞かず、彼女の『目』を右手に持って来て──きゅっと握りしめる。
 どかーんじゃない、ぐちゃりとした感覚とともに、咲夜が──
「ど、どう……して……な、なんで?」
 壊れなかった。
 確かに間違いなく、私は能力を使ったはずなのに……。
「……おわかりになりませんか?」
 顔を伏せたまま、咲夜が一歩前に踏み出してきた。
 ぽとりと再び血が床に滴り落ちる。

「いっ、いやっ! こ、来ないでッ! ち……近寄らないでよっ!」
 逃げなきゃと思うものの、足が動かない。
 足が動かなければ、飛べば良いのだが、飛ぶ事も出来ない。
 固まったように、私はその場に立ちつくす。
「悪夢は覚めたと思ったときからが……本番なのです……」
 もう一歩さらに近寄って来た咲夜は、そう言いながら顔を上げた。
 いつも通り整った、きれいな顔を咲夜はしている。
 目を瞑っていて、目元から頬にかけて血が涙のように流れた跡がある以外は。

「いやっ! やだぁっ! う、うそでしょ? ねぇ、そうなんでしょ……た、助けて……!」
 これは夢だ、夢に違いないとわかっていても──怖い。
 がくがくと震えながら、私は泣いた。
 怖くて、どうしようもなくて、目から涙をこぼす。
「うそじゃありませんよ……だって、これは……」
 ゆっくりと咲夜は目を開けた──
「夢ですわ」
 瞳が本来あるべき位置に、ぽっかりと空いた穴を見て、私は気を失った。



 目を開けると、少し紫がかった青いものが見える。
 見覚えのある色……ああ、これは姉の髪の色。
「……え?」
 次第に意識が覚醒して行き、私は眠りから目覚めた。
「……こ、ここは……」
 身体を起こし、ぺたんと夜具の上に座り、周囲を見渡す。
 薄暗い部屋──たぶん姉の部屋の、ベッドに私は居る。
 四隅に柱がある天蓋付きの豪奢なベッドに、姉とふたりで眠っていた──らしい。

「……今までのは……夢……?」
 どうにもはっきりと確証が持てず、私は考え込んだ。
 最初に見た光景は、たぶん夢で間違いない。
 さっきも今も、姉と口喧嘩して、逆上し、能力を使い、彼女を傷つけた事は、過去の記憶としてしっかりと残っている。
 次に見た、咲夜との会話は……これもきっと夢だろう。
 あんな風にメイド長と話した記憶が私にはない。
 彼女が用もなく自室を訪れたこと自体、今までに一度も無かった事だ。
 それに、姉に対してならまだわかるが、一応人間であるはずの咲夜に、私の能力が効果を発揮しないなんて──有り得ない。

「……うん、さっきまでのは……全部、夢よ……そう、悪い怖いイヤな夢……」
 自分自身にそう言い聞かせながら、私は我が身を抱いた。
「……あれ……私、裸……?」
 今更ながら、私は自分が何も身に纏っていない事に気付く。
 寝る前ここで何をしていたのか、さらにもっと前はどうしていたのかを、思い出してみる。
「……そう、今日はお夕飯のあと、お姉様の部屋に遊びに行って……お話しして……」
 この記憶が確かなら、いつもしているみたいに姉と……。
「え、えっと……そ、その前は……」
 ぶんぶんと頭を振り、克明に思い出した情交の記憶を拡散させ、もっと前の事を思い出す。
「昨日は……一昨日は……うん、大丈夫……ちゃんと、覚えてる」
 これぐらい思い出せれば充分だろう──今はちゃんと現実だと私は結論づける。

「……よ、良かった……夢で、良かった……」
 やっと帰ってこられたような気分で、私は安堵の溜め息をつき微笑んだ。
 未だ残る夢の怖さよりも、現実に戻れた安心感の方が強い。
「……んー……どうしたの、フラン……?」
 寝ぼけた声を出しながら、ごろんと姉がこちらに向かって寝返りを打つ。
「なっ! な、ななんでもないよ……お、お姉様……」
 いきなりのことに驚いた私は、慌てて彼女に背を向けた。
 あんな夢を見た直後なため、ちょっと今は姉の顔を見るのが怖い。
「……んー? 変な子ねぇ……どうしたっていうのよ?」
 もぞもぞと夜具が擦れる音を立て、姉が起き上がる気配を感じた。

「な、なんでもないよ……お、起こしちゃって、ごめんなさい……お姉様」
 小刻みに肩を震わせながら、私は必死で「なんでもない」と姉に答える。
 こんなんじゃ余計に不審がられるだけだとわかっていても、震えが止まらない。
「……ねぇ、フラン」
 おもむろに姉は私の肩に手を置く。
「ひゃぁっ!? な、なに……?」
 私の口から情けない悲鳴が溢れ出る。
「あなた……怖い夢でも見たの……?」
 がしっと私の両肩を、姉は手で掴んだ。

「ひっ、そ……そ、そんなこと……な、ななないよ……」
 本当は姉の言う通りなのだが、怯えながら私は否定する。
 悪魔の妹と呼ばれる私が、たかが悪夢程度で取り乱してるなんて、姉に知られたくない。
 が、それ以上に──これがまた夢になってしまいそうで、怖い。
 今の私は、ちゃんと目覚めて起きていて、現実の中に居るはずだ。
 だけど、つい今さっき──現実みたいな夢を見た。
 今は現実で間違いないと思っているけど、それを誰が、何が、どうやって、保証してくれるんだろう?
 それを考えると、怖い。
 夢という話題に触れるのが、怖くて不安だ。

「……うっ、ぐすっ……うぅっ……ぐしゅっ……」
 ぽろぽろと瞳から涙がこぼれる。
 どうしていいかわからない、怖くて不安で、私は泣いてしまった。
「フラン……? ……大丈夫、大丈夫よ……フラン……」
 背中に、ぴとっと姉の胸が当たる。翼の付け根あたりに、姉の胸が。
 ああ、そうか……私と同じに、彼女も裸で寝ていたんだ。
 あんまり大きくなく小さいけど、柔らかい姉のバストの感触が心地良い。
「うぅ……お、おねぇ、さまぁ……ぐしゅっ、うっ……」
 そうだ今の私はひとりじゃない──すぐ後ろに姉が居てくれている。
 背中に感じる体温と、耳に聞こえる声は……夢じゃない。
「大丈夫よ、フラン……怖い夢は、もうおしまい……ほら、私が居るんだから、あなたは大丈夫……怖くないわよ、フラン」
 ぎゅっと私を後ろから抱きしめ、姉が優しい声でささやく。
 肩を掴んでいた姉の手は、今は私の胸を回されている。

「ぐすっ、うぅっ……お、お姉様ぁ……こ、こわかったよぉ……お姉様ぁ……うぅっ……」
 両手で顔を覆い声を上げて私は泣いた。
 恥ずかしいとか、そんなことはどうでも良かった。
 さっきまでは恐怖で、今は嬉しさと安心感で、私は泣く。
「あらあら、フランったら……よしよし、大丈夫……怖くないわ、よしよし……」
 落ち着くまで、姉はずっと私を抱きしめていてくれた。
 いつもわがままで自分勝手で、すぐムキになる怒りっぽい子供みたいな性格で、知ったかぶりな上に悪乗りばかりするバカで、エッチのときは変な事したがる変態だけど、姉は──レミリアは、優しくて頼もしい……私が大好きなひと。

  
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東方二次創作「目」その2






「どう、落ち着いた? フラン?」
 膝の上に私を乗せ、頭を撫でてくれながら、姉が聞いてくる。
「う、うん……お姉様、ありがとう……」
 漸く泣きやんだ私は、彼女の胸に背中を預けたまま答えた。
 本当は向かい合って抱っこされたいけど、まだちょっと──決心がつかない。
 姉の顔を、私が大好きな可愛いきれいな顔を見て、安心したいけど……もし、彼女が目を瞑っていたら……いやっ! そんなこと考えたくないっ!
「ん……寒いの? 震えてるわよ」
 怖い考えで身体が少し震えてしまい、姉が怪訝そうな声を出す。

「だ、大丈夫よ……ごめんなさい、お姉様……心配かけて……」
「気にしなくていいのよ。妹ってのは姉に甘えて、心配かけて、可愛がられる権利があるんだから……ふふっ」
 穏やかな優しい声で姉は笑った。
 そう、この姉は本物のお姉様だ……夢じゃない、現実のレミリアお姉様……。
 うん……もう、怖くない。
 怖い夢、悪夢は目が覚めたら終わり……そう、終わったんだから、大丈夫だ。
 自分に言い聞かせ、私は自らを奮い立たせる。

「お姉様……お顔、見ていい……?」
 意を決して、私は姉に言った。
 いちいちそんな事を言わなくても、ただ振り向けば良いだけだが、言葉に出して言わないと決心が付かない。
「へ……!? か、顔? べ、別にいいけど……」
 物凄く間抜けな声で、姉は了承してくれた。
 うん、間違いなく……このお姉様は本物だ。
 現実の、夢じゃないお姉様に間違いない。
 怖い夢に登場する姉だったら、こんな間の抜けた声は出さないだろう。
 恐ろしくて強い吸血鬼なのに、子供っぽくてわがままで、お調子者なバカで、自己中心的な間抜けで、エッチでいやらしい変態だけど、私が大好きな優しくて可愛いお姉様で──間違いない。

「うん、じゃあ……よいしょ……」
 ゆっくりと私は身体を動かし、姉と真正面から向き合……え!?
「……う、うそ……」
 振り向いた私の目には──目を瞑った彼女の顔が見えた。
「あっ、あぁっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁっ……」
 がくがくと全身が震え出す。
 怖い。
 どうして……なんで、目を瞑ってるの?
「い、やぁっ……やっ、やだ……あぁぁぁっ……」
 じんわりと私の股間が温かく湿ってゆく。
 ……私は、怖くて──失禁した。

 身体に力が入らない。
 ただ震え、幼子のように恐れおののきながら、私は尿を漏らす。
 少しずつ意識が遠のいて行く私は、
「えっ!? ちょ、ふ、フラン? ど、どうしたのよっ! フランっ! フラン!」
 驚き慌てた声を出す姉と──目が合った。
 ……目?
 あれ……お姉様、目を、開けている……?
「あっ……え? な、なんで……?」
 失いかけた意識を引き戻し、しっかりと目を開いて、私は姉の瞳を食い入るように眺めた。
 血よりも赤い、真っ赤な深紅の瞳を。

「だ、大丈夫? ねぇ、フランっ! フラン?」
 いつも通りの、私が知っているお姉様が、心配そうな焦った顔で私を見ていた。
 ちゃんと目を開けていて、眼窩にはしっかりと目が、瞳が、眼球が──存在している。
「あ……う、うん……だ、大丈夫……」
 それだけ言うと、ふっと全身から力が急速に抜けてゆく。
 ふらりと仰向けに倒れそうになった私の身体を、
「ちょ、ちょっと……ほら、フラン……しっかりして……!」
 姉が抱き留めてくれた。
「しっかりして、私がいるから……ねぇ、フラン! 大丈夫……大丈夫よ、フラン」
 私を気遣い心配し、大きく見開かれた姉の瞳から、ぽろっと涙がこぼれ落ちる。
 あ……泣くほど、私のこと……心配してくれてるんだ、お姉様……。



 私は姉の胸に抱かれていた。
 姉の膝の上に、私はお尻を乗せて跨り、彼女の肩に顎を預け、その腕に抱かれる。
 もう怖くないし、身体もふらつかないけど、こうして抱っこされていると、すごく落ち着く。
「……ねぇ、フラン……怖い夢、見たの?」
 私の背中を優しく撫でながら、姉が聞いてきた。
「う、うん……ごめんなさい、お姉様……」
「バカねぇ、謝らなくていいのよ……もう大丈夫よ、私がここにいるから、なにも怖くないわ、フラン……」
 ぽんぽんと軽く私の背中を姉は叩く。

「うん……ありがとう、お姉様……」
 姉の背中に回した腕に力を込め、ぎゅっと私は彼女の身体を抱きしめた。
 もう私は大丈夫だ……怖くない。
 しっかりと姉に身をくっつけて抱っこされているんだから、さっき見た怖い夢なんか、もう過去の事だ。
 夢の中では怖かった姉も、現実だと……あれ?
「……お、お姉様……そ、そこ……」
 むにむにと私のお尻を揉み始めた姉に声をかける。

「ふふっ、やっぱりフランのお尻は柔らかいわね……いい手触りよ」
 裸で抱き合っていたためか、どうやら姉は──欲情したらしい。
 妹が悪夢に怯え怖がっていた直後に、その妹に対して劣情を抱くなんて、ちょっとどうかと思う。
 けど……そんなエッチでいやらしい、変態な事ばかり考えている姉も、私は好きだ。
「んっ、お、お姉様ぁ……ね、寝る前に……した、ばっかりなのに……」
 怖い目にあった恐怖感が去った隙間を埋めるように、姉の愛撫に誘われて、私も少しずつ淫らな気分になってくる。
 大好きなお姉様と、裸で抱き合ってるんだから、エッチな気分になって当たり前だよね?

「なに言ってんのよ、フラン。あなたとだったら私は何時でも何度でも……したいんだから」
 むにっと両手で姉は私のお尻を揉む。
 揉みながら、お尻の谷間を開くように手を動かす。
 あ、これ……こ、この、むにーってされるの、お尻の穴が拡げられて……好き……。
「あっ、ん……お姉様っ、わ……私も……お、お姉様と、だったら……あっ」
 喘ぎながら、私は姉の背中に回した手を、彼女のお尻へと伸ばす。
 今ちょうど彼女がしてくれているのと同じように、私も姉のお尻を掴み揉みしだく。

「んっ、フラン……ふふっ、結局あなたも、あっ……する気ある、じゃない……」
 私の愛撫に感じてくれているのか、姉の荒げた呼気が耳にかかった。
 左手で私のお尻を揉みつつ、姉は右手を臀丘の曲線に沿って谷間へ滑らせる。
 つんっと指先が、私の肛孔に触れた。
 姉の愛撫に反応して、くぱくぱと収縮している私のアヌスに。
「ふぁっ、あっ! そ、そこぉ……お、おしりぃっ……あっ、ん……!」
 潤わされていない肛門に、いきなり指を突っ込むような事はせず、ぐにぐにと指の腹で彼女は私の肛孔を圧し撫でる。
 んっ……これも、好き……入り口、ぐにぐにってされるの……好き……。
 私は姉のお尻を揉む手を止めた。
 されっぱなしは、ちょっとだけ癪というか……何かしてくれているんだから、こっちも何かしたいような気分になるけど、今は姉が与えてくれる快感に集中したい。

「ふふっ、こうやって揉んでると……さっき出したの、出て来ちゃうかもね……」
 そう言うと、ぐいっと大きく私の臀裂を左右に開きながら、外側から括約筋を解すようにアヌスの周囲を指で揉み押す。
 やっ、それって……あ、でも……いっぱい、出されたから……出ちゃっても、仕方ないよね……?
 こう言う行為に及ぶときは、しっかりと奥まで洗っているから、して寝て起きた後でも、出て欲しくないものは出てこないと思う。
 そう、出てくるのは、寝る前にたっぷり直腸へ注ぎ込まれた姉の精液──だから、出しちゃっても、いい……かな?

「やぁっ、へんっ……変なことぉ、言わないでよぉ……あっ、ん……ほ、本当に出ちゃい、そう……」
 いいかなと思う気持ちと、そんなのは恥ずかしくてイヤだという考えが、私の中でせめぎ合う。
 口からは常識的な言葉が出たけど、心の中は逆方向に傾きつつあった。
 考えたら、さっき……おしっこ、漏らしちゃったんだから……別に、いいかって。
「あら、出したくないって言いながら……どうしたの、フラン? あなたのお尻は出そうとしてるわよ……ふふっ」
 指摘するように、つんつんと姉は私のアヌスを指先で突く。
 排べ……う、うんちする時みたいに、くうっと内側から盛り上がらせている、私の肛孔を。

「そっ、そんなこ……と、ないよっ……ん、んっ……」
 姉の言葉と行動のおかげで、やっぱり恥ずかしいという思いの方が勝ってきた。
 きゅっとお尻の穴をすぼめ、奥から降りてきてしまったものを戻し留める。
「ふーん、そう……」
 少しだけ詰まらなそうに、姉が言った。
 きつく閉じ締めてすぼめた肛蕾の皺を、指先でかりかりと擦ってから、姉は肛孔から手指を移動させ臀丘を掴む。
 期待に応えられないのは悪いけど、意識しちゃうと……さすがに恥ずかしい。
 姉も残念そうではあるけど、アヌスを弄るのを止めたから、出させるのは諦めてくれたようだ。

「ん……ふぅ……」
 安心した私は一息つき、お尻から力を抜く。
「でも、私は出させたいのよ……フラン!」
 ぐぐーっと大きくお尻を揉み開きながら、姉は私の身体を上下に揺すった。
 ちょうど力を抜いたタイミングだったため、くぽっと私のアヌスが大きく口を開ける。
「え? ちょっ、お姉……あっ、やぁっ……!」
 慌てて締めようとするが──遅かった。
 ぽぷぅっと言う空気と水分が混ざった軽い音が、私の肛孔から漏れ、
「う、うそぉっ……やぁっ、で……出ちゃっ……やぁぁぁっ!」
 ぶじゅっと重い水音を響かせながら、出すまいとしたものが溢れ出す。
 じんわりと温かく湿った感触が、私の肛門に広がってゆく。

「あぁっ……あぁぁぁっ……」
 粘液質のものが腸奥から肛門管を通って、ぼとぼとと姉の膝にこぼれ落ちる。
「ふふっ……温かいわよ、フランのうんち……」
「いやぁっ! 違うっ、違うよぉっ! う、うんちじゃないよぉっ!」
 猛烈な恥ずかしさに顔を真っ赤に染めて、私は姉に訴えた。
 寝る前にする前にだけど、ちゃんと奥まで洗ったんだから……そんなものは出てくるわけがない。
「んー、そうかしら? でも、この匂いは……ふふっ、良い匂いよ、フラン」
 くんくんと鼻を鳴らして、姉は私のお尻の下から立ち上る香りを嗅ぐ。
 恥ずかしい……泣きそうなぐらい、恥ずかしい……いいや、泣いちゃえ。
「ちっ、違うったらぁ……ぐしゅ、うっ……ふぁぁぁぁんっ!」
 ぽろぽろと涙をこぼし、私は泣く。
 こんな辱められて、泣くなというのが無理だ……お姉様のバカ、変態……。

「泣くほどのことじゃないでしょ……もうっ、フランったらお漏らしして泣くなんて、子供みたいね……」
 私を辱めるのがそんなに嬉しいのか、姉はくすくすと楽しそうに笑う。
 ……ひどいよ、この変態……本当に悪魔だよ、このバカお姉様は……。
「ぐしゅっ……な、泣くよぉっ、普通泣くよっ! ひどいよぉっ、こんなのぉっ……ふぇぇぇぇん……」
「あー……はいはい、私が悪かったって……ほら、フラン……よしよし」
 今さらフォローするように、姉は私の頭を撫でる。
 お尻を掴み持ち上げていた手を離されたので、ぺちょりと私の臀部は姉の膝に置かれた。
 ……やだぁ、ぬちょっとしたのが……お尻についた……。
 考えるまでもなく、それは今さっき私がアヌスから排泄したものに間違いない。

「ふぇぇぇぇん……もうっ、やぁっ! ひどいよぉっ、へんたいっ! お姉様のバカぁ……ぐしゅ、ぐずっ……」
 泣きながら私は拳を握り、ぽかぽかと彼女が持つ蝙蝠のような翼と背中を叩く。
「んー……あ、そうだ! ……よいしょ」
 なかなか泣きやまない私の身体を、ころんと姉はベッドの上に横たえた。
 頭から背中をベッドに預け、腰を姉の膝に乗せる形で、私は仰向けに寝かされる。
「え!? ……きゃっ?」
 いきなり身体を動かされ、私は驚き小さく声を上げた。
「ねぇ、フラン。もう機嫌なおしてよ……私が悪かったから」
 私の両脚を肩に乗せ、手首を両手でそれぞれ掴み、ぐいっと姉は上体を前に傾け私の顔を覗き込む。
 深紅の瞳で真っ直ぐに、彼女は私の目を見る。

「うー……あ、謝る姿勢じゃないよ、これ……もうっ……」
 泣くのだけは一応止めた私は、ぷいっと顔を横に背けた。
「いいじゃない、ちゃんと埋め合わせはするわよ……っつか、あなたがいけないのよ、フラン」
 どういうわけだか、姉は私が悪いと言い出す。
「なっ、なんでよ? どうして、私が?」
 聞き捨てならないので、私は顔を姉に向け唇を尖らせた。
「だって、フランったら……怒ってても泣いてても可愛いんだから、いじわるしたくなっちゃうのよ……ふふっ」
 不満げな私の顔と視線を、姉は笑顔で受け止める。
 手首を掴むのを止め、姉は私の頭を撫ではじめた。
 ……お姉様はいつも、ずるい……こんなこと言われたら、あんまり怒れないよ……。

「うー……な、なんか無理くり……そんなの、ずるいよ……」
 ごにょごにょと私は反論にならない反駁を行った。
 可愛いから、好きだからを理由にされたら、悔しいけど大概のことは許せてしまう。
 同じ理由で、私も姉に色々としてきたんだし……。
「本当の事だから仕方ないわ。あなただって、そうでしょ? しょっちゅう私をいじめたり、いやらしいことさせたり……」
 あー、やっぱり持ち出してきたか……はいはい、もうわかったよ……。
「だ、だって……あー、もうわかったよ……う、埋め合わせは、してもらうからっ!」
 なんとなく納得は行かないけど、とりあえず私は機嫌を直した。

「ふふっ、ありがとう、フラン……いいわよ、どんな恥ずかしい変態なお願いでも、ちゃんと聞いてあげるから」
 にっこりと嬉しそうに姉が微笑む。
 しかし、その言い方はちょっと聞き捨てならない……。
「なによ、それ……まるで私が、いつもお姉様に変な事させてるみたいじゃない」
 今度は別の理由で、私は姉に向けて唇を尖らせた。
 確かに私も色々と姉に変なことさせたけど、さすがに膝の上で排泄なんてさせてない。
「させてるでしょ? 今日だって変なオモチャ私のお尻に入れたし、この前は浣腸……」
 言われれば確かに、似たような事を私は姉にさせた──いや、浣腸しただけで、さすがに目の前で出させたりはしなかったけど。
「あー、わかったよ……やってる、やってますよ……っつか、お姉様だって変なことされて、いつも喜ぶでしょ?」
 微妙に旗色が悪いので、私は投げやりに認めて話題を変えにかかる。
 そう、寝る前にオモチャ入れたときだって、姉は喜んでいたし。
 あんな不気味なもの入れられるのイヤだって言ってたのに、結局十個も私に入れさせてくれた。

「そ、それは……だって、フランが好きだから……あ、あんなこと許すの、あんただけなんだから……」
 姉は頬を色付かせ視線を逸らす。
 この姉は……本当に、ずるい。
 羞じらいながら、そんなこと言われたら私も……。
「……わ、私もよ……お、お姉様だから、恥ずかしいことされても許せちゃう……」
 恥ずかしいというか照れくさいけど、私も本心を口にした。
 あんな風に出させられたのは恥ずかしくて、悔しくかったけど、イヤだったかと聞かれると……イヤだと言い切れない。
 そうじゃなかったら、きっとまだ泣いていただろうし、むしろ暴れてたと思う。

「……ふふっ、ほらお互い様じゃない?」
 視線を私の目に戻し、姉は顔を綻ばせた。
「う、うん……そうだね……」
 お互い様と言われれば──その通りだろう。
 ちょっとどうかと思うぐらい、この姉は色々どうしようもない所がある変態だけど、私もひとのこと言えるほど大層なものじゃない。
 少し情緒不安定で世間知らずだし、姉ほどじゃないけど自分勝手でわがままだし、ちょっと暴力的で怒りっぽい甘えん坊で、姉に比べたらましだけどエッチだし……でも、私は誰よりも姉が好き。
 こんな私を好きでいてくれる姉が、私は大好き。
 だから、ちょっぐらい変態なことしたいし、されてもいい。
 姉もそれは同じみたいだから──やっぱりお互い様だろう。

「あ、そうだフラン。さっき、あなたが漏らしたこれだけど……」
 唐突に姉は話題を変え、何か粘液状のものが付いた手を見せる。
「やぁっ、ちょっと……み、見せないでよぉっ……」
 私は慌てて目を逸らした。
 そんなものを見せられるのは……恥ずかしすぎる。
「大丈夫よ、ほら……うんちじゃないでしょ?」
 にちゃにちゃと指先でこねくる音を立てながら、姉はそう言った。
 いくら変態な姉とは言え、糞べ……う、うんちを手でこねくるような趣味は無かったはず。
 恐る恐る私は姉の手を見る。
 確かに見たところ固形物は見えない──やや黄色がかった白い粘液だけだ。

「……あ、うん……って、そう言う問題じゃ……」
 確認するだけして、私は再び視線を逸らす。
 なんであろうと、私のお尻から出てきたものだから……うんちじゃないからと言って、まじまじ見たいものじゃない。
 そんな私の気持ちを、間違いなく充分に理解していながら、
「ふふっ、この黄色っぽいのはフランの腸液ね……んふっ、いやらしい匂い……」
 この姉はそれの状態をわざわざ口に出して言い、あまつさえ匂いを嗅ぎ始めた。
「やぁっ、ちょっとぉっ! か、嗅がないでよ……そんなの……」
 恥ずかしいどころか、ちょっとおぞましさを感じる姉の行動に、私は慌てて制止の声を上げる。
 うんちじゃないから匂い嗅がれても気にしない、と思えるほど私は色々捨てていない。

「臭いわけじゃないんだから、別にいいでしょ……」
 私の文句を気にするそぶりも見せず、姉は平然と言い放ち、
「ほら、あなたも匂ってみなさいよ……」
 ずいっと私の鼻先に、にちょっとした粘液が付いた手指を突き出す。
「あっ、ち……近付けないでよぉ……」
 下手に顔や頭を動かすと、べちゃっと付きそうなので、私は言葉だけで抗議した。
 目は瞼があるから、見たくないものを見せられても瞑って見ないようにできる。
 だけど、鼻は指で押さえでもしなければ閉じられないから……私は強制的に、それの匂いを嗅がされた。

「ふふっ……どう、フラン?」
「う……え、エッチな匂い……」
 そうとしか言いようがない匂いだった。
 ごく僅かに少しだけ香る便しゅ……う、うんちの匂いに、精液とか色んな分泌液の匂いが混ざった、なんとも言えない──いやらしい匂い。
「ほら、あんただってそう思うでしょ? これが、あなたのお腹の中の匂いよ……いやらしい、エッチなフランの匂い……」
「へ、変なこと言わないでよ……もうっ、お姉様の変態っ!」
 うっとりと目を細めて語る姉を、じとっとした目で私は睨む。
 そんなものの匂いで陶酔する変態が、私の大好きな姉だと思うと、少しだけ情けない気持ちになってくる。
 ……いや、そんなものまで気に入ってくれるのは、嬉しいけど……素直に嬉しいと喜べるほど、私はまだ悟れていない。

「なに言ってるのよ? あなただって、興奮してるくせに……ほら、いつの間にか……」
 言いながら姉は上体を起こし、私の股間に視線を向ける。
 つられて私もそちらを……
「やぁっ、ちょっと……こ、この格好……!」
 今さらながら、私は自分がとても恥ずかしい格好にさせられているのに気付き、声を上げた。
 お尻を上にして背中から頭を下にする角度で、仰向けにさせられている姿勢は……まるで、赤ん坊がおしめを替えられるときの格好みたいで──物凄く恥ずかしい。
「え、今頃気付いたの? ふふっ……お姉様のお膝の上で、おしっことうんちしちゃう子には、ぴったりの格好でしょ?」
 にんまりと姉は微笑んだ。

「やぁっ、やめてょぉ……そんなこと、言わないでよぉっ……」
 楽しそうな姉と対照的に、私は涙声を出す。
 こんなこと言われて辱められると……悔しくて、恥ずかしくて泣いちゃいそうになる。
「あー、泣かないでよ……ちょっと言い過ぎたわ」
 一転して笑顔から慌て顔になり、姉は私をフォローした。
 そんな慌てるんだったら、最初っからひどいこと言わなければいいのに……本当に、お姉様はバカだ。
「な、泣いてなんかいないよっ……う、嘘泣きだよ……あはっ」
 困らせるのもかわいそうだから、私は嘘泣きってことにしてあげた。
 本当は泣きそうだったけど、姉の慌て顔が可愛かったから。

「もうっ、姉をからかうなんて悪い子ね……」
 めまぐるしく姉は表情を変える。
 私のちょっとした反応や言葉で、困ったり笑ったり慌てたり悲しんだりする姉は、見ていてとても可愛い。
「でも、フランがしたいなら、私の膝をあなたのおトイレにしちゃっても、私はいいのよ……ふふっ」
 そして、またすぐこの姉は調子に乗る。
 お姉様をおトイレにって言葉で、私は自分でもどうかと思うような事を一瞬考えた。
 素っ裸にして首輪をつけた姉を、暗い部屋に閉じこめて、虚ろな目で私の……いや、ちょっと興奮するけど、こんな想像しちゃいけない……。

「すっ、するわけないでしょ……な、なに言ってんのよ、変態っ! お姉様の変態っ!」
 少しあんまりな想像をした自分への怒りも上乗せして、姉を怒鳴る。
 ちょっとだけ八つ当たりだけど、これぐらい良いよね?
「ふふっ、顔真っ赤よ……おトイレにしていいって言われて、エッチな想像したでしょ?」
 口元に手を当てて、にまにまと姉は笑う。
 こっちの想像までお見通しなのか……っつか、これって思考の方向性が一緒ってこと……なのかしら……。

「お、お姉様じゃないんだからっ……そ、そんな変態なこと、考えないよっ!」
 言ってから、しまったと思った。
 これじゃ自分で「変な想像しました」と白状してるのと同じだよ……。
「へぇ、変態なこと……ふふっ、なるほどねぇ……ふーん……くすくす」
 ますます姉は調子に乗った。
 本当にこの姉は悪魔だ……にたにたといやらしく微笑み、私を辱める。
「な、なによっ……お、お姉様だって、私がおトイレにしていいとか言ったら、変な想像するでしょ? だから、おあいこよっ!」
 ふんっと私は鼻を鳴らし、逆襲した。
 仮にもし私がそんな事を言ったら、間違いなく姉は大喜びでとんでもない事をするだろう。
 言わなくても、しょっちゅう変なことするぐらいだし。

「当たり前でしょ。フランが「お姉様ぁ、私を肉便器にしてください」なんて言ったら、私……ちょっと自分を保つ自信無いわよ……」
 に、肉べ……だめだ、この姉……あ、でも……ちょっとだけ、言ってみたい言葉、かも……。
「ふーん、じゃあ言ってあげようか? ねぇ、お姉様ぁ……私を、お姉様の……に、肉便器にして……あっ……」
 なんとなく軽い気持ちで言っているうちに、身体が火照ってきた。
 肉便器、お姉様だけの私の身体……あ、だめ、想像すると……。
「……い、いいわよ、フラン……あなたが、いいなら……わ、私は……私……」
 姉の目の色が変わった。
 さっきまでと雰囲気を変え、ぎらっとした欲望の色が濃い目を私に向ける。
 ぎらぎらと私を求める姉の瞳が、理性のブレーキを外す。

「う、うん……お、お願い、お姉様……私のお尻、お姉様のでいっぱいにして……」
 彼女の目に誘われ、雰囲気に飲まれるように、口から恥ずかしいおねだりが出た。
 ただ言葉で言っているだけなのに、どんどん身体が疼き昂ぶってくる。
「ほ、本当に……フランったら、いけない子……可愛いわ、私のフラン……」
 ゆっくりと顔が近付いてきて、彼女の唇が私の唇に重なった。
 ぐぐっと唇を押し付けながら、姉は私の唇を舌で突き舐める。
 元から受け入れる気充分な私は、口を開き姉の舌を口腔内に迎え入れた。
「んっ、ちゅっ……んんっ、んっ……」
 待ちかねていたかのように、姉は舌を私の舌に押し付ける。
 少しざらっとした粘膜が、私の舌を舐め絡め取り、彼女の唾液を味わわせる。

「んんっ……んちゅ、ちゅぷっ……んっ」
 私も舌を動かし、姉の舌を絡め擦り味わう。
 ぴったりとくっつけ合った唇から、粘膜同士が触れ絡み擦り合う水音が漏れる。
「じゅぷっ、ぢゅっ……んっ、んぢゅっ……んっ!」
 お互いに唾液を啜りあっていると、姉が手を動かし別の所を刺激しはじめた。
 さっき私が排泄した腸液と精液の混合液で滑る指で、彼女は私の肛孔を触る。
 口を塞がれていて声を出そうにも声が出ない。
「んっ、んんっ……ぢゅっ……んっ!」
 最初は肛蕾の皺へ粘液を塗るように、ぬちゅにちゅとアヌスを撫でていた彼女の指が、ずぶずぶと入ってきた。
 潤わされた私の肛孔は、呆気ないほど簡単に姉の指を受け入れる。
 ゆっくりと根元まで指を突き入れると、姉は顔を上げ唇を離した。

「んぷっ、ふぁっ……お、お姉様ぁ……あぁっ、ゆ、指ぃ……あっ」
 てろんと姉の唇から垂れた唾液の糸で、口元を汚されながら私は喘ぐ。
「あなたが出したあれ、ちょうどいい滑り具合だったから……ふふっ」
 にたっと笑うと、姉は舌を伸ばし自らの唇を舐め、私の肛腔内に入れた指を、ぐにぐにと動かしはじめた。
 ちょ、ちょうどいいぬめりって……いや、腸液も精液も、どっちも粘液だけど……。
「んっ、だ……だからって、いきなり……あっ……」
 感じる部位を、にちゅぬちゃと音を立てて弄られ、私は身を震わせ弱々しく喘がされる。
 こんな……うんちするところが気持ちいいなんて、はしたない恥ずかしいことだと思うけど、姉もここが感じるといつも言っているから──たぶん、誰でもそうなんだろう。

「あら、フランは私の肉便器なんでしょ? だったら、何時でも受け入れられるようにしておかないと……」
 そう言うと、入れた指を姉は出し入れしはじめた。
 ぐにぐにと指を回して内壁や肛門管を刺激しつつ、じゅぶずぷと淫らな音を立て、彼女は私を責め立てる。
「ひゃうっ、あぁっ……そ、そうだけどぉ……んっ、あっ……」
 出て行くときの排泄感というか、まるで一緒にうんちが出ちゃいそうな感覚と、入ってくるときの拡げられる感触が気持ちいい。
「本当にフランは感じやすいわね……指でお尻弄られて、こっちまで濡らしちゃってるわよ」
 もう片方の手を姉は私の股間に伸ばし、すぅっと割れ目を指でなぞった。

「あっ、ひゃっんっ……んっ、だってぇ……き、気持ちいいん、だ……もんっ」
 新たに別の場所へ与えられた刺激に、びくっと身体が震える。
 本来はこっちでエッチしたり、感じたりするのが普通だって本で読んだけど、そこは時々触ったり弄るぐらいしかしない。
「ふふっ、そう……お尻が気持ちいいのね。さっき、ぶりぶりって私の膝に漏らしちゃった穴が気持ちいいのね、フランは」
 姉の言葉が私の羞恥心を煽る。
 ぶりぶりっなんて音立ててないし、別にうんちしちゃったわけじゃないけど……お尻から何かを漏らしたのは事実だ。
 そんな風に言われると、恥ずかしくて──背筋がぞくっとする。

「うぅっ、あっ……そ、そう、気持ちいいのぉ……おしりぃっ、気持ちいいっ!」
 こんなこと言うなんて恥ずかしいと思うけど、恥ずかしいのが気持ちいい。
 普段だったら、恥ずかしかったら、泣いたり怒ったり暴れたりするんだけど……こう言う時は、なんでか恥ずかしいのが好き。
「可愛いわよ、フラン……いつも可愛いけど、お尻で感じちゃってるフランは、もっと可愛いわ……」
 ぐにっと鉤状に曲げた指で内壁越しに膣を圧迫してから、姉は私のアヌスから指を抜く。
 ちゅぽっと音がする勢いで指を抜かれると同時に、私は軽い絶頂に追いやられた。
「あっ、あぁっ……んっ、あぁ……」
 びくびくと身体を震わせ、私は脱力する。
 気持ち良かったけど、まだ物足りないような、むしろ余計に欲しくなるような、そんな感じの軽い気怠さが心地良い。

「ふふっ……本当に良い格好よ、フラン……蕩けた可愛いお顔も、ロクに弄ってないのに濡らしちゃったあそこも、くぱくぱ物欲しそうにしてるお尻の穴も、全部見えるわ」
 満足げに微笑むと、私のお尻から抜いたばかりの指を、自らの口元に運ぶ。
 ……あっ、やぁっ……お姉様ったら、私のお尻に入れてた指……舐めてる……。
 ちゅぷちゅぷと音を立て、見せつけるように彼女は指をしゃぶった。
「んっ、フランのお尻の中の味がする……ふふっ、美味しい……」
 美味しそうに目をうっとりとさせて、ぴちゃぴちゃと姉は指を舐め、私に意味深な視線を送る。
 何かを催促するような、そんな感じの視線を。

「……うっ……ん……」
 こくりと頷き、のそのそと私は両膝を自分の胸元に近付ける。
 そして、手を自らの臀丘に宛てがい、くにぃっと左右にお尻の谷間を押し広げた。
「……お、お姉様ぁ……」
 指をしゃぶりながら、じっと私を見ている姉に声をかける。
「なぁに、フラン? お尻広げて、どうしたの?」
 わざとらしくとぼけて、姉はくすりと笑った。
 ……い、言わないと、だめってこと……なんだろうな……。
「うー……わ、私のお尻……も、もっと……い、いじっ……な、舐めてくださいっ!」
 かぁっと顔どころか、身体中が赤くなって行く。
 別に言葉で要求されたわけじゃないけど、この姉が私に何を望んでいるかは、かなりわかりやすい。
 何もリアクションせず、意味ありげに見るときは、だいたい何かさせたいときだから……それも、私が特に恥ずかしがりそうなことを。

「あら、フランったら……うんちの穴を、お姉様に舐めて欲しいだなんて……変態ね、いやらしい子……ふふっ」
 すごく言い返したいけど……ぐっと私は我慢する。
 私のお尻舐めるの、大好きなくせに……。
「いいわよ、特別に舐めてあげるわ……」
 そう言って私の臀丘に手を宛て、ぐいっとお尻を持ち上げて高く掲げさせると、
「指の次は、私のお口と舌でフランのお尻犯してあげる……んっ……」
 姉はお尻に顔を近付け、肛孔に口付ける。
 彼女自身が寝る前に出した精液と、私の腸液が混ざった淫らな粘液で、ぐちょぬちょになっているそこは、絶対にきれいじゃない場所なのに、姉は全く躊躇せずキスしてくれた。
 いつも舐めてもらっているけど、さっきあんなの漏らした後でも、全然いやがらず舐めて貰えるのは──嬉しい。

「あっ、あぁっ……んっ、お……おねぇ、さまぁっ……あっ……」
 まだ唇がアヌスに触れているだけなのに、私はもう感じて喘いでいる。
 すごく恥ずかしいけど、嬉しくて、気持ちいい。
「んちゅっ、んっ……ちゅぷっ……ちゅっ……」
 ぬろんとした感触が、肛孔の表面をなぞり始めた。
 考えるまでもなく、それは姉の舌──お姉様が、ご飯食べるお口の舌が、私のうんちの穴を舐めている。
 そう思うだけで、ぶるぶると全身が小刻みに震え出す。
「んっ、あぁっ……いいっ、気持ちいいよぉっ……あっ、あぁっ……」
 ぴちゃぬちゅと姉の舌が肛孔を舐める音に対抗するように、私の口から甲高い喘ぎ声が漏れる。
 いやらしい音と、はしたない声を聞いていると、どんどん性感が昂ぶらされてゆく。



  
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東方二次創作「目」その3






「んっ、んじゅっ……んちゅっ、んっ……んっ!」
 姉は舌先に力を込めて、お尻の中まで舐めようと舌を捩込んでくる。
「ふぁっ、あぁっ! いいっ、は……入ってくるぅっ……あぁっ!」
 ぐにぐにと肛門管を舐め擦りながら、姉の舌が私の奥へと進む。
 普段はちゃんとしまっているのに、こう言う時はするっと入れられちゃうのが、我ながら少し不思議だ。
 まるで唇みたいに、私のアヌスはとろっと潤わされて柔らかくされちゃっている。
「んぢゅっ、んっ……ぢゅちゅっ……んじゅ、んっ……」
 入るだけ奥まで舌を突き入れると、姉は舌を抜き始めた。
 全部抜き出したりはせず、またすぐに突き入れ、それから再び抜き、間断無く私のアヌスを舌で犯す。

「あぁっ、あっ、いいっ! おしりぃっ……いっ、いいっ!」
 もう恥ずかしいとか考えられず、ただ気持ち良くて私は喘ぐ。
 だらしなく口元が開き、涎が垂れるけど、そんなことは気にならない。
 ちゅぷぐちゅと音を響かせて、お尻を舐め抉るお姉様の舌が気持ちいいから。
「んっ、あぁっ……んんっ! いっ、いいよぉっ、お……おしりぃ、いいっ……!」
 私の目からは涙がこぼれる。
 夢の時は怖くて、さっきは恥ずかしさと悔しさで、今は気持ち良くて、今日の私は泣いてばかりだ。
「おしりぃっ、きっ、気持ち……いいよぉっ、あぁっ……お、お姉さ、まぁっ……あぁっ」
 涎と涙で顔を濡らしながら、私は喜悦の声を上げ続ける。
 気持ちいいのに、もっと気持ち良くなりたくて、無意識のうちに腰が動いてしまう。
 あぁっ、舌もいいけど……奥まで、もっと深く……太いので、犯されたい……。
 このままずっと舐められ、舌で愛撫され続けたい気持ちもあるが、身体の疼きが強まり性感が昂ぶって行くと、もっと奥までずっぽりと犯され抉られたくなる。
 どうしたって舌は直腸の奥、お尻の穴のずっと奥にある、もう一つの入り口まで届かないから。
 ……いや、ちょっと身体を弄くれば、それぐらいお姉様も私も出来なくはないけど、ふたりともそれはちょっと趣味じゃない。

「じぢゅっ……んっ……んっ!」
 思い切り強く私のアヌスを吸ってから、姉は唇を離して顔を上げた。
 こっちの気分を見透かしているみたいに、口での愛撫を姉は切り上げる。
「……ふぅ、やっぱりフランのお尻は美味しいわねぇ……いやらしく、エッチな味……ふふっ」
 自らの唾液とかでべとべとにした口元を、姉は手の甲で拭う。
 そしてまた意味深な目で私を見て微笑んだ。
 色々と見透かされていて、思い通りにさせられてるみたいなのは、ちょっと癪に障るけど……火が点いて昂ぶらされた身体と心が、そんな下らない矜恃は気にするなと、私に言ってくる。
 うん、気持ち良ければ、別にプライドなんて……いらないや。
 お姉様と一緒に、我を忘れて快感に没頭出来るなら──そんなものは必要ない。

 ベッドの上に転がっていた枕を、私は腰に宛てがい臀部を浮かせ、
「ねぇ、お姉様ぁ……も、もっと、もっとしてよぉ……お願い、私のお尻ぃ……もっと、弄って、犯して……」
 お尻のほっぺたを手で掴んで思い切り引っ張って、肛孔を開いて見せつけながら、私は姉に懇願した。
 かなり恥ずかしいけど、とても興奮する──大好きな姉に自分を捧げられるのが、すごく幸せだなって思える。
 お尻を犯されると気持ちいいとか、そう言うのだけじゃなくて……お姉様と、一緒に繋がって満たされて、満たしたい。

「いいわよ、フラン……私ので、あなたのお尻いっぱい……犯して、愛してあげる……」
 嬉しい──私にとって、一番嬉しいことを姉は言ってくれた。
 彼女は自らの股間に手を伸ばし、割れ目の上端にある肉芽を掌で覆う。
 一瞬だけ目を閉じ開き、ちょうどクリトリスの位置に姉は男根を具現化させた。
 吸血鬼である私たちにとって、男性器官を思い描き陰核をベースに具現化させるのは、エッチの時にいつもする儀式に近い。
 生やさずにする事もあるけど、犯したい、犯されたい、物理的に繋がりたいときは、だいたいこうする。
 私と大して変わらない背丈で、美しく可愛らしい少女の姿をしている姉が、不似合いな牡器官を持っているのは、すごく淫らに見えて好きだ。

「あははっ、フランが可愛いから……いつもより、ちょっと大きくなっちゃった……」
 びくびくと脈打つ勃起したペニスを、誇らしそうに姉は握りしめ、さっき私がお尻から出した例のあれを塗りまぶす。
「う、うん……大丈夫、大きくてもいいから……お姉様の、入れて……お尻に、私のお尻を犯して……」
 言っていて、ぞくりと私は背筋を震わせた。
 どう喩えていいか良くわからないけど、普通の男のより、姉が今生やしているのはちょっと大きいと思う。
 だいたい、私の手でふた握りするよりも長さがあって、太さは指二本よりもっと太い。
 邪魔にならないように、私は膝を立てて両脚を開く。

「そう……痛かったら、言うのよ……んっ……」
 ぴとっと張り詰めた亀頭を、姉は肛孔に圧し宛てた。
 出す時みたいに軽くいきみ、内側からアヌスを拡げ、私は挿入を待つ。
「うんっ……き、来てっ、お尻に……あっ、あぁっ、は、入っ……あぁぁぁっ!」
 色んな液で潤わされ、指と舌で充分にほぐされた私の肛孔は、ずぶずぶと姉の肉槍を受け入れて行く。
 反射的に強張りそうになるアヌスを、私は大きく息を吐いて緩める。
「んっ、くぅっ……あぁっ、太ぃっ……! はぁっ、ふぁぁっ……!」
 出すようにいきむのも、息を吐くのも、これらは全部──お姉様が教えてくれたこと。
 数え切れないぐらい、今までに何度も姉をお尻で迎え入れてきたけど、この挿入されるときに少し感じる痛苦しさは、いつ味わっても気持ちいい。

「あぁっ、あっ……んっ! あぁぁっ……お、おねぇさまぁっ……あぁっ……!」
 普段はきつく閉じ締まっている肛孔を拡げ、狭い肛門管を擦りながら、奥へ奥へと姉のペニスが侵入してくる。
 指や舌とは比べものにならない、強い圧迫感と拡張感は苦しいけど、それが満たされている事を教えてくれるみたいで、すごく気持ちいい。
 全身がぞくぞくとして来て、肌がつぷつぷと粟立つ。
 緩めようとしているのに、きゅんきゅんと私のお尻は姉のペニスを食い締めている。
「んっ、く……きつ……だ、大丈夫、フラン……?」
 喘ぎ続ける私に、姉が気遣いの声をかけてくれた。
 気遣いながらも腰は止めず、ずぶずぶ私のお尻に姉は屹立をゆっくり埋めて行く。
 途中で止められて焦らされるのも悪くないけど、今は気にせず突っ込んで欲しい。
 自分の臀丘を掴んだ私の手に力が入り、お尻のほっぺたに爪が食い込む。
 でも、痛みはほとんど感じない……むしろ少し痛いのが、気持ちいい。

「んんっ、だ、大丈夫……い、いいからぁっ! も、もっと、奥いっ、入れてぇっ……!」
 呼吸を荒げ、呻き叫ぶように私は姉の問いかけに答えた。
 本来は排泄器官で、うんち出すところなのに別の使い方をしているためか、おでこどころか身体中から汗が出ている。
「く、ふぅっ……ふふっ、ぜ、全部、はいっちゃたわよ、フラン……」
 満足そうに言って、姉は口元を綻ばせた。
 ずっぷり根元まで私のアヌスは、姉の肉槍を受け入れている。
「ふぁぁぁっ、いいっ! は、入ってるの、気持ちいぃっ……おしりぃ、いっぱい……!」
 ぽっかり空いた空洞のはずの直腸を、みっしりと姉に満たされる充実感が、圧倒的な快感を私に与えてくれる。
 しばらくの間、姉も私もじっとして動かず、奥まで深く繋がり合っているのを実感し合う。
 最初から激しく動かれるのも気持ちいいけど、こうやって奥まで貫かれているだけでも、すごく気持ちいい。
 大好きな姉と一つになって、満たされているって気持ちになれる。

「んっ……フランのお尻、ぴっちり私を包み込んでるわ……好きよ、フラン……可愛い、私だけのフラン……」
 うっとりとした顔で呟くように言うと、私の唇に姉はキスをしてきた。
 ちゅっと軽く唇を触れ合わせ、すぐ離し、彼女は舌を伸ばす。
「んちゅ、んっ……すきぃっ、私も……んちゅ、お姉様……大すきぃ、んっ……!」
 唇に向けて伸ばされた舌へ舌を伸ばし触れ合わせながら、私も好きだと切れ切れに言う。
 お口の外に、こうやって舌を伸ばしてするキスは、すごくエッチな感じがする。
「あぁっ、フランっ……んちゅっ、可愛い……んっ、好きよ……」
 舌だけのキスを続けながら、ゆっくりと姉は腰を動かし始めた。

「あぁっ、んちゅ……ふぁぁんっ……お、おしりぃっ! んっ、あぁっ!」
 くぅーっと腰を退かれると、うんちしているみたいな感覚が私のお尻に与えられる。
 そんなのが気持ちいいなんて、恥ずかしいけど、やっぱり気持ちいい。
 このまま、うんちも内臓もお尻から出しちゃってもいいって思えるぐらい、ぴっちり入れられたちんちん抜かれるの、気持ち良くて好き。
「んっ、あぁっ……んっ、フランっ! んっ……あっ……!」
 はぁはぁと荒い息をつきながら、お姉様はお尻にペニスを出し入れする。
 ぽたぽたと、姉の顔から滴り落ちる汗が、私の顔にかかるけど、それすらも心地良く思えた。
 そんなにたくさん汗かくぐらい、姉も感じてくれていると思うと、嬉しくて気持ちいい。

「いぃっ、おしりぃっ! お、ねぇさまぁっ、お……しりぃっ、あぁっ……!」
 自らのお尻を掴み拡げていた私の手は、いつの間にか姉の背中に回っていた。
 快感が強すぎて、がりって爪を立て彼女の背中や翼を引っ掻きながら、私は姉の身体を抱き寄せる。
 ただ開いているだけだった脚も、気付いたら姉の腰に回し絡めていた。
 腕と脚で姉の身体にしがみついて、お尻で繋がっていると、このままひとつに融け合いたくなる。
「あっ! いぃっ、はぁっ……おしりぃっ! んっ、きもちぃっ、おしりっ……いいっ!」
 ぐぐぅっと腰を進められると、ごりごり内壁を擦りながらお尻の中が満たされてゆく。
 もっと奥まで入れられて、お腹が突き破られちゃっても大丈夫って感じるほど、拡げ圧迫されるのが嬉しくて気持ちいい。
 薄い肉の壁を通して、前の方──膣や子宮も刺激されて、全然弄っていないのに、そっちもびりびり痺れてくる。

「はぁっ、あっ! いぃっ、ぎもぢぃっよぉっ……あっ! んっ、おじりぃっ……すぎぃっ……!」
 与えられる快感が強くて、むせび泣きながら私は喘ぐ。
 本当はうんちの出口なのに、今はお姉様のちんちんの出入り口になっているお尻の穴。 狭く締まってるはずなのに、拡げられて擦られている肛門管。
 入れられ満たされる充実感と、抜かれ出される喪失感が交互に訪れる直腸。
 どれが気持ちいいのかじゃなく、全部が気持ちいい。
「いいわぁっ、フランっ! すっ、すごいっ、いいわよっ……フランの、お尻っいいっ!」
 苦しそうな気持ちよさそうな声で、姉が呻き喘いでいる。
 力の加減が出来なくて、思いっきりお尻の穴を締めたりしちゃっているから、ちょっと痛いかも知れないけど、きゅってされるの気持ちいいから大丈夫だよね?

「うぅっ、はぁっぁっ……あっ! お、おじりぃっ、いいよぉっ! あぁっ、うぅっ……きもちぃっ! おしりぃっ、すきぃっ!」
 声を出せば出すほど──気持ちいい、お尻が気持ちいいって言えば言うほど、快感がどんどん高まり募ってゆく。
 きっと今の私は、すごく淫らないやらしい顔して喘いでいるんだろう。
 でも、こんなに……繋がったところから、じゅぶっぬじゅって音がするぐらい、激しく強くお尻を犯されていたら、誰だってそうなっちゃうはずだ。
「んんっ! おぐぅっ……もっと、奥にぃっ! おしりぃっ、おくっ……いぃっ! あぁっ、おしりぃっ……あっ!」
 私は深く奥にもっと入れられたくて、うんちを出す時みたいにぐっときばる。
 こうすると、直腸の奥にあるもう一つのお尻の穴が開く。
 そう、S字結腸が降りてきて、狭く曲がったところが伸びるから、もっと奥までお姉様を咥え込める。

「あぁっ、んっ! フランっ……あっ、いいっ……! フランの、おしりぃっ、すっ……すごいぃっ!」
 直腸とS字結腸の境目を越えて、ごりぐりっと内壁を擦りながら姉の亀頭が嵌り込む。
「あぁぁぁぁっ! ぐぅっ、お、奥ぅっ……おじりぃっ、あっ、おぐぅっ! あぁぁぁっ! いっ、いぎぃっっ! おじりぃっ、あぁぁぁっ!」
 さっきからずっと、ぶるぶるびくびくさせている身体を、私はさらに震わせ痙攣させ、けだもののような声で喘ぐ。
 目の奥が白くなって、頭の中がちかちかして真っ白になってゆくみたいな快感で、このままバカになっちゃいそう。
 バカになるならなって、狂うなら狂っちゃってもいいって思える、そんな気持ちよさだ。

「んっ、あぁっ、あっ! すごっ、いいっ……フランの、おしりぃっ、いいっ……あっ!」
 私のS字結腸に敏感な先端を挟まれ締められて、肛孔で胴部と根元を食い締められている姉も、すごく気持ちよさそうに息も絶え絶えに喘いでいる。
 嬉しい──私で、私のお尻で、大好きなお姉様が感じてくれて、とっても嬉しい。
「ぐぅっ、あぁぁぁぁっ! あっ、あぁっ! いっ、いっぱぃっ、おじりぃっ! ぎっ、あぁっ、きもぢぃいっ! んっ、ぐっ……あぁぁっ!」
 肛孔から肛門管を通って直腸を経てS字結腸まで、うんちするための器官を全部抉られ犯されて、狂った獣みたいに喘ぐ私の顔は、涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃだろう。
 見なくてもわかるぐらい、きっとすっごいぶさいくになってるはず。
 こんな顔を私にさせられるのは、お姉様だけ──レミリアだけが知っている、私の一番ひどい顔。

「あっ、んんっ……ふ、フランっ! か、わいいっ……いいっ、可愛いわ、よぉっ……フランっ! 好きぃっ、大好きっ! フランっ!」
 絶対に可愛いなんて言えるわけ無いだろうに、姉は可愛いって言ってくれる。
 だから、こんな顔見せたくないって我慢したいけど、我慢しないで私は乱れ喘ぐ。
「んぐぅっ、ひぐっ! あっ、がぁっ……いっ、いぃっ! おっ、おじりぃっ! おっ、おねえ、ざ……がぁっ、あぁぁっ!」
 お姉様だけが見て、知っていい──お姉様だけに見られたい、知られたい、お姉様の所為でぶさいくにされている私の顔、もっと見て欲しい。
 他の誰にも見せない、自分でも見ない、お姉様のためだけの、いやらしい淫らな私の顔を。
 私の恥ずかしいところも、汚いところも、気持ちいいところも、何もかも全部──お姉様にだけ、見られて知られたい。

「あっ、あっ、んっ……いいっ、フランっ! す、好きっ……フラン、大好きぃっ!」
 喘ぎ声に切羽詰まった響きを含ませて、姉は腰の動きをどんどん早めてゆく。
 私の方も、いつ何の弾みでイっちゃうかわからないような感じだから、彼女もそろそろ限界なんだろう。
 もっと、ずっと永遠に姉に抱かれ犯されて、ひとつに繋がり合っていたいけど、もうそろそろ終わりみたい。
「あぁっ、ぐっ、あっ! わ、わらしもぉっ! すきぃっ! おじりぃっ……おねぇ、さまぁっ、す、すきぃっ!」
 壮絶な声で大きく喘ぎ泣きながら、がくがくぶるぶる全身を揺すり震わせて、私はアヌスから結腸までお尻の中全部で姉を強く締め付ける。
 あっ、もうっ……イっ、いっちゃってる……私、お尻で……お姉様……っ。

「あっ、んんっ! 好きぃっ……あぁっ! フランっ……好きっ、フランっ!」
 ぐにゅっと私の奥深くにペニスを埋め込むと、姉は煮え滾る想いを熱く白濁した迸りの形で解き放った。
 液体じゃなく固体なんじゃないかと思うぐらい激しく強く、私の腸奥に姉の精液が叩き付けられる。
「すきぃっ、おねえさ、まぁっ! あっ! な、ながぁっ、おじりぃっ! でっ、でてるっ! あぁっ、あぁぁぁっ!」
 なにもかも真っ白に染め潰す快楽に翻弄され、私は我を忘れて喘ぎ叫び続ける。
 行為の終わりを意味する絶頂が訪れても、その波はとても大きくて、なかなか退かない。
 しばらくの間、私は延々と泣き喘ぎ全身を痙攣させ続け──意識を手放した。



 ゆっくりと身体が上下と左右に揺すられていた。
 ちょっとぬるっとして湿った柔らかい何かに、私はしがみついているみたい。
 耳からは、荒い息づかいと私の名前が聞こえて──
「……ンっ! ねぇ、フランっ! 大丈夫? フラン!」
 ああ、姉の声だ……え? 大丈夫って……なんだろう?
 口の中に唾がいっぱい溜まっているのに、喉がちょっと痛い。
「……んっ、う……うー、な、なぁに……おねえ、さまぁ……?」
 目を開けるのが億劫だから瞑ったまま、気怠げに答えた。
 ぬるっと湿った感触は……ああ、汗まみれの姉の身体かな?
「あ、フランっ! 良かった、起きてくれた……」
 そんな姉の声とともに、ぎゅっと胸が締め付けられる。
 ……ああ、姉に抱っこされてるのか……ん……あれ?
 手放していた意識が、戻ってきて──ぱちっと私は眼を開く。

「あっ、え……もしかして……わ、私……」
 失神してたの? と聞こうとしたが、なんとなく恥ずかしくて言葉に出せなかった。
 エッチで気を失っちゃうって……すごく嬉しくて幸せだけど、やっぱり少し恥ずかしい。
 見たところと身体の各所に伝わる感触から、私は座った姉と向き合って抱っこされているようだ。
 ……っつか、お尻の中……まだ、お姉様のペニス……入ってる……。
「ふふっ……気を失っちゃうぐらい感じちゃうなんて、フランったら本当にエッチな子ね、んふふっ」
 私の心理をどこまでも見透かしているのか、嬉しそうに姉がからかう。
 ほんの今少し前まで物凄い慌てた声だったのに……まったく、この姉は……。

「しょ、しょうがないでしょっ! だ、だって……気持ち、良かったんだ、もん……お尻、すごく……」
 はじめは勢い良く口から出た言葉は、後半はもにょもにょトーンダウンした。
「いいのよ、フラン……それだけ、私でいっぱい気持ち良くなってくれたって事だから……嬉しいわよ、大好き」
 ぎゅっとさらに強く姉は私を抱きしめる。
 疑うまでもなく、本当に嬉しいんだろう。声が凄く弾んでいる。
「う、うん……私も、好きよ。お姉様が、大好き……」
 そう耳元にささやくと、びくっとお尻に入れられっぱなしのペニスが脈動した。
 ま、まだ……お、大きくて……固い……。
 入っている、繋がっているって意識すると、また身体が疼いてくる。

「……ね、ねぇ、お姉様! 私、どれぐらい……その、失神して……た?」
 このまま連続してされたい気持ちもあるけど、私はなるべく肛孔を意識しないようにして、姉に会話を振った。
 抜かずに続けてするのもいいけど、あれから時間がどれぐらい経ったか気になる。
「え? そ、そうね……三分かそこらかしら? キスしても反応無いし、白目剥いちゃってたから、そのまま抱き上げて……うん、やっぱり三分ぐらいね」
 失神してたときの模様を聞くのは、やっぱり恥ずかしい。
 白目って……我ながら、みっともなさすぎるよ……でも、別に良いか。
 いっぱい抱かれて、たくさん犯されて、ひどい顔も見られて、その前は泣いたり、漏らしたりしちゃったし……もう、今さらだ。

「う、うん……そっか……あ、ねぇ、お姉様?」
 今さらとは思うけど、恥ずかしいのは恥ずかしいから、私はまた話題を変えようと呼びかける。
「ん、なに? どうしたの、フラン?」
「あ、あの……あ、えっと……も、もっと……したい?」
 なかなか話題が思い浮かばず、するならするで嬉しいしと思いながら、続けてしちゃうか聞いてみた。
「あら、なに言ってるのよ、フラン……私はフランとなら何度でも出来るし、したいっていつも思ってるわよ……ふふっ」
 なんとなく予想はしてたけど、予想通りにエッチな答えを姉は返してくる。
 うん、だって……私も、お姉様とずっと繋がって、ぎゅってしていたい……。
 声には出さず心の中で、彼女の言葉に私は答えた。
 こんな事を喋ったら、姉は間違いなく際限なく度を超えて調子に乗るから。

「でも、今はもういいわ……失神しちゃったぐらいだから、疲れてるでしょ?」
 私の身体を気遣って、優しい声で姉はそう言った。
 言葉は優しく気遣っているのに、お尻の中のペニスは脈動を強めている。
 まだしたいのに、私を気にして我慢する気なのかと思うと、大切にされていて嬉しいと思う反面、ちょっと申し訳ない気分だ。
 大丈夫だから出来るよ、って言うのは簡単だけど、それは姉の気遣いを拒絶するみたいで……少し気が退ける。
 ちょっとだけ考えてから、
「う、うん……だったら、次は私が、お姉様にするよっ! さっきのお返しに!」
 今度は自分が能動的ポジションになるから続けよう、と提案した。
 入れるのも入れられるのも、どっちも疲れはするけど、物凄い快感にずっと襲われ続ける受け入れ側の方が、やっぱり体力を使う。
 上手く言えないけど、ただお尻の穴を貸すだけ、みたいなエッチだったら、あんまり疲れたりはしないんだろうけど──そんなエッチは、お姉様としたくない。大好きなお姉様と、せっかくエッチするんだから、本気でして、気持ち良くなりたい。

「え……あ、フランが……い、いいわよ……うん、今度は私に……して」
 私の言葉が予想外だったようで、姉は少し戸惑ったけど了承してくれた。
 彼女の肩を掴んで腕を伸ばし、くっつけ合っていた胸を離す。
「うんっ、今度は私がお姉様のお尻、いっぱいにするよっ!」
 真正面に向き合った姉の顔を見ながら、にっこりと私は微笑む。
 これからされる事の期待で、姉は頬を染めて、ちょっと目を俯向かせた。
 お姉様の、こう言う仕草って……すごく、可愛い……される側になるって思うと、お姉様も私と同じで、なんて言うか……そう、心が受け身になっちゃう。

「……あ、う……うん……わ、私のお尻……フランので、いっぱい気持ち良く……して」
 もじもじと身体を捩って、姉は視線を彷徨わせる。
 普段は強くて、優しく頼もしくて、でも色々と欠点がある姉だけど、こう言う時は本当に、ただひたすら可愛い。すごく可愛い。
「あはっ、わかってるよ、お姉様……あ、さっき埋め合わせするって言ってたよね?」
 姉がしおらしくなると、私はどんどん強気になれる。
 このお姉様の、どきどき羞じらってエッチな期待している姿を見てると、いじめると言うか意地悪したい気分になっちゃう。
「うっ、あ……うん……い、言ったわよ」
 びくっと姉は肩を震わせた。
 何を要求されるのか、怯えながらも楽しみにしているって感じに見える。
 もうっ、本当にお姉様ったらエッチで、変態なんだから……あはっ。

「うん。じゃあ、今からお姉様は奴隷だよっ! 私のために、エッチなお尻と身体で、ご奉仕する奴隷……いいよね?」
 とんでもない要求をしていると、我ながら思う。
 でも、さっき私はお姉様に「肉便器にして」って言わされたんだから、これぐらい……いいよね?
 もっとも、言わされたって言うよりも、つい軽い気持ちで言っちゃったんだけど……あはっ、雰囲気ってすごい。
「ど、どっ奴隷……って、私がフラン、の……フランのお尻奴隷……」
 私の瞳を、とろんとした目で姉が見ている。
 奴隷って言葉に反応して、勝手にお尻奴隷とか言ってるけど、当たらずとも遠からずだから、別にいいや。

「そうだよっ! お姉さ……れ、レミリアはフランの奴隷です、って言ってよ!」
 言われて「はい」って答えるよりも、しっかり自分が何かってのを言葉で言った方が、強くそう思えて、どっぷりとはまり込める。
 言葉の魔力って言うのかな……お尻が気持ちいい、って犯されてるときに言うと、もっと気持ち良くなるのと同じ感じ。
 さすがに物凄く戸惑って躊躇っている姉の瞳を、ぐっと私は覗き込む。
 彼女が私に恥ずかしいこと言わせるときと全く同じに、目で語って催促し要求する。

「ぁ、う……れ、レミ……レミリアは、ふ、フランの……フランの、し、尻穴奴隷で……ですっ!」
 私の視線に気圧されるように、姉は途切れがちだけど、自分で奴隷だと言った。
 いつの間にか、ただの奴隷がお尻奴隷になって、何故か尻穴奴隷になっているけど、たぶん姉の中で何かストーリーが進行しているんだろうから、放っておく。
 この姉は、私よりもエッチで変態だから、恥ずかしい要求をすると勝手にアレンジして、より恥ずかしく淫らな形で返してくることが多い。
 まったく……紅い悪魔が聞いて呆れる、とんでもない変態お姉様だよっ、あははっ。
「うん、わかったよ……じゃあ、抜くよ……んっ……!」
 両足をベッドに降ろして、私は腰を上げた。
 入っている大きいままのペニスを、ゆっくりと少しずつ焦らすように抜いてゆく。
 あはっ、入れられっぱなしでも……あんなこと言えちゃうなんて、それもこれもお姉様のお顔が、とってもそそるからよ!
 さっきはあんなに猛々しく私を犯していたのに、今はこんなにしおらしく、弱々しいお姉様が──可愛い、大好き。

「んっ、あぁっ……あぁ……ん……」
 時折きゅっと肛孔を締めながら抜き出しているためか、姉の口から喘ぎが漏れる。
 すごく切なそうな、残念そうな声で喘ぐ姉を見ていると、いじめたい、いたぶりたい、意地悪したい、辱めたい、嬲りたいって気持ちが強まってゆく。
「あははっ、どうしたの、お姉様? 私のお尻から離れちゃうのが、そんなに名残惜しいの?」
 本音を言うと私も名残惜しいけど、その思いを隠して、ことさら嘲るような声を出す。
 嘲笑いながら罵倒すると姉はもっと喜ぶけど、それはもうちょっと後で……最初からテンション上げすぎると、なにしちゃうかわからないから。

「ぅ、ぁ……ぁ、ぅん……」
 弱々しく肯定すると、私の声と視線から逃れるように、姉は顔を背かせた。
 ……ああ、声も仕草も表情も……姉の全部が、いじめて下さいと、私に訴えかけているように思えてならない。
 焦らしながら、ゆっくりとペニスを抜くのがもどかしくなった私は、一気に腰を上げ立ち上がった。
 一刻どころか一瞬でも早く、姉をもっといじめて、いたぶって、喘がせて、狂わせたい。
「んっ……ふっ、んっ! あはっ、抜けちゃったよ……お姉様のちんちん、私のお尻からさよならだね、あははっ!」
 ぶびゅっと水分を含んだ空気音とともに、大きく太いものを咥え続けていた私の肛孔から、腸液と精液が混ざった淫らな粘液が漏れ出た。

 気分の方向がさっきと違う私は、すごく恥ずかしいはずなのに、
「もうっ、お姉様があんなに出すから、うんちみたいに出て来ちゃったよ……大きいちんちんで思いっきりお尻犯したからだよ! 締まらなくなったら責任とってよっ!」
 それすらも利用して姉を言葉で嬲る。
 入れられていた姉のペニスが恋しくて、くぱくぱと私のアヌスはせわしなく口を開け閉めしているけど、そんなことはおくびにも出さない。
 だって、これからお尻を、うんちの穴を拡げられて、いやらしく喘ぎ泣かされるのは、私じゃなくてお姉様なんだから。

「あ、ご……ごめん、なさい……」
 ペニスを股間にいきり立たせたまま、びくっと肩と背筋を震わせて、姉は身を小さく縮めた。
 目に見える姿、耳に聞こえる声や音、肌に感じる気配、その全てが私を誘い昂ぶらせるようで、本当に姉は可愛くていやらしい。
「あはっ、どう責任取るの? ずーっと私のお尻にちんちん入れたまま、お姉様生活してくれるの? 出来るんなら、してくれていいよ! あははははっ!」
 片足を姉の股間に伸ばし、びんびんに勃起している男根を軽くこづく。
「ひゃっ、んっ! あっ……ふ、フラン……!」
 面白くて思わず私の口元が綻ぶほど、姉は怯え戸惑う。
 そんなに、びくびくぞくぞくしているのに、ちんちんは相変わらず大きいままなのが、ひどく滑稽に見える。

「んっ、どうしたの、尻穴奴隷お姉様? なにか私に言いたいの? あははっ!」
 普段だったら、口に出すのも恥ずかしい言葉も、さらりと言えた。
 尻穴奴隷……すごく、いやらしい響き……淫らで変態な、お姉様にぴったり。


  
Posted by k_hyaku at 00:02Comments(0)TrackBack(0)

東方二次創作「目」その4






「ぁ、う……な、なんでも……な、いわよ……」
 もごもごと姉は口籠もる。
 ふふっ、そうだよ……今のお姉様は私の奴隷なんだから、口答えなんて出来ないんだよ……あははっ。
「ふーん、そう……それじゃ、お姉さ……尻穴奴隷レミリアちゃん、さっきの後始末してよ」
 くるっと私は立ったまま後ろを向いて、上体を少し屈め、姉に向けてお尻を突き出し、
「ほら、ここ……私の、うんちの穴舐めてきれいにしてよ。うんち穴、ぺろぺろするの大好きでしょ? 出した精液ぢゅるぢゅる吸い出してよ、あははっ!」
 ぺちぺちと自らの臀丘を手で叩く。
 私のお尻を犯した後、姉は舐めて肛孔を掃除したがるけど、こうやって命令されると──すごく屈辱的だと思う。
 自分から進んでするのと、命令されてさせられるのだと、同じ行為でも全然違うものになる。

「うっ、ぁ……う、うん……」
 震えた声で呻くように、小さく姉は返事した。
 ……あはっ、ちょっと心得が足りないよ……お姉様ぁっ!
「なによっ? 大好きな妹のお尻の穴を舐めさせて貰えるんだから、ちゃんとご挨拶してよ……ほら、うんちの穴ぺろぺろさせていただきますって!」
 姉に向けて、お尻ぺんぺんしながら、私は要求した。
 どんな顔しているのか見られないのが残念だけど、きっと顔真っ赤にして屈辱に耐え震えていると思う。
 ちらっと少しだけ後ろを見ると、股間のペニスは大きいままで、先っぽからおつゆを漏らしている。
 屈服され、辱められるのも、この変態お姉様は好むから、悔しいのが気持ちいいんだよね……どうしようもない変態だよっ、あははっ!

「……う、あぁ……ふ、フランの、う、うん……うんちの穴、ぺろぺろ……さ、させてっ、いただきま……すっ!」
 そう言うと同時に、姉は私のお尻に顔を埋めてきた。
 ぶつかるぐらいの勢いで、ぐにぐにってお尻のほぺったに頬を押し付けながら、ぬちょねちょと姉は舌で肛孔を舐め回す。
「んっ、あっんっ……あはっ、お姉様ったら犬みた、い……あっ、ん……!」
 姉を屈服させ、辱めて、奉仕させていると思うと、背筋がぞくぞくして肌が粟立つ。
 ああ、私は……犯されまくって、とろっとろになって色んな液体で汚れた、うんちする穴を舌で清めさせているんだ、あのお姉様に──レミリアに。
 感じる場所を舐められる肉体的な刺激も気持ちいいけど、それ以上に精神的な快感を私は強く感じている。
 あの姉を、汚らしく淫らな使役に用いている征服感と達成感は……それだけで、絶頂に達しそうなぐらい気持ちいい。

「んっ、そ……そうっ、じゅるぢゅって吸って……あっ、いいよ、このまま、うんち出そうなぐらい、いいよぉっ!」
 うんちって単語に反応したのか、姉の舌の動きと、吸う勢いが活発になった。
 たくさん犯された所為で、圧せば簡単に開いて受け入れちゃう私のアヌスに、ぐにぐに舌を捩込んで、中身を舐め掻きだしつつ吸い付いてくる。
 私の肛孔、うんちの穴にキスするのが、唇にするより好きなんじゃないかって思うぐらい、姉は激しく熱烈に舌と唇を動かす。
「あはっ、う……うんちっ、た……食べたいの? あんっ、す……すっごいっ、勢いで……すっ、吸ってるぅっ……!」
 本当に、このまま……うんちして、食べさせちゃおうかと、私は一瞬思った。
 きっと姉は、それでも怒ったりせず、屈辱に震えながらも喜んで、美味しく食べてくれるだろう。
 でも、さすがに……大好きな姉を、そこまで汚すのは気が退ける。
 どんなに汚したところで、汚しきれない美しさと可愛さを姉は持っているけど、今の私には難しい。
 もしかしたら、そのうちそんな行為をし合うようになるかも知れないが──今は未だ無理だ。

「ん、う……あっ、も……もうっ、いいよ……あっ、も……もう、いいっよ……」
 ちょっと微妙な考えが浮かんだから、舐めさせ吸わせ続けるのが少し怖くなり、私は制止の声をかける。
 ……あ、考えたら……奥の奥まできちっと洗ってるから、うんち出そうとしても、出るわけ無いんだった……ま、いいか。
「んじゅっ、ぢゅずぅっ! んっ、ぷふぁっ……はぁ、んっ……」
 まだ離れたくない、もっと舐めさせて欲しいと訴えるように、ずびゅじゅっと思いっきり私のうんち穴を吸ってから、姉は渋々唇を離した。
 未練がましく、くんくん鼻を鳴らして、彼女は私の肛孔の匂いを嗅いでいる。
 もうっ、本当に犬みたい……あはっ、やっぱり今度そのうち、首輪付けさせようかな?

「あっ……あ、あははっ、どう、尻穴……んっ、わ、私のうんち穴おいしかった? ねぇ、言ってみてよっ!」
 尻穴奴隷犬レミリアって、言ってやろうかと思ったけど、あんまり連呼してるとバカっぽくなりそうだから、止めておいた。
 お尻を向けたままだと、この変態お姉様は、じろじろアヌスを見続けて、くんくん臭いを嗅ぎ続けそうだから、私はくるっと身体ごと振り返る。
 ベッドの上に膝立ちになった彼女を、ちょうど真下に見下ろす格好だ。
「う……あっ、お……おいしか……ったわよ……」
 ちらちらと上目遣いに、姉は私の顔を窺う。
 口元をやや曲げ挑発的な表情を作って、
「ん、なにが? ねぇ、なにがどう美味しかったか、ちゃんと言ってよ? 言えるでしょ……お姉様の大好きな妹の、どこ?」
 屈辱と快感が混ざった複雑な色をしている彼女の目を見る。

「あ、うぅ……ふ、フランの……お、お尻の穴……う、うんちの穴が……あ、甘しょっぱく、て……ちょ、っと苦くて、おいし……かった……」
 お尻の穴って言葉を使うなとは言っていないのに、うんちの穴と姉はわざわざ言い直した。
 ことさら恥ずかしい言葉を使って、自分からもっと屈辱を強めようとするなんて……本当にお姉様は変態だよ、あははっ!
「あはっ、うんちの穴おいしいだって……言ってて、恥ずかしいでしょ? 妹に屈服させられて、お姉様は嬉しい?」
 聞いたところで返ってくる答えは決まり切っているけど、ちゃんと言われたい。
 きっと姉も自分で言うことで、その気持ちが強まって、どんどん快感が募ってゆくだろうから。

「ぁ……ぅ、うっ、嬉しいわよっ! だ、大好きだから……フランが……大好きっ、嬉しいっ!」
 ぽろぽろと涙をこぼしながら、大声で姉は言ってくれた。
 さくらんぼみたいに愛らしい唇は、私の腸液と彼女自身の精液および唾液で、べちゃべちゃに汚れていた。
 いつも強気で鋭いのに可愛らしい目は、快楽と屈辱で濁り、涙まで流している。
 じっと顔を見ると、ちょっと鼻水まで出てるし、額も頬も汗まみれ。
 お尻を犯されて喘いでたさっきの私の顔と、きっと同じぐらい、ひどい顔。
 そんな哀れさや惨めさを感じさせる、みっともない姉の顔は──とても可愛い。
 あの姉を、こんな顔にさせられるのは私だけ、私しか知らない、お姉様自身も見られない、私だけの可愛い顔。
 ……あはっ、やっぱり私たちはお互い様だし、お似合いだよ……あははっ。

「うん、私も好きだよ、お姉様……強いお姉様も、可愛いお姉様も、みっともないお姉様も、私は全部好き……大好きだよ、お姉様」
 作っていない声と表情、いつもの私の顔と声で、私は姉にそう伝え微笑んだ。
「あっ、ふ……フランっ! フランっ……好きっ! 私も、フランが大好きっ!」
 お姉様は──泣いちゃった……すごい、勢いで。
 悔しいけど気持ちいいって状態にずっと置かれてたのが、やっぱり辛かったのかな?
 だから、いつもの私に好きって言われて、泣くほど嬉しいんだろう。
 …………ごめんなさい、でも……そんな泣かれたら、もっと……泣かせたくなっちゃうよ、あははははははっ!

「あはっ、お姉様ったら泣き虫ねっ! ほら、尻穴奴隷らしく私にお尻向けて、おねだりしてよっ! 頑張ったご褒美に、たっぷりいじめてあげるからっ、お姉様のうんち穴をっ! あははははっ!」
 気が狂ったと思われそうな声で、私は姉に命令した。
 あはっ、狂ってないよ……もとから私は、こんなだからっ、あははっ!
「あっ……う、うんっ! わ、わかったわよ……ふ、フランっ!」
 きょとんとした顔で、一瞬だけ姉は呆けていた。
 でも、すぐに彼女は言われたとおりの行動に取りかかる。
 ベッドの上に両膝と両手を突き、犬のように這って、お尻を私に向けた。
 うんちの穴舐めさせた時にも思ったけど、お姉様って本当に犬みたいで可愛い……あははっ!
 戻し忘れているのか、それともわざとかわからないけど、股間に生やしっぱなしにしているペニスは、急角度にそそり立っているためか、後ろからだとほとんど見えない。

「んっ、ど……どう、フラン……? こ、これで……いい?」
 ぷりんっと可愛いお尻を揺らして、姉は私に声をかける。
 今のところは黙って、私は彼女のお尻の前に腰を下ろす。
 ぺたんとベッドの上に座ると、ちょっと斜め上から見下ろす角度で、姉の臀部をじっくり眺められる。
 染み一つ無い白磁のようなって形容は、きっと姉のお尻のことを言うんだろう。
 つるっとしていて透き通るように白くて、うんちする穴のすぐ近くだっていうのに、すごくきれいだ。
 もっとも、今は汗だとか色んな液が肌について、ちょっとだけ汚れているけど、逆にその汚れが一層もとの美しさを際だたせる。
 いや、汚れていても……姉のお尻は、すごくきれいだ。汚れも含めて、きれいなお尻だ。

 臀丘の谷間の奥には、きゅっと慎ましくすぼまったアヌスが顔を覗かせている。
 ほんのりと桜色に染まっている姉の肛孔は、呼吸しているかのように、時々ひくっと蠢いて収縮し、早く弄ってと私に訴えかけているみたい。
 エッチの時はちょっと下品だけど、いつもは上品な姉と同じで、うんちの穴なのにどことなく気品があるように見える。
 ここが、もうすぐ私に弄られて、嬲られ、凌辱され犯され下品に歪むのかと思うと、ちょっとかわいそう……だけど、容赦はしないよ、あははっ。
 くっきりと整った、きれいな放射状に伸びてる皺が、のばされ拡げられて消えちゃうぐらい、犯し抜いてあげたい……きっと、姉もそれを望んでいるから。

「ね、ねぇ……ふ、フラン……?」
 少し焦ったような不安げな声で、姉は私を呼びかける。
 じっとお尻を見られているのはわかっているだろうけど、私が黙っているのが、不安なんだろう。
 しかし私は姉の声に答えず、引き続きじろじろと彼女のお尻を観察する。
 私よりは少しだけ大きいけど、未発達というか未成熟というか……永遠に同じままの、小さな可愛いお姉様のお尻を。
 小さいんだけど、ちゃんとお肉が付いて、ぷりって盛り上がって丸いお尻は、眺めていると頬ずりしたくなる。
「ひぁっ? フラン……あっ……?」
 したいと思ったら、もうしていた。姉のお尻のほっぺたに、ぴたっと私の頬をくっつけて、すりすりって。
 汗や色んな液体が、ちょっとぬるってするけど、きめ細かい弾力のある肌の感触が、私のほっぺたに心地良い。

 頬ずりしながら、くんくんと鼻を蠢かして匂いを嗅ぐと、ほのかにエッチな匂いがする。
 お尻を汚している色んな液体と、肛孔から立ち上る香りが混ざった、嗅いでいて飽きない匂い。
 飽きないけど、嗅いでいるとむらっとくると言うか、身体の中が昂ぶってくる。
「な、なにか……ねぇ、喋ってよ……フラン……」
 姉は涙声を出し始めた。
 すぐ傍に私が居て、ちゃんと肌に触れていても、声を聞けないと寂しいのかな?
 あはっ、お姉様ったら私よりも甘えん坊だよっ……あははっ!
 しょうがないから、喋ってあげるよ……。

「ねぇ、お姉様……私、おねだりして、って言ったでしょ? お尻向けるだけが、お姉様のおねだり?」
 もうちょっと頬ずりしていたかったけど、姉のお尻から顔を上げて、今さっきまで頬を付けていたその部位を、ぱしっと軽く平手で叩いた。
 叩かれた衝撃で、ぷるっと少しだけ姉のお尻が揺れる。
 お肉がもっとついていて大きかったら、ぷるんって大揺れしただろうけど、ちょこっとだけ揺れるのが可愛い。
「ひゃんっ、あっ……ご、ごめんなさい……んっ、あっ……お、お願い、私のお尻っ、い、いじ……い、弄ってぇっ! フランっ! お、お尻ぃっ、弄ってぇっ!」
 あっ……お姉様の中の何かに、一気に火が点いちゃったかな?
 お尻の谷間に手を伸ばし、肛孔の皺に指をかけて、ぐににぃっとお姉様は左右に引っ張り、うんちの穴をくぱっと拡げた。
 本当に盛りの付いたメス犬みたいに、お姉様は恥も体面も忘れて、お尻の穴をいじめてと私にせがむ。
 あはっ、一度こうなっちゃうと……お姉様って、とことん乱れちゃうから、もう本物の尻穴奴隷だよ、あははっ!

「あはっ、今のお姉様、とっても淫らで可愛いよ……お望み通り、うんちの穴いっぱい弄って、ぐちょねちょにしてあげるよっ!」
 そう言って、ぺしっぱしっと何度か軽く姉のお尻を平手打ちする。
 跡が残ったり、皮膚が赤くなったりしない程度──音を立て衝撃与えて「妹にお尻叩かれてる」って、一応しっかりわかるぐらいに。
「はぁっ、あっ! あぁっ、フランっ! いぃっ、た、叩かれるのもっ……好きぃっ!」
 ひんひんと姉は喘いで、ぐにぃぐにぃっとお尻の穴を指で開いたり閉じたりする。
 叩かれたいとか言いながら、ちゃっかりとアヌスを弄ってとアピールしているみたい。
 もっと焦らして、どんどん淫らに昂ぶらせて、はしたなく懇願させたいけど、私自身がそろそろ我慢できなくなってきた。
 ずっといやらしいお姉様を見てたから、私も早く犯したくてたまらない。

「あはっ、妹にお尻ぺんぺんされるの好きだなんて、お姉様って変態っ! くぱくぱって、うんちの穴拡げて物欲しそうにしちゃって……ねぇ、お尻の穴舐めて欲しい?」
「い、いいっ、変態でいいからぁっ……私っ、変態だからぁっ! なっ、舐めてぇっ! 私のお尻の穴、舐めて、弄てっ、犯してよぉっ……フランっ!」
 打てば響くように、聞いてるっつか言わせてるこっちが、ちょっと恥ずかしくなるセリフを、姉は半狂乱の態で放つ。
 ……少し、焦らし過ぎちゃった?
 いや、あんまりにも……こう、堕ちるところまで堕ちきったって風になられると、逆にちょっと冷めてきちゃうよ……。
「うわぁっ、恥ずかしい……お姉様、言ってて恥ずかしくない?」
 思わず素の声で、私は思ったことを口に出した。

「はっ、恥ずかしいっ! 恥ずかしいわよぉっ……で、でもぉっ……欲しいのっ! フランがっ……大好きな、フランが……おっ、お願いぃっ!」
 ……あー、ちょっとやりすぎちゃった、かな?
 私が思った以上に、私が姉に要求した数々の事柄は屈辱的だったようで、プライドとかそう言うのが、もう全部どっか行っちゃってるみたい……しょうがないお姉様……。
 なんとなく忍びない気分になった私は、切実なおねだりを聞き入れてあげる。
「……わ、わかったよ、舐めてあげるよ……お姉様……んっ!」
 姉が自分で拡げているから、いきなり私は彼女の肛孔に舌を突っ込んだ。
 ゆっくりと表面ちろちろ舐めて焦らしたら、すぐにまた聞いてるこっちが恥ずかしくなるおねだりして来そうだし。
 一度ちょっと冷静になると、大好きな姉を色きちがいにさせてる自分に、ちょっとだけ罪悪感を感じる。

「あぁっ! はぁっ、ん……フランっ、フランの舌がぁっ! お尻ぃっ、はっ入ってるっ! う、嬉しいっ! いぃ、いいっ! 好きぃっ、フラン、大好きぃっ!」
 そんなに喜ばれると、照れるよ……なんか、喜ばれすぎて、くすぐったい気持ち。
 お尻の中には、寝る前にしたとき私が出した精液や、姉自身の腸液が溜まっていた。
 粘膜だから湿っているのは当たり前だけど、肛門管がぬるぬると滑っている。
 これがお姉様のお尻じゃなかったら、絶対舐めたりなんかしたくないような状態だけど、お姉様のお尻だから──私は美味しいって思った。
「んちゅ、ぢゅぶっ……んっ……んぢゅっ」
 舐め解す必要がないぐらい、もう姉の肛孔は解れ潤い蕩けている。
 自分でお尻を引っ張って、ぐいってアヌスを拡げてくれているから、すごく舌を動かしやすい。
 舌先に力を込めて、肛門管を舐めて刺激しながら、私はゆっくりと舌を出し入れする。

「はぁっ、あっ! お尻ぃっ、いいぃっ! あぁっ! ふっ、フランのベロぉ、気持ちぃいっ! おしりぃっ、気持ちぃっ!」
 私が舌を動かすのに合わせて、もっと気持ち良くなろうと、姉が腰を揺すりお尻を動かす。
 舐めていると、肛門の奥から香ってくる匂いが、かなり強く感じられる。
 彼女の体臭を濃く煮詰めて、汗と精液と腸液の匂いを足して、つんって少しだけ鼻に来る微かな便し……うんちの匂いを混ぜた、はしたなくてエッチな排泄孔の香り。
 それは悪臭に分類される匂いなんだろうけど、私にとっては、かぐわしい良い匂い。
 鼻から胸一杯に、姉の生々しいエッチなメスの匂いを吸い込んで、私も快感を募らせて行く。

「あんっ、んっ! あぁぁっ、あっ! 気持ちいぃっ……おしりぃっ、いいぃっ、あぁっ!」
 甲高く喘ぎながら、姉は身体を震わせて、私の舌で感じていると教えてくれる。
 自分が行っている愛撫で、そんな風に感じて悦んでくれると、こっちも嬉しくなるし気持ちいい。
 どんな顔で、姉が喘いでくれているのか、見てみたいけど……お尻を舐めながらだと、見られないのが残念だ。
 あっ、さっき私がされた時みたいな、仰向けなら見られるか……でも、仰向けだと、ぷりんって可愛いお尻の丸みを見て楽しめないのが、ちょっと悲しい。

「いっ、いいっ! いいよぉっ、お尻ぃっ……フランっ、気持ちいいっ! おしりぃっ!」
 もっと奥にと求めるように、姉は私の顔にお尻を押し付けてくる。
 舌の長さには限界があるから、ちょっとこれ以上奥は舐められない。
 そろそろ良い頃合いかなと思いつつ、彼女のお尻から顔を離す。
「あっ……! やっ、いやぁっ! フランっ! ねぇ、もっとぉっ……お願いぃっ!」
 間髪を入れず、姉はもっとして欲しいと、半狂乱の態でせがむ。
 エッチの時だけじゃなく、いつもこれぐらい素直だと……いや、やっぱり、それはいいや。

「もうっ、お姉様ったら、そんなにがっつかないでよ……すぐ、またして……あっ……?」
 ふと、主導権が再び姉に戻っていると、私は気付いた。
 私は要求する立場から、おねだりを聞く立場に変わっている。
 なんだろう……責め続けて、要求し続けないと、私はお姉様に敵わないのかな?
 勝ち負けや優劣の問題じゃないけど、なんかちょっと悔しい気分。
 だから──
「あはっ、でも……そんなお願いじゃ、まだ聞けないよっ! ほら、お姉様、自分でうんちの穴ほじくって弄って喘いで、私をその気にさせてよっ! あははははっ!」
 私は再びテンションを上げて、姉を辱める。
 まったく、気付いたら自分のペースに引き込んじゃうんだから……本当に、お姉様ったら油断も隙もない。

「うっ……え!? あっ……ぅ……」
 こんな要求されるなんて、さすがに思ってなかったみたいで、姉は少しの間戸惑っていた。
 あはっ、うんちの穴ぐにぃーって自分で拡げて、私に舐められて舌入れられて、あへあふ言ってたのに、今さら恥ずかしいも無いでしょ、お姉様? あははっ!
「……わ、わかっ……わかったわ……いっ、いじる、じ……じぶん、で……」
 快感で血色良くして、白い肌をほんのり染めている全身を、ぶるぶる震わせ、ぷりぷりお尻を振りながら、
「あっ……じぶんでぇっ、う、うんちっ! うんちの穴ぁいじるぅっ! ほ……ほじってっ、あっ、あな、アナニーするぅっ! フランにっ、アナニー見せるぅっ!」
 私よりも自分自身に言い聞かせるような感じで、姉は卑猥な宣言をした。

「あははっ、すっごいぶざまよ、お姉様! 妹に、うんち穴オナニー見せたいだなんて、変態っ! 見てあげるから、しっかり見せてよ! 尻穴奴隷のお姉様っ!」
 ぺっと姉の肛孔目がけて、私はツバを吐く。
 アヌスを自ら拡げている姉の指に、ぺちょっと私のツバがかかった。
「あっ、ありがとうっ! 見てぇっ! ツバっ、フランの唾液でぇっ、わ、私……アナル弄るぅっ、見てぇっ! 尻穴奴隷のアナニーっ、見てぇっ!」
 私の唾が付いた右手の人差し指と中指を、ずぶずぶと姉は自分の肛門に埋めてゆく。
 揃えた二本の指は、あっと言う間に根元まで彼女の中に入った。
「あぁっ、んっ……入ったぁっ! 指、フランのツバついた指ぃっ! 私のお尻ぃっ、入ってるぅっ! あぁっ、きっ、気持ちいいっ!」
 喘ぎ叫ぶ声を大きく響かせつつ、姉は肛孔に咥え込ませた指を動かす。

「いきなり指二本も入れて、お姉様ったら、そんなにお尻寂しかった? あはっ、すっごいエッチな音が、こっちまで聞こえるよ」
 ぢゅぶぬぢゅと淫らな重い水音が、こっちまで聞こえてくる勢いで、彼女は激しく自らの排泄孔を慰める。
「ん……あっ、あぁっ! だってぇ、お、お尻ぃっ、切なくってぇっ! あっ、いいっ! ふっ、フランにぃっ、見られてるのぉっ、いいぃっ! あぁぁっ!」
 右手でアナニーを行いながら、姉は左手で臀裂を開いて、ちゃんと私に見えるようにしてくれていた。
 けだものじみた、と言うよりも獣そのものな声で、恥知らずな喘ぎを口から放ちつつ、姉は自分の肛門をほじくり弄る。

「あぐっ、あぁぁぁっ! おっ、おじりぃっ! いぎっ、いぃっ! ぐ、ぐにゅって、じっっぶっですると……ず、すっごぃぃっ! あぁっ、んっ!」
 手首を回して、刺激する角度を変えたりしながら、姉は自らを肛辱し続けた。
「あっ、ぁっ! ぐっ、あぁっ! ぎもぢぃっ……み、見てぇっ! フランっ! お、おじりぃいじってぇっ、きっ、きもぢぃっ! わ、私をっ、見てぇっ!」
 彼女は私の目の前で、はしたない声を上げ続け、貪欲に快感を募らせてゆく。
 ふと、私は焦らされて懇願する淫らな姉の声を、なんとなく聞きたい気分になった。
 だって……このまま放っておくと、イっちゃうまで弄り続けちゃいそうだし、あははっ!
「あはっ、妹にアナニー見られるの好きだなんて、お姉様ったら、最低の変態よっ! ねぇ、自分でぐっちょぬちょにしたうんち穴、私に思いっきり拡げて見せてよ!」
 拡げて見せるには、アナニーを中断しないといけないでしょ? あはっ、意地悪な妹で、ごめんねっお姉様、あははっ。

「うぅっ、あっ……う、うん……あっ、ぬ、抜けっ……はぁぁっ!」
 私の声に手を止めると、彼女は肛孔から指を抜き出した。
「あぁっ、はぁっ……んっ、こ……こう? ひっ、拡げぇっ、あぁぁっ!」 
 主に腸液で淫らにぬめった指を拭きもせず、姉は私の命令に従って、ぐにゅぅっとアヌスを大きく開く。
「うん、いいよっお姉様っ! ぐぱぁって拡がって、中まで良く見えるよ……あはっ、すごいエッチな眺め!」
 通常はきつく閉じ締まっている肛門は、姉自身の指によって徹底的にほぐされ、ぽっかりと丸く口を開けている。
 肛孔の表面は上品な淡い桜色なのに、中は赤っぽい濃い肉色をしていた。
 肉色……そう、暗い肉色の穴──あれ、どっかで……。

「はぁぁっ、んっ……あっ、空気ぃぅ、すぅって入るぅっ……あぁっ!」
 一瞬だけ思考を別方向に彷徨わせた私を、姉のあられもない声が引き留めた。
 あ、うん……そうだよねぇ、お尻ぽっかり開いちゃってると空気入って、すぅってするんだよね……普段は空気に触れないところが、すぅってすると気持ちいいよね、お姉様。
 肛孔が開かれると、奥の方から香るエッチな匂いが、むわっと強まり私の鼻孔をくすぐる。
「ねぇ、お姉様。うんちの穴くぱぁってすると、匂ってこない? あはっ、ほら嗅いでみてよ、この匂い……すっごい、いやらしい匂いだよっ!」
 しっかりと洗ったとは言っても、匂いまでは洗い流せないため、奥から立ち上る香りは、うんちの匂いが少しだけ濃い。
 姉の顔の方までは、そんなに匂ってこないだろうけど、少し鼻につんと来るこの匂いは、ちょっと嗅いだだけでも、すぐ何かわかるだろう。

「あっ……やぁっ、うそおぉっ……や、いやぁっ、に、におってるっ! いやっ、はっ、恥ずかしいっ……に、匂いっ、いやぁっ!」
 うんちの匂いがしているって遠回しに言われて、姉は物凄く恥ずかしがった。
 私の匂い嗅ぐのは大好きなくせに──いや、匂いが好きだからこそ、姉はこの匂いに過剰なほど反応する。
「あははっ、恥ずかしい……うそでしょ、お姉様? だって、お姉様はうんちの匂い大好きなくせに。ほら、自分の匂い嗅いで興奮してるんでしょ?」
 わざとらしく私は大きく鼻を鳴らして、思いっきり姉の肛孔から香る匂いを吸い込んだ。
 鼻を突く不快臭なはずの、姉のその匂いは、不快どころか気持ちいい匂い。
 さすがに、そのものが出てきて強く匂ったら、ちょっと別の感想を抱くかも知れないけど、色んな匂いの中に混ざって少し濃いぐらいだったら、私は胸を張って良い匂いだと言える。

「あぁっ……うっ、す……好きぃっ! わ、私……うんちの匂いっ、大好きぃっ! かっ、嗅ぐと……いいっ、きっ、気持ちいいっ! こっ、興奮するぅっ!」
 反論せず、あっさり素直に姉は全肯定した。
 あはっ、うんちの匂い大好きだって……そんなの知ってはいたけど、本当に自分で言っちゃうなんて思わなかったよ、あははっ!
「うわぁっ、うんちの匂い好きって自分で言うなんて、お姉様は、どうしようもない変態だよっ! ほらほらっ、変態らしくもっとお尻拡げて、中見てってねだってよっ!」
 嘲りながら、ぱしんっぺちんっと少し強めに、私は姉のお尻を何度か叩く。
 座っていなければ、足蹴にしたかも知れない。
 うんちの匂い好きって言っちゃう変態お姉様は、すごいぶざまで可愛いから、もっといじめたくなる。
 でも、叩いたり蹴ったりは、私の歯止めがきかなくなりそうだから、軽くちょっと肌が染まる程度にしないと……あははっ!

「ひゃんっ、ふぁっ! あっ、ぶってぇっ! お尻ぃっ、フランにっ、たっ叩かれてるぅっ! いぃっ! うっ、うれしいぃっ! あぁっ、好きっ! フランっ!」
 息を荒げて咽び泣き喘ぎ、姉はもっとぶってと訴えるようにお尻を振る。
「あはっ、お尻ぺんぺんしてって、お姉様ったらどんだけ変態なの? あははっ、叩いて欲しかったら、うんち穴の中もっと見せてよっ、ほらぁっ!」
 汗を浮かせた姉の臀丘を、むにっと揉んで私は催促した。
 叩くのも良いけど、今の私はお尻の中──お姉様の直腸を見たい。
「あぅっ、わっ、わかった……あっ、見てぇっ! お尻ぃっ……うんちの穴の中ぁっ、みっ、見られたいぃっ! あぁっ、フランっ……見てぇっ!」
 がしっと姉は自らの臀丘を左右から手で掴み、両方の中指を肛孔に突っ込んだ。
 そして彼女は、ぐいぃっと思い切り自らのアヌスを拡げる。

「あぁっ、あっ! いいっ、おしりぃっ、おしりっ! ひぃ、ひろがってるぅっ! み、見てぇっ! フランっ! 私の、なっなかぁっ、見てぇっ!」
 二本の指の間には、親指がすっと入るほどの隙間が出来ていた。
「すっごい、そこまでして見て欲しいの? あはっ、お姉様ったら可愛いっ……見てあげるよっ、お姉様のうんち穴の中、じっくり覗いてあげるよっ!」
 私は身を乗り出し姉の肛孔に顔を近付け、中を覗き込んだ。
 拡げられて、穴を開けっ放しになっている肛孔の奥に──ちらっと何かが見える。
 白っぽい……え? ……こ、固形物?
「あはっ、お姉様ぁっ! お尻の中に、うんち詰まってるよっ! あはっ、白い大きなうんち、お姉様の中に入ってるっ!」
 どう考えても、それはうんちじゃないけど、私はあえてそう言った。

「んっ、はぁっ! ちっ、違うぅっ! う、うんちじゃないっ……そ、それっ、フランが……ふ、フランがいっ、入れたオモチャぁっ! あっ!」
 ……え……えぇっ?
 い、言われてみれば……うん、寝る前にしたとき、私は姉のお尻にオモチャ入れて遊んだ。
 そっか、それがまだ入って……っつか、ずっとそんなの入れたまま寝たり、私とエッチしてたの、このお姉様は……すごいよ、色んな意味で。
「あ、あはっ……あははははっ、ま、まだ入れてたの? おっ、お姉様ったらお尻の中にオモチャ入れて、ずっと過ごす変態だったの? あはははっ!」
「だっ、だってぇっ……お、奥ぅっ、入って……でっ、出なくなっちゃってたのぉっ!」
 あ、なるほど……わざとじゃなくて、たまたま入れっぱなしというか、出せなくなっちゃってたのか。

 S字結腸の奥まで入っちゃったら、そう簡単には出ないし、もう完全に大腸の中だから、ほとんど気にならないだろう。
 ……いや、直腸とS字結腸も大腸に含まれるけど、エッチで使うS字結腸までは、あんまり大腸って気がしない。
 それにしても……色々しているうちに、お姉様のお腹の中を降りてきて、それが今こうして見えてるのって、ちょっと身体の神秘を見てる気分。
「あははははっ、じゃあちょうど良かったでしょ? ほらっ、ここで出して見せてよっ! うんちするみたいに……あはっ、私が入れた白いうんち出してみてよっ!」
 せっかくだから、私は姉にそのオモチャを、ここで排泄させようと思った。

「あ、やぁっ、うんち……いやぁっ、そっ、そんなのぉっ! みっ、見られるのっ、はっ恥ずかしぃっ! うんちぃっ、いやぁっ!」
 私の要求が衝撃的だったのか、姉はお尻から指を抜き、手で頭を抱え首を振った。
 排泄を見せる、と言う行為は、姉にとってはアナニーを見せるより抵抗感があるらしい。
「うんっ、そうだよっ! 私、お姉様がうんちするところ見たい! 見せてっ、ぶりぶりってうんち出してよっ! 大丈夫、きっと可愛いよ……嫌いになんかならないから、見せてよっ! いや?」
 本当はうんちじゃないけど、お尻から出すんだから、うんちと同じだろう。
 出す行為は本物を排泄するのと、あんまり違わないと思うし。
「うっ、あっ……あぁっ、い、いやじゃないっ! みっ、見せるぅっ! みっ、み、見てぇっ、うんち……うっ、うんちするとこぉっ、見てぇっ!」
 少しだけ葛藤してから、思い切ったように姉は叫んだ。
 たぶん……いやだけどイヤじゃない、見られたくないけど見られたいって思ったんだろう。
 あはっ、お姉様も私と一緒だね……どんなことでも、好きひとに望まれたら、それは自分がしたい事だって思っちゃうんだ。

「あはっ、ありがとう、お姉様っ! 見るよ、じーって見るよっ! お姉様が、うんちするところ見ちゃうからっ! 大好きっ、お姉様っ!」
 こんな時に、好きだなんて言っちゃうのは、ちょっと卑怯かも知れない。
 でも、好きって言われると……どんなイヤなことも、すごい恥ずかしいことも、したいって思えるようになるから。
「あぁっ、うっ……あっ! わ、私もぉっ、好きっ! フラン、大好きぃっ! 見てっ、う、うんちするっ……うんちするとこっ、見てぇっ!」
 ぐっとベッドに手をついた四つん這いの姿勢で、姉はお尻を突き出す。
 てっきり私は、普通にうんちする姿勢になるかと思ってたけど、姉は犬這いになった姿で、お尻の中のものを排泄する気だ。
 しゃがんでされるより、出すところがちゃんと見えるから、ちょっと嬉しい。

「あはっ、くぅって盛り上がってるよっ、お姉様のうんち穴の周り。本当に出すんだ、いいよっ、ほらっ、出してぇっ! うんちしちゃってぇっ!」
 くぱくぱとひっきりなしに姉の肛孔は開いたり閉じたりして、奥から少しずつ白い固体を進ませてくる。
 こんな犬這いで普通うんちなんかしないから、なかなか出てこない。
 這ってるお姉様は犬みたいって思ったけど、犬だって、うんちの時はお尻下げて頭上げてお座りするから、今のお姉様は犬以下だよっ、あははっ!
「うぅぅぅっ、あぁっ! あっ……んんっ……うぅっ!」
 こちらから顔は見えないけど、たぶん顔を真っ赤にしながら、姉はうなり声を上げている。
 私が見たいと言ったから、ぐっとお尻に力を入れて、頑張って出そうとしている姉の姿は──滑稽なのに、すごくきれいで可愛い。

「あはっ、いいよぉっ、お姉様……ほらっ、見えてきたよっ! もう少しっ!」
 直腸を通り肛門管まで進んできた、白いそれは、もうあと一歩で出そう。
 ぽっかり開けた直腸と違い、狭くなっている肛門管に、全体の一部を嵌り込ませた白い固形物と──目が合った。
 ……え……目……?
 じっと私は姉の肛孔を凝視する。
 排泄しようとして、閉じたり開いたりするアヌスは瞼のようだ。
 その、瞼が開くと、紅い瞳が──見え、た。
 ……紅い瞳、お姉様の瞳みたいな、紅い瞳が。
 見たくない、いや……見ては、いけないものを見てしまったような気分で、わなわなと私は身体を震わせる。

「……あっ、あぁぁっ、あはっ……あははっ……あっ……」
 私の口から、喘ぐような呻くみたいな音が出た。
 身を乗り出すために、のばしていた膝が、かくっと折れる。
 ぺたっとベッドの上に私はお尻をつく。
「あっ、ははっ、あはっ、うそ……あはっ……」
 ぷちょーっと私の股間の割れ目から、おしっこが漏れる。
 あの夢は……怖い夢は、まだ、続いていた……?
 身体から力が抜け、私はへたり込んで、ただ姉の肛孔を見ていた。

「うぅっ! あっ、出るぅっ……! みっ、見てぇっ! うんち、うんちしちゃってる私をっ、みっ、見てぇっ! フランっ! あぁぁぁっ!」
 姉の声がやけに遠くに聞こえる。
 見続けてはいけない、そう思いながらも、私は姉の肛孔から目が離せない。
 ぶにゅぶっと姉のアヌスから、排泄されたそれは──白目と紅い瞳を備えた眼球だった。
「あはっ、あははっ……あっ、はははっ……あはっ……!」
 私は虚ろな目で、力なく呆けた笑いを口から放ちつつ、ぶじゅびゅっと肛孔から空気と液体が混ざったものを漏らす。
 そして、私は──意識を手放した。



  
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東方二次創作「目」その5








 遠くから、はぁはぁと荒い息づかいが聞こえる。
 ああ、意識が戻ってきたんだ。
 なんだろう……また、夢なのかな?
 それとも、やっと本当に目が覚めるのかな?
 このまま眠っていたけど、私は嫌々ながら目を開ける。
 そして──目と目が合う。

「ひっ! あっ……え……?」
 驚き短い叫びを漏らした私は、目の前に転がる眼球が、どう見ても人工物というか……義眼だと気付いた。
「……え? ど、どういう……え?」
 とりあえず起き上がろうとしたが、腰と膝に力が入らない。
 そっか、こういうのが、腰が抜けているって言うのか。
 なるべく転がっている目を見ないようにして、私は周囲を見てみる。
「はぁ……ふぅっ……あぁっ……んっ……」
 姉のお尻が見えた。
 私の顔のすぐ傍で、姉は土下座するような格好で、突っ伏している。
 そして、私の体勢も……姉のお尻に向かって、土下座するような格好だ。

 ……あれ? これって、さっきの夢の続き?
 いや、違う……夢じゃない……さっきのは、夢じゃない。
 そこに転がっている義眼を姉がお尻から出したのを見て、私は悪夢を思い出し気を失った──と考えれば、さっきのは夢じゃなく現実だ。
 どうして姉が、そんなものをお尻に入れていたのかは知らな……あ、そうか、思い出したっ!
 怖い夢を見る前、寝る前に姉とエッチしたときに……私が使ったオモチャは、地下の物置にあった義眼だったんだ……うん、大きさがちょうど良いって思ったから。
 でも……なんで、あんな夢を見たかはわからない。
 義眼で遊んだからって、それが怖い夢の原因になんかならないと思う。

「……ね、ねぇ、お姉様?」
 ひとりで考えていても埒があかないから、私は姉に相談する事にした。
「な、なぁに、フラン……どうしたの?」
 気怠げな声で、姉は返事をする。
 すぐ前に彼女のお尻があって、くぱくぱ収縮する肛孔も見えるから、まるでお尻で返事しているみたいに聞こえた。
「あ、うん……き、気持ち良かった?」
 いきなり本題に入らず、さっきのエッチについてを話題に選ぶ。
「……よ、良かったわよ……だ、だからっ、こ、こんなになっちゃってるんでしょ?」
 姉がそんな格好でいる理由がわかった。
 こんな格好でへたり込んで、動こうとしないって事は……やっぱり、私がやり過ぎちゃったからかな?

「あっ、あはっ……そ、それなら良かったよ……あの、ごめんなさい……」
 調子に乗りすぎたことを、今のうちに私は謝る。
「べ、別に……謝らなくていいのよ……わ、私も、気持ち良かったし……は、恥ずかしかったけど、良かったわよ……フラン」
 きゅっくぱぁってアヌスを開け閉めしつつ、お尻をもぞもぞさせて、姉は照れくさそうに言った。
 お顔は見えないけど、こうして見るとお尻も、顔に負けないぐらい表情豊かに思える。
「う、うん……ありがとう、お姉様……好きだよ、好きだから、ちょっといじわるしたり、ひどいこともしたくなっちゃうんだよ……大好き、お姉様」
 しっかりと目を見て言いたかったけど、とりあえず肛孔をじっと見据えて、私は姉に思ってることを伝えた。
 ……じっくり考えなくても、かなり間抜けな姿かも知れないけど、気にしないでおく。

「わ、わかってるわよ……でも、ありがとう。私もフランが好きだから、あんな……あっ、あんな、はっ、恥ずかしいこと許すんだからっ!」
 喋っているうちに、あんなことの内容を思い返したのか、後半は声が震えていた。
「あはっ、大丈夫だよ……私も、同じだから……お姉様だから、色々したいし、されたいよ……」
 色々する対象になる部位を、相変わらず私は眺めている。
 こう言うことは、お姉様に言うだけじゃなく、お姉様のお尻にも言っておかないと、いけないような気がした。
「あ、うん……ところで、フランが見た怖い夢って、目が関係する夢?」
 私が気になっている話題を、姉が振ってくる。
 ……内容を話していないのに、こんなこと言うって……やっぱり、何か心当たりがあるんだ!

「そ、そうっ! 目、目だよ……目が無い夢……ごめん、詳しく言うの……やっぱ怖い」
 詳細に語ろうかと思ったけど、詳しく思い出すのが怖い。
 それに、怖い夢の登場人物が他ならぬ姉で、しかも私が過去にやっちゃった過ちを含んでいるから……説明するのが憚られる。
「あー、無理しなくていいわよ……ねぇ、フラン、あなたが……その、私のお尻に入れて遊んだオモチャだけど、あれ本当はお守りなのよ」
 ……お守り? 義眼じゃなくて、お守り?
 いったいどこの宗教が、こんな悪趣味なお守りを採用するんだろう……いや、その悪趣味なものを、姉のお尻に入れて遊んだ私は、もっと悪趣味かもだけど。

「そ、そうだったんだ……で、でも、それが夢と関係あるの?」
「あるに決まってるでしょ……あれ、眼病関係のお守りよ。それも、確か結構由緒あるものだった……気がするわ」
 由緒あるものを、物置に放り込む姉も、どうかと思う。
 系統的な宗教じゃなくて民間信仰かな……うん、民間信仰だと、悪趣味な形なのも納得できる。眼病だから目の形のお守りってわけね。
「あ、ひょっとして……オモチャにしたから、バチが当たった……?」
「そう考えるのが自然でしょ? 夢ぐらいで済んで良かったわ……あの手のお守りとかを粗末に扱うと、対象の場所が病気になったり怪我する事もあるから」
 ……ちょっと、待ってよ……じゃあ、どうして止めなかったの?
 対象の場所がって……ちょっと、それ怖すぎる。
 いくら吸血鬼の身体が頑丈とは言っても、呪術的な災いは出来れば避けたい。
 それに、目を怪我したら普通に痛いし……治るって言っても、痛みはあるんだから。

「な、なんで止めてくれなかったの? そんなの、お尻に入れちゃだめって言ってくれてもいいじゃん!」
「しょうがないでしょ……わ、忘れてたのよ……覚えてたら、力ずくでも止めたわよ」
 忘れるって……うん、お姉様なら、別に不思議じゃないか。
 いちいち物置の肥やしにしている品物のことなんて、しまった瞬間に忘れておかしくない。
 でも、それはそれとして、私は姉に抗議する。
「えー、ひどいよぉっ、そんなの……すごい怖かったんだよ、私……もうっ、怖くて、とにかくすっごい怖くて……ぐしゅっ……」
 言っているうちに怖かったのを思い出し、涙が出て来た。

「あー、もうっ……泣かないでよ、フラン……ごめん、私が忘れてたのが、悪かったわ」
 私の自業自得だから物凄い理不尽なんだけど、姉は自分が悪いと謝る。
 他のひとの目があると、この姉は厳しいのに……ふたりっきりだと、私に優しくて甘い。
 わがままで自分勝手な姉に、わがままを言えるのは私だけの特権。
「う、うん……だ、大丈夫だよ……と、ところで、私どうすればいいかな?」
 バチを当てられたっていうのは、呪われた、祟られた、と同じこと。
 何らかの何かをしないと、たぶんまた怖い夢を見る。
 それを避けるにはどうすればいいか、私は姉に聞いた。

「そ、そうねぇ……きれいに洗って、どこかに安置して、お水とお塩でも供えれば……いいんじゃないかしら?」
 お水とお塩って……なにか違う気がする。
 こう言うのは専門家に聞いた方が良さそうだけど……聞こうにも、原因を話せないから聞きようがない。
 ──お守りを、お姉様のお尻に入れて遊んだらバチが当たりました。助けてください。
 こんなこと……誰にも言えないよ……っつか、言ったらお姉様がかわいそうだ。
 姉と私がエッチしちゃう関係までは、知っていたり薄々気付いてる者も居そうだけど……妹に姉はお尻で遊ばれてる、なんて誰にも知られたくないだろう。
「あ、うん……とりあえず、そうしよっか……」
 今のところは、姉の考えた方法で対処するしかない。

「そ、そうね……じゃあ、あと三個……出さないと……」
 ……なにそれ?
「えっ? ちょ、ちょっと……あ、あと三個って……ま、まだ入ってるの?」
「じ、自分で入れておいて、良く言うわねっ! 十個もお尻に入れられたら、奥まで入って出てこなくなっちゃうのが、いくつかあって当たり前でしょ!」
 ……いっぱい入れたのは私が悪いけど、そんなに入れさせる姉も、どうかと思う。
 っつか、四個も出てこなかったら、もっと慌てるのが普通じゃない?
 お尻よ、お尻の中に、入ってるのよ……いくら、そのうち出てくるって言っても、限度があると思う。

「な、なんで……そ、そんなに入れっぱなしにしてるの? あと三個ってことは、四個も入ってたってことでしょ? そんな入ってて、なんで平気でいられるの?」
「し、知ってるでしょ……もう一つのお尻の穴より奥入って、大腸まで入っちゃったら別にそんなに気にならないって……あと、ふ、フランが……入れてくれたもの、だから……だ、出すのもったいないって思っちゃったのよっ!」
 姉は怒鳴り声を出す。
 すごく、どうかと思う内容を、大声で怒鳴った。
 ……私が入れたもの……あ、うん……お姉様が私に入れたって置き換えて考えると、その気持ちは……とても、よくわかる。

「もうっ、わかったよ……私が悪かったから、早く出してよ……」
 早いところ、どうにかしないと──怖くて眠れない。
 まだ入ってる、現在進行形で粗末に扱っているんだから、かなり不安だ。
 でも……お姉様のお尻の中に入れられるって、粗末どころか最上級のおもてなしだと私は思う……うん、お守りのくせに、それが不満でバチ当てるなんて失礼だよ。
「出せって言われても……すぐ出るなら入れっぱなしになんかしないわよ……」
 そう言われるとその通りだけど、それじゃ私が困る。

「あー、もうっ! こうなったら、浣腸よ! お姉様、一休み終わったら浣腸するからっ!」
「え、ちょ……フラン、か、浣腸って……」
 戸惑うような声を姉は出す。
 口ではそんな声を出しながら、彼女の肛孔は期待するかのように、くぽっと口を開け、たらっと中から恥ずかしい液体を漏れ出させた。
 ちらりと白い何かが、ちょっと奥にあるのが見える。

「あっ、お姉様っ! 今、お尻くぽって開いたとき、白いの見えた! 一個はもう直腸まで降りてるじゃない……はやく、早く出してよ!」
 有無を言わせない調子で、私は早口で言った。
 姉が口で何かを喋るよりも早く、彼女のアヌスがまた大きく開く。
 そこには、瞳が見えた。
 見たことのある、誰かの瞳に良く似ている濃く暗い青──紺色の瞳が。



■END■





・あとがき

ご笑覧いただきありがとうございます。
こちらの作品は東方夜伽話に2009年2月22日に投稿させていただきました。
ブログの方へ移すにあたりまして、本文には未だ手を入れておりません。
誤字などの修正は、まず夜伽に投稿させていただいたものから行います。

さて、プロットの段階じゃ、
フラン悪夢→咲夜慰め→姉に会いたがる→留守です→咲夜去ってひとり→アナニー
ってな流れだったのが、どう言うわけかこんな感じになりました。

しかし、一人称ってなぁ書いててちょいと気恥ずかしい……うんちの穴とか、書いてるとついニタニタしちまうてめぇのツラが、ふとガラスに映ったときは強い切腹衝動に駆られます。いちいち切ってたら、切る腹がいくつあっても足りねぇですが。
時に、冒頭の注意文ってどの程度が適切なのかとか、ぶっちゃけわかってません。
うんちヽ(*´▽`)ノわーい
解体ヽ(*´▽`)ノわーい
モツヽ(*´▽`)ノわーい
ってな感じの守備範囲なため、注意文の適量を存じ奉らず。
てめぇが読む立場なら、特にイヤンな系統無いため、加減がどうにもこうにも……注意文多過ぎると、内容わかっちまうでしょうから、どうなんかねぇと。

次はなるべく間を置かずに夜伽に投稿したいところですが、書いてる途中で、別のを書き始めたりとかで、阿呆のような複数同時進行だと、書き上がるものも書き上がらねぇのが、なんともはや。
と言うか、バレンタインものを月曜(2月16日)に書き始めて、なんか乗らなくて他進めてるうちに思いついて、水曜(2月18日)にこれ書き始めて、さっき(2月22日)上がったってな感じに、馬鹿かと思うほどてめぇの移り気がひでぇや。
だもんで、次は何だとか言えやしねぇです。何が先に上がるのか、書いてる私が知りてぇですから。

そんなわけで、お気に召しましたのならば、今後よろしくお願いいたします。

3月6日 危ない百姓


  
Posted by k_hyaku at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2009年02月22日

夜伽投稿

久しぶりにってか、11月初旬から三ヶ月以上ぶりに夜伽に投稿。
いや、これからタグ考えて投稿するんですけどねw
ってか、やっと夜伽で二作目です……中断しているってか、移り気を発揮しまくっているため、どれが次に書き上がるか、予想が付かないお年頃。

とりあえず、まずは例大祭の新刊ですがね……はい、これから書きますw
一応、もうプロットは出来てますから、上手い具合に良い感じに進めば、すぐに書ける……はず。
さて、問題は今週も仕事が微妙な具合に、結構詰まり気味ってところですがねw  
Posted by k_hyaku at 22:40Comments(0)TrackBack(0)

2009年02月17日

新刊委託開始

先日の紅のひろば新刊「なかよし姉妹」ですが、
とらのあなさんとホワイトキャンバスさんにて委託取り扱いが始まりました。

なかよし姉妹表紙
そんなわけで表紙をもう一度貼っておきます。

とらのあなさん

ホワイトキャンバスさん



さておき、先日の紅のひろばはバレンタインデーの翌日と言うこともあり、主催側からサークル参加者にチョコレートのプレゼントが行われました。
おぜうさまやフランちゃんが各サークルにチョコをお配りすると言う、粋な計らいでした。
うちのサークルには、フランちゃんが渡してくれました。手頃な大きさの丸い形をした、砕いたナッツが入ったチョコを。
どんな意味で手頃な大きさかは、ご想像にお任せしますw

ところで、紅のひろばにいらっしゃったコスプレの皆さん、やたらと男性比率が高かったのですが、東方だと女装コスは一般的なんですかね。
長らくロクにイベント参加してなかったので、私はコスプレ事情にとんと疎いです。
あ、ちなみに今回この新刊出す前に出した本はショタ・女装系と申しますか、ぶっちゃけ今まで出した本の半分以上がそっち系だったりしますw
ってか、最後に参加した女装ショタのオンリーイベントより、女装コスが多くて感動いたしました。
やっぱり女装コス入門書が市販されるような時代になったってのも、影響あるんですかねぇ……いやはや、そんなら私もとかうっかり考えないように気を付けないとw  
Posted by k_hyaku at 20:36Comments(0)TrackBack(0)

2009年02月15日

紅のひろば参加してきました

ってなわけで行ってきました。参加なさった方お疲れさまでございます。
うちのスペースに、お立ち寄りいただきました方ありがとうございます。
良い感じに新刊お手に取っていただき、まことにありがとうございます。

さて、当然の如く在庫がございますので、とらのあなさんとホワキャンさんに委託させていただくと申しますか、すでに発注いただいておりますので、月曜火曜水曜ぐらいには先方に納品する予定です。
納品しましたら、改めてリンク張ったりとかいたします。

あと、3月の例大祭にも一応今回の新刊は持って行く予定です。
ってか、ショップさんからの発注数が予想だにしない部数でしたから、ちょいと納品数減らさせていただこうかと……在庫全部でも足りないぐらい発注来るとは予想外でしたからw

紅のひろば色紙
こちらは即売会後に行われた色紙プレゼント用の色紙の写真です。
新刊の表紙描いていただいた箕神北都さんと一緒に参加したので、その場で描いていただきましたw
カケアミしたりやたらと気合い入れておられましたです。



どなたにプレゼントされたかは、4時20分頃に会場を後にしたので、残念ながらわかりません。当たった方、大切にしていただけると非常に嬉しいです。
即売会終わって、アフターイベント中の中途半端な時間に撤収した理由は、ちょうど箕神さんが本日から里帰りのため飛行機の時間が、とw

さて、対は例大祭の新刊ですね……私のと、箕神北都さんのとで、二冊出したいところでございます。
とりあえず、もう作業に取りかかっては居ますが、はてさてどうなることやらw  
Posted by k_hyaku at 20:23Comments(0)TrackBack(0)