2017年08月26日

「グレイズ・アナトミー12(23)直感のままに」

●出勤したメレディスは駐車場で、オーウェンが今まで住んでいたトレーラーを売却している場面に遭遇する。オーウェンは正式に交際を再開したアメリアの勧めで家を購入、不要になったトレーラーを手放したのだ。トレーラーの元々の持ち主はデレク、メレディスの曇った表情を見たオーウェンは慌ててしまうが、メレディスは「もうあなたのものだから好きにして良い」と言ってトレーラーを見送った。
●オーウェンはアメリアと入った手術で一緒に家具を見に行きたいと誘い、さらに「購入した家は子供の教育環境にも良い」と口走ったことで同じ手術に入っていたマギーを驚かせる。オーウェンの再婚の意思にアメリアも驚くがまんざらでもない。その様子を見たマギーはすっかり浮かれてしまうが、手術後に妹二人の会話を聞いたメレディスの反応は冷淡だった。
●ERでアレックスは腕白な少年ナッシュの骨折を治療、その際に彼の祖母から娘との交際を持ちかけられて困ってしまう。それを知ったメレディスは笑って「今日はそういう日、オーウェンとアメリアも結婚するらしいから合同でやってくれたら手間がかからない」と皮肉を言う。
●その直後、男性が青年を抱えてERに飛び込んできた。運転の指導教官だという男性は外にも一人いると言い、駆けつけたアレックスは衝突事故を起こした車を運転していたもう一人の青年を見つける。彼の名はアーヴィン、怪我はたいしたことはなかった。しかし二度失神し指導教官に担がれたリースは咽頭炎の膿がたまっていた。心配する教官にリースは「おふくろはあなたと別れたがっている」と爆弾発言、そして駆けつけたリースの母は教官から真意を問い詰められるはめになる。
●大声で怒鳴り合う二人の姿を見たメレディスは面白がりながらもうんざりしているアレックスに「結婚は急ぐ必要はない。アメリアが本当に結婚するのなら準備をさせられる。オーウェンとの復縁をけしかけたのは、私が静かに過ごせると思ったから。結婚ってことになったら大騒ぎ、あなたとジョーが結婚する時はラスベガスかどこかで勝手にやって」と話した。
●検査の結果、リースは命の危険がある壊死性筋膜炎とわかった。メレディスが担当する緊急手術、おいしいベーコンをリッグスから分けてもらったりと良好な関係を築いているマギーはメレディスの苛立ちを感じ、「有能な部下に仕事託す」とリッグスに手術を押しつける。手術中、アレックス・ジャクソンはメレディスの刺々しい態度に辟易、見かねたリッグスは「命を救おうとしているのは君だけではない」と注意する。

●一方、再入院したミュージシャンのカイルから遠ざけられたステファニーは担当からも外されていたが、彼の様子が気になって仕方がない。すると病室から物音、彼はトイレで目眩を起こして倒れていた。再手術の後に吐き気が止まらないカイルは消耗しているが、自分を振ったステファニーの助けを拒む。それでもステファニーは「私でなくても誰かが必要、支えてくれる人を呼んで。装置は外されたからまた手が震え出す」と根気強く語りかけると、カイルはすでに震えている左手を見せステファニーを追いだした。
●心配する気持ちを止められないステファニーは再度アメリアに話をしに行くが、アメリアは「あなたは患者の担当でも家族でも友達でもない。彼は合併症を起こし、それは止められない」と話を打ち切る。その後カイルの病室には母と姉が来ていた。病状の説明が行われるが、突然ステファニーが割って入りアメリアを唖然とさせる。そしてカイルから振られた話を聞いていた二人はステファニーを病室から追いだした。
●ステファニーはそれでも食い下がり、アメリアの助手についているジョーに密かに検査結果と今後の方針を教えてもらう。しかしそれは死亡率が高い処置、このギャンブルのような手術にステファニーは異を唱えるがアメリアは「並みの医師ならギャンブルだが、私は違う」と言い切った。その後ステファニーはこっそりカイルの病室に忍び込み、やっと冗談を交えた会話をする。そしてキスをしている時、ジョーがカイルを呼びに来た。
●アメリアが手術の準備をしている時、リースの手術を終えたメレディスがやってきた。共に厳しい手術、しかしアメリアの展望は明るく、それがさらにメレディスを苛立たせた。自分の幸せに冷ややかな態度をとり続けるメレディスを問いただすアメリア、するとメレディスは「あなたは何一つ自分で人生を築いていない。住んでいるのは私の家、私の子供の世話を私の妹と手伝っていて、私の親友の元夫と結婚する。仕事は私の夫から引き継いだもの。昔は謙虚で不安を抱えていたのに、今ではデレクのような自信家。それも引き継いだのだろう。自分の人生を生きて」と言い放った。
●その後メレディスはアレックスと一緒にリースの母に手術結果を報告、「あの時、病院に運び込まれたことが幸いだった」という言葉に感激した彼女は別れたかったはずの恋人に熱いキスをした。それを目の当たりにしたアレックスは呆れながらも「ハッピーエンドはあり得る。自分で選んだ道なのに他人の幸せを嫉むな。お前は賢くてセクシーで面白いのだから、ソープがダメだったからって諦めるな。周囲に当たり散らして不愉快にさせるな。俺は盛大な結婚式をやる。お前はベストマン」とメレディスを叱るが、彼女は逃げてしまった。
●その頃ステファニーが見守る中、カイルの手術は始まった。しかし膿瘍が破裂、アメリアはジョーに「ステファニーに見せたくないから見学室まで走れ」と言うが、間に合わなかった。ステファニーはカイルの死亡宣告に涙を流す。悲報を家族に伝えたアメリアはステファニーに「全力を尽くしたが、脳ヘルニアですでに脳梗塞が起きていた。手遅れだった。本当に残念」と告げる。

●リチャードは妻キャサリンがシアトルに来ることになり仲間をディナーパーティーに呼ぼうと考えるが、その際にベイリーとベンが今でも満足に口をきいていない状況であることを知る。その場に居合わせたジャクソンはベンに、リチャードはベイリーに関係修復を勧めるが二人とも「これは根比べ」と引かない。

●ソフィアの監護権を巡る裁判で負けたカリーは失意の日々を過ごし、NY行きが間近のペニーの言葉も届かない。そして裁判に勝ったはずのアリゾナはカリーの裁判での行動に怒りを感じていたが、エイプリルに「寛大に」とたしなめられていた。その言葉を受け、アリゾナはひきつった笑顔でカリーの依頼に応じソフィアを預かる日の交代する。
●ペニーは態度を硬化させているカリーを気遣い出発を延期しようとするが、カリーの言葉に別れの意思を感じた。カリーはソフィアと離れるつもりはなく、しかしチャンスを掴んだペニーを引き留めることもできず、遠距離恋愛は破綻するだろうと苦しんでおり、ついに別れを告げる。
●その後カリーは再びアリゾナのところに向かい、「今夜ソフィアを預かりたい」と言い出す。ペニーと別れたカリーはソフィアがいないと崩れ落ちそうなのだが、アリゾナは「あなたのために予定を変更したばかり。あなたがみんなに地獄のような思いをさせてできたルールなのに、自分で壊すのか。あなたのせいでこうなったのに、さらに要求まで満たしてくれと言われても。今朝、もう言うことを聞いた。笑顔で接してあなたの力になろうとしたのに、さらなる要求をされるなんて。もう優しくはできない」と拒否した。
●リチャードは退勤する時にアリゾナからカリーについて愚痴られ、良好な関係を取り戻したジャクソンとエイプリル、口をきかないままで夫婦生活を送るベイリーとベンなど様々な関係性を目の当たりにする。そして開いたエレベーターに予定を早めて来てくれたキャサリンの姿を見つけると、彼女の笑顔に癒されるのだった。

●ロッカー室に入ったメレディスは一人で涙を流すペニーを見つけた。彼女は予定を早めてNYに発つと決意、カリーとの別れを打ち明ける。抱きしめられ面食らいながらも「あなたなら大丈夫。元気を取り戻して研究に打ち込め」とエールを送るメレディスに、ペニーは深く感謝した。
●一日仮の夫婦生活の妄想で笑い合ったオーウェンとアメリア。シフトを終えるとオーウェンはアメリアを新居に案内、「やれると思っていたのに、患者は死んでしまった。この関係もやれると思っているのに」と呟くアメリアは早くも二人の関係にも不安を感じるが、オーウェンの「やれる」と断言する。するとアメリアは「時間を無駄にしたくない。雑談や仮の話ではなく、本物の暮らしを築きたい」と言い出した。これは紛れもなくプロポーズ、本物の関係を求める彼女の姿にオーウェンは笑顔を浮かべた。
●同じくシフトを終えたメレディスは駐車場でリッグスと遭遇、突っかかるメレディスにリッグスも応戦。彼の「アメリアは死んだ夫の妹、君は幸せだったのに夫は死に、アメリアは残った。それなのに彼女ばかり幸せ。よりによってオーウェンと。みんなが祝福しても、君は殴りたい気分だろう」という言葉は核心を突き、激怒したメレディスは「大事な人を亡くしたからって仲間ではない。あなたはいつもクールだけれど怒らせることができる人はいるのかしら。オーウェン?」と言い返し、二人は喧嘩になる。そして「したいようにしろ」と怒鳴り合う二人はキスをして、車に入っていく。
●帰宅したアレックスはジョーに「二度プロポーズしたのに返事をもらっていない。お前がその気になる日がくるのか聞きたい。もう待てない」と結婚への意思を確認、しかし返ってきた答えは「できない」だった。

シーズンフィナーレの前なので地味に怒濤の展開。
特にメレディスとアメリアが急すぎ。アメリアとオーウェンに関してはあんなに不安定な二人が結婚するとか、周囲もよく心配しませんね。続きを読む

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「グレイズ・アナトミー12(24)祝福の雨」

●オーウェンとアメリアの結婚式の朝、急な展開に戸惑いを感じるメレディスは気乗りせず、悪くなっていく天気にため息をつく。そんな彼女に寄り添うアレックスはジョーにプロポーズを断られ傷心、「俺の運命の相手はイジーだったのかも。お前もデレクのような出会いがまたあると思うか」と言い出してしまう。
●その頃ベンはベイリーが人手不足から結婚式に行くことができるかわからないと聞かされる。ペニーが退職しジョーも休み、そんな状況を知ったベンはつい「俺を復帰させてみては?」と言ってしまうが、「半年の停職処分なのに4ヶ月しか経っていない。人手不足を理由にあなたへの信頼を急に取り戻すなんてことはない」と言われ、ベイリーは自分を医師として信頼していないという事実に愕然とする。
●降り出した雨、家で準備をしているアメリアは母から「家族は誰も行かない」と電話で言われ号泣、部屋に閉じこもってしまう。部屋から出てこないアメリアを心配したエイプリルはオーウェンを呼びに行き、ようやくアメリアも外に出てきた。事態を解決したエイプリルは「私は良いベストマン」と自画自賛する。

●その頃アレックスは服を取りに自宅に戻り、ジョーから「子供を作ろう。愛している」と言われる。そこまで言うのに結婚したくない理由は話さないジョー、そんな彼女を理解できないアレックスは「今朝メレディスといて共に地獄をかいくぐってきて成長したと思った。お前にどんな事情があるかは関係ない。俺の人生は本物だと思えるものとは無縁だった。真実が欲しい。妻・家・家族、アメリアとオーウェンのような結婚、あれが欲しい」と怒鳴りつけ、荷物を持って出ていった。

●アメリアが部屋から出てきたのを見届けたメレディスはなぜか教会ではなく病院に出勤、驚いたリッグスから声をかけられるが、喧嘩の後にSEXしてしまった記憶が蘇りつれない態度を取ってしまう。しかしリッグスはそれを言葉巧みに反論、その言動に思わず苦笑いしてしまったメレディスは「SEXをした友人」と確認しあう。
●教会ではエイプリルがアメリアのゴタゴタに気を取られて指輪を忘れてしまったことに気付き、ベンに頼んで送ってもらうことにしていた。その後メレディスも教会に到着、しかしオーウェンに「デレクからアメリアを、クリスティーナからあなたを託された責任がある。生涯の恋人だったクリスティーナに再婚することを伝えたのか。私なら本物の関係か確かめるためにデレクに伝える」と言っている言葉を隣の部屋で準備をするアメリアは聞いていた。
●メイクを始めたアメリアはマギーに「父が死んだからバージンロードはデレクと歩くはずだった。姉たちはみんなそうした」と話し、マギーの「私たちがいる。もうすぐメレディスも来るから三人でバージンロードを歩こう」という励ましも届かない。そしてメレディスが入室すると、「私は今、崩壊寸前。隣の部屋にいる真面目で立派な男性に愛されていて結婚しようとしているのに、私は彼を愛しているのか逃げてきたのかわからない。それなのにデレクの代わりに収まって、クリスティーナの相手と結婚する私を許せないのだろう。私は自分を見失っているのに、誰も助けてくれない。助けるのはデレクの仕事だったのにもういない。そばにいるのはどこまでも甘いマギー、残るは私に冷たいあなた。オーウェンとのことを焚きつけておいて背中を向けた。私とは縁が切れないけれど嫌っているのはお互いに承知している。世界で一番幸せな日に家族も来ず、私はひとりぼっち」とまくしたてる。それを黙って聞いていたメレディスは「あなたはデレクに出会う前の私。私なら力になれる。あなたのひねくれシスターになれる。バージンロードに送り出されたいか、お母さんを怒鳴りつけてほしいのか、泣きたいのか、怖じ気づいて逃げたいのなら逃走車を運転する。どうしたいの?何でもしてあげる。私はあなたの家族」と言った。
●大雨の中、走り出す三人の女性。それを見かけたリチャードは目を丸くする。逃走に巻き込まれたマギーはパニックになり「何があったのか」と叫ぶが、何が問題なのかなぜ逃げ出したかそれはアメリアにもわからなかった。その頃リチャードから三人が出て行ったことを聞かされたオーウェンはなぜか「何か理由があるのだろう。きっとすぐに戻る」と平静を保つが、エイプリルも戻ってこないことを知ると顔を曇らせた。
●待たされるゲスト、しかしみんな急かすことなく心配してくれていた。いつ戻るともしれないアメリアを待つオーウェンは「アメリアは曲がりなりにも、俺が結婚しようと思った女性。その女性を心から信頼すべき。理由も聞かず咎めたりせず許したい。そう思える女性」と口にし、その言葉はアレックスの胸に響いた。

●ERでは高齢女性ルイーズと彼女に腹部と腕を刺された男性ドニーが搬送されてくる。状況からドニーは押し入った強盗、しかし彼は「彼女は母、認知症で僕だとわからなかった」と言い出す。その言葉の通り、ルイーズは治療をするジャクソンを自分の夫だと思っていた。治療方針を説明してもルイーズはジャクソンを夫扱い、そんな姿にインターンのアイザックは笑いがこみ上げてしまう。
●「ママ(カリー)が悲しそう」とソフィアから聞いたアリゾナは彼女を心配し、一緒にドニーの手術を終えたばかりのベイリーに声をかける。しかしベイリーは「娘と恋人も失ったのだから、元気がなくて当然。あなたができることはない」と答えた。

●その頃メレディスの家で指輪を探すエイプリルは家中を歩いてまわりようやく探し物を見つけていた。しかし今朝から始まっていた陣痛はすでに間隔が短くなっており出産は時間の問題だった。車で病院に運ぼうとするベンだが、エイプリルは「この天気では道路は渋滞、ここで産む」と言いだす。ベンは救急車を呼ぶことを提案、エイプリルもジャクソンに連絡するがジャクソンはルイーズの手術中で出てはくれない。そして破水、内診したベンは胎児は逆子で臍の緒も出ていると告げた。胎児に脈は感じられず、早く取り出して臍の緒への圧迫を取らなければならない。残された手段は帝王切開、エイプリルは「この子が死んでしまう。助けられるのはあなただけ」と叫ぶが、4ヶ月前に緊急帝王切開で母子共に死なせてしまったベンは救急車を待とうと言い張った。
●ベンから連絡を受けたベイリーはエイプリルの緊急事態に気付き、ジャクソンを呼ぶ。すでにベイリーから事情を聞いたアリゾナが携帯電話でベンに指示、覚悟を決めたベンも準備を進める。その後ベンはメレディスの母エリスのものと思われる古い往診カバンを見つけ、メスを取り出す。麻酔がない中での帝王切開、エイプリルは「私が失血死しそうになっても、この子だけは助けて」と言い、ジャクソンを怒らせる。とてつもないプレッシャー、ベンは「やるしかない」とベイリーに告げ、ベイリーも「わかっている。あなたを信じている」と答えた。そしてメスはお腹に入り、エイプリルはすさまじい叫び声をあげた。携帯電話に耳を寄せるジャクソンたちは永遠にも思える無音の後、救急車のサイレンが聞いた。
●救急車が病院に到着、意識がないエイプリルの後には取り上げた赤ん坊を胸に抱いたベンが下りてくる。赤ん坊はジャクソンの腕に抱かれ、まもなくエイプリルも安定する。ベイリーは胸をなで下ろしているベンに「アリゾナがベンは困難な状況の中で素晴らしい仕事をしたと言っていた。あなたが二人の命を救った」と言うと、彼を抱きしめる。
●エイプリルの手術を終えたアリゾナはソフィアを連れてカリーの家へ。そして驚くカリーにNY行きの飛行機のチケットを差し出し、「来週末ソフィアを連れてきて。夏は私と過ごすこと、学校は一年ごとの交代、クリスマスも交代。その他は今後相談しよう。私たちは上手くやることもできたのにそうせず、間違っていた。ソフィアのママたちは幸せでいなきゃ。みんなで幸せになりましょう」と大きな決断を話す。感激の涙を流すカリーはペニーを追いかけてNYに行くことにする。

●一方寄り道を終えたアメリアたちは教会の駐車場に車を停めるが、まだ結婚式に向かう勇気はでない。メレディスは「生涯の恋人は一人とは限らない。例えばリチャード、そう信じる方が良いと思わないか。オーウェンはそう信じていて、あなたを愛している」と不器用に語りかける。

●同じ頃アレックスに去られたジョーはバーでやけ酒、それに付き合わされているステファニーはちょうどテイクアウトを頼みに来たアンドリューを見つけると、後を託して帰ってしまう。泥酔しているジョーにアンドリューは手を焼き、「私はアレックスとも誰とも結婚できない。もうしているから」と口走った言葉に驚きながらも家まで送る。
●フラフラのジョーはアンドリューの支えでようやく自宅に到着、ジョーは「もう寝る」と服を脱ぎながら「彼と出会って車上生活は終わった。みんなも私も彼のことが大好きだったけれど、彼は裏切られるのが嫌いで機嫌を損ねると殴られた。誰にも言えなかったから逃げた。離婚しようとしたら彼に見つかる。アレックスが知ったら私を守ろうとするだろう。でもそれは無理、私の本名すら知らないのだから」と打ち明ける。「アレックスならわかってくれる」と辛抱強く語りかけるアンドリュー、しかしよろけるジョーを支えようとして一緒にベッドに倒れ込んでしまった。そしてそこに帰ってきてしまったアレックスは誤解し、アンドリューを何度も殴る。

●教会、待ちくたびれたオーウェンのところにやってきたのはリッグスだった。彼はエイプリルの代わりに指輪を届け、女の子が生まれたことを伝える。「こんなことではどうなるか」とさすがに不安げなオーウェンだが、そこにメレディスが姿を現し「アメリアもいる」と告げた。リッグスは「結婚おめでとう」と素直に祝福、安心したオーウェンも「後で料理が出る」と彼の参列を認める。部屋に残されたリッグスはメレディスにデレクとの結婚式のことを聞き、メレディスは「誓いの言葉をポストイットに書いた。束縛を恐れたのは私、でも彼は深い愛で許してくれ、その結果すごい地味婚だった。二人だけで裁判所に行ったけれど、すごく良かった」と微笑む。するとリッグスも「ミーガンは盛大な式と披露宴を望んだ」と話し、二人は気持ちが通じ合うのを感じる。
●バージンロードを先導するマギーは緊張の面持ち、メレディスは「逃げ出す最後のチャンス」とふざけた後「とってもキレイ。結婚おめでとう」とアメリアに微笑みかける。そしてついにアメリアはバージンロードを歩き出し、リッグスと見つめ合うメレディスは愛を再び信じる気持ちになる。しかしそこにマギーが「私はリッグスが好き。たぶん向こうも」と言い出した。

このドラマには普通の出産をする人がいなくて怖い。
・ベイリー→出産当日に旦那が交通事故(第2シーズン「死の予感Part.2」
・カリー→交通事故で重体という状況の中で、緊急帝王切開(第7シーズン「ミュージック・エピソード 生命のメロディー」
・メレディス→出産中に嵐で停電、出産前の転倒により臓器から出血(第9シーズン「嵐の出来事」
・エイプリル→メレディスの家で麻酔なしで緊急帝王切開(今回)
たぶんシアトルを離れていた時のメレディスの二回目は普通のお産だったのだろうな−。続きを読む

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2017年08月16日

「グレイズ・アナトミー12(22)ママたちの試練」

●ソフィアの監護権を巡るカリーとアリゾナの対立は和解には至らず裁判に持ち込まれた。カリーはメレディスの家にソフィアを預けるが、娘を失う不安に押しつぶされそうになる。その頃アリゾナは14歳の妊婦ジェニーを診ていた。洗い物をしていて滑ってお皿の上に倒れてしまったジェニーのお腹には複数の深い傷、胎児には問題がないがジェニー自身の腹部に血がたまっている可能性があり手術の必要があった。アリゾナは後ろ髪を引かれながらも手術を「優秀だが古いところがある」ルッソに任せて法廷に向かった。
●マデリン・ケイン判事は「何よりも大事なのはソフィアの幸せ。証人はどちらかの味方になる必要はない。きつい裁判になるが進めて良いか」と再考を促し、裁判を始める。まずはカリー側のオーウェンの証言、彼はカリーの退役軍人へのサポートとチャレンジ精神を称えた。次にアリゾナ側のアンドリューの証言、彼は同居しているソフィアのかわいらしさとアリゾナとソフィアの良好な関係を話した。そしてカリー側のペニー、彼女はまだ知り合って数ヶ月だがソフィアのことをよく知っていると主張、NYでの生活も研究員として行くので現在よりも時間が取れると話す。順調な証言、しかしアリゾナの弁護士ギャンブルから「今朝のソフィアの服装は?」と問われ答えに窮してしまう。さらにソフィアが何年生か答えられず、たたみかけられてしまった。そしてベイリーの証言、カリー側の弁護士は「整形外科と胎児外科では胎児外科の方が緊急手術が多い」と指摘した。
●一方ジェニーの手術で、腹部にたまっているのは血ではなく羊水であることが判明した。ルッソは「妊娠継続は不可能」と言うがその直後に「継続させるなら血漿パッチ」と方針を転換しアレックスは不安を覚えるが、妊娠24週の赤ちゃんは子宮の外では生きていられない。エイプリルもルッソに賛同し、アレックスはジェニーの母タラから手術の同意を取る。休廷後に病院に戻ったアリゾナは急いでジェニーの術後の確認をしようとしてアレックスに苛立ちをぶつけてしまう。カリーも裁判での嫌な気持ちと罪悪感をメレディスと酒で誤魔化していた。
●その夜、ベン・ジョー・ステファニーは飲みに行き、カリーとアリゾナの対立を嘆いていた。しかしステファニーの頭の中を支配しているのはカイルと別れたことの後悔、思わず電話を取り出してしまうがジョーに止められる。そして同じ店でジャクソンとエイプリルは生まれてくる子供の育児の分担を平和的に話し合っていた。

●翌日、アリゾナは「メレディスの家に行きたくない。ママといたい」とご機嫌ななめなソフィアに手を焼くが、アメリアに任せて法廷へ。そしてメレディスの証言が始まった。カリー側のメレディスは娘同士が仲良しであることを話しペニーの人柄を褒めるが、逆にギャンブルから「シングルマザー同士で支え合っているが、NYに子育てに必要なサポートはあると思うか」と言われてしまう。反対にリチャードもカリー側の弁護士から「何度もレズビアンバーのクイズナイトに参加し半年で25回も優勝しているが、その間にアリゾナは女性を口説いていた」と指摘され、さらにアリゾナからカリーに送った育児交代依頼メールを公開され、緊急手術と合わせればアリゾナは育児ができないと言われる。怒りとあきらめの感情が入り交じるアリゾナ、しかしギャンブルは「勝手に書き換えられた物語を正すチャンス、真実を話せば聡明な裁判官は見抜くはず」と励ました。
●カリーはソフィアが生まれた時のことを話すように弁護士に促され、事故でいっそ楽になりたいと願ったが娘のために生きたと涙ながらに訴える。その頃病院ではルッソが「ジェニーの羊水がやはり漏れているから、胎児を取りだす」と言い出していた。アレックスは反対、意見の相違を感じ取ったタラは「どんなことになっても娘を励まし続けるが、そのためにはあなたたちが全力を尽くしてくれないとできない」と強く求められる。アリゾナなら帝王切開という判断はしない、しかしアリゾナ不在のため「帝王切開しかない」と言うエイプリル、アレックスもまたアリゾナを呼び出すことはできないと感じていた。
●アリゾナの証言がきた。カリーの弁護士は彼女が実母ではないことを指摘、激昂し反論しながらもアリゾナの耳には何度も鳴り続ける携帯電話の着信音が聞こえていた。電話を確認させてもらうとそこにはエイプリルからジェニーの緊急手術を伝えるメール、アリゾナは「ソフィアを愛し一緒にいたいと思うが、判決がどうなってもソフィアには私たちがいるから健康で安全。でも病院で待っている子は私が行かないと死んでしまう」と席を立った。
●病院に戻ったアリゾナは手術室に乱入、突然のことで混乱するジェニーと付き添いのタラもアレックスとエイプリルの後押しで妊娠継続を支持するアリゾナに同意、アリゾナは憮然とするルッソを手術室から追いだした。タラは一度取り出された孫と対面、赤ちゃんは「また後でね」という言葉で子宮に戻された。ジェニーの手術を終えたアリゾナは判決を待つ間「どんな判決が出てもあなたは良い母親」と声をかけてきたカリーに「私なら弁護士にあんなことを言わせない」と告げる。
●カリーとアリゾナの双方から知らせを待つ医師たち、それを横目で見ているステファニーはERにカイルが再び来ていることに気付く。髄膜炎で倒れたカイルは駆けつけたステファニーを「俺の医者ではない」と突き放した。
●判決はアリゾナが勝った。アリゾナはメレディスの家にソフィアを迎えに行き、そのメレディスの家ではカリーが「なんでこんなことに」と泣き崩れていた。

アリゾナが勝つのですね。
ソフィアの環境の変化と周囲のサポートを考えると妥当かな。カリーがNYに行く理由が交際して日が浅い恋人に付いていくためというのも心証が悪いのだろうか。
カリーの弁護士の「実母ではない」という発言も響いたような気がする。決定打はもちろんアリゾナの証言だろうけれど。
ただリチャード、クイズナイトで勝ちすぎ。来ただけで周囲にげんなりされそう。それか「絶対王者」として盛り上がるか。続きを読む

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「グレイズ・アナトミー12(21)叶う恋、叶わぬ恋」

●メレディスは起きてこないアメリアを置いていこうと考えるが、マギーは反対する。しかし子供たちの支度も終わり出て行こうとリビングを通りすぎた時、アメリアとオーウェンがソファで裸で寝ているところを目撃、二人はこのことで散々からかわれるはめになる。それでもアメリアは「オーウェンとは交際していないから、これきりのこと」、オーウェンも「気まぐれなアメリアのことだから次はない」と考えていた。

●ソフィアの監護権を巡る裁判の準備をしているカリーとアリゾナはそれぞれ証人を用意しなければならないが、その相手が二人をよく知る同僚になってしまうことに心を痛めていた。その後アリゾナはエイプリルの検診にジャクソンが付き添っているのをチャンスだと証人の依頼をしようとするが、そこに「今日、助手になる」とペニーがやってきたために中断を余儀なくされる。そして検診、前回のような骨形成不全症の兆候が見られなかったが脳に問題がある可能性に出てきた。アリゾナの表情の変化にいち早く気付いたエイプリルは説明を求め、精密検査を勧められる。エコーの不具合かもしれないが動揺したエイプリルは「数週間前のエコーでは問題ないと言ったはず。見落としなのか」とアリゾナを責め、母子共に全身麻酔が必要な胎児MRIを望む。
●アレックスはカリーに証言を依頼されるが「どちらか一人に肩入れしたくない」と断り、そのことをアリゾナに報告しアリゾナの証言も断る。慌てたアリゾナはエイプリルの精密検査を指示していたペニーに背後から声をかけられたことにさらに驚き、「スパイのような行動をしている。どこから聞いていたのか。つきまとうのはやめて」と怒鳴りつけた。見かねたリチャードがアリゾナの姿を探すと、車の中で号泣していた。「裁判で負け、ソフィアのことも傷つけてしまうだろう」と暗い未来予想に打ちのめされているアリゾナをリチャードは「娘と暮らしたいのなら本気で闘え。自分の力を信じろ」と力強く励ました。
●リチャードの言葉に背中を押されたアリゾナは気が進まなかったエイプリルの胎児MRIに挑み、胎児に問題がないことを伝える。大喜びした後に今までのきつい態度を謝罪するエイプリル、しかしアリゾナは「友達と医師は両立できない。友達でいたい」と優秀な産婦人科医のリストを手渡し、主治医から降りてしまう。

●救急車で運ばれてきたのは76歳のレオ・ポールソン、階段から転落したところをちょうど見ていたドアマンのヴィンセントが救急車にも同乗し、日頃飲んでいる薬や医療関係の記録も持ってきてくれた。優秀なドアマン、しかしメレディスはヴィンセントがレオの手を握っているところを見てしまう。レオは「妻を裏切ったことはない。結婚して51年、妻や孫にも恵まれた。妻は私を愛してくれ、私の気持ちを知ったら打ちのめされるだろう」と口止め、その後手術が始まった。医師たちはまだ病院に留まり手術が終わるのを待つヴィンセントの熱心さを不思議に思い、メレディスは心の中で愛し合っている関係であることを明かす。カリーは「私はドアマンにはならない。生き方を自分で選びたい」と一緒に手術に入っているメレディスとオーウェンに証言を依頼、了承を得る。
●アメリアは以前手術したミュージシャンのカイルが病院にやってきたことを知り向かうと、そこには休みのはずのステファニーがいた。ステファニーは彼から手の震えを訴えられ、病院に連れてきたのだ。「数回寝ただけ」と言いながら二人の親密な様子を見たアメリアはステファニーを担当から外す。検査の結果、再手術が必要となった。カイルはツアー中であることを理由に渋るがステファニーが説得、そして彼女の意向に従った。その後もステファニーは臨床試験への参加の提案やアンドリューの採血を代わるなど治療に介入、痺れを切らしたアメリアは「今日、あなたは外科医ではない」と手術の見学すら禁じ通行許可証を取り上げた。
●手術終了を待つ人が待機する待合室、そこでヴィンセントはステファニーに声をかけていた。一言では言い表せない関係という共通点を持つ二人は共に紅茶を飲み気持ちを落ち着かせ時を待つ。先にカイルの手術が終わり、ステファニーはまたも医師ではなく患者の家族扱いされるが成功を喜んでくれたヴィンセントの言葉に感謝、眠っているカイルの病室に別れの手紙を置くとシフトに入る準備を始める。そしてちょうどシフトを終えてロッカールームに入ってきたジョーに「待合室にいた時に入退院を繰り返していた頃の自分を思い出した。ただ待合室で待っているのは耐えられない。私は手術室にいないとダメになるけれど、彼と交際していたらそれができない。私は私を選らんだ。仕事がしたい」と涙を流すが、気持ちを切り替えて仕事に入った。

●レオが脊椎まで折れた原因は末期の癌だった。余命宣告を受けたレオはメレディスに「初めて彼に会った時、心臓が飛び出しそうだった。彼も同じ気持ちだと知った時は何週間もにやけていた。妻を愛していて、彼への気持ちは別のもの。デスクでの会話やそばを通りすぎることを15年間続けてきた」と涙を浮かべ、妻アンジェリカに「話がある」と切り出すが、後から入ってきたヴィンセントに「いろいろありがとう。本当に良くしてくれた。だがこれまでだ。もう甘えるわけにはいかない」と言外に別れを伝えた。

●ベイリーは夫ベンと喧嘩を継続中、「私の手術に入るな。他の医師もそう言うはず」と反省を促すがベンにその意思はない。そして出勤すると病欠の麻酔科医の代わりにベンがおり、ベイリーはベンがジェットコースターに乗りたがったタックの身長制限をパスするために誤魔化しをしようとするようなルール軽視の人間であることをまくしたてマギーとリッグスはげんなりする。その後急変を切り抜けたベンは「二人とも君に良いことしか言わない。マギーは君の部下で、リッグスはマギーの部下だからだ。だから君に本心を言うことはない」と痛烈に批判した。
●ベイリーとリッグスが外れた後、マギーは急変時のベンの処置が初めてだったことを知る。そして「ベイリーの言う通り傲慢な男。私なら部長の前でそんな態度は取らない。彼女が本気で怒っていたらとっくに解雇されているはず。あらゆる権限を持っているのにそうしなかった。でもあなたは彼女の判断に怒り逆襲した。それは部長が妻だからこそできたこと」と批判、その頃リッグスもベイリーに「確かにあなたは上司だが、今はベンの上司ではない。彼がここで働くことに不満でも、彼はああするしかない。レジデントは優秀であればあるほど仕事が好きで多くを学ぼうとするもの。それを止めることはできないし、するべきではない」と苦言を呈していた。
●ベイリーは手術の予定を書き込むボードの麻酔科医の欄にベンの名を書き込み、それを見るベンに「寝るのはソファよ」と言い、ベンもそれを受け入れる。

●シフトを終え、証言も引き受けてもらえたカリーは安堵感でいっぱい、ペニーもアリゾナのひどい態度を口にすることはなかった。メレディスは「一緒に帰る」と追いかけてきたアメリアとそれをからかうマギーに「アメリアはオーウェンととっくにできている。あなたは幸せを手にしては捨てているけれど、やるべきことをやりなさい。マギーもアンドリューに惚れたのにルールを気にして別れた。規則なんて誰も気にしていないのだから、二人ともしかりしなさい」とエールを送る。
●アメリアはオーウェンのトレーラーに行きとっちらかりながらも愛とそのことへの恐怖を伝え、オーウェンも「俺も関係をぶち壊してしまう。二人ともそうなら一緒にぶち壊そう」と応じた。

もうなんか今回、みんな情緒不安定すぎ。
そして地味に気になったのがベイリーの書き込むボードに「Avery.C」ってあったこと。まだキャサリンいるのか・・・。
そして「早く見つけてほしかった」と言えるエイプリルに絶句。「この子は大丈夫」と検査を拒否しまくっていたあげく、その言葉をよく言えますね。気心しれた相手とはいえ、あれはないと引きました。続きを読む

k_k2911 at 15:34|PermalinkComments(0)グレイズ・アナトミー12 

2017年08月06日

「グレイズ・アナトミー12(20)後悔の引き金」

●朝、メレディスはマギーとアメリアと共に三人の子供たちの支度に追われ、長女ゾラが大人の会話を覚えてしまうことに驚く。その頃カリーはアリゾナから呼び出しを受けていた。ペニーとのNYでの新生活に期待を膨らませるカリーはすでに娘ソフィアの学校について調べ始めており、それを聞いたアリゾナは「ここに生活の場がある。娘を連れて行かないで」と反対しカリーも「どんな選択肢があるのか一緒に考えたい。この間は舞い上がっていただけ」と答えるがアリゾナの不信感は消えず話し合う気もなかった。話し合いのための準備を進めたことが先走りだったのかと考え始めるカリー、それを聞いたペニーは「私がいつかソフィアのことについて口出すことがあるかもしれないが、今それをやったら事態を悪化させてしまう」と彼女の気持ちを慮る。
●研修プログラムの責任者リチャードはベンとペニーが抜けてしまうことに頭を悩ませ、アリゾナに数日レジデントなしで仕事をするように頼むが拒絶されてしまう。あまりの剣幕に驚いた彼はアリゾナからカリーがペニーと一緒にNYに行き、ソフィアが連れて行かれるのを阻止するために弁護士に相談していると聞かされ、「ジャクソンとエイプリルの諍いは誤解と被害妄想が発端」と冷静さを呼びかける。
●その頃カリーはベイリーをつかまえ、退職しペニーを追いかけてNYに行くことにしたと報告する。すでに仕事のオファーを受け検討しているというが、それは今のようなチーフ職ではない。研修医ペニーのために自分のキャリアを棒に振るような行動をベイリーは理解できない。

●停職して一ヶ月が経ったベンは暇をもてあまし焦りを止めることができず、ついに停職期間中の麻酔科医としての復帰を決意する。そのことについてベイリーにも話していないことを聞いたジャクソンは「浅はか」と感じるが、ベンは意に介さない。そして復帰が決定、そのことをベイリーに報告すると「周りはなんて思うか。私の立場はどうなるのか」とやはり叱られてしまった。頭にきたベンは「君は外科部長だが麻酔科には口を挟めないはず」と席を立ち、ベイリーも「好きにすれば良いが、寝室以外で寝なさい」と応戦する。

●ステファニーは引き続きミュージシャンのカイルとみだらなメールを交わしているが、彼がシアトルに来ていると食事に誘われると戸惑ってしまう。そんな時にメレディスからのメール、ステファニーはカイル宛てのメールをメレディスに誤送信してしまったことに気付いて走るが、意外にもメレディスは落ち着いた態度でステファニーは「品格がある」と感心するのだった。
●メレディスが今日担当するのは幹細胞腺腫のシーラ・デイヴィス、手術を午後に控えているが彼女はそのことよりも自分の身繕いに余念が無い。理由は一年前にネットで知り合った恋人ジェームズがお見舞いに来て、初めて会うから。そのことを知ったメレディスは「その気持ちはステファニーならわかる。彼女も今日が初デート」と揶揄、ステファニーはその言葉でメレディスがメールを見たことを悟るのだった。
●その後シーラの病室には一人の男性がやってきた。頭が薄いその男性こそがジェームズ、写真とはかけ離れた姿にシーラは激怒し病室から追い出す。シーラの愚痴を聞きながら手術室へ移動、すると廊下の先にはカイルがいた。慌てるステファニーを尻目にメレディスは意地悪に二人に話すように勧めるが、ステファニーはカイルを冷たくあしらってしまう。
●手術中、メレディスはステファニーにカイルへの本心を問いただし「メールで期待は最高に高まっているから、その後は幻滅させるだけ。私はいつも掴みが上手いけれどその後はダメ」と答えを得る。手術は無事終了、するとそこにはまだジェームズがいた。「毎日のメールのやりとりで理解しあえた。外見にとらわれず中身を見てほしかった。だけど写真を見たいと言われた時、怖くなってしまった。でも彼女は死んでしまうのだし・・・」という彼の言葉をメレディスとステファニーは「シーラは良性腫瘍」と訂正、シーラもまた嘘をついていたのだ。怒ったジェームズは病室に乗り込み二人は互いを罵倒し合う。呆れた表情のメレディスは「後のことは私がやるから帰ってデートしなさい」とステファニーに命じた。

●ERには女性二人が駆け込んでくる。二人は8歳の子供を持つ母親で、警察から「発砲事件で子供の一人が撃たれ、グレイ・スローンに運ばれる」と連絡を受けたのだ。子供はこれから到着予定、医師たちは次々にERの搬入口に並ぶがアレックスは必要な人員だけを残すことにする。まもなく救急車とパトカーが到着、サイレンに気付いて飛び出してきた母親二人は自分の子供が無事なのか見たいが医師たちに囲まれて見ることはできない。しかし横たわる子供の靴を見た母親の一人パティは自分の息子ブランドンであることに泣き崩れ、もう一人の母親ダニエルは後続のパトカーから息子ピーターが降りてきたことに安堵する。
●まもなくシッターのステーシーも到着、なぜ事件に巻き込まれたのか母親たちは質問責めにするが、事件ではなくブランドンの家にある銃で二人が遊んだことによる誤射だったと判明する。自分の銃で息子が撃たれたことを知ったパティは「鍵をかけてしまっていたのに」と呆然、友達を撃ってしまったピーターも「遊んでいたら撃ってしまった。僕が殺してしまった?」と不安気な表情を浮かべる。
●ブランドンの手術、アメリアは何気なく軍医であるオーウェンは銃を持っているのではないかと考えるが否定される。手術室にいるアメリアもアレックスも銃反対派、しかしジョーは「私は持っている」と発言しアレックスを驚かせた。まだ使ったことはないが自衛のためというジョーにアメリアは反発、アレックスは「子供二人の人生がかかっている」と集中するよう呼びかける。
●その頃マギーは少年二人のシッターをしていたステーシーを見つけ、「なぜ目を離したのか」と詰問していた。責められた彼女は「二人は良い子でもう8歳、ずっと見張っている必要はなかった。トイレに行ったり食事を作っている間に銃を撃つなんて誰も考えない。私は二人の食事を作っていた。私のせいではない」と涙ながらに抗議、マギーは謝罪する。
●ブランドンは麻痺が残る可能性が高い、アメリアは手術室を抜け出してパティに手術の許可を得るために話に行き、彼女は夫の到着を待たずして決断することになり手術に同意する。その直後、回復を願うダニエルの言葉にパティは苛立ち口論に発展、ダニエルの「あなたの家に銃があるのを知っていたのはブランドン、彼のおかげでピーターは人殺しになるかもしれない」と言う言葉はピーターの表情も強張らせた。
●手術が進む中、アレックスはジョーに銃について改めて質問、ベッドの下にあることに驚き「家に銃を置きたくない。俺は撃たれたことがある」と声を荒げてしまう。そんな手術の様子を見学していたマギーは様子を見に来たリッグスに「自分でもなぜシッターをあんなに責めてしまったのかわからない。メレディスの子どもの子守をしていた時、目を離した隙に小麦粉を一袋分床にぶちまけられた。もしあれが熱湯だったと思うと怖くなり、いちいち心配するようになってしまった」と心情を吐露、リッグスの「家族は心が乱れる」と同意する言葉をエイプリルは静かに聞いていた。
●ブランドンは一命を取り留めるが、麻痺が残りもう歩くことはできない。無慈悲な現実に打ちのめされたパティは「鍵をかけた引き出しにしまっていたのに」と嘆き、アメリアは「子供は見ていて、何でも覚えてしまうんです。本当に残念です」と言うと病室を出る。そして大人たちの話を遠巻きに見つめるピーターを見つけるとその手を取り「ブランドンは生きている。でもあれは事故、だからこのことで辛くなったら「事故だった。わざとじゃない」と言って。口に出して」と約束させる。その言葉を聞いていたオーウェンはアメリアを称え、「ミーガンはリッグスの浮気を知って俺に電話をしてきた。それで俺は「リッグスのことを忘れて、ヘリでこっちに来い」と言った。俺がヘリに乗せた。あれが最後の会話」と打ち明け、アメリアは「わざとじゃなかった」と言ってあげる。
●アレックスが帰宅すると、ベッドの上でジョーが銃を手にしていた。ジョーが銃を持つようになったのは車で生活をしていた時のこと。いつ襲われるか不安な日々の中で強くいられたのは銃があったから、しかしブランドンを目の当たりにしたジョーはその気持ちが揺らいでしまう。「昔の自分は人生に価値があるとは考えられなかったけれど、それは卒業した」と銃を手放す決意を固める彼女をアレックスを優しく抱きしめる。
●病院を出たマギーはメレディスに子供たちが安全に暮らせるか不安だと思いをぶちまけ涙を流す。それを抱きしめたメレディスは「耐えるしかない。怖さを押しのけて、その日を切り抜けるしかない」と諭した。

●その頃、ステファニーはカイルに小汚いスタジオに案内されていた。シアトルの大物ミュージシャンがレコーディングしたという憧れの聖地、共通の話題などないと考えていたステファニーだが自分が手術室に感じる想いと同じであることに気付き恋に落ちた。
●ジャクソンはエイプリルから翌朝の検診に誘われ、彼女の気遣いに感謝する。その後入った手術、そこには麻酔医としてベンがいる。
●カリーは再びアリゾナに話しかけ謝罪し話し合いのやり直しをしようとするが、その時すでにアリゾナの態度は決まっていた。「さっき転入願書の話でNYの学校から連絡があった。私抜きで決めないなんて嘘。もう私に話をしないで」と弁護士の名刺を差し出す。

シーラのオチを見た時、彼女の病名を暴露したメレディスとステファニーに「守秘義務は?」と思ってしまったのだけれど間違いではないですよね??続きを読む

k_k2911 at 12:22|PermalinkComments(0)グレイズ・アナトミー12 

「グレイズ・アナトミー12(19)過ちの代償」

●交通事故にあったオマール・シンは低体温療法を受けているが、自発呼吸もあり意識が戻る兆しが見えた。外科部長のベイリーは彼の妻グレッチェンを廊下で緊急帝王切開したベンの処分を公平に判断できないと感じ、メレディス・マギー・オーウェンの三人を諮問委員に選定し、自分の判断の手助けをしてもらうことにする。
●緊張の面持ちで部屋に入ったベンはよく知る同僚がいることに安心するが、三人は厳しい態度でベンを研修プログラムから外すべきか判断しようとしていた。重要な証拠となるエレベーターが開いた時の映像、三人から「目の前で扉が開いたのを見ているはず」と繰り返し問われても、ベンは「目に入らなかった」と証言を変えなかった。
●諮問委員にベンの聴取を任せたベイリーはオマールの長女ジャスミンの面倒を見ながら彼の母の到着を待っていた。ジャスミンに意識が戻ったオマールを会わせてあげようと病室に連れて行くと直前に急変、やりきれない気持ちでオフィスに戻ると一日目の聞き取りを終えたベンがいた。今朝からぎくしゃくしている二人は家庭と仕事の立場の違いに戸惑い、ベンは「教会(家庭)と国家(病院)」と例えてバランスを保とうとする。
●その後オマールの母が到着、オマールは先ほどの発作による影響が大きく再び昏睡状態となり、脳の活動は見られなかった。蘇生に関する意思表示を聞かれた母は途方に暮れ涙を流すが、そこに入ってきたのはジャスミンだった。彼女は幼いながらに状況を理解し、「ずっと機械に繋がれたままなのは嫌がるはず。それにママといたいと思うはず」と祖母に語りかけ、祖母は静かに書類にサインした。
●諮問委員による聞き取りは他の医師にも及んでいた。アリゾナとアレックスは「廊下での緊急帝王切開をやらなかったら助かったかどうかはわからない。やむを得なかったとベンはそう言っているが、映像では開いたエレベーターを確かに見ている。赤ん坊も低体重児だから危険はあったがリッグスの意見を取り入れ、ECMOに繋いだが失敗した。危険はあったが他に方法はなかった」と証言する。予定していた全員の聞き取りが終了、しかしオーウェンはリッグスも呼ぼうと考える。
●オマールの病室で話をしているメレディス・アメリア・マギーの三姉妹。話題はもちろんオーウェンとリッグスの仲違いについて、メレディスはリッグスがオーウェンの妹ミーガンを裏切って浮気をしていたこと、それでミーガンが別れるためにヘリに乗ったこと、それなのにミーガンを止めようとしたと嘘をついたことなどを暴露、リッグスは信用できないと話す。まもなくオマールの心拍数は低下、死を待つ時間に耐えられないメレディスは「ベイリーを呼んでくる」と席を立った。
●帰宅していたベイリーはメレディスからの連絡を受け病院に向かおうとしていた。その物音に気付いたベンは「どちらかが呼び出された時は相手を起こすことがルールだろう。残された方がタックの世話を一人でするのだから」と腹を立てるが、その理由がオマールの死が近づいているからだと知ると何も言い返すことができない。
●朝になり諮問委員はリッグスを呼び出した。リッグスがリスクを冒してでもECMOを使ったプロセスに問題はないが、オーウェンはつるし上げのような態度。それを見かねたマギーはリッグスを帰した後、「私でも同じ判断を下した。あなたの魔女狩りにはつきあえない。この目的はベンが真実を言っているのかを確認することだけ」と毅然とした態度を取る。
●オマールは心拍数は低下しているが容態は安定、今手を打てば死を免れる状態にあった。ベイリーはオマールの母に再考を促すが、すでに彼女は息子の死を受け入れていた。そして最後に再びベンの聞き取り。繰り返される「エレベーターが開いたことに本当に気付かなかったのか」という質問、興奮したベンは「ドアが開いたのは見えなかった。外科医ならわかるはず。手術の最中、患者の命がその手にかかっていると他のことは感じなくなってしまう。周りの世界が消え失せる。知らないとは言わせない」と返答した。
●その頃、オマールにはついに死が近づいていた。家族は離席中、ベイリーは家族の意思を無視して蘇生を開始、アメリアとステファニーの制止も聞かない。蘇生成功、しかし戻ってきた家族は「蘇生拒否の書類にサインしたのに。まだ望みはあるのか?」と混乱してしまう。「彼にはチャンスを与えてもいいはず」と言うベイリーにアメリアは「ご家族も病院に意思を尊重されていいはず。ベンのために患者の苦しみを引き延ばすなんて」と苦言を呈す。
●諮問委員が判断を下した。三人は「職務に集中してドアが目に入っていなかった」とベイリーに報告、それでも結果は二人死亡という重大なものだった。ベイリーはベンをオフィスに呼ぶと、「研修プログラムの参加を半年禁ずる」という処分を通達する。「半年の遅れは取り戻せない。将来が消えたも同然。俺は全力で救おうとした」というベンの抗議は届かなかった。
●諮問委員を追えたマギーは帰宅しようとすると、リッグスから患者受け入れの相談を受ける。リッグスの判断を支持したマギーだが、そのぎこちなさを見抜かれてしまう。マギーはメレディスから話を聞いてから信頼が揺らいでいることを打ち明けると、リッグスは「メレディスに言ったことは本当。患者がいたことも、ヘリのことも。でもミーガンとの喧嘩や浮気のことは伏せていた。心から愛した女性を裏切った。大きな過ちを犯し、それをずっと償っている」と話した。
●ベンは自分の処分に気が収まらず、ベイリーのオフィスに再び足を運び「委員を説得してくれ」と掛け合う。ベイリーが「決めたのは私。ここは国家。分けているのは理由がある」と突っぱねると、ベンは「国家がなんだ。少しは便宜をはかってくれてもいいだろう」と声を荒げた。ベイリーは「はかったから半年で済んだ。これがあなたでなく他の人だったら解雇していたかもしれない。私が解雇しようとしてみんなから止められた。ミスは起こるものだけれど、これは信じがたい判断ミス。それをどうにか受け入れようとしている。正直半年では足りないくらい」と言い放ち、ベンは「君を失望させて残念」と涙を浮かべ、ベイリーも辛さから涙がこみあげてくる。しかしその時にステファニーが呼びに来た。オマールが奇跡的に意識を取り戻したのだ。起こるはずのない奇跡、アメリアは暴言をベイリーに謝罪するが、彼に妻と胎児の死を伝えねばならない。

●ステファニーは以前出会った患者でギタリストのカイルと連絡先を交換、ツアーが終わったらと会う約束をすると彼から何度も熱烈なメールが来るようになる。

●エイプリルに接近禁止命令を取られたジャクソンは困惑し弁護士に相談、双方が弁護士を立てたことになりエイプリルの弁護士ギャンブルは「その気はなくても接近禁止命令が起爆剤になってしまった。ジャクソンは単独親権を主張するだろう。命令は守らなければならないから彼とは話してはいけない。赤ちゃんを守りたいがゆえの行動なら、子供が危険だと主張すれば良い」とアドバイスする。自分の行動が起こした結果に呆然とするエイプリルを付き添いのアリゾナは心配そうに見つめる。
●ERにはヘルニアのレジー・ダルトンがやってきて、ジョーが担当する。彼は半年前からヘルニアが飛び出してしまう症状に悩まされ、くしゃみをした途端に飛び出た大きさにジョーは目を丸くする。日常生活にも支障が出るほどの症状のため呼ばれたエイプリルとジャクソン、しかし二人は近づくことができないため片方が外れなければならない。検査をしているジャクソンは一般外科も必要だとリチャードを呼んで、「私の患者」と抗議するエイプリルに「接近禁止命令を出されても、病院での立場は俺が上」と退ける。
●朝、支度に追われているアリゾナは突然エイプリルの訪問を受ける。「何かおかしい。病院に向かっていたけれど、あなたの家が近かった。ジャクソンの言う通り、これは検査を受けなかったせいなのか。またあんな思いをするなんて耐えられない」と不安に押しつぶされそうなエイプリルをなだめて病院に到着、するとエイプリルが感じていた違和感は胎動であることがわかる。サミュエルの時には一度も胎動を感じたことがなかったエイプリルにはわからなかったのだ。「赤ちゃんが健康であることはほぼ間違いない」と言われたエイプリルは胸をなで下ろす。
●一方、病院でキャサリンと朝食を取っているリチャードはエイプリルとジャクソンの諍いに辟易していた。さらにやってきたジャクソンが単独親権を主張するために結婚と離婚に関する資料を持ってきたと知ると退席する。

●ペニーは助成金を受け取る返答期限が迫っていることをカリーに告げる。助成金は一生に一度のチャンス、しかしNYに住まなければならない。二人は離れることに耐えられるのか互いの気持ちをつい探り合ってしまう。
●その後カリーは備品室にいるペニーを発見、「あなたが私に一緒に来てと言うタイミングを逃してしまった」と告げると、ペニーは逆に「ソフィアになかなか会わせてくれなかったし、あなたはここに仕事も家族もある。全てを捨てて行くなんて無理でしょう」と驚いてしまう。それでも誘ってほしかったという女心を知ったペニーはそれを可愛いと思い二人は服を脱ごうとするが、そこにアリゾナが入ってきてしまった。
●カリーがアリゾナに謝罪し遠距離恋愛になりそうだと不安を打ち明けると、アリゾナは「これで終わりというわけではない。上手くやると決めてやり抜く。NYまで飛行機で6時間だから週末に会えば良いし、電話もすれば良い」と明るく微笑む。
●帰宅したカリーとペニーは今後についての話になり、ペニーも心のどこかで引き留めてほしいと願っているが、カリーは自分にもキャリアを築くのに大切な時期があったことを理解していた。変わらぬ思いを「愛している」と伝えると、やっとその言葉を聞くことができたとペニーは感激、そしてカリーはペニーに「NYに誘って」と囁いた。幸せいっぱいのカリーは出勤するとアリゾナに「あなたが言った通り、折り合いがついた。私もNYに行く。飛行機6時間だから、あなたもいつでもソフィアに会える」と報告する。

●エイプリルの弁護士ギャンブルは依頼人に「気が進まないだろうが、よく決心してくれた。子供を巡る争いは激しいものになり、例え勝っても何かを失った気持ちになる。それでも闘いますか?」と聞いていた。それにはっきりと頷く女性、それはアリゾナだった。
●その頃、エイプリルは駐車場でジャクソンから声をかけられていた。彼は「結婚に関する書類を見ていると驚くほどフェアだった。それは互いに愛し合い幸せを願っていたから。その二人はどこに行ってしまったのだろう。修復できるかすべきかもわからないけれど、今の自分は嫌いだ。俺たちは親友だった。だから結婚の同意書を書いた時のように話し合うべきだと思う」と語りかけ、同じ思いを抱いたエイプリルはジャクソンにお腹を触らせる。二人は胎動を共に感じることを幸せに感じるのだった。

何ががっかりって「便宜を図ってくれてもいいだろう」という良い年して甘えた考えのベンですよ。そういう考えを持っていると周囲に思われるからと誰よりも自分を律しなければならないのに。
辛い立場のベイリーのことを考えたことがあるのだろうか。続きを読む

k_k2911 at 11:27|PermalinkComments(0)グレイズ・アナトミー12 

2017年07月30日

「グレイズ・アナトミー12(18)きわどい判断」

●6歳の少年ゲイジ・ディーンが病院から姿を消し、ベイリーは警備責任者と慎重にカメラ映像を確認していた。経験から「隠れているだけ。すぐに見つかる」と楽観視する警備責任者、しかしゲイジの主治医アレックスは「暴力的な父親と親権を巡って一悶着あった後。父親がさらったのなら呼び出しアナウンスを聞いて逃げてしまうだろう。感染症にかかっていて早くしないと気道閉塞の危険がある。コード・ピンク(子供の危機)を。もし消えたのがタックなら?」と迫り、ついにコード・ピンクは発令された。
●病院は封鎖され、エレベーターも停止した。ジャクソンの和解の意思に気付かず接近禁止命令を取ってしまったエイプリルの言い訳から逃れようとエレベーターに乗り込んだジャクソンは動かないことにがっかりする。コード・ピンクに気付いたメレディスたちは閉じ込められる前に患者を手術室に運ぼうと急ぎ、アリゾナは子供を再度点呼する。封鎖で身動きが取れないがゲイジを探したいアレックスは隙をついて警備責任者からパスを盗みロビーに向かう。そして階段を駆け上がろうとした時、陰に隠れていたゲイジを見つけた。
●「言った通りだった。今日は経過報告をまとめるから残業になる」と警備責任者は嘆くが、ゲイジが無事でベイリーも胸をなで下ろす。しかしそこに入ってきた急報を見て顔色を変え、駆けつけた廊下でベンとアンドリューが緊急帝王切開で妊婦から胎児を取り上げたことに言葉を無くす。

●ベイリーと同じようにSOSメールを受け取ったエイプリルと看護師も異常な事態に目を丸くするも、妊婦はすでに心停止に陥っていた。アンドリューは「もう助からない」と感じながらも心臓マッサージを続け、ベイリーは手術室にアリゾナを待機させる。疲れが見えるアンドリューから心臓マッサージを代わったベイリーは彼女がゲイジが消える直前に玉突き事故で運ばれたグレッチェン・マッケイだと気付いた。
●ゲイジを母親に引きあわせたアレックスは取り出された赤ちゃんを持って走るベンの姿を見つけ後を追う。34週目で取り出された赤ちゃんは危険な状態、しかし事故で運び込まれた直後だったため治療に必要な情報は揃っていなかった。
●すでに緊急帝王切開がされたことに驚きながらも手術に入るアリゾナは出血が止まらず術野を確保できない状況に苛立つ。アリゾナの気圧されるようにして手術室を出たベイリーは新生児ICUで興奮状態で「事故による胎盤早期剥離で廊下で帝王切開するしかなかった」とまくしたてるベンを自分のオフィスに呼び、「発言は全て証拠とみなさなくてはならないから何も話さないで」と一人での待機を命じる。その後病院内では噂が噂を呼び、みんなベンがやった処置に興味津々だった。
●その頃、グレッチェンの夫オマール・シンはメレディスたちが急いで手術室に運ぶことに成功、手術を受けていた。子供が落とした本を拾うためにシートベルトを外していた時に事故にあったオマールは危険な状態を脱し、手術室以外で開胸できると密かに期待していたステファニーは残念がる。
●ベイリーはメレディスたちがいる手術室に入り、運ばれてきたグレッチェンを託したメレディスがなぜ緊急帝王切開の時にいなかったのか問いただす。メレディスは「外傷評価をした後でオマールの処置に呼ばれた。グレッチェンは妊婦だからアリゾナを呼んで、来るまでベンに託した。ベンの対応にも余裕があった」と答え、それを聞いていたリチャードも「その後にアリゾナも来ていた。この目で見た」と裏付ける。その後ベイリーはグレッチェンから預かったという子供の前歯が入った袋を手に座っているアンドリューを見つけた。アンドリューは「画像では異常が見つからなかったが、突然寒さと腹痛を訴えられた。脈が速く冷や汗をかいていて、まもなく血圧が低下し胎児の心拍が消えた。産婦人科に急いでいたがグレッチェンは激痛に顔を歪め、ベンから産婦人科を呼んでくるように指示を受けた。その時にコード・ピンクが発令されて廊下に閉じ込められ、エレベーターも停止した。彼女は急変、母子ともに危険で他に選択肢はなかった。ベンがそう言っていた」と説明する。
●ベイリーは再びアリゾナがいるグレッチェンの手術室に入り、説明を求める。「メレディスからグレッチェンを引き継いだ後、ベンにCTを頼んだ。グレッチェンは様子を見に来た娘ジャスミンと会話もしていて、母子共に安定していたからレジデントに託していいはず」とアリゾナ、エイプリルも「緊急帝王切開をやったのはベン。レジデントにやらせるのなら優秀な彼に頼む。彼が言うのなら正しかったのだろう」と頷いた。しかしまもなくグレッチェンは心停止、アンドリューは止められても心臓マッサージを続けるが彼女は助からなかった。
●取り返しのつかない事態が起きてしまった。ベイリーは呆然と新生児ICUを見つめるが、アレックスとアメリアとリッグスの奮闘もむなしくECMO(体外式膜型人工肺装置)に繋がれた赤ちゃんも命を落とす。追い詰められたベイリーは「研修プログラムを管理しているあなたにベンの処分をお任せしたい」とリチャードに声をかけるが、「君の仕事を奪うことはできない。今日レジデントが取った行動で二人が命を落とした。ここは部長をとうの昔に辞めた私が出る幕ではない。そのレジデントが手に負えない奴ならなおさらだ。ミスか思い上がりからの行動か判断できるか?妻で上司という立場は辛いだろうが、務めを果たせ」と断られてしまう。
●その後ベイリーはグレッチェンとオマールの子供たちがいる病室に向かう。弟二人の面倒を見ている長女ジャスミンは病室の外にベイリーを呼び出すと、「私はママの代わり。本当のことを教えてほしい」と迫り、ベイリーはグレッチェンの死を伝える。気丈なジャスミンはベイリーから弟の歯を受け取ると、歯の妖精にあげるお金を求めた。
●その頃部長の部屋には心配したジャクソンが様子を見に来ていた。何も話しても聞いてもいけない。しかしジャクソンは10分だけ聞いたことを忘れることにすると、ベンはエレベーターの前で閉じ込められた時のこと、胎児の心拍が消えたことを話し「これ以外に方法はなかった」と断言する。
●ベンの行動は正当なのか、それを確かめるためにベイリーは病院内に設置されたカメラ映像を見つめていた。そして決定的な瞬間を見つける。
●部長室に戻ったベイリーはベンに「あなたの行動が正しかったと証明したかった。でもあなたの決断は必要なかった」と告げる。思いがけない妻の言葉に驚いたベンは死を覚悟したグレッチェンから「万一の時は赤ちゃんを助けて」と言われた後に彼女が意識を失った時のことを話す。著しい血圧の低下、いつ終わるかもわからない封鎖の中でもう猶予はないと判断したと自分の正当性を主張するベン、しかしベイリーはカメラの映像を見せる。そこにはメスを手に今まさに開腹しようとしているベンの目の前でエレベーターのドアが開いた瞬間だった。アンドリューはエレベーターに背を向けていたが、ベンは開いたドアをしっかりと見つめている。「ドアが開いたなんてしらなかった」と狼狽するベン、彼は見たいものだけを見て自分が望む判断を下したのだ。

久しぶりに見応えのあるエピでした。
最後にエレベーターが開いたシーンを見た瞬間、予想できる展開だったとはいえ「えー!!!」と叫んでしまいました。こんなこと久しぶり。続きを読む

k_k2911 at 13:44|PermalinkComments(0)グレイズ・アナトミー12 

「グレイズ・アナトミー12(17)剥がれ落ちた仮面」

●アメリアがメレディスの家に戻った。メレディスは早くもアメリアが戸棚などを閉めないことにうんざりし、二人の険悪な空気にマギーは困惑する。その後出勤したマギーは同僚たちにディナーパーティーを提案、しかしその目的が緩衝剤だと知ると拒否されてしまった。
●一方レジデントたちは一年間NYの研究所で研究に打ち込めるという「プレミンジャー助成金」に向けて願書をまとめていた。ステファニーとジョーは同時に願書を送信するが、ペニーは「まだ移ってきたばかり」と来年に望みを託す。それを知ったカリーは「あなたが応募したいのならすべき」とハッパをかけるが、ペニーに「友達もできたし、ソフィアにも会ったばかり。ここで暮らしたい」という言葉にうれしさを感じるのだった。

●マギーは別の病院に心臓と肝臓を取りに行くことを「予算会議をサボれる」と喜んだのもつかの間、別れたばかりのアンドリューも同行することを知る。そして気まずさからマギーはリッグスに、アンドリューはメレディスにその役目を譲り、車内にはオーウェン・メレディス・リッグスが乗り込んだ。コンサルをしていたリッグスが遅刻したことでさっそく険悪な雰囲気の車内、メレディスはオーウェンにアメリアが家にいることを話し、「彼女は自分が依存症だからこそ、酒に溺れたあなたを心配している」と言うと、リッグスが「アメリアが依存症なんて知らなかった。数ヶ月前に酒をおごった」と反応してしまう。その言葉にオーウェンは「飲ませたのか?」と激怒、メレディスは怒鳴り合おうとする二人を「殺し合うのは仕事を終えてから」と一喝した。
●渋滞によって一時間も遅れた到着、その時すでに心臓は取り出されようとしていた。異変に気付いた三人が急いで手術室に入るとドナーが心室細動になっていた。健康なはずの心臓だが高カリウム血症により心停止、それは心臓も肝臓をダメになったことを意味していた。
●失望の中でグレイ・スローンに到着、オーウェンはこの事態を遅れたリッグスのせいだと考えるが反論され、「ああ、お前はいつも悪くない。お前がいると災難が起きる。ミーガンの時もそうだった」と言い返す。リッグスは先に下車、オーウェンの態度を見かねたメレディスは「どこかで怒りを手放さないと。誰に勧められたかではなく、アメリア自身が酒を飲んだ。彼女もそう思っているはずだし、リッグスはミーガンを行かせないようにしていた」とたしなめるが、オーウェンは「奴からそう聞いたのか。奴はミーガンを止めていないし、ヘリーの近くにすら行っていない。どこかで補給部隊の女を捕まえて浮気をしていた。度重なる浮気に耐えかねたミーガンは別れるためにヘリに乗った。だから俺は憎んでいる」と吐き捨てる。その後リッグスはオーウェンにもう争いはやめにしようと話しかけるが、逆に「俺はミーガンから電話をもらって全てを聞いた。嘘を並べて善人ぶるのは止めろ。もうこれ以上を身内を奪うな」と怒鳴られてしまう。

●助成金を得るにはアテンディングの推薦が必要、そこでステファニーは今日はペニーと共にアメリアの助手につくことにする。担当する患者はミュージシャンのカイル・ディアス、再発寛解型多発性硬化症で手の震えがあり「13都市を回るツアーが決まったばかりなのに。確かに前座で俺目当ての客はいないが、名前を覚えてもらえる」と嘆きながらもステファニーを気に入ったようで何度もちょっかいを出す。その様子を見たアメリアは意識下の手術の助手にペニーを選び、ステファニーにはカイルに付き添うように指示を出した。
●自分の実力をアピールしたいのにカイルの手を握っているだけの役割が不満のステファニーは苛立ち、「ペニーが脳外科に来て二週間、でも私はずっと助手だった。彼女は元ディラード(彼女がいた郊外の小さな病院)なのに」と暴言、その言葉をペニーは聞いてしまう。侮辱されたのに何も言い返すことができなかったペニーはカリーに愚痴り、カリーを前に思い切り言い返して溜飲を下げる。
●ステファニーは頼みの綱のアメリアが誰を推薦するのか気になって探りを入れてしまうが、アメリアから言外に自分を推薦すると言われたことで胸をなで下ろす。カイルの手術開始、ステファニーはカイルに相変わらず半ば口説かれながらも振戦の有無を確認、出血が確認されるとペニーよりも適切な処置を提案し受け入れられる。意識があるカイルは自分の顔の半分が麻痺していることに怯えるが、ステファニーは「アメリアもロックスター、即興演奏をしている」と励まして手術は終了。カイルはその場で見事なギターを披露した。
●ステファニーはペニーに自分の暴言を謝罪、しかしその直後に部屋に入ってきたジョーからペニーも助成金に応募し、メレディスやアメリアも推す有力候補だと知らされ「裏切られた」と感じる。結果助成金を得たのはペニーだった。大喜びのペニーの陰でカリーは不安を押し殺す。結果に失望したステファニーはアメリアに真意を問い「ステファニーを推したがペニーの名前が複数からあがり、意見を求められたから率直に答えただけ」と言われるが納得できない。結局「彼女を追い払いたいばかりに、この機会を利用した。ボロボロの時に支えたのに」という言葉はアメリアを怒らせてしまい、その後カイルの病室に行くと神経学的検査の課程で「君の瞳から輝きが失われている」と鋭い指摘を受ける。「友達に裏切られた」と話すと、カイルは「音楽を始めた時、友達は大勢いたが才能が認められ始めると友達は消えていた。そもそも友達ではなくライバルだった。君と僕は似た者同士。賢くてルックスに恵まれ才能もある」と微笑みかけ、ステファニーはその言葉に癒されるのだった。
●一方、会議を終えたベイリーは夫ベンが応募しなかったことを残念がるが、ベンは「君は多忙な部長だし、家族と離れたくない。いつか俺の番が来る。その時は君が俺に合わせてくれるだろう」と自分の気持ちを語った。

●ジャクソンに自身の妊娠を暴露したアリゾナを許せず、エイプリルは彼女とまともに口をきいていなかった。しかし14歳の少女ジェニー・パーカーから妊娠を打ち明けられたエイプリルはアリゾナと組むことになる。「こんな子に育てた覚えはない」が口癖で過干渉の母タラにまだ妊娠を打ち明けていないジェニーはエイプリルにも妊娠を黙っているように約束させ、検診にも行っていなかった。CTの結果、彼女は脾動脈瘤があり破裂したらジェニーと胎児にも危険が及ぶ可能性がある。しかし彼女は妊娠が露呈し子供を手放させられる恐れから手術を拒否、薬で破裂を抑える方を選んだ。
●患者の意思を尊重するアリゾナと妊娠を母に知らせるべきで手術をした方が安全と考えるエイプリル。二人の意見は対立するが、アリゾナは「私たちは医師。決めるのは患者で、母親には出血のことは話せても妊娠のことは話せない」と議論を打ち切る。
●その頃シアトルに来ていたキャサリンはリチャードと手術に入る準備をしていた。彼女がジャクソンに単独親権を求める訴訟を起こさせようとしていることを知って「でしゃばり」と批判するリチャードとは昨夜から喧嘩中、そしてその会話を偶然聞いてしまったエイプリルは愕然とする。その後キャサリンとリチャードの手術、キャサリンは「ジャクソンの父親は良い人だったけれど、子供のようにわがままで執念深かった。だから私と別れる時に腹いせにジャクソンを遠くに連れ去った。私が諦めると高をくくっていたようだが、妻を理解していなかった。私は闘ったし、今でもそう。戦争は醜いものだけれど、そうしてでも守るべきものがある」と告白、リチャードはその思いを理解しながらも「君の考えはわかるが、同じ闘いを二人に強いるのは間違っている。私の妻は二度目のチャンスを信じている。それは楽観的に物事を見ることができるということ。前の夫は君を理解していなかったが僕は違う」と静かに語りかけるのだった。
●ジェニーの母タラへの説明、手術の方が安全なのに薬で様子を見ることがジェニーの希望だと知らされたタラは「娘は14歳。私が14歳の時はバカな彼のせいで妊娠していた。だから娘に大事な判断は任せられない。手術をしてほしい」と断言する。それを聞いたエイプリルは「手術にもリスクがあり、懸念材料は他にもある」と妊娠を暴露、激怒したタラはジェニーに詰め寄り、ジェニーも「私はママの人生最大の過ちで、全てを台無しにさせた。私までバカをやらかして、いつものように叱れば良い」と怒鳴り返してしまう。
●その後ジェニーは腹痛を訴え、動脈瘤が破裂したとみられた。選択の余地はなく手術となり、準備の間エイプリルは「私が正しかった。動脈瘤はストレスで破裂したりしない。誰かが伝えるべきだと確信があった」と自分の正当性を主張するが、アリゾナも「確かにあなたの時と今回とでは同じではない。でもそう思った気持ちはわかる。でも間違っている」と自分の思いを伝える。手術が終わり病室に入ってきたタラは「こんな子に育てた覚えはない。困った時は言いなさい。ママがいるのだから。元気な孫の顔を見せて」とジェニーを抱きしめた。

●一日が終わり、良い気分とはいえない状態のメレディスとアメリアは再び戸棚のことで言い合いになる。それを見たマギーが「姉妹は夢だったけれど、この家族をまとめるのは無理」とわめきだし、二人は「大人は喧嘩するもの。でもマギーはうざい」という意見で一致する。
●キャサリンはジャクソンに出過ぎた真似を謝罪、「自分の力で闘えるはず。そうしたくなければセラピーとか話し合いとか別の道もあるし、まだみんな家族」と言うがでしゃばりを抑えるのにはまだ練習が必要なようだ。ジャクソンは「俺はエイヴリー、子供のために強くなる」と言った。
●その頃エイプリルは訴訟を恐れ、怒りの気持ちをアリゾナに打ち明けていた。アリゾナは「友達なんだから、話を聞く。助けになる。どうするか考えよう」と語りかけるが、エイプリルはすでに手を打っていた。「被害者にはならない」という強い意思、その言葉にアリゾナは嫌な予感がする。
●ベンと飲んでいたジャクソンが「エイプリルを傷つけたくない」と話していると、裁判所からの告訴状を差し出され困惑する。中身はエイプリルからの接近禁止命令、一方エイプリルは帰宅した部屋にベビーベッドが届けられていて、「喧嘩をしたくない。君が望む通りにしよう」というジャクソンからのメッセージに天を仰いでいた。

エイプリル、お前が言うか?という展開。
それなのに自分の今までの態度を反省するどころか「ジェニーの時と私の時ではケースが違う」ときた。
それでこそエイプリルなのかもしれないが、誰が聞いても「??」だと思う。続きを読む

k_k2911 at 12:16|PermalinkComments(0)グレイズ・アナトミー12 

2017年07月22日

「グレイズ・アナトミー12(16)君という価値」

●メレディスは軍医ソープと三度目のデートを終え、キスをする。翌朝、マギーとアメリアは取り乱すメレディスの声に驚き廊下に出ると、そこには上半身裸のソープがいた。「何もしていない」と言い張るソープは追い出され、心配したマギーとアメリアは一緒に仕事を休むことにする。そして部屋に閉じこもっていたメレディスは家中を掃除し始めた。
●ソープとの夜について何も話そうとはしないメレディスを心配するマギーとアメリアだが、二人も問題を抱えていた。マギーは最近恋人のアンドリューがそっけなく、参加する手術についてメールを送るように伝えたのに一向に来ないことに気を揉み、アメリアはでオーウェンが泥酔した夜から口をきいておらず謝罪のメールや電話も無視していた。マギーから連絡を受けたアレックスも仕事を放り出して飛んでくるが、その時マギーはアンドリューが入るはずだった手術が中止になっていることを知るのだった。相変わらずアンドリューから連絡はなく、「別れたがっているのでは?」という周囲の声にマギーは真意を確認するべく病院に向かった。
●その後もメレディスは止まることなく掃除を続けクローゼットに着手、しかし何かを見つけるとその手を止める。メレディスが見つけたのはブランケット、外は暖かいのに暖炉を入れてブランケットにくるまるメレディスにアレックスも同調する。メレディスは静かに「これはデレクのブランケット。硬いし暖かくないし色も良くないから好きではなかった。デレクはトレーラー暮らしからマイホームに引っ越す時も持ってきていて、一度この暖炉の前で夜を過ごした。彼はもういないのにこれだけはある。今朝はパニックになった。ソープは悪くない。彼は帰ろうとしたけれど眠ってしまって、朝目覚めた時に隣にいるのを見て怖くなった。あなたにも励まされて前進しようと思ったけれどダメだった」と打ち明けた。

●病院にはキャサリンが来ていた。リチャードから話を聞いているキャサリンはエイプリルと話がしたいと考えるがジャクソンは「干渉するな」と先手を打ち、エイプリルも彼女を避けるように手術を入れていた。しかし一息ついている時にキャサリンと遭遇、思わず身構えてしまうがキャサリンは優しく「息子の話はいいから、あなたのことを知りたい」と語りかけてきた。思いがけずキャサリンの気遣いを感じたエイプリルは今13週目であることと、妊娠がわかった時には動揺したが離婚届にサインする弁護士事務所では泣きたくなかったと話す。

●ERに運び込まれたのは21歳のアシュレー・ヒューズ、大柄な恋人が落ちてきたことで両股関節脱臼になっていた。オーウェンは適切な処置をするために軽傷だが口が重いクリストファーを説得、一方アシュレーは積極的に「彼は素敵な人で紳士。私は小柄だけれどアスリート、だから諦めずに彼に登ってSEXしたけれど滑ってしまった」と自分たちの身に起きたことを説明する。アシュレーの主治医になったカリーは両足の脱臼をその場で修復、CT室に運ぶ。アシュレーは骨折していることがわかったが、カリーは同時に右脚に血がいっていないことに気付いた。
●一方ペニーは昨夜眠る前にカリーに「愛している」と言ったのに、返ってきた言葉が「ありがとう」だったことが気にかかっていた。そんな時にインターンから「ソフィアがERに来たが、カリーもアリゾナもつかまらない」と相談を受け、駆けつけるとそこには友達の母親に連れてこられたソフィアがいた。石に頭を打ってしまったというソフィアは額から出血しているため縫合を終えると、知らせを受けたカリーとアリゾナも駆けつけた。ペニーの処置を感謝するアリゾナ、しかしアシュレーの手術を抜けていたカリーは「治療の前に連絡が欲しかったし、いなければメレディスかアレックス、もしくはベイリーを呼んでほしかった。ソフィアはあなたのことを知らないし、紹介する話もしていない」と言ってしまう。ペニーはこの冷たい態度は昨晩の自分の言葉のせいだと感じるが、カリーから「私たちはまだ交際してから日が浅いから、アリゾナが嫌がっている」と説明を受けるとアリゾナへの気遣いが足りなかったと反省した。
●カリーの言葉を受けたペニーはアリゾナに出過ぎた真似をしたことを謝罪、しかしアリゾナに身に覚えはなかった。カリーの嘘、このことについてジョーに愚痴っていると、後ろにいたアンドリューは「耐えるしかない。権限はアテンディングにあるのだから」と口を挟む。するとマギーが現れ、二人きりになると「別れたいのか」と追及を受ける。思わず口ごもってしまうアンドリュー、しかしそれが答えだった。
●その頃オーウェンはアメリアに何度も謝っているのに無視されていて、それを察したベンから「タックにキャンプ用のナイフを買ってあげたらベイリーが怒り無視されたことがあった。今でもその時のことを言われることがあるが少なくなった。それまでに何度も謝った。俺がタックもベイリーのことも傷つけるつもりはなかったということはベイリーも分かっているが、口に出すことが大事」とアドバイスを送られる。
●アリゾナから「板挟みになるのは嫌。私を嘘につかうな」と抗議を受けたカリーはステファニーからアシュレーが急変したと連絡を受ける。塞栓ができたために心肺停止、カリーは「手術を待たずに脱臼を治したのは判断ミスだったのでは」と考えてしまうが、オーウェンから「よくある合併症、君は大胆だっただけ」と励まされ無事乗り切る。手術は成功、ステファニーは欠勤したアメリアを心配するオーウェンに「アメリアからカルテをメレディスの家に送るように頼まれたから、そこにいると思う。大胆な判断がしたいかと思って」と教えてあげた。
●メレディスの子供たちを迎えに行ったアメリアは玄関でオーウェンに声をかけられる。顔を見て謝りたいと心から謝罪するオーウェンだが、アメリアは「私は断酒したばかり。気持ちは嬉しいけれど、頼れるのは自分だけ。あなたは悪くないけれど関係ない。だから今は無理、ずっと無理かもしれない。今言えるのは帰ってほしいということだけ」と言い扉を閉めた。
●メレディスの家にマギーも戻ってきてピザを待っていると、ソープがチャイムを鳴らした。メレディスはソープに二年前に夫を亡くしたことを打ち明け「いろいろ抱えていて、抱えきれない。あなたは素敵だけれど、まだ無理」と説明、理解したソープは身を引くことにするが「しばらくしたらまた電話するから、君は準備をしていてほしい。準備ができるまで待っている。君にはそれだけの価値がある」と告げた。部屋に戻ったメレディスをアレックス・マギー・アメリアが心配そうに見つめていた。メレディスが大丈夫なのを確認してアメリアを席を立つが、メレディスは行き場所のない彼女を再び家に置くことにする。

●アシュレーの手術を終えたカリーはペニーからソフィアが退院したと報告を受けるが、その態度は冷たいものだった。そして謝罪の言葉を口にした直後、「私と同じ気持ちでないのなら、それで構わない。ちゃんと言ってくれれば受け入れる。ソフィアと会わせるかもあなたが決めること。でも嘘で私の善意を踏みにじるのは納得いかない」と猛抗議を受ける。その後アシュレーは意識を取り戻しクリストファーも様子を見に来るが、恐れ知らずだったはずのアシュレーにもう彼と交際する気持ちにはなかった。
●病室を出たカリーはベイリーに「ベンとタックを会わせたきっかけ」について質問、「タックは理解できないくらい小さかったから、私に覚悟があるかどうかだけだった。ソフィアの20年後を想像してみて。歓声を浴びる子供の姿をあなたは涙を流して見つめている。その時、隣で一緒に喜んでほしい人は誰?」とアドバイスされる。カリーは退勤したペニーにソフィアをあらためて紹介、そして「私も少し前から同じ気持ち」と伝え、三人でアイスを食べに行く。
●ジャクソンはエイプリルから「キャサリンと話したが、話せて良かった。今度二人で話し合いたい」と言われ驚き、癪だがキャサリンに感謝を伝える。しかし返ってきたのは「エイプリルは離婚する時に意図的に妊娠を隠していた。これは詐欺行為、訴訟に持ち込める」という言葉だった。

そうきたかキャサリン。
彼女がそんなに優しいはずはないと思っていたよ。彼女は裏表なさそうなのに策略家だからこういうことをするのだ。
ジャクソンは生まれた時からの付き合いなのに、今でもキャサリンの狡猾さに気付くことができないのですね。続きを読む

k_k2911 at 22:05|PermalinkComments(0)グレイズ・アナトミー12 

2017年07月16日

「グレイズ・アナトミー12(15)また走り出して」

●アメリアはオーウェンから「来週誕生日だけど、前祝いをしないか」と言われ、オーウェン自身にロブスター料理を振る舞ってもらうことにする。
●メレディスが軍医ソープにデートを申し込まれた直後、移植手術が決定した。メレディスを呼びに来たマギーはソープに挨拶して興奮、メレディスも「飲むだけなら明日の夜に。気が変わらなかったら」と返答する。肺・肝臓・膵臓の移植手術を受けるのはアレックスが主治医の膿疱性線維症の少女ケルシー、彼女は手術に乗り気ではないがアレックスの「完全に適合するドナーは100万人に1人だからもったいない。今やれば大学の春のダンスパーティーには間に合う。誘ってくれた男の子に他の子を誘わせるのか。手術を受ければ、ダンスフロアで大暴れできる」という説得に目を輝かせた。
●手術の準備を始めたマギーのところにアンドリューが顔を見せた。今夜はリチャードを交えた三人で食事に行くはずがマギーは行くことができず「二人で行って」とメールを送っていたのだが、二人はあまりの気まずさに延期することにしたのだ。マギーはそれならとアンドリューも手術に入るように勧めるが、インターンのアイザックがすでに入ることが決まっていると知ったアンドリューは割り込むことはできないと拒否する。その後手術を見学室から見つめることにしたアンドリューは待機中のアイザックに「手術室は出入り自由だろう。そのルックスなら誰でも落とせる。上手くやったな」とからかわれ、嫌な気分になる。
●手術開始、マギーはメレディスが男性と飲みに行くことに大喜びでいろいろ聞きだそうとするが、アレックスは「どうせ時間を稼いで断る」と高をくくる。正反対の意見のマギーとアレックス、しかし実はメレディスの一歩を見守る気持ちは同じだった。メレディスを待機させると、マギーはアレックスの態度を「不潔のような言い方はやめて」と非難するが、アレックスはアレックスで「ひやかすのはやめろ。囲い込んだら逃げようとするから、これ以上大事のように言うな。逃げ道を作ってやらないと不安にさせる」と反論、二人の意見は平行線を辿る。その頃メレディスはマギーの言う通りにむだ毛の処理をしていた。それを目撃したアメリアはメレディスがデートを控えていると知ると「何を着るのか」と心配、「楽な下着に昨日の服しかない」と項垂れるメレディスに「あなたが気に入っていた服ならロッカーにあるし、あなたが子持ちにはセクシーすぎると言っていたから盗んだ靴もある」と助け船を出してくれた。
●服と靴を借りたメレディスは久しぶりに女性としての身支度を調えるが、しばらくすると我に返り「やっぱり手伝う」と手術室に戻る。そしてなおも大騒ぎするマギーを横目にジョーに「私の携帯からソープに約束のキャンセルのメールを出すように」と指示を出すのだった。
●マギーの担当が終わり、手術室にはアレックスとメレディスが残った。アレックスはプレッシャーをかけないように「何がダメなんだ?」と質問し、メレディスから自然に言葉を引き出す。そして「大事な人の後は難しい。イジーと別れた後はきつかった。大事な人を裏切っている気分になる。妻を亡くしたことはないがいろんな経験はしている。必ず次はある。失ってはまた出会う、そんなもの。ソープに興味がないなら構わない。でもあるのなら進んでも良いんだ。それにどうせ気まずいならさっさと終わらせた方が良い」とエールを送る。
●手術は無事成功、マギーはアンドリューと帰ろうと思うが彼から「早朝から回診だから勉強したい」と断られてしまう。「勉強なら手伝う」と気軽に言ってしまうマギーだが「特別扱いされたくない。すでに無駄に気をつかってチャンスを逃している。公表したかったのは自分の方なのはわかっているが」と言われショックを受ける。その頃メレディスはロビーにソープの姿を見つけていた。彼に「17時間の手術で飲むどころではない。仮眠を取らないと家までの運転ですらも危険」と説明、すると彼は「家まで運転する。送るだけ。それなら自分のベッドで休めるだろう。17時間の手術がどんななのかは知っている。また今度誘う」と言葉をかけてくれる。二人が話す姿を見つけたアレックスは優しく見守っていた。
●メレディスの家の前、車内でメレディスとソープはファストフードを頬張りながら手術の話をしていた。「戻らないと」と口にするメレディス、しかし名残惜しくまた次の手術の話をしてしまうのだった。

●ジャクソンはアリゾナからエイプリルの妊娠を聞かされ怒り心頭、しかも妊娠発覚が離婚届けにサインをする前だったとして激昂する。エイプリルは話し合いをしないままに呼び出しに応じてしまい、勝手な行動をしてしまったアリゾナはエイプリルに謝罪するが、その怒りはすさまじく「地獄に落ちて」と言われる。その後アリゾナは不安になり同僚を捕まえては自分がした行動は「良かれと思ったこと」と意見を求めるが、誰もが気持ちを理解しながらも肯定することはできなかった。
●ヘリで運び込まれてきて、エイプリルが担当するのは28歳のテス、彼女は三ヶ月後に結婚する婚約者マイケルとのロッククライミング中に転落していた。オーウェンとリッグスと三人での手術、リッグスはさっそく「蘇生拒否の意思は?」と言いだし、オーウェンを不快にさせる。しかし彼女はまもなく植物状態となり、オーウェンは彼女の体でペニーに貴重な経験を積ませた。手術が終わりアメリアの検査を待つことになり外に出ると、そこにはジャクソンが待ち構えていた。激しい怒りに駆られるジャクソンはみんながいる場所でエイプリルを罵倒する。
●空いている手術室でエイプリルは一人涙を流し、オーウェンが探しに来る。「誰にも言いたくなかった。特にあなたには心配かけるし。でも何もかもぶち壊した。何もかもおしまい」と溢れる涙を抑えられないエイプリルをオーウェンは優しく抱きしめ「君は子供を授かった。おしまいではない。これは奇跡だ」と微笑む。その頃ジャクソンもリチャードから声をかけられていた。「あなたは父親ではない」と苛立ちをリチャードにもぶつけるジャクソン、そんな彼にリチャードは「ここには父親はいない。そういう親になりたいか。君は子を持つ。流れもタイミングも理想とは違うし知るのが遅かったが、私は何十年も知らなかった。大事なのは今、知っているということ。この現実に責任を持って向き合え」と呼びかける。
●テスはアメリアの検査の結果でも目覚める見込みがないとわかり、オーウェン・リッグス・エイプリルは家族に告知をしに行く。両親は現実を突きつけられても「でも生きている。目覚めたら家に連れて帰れば良い。昏睡状態でも目覚める人はいる。できる限りのことをしてください」と言い、医師たちは意外な反応に内心驚く。これからは長期療養施設で24時間のケアを受ける一生、マイケルはテスが「もしもの時は死を」望んでいることを知っているが夫ではない彼に決定権はなかった。
●「ご両親はもちろん、これで彼女にも恨まれる」と絶望しているマイケルを見たオーウェンが病室に戻ると、療養施設の検討をしている両親にリッグスが「諦めないで」と声をかけていた。病室を出たリッグスを追いかけたオーウェンは「端から諦めていたくせに」と突っかかり、激怒したリッグスは「患者の意見を知りたかっただけ。まだ罪悪感があるのなら、それはお前自身の問題。俺は責められても諦めずミーガンを探すために残ったが、お前は死んだと決めつけて帰国してやり直した。だから俺が憎いのだろう。俺がいると妹を見捨てたことを思い出すから。妹の存在もひた隠しにしている。誰かを恨みたいのなら鏡を見ろ」と痛烈に批判した。
●シフトを終えたアメリアはロブスターを持ってオーウェンのトレーラーへ。しかしリッグスの言葉で酒を煽っていたオーウェンは約束を忘れていた。どう考えても正気ではないオーウェンの姿にショックを受けたアメリアは「また今度にしよう」とトレーラーを後にし、涙を流してしまう。

●帰宅したエイプリルの部屋にジャクソンがやってきた。「激しい反応をしてしまった」と謝罪するジャクソンにエイプリルも「言い出せなかったのは、前回の妊娠がきっかけで夫婦仲が引き裂かれたから。互いを思いやれずにみんなを傷つけることは避けたかった。だから大丈夫になるまで待ちたかった。ごめんなさい」謝罪。しかしその言葉は返ってジャクソンの怒りに火をつけてしまった。「手遅れになるまで待ちたかったのだろう。他の選択肢が無くなるまで。俺の希望はどうなる?」と検査を受けないことを胎児に問題があっても中絶を避けるための判断だったと批判されたエイプリルは「あなたは父親だけれど、それは生まれたら。でも今はあなたに選択肢はない。これは私の体、あなたは私の夫ではない。決める権利はない」と扉を閉めてしまう。

こんな情緒不安定な両親(ジャクソンとエイプリル)の間に生まれる子供が心配。とっても。
何かあるたびにエキセントリックすぎる。最初はエイプリルひどいなと思っていたけれど、ここまで揉めているのを見ると「どっちもどっち。ゆえにお似合い」とすら思ってしまった。続きを読む

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