2019年03月02日

「クリミナル・マインド12(22)レッドライト」

【リード】
●キャットはリードにゲームを挑んだ。自分の頭の中の世界にリードを入り込ませ、「私が知っているあなたの秘密を答えて。それはあなたが絶対に認めないこと」、制限時間は4時間、失敗すればダイアナはリンジーに殺害されてしまう。
【BAU】
●その頃BAUではキャットとリンジーについてプロファイリング。キャットの動機は嘘をつかれたことと逮捕されたことの復讐、リンジーはどこかのタイミングで父の殺人を止めようとした捜査官が親友キャットを殺害した人物と同じであることを知ったのだろう。殺し屋は利益と自己防衛に基づいて行動するが、リンジーは憎しみが上回り「ダイアナをリードがいる連邦刑務所まで連れて行く」というリスクを犯した。ただ動機としては弱く感じた。
●広域手配が空振りに終わったプレンティスは密かにアンバー警報を出そうとしていた。子供が危険にさらされているとなれば周囲の注目を浴びる。ダイアナを子供、リンジーを誘拐犯と嘘をつくのだ。プレンティスはガルシアに入力画面を出させた後、独断とするために席を外させた。
●監視を盗んでリンジーと連絡を取り合っていたキャット、そのことからロッシとルークは看守の経歴について調べるが勘づいた看守組合から「聴取するのなら質問内容の提出を」と求められてしまう。
【リード】
●キャットはリードが自分を逮捕する際、親を利用したことを恨みダイアナをさらった。退室させられるも隣室でその様子を見守っていた付き添いのJJはキャットが「ギデオンの死」「モーガンの退職」というリードの個人的なことまで知っていることを本部に報告、その会話の中でリードがわざとモーガンの息子の名前を間違えたのに指摘しなかったことも付け加えた。キャットが見たのはおそらくFBIの個人資料、安全の観点から子供の名前は伏せられているのだ。協力者は看守ではないのかもしれない。
【BAU】
●タラとスティーブンはリンジーの偽名と銃器店を照合し、何度も買い物をしている店を特定する。店主は「俺は人種も誰が誰を愛そうが気にしない。あの子が殺し屋なわけはない。嫌がらせをたくさん受けてきたから複数の名前を使っただけ。でも今はフィアンセがいて幸せそうだ」と同情している口ぶり、リンジーの動機は友情ではなくキャットへの愛情だったのだ。
【リード】
●少しずつキャットと対話を重ねているリードは突然キャットから「あなたとの子を妊娠した」と衝撃の告白を受ける。さらに「メキシコで薬を使った時、リンジーにメイヴ(リードの最愛の女性)のふりをさせた」と続け、耐えられなくなったリードが席を立つ。JJも慌てて医療記録を取り寄せると本当に妊娠しており、時期も合っていた。
●部屋に戻ったリードは「僕は妊娠には関わっていないけれど、子供を取り上げてしまえば良い。君は子供に興味はなく、僕を翻弄するための道具なのだろう。それならば母はもう死んでいる」とゲームを降りようと再度席を立ち、慌てたキャットはダイアナの声を聞かせると言った。
●キャットがリードの電話を借りてリンジーに連絡、確かにダイアナの声がしたが、その後に銃声と爆発する音がした。このことはキャットも想定外だったようだが、激昂したリードは彼女の首を絞めJJに止められる。後の調べで爆発が起きたのはリッチモンドのガソリンスタンドと判明、被害者はリンジーに気付いて通報しようとした男性客一人だけだった。
●精神的に疲弊するリードをJJは「刑務所であなたがやったこと(ヘロインをすり替えて服役囚に危害を加えた)は知っている。でもその状況なら誰でもやる。命を守るための行動をサイコパス扱いするのはキャットくらい」と慰める。その時、JJはおそらくこのことをキャットは知っているだろうと考えた。リードも「それが僕が認めたくない秘密なのではないか。全てはゲーム。彼女は僕の反則で逮捕されたと思っているから、自分のルールを守って勝ちたいはず」と表情を変える。
●部屋に戻ったリードは「ダンスをしよう。他の誰かに聞かれたくないから」と言い、キャットはリードが自分と同じように刑務所で苦しんでいるか見ていたと話す。協力者はやはり看守、BAUはキャットがいる女子刑務所とリードがいた連邦刑務所の両方で勤務しているウィルキンスを特定、しかし彼ではFBIの記録は見られないため、さらに調べることになる。リードはダンスを続けながら「本当は毒を盛ることが楽しかった。方法はいくらでもあったのに一番残酷な方法を選んだ」と言い、その映像を見ていたBAUは絶句する。
●ウィルキンスの別宅は爆発があったガソリンスタンドの近くだった。BAUはヘリを使って急行するが、キャットは「BAUは優秀、きっとダイアナのいるところに向かっているのだろう。でも罠を仕掛けてある。助けたければ答えを言って、電話を渡して」とリードに迫る。
●ウィルキンスの別宅には用済みになったウィルキンスを殺害したリンジーがいたが、家中に爆薬が仕掛けられていた。面会室のリードはキャットに電話を渡した後に話し出し、プレンティスはその様子を映しているカメラの映像を自分の携帯に飛ばしてもらった。リンジーはリードの言葉から愛するキャットの妊娠を知り驚く。「子供の父親はウィルキンス、僕を追い詰めるために妊娠した。でも僕の子供なら良かったのに。なぜなら君と僕はお似合いだから。それが秘密」と言うリードの言葉にキャットは涙を浮かべ、リードから借りた携帯を発信させる。
●リンジーは着信に応じ、キャットからダイアナの殺害を指示されるが動くことができない。プレンティスから「キャットはあなたよりリードとのゲームを選んだ。爆発させたらキャットが勝つ」と言われ、素直に逮捕される。負けたキャットはルールを破り、リードが何を言ってもダイアナを殺すつもりだった。「毒を盛った時、楽しかったでしょう。その一線を越えたらもう戻れない」と言うキャット、リードは「見てなよ」と言い部屋を後にした。
●本部に戻ったリードの目の前にダイアナがいた。ダイアナはプレンティスから目の前にいる男性が息子だと知らされると「もういなくならないで」と言い、かたく抱きしめる。

●プレンティスはオフィスに客が来ていると聞かされる。それはかつての仲間デレク・モーガン、彼が来た理由は「リードの逮捕を知らされていなかったこと」「ガルシアからのメールの様子がおかしかったこと」。ガルシアからだというメールには「リードが刑務所を出たから会いに来て。FBIが用意した隠れ家にダイアナといる」と書かれていたが、隠れ家のことなどプレンティスも聞いていなかった。ガルシアに確認するが、予想通り身に覚えがなかった。
●これは間違いなく罠。ガルシアのクローン携帯を使った手法は高度で、ピーター・ルイスの仕業だろう。発信元はすでに判明、リード以外のBAUは再び出動することになる。モーガンは「毎日帰ると息子に約束した。まだ理解していないだろうが」と同行はせず、リードに会ってから帰るという。そしてルークにもう少し優しくしろと、ガルシアに愛を送った。

●どんな罠があるのかわからず警戒しながら車を走らせていたが、タイヤをパンクさせる罠にはまってしまった。チームを乗せた二台の車はスピン、するとそこにトラックが飛び込んできた・・・。

「心して」と言った直後の絶妙なタイミングで罠にかかってしまったBAUさん。続きを読む

k_k2911 at 17:26|PermalinkComments(26) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(21)グリーンライト」

●リードと面会したプレンティスはリンジーのことを聞かされ驚く。にわかには信じがたい話だが、ダイアナに以前ついていた介護士キャシーとは連絡が取れず、JJとスティーブンがリードの自宅に向かうが無人で争った形跡もなかった。ダイアナはリンジーに誘拐された。リードの精神状態は限界に近く、またカルヴィンによって周囲にFBI捜査官だとばらされていた。
●緊急手配によりキャシーの車を発見、やはり無人だったがその場所は高校の付近だった。リンジーの父ジャックがリンジー拉致の犯人を殺害したの高校、 これは挑発だろう。まもなくリードのアパートの出入り記録を見たガルシアから「同じ階に住んでいるジェイミー・ラマンティアが家賃を半年払いした後に姿を消している。彼女こそがリンジーだった」と報告が入る。部屋に突入、するとそこには頭を撃たれたキャシーの遺体が転がっていた。室内にはリードを盗撮していた写真が残されており、リードの言っていたことが立証されてしまった。
●プレンティスが連邦刑務所に向かい、わかったことをリードに伝える。リードは「リンジーの手口は用意周到なのに、父親のことになると感情的に変わる。父の跡を継ぐつもりなのだろう」と分析するが、彼自身に身の危険が迫っていた。プレンティスは刑務所長のワーデン・ハーディングに保護拘置を求めるが、「彼にはその資格がないし、私には権限がない」と断られてしまう。
●キャシー殺害に使われた銃弾はホローポイントで、父ジャックのものだった。その銃について追跡調査をすると、過去5年に起きたアメリカとメキシコの国境沿いでの殺人15件に関与していた。手口はキャシーの時と同じ後頭部に一発、麻薬組織絡みの殺人であるため殺し屋をやっているのだろう。
●ルークは連邦保安官の知人ケヴィン・チョウにリンジーについて聞く。ケヴィンは「ジャックは模範市民で、娘のリンジーは数年前に証人保護プログラムからは外れている」と言うが、ルークは彼の弱みを使って揺さぶりをかけ30分だけジャックと会う手はずを整えてもらう。リンジーが自分の銃で殺し屋をやっていることを知ったジャックは驚き、「二ヶ月前に電話で話した時に聞いたこともない薬のことを聞かれた」と話し、その薬がピーター・ルイスがよく使っているスコポラミンだと確認が取れた。
●リードの身を案じるプレンティスはリードを保護拘置してもらうために判事に掛け合うことにする。弁護士フィオナには言わず「リードの身内」ではなく「FBI捜査官」として提案するためアポを取り付け、仲間たちも判事を説得するための資料をまとめることになる。そんな時、プレンティスはガルシアから密かに辞表の提出を受ける。彼女は「リードが自分を守るために自らを刺して独房に入った」という連絡を受け、「リードが死んだら辞める」と心が折れてしまったのだ。リードも独房でカルヴィンからの挑発的なメッセージを受取り、リードもチームもギリギリまで追い詰められていた。
●なぜピーター・ルイスはリンジーを知ったのか。それは「リードを調べた時にリンジーのことを知り近づいたのではないか。リンジーなら薬品の調達もできる」と仮説が立てられる。まもなくリンジーが国境を越える姿を捉えた映像を確認、その近くの工場で製造されている国内未承認の酔い止め薬の成分はほとんどスコポラミンだった。映像の場所からローザが殺害されたモーテルまでは車で40分、さらなる調べでローザが殺害される前日にメキシコでジャックの銃を使った殺人事件が発生していることがわかった。被害者は模範的な市民の不動産業者ヴィクター・フロレス、手口はリンジーのものだが管轄が違う離れた場所だったため今まで浮上してこなかった。リンジーは工場近くで国境を越えたのに片道3時間かけてヴィクターを殺害して、さらに4時間かけて戻るという奇妙な移動をしていた。それはヴィクターの車を奪うため、彼の車は2つ先の州で見つかった。しかし殺害現場から見つかった第三者の指紋と照合するためのリンジーの指紋は見つからない。
●決め手が欠けたままプレンティスは判事と検事と会う。「連続殺人犯ピーター・ルイスが殺し屋のリンジー・ヴォーンに指示を出している」と訴えるが、検事は「状況証拠にすぎない」と批判する。それでもプレンティスは「リードは無実。時間がない」と重ねてお願いする。

●独房から出されたリード、もう自分を守る術は出し尽くしてしまった。そんなリードの前にJJが現れる。「迎えにきた」、証人保護プログラムで保存されていたリンジーの指紋の手配が間に合いリードは釈放されることになったのだ。その頃、連邦刑務所の別の場所ではルークがカルヴィンと話をしていた。「誰を敵に回したのかわかっているのか」というカルヴィンの言葉、ルークは「塀を越えて商売する世界最大の麻薬組織だろう。私物を見るとお前は軍曹クラス。そっちは塀の内外に8,000人いるようだが、FBIは8万人。お前は俺たちを裏切った。その報いは受けてもらう。ミシガンの刑務所に移送するから、息子には毎週は会えなくなる。あそこにはお前が裏切ったロシアン・マフィアがいるらしいな。みんな待っているだろう」と平然と言い返す。
●リンジーはDC南東部にも拠点があるが、罠を警戒し分析してから向かうことになる。リードは正式に復帰するまでは表向き捜査を参加することができないが、JJの付き添いで「住人が私物を取りに来た」という体裁で自宅に戻る。そしてテーブルに置かれた母ダイアナのスクラップブックを見て、写真の位置が変わっていることに気付く。母は「XX-XY」というメモを残してくれていた。これは男女をしめす染色体、ピーター・ルイスとリンジーのことだろう。
●DCのリンジーの拠点に突入開始、そこには「いること」を強要された、事件とは無関係の男女がいた。彼らが渡してきたタブレット、そこに映っていたのはキャット・アダムズ。殺し屋ネットワークの殺し屋キャットは「ピーター・ルイスのふりには飽きた。ダイアナを助けたければリードを連れてこい」と迫った。ピーター・ルイスは一連の事件とは無関係、キャットは「父に会わせる」と嘘をついて逮捕したリードを恨んでいたのだ。
●プレンティスは即座にリードに向かわせる。しかし半年間独房に入れられたキャットは不安定な状態にあり、リードも極限状態が続いているため疲労も蓄積されており同様に不安定。事後報告を受けたメンバーからは異論が上がるが、プレンティスは「リードを行かせなければダイアナが死ぬ。そうなればリードを永遠に失ってしまうだろう。リードも私たちも十分すぎるほど犠牲を払った」と毅然と反論、理解を求めた。そしてチームはリードの成功と無事を祈り、彼がもたらす情報から捜索を進めることにする。

なんか今まで買った恨みが勢揃いのエピでしたね。
リンジー・ヴォーンにも驚いたけれどキャット・アダムズにも驚きました。
どう完結させるのだろう。しないのかな。こんなに引っ張って。続きを読む

k_k2911 at 16:49|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(20)忘れじの人」

●リードが鮮明に思い出した記憶は「ローザ殺害犯は女性だった」という意外なものだった。しかし霧状のものをリードにかけるなど、手法はピーター・ルイスのもの。タラの感触では証言内容は信頼できると感じており、ピーター・ルイスはまた解離性同一性障害の患者を操っているか共犯者ができたのかもしれない。リードを逮捕したメキシコの警官のスケジュールの関係で裁判の6週間延期が決定、弁護士のフィオナは「犯人が女性だと思い出したのは大きな前進。6週間でピーター・ルイスを逮捕できるかもしれない」と励ます。
●リードのことを案じつつメンバーは一度帰宅、スティーブンは久しぶりにゆっくりした夫婦の時間を過ごすことができると思っていたが、そこに一本の電話が入る。BAP(行動分析プログラム)時代の同僚サム・バウアーが救急搬送されたというのだ。サムは泥沼離婚の後、緊急連絡先をスティーブンにしていた。
●病院に駆けつけると、サムは意識があり「ランチを終えてオフィスに戻る時に急に気分が悪くなった。心臓の異常と言われた」と話す。しかし彼はフルマラソンを走ったばかり、心臓疾患の際に見られる症状もないことにスティーブンは疑問を持ち、BAPの仕事と関係があるのではないかと考える。「BAPではデスク業務でモスクワにも一年以上行っていない」と一笑に付すサム、しかし「倒れる直前に背中がチクっとした」と言ったため確認すると注射痕があった。サムは毒物を投与されたようだ。
●検査の結果、サムは放射線物質を投与されていた。病室は隔離されスティーブンも除染処置を受けることになる。連絡を受けたBAUは捜査を開始、サムは離婚で揉めていたが一番濃厚な線は諜報活動をしていたロシア絡みだろう。彼は企業家としてロシアに潜入していた。
●スティーブンはサムの譫言からディミトリー・サプチャークを調べてほしいと依頼する。彼はロシア政界の腐敗と闘っていた男でサムの情報源だった。しかし現在はロシアの石油権益のためにDCでロビー活動をしており、下院議員への贈賄で捜査対象になっていた。プレンティスとロッシで接触すると「汚職はもはやロシアの国家ぐるみ。敵対すれば消えるだけ。こちらには家族も来ているし幸せだ。どちらにしてもFBIに毒を盛ったらロシアに戻って守ってもらっているはず」と関与を否定した。
●捜査は振り出しに戻り、サム個人を狙ったわけではないという視点で見直しが始まる。そこで「心臓発作の後に多臓器不全になった患者」を調べてみるとDCで他に二人、しかも共に連邦職員であることがわかった。これは同一犯の犯行、連続殺人だったのだ。
●サムを含む三人の被害者は全員背中から毒を刺されていて、それぞれの職場は5ブロック圏内でそれなりの権限を持っている人物だった。そして新たな被害者発生、しかしベンジャミン・バーガスは国税庁の清掃員だった。プロファイルの発表「放射性物質を使って心臓発作に見せかける。ロシアの暗殺でよく使われる手口だが、被害者4人のうち3人はロシアとは無関係。犯人は本当の動機を隠すために手口を真似ている。犯人像は3つ。時代についていけず閑職に追いやられた連邦職員、解毒剤を売って儲けたい人間、政治絡みに見せかけたくて巻き添えも厭わない個人的な動機を持つ人間。連邦ビル周辺の警戒を強め、職員には注意を呼びかけてほしい。模倣犯が出ないよう、当面は事件を公表しない」
●他人を汚染する心配が無くなり、サムの病室の隔離が解かれた。ロシア絡みでなく巻き添えで襲われたと知ったサムは「俺は間が悪い」と嘆き死を覚悟している様子。スティーブンはサムに別れた妻リサと母側についた息子ザックへの連絡を提案するが、「同情を引きたくない」と拒絶されてしまう。
●アレックス・マクリーンという男性が病院に運ばれてくる。症状は明らかに放射能汚染によるものだが、今回は注射痕が見つからず汚染経路がわからない。ランチの後に倒れたため念のために胃の内容物を調べてみると内壁から放射性物質が見つかった。アレックスだけ汚染経路が違うのは、犯人と顔見知りだから。今までの被害者は針で刺した時に顔を見られても構わなかったのだ。アレックスは「妻に連絡しないと。何と言えばいいのだろう。ランチは一人で食べた。12年間ずっと弁当を作ってもらっている」と話す。
●アレックスの家に突入開始、誰もいなかったが放射性物質を保管するケースが見つかり、キッチンからも放射線が検出された。犯人はアレックスの妻サラ・マクリーン。彼女は看護士で9年の間に様々な病院で核医学科に勤務、そこで放射線物質を手に入れていたのだろう。毎回盗んでいたわけではなく職場を毎回円満退職しているために気付かれず、他の職員が処罰されたケースもあり、またハッキングによって在庫記録の改竄が行われている病院もあった。サラは夫に多額の生命保険をかけており、それが離婚ではなく殺人を選んだ理由なのだ。保険金を手にするまでは姿を消すわけにはいかず、まだ事件発覚にも気付いていない。逃げ切りたい反社会性人格障害のサラは目立つのを避けるため夫を最後の被害者にするとは思えず、次も狙うだろう。その後、緊急配備を敷いている連邦ビル周辺でサラが見つかる。捜査に気付いたサラは人質を取るが、ロッシが射殺する。
●事件が解決し、症状が重くなっていくサムはスティーブンに「もう遅いが、ザックに会いたい」と泣き、スティーブンはJJとルークに専用機を使ってアトランタの大学まで迎えに行くように依頼、ザックも間に合った。ザックは死の床に着こうとしている父に顔を見せ、サムは笑顔を浮かべる。

●リードはフィオナが「リードがリンチを受けたことを訴え出る」と言われて強引に面会許可を得たことを知らされる。「誰にも会いたくない」と思っていたが面会室にいたのは母ダイアナ、彼女はキャシーを解雇し新しい介護士と来たと話す。事態がわからないダイアナはリードの逮捕を理解すると、自責の念を感じてしまう。「私はもうすぐ息子を忘れてしまう。あなたへの愛情も」と項垂れるが、リードは「愛は記憶ではない。僕が幼い頃、お母さんが統合失調症になった時、混乱していても僕を愛してくれた」と語りかけた。
●面会時間が終わり、介護士がダイアナを迎えに来た。「時間よ。行かなきゃ」という声、新しい介護士だと自己紹介するキャロル・アトキンソンの声にリードは聞き覚えがあった。彼女は父子で証人保護プログラムを受け殺人教唆から逃れたリンジー・ヴォーン、彼女こそが自分をはめた人間なのだとリードは気付く。

いやー、びっくりした。
久しぶり。第3シーズン以来ですか。いきなりリンジー・ヴォーンが出てくるのだもの。続きを読む

k_k2911 at 16:31|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(19)砂漠の処刑場」

●ホンジュラスでピーター・ルイスの姿が確認された。中南米にいたということはリードが逮捕されたメキシコにいた可能性が高い。プレンティスとスティーブンは「ピーター・ルイスはFBIを狙っているのだから国際テロリストの定義を拡大解釈すれば、司法省とテロ対策センターの最重要監視対象に指定できる」と考え、強引な手だが具体的な証拠さえあれば可能と返答を得る。そのためにプレンティスはインターポールに行くことにし、タラにリードへの再度の認知面接を依頼する。
●封鎖中の刑務所にタラは「ドクター」(本当は博士だが医師のふりをして)として入り、「寝ていなくて体力的にきつい」と難色をしめすリードを説得する。始まった認知面接、しかしリードは無意識に自分の記憶を思い出さないようにしていた。休憩後に再開、するとリードは「自分が刺していた。僕が殺していた」と言い出す。リードはストレスから偽りの記憶を作り始めていた。

●アリゾナ州の国立公園で石を集めていた男が三人の遺体を発見する。地面に等間隔に突き刺さった棒に一人ずつ立たされている遺体はまるで磔のよう。全員に電気ショックの犬用の首輪がつけられているが電池は入っていなかった。肩に青い布がかけられているが理由は不明。死亡時期もそれぞれ異なっていた。
●殺害されたオスカー・ベニテス、キャロル・ブランダム、ピーター・ジョーンズは州外の大学から戻ってきた20歳代の若者だった。全員優秀な成績で地元メディアで取り上げられたこともあり、そのことが犯人の目に留まってしまったのかもしれない。
●現地に到着したルークとJJを保安官スコット・パセオが案内。被害者全員が向かせられた方向に動かされた石があり、それぞれの正面には空のペットボトルが置かれていた。これは犯人にとっての特等席なのだろうか。検視局に行ったスティーブンは検視官から「毒物や薬物も検出されず死因が特定できない。脱水症で死んだのかもしれない。この暑さでは一日もたない」と報告を受ける。死亡時期は一ヶ月、二週間、一週間以内であり、捜索願いが出された時期と一致していた。オスカー・ベニテスは裕福とはいえない環境の中で奨学金を受けて大学に進学、地元に恩返しをするために戻ってきており、その映像が犯人を刺激してしまったのかもしれない。肩にかけられた青い布は卒業生総代がつけるサッシュに似ていた。
●新たな遺体発見、今までとは16km離れた場所に遺棄されているが、石も首輪も青い布もあった。ただペットボトルの水は半分残されていて、ルークは「被害者は全員真北(北極点の方向、磁石の北とはずれる)を向いている」と気付き、これが犯人にとって重要な意味を持っているのだと感じる。遺体の身元はジョーイ・フレッチャーと判明、彼は今までの被害者像とは違い大学をすぐに辞めて定職につかずマリファナ三昧の生活を送っていた。
●地元警察でプロファイルの発表「20代前半から半ばの体格の良い男性。知性があり犯罪に慣れている。地元の人間でオフロード用の車を所有している。優等生である被害者を茶化すような行動から、学業で失敗したことがあるのかもしれない。被害者が真北を向かせられているのは犯人にとって哲学的な意味がある。単調な仕事についているから能力をもてあましている。最後に被害者像が変わったのは本当に憎い相手に対象が変わった可能性が高い」
●ルークは一人で丸めた紙を使って三人が殺害された場所を再現、被害者三人は日時計を模しているのだと推測する。しかし殺された順番は4・3・2・1と時計とは逆、犯人はカウントダウンをしているようだ。犯人の目的がわからないまま、さらに「支配や服従を表わすなら普通の首輪で十分なのになぜ電気ショックの首輪なのか」「現場から見つかったペットボトルには外側にしか犯人のDNAがついていなかったが、飲んでいないならなぜ現場に持っていたのか」と次々に疑問があがる。
●事件の鍵は一人だけタイプが異なるジョーイ。そこで彼がすぐに辞めてしまった大学について調べてみると、州外からの授業料は高額なため奨学金を得ていた。最初の被害者オスカーも奨学金で大学に進学、そこから被害者全員が奨学生だと判明する。しかしジョーイは高校の成績も平均以下、なぜ奨学金を得ることができたのだろうか。そしてガルシアから「科学フェアで優勝し奨学金を得ている。日時計がテーマで、低レベルだったけれどウケが良かった」と報告が入った。青い布は科学フェアの優勝者にかけられるものだったのだ。スティーブンも「水を持っていったのは、被害者にかけたから。感電の火傷痕がつかなくなるから検視官を欺いた」と推理、そしてジョーイが優勝した科学フェアの決勝出場者の中に「動物に優しい電気ショック首輪」をテーマにした者がいた。

●その頃、一人の女性が男に囚われていた。そして男の母親の前に引きずり出されると「4年前の科学フェアの優勝者は息子さんのはずだった。私が判断を誤った」と言わされる。その後、男は「奨学金を得て良い仕事に就いて、ママをハワイにも連れて行くことができたはずだった」と涙を流し、苦しそうに横たわる母を感電死させる。男は「ママはもう苦しまない。でもお前はそうはいかない」と言った。

●犯人はベン・デイヴィス、彼は母と同居しているが住所を転々としていた。定職についていないのか職場は不明、そこでロッシとスティーブンは「カウントダウンの0になる最後の被害者」を予測する。優勝者ジョーイが殺害されているなら審査員だろう。科学フェアの審査員は物流会社のCEOマーラ・グレイスだった。
●ルークとJJでベンの自宅に突入開始、そこにはマーラと母の遺体といるベンがいた。追い詰められたベンは感電による自殺を試みようとし、JJは落ち着かせるために外に出た。一人残されたルークは「ハワイが夢なら、お母さんの遺灰をハワイの海に撒いてあげよう」と説得を試みる。そして時間稼ぎをしている間に外に出ていたJJがブレーカーを落とし、ルークが逮捕に成功した。

●本部に戻ったスティーブンは国家安全保障省の知り合いから「ピーター・ルイスがモーテルにいたとリードが断言すれば最重要監視対象にできる」と返答を得る。インターポールも協力してくれることになり、頼みの綱はやはりリードの認知面接となる。タラは嫌がるリードをなだめて再度認知面接を開始、辛抱強いタラの言葉に促されたリードは「肩越しに霧のようなものを感じて振り返った。彼女は「時間よ、行かなきゃ」と言って追いかけろと言わんばかりに悠然と出て行った」と言い出す。リードを陥れたのは女性だったのだ。

リードの方は混迷を極めているな。
でも無事で良かった。続きを読む

k_k2911 at 16:08|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(18)ヘルズ・キッチン」

●ロッシはプレンティスから「リードの面会に行かなかったのはなぜか。会いたがっているそうです」と言われる。一度は会いに行こうとするも無力感から引き返してしまったロッシ、しかしリードが会いたがっていると知りすぐに行くことにした。リードは眠れていないようで、グループセラピーや日記も効果がないと話す。そしてすぐに封鎖指示が入り、ロッシはリードの身を案じる。
●封鎖の理由、それはBブロックでヘロインが見つかったから。今日はフレイジャー宛ての荷物が届く日、リードはこれで運ばなくて良くなったと考えるがカルヴィンは「注意がBブロックに向いているから、逆に好都合」と言った。
●その後リードはルイースの代わりにランドリーの係になったマルコムと出会う。彼は塀の外でカルヴィンを手伝っていたと話し、洗濯物の中のヘロインを見つけると「俺たちでこれを守る。封鎖の後に監視が厳しくなっているから遅番の時に運び出す」と言う。その後リードはカルヴィンにマルコムのことを話すが、「マルコムなんて知らない」と言われる。そこでリードは「ヘロインは運ばない。マルコムを入れたから、もう僕はいらないだろう。ここを牛耳っているのは君、だから誰も君と闘おうとはしない。僕は生き延びる」と宣戦布告すると、極秘裏にヘロインに細工を施す。それは「囚人のように考えて行動する」という、本来のリードとはかけ離れた姿だった。

●マンハッタンでケイティ・ハモンドが失踪してから5日が経っていた。防犯カメラの様子からタクシーを降りる時に携帯電話を忘れてしまったようで、その後の友達との待ち合わせに姿を現さなかった。NYはカメラが多いのにどこにも映っておらず捜査は難航、しかもすでに起きている類似事件の被害者二人と容姿が酷似していた。類似事件の被害者は一週間監禁された後に殺されており、ケイティはまだ生きているのかもしれない。今までの被害者は頭部の鈍器損傷で死亡しているが、生前血液を3リットル抜かれていた。
●NYに到着したBAUは以前の被害者が家出人で逮捕歴もあり探す人もいなかったと聞く。しかし今回のケイティのような普通の女の子を拉致するには経験が必要で、プレンティスは類似事件が他にもあるのではと考えた。その後ケイティの両親が来訪、支局の捜査官クレイトンは「円満な離婚ではなかったから別々に面談した方が良い」とアドバイスをしてくれた。血液に執着している犯人、その目的は不明だが、被害者は血を抜かれた後にウェットティッシュで雑に拭かれていた。致命傷となった頭部の外傷の他にも脚や肋骨も骨折していて転落した状態に似ているが、遺体は屋外に仰向け・腕をクロスさせて遺棄されており、まるで天使のようだった。
●類似事件は10年間で24件、被害者は全員薬物の依存症だったため脚の注射痕も疑いを持たれずに捜査されていなかった。殺害までは平均6日、ケイティにもう時間はない。プレンティスは全ての事件資料を見て「不思議だけれど犯人に優しさを感じる」と指摘、チーム内で犠牲に感謝しているのかもしれないと意見がまとまる。遺体は全て市内で見つかっているから犯人は地元の人間、遺体を載せる車を持っているはず。失踪場所はヘルズ・キッチンに集中していた。
●個別の面談を終えていたケイティの両親にへルズ・キッチンとの接点について聞いてみると、父ボブが住んでいる場所だった。隔週の週末に会うはずの父子、しかしケイティは母リズに秘密で週に数回会いに行っていたのだ。ボブは「俺に会って帰宅すると、お前は質問責めにしていた。ケイティは何を聞かれるか心配せずに俺に会いたがっていた」とリズに弁解するが、「二回も乗り換えないとたどり着けない距離。あなたのせいで犯人に目をつけられてしまった」と許してはもらえない。
●検死報告から被害者が抜かれた血液の量にばらつきがあり、健康であるほど大量の血が抜かれていることがわかった。犯人は被害者の血液で実験をしているのかもしれない。犯人が被害者をさらい続けていることから定期的な輸血が必要な血液の病気を調べてみるようにガルシアに指示、拉致と遺体遺棄は夜であるため深夜勤務、へルズ・キッチンと検索範囲を絞り込む。さらに犯行現場付近のカメラ映像から複数の現場に映っている車を調査、その中で業務用車両に盗難プレートにつけているバンが浮上する。運転席以外の窓にスモークを貼っているのは日光が苦手だからか、深夜勤務であることもそれが理由かもしれない。JJは日光に当たると焼けただれてしまう遺伝性の皮膚疾患を疑うが、NYには患者はいない。しかしそこから「犯人が日光を嫌っているのなら、地下に潜んでいるのではないか」と仮説ができた。ケイティが拉致される前に歩いていた場所の周辺で人目につかない場所は現金払いの駐車場、所有者はすでに故人だが納税されているから誰かが譲り受けているはずだ。

●ケイティは必死で逃げていた。マンホールの中に閉じ込められ血を抜かれ、犯人が仕事で留守にする時に助けを求めても誰も気付いてはくれない。犯人は孤独死した老女の話をし、「マンションに何人も住んでいたのに、においがするまで誰も気付かなかった。地下にいるといろんな音が聞こえてくる。でもここの声には誰にも気付かない。小さい頃、闇が怖かったか。でも明かりさえつければ何もない。でも僕は違う。光は僕を苦しめるが、それは良い。本当の自分がわかるのは闇の中だと言うから」と言った 。そして「君と僕とは運命。君がタクシーに携帯電話を忘れて、パパのところに行こうとしなければ出会わなかった。信じないのか」と聞かれたケイティは「逃げるチャンスが欲しい。それが失敗したら運命を信じる」と持ちかけ、了承を得たのだ。

●駐車場に急行、するとそこには例のバンが停車していた。中は無人、しかしハッチがありそこからマンホールに入ることができるようになっていた。JJとスティーブンで中へ。二手に分かれたJJは逃走していたケイティを見つけ保護、しかしスティーブンは犯人に殴られてしまう。立ち上がったスティーブンは犯人の声を頼りに発砲、命中させる。瀕死の犯人、スティーブンは自分がスリランカで覚えた瞑想の指の形をするように語りかけると、彼は「俺はどこにも行ったことがない。でも看取ってもらえて良かった」と言うと息絶えた。

●刑務所のランドリールームに行ったリードはマルコムが倒れているのを見つける。マルコムは「ヘロインを試せと言われた」と苦しみ、独居房に戻されたリードは隣のカルヴィンも同様に苦しんでいることに気付く。そして他の囚人も次々に不調を訴え運ばれていく・・・。

「サ・タ・ナ・マ」、ヨガをやらないので初めて知りました。
ちょうど今、なかなか精神的に落ち着かない状況が続いているので、ちょっとやってみます。続きを読む

k_k2911 at 15:48|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(17)昼と夜の狭間」

●リードが刑務所内で暴行されたという知らせが入る。面会に行ったガルシアは自分の励ましの言葉も気休めだと言わんばかりの態度を取られ、何もできずにいることに涙する。そんな姿を見たルークは「ショウ」という服役囚がリードを大部屋から独房に移したことを知ると、「連邦刑務所には逃亡者特捜班時代のツテがある」と席を立った。
●ルークは連邦刑務所に向かい、カルヴィン・ショウと面会、彼に「情報屋を殺害した後一年も経ってから自首したのはなぜか。情報屋はお前の子を妊娠していたのではないか。検死報告を読むと、妊娠すると分泌されるホルモンが大量に検出されていた。でも真実は永遠にわからない。お前が撃った弾が子宮を貫通しているから。本当は潜入捜査官の安全を守るためではなく、結婚とキャリアを守るためだったのではないか。殺害の半年後、奥さんが息子を産んだ。その時に罪悪感を感じ自首したのだろう。そのことを息子にばらしても良いのか。リードの安全を保証しろ」と凄んだ。
●フィオナは保護拘置は通らなかったがスピード裁判になり来月には審理が始まることをリードに報告、ルークからの「カルヴィン・ショウの近くにいろ」という伝言を伝えた。

●バーモント州の森で狩りをしていたボブ・ジョプリンが射殺された。周辺ですでに同様の事件が二件起きており、さらに女性が二人相次いで自宅で刺殺される事件も起き、静かな町にシリアルキラーが二人もいるという異常事態だった。お互いの存在が刺激しあっているのだろうか、そう思っていると新たに自宅で34歳のマイク・フッドが刺殺されたと連絡が入る。刺殺犯は一晩休むつもりもなく、毎晩殺している。
●森に到着したロッシとスティーブンは保安官スザンヌから「三件とも心臓を撃ち抜かれている」と報告を受ける。犯人は忍耐力のある腕の良いハンターで、被害者を狙った場所は自然保護のルールを守っていてDNAなども残されていない。今は狩猟シーズンではないため被害者は密猟者、銃撃犯は殺しを正当化しているのかもしれない。一方、初めての男性被害者となったマイク・フッドの刺殺現場に行ったタラとJJは犯人が素手で犯人を刺し、指紋がついた凶器を置いていくなど杜撰さを指摘する。検死報告によると何度も刺していた今までとは違い、今回は心臓を一突き。他の女性も致命傷は心臓への刺し傷であることを着目した二人は、「射殺事件と同一犯によるものではないか」と考え始める。そして検視官は「殺されたハンターは全員酔っ払いで粗暴、住人は敬遠していた」と被害者の人柄を補足した。
●森の捜索でようやく犯人のDNAが見つかり、刺殺犯と同一犯であることが確定する。犯人は昼夜を問わず殺人を重ねているが、そのタイプは真逆。昼は使命感に駆られてハンターを殺害しているが、夜になるとの不安から刺殺に走っているのかもしれない。
●やはり犯人は休まなかった。ジョン・クルーツマンとリン・アナスタシオが刺殺され、犯人は裏口から逃げた。その際に割れたガラスで足を切っている犯人、そのことは刺殺時裸足であることを意味していた。血のついたことで足取りが読み取れるが、乱れはない。そのことからある答えが導き出された。
●プロファイルの発表。「犯人は痛みを無視して犯行を続けている。それは神経症か夢遊病、射撃の正確さを見ると神経症の可能性は消え、夢遊病であると考えられる。鬱・依存症・強迫性障害などの要素が加わることで、深い眠りに到達できない。犯人は昼間の殺人に満足できず、夜に無意識に殺人を重ねている。昼間に抑圧していた怒りが解放されるため、夜の犯行は粗暴。狩猟許可を持つ人間と睡眠障害および鬱や強迫性障害の人間を照合して犯人を捜す」
●その夜、犯人が現れたが住人が撃退した事件が起こる。刺されたポール・マコーネルは「20代の男でパジャマを着ていた。無表情で、俺が発砲するとハッとして裏口から逃げていった」と証言、犯人はなぜか裏口の場所を知っていた。犯人は起きている状態の時に犯行場所に来たことがある。銃声で我に戻った時、夜に無関係な人を殺害していることに気付いた。昼間の殺人は自分の中で正当化していても、夜の殺人はショックだろう。

●その頃、ある男が自宅で覚えのない足の傷を消毒していた。自分についている血、ゴミ箱には血のついた衣服が何枚も捨てられている。困惑していると、TVから「昼のハンター射殺事件と夜の刺殺事件は同一犯によるもの」というニュースが流れてきた。驚愕した男はすぐに主治医に連絡、しかし取り次いでもらえず叫び出す。その後、銃や刃物を集めてしまい込んだ。

●BAUは「犯人が知っている場所を襲っているとすれば、被害者はその巻き添え。市の南側に被害者が集中しているが、再開発によって犯罪率は下がっていた」と場所に着目、その後ガルシアから「事件にあった家は10年前に建て替えられる前は薬物常用者や娼婦のたまり場だった。何度も逮捕され密猟とも関係ある人物は三人、全員50〜60代で車椅子・死亡・転居と事件とは無関係」と報告が入った。犯人は若い男、ロッシはサミュエル・ゴードンの死亡時期が犯行開始と重なっていることに気付き、彼についてのさらなる調査を依頼する。そこから薬物乱用と売春斡旋で何度も逮捕されている密猟者サミュエルは妻の死後、一人で息子トレイを育てていたことがわかった。トレイは不安障害・強迫性障害・境界性パーソナリティー障害などの薬を大量に処方されていて、その全ては夢遊病に関係しているものだった。警察が売春宿の手入れに入った時、8歳のトレイは裸の娼婦と一緒にいたという。犯人はトレイ、密猟者を父に重ね合わせて殺害しているが、夜になると当時の記憶が蘇り性的虐待された売春宿に戻っているのだ。
●トレイが性的虐待を受けた元売春宿はまだ襲われていなかったが、一週間前にジャニス・ウィアーが入居していた。すぐに急行、プレンティスは到着前にジャニスに連絡して注意を促すが、すでにトレイが家の前におり中に入ってくる音が聞こえてきた。ジャニスはバスルームに避難、そしてBAUはバスルームの扉を破壊しようとしているトレイを発見する。呼びかけに振り返るも目が据わっているトレイ、しかし威嚇の発泡音に反応してナイフを落とし「どうしてここにいるのか。またやったのか。俺を助けて」と助けを求め、8人殺害という言葉に泣き崩れる。
●事件が解決し、本部に戻ったルークはガルシアに可愛いお土産を差し出す。頑なな姿勢を崩さないガルシアだが、ルークは初めて「新入り」ではなく名前で呼ばれたことに笑顔を浮かべるのだった。

●カルヴィンが裏で取引をしたためリードは刑務所で絡まれなくなったが、ルイースのことが心配だった。フレイジャー宛ての荷物を確実に運ぶことを強要されているルイースはすでに暴行を受け「今回やってもまた次がある」と日に日に追い詰められており、心配するリードは「僕に手出しができなくなったことで、ルイースにしわ寄せがきている。僕が安全なら大部屋に戻り、ルイースに独居房を譲る」と言い出した。
●刑務所の中でなんとか生き抜こうとするリード、しかしフレイジャーがルイースを押さえ付け「お前に手出しできないなら、ルイースをいたぶるまで。カルヴィンがなんと言おうと、ここは俺のシマ。二週間後に届く俺宛ての荷物を確実に持って来い。荷物に手出しするなら誰かが血を見る」と言うと、ルイースの首を切った。

リードの獄中サバイバルはいつ終わるのでしょうか。
ラストのルイースが首切られるのはてっきり夢かと思っていたのに。
もうそろそろ終わってほしいと思うけれど、この勢いではシーズンフィナーレまで引っ張りそうだ。続きを読む

k_k2911 at 15:29|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(16)ボーン・クラッシャー」

●NYで事件が起こった。26歳ウェイトレスのジジ・スティーブンスが体中の骨を折られて死亡、体内からはアルコールとMDMAを検出されているが性的暴行の痕跡はなく、これが三人目の被害者だった。今までの被害者は拉致されてから二日以内で遺棄されているのに、今回は一週間前に失踪し死後24時間。犯人は骨を砕くことが快感なのだ。事実、犯人は手間をかけて、小さい骨から一つ一つ砕いていた。
●被害者は全員定職についているが、バーや歓楽街から失踪しているから遊んでもいただろう。薬物を使わせたのなら犯人は魅力的かもしれないが、サディストである犯人自身は摂取しなかっただろう。するとバエズ刑事から「息子が犯人と言っている女性が来ている」と呼びにきた。彼女が持参した息子のものだというノートには「砕く」などの文字が書かれていた。
●「ノートだけでは」と母親ミランダ・ホワイトをたしなめに行くロッシとルーク、しかし彼女は「息子は地下鉄で見かけた女性に残酷なことをすることを考えている。持ってくることができなかったけれど他にもある。見に来てほしい」と涙を流した。切羽詰まった様子を見た二人は家に行くことを了承、ミランダは「元々は一緒に住んでいたが、傷もないのに血だらけで帰ってきたことがあり、血の理由を言わなかったから追いだしたら、そのまま帰ってこなかった。そこで荷物を片付けようと思ったらノートと他にもいろいろ見つけた」と案内、息子ダニー・ホワイトの部屋の壁の絵や掲示には骨が砕けることに異常に執着する様子が窺えた。
●ノートの内容からサディズム以上に骨に執着しておりサイコパス傾向が強い。ロッシとルークは「もっと早くに言えば良かった」と憔悴するミランダを「よくぞ話してくれた」と励まし、ダニーの小さい時の話をするよう促す。ダニーは父が駆け落ちした11歳までは普通の少年だったが、以降は怒りっぽく学校でも問題を起こすようになっていた。ミランダが息子の異常性に気付いたのは13歳の時、家の壁を塗り直していた時にはしごから転倒してしまった時のことだった。ミランダは腕の骨を折って苦しんでいたが、それを見ていたダニーは笑っていた。ロッシは「転倒もダニーが押したせいではないか」と問うと、ミランダは涙を流す。
●ミランダとダニーが当時住んでいた部屋について調べてみると、取り壊しが決まっていて空き家になっている。女性を監禁する場所が必要だが、NYで空き家を見つけるのは困難。そう睨んだルークとスティーブンで突入開始、そこには骨を折られたセリーナ・アダムズが監禁されていたがダニーはいなかった。
●プロファイルの発表「ダニーは解体作業員、破壊という自分の欲望も監禁場所にできる空き家の情報の両方を満たすことができていた。生まれ育った場所にわざわざ戻って犯行を行っているのは特別な場所だから。標的は20代の女性でMDMAを使って開放的にしている。犯人は周囲に溶け込み魅力的で、仕事柄頑丈な体を持っている」
●再びミランダを呼び出す。彼女は「ダニーは父親とは違って酒を飲まない。薬物とも無縁。外見は良いのに不器用で女性と話をすることができなかった。空気が読めず、周囲から浮くような言動をすることがあった」と話すが、ルークは「友達もいなかったダニーと魅力的な犯人像が合致しない」と疑問を抱く。ダニーは間違いなく犯人なのに、人目の多い場所でリスクの低い女性を堂々とさらうのは難しいはずだ。
●朝になり、26歳のリサ・ジャクソンの失踪が明らかになった。バーから友人と出てきたところを襲われ、ハンマーで殴られたという。一緒にいたが拉致されなかった友人セイディによると犯人はバーの客で、特徴はダニーと一致。彼はTVで何度も自分の顔が放送されているのに、衝動に逆らえないようだ。ニュースを見ているなら、すぐにリサを殺害するだろう。
●JJは「犯行の手慣れた様子から最近始めたとは思えない」と余罪を探し、三年間のニューヨークの若い女性の骨折記録をガルシアにあたってもらっていた。その中でMDMAが検出されたのは二人だけ、その中で22歳のナンシー・サンチャゴがダンスパーティー会場の屋根から転落して死亡した事件に着目する。その日は雷雨で他殺か事故か判断できなかったが、直前に男女が目撃されていた。証言を見ると最初は会場裏で男女がSEXしていると思ったが男だけが逃げたため、女性(ナンシー)に近づくと死んでいたらしい。骨折した箇所、特に大腿部の複雑骨折はダニーが拘っている部分だった。
●ミランダが署から姿を消し、慌てたルークはガルシアに携帯を追跡してもらう。自宅に戻っていたミランダは項垂れていたが、ルークの「一年前の雷雨」という問いかけに顔色を変える。「前にダニーを追いだしたきっかけの夜の話をした。でもそれが最初ではなかった。去年の雷雨の夜にも血だらけで帰ってきたことがあった」と話すミランダ、ルークはさらに「さっき薬物について聞いた時話にくそうにしていた。被害者からは全員MDMAが検出されている」と追及、ミランダは「ダニーは自然に話すことも笑顔を見せることがなかった。そんな時にMDMAが共感を高めるという記事を読んで、助けになればと思い与えてしまった。最初は安全性もわからなかったから少しだけ与えた。そうしたら効果があり、何時間も楽しく話した。でもしだいに効かなくなってしまった」と重い口を開く。
●ダニーが社交的になったのはMDMAの影響、しかし効果を得るために量も増えて依存症になったのだろう。ミランダは息子を救おうとして、サイコへの扉も開けてしまったのだ。MDMAは性欲を高める効果もあり、そんな時にナンシーを殺害してしまったら強烈な経験になっただろう。それならなぜナンシー以外の遺体を性的暴行していないのか。MDMAの副作用で不能になってしまったのなら、その怒りのはけ口として、より暴力的になったのかもしれない。
●ナンシー殺害の現場は今でも空きビルのまま。間に合ったBAUはリサを救出、追い詰められたダニーは「ママに謝っておいて」と言うと屋上から飛び降りてしまった。

●引き続き刑務所にいるリードはJJの面会を受ける。そして母が安定していることを聞き安心するが、メキシコでの自分の薬物検査でスコポラミンが出ずピーター・ルイスの犯行を証明できないことに絶望する。その後リードは同日に収監された気弱なルイースが他の囚人に絡まれていることに気付く。思わず席を立つリードをカルヴィンは「ここは今までの世界とは違う。殺されはしない」と止めた。そして翌朝、ルイースの姿は無かった。ルイースがリンチを受けて医務室にいると知ったリードはカルヴィンの「外ではサイコパスの扱いを知っているかもしれないが、ここでは全員サイコパス。やるかやられるかの世界」という制止を振り切り、看守にルイース暴行の犯人を告げた。その行動にカルヴィンは「もうかばえない。せめて幸運を」と匙を投げる。
●JJはリードをこのまま刑務所に入れたままにしておいけないと強く思うが、何もできずにいた。そんな時、ロッシが「W」の旗をオフィスの壁に掲げているのを見つける。シカゴ・カブスが勝つと掲げる旗、ロッシは108年ぶりの優勝したシカゴ・カブスを、シカゴ出身でベトナム戦争で命を落とした親友の代わりに祝おうとしていたのだ。そして気落ちしているJJを「優勝したところを見ていない世代もいるのに、あの町は希望に支えられていた。一世紀も続いた絶望の末、希望が勝った」と励ますのだった。
●しかしリードの身に危険が迫っていた。ルイースへの暴行を密告したリードを二人の囚人が襲う。

リードの囚人エピ、長いですね。
リード役の方が他に仕事でもあって、長期離脱でもしていたのだろうか。それだったらダイアナの介護でお休みってだけでも良いのに。
なかなか引っ張るので、JJが事件についてリードに話し始めた時「これは頭脳だけで事件を解決するな」と勘違いしてしまいました。続きを読む

k_k2911 at 13:16|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(15)獄中の洗礼」

●保釈が却下されたリードは留置場の定員オーバーのためミルバーン連邦刑務所に移送されてしまった。移送車でルイースは「嫌だ」と泣き、絶望しているリードは保護拘置ではなく一般棟に入れられてしまう。戸惑うリードを看守ティドウェルは怒鳴りつけた。その頃BAUも事態を知る。ガルシアは仲間たちで交代で面会に行くための当番表を作成、手紙もとりまとめることにする。

●フィラデルフィアで昨夜、通行人が通りすがりに酸をかけられるという事件が相次いで起こった。まずニーラ・トラヴァースがジム帰りに襲われ、次にコルトン・デイヴィスがバーの帰り。先週にも同様の事件が二件起こっており、ハーリーは自宅前で襲われ有毒ガスを吸い込み死亡、サイモンはランニング中に襲われた。襲われた四人は性別も人種も異なっており、拘りはないようだ。まずコルトンが襲われた場所の近くのカメラを確認するが、小柄な人物であるため男女どちらであるかもわからなかった。
●四件で使用された酸は高濃度の硝酸だが、どこにでも手に入るもので製造もネットを見れば載っている。現地に到着し熱傷センターで意識があるコルトンとニーラに話を聞くと、犯人は黒いコートを着た男性で外国語のような意味が分からない言葉を話していたという。そして事件が起こった火曜は二人とも「ジム帰り」「授業終わりに友人と飲みに行く」という決まった行動を取っていた。犯人は無差別ではなく、被害者を狙っていたのだ。
●被害者はどうやって狙われたのか。ガルシアは四人のSNSを調べ、ハーリーとサイモンが別の日ではあるが同じエリアの独身者向けのイベントに参加していたことに気付く。犯人はそこで被害者を物色したのかもしれない。
●新たな事件発生、今回は公園でデヴィッド・ターナーとブランディ・ムーアというカップルが襲われた。犬の散歩をしていた女性が犯人の叫び声を聞いていて、学校がカトリック系だったルークがその意味を「私はそれを滅ぼす」と理解する。ガルシアが詳細に調べ「エレミヤ書」の一節だと特定、それを知ったスティーブンは「カリフォルニアの銃乱射事件の犯人エリオット・ロジャーの犯行声明にも使われた文」と付け加えた。エリオット・ロジャーは女性嫌悪などを書き込む「マノスフィア」の一員だったことから、犯人も同じ気持ちなのではと仮説が立てられた。
●「マノスフィア」のサイトを見てみると、美男美女の写真が掲載されているページがあった。容姿を批判することが目的のものなのだが、そのやり玉にあげられた美男美女の写真の中には被害者たちにタイプがとても似ている人物が写っていた。
●プロファイルの発表「20〜30歳代の白人男性でナルシスト。マノスフィアの一員であり、女性を支配したがっている。犯人はボス猿タイプになりたいと思っているが社交的ではないため、女性と上手く付き合うことができない。それを「女性に見る目がないから」と考えており、競争に怯えたために酸をかけて最大級の痛みを与えている。自分が抱えている醜さと自己嫌悪を男女問わずに味合わせようとしている。スプリーキラーに発展する可能性がある」
●次の被害者になる可能性がある女性は赤毛、犯人の先回りをしようと考えるBAUだが次に襲われたのはダークヘアーのメリンダ・キャロルだった。現場は人通りのある駐車場、さらに近くには赤毛の女性もおり、メリンダはたまたま居合わせただけ。今までとは違う犯行の理由を探るためにメリンダの恋人ジョージ・カニンガムから話を聞くことになる。
●ジョージ・カニンガムは自分がマノスフィアの一員であることを指摘されると大慌て。そして「本気で書いたわけではない。惨めな自分を知られたくなった。虚勢を張っていたけれど、それもメリンダと出会うまで。彼女は運命の人。メリンダとの出会いを友達に話したら、ほとんどが祝福してくれたけれど中にはやっかみもあった。彼女の写真はSNSに載せている」と証言する。
●ジョージのメールのリストの中からフィラデルフィアの人間を探すと、中に「なぜ女性が自分を選ばずに他の男を選ぶのか我慢ができない」と返信していた人物がいた。彼は化学会社で在庫管理をしている27歳のアラン・クロフォード、同じ境遇のジョージに恋人ができたことが犯行の引き金なのだ。アランは犯行声明を書いており、決行日は今日だった。
●犯行声明には何か大きなことをするつもりだと書かれているが、どこで実行するのかはわからない。アランの家はすでに無人、しかし噴霧器を作成した形跡があり無差別に襲うつもりなのだろう。アランは両親が離婚、母は自分の親権を放棄し、父が数日後に再婚したベビーシッターからは疎まれた。寄宿学校ではいじめを受け、拒絶され続けた人生を送っていた。プレンティスとタラは118ページにも及ぶ犯行声明の中から次の犯行場所を予測、シングルが集まるイベントの中の一つを絞り込む。そしてスティーブンがやってきたアランに声をかけ、「犯行声明を公表してやる」と言って無差別殺傷を未然に防いだ。

●刑務所に入れられたリードはいきなり持ち物を取られてしまったため返してもらう。その後刑務所の白人グループから仲間に入るようにと求められるが断り、看守ウィルキンスからは「捜査官であることをばらす」と脅され、気の休まらない。そしてその夜、ついに自分がリンチされそうになるが、それを止めてくれたのは一人の囚人だった。翌日リードは自分を助けてくれた囚人に挨拶に行く。彼は元FBI捜査官のカルヴィン・ショウ、脅してきた情報屋の殺害で服役中だった。彼はリードに「ここで生き抜く術を学べ。闘うな」と告げる。
●リードは個人部屋になり、そこはカルヴィンの隣だった。二人は壁をはさんで雑談をしながらチェスをする。カルヴィンは恩のやりとりをするなど刑務所での生き方を会得、さらに情報屋を殺害しているため囚人たちから一目置かれていた。リードはカルヴィンとは置かれている立場が違うことを知り愕然とするのだった。

リードが刑務所という一番かけ離れた場所にいることを狙ったエピなのかな。
これまたリードの刑務所話が何度も差し込まれるため事件が薄い。続きを読む

k_k2911 at 12:51|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(14)制御不能」

●リードが連邦刑務所に移送された。FBIの弁護団をつけることを拒否されたリードは気落ちしているが、彼に付き添っているプレンティスは友人で優秀なフィオナ・ダンカンを紹介、フィオナはリードを追及、その反応を見て弁護を引き受けた。
●延期されていた罪状認否の日程を決めることになるが、フィオナが「司法取引を持ち掛けられた」と面接にやってくる。応じるなら3〜5年、応じずに裁判で負ければ25年〜終身刑。証拠はすべて不利だが、リードは「闘いたい」と決める。しかしその後見つかっていなかったローザ殺害の凶器が砂漠から見つかり、そこからリードの指紋と血液が検出されてしまった。リードの手の傷と刃の形状も一致、司法取引も5〜10年に延長、さらに罪状認否までに結論を出すように求められてしまう。これだけの証拠が揃ったものを覆すことは到底無理、プレンティスも弱気になり「ピーター・ルイスは絶対に逮捕するけれど、罪状認否までには無理。10年かかるかもしれない」とリードによく考えるように諭し涙を浮かべる。

●プレンティスがリードについているため、残りのメンバーで事件を捜査することになる。今回の事件は国家運輸安全委員会からの要請、フロリダのある郊外の同じ道路で、車が通行人をはねる事故が続けて二件起こった。二件とも車は2013年式のメリディアン、運転手は共に「突然制御不能になった」と話し、国家運輸安全委員会が車の不具合を疑ったが除外され道路状況にも問題はなかった。システムへのハッキングが疑われる案件であるため、ガルシアも現地入りすることになる。
●運転手と歩行者の間に接点はなく人種や年齢もバラバラなため、犯人の標的がどちらなのかもわからない。JJ・ルーク・ガルシアで事件現場に行き、国家運輸安全委員会の調査官ピート・アバディラと落ち合い、見通しがよくどこかで見ていれば誰かに目撃される可能性が高いため、犯人は交通カメラをハッキングしたのではないかと考える。その頃、タラは二件目で運転していたマルタと面談。一件目の被害者は怪我で済んだが二件目の被害者は死亡しており、憔悴しているマルタは認知面接を了承してくれた。すると車はラジオが98.2kHzに固定されることを皮切りに次々に異常が発生していたことがわかった。
●新たな事件発生、今回は今までの二件とは違う道路で車種も異なっていた。周囲に交通カメラもないが、車内にはドライブレコーダーと携帯電話があり、そこをハッキングしたのだろう。犯人はハッキングの腕を上げ、恐怖に慄く運転手を見るというより強いスリルを求めていた。目撃者によると車は被害者メレディスをはねる前に他の歩行者を避けており、今まではテストで、本当の標的のタイプはダークへアーの美人なのだろう。運転していたマーク・キーリングと被害者メレディス・コーテリスに接点はなく、メレディス自身は医療関係の学生でリスクは低く、友達に何度紹介を受けても交際相手はいなかった。
●警察署でプロファイルの発表「犯人はサディストの災害性愛者、自ら災害を引き起こすことで性的興奮を覚えている。自分が起こした事故や怯える運転手やはねられた被害者を見て喜びを得ている。のぞき見の道具は交通カメラやドライブレコーダーや携帯電話のハッキング。犯人は20代後半の白人男性。車に後付けされたカメラや携帯電話を観察して標的を物色、その場所は従業員用の駐車場など同じ車を何度も観察できる場所だろう。そこで自分がハッキングできるデバイスを使っている人物を見つけたら運転手として狙いを定めた。最初の二件は練習だったため被害者は無作為だったが、三件目からは選んでいる。犯人は人付き合いが下手なため恋愛関係を築くことができず、本当に罰したい相手は若く美しいダークヘアーの女性。次は犯人に直接関係ある人物が標的になるだろう。市民に後付けのドライブレコーダーを外し携帯電話を接続しないように注意喚起してほしい」
●次に起きた事件の被害者ヴェロニカ・ペロッタもやはりダークヘアーの美人だった。運転していたティム・デリンジャーも死亡したため聴取ができず、JJがカーラジオを確認、98.2kHzのWUKO局であったことから同一犯による犯行だと断定する。
●ヴェロニカは自宅近くにいるところを狙われた。犯人とヴェロニカに接点があると考えられ、SNSを調べてみると最近出会い系サイトに登録したことがわかった。ヴェロニカは何度か誘いを受けているがどれも断っていて、中には4回も誘ったのに無視されたジョナサン・ローズがいた。ジョナサンはシューティング系と運転ゲームが好きな地元ラジオ局WUKO局の音響スタッフ。ヴェロニカの行動パターンを知るためなのか何か月もネットストーキングをしており、おそらく彼が犯人。ルークは同じようにジョナサンを無視したアリッサ・マイルズの保護に向かい、一緒にガルシアも連れて行く。
●二人が到着した時、すでにアリッサは姿を消し、残された車の近くには争った形跡があった。ジョナサンがアリッサを拉致したのは、自身も衝撃を体験したくなったから。すぐにジョナサンの車を手配しようとするが、ジョナサンはすでに自動車局にもハッキングしていて自分のデータを削除していた。ナンバーや車種もわからないと頭を抱えていると、スティーブンが「2013年のメリディアン、最初は自分の車で練習したのではないか」と助け船を出す。ガルシアがついに登録者不明の2013年のメリディアンを発見、ナンバーWAKOを緊急手配した。
●ジョナサンの車の車種はわかったがGPSを切っていた。お手上げ状態のガルシアにルークが「アリッサの車の付近に携帯電話がないから、身に着けているのかもしれない」と提案、そこから居場所がわかった。ルークが暴走するジョナサンの車を発見、しかしガルシアでもジョナサンのシステムに侵入することはできなかった。ルークはガルシアを「君の方が絶対に優秀」と励まし、行き止まりに衝突する直前に停車させることに成功させた。

●リードの罪状認否、事件捜査を終えた仲間たちも集まる。リードは無実を主張、しかし検事は「報告無での出国・逮捕時の逃亡」などを理由に保釈に反対、判事も「過去の行動で未来を推し量れる。逃亡した過去は重い」と同意してしまう。保釈は却下され、リードは裁判が始まるまで約三か月勾留されることになった。

ガルシアの髪飾りが招き猫っぽかったことが気になってしまった。
それにルークと恋にでも落ちるのだろうか。まぁ良いコンビではあるけれど、相思相愛だったモーガンとはまた違うああ言えばこう言う関係なら良いかな。このくらいが最大くらいで。続きを読む

k_k2911 at 11:50|PermalinkComments(0) クリミナル・マインド12 

「クリミナル・マインド12(13)スペンサー」

●BAUに「リードがメキシコで薬物所持で逮捕された」という情報が入り、激震が走る。プレンティスはロッシとルークと共にメキシコに向かうことにし、残りのメンバーは本部で対応にあたることになる。リードは「母ダイアナの統合失調症の治療の相談のためにヒューストンに行く」と休暇を取っており、なぜメキシコにいたのかも不明。ピーター・ルイス、もしくは他の犯罪者にはめられたとしか思えないが、それでもリードは仲間にも秘密でメキシコに行ったのは事実。「ジーンズを履き、警官とカーチェイスを繰り広げ、ハイになっていた」という、よく知っているはずの仲間とはかけ離れた姿にBAUは絶句する。
●事実確認。休暇を取ったリードはヒューストン行きの飛行機に乗りホテルにチェックインしていたが、その後の足取りは不明。逮捕されたメキシコの国境付近までは車で5時間もかかる距離だった。JJはリードの異変に気付かなかったとショックを受けながらも机を調べ、図書館の記録からも彼がやはり母ダイアナの治療のために代替医療を探していたことを確認、そこから手掛かりを探す。

●メキシコの留置場に到着した三人はリードと対面、しかし彼の記憶ははっきりとせず仲間のこともピーター・ルイスのことも覚えておらず認知面接もできない状態だった。長期記憶は欠落しているが短期記憶なら僅かに残っているリードは腕に自分が書いた「ローザ・メディナ」という名前をルークに見せ、「医師である彼女と会うはずだった」と語る。連絡を受けた本部ではリードがヒューストンに行ったのは治験を行っていたアンダーソン病院ではなく、彼女に会うためではないかと仮説を立てる。ただリードの通信記録に彼女の名はない。タラは「2015年に代替医療の医師が60人も死んでいる。製薬会社による暗殺という陰謀論があるから、ローザ自身が警戒したのかもしれない」と考え、スティーブンがアナグラムからローザ・メディナの正体がメキシコとヒューストンの双方に関連がある代替医療の医師ナディ・ラモスと特定、彼女は脳の萎縮を回復させる薬を開発していた。
●ローザ・メディナ(ナディ・ラモス)は留置場がある町のはずれのモーテルに宿泊していた。現地の警察と共に突入してみると、彼女はすでに血を流して死んでいて室内にはリードの私物が置かれていた。相当まずい状況だが、逮捕時リードは滅多にしない運転をしており「前の車を追っていた」と話していた。彼女を殺した犯人を追っていたのかもしれない。
●IRT(国際捜査班)のテクニカル分析官モンティがガルシアの依頼によってリードのパスポートを調べ、今回の出国はプライベート用のパスポートを使用していたと確認し情報を送ってくれた。休暇中だが局に報告なしの出国はセキュリティ違反として問題にされるだろう。リードは三か月に三回も出国していたが、誰もそのことを知らなかった。
●リードの血液検査の結果が出、ヘロインとコカインが検出された。メキシコ警察としては薬物所持での起訴には十分な証拠、しかしプレンティスはピーター・ルイスの関与を疑いスコポラミン等詳細な検査を依頼する。少しずつ薬物の影響が薄れてきたリードは認知面接を受けることになり、その前にメキシコ警察の責任者マリオが「所持品の中にあった」と薬の瓶を見せる。リードは答えずマリオを追い払った後、プレンティスたちに「何かはわからないけれど、母に飲ませていた」と告げた。
●プレンティスによる認知面接、リードはバスなどを使ってメキシコに行きモーテルでローザと会ったと話し出す。モーテルで会った理由、それはローザはメキシコにオフィスがないから。しかし前から会っていたのに、なぜ腕に彼女の名前を書いたのかと問われると答えることができない。元々は彼女が書いたアルツハイマーの論文を見たリードがヒューストンまで会いに行ったことが最初、モーテルで彼女から薬を受け取り説明を受けていたら、何者かが入ってきて殴られたと言う。「他に誰かが部屋にいて、血のついたナイフを見た。誰がローザを刺したのかはわからないけれど、僕がナイフを掴んでいた」と話すと、ナイフを掴んで怪我をした手を固く握り再度出血してしまった。
●メキシコ警察はリードを殺人容疑でも起訴、認知面接でも「ナイフを掴んでいた」と話しており、ローザ殺害を止めようとした行動だとしても不利な証拠になってしまうだろう。そんな時、頭を悩ませるプレンティスに頼れる援軍がやってきた。IRTのリーダーであるジャック・ギャレットがチームからクララとシモンズを派遣してくれたのだ。クララはリードに「薬の瓶の分析結果が出た。アメリカでは認可が下りていないものだが、違法物質は出なかった」と吉報を伝える。リードは「母が薬を捨ててしまったから、メキシコまで取りに来た」と思い出すが、なぜヒューストンで働くローザが何度もリードをメキシコに越させたのかはわからない。認可されていないが禁制品ではないため説明がつかないのだ。
●徐々に頭がはっきりしてきたリードはローザから受け取っていた薬の成分の中に留置場のある地域より北の方に生息しているものがあると指摘、そこからローザの背景について調べてみることになる。彼女は予想通り北の方の地域で家族と暮らしていたが、驚くほどアメリカとメキシコを頻繁に行き来していた。さらに彼女はヒューストンの病院で働くほか低所得者向けの診療所でも働いていたが、就労ビザが見当たらず源泉徴収票には社会保障番号もあった。すなわち彼女は二重国籍、ヒューストン生まれで家族がメキシコに戻ることになり一緒に引っ越していたのだ。
●ついにリードがメキシコの危険な刑務所に移送されることになった。それを止めたいプレンティスはすぐに領事館に掛け合い、この殺人事件の被害者も被疑者もアメリカ人であると説明、半ば強引にリードを取り戻す。本部ではスティーブンが古巣の元上司に頼んでリードにつける弁護士団を手配していた。
●リードは強制送還されることになり、一同一安心だがメキシコ警察はこの強引すぎるやり方に「正義が果たされていない」と抗議をする。プレンティスは「認知面接の音声データはない。まだ薬物の影響下にあり有効性はないと思っていた」と約束を違えながらも「徹底的に捜査をする」と理解を求め、メキシコ警察も「君たちを信じる」とわだかまりを抑え矛を収めてくれた。

●リードはBAUの本部に一度立ち寄るが、連邦刑務所に移送されることになる。リードは再会した仲間に秘密を持ったことを謝罪、モーテルから第三者のDNAも出て状況は進展したように見えた。しかしスティーブンのところに「報告せずにプライベートで行った先でのトラブルについては弁護できない」と断りの連絡が入ってしまった。

あ、一回で完結しないのですね。
まだ何もわかっていない状態なので特に書くこともないのですが、認知面接の音声を隠してしまうとかちょっとな・・・と思ってしまいました。
もちろんそうする他なかった、とも思いますが。メキシコはメキシコでちゃんと捜査していたので。続きを読む

k_k2911 at 11:05|PermalinkComments(2) クリミナル・マインド12