「相棒 女王の宮殿」「CSIマイアミ4(18)実験殺人」

2007年02月17日

「ハゲタカ 日本を買い叩け!」

いや、何作かはパスしているんだけれどこの枠のドラマはいつも完成度高いね。
NHKだからCMも入らないしじっくり見ることのできるドラマだ。
今回は「クライマーズ・ハイ」のような男たちのドラマがじっくり見ることができる。
中村獅童さんの降板や柴田恭兵さんの病気による製作の遅れでもうやらないかと思った。

外資のファンドマネージャーとなった鷲津が5年振りに日本に帰ってくる。目的は「日本を買い叩く」こと。
まず鷲津はかつて勤めていた三葉銀行の不良債権をまとめて買うバルクセールをする。交渉相手は鷲津のかつての上司、芝野だ。
そしてまだ再生の道も残されていた不良債権の1つ老舗旅館の「西乃屋」は翻弄される。
日本にいた時とは変わってしまった鷲津を経済部記者の三島は執拗に追うのだが。

今回の脚本を手がけたのは林宏司さん。「ビックマネー!」の人ですね。あれも好きだったな。
金融に関して全く無知な私にとってつまらなかったら即やめようと思っていたのに緊張感のある物語で1時間が短かった。
惜しむらくは音。BGMが大きすぎ。セリフが聞き取りにくい。特にボソボソしゃべるタイプの松田龍平さんのセリフの時がきつかった。
でも「情」に厚く金融では旧世代とも言える柴田恭兵さん演じる芝野とかつては「情」に厚かったが脅威すら感じる新世代鷲津の男の対決は見ごたえがありそう。
今後も追加投入される脇役も含めてね。


鷲津の過去の姿も見所の1つ。濃密な人間関係に期待。
そして今回のハイライトといえば宇崎竜童さんの演技でしょう。やつれて壊れていく姿が凄かった。
自分の能力のなさに追い込まれ小銭すらもかき集める姿や、非情になりきれなかった鷲津の言葉に逆にトドメをさされかき集めた小銭でさえも公衆電話に置き去りにしてしまう喪失感に迫力すら感じました。

<キャスト>
・大森南朋さん(鷲津政彦役・ホライズンインベスメントジャパン日本代表・元三葉銀行職員)ドラマの主演って珍しいですね。今回の役柄は思わず手を差し伸べてあげたくなるような部分とその手を拒絶されてしまうような部分を併せ持つ大森さんの個性が発揮されるような予感がします。
代表作は映画「ヴァイブレータ」のトラック運転手ドラマ「Drコトー診療所」桜井幸子さんの夫役など。
・柴田恭兵さん(芝野健夫役・三葉銀行資産流動化対策室室長)こういう男くさい対決が見たかったんですよ!
・神山繁さん(海野重雄役・三葉銀行頭取)体制側の重役クラスには欠かせない役者さん。映画「あずみ2」南光坊天海役。
・中尾彬さん(飯島亮介役・三葉銀行常務)
・中原丈雄さん(迫田役・三葉銀行専務)こちらも体制側の少し人情派な人間役に最適な方です。映画「女刑事RIKO 聖母の深き淵」麻生役など
・津村鷹史さん(逆巻役・三葉銀行常務)鼻が印象的な役者さん。ドラマ「華麗なる一族」では帝国製鉄の社員を演じていらっしゃいます。
・佐戸井けん太さん(沼田透役・芝野の部下)「踊る」シリーズではフィンランド人の妻を持つ刑事の役でお馴染み。
・志賀廣太郎さん(中延五郎役・ホライズン〜の社員)外資=若々しいというイメージの中で志賀さんがいるとなんか存在感。ドラマ「アンフェア」では安本刑事を演じている美声の方です。
・嶋田久作さん(村田丈志役・ホライズン〜の社員)映画「帝都大戦」魔人加藤役で有名、他映画「修羅雪姫」(釈由美子さん主演版)の首領役「sixty−nine」での体育教師役など。
・栗山千明さん(三島由香役・東洋テレビ経済部記者)もっと年齢いっていても良かった気もしますけれど。設定として無理ですか。
・小市慢太郎さん(野中裕二役・東洋テレビ経済部記者)映画「ココニイルコト」でクリエイティブ局の大伴役で私をノックアウトした役者さん。〔劇団M.O.P〕所属。ドラマ「救命病棟24時」のパート3ではドライな救命医・日比谷役でした。
・宇崎竜童さん(西野昭吾役・旅館「西乃屋」5代目)
・松田龍平さん(西野治役・昭吾の息子)元々は中村獅童さんがやるはずだったこの役で連続ドラマデビュー。なかなか大成功ではないですか?この役は最初から松田さんだったと思うくらいでした。今後の登場に期待大。
映画「悪夢探偵」でも思いましたけれど本当にお父さんに似てきましたね。
・永島瑛子さん(西野史子役・昭吾の妻)幸薄い奥さん役にぴったりです。
・三谷昇さん(西野泰三役・昭吾の父)名脇役映画「どですかでん」の浮浪者の父役など。

k_k2911 at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) ドラマ(NHK) 

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