2007年05月20日

「風林火山 軍師誕生」

信濃を平定するために小県を攻める武田。
今回も勘助が策を張り巡らせているが、諸角の一言で小県を手中に収めれば勘助を軍師とすることになる。無事戦を追え晴れて軍師となる勘助。
小県で平蔵と再会するが、平蔵は頑なに武田につくことを拒むのだった。
一方晴信は今だ心を開かない由布姫に手を焼いていた。勘助は姫に会いに行くのだが「心は勘助に預けても良い」と話し出す。

今回は久しぶりに戦です。
相変わらず策をめぐらせるのが上手い勘助。平蔵と再会する時はいつも戦場かそれに近い場所ということなので、毎回「策略家」の勘助と「真っ直ぐ」な平蔵の対比が描かれる。
今回もそうで自分なりに恨みを捨て武田についた勘助と初心を絶対に忘れない平蔵。平蔵はもう何度も裏切りを見ているはずなのに純粋さを失わない。知略がものを言うこの「風林火山」で彼の立ち位置っていうのはすごく重要だと思う。本当は勘助とも気は合うはずなのに全く相容れることができない。最後までひっぱりそうね。
教来石が助けちゃったからさ。彼は本当に良い奴。「屍の山を築くことが戦の価値ではない」だっけか。こういう上司、いないかな・・・。

そして久しぶりの登場の相木市兵衛(近藤芳正さん)。ずーっと目つきが怪しかったがやっぱり武田と呼応していた。もっと出て欲しいです。

あときっと武田家臣の間で「そうしたらいいもんかわからない」状態になっていたと思われる勘助の立場。それを「軍師にする」ことで筋を通そうとする諸角。ただのおとぼけ老人ではなかったですね。
みんな戸惑っていたけれど、その中で小山田が大きく頷いていたのが印象的だった。これからは知略家同士の小競り合いが見られるかもしれない。
ということでめでたく「軍師」となった勘助。晴信から陣と眼帯(ニュータイプ)ももらう。本当に節目節目にもらいますね。

今回晴信はかなりざっくばらんというかあけっぴろげな話をしていた。本当にネアカなのね。
一応由布姫が心を開いてくれないと悩んではいるんだけれど。
そして由布姫に会いに行った勘助。逆に「私をどう思っているか」「心を(勘助に)預けてもいい。かつて武田に恨みを持ったお前とならその心わかちあえよう」と言い出されてしまう。確か前回晴信から「運命もわかちあえよう」と言われたはずなのにね。
察するに前回の晴信からの言葉に心揺さぶられたからこそ、戸惑ちゃってこの言葉が出てきちゃったんだろうな。「絶対に晴信には」みたいな。
最後の最後までもしかしたら緊張感ある夫婦なのかもしれないけれど、もっと話が進んでちゃんと3人の歯車が回りだすのを早く見たい。
そしてその側にいる三条夫人と今回も内心穏やかじゃなかった(口も出しちゃったけれど)萩乃も見たい。

そして今回ラストについに登場の村上義清。
永島敏行さんが演じていらっしゃるので安定感が違います。いきなりかっこいいし。がっちりみんなの心掴んじゃってるし。
ということはあの家臣のラストが近づいてきているのね・・・。

それにしても今回の真田幸隆の登場は変だったなぁ。

<初登場キャスト>
・永島敏行さん(村上義清役・村上家当主)どのドラマ・映画に出てもきっちりとした温かみのある大人の男を演じている方です。出演作はたくさんありますが映画「異人たちとの夏」で風間杜夫さんの友人の間宮役「午後の遺言状」では警察官・手塚役を「透光の樹」では秋吉久美子さんの相手役を務めました。舞台でも相木市兵衛役の近藤芳正さんの〔劇団ダンダンブエノ〕の「砦」などに出演。
・諏訪太朗さん(楽厳寺雅方役・布引城主)とにかく低予算やB級映画によく出ています。そういう映画を見る時は必ず彼を探しています。出てくると物凄い嬉しいです。今回は当たり前ですがまともな役。
・伊沢弘さん(望月源三郎役)口ひげが似合いすぎです。〔劇団ビッグフェイス〕主宰だそうです。

k_k2911 at 21:41│Comments(2)TrackBack(1)大河ドラマ「風林火山」 

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1. 勘助と信玄  [ 山本勘助は軍師、瀬島龍三は参謀 ]   2007年09月06日 00:57
NHKの大河ドラマ「風林火山」がいよいよ佳境に入って来ましたそろそろ川中島の合戦が近づいてきましたドラマの主人公が軍師と歴史の中では脇役を物語りの主人公にしてスートーリーを組み 読者・視聴者を引き付ける井上靖さんの歴史小説の作家としての素晴らしさを改めてかん...

この記事へのコメント

1. Posted by メンチ   2007年05月21日 23:23
永島敏行に螢雪次朗つったら「ガメラ2」だよなあ・・・なんて。
相木に首根っこ掴まれたまま強制退場させられた大井貞隆が哀れでなりませんでした。つくづく敗者に容赦無い大河ですな。
楽厳寺雅方@諏訪太朗、労務者かスケベ親父のイメージしかないのですが・・・今回大活躍だった近藤芳正といい、およそ猛々しいってイメージのない人でもそれなりにカッコ良く見せてしまうのもこの大河の侮れぬところでしょうか。
望月弟役の松原正隆、調べたら相棒の「裏切者」に出てたらしいのですが記憶に無い・・・亀山をボコった連中の一人かな?
2. Posted by かな   2007年05月24日 23:11
お久しぶりです。メンチさん。
さすがですね〜細かいところ見てますねぇ。

えぇ、「裏切り者」にですか。
さすがに覚えてないです。いやー、全く。
私もまだまだだな。

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