魚屋のたわごと、ざれごと、ひとりごと

たわごと(戯言)と、ざれごと(戯言)って同じ漢字ですね。

前回の続き、家族旅行2日目は長男君の希望で吹きガラス作り体験に行きました。

ネットで、久住高原にある【吹きガラス工房】Magma Glass Studio(マグマ グラス スタジオ)で吹きガラス作りが体験できることを知りました。
吹きガラス作りを体験するには予約が必要なので、興味のある人は ここをクリックして マグマ グラス スタジオのホームページ を参照してください。

このガラス工房、外観は田舎の学校のようです。 
もしかすると廃校になった学校を改装したのかもしれません。
受付を済ませて案内された部屋には初めからあったのか?それとも演出なのか?大きな黒板があり、これも学校のようでした。

簡単な説明を受けた後、工房のスタッフが熱して溶かした透明のガラスを金属製のパイプの先に付けてくれます。
それからは絶えずガラスの付いたパイプをくるくると回しながら作業をするのですが、バランスよく同じリズムで回転させ続けるのは思っていたよりも難しく、ガラスは徐々に変な方向に曲がろうとしますから、常にスタッフに手伝ってもらいながらの作業となります。
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最初にガラスを吹いて膨らませるときは、思いきり吹いてもほんの少ししか膨らみません。
ところが二度目、三度目と息を吹き込むときには軽くそっと吹かないと今度は簡単に膨らみ過ぎてしまいます。
風船を膨らませるときに最初は強く吹かないと膨らまないのに、ある程度膨らんでしまうと後は簡単に膨らんでいくのと似ているように感じました。
最初に金属パイプにくっついている方がコップの口になりますから、作成の工程途中でガラスの先端側(コップの底の部分)に別の金属棒をくっつけて、最初に吹いていた方のパイプを切り離すのですが、この時ヤスリを使ってガラスに軽く傷をつけてから木の棒で軽くこつんと金属パイプを打つとガラスは簡単に切れます。
ちょっと不思議な感じで、思わず妻と二人で「へー」 と声を出してしまい、動画にも思いきり「へー」 という声のハモリが入ってしまいました。

完成したガラスコップは金属棒から取り外した後もう一度高温に熱してから、一日かけてゆっくりと冷ますことによって割れにくくなるのだそうで、後日郵送で自宅に届けられました。
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上の画像の左からそれぞれ、次男、長男、妻、私が作ったコップです。
届けられたガラスコップを手に取ってみると、なぜか不思議なほど軽く感じました。

なぜガラスが軽く感じられるのか? 私の分析によると、滑らかなコップの縁に厚みがあり重そうに見えるのにコップ全体のガラスにはそれほど厚みがないために錯覚を起こしているのか? それとも重い金属棒にくっついていた時の重さの記憶がそう感じさせるといったところでしょうか。

このコップを使っているうちに、こういう重さだということに体と脳が馴れるのか、しだいに最初に感じたほどの軽さは失われていくようでした。
この日は夕食の時に家族それぞれ自分の作ったコップで乾杯しました。

長男君の高校入試が終わったら家族旅行に行こうと決めていたのですが、私の仕事の都合や妻の職場の都合が調整できず、やっと行くことが出来たのは4月9日~10日、長男君の入学式の2日前、次男君の始業式の前日でした。
出発当日も妻は午前中仕事で私も早朝5時から市場に行き午後1時まで魚を捌いていましたから、午後3時頃からの遅い出発となりました。

満天の星を見たいという妻のリクエストで久住高原にあるパルクラブのログハウスを宿泊場所に決めたのですが、直前までの天気予報では4月9日~11日は雨。 9日夜の天体観測は絶望的でした。 
しかし私と妻が一緒に旅行に行ったときには不思議と雨が降らないというジンクスがあるのでそちらに期待しました。
以前、台風が接近中で雨が降っている中を熊本方面に出かけた時には現地に到着する頃に雨が上がり、観光を終えて帰路についてからまた雨が降り出しました。 また、3年前に家族で北九州市にあるスペースワールドに出かけた時にも前日からずっと雨の予報でしたが現地に到着した頃に雨が止み、乗り物やアトラクションを一通り楽しんで帰路に就く頃に再び雨が降り始めたのでした。

そして今回、現地に着くと空一面雲に覆われていましたが前日からの雨は小雨になっていました。
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温泉に入り、ログハウスのテラスで焼肉を楽しみ、外に出てみるとまだ霧のような雨が降っていましたが、雲に切れ間が見ました。
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早朝までには雲がなくなり満天の星が見えることを期待して就寝しようとすると、二階の天井からキイキイと変な音がします。
それ以前から時々聞こえてはいたのですが、ログハウスの外に子供の遊び場があってハンモックやブランコがぶら下がっていたので、それらが風で揺れるきしみ音が屋根裏に反響しているのだろうと思っていました。
ところが風によるものなら風は吹いたり止んだりしますが、この音はずっと鳴りっぱなしです。
突然、妻が何の脈絡もなしに「モモンガじゃないの?」 と言いました。
天井裏から聞こえるのだから、ネズミや野良猫や虫の鳴き声ならわかりますが、なぜモモンガ?(笑)
ログハウス天井
天井付近の採光窓から外の様子が見えないかと家族全員で窓に注目していたその時、小さくドンという音がして上の写真の①の辺りにふさふさの大きな尻尾がぶら下がっていました。暗闇に動物の目がキラリと光り尻尾は一度消えましたがすぐに②の辺りにぶら下がり、再び見えなくなりました。
キイキイとしきりに音が聞こえていたのも②付近です。 聞こえていた音はその後途絶え、しばらくすると同じ場所から今度は小さな甘えたような声が時折聞こえてきました。
何だったんだ?あの動物は?
私にはリスの尻尾の様に見えましたが、妻はやっぱりモモンガだった、あの尻尾はリスより大きいと得意げです。
私はモモンガとリスは同じくらいの大きさだろと反論を試みましたが、最初に屋根に飛び移ったとみられる屋根の上には木の枝がありませんから、どこからか飛んできたとしか思えません。 大きさから考えるとムササビのようですが、キイキイと鳴っていた謎の音からなぜかモモンガが閃いた妻には脱帽でした。
というわけで、謎の音はムササビの赤ちゃんが親を呼んでいる声だったようです。 屋根裏に巣を作っているのでしょうか?

翌10日の早朝。
4時頃に家族全員起床して空を見上げると、周りには雲が残っていましたが真上はぽっかり星空が広がり街中では見れないほどの星の数で、流れ星も見ることが出来ました。
そして、人工衛星も二つ見ることが出来ました。 
今回も私たち夫婦のジンクスは健在でした。

明るくなって外から屋根裏を探してみましたが、ムササビの親子は見当たりませんでした。
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ある場所で、こんなものを見かけました。
一目見て、なんて滑らかさ! と、その質感に驚きました。
さて、これな~んだ?

ほんの少しのヒントで当てられそうなので、今回もノーヒントです。
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正解は4月17日頃に、このページのコメントに書き込みます。

知らない人や通りすがりの人の珍回答大歓迎です。
面白い答えや真面目な回答をお待ちしています。

毎日魚をさばいていると魚の腹の中から妙なものが出てくることがあります。
大量のエソの腹を切り、はらわたを掻き出す作業を次々と繰り返している最中に、はらわたを掻き出そうとすると腹が切れていない。
あれ? 確かに腹を切ったと思ったのだけれど単調な作業なので手順が入れ替わってしまい、腹を切らずにはらわたを出そうとしてしまったのか? と思い、もう一度腹を切り開こうとすると、実はエソの腹の中にもう一尾大きなエソが入っていて、最初に切り開いたエソの腹の中から別のエソの腹が見えていたという事がありました。 エソという魚は自分と大差ないんじゃないの?という大きさの魚を丸飲みにしている事があるのですが、まさかこんなに大きなエソを丸飲みにするなんてと驚きました。

天然魚をさばく時には喉やエラのあたりに釣り針が刺さったままになっている事があり、エラを取ろうとして不用意に指を突っ込んだりすると危険です。 数か月前に天然ブリをさばいた時には胃袋の中から大きな重り付きの針が出てきました。
その時に出てきた針の写真がこれです。 
大きさの比較用に置いた爪楊枝がやけに小さく見えます。
釣り針と重り

そして昨日、私の後ろで天然ブリ(約9kg)をさばいていたS氏が突然「えっ?」 と驚いたような声を出しました。
私は振り向きもせずに自分の作業を続けていましたが、近くで作業をしていたベテランのパートさんが気になった様子でS氏の手元を覗き込み、これまた「えっ?」 と声を出しました。
そうなると私も気になりますから、「どうした? 何が出たの?」 と振り返ってS氏の手元を覗き込んだのですが、私まで思わず「えっ?」 と声を出してしまいました。
天然ブリの胃袋を切り開いて出てきたものの写真がこれです。
えっ
これを見たら誰でも思わず「えっ?」 って言うでしょう?

ちなみに、これは犬の餌の袋の一部でした。
全く消化されていませんから、魚はこんなものを飲み込んだあと吐き出せるのだろうか? と心配になりましたし、その昔話題になっていた環境ホルモンというものを思い出しました。

3月19日は長男の15歳の誕生日。 今年の4月から高校生になります。
15年前の3月18日、早朝に陣痛の間隔が短くなった妻が病院に行くとまだ生まれないから少し歩くと良いですよと先生に言われました。
そのころ妻の職場近くの公園の桜がかなり早い時期から咲き始めていて、この時点ですでに五分咲きくらいに咲いていたので、どうせ歩くなら花見をしようということで私の昼の休憩時間に妻と二人で花見がてら公園を一周歩きました。

その時に花見をした公園の桜を、今年の3月19日に撮影したのが下の写真です。
まだ桜の開花する気配が全くありません。
2017-03-19 仁洋誕生日の桜2
2017-03-19 仁洋誕生日の桜
長男君の生まれる前日に花見をした記憶が強く残っているものですから、毎年3月19日が近付く度に桜の様子をなんとなく確認しているのですが、私の記憶では長男誕生以降この日に花見ができるほど桜が咲いていたのは数年前の一度だけです。

もしかしたら記録的に桜の開花が早かった年だったのだろうかと、気象庁のデータを検索して桜の開花日を調べて一覧表にまとめてみました。
桜の開花日
すると、長男君の生まれた2002年は桜の開花日の観測データが残る1953年以降、当時は史上2番目に早い開花日で、大分地点の標本木の開花は3月17日だったことが判りました。
1953年~2017年(今年)までの64年間でも大分地点の標本木の開花が3月17日より早い年は5回しかありません。
こうしてみると、地球温暖化が近年急速に進んでいる様子がわかるようです。
そして、2002年は温暖化の進んだ近年と比較しても桜の開花が非常に速かったことがわかります。

今年、2017年は3月26日のこの記事を書いている時点では桜の開花はまだ観測されていません。
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【追記】
今年(2017年)大分地点の開花日は4月4日でした。
これは現時点では観測史上一番遅い開花日です。

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