長男君の高校入試が終わったら家族旅行に行こうと決めていたのですが、私の仕事の都合や妻の職場の都合が調整できず、やっと行くことが出来たのは4月9日~10日、長男君の入学式の2日前、次男君の始業式の前日でした。
出発当日も妻は午前中仕事で私も早朝5時から市場に行き午後1時まで魚を捌いていましたから、午後3時頃からの遅い出発となりました。

満天の星を見たいという妻のリクエストで久住高原にあるパルクラブのログハウスを宿泊場所に決めたのですが、直前までの天気予報では4月9日~11日は雨。 9日夜の天体観測は絶望的でした。 
しかし私と妻が一緒に旅行に行ったときには不思議と雨が降らないというジンクスがあるのでそちらに期待しました。
以前、台風が接近中で雨が降っている中を熊本方面に出かけた時には現地に到着する頃に雨が上がり、観光を終えて帰路についてからまた雨が降り出しました。 また、3年前に家族で北九州市にあるスペースワールドに出かけた時にも前日からずっと雨の予報でしたが現地に到着した頃に雨が止み、乗り物やアトラクションを一通り楽しんで帰路に就く頃に再び雨が降り始めたのでした。

そして今回、現地に着くと空一面雲に覆われていましたが前日からの雨は小雨になっていました。
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温泉に入り、ログハウスのテラスで焼肉を楽しみ、外に出てみるとまだ霧のような雨が降っていましたが、雲に切れ間が見ました。
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早朝までには雲がなくなり満天の星が見えることを期待して就寝しようとすると、二階の天井からキイキイと変な音がします。
それ以前から時々聞こえてはいたのですが、ログハウスの外に子供の遊び場があってハンモックやブランコがぶら下がっていたので、それらが風で揺れるきしみ音が屋根裏に反響しているのだろうと思っていました。
ところが風によるものなら風は吹いたり止んだりしますが、この音はずっと鳴りっぱなしです。
突然、妻が何の脈絡もなしに「モモンガじゃないの?」 と言いました。
天井裏から聞こえるのだから、ネズミや野良猫や虫の鳴き声ならわかりますが、なぜモモンガ?(笑)
ログハウス天井
天井付近の採光窓から外の様子が見えないかと家族全員で窓に注目していたその時、小さくドンという音がして上の写真の①の辺りにふさふさの大きな尻尾がぶら下がっていました。暗闇に動物の目がキラリと光り尻尾は一度消えましたがすぐに②の辺りにぶら下がり、再び見えなくなりました。
キイキイとしきりに音が聞こえていたのも②付近です。 聞こえていた音はその後途絶え、しばらくすると同じ場所から今度は小さな甘えたような声が時折聞こえてきました。
何だったんだ?あの動物は?
私にはリスの尻尾の様に見えましたが、妻はやっぱりモモンガだった、あの尻尾はリスより大きいと得意げです。
私はモモンガとリスは同じくらいの大きさだろと反論を試みましたが、最初に屋根に飛び移ったとみられる屋根の上には木の枝がありませんから、どこからか飛んできたとしか思えません。 大きさから考えるとムササビのようですが、キイキイと鳴っていた謎の音からなぜかモモンガが閃いた妻には脱帽でした。
というわけで、謎の音はムササビの赤ちゃんが親を呼んでいる声だったようです。 屋根裏に巣を作っているのでしょうか?

翌10日の早朝。
4時頃に家族全員起床して空を見上げると、周りには雲が残っていましたが真上はぽっかり星空が広がり街中では見れないほどの星の数で、流れ星も見ることが出来ました。
そして、人工衛星も二つ見ることが出来ました。 
今回も私たち夫婦のジンクスは健在でした。

明るくなって外から屋根裏を探してみましたが、ムササビの親子は見当たりませんでした。
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