魚にビニールの後
仕入れた魚を見ると、上の写真のように変な模様が浮かび上がっている事があります。
魚には、魚体が乾燥しないようパーチ(薄いビニールシート)を掛けるのですが、このパーチがしわになって魚体から浮いた部分があると、魚の種類によってはこのような跡が残るのです。

そこで私は、試しにビニール袋をハート型に切り取って魚に張り付けてみました。
ビニールでハート
一時間ほど待ってからハート型のビニールをはがすとこの通り、魚体にハート模様が描けました。
ハート以外の模様が付いているのは、パーチを中途半端に掛けたままにしていたせいで跡が付いてしまったものです。
魚にハート

ビニールを使う以外の方法でも魚体に絵を描くことが出来ます。

市場で魚の重量を計りながら紙に重量を書いて魚体に張り付けることがあるのですが、その紙をはがすと時々下の写真のように文字が転写されている事があるのです。
多くの場合は文字が転写されていませんし、黒いインクが写ったものではなくて魚体の色が抜けていますから、マジックインクの揮発成分が作用しているようです。
魚に4の字
この写真のカンパチは4.1㎏でした。

この事から推測すると、紙を魚体に張り付けておいてから食用油や揮発性のアルコールなどで模様を描いても転写できそうな気がします。
このように文字や模様が付いてしまった魚ですが、いつもすぐに捌いてしまうのでこの模様がいったいどれくらいの時間消えずに残るのかは不明です。