ここ数年、電気料金が上がり、燃料代も高かったので省エネが進みました。しかしここに来て原油価格が下落し、各家庭の負担もかなり少なくなりました。北国にとって灯油代が安くなるのは助かりますね。しかし心配なのはそのことによって省エネに対する取り組みが一段と遅くなってしまうのではないかと言うことです。経済でもなんでもそうですが、高い時があれば安くなる時もあり、物事は常に波のように動いています。今は安い燃料も必ず反動で高騰する時期が来ます。今まで中東など産油国では石油があるために他の産業は必要を感じず、資源に頼ったセレブな生活をしていました。国民も至れり尽くせりで燃料も安く税金も取られないので文句も言いません。しかし中国経済の不振などでここに来て消費減、原油が生産過剰、おまけに米国のシェールガス生産が軌道に乗り始めたため価格の大暴落と言える状況になりました。セレブだった産油国はドンドンお金が無くなります。穴埋めにはさらに多くを売るしかありません。地元ではタダみたいだった燃料費も価格を上げるでしょう。税金も当然高くなってきます。そうすると国民の間に政府に対する不満や批判が出てきます。持っている者と持たざる者の格差が広がり不穏な感情に民族問題や宗教の問題が関係してもめごとが大きくなってきます。そして紛争が広がりやがて戦争になります。人間は愚かで同じ事を繰り返しますからね。その時、石油は高騰しすべてのエネルギーは高いものになります。その時に慌ててもどうしようもありません。普段から省エネにキチンと取り組んでおけばいざという時に慌てないで済みます。「そなえよつねに」の気持ちが大事です。そう考えるとエネルギーの地産地消って大事ですね。これからは売電だけではなく自分で作ったエネルギーをいかに自分で活用するかがポイントです。かつての日本の田舎はみんなそうだったんですからね。