台風10号の雨はすごかった。被害もずいぶん広範囲だったし亡くなられた人もいる。ご冥福を祈るばかり。行方不明になった方も数名おられるようだが一刻も早く見つかるといいのだが。当社も札内川近くにあるので避難指示がでた。町内のお年寄りは早めに避難場所のプラザ六中に向かっていた。町内会で避難場所が旧三中だとか旧六中だとかで行政と交渉していたがまさかこんなに早く使う事になろうとは。

夜に外に出ると札内川が「ゴーッ」とものすごい音を立てて流れている。暗いので水面は見えないがとにかく音がすごい。100mくらい離れた当社の前でも響く。今にも決壊して水が押し寄せて来そうな感じだ。なぜこんなに音がするのだろう。夜が明けて川の様子を見に行ったが堤防の上から1.5mくらいまで水位が上がっている。真っ茶色の泥水だがしかし夜中のような音がしない。なぜだろう。想像だが水かさがドンドン増えて流れが激流になりいろんなものを巻き込んで流れて行く音だろうか。水かさが安定すると流れは速いが激流と言うほどではなくなる。

行政で作ったハザードマップでは当社は最大1.5mほど水没するようだ。1.5mというとこのくらいか・・・机の中の書類もコンピューターもコピーも測量機械関係もみんな水に浸かる可能性がある。椅子だって水没したら使えない。やばい。とりあえず机の上や棚の上に上げられるものはあげておく。会社の物置は地下にある。これは水没か。土嚢で入口を固めたいが土嚢なんかない。ドアを閉めてコーキングしてやろうか。しかし換気口もあるので無駄だ。その時はあきらめるか。

しかしこうしてその時が来ると実は何も準備していなかったことがわかる。現実として目の前に現れないとわからないものがある。なるほど危機管理ってこういう小さなところからの積み上げなんだろうな。気をつけたいものだ。

うちは平屋なので逃げ場所に困った。ワンワンうるさい犬がいるので避難所にも行けない。これも悩みのポイントだね。事務所の2階は親の家だがそこにも犬がいるし。車に乗せて地盤の高いところに行けばいいが雨降りなので犬のトイレにも困る。それに家から離れると状況がわからないしね。結果どうしたか、家内が犬を連れて近所の犬のお友達と車で避難。私は事務所に残ってテレビニュースと外の様子の情報収集。事務所は鉄筋コンクリートなのでとりあえず流れることはないだろう。しかし早く夜明けになってほしい。状況がわからない。