大谷計介野生の世界 虎・ライオンからパンダ迄

野生動物観察から世界をのぞき見る 僕が出合った世界中の動物たちを紹介

2012年02月

2月の可愛いい来訪者たち (日本ウソップ物語)


2月になって雨や雪が降り、2度目の池の流出があり、連日修復や改善に追われ、疲れ気味だった2月20日何かの予感があり、早朝から池に出かけてカメラをセットして対岸の池のカバーを外しに撮影地の防護ブロックを歩き、いつもの様に渡渉地点に向かうと、その動物が目の前に居た。

IMG_4728 のコピー

キ キミはあのダダダ『伊達男』と思わず どもって言うと、下の写真の様に仁義を切られてしまった。

IMG_3970 のコピー


お控えなすっておくんなさい。 テメー生国発しましては武州八王子にござんす、高尾山風の吹きおろし、流れも清き浅川の、その清い水で、産湯をつかい、渡世の儀は生まれつき、『伊達』ではなくて、『イタチ』にござんす。(よう、ダテ男・・・! なんてネ。)
姓名の儀は、イタチの伊太郎 別名はイタチわりの浅太郎で、板割りの朝太郎とは兄弟分にござんす。(潮来の伊太郎と名月赤城山の忠治の子分か?)
向かいまするあんさんには、カワセミ池を作ってから、旨いニジマス300匹やドジョウの数は覚えてネーほど、御馳走になりましてありがとうござんす。と、仁義を切られ、『待ってくれ・・・、シャ シャ 写真を撮らせておくんなさい』 と、頼むと『カメラがネーじゃねーか、後でゆっくり撮らせてやら~』と言い残し、腹が減ったのかブロック下の水中に魚を獲りに潜ってしまった。


IMG_3973 のコピー


ここは、無尽蔵にいる魚の貯まり場で、おまけに頑丈なコンクリートに守られ、オイラはこの下に棲んでいますのさ、と、ブロック下に消えたのだった。

IMG_4212 のコピー

それで、カワセミ池を開けて、撮影をしていると、カワセミはもちろんだが、いろいろな鳥が池に来て、魚を獲りだしたのだ。百舌鳥や、セキレイは慣れっこだったが、こいつはツグミで、池に入る前に、カメラに向かってお辞儀をしてから、小魚を岸辺で咥え、きれいに飲み込んだのだ。
『め組の喧嘩』は日本ムッカシ話に出てくるが、『つぐみ』がこんなに礼儀正しいいとは思いもよらなかった。

IMG_4152 のコピー

その後も礼儀正しく、お辞儀しつつ池を一回り、再び、ドジョウを捕まえ、慣れぬ仕儀でこいつを食べると、お辞儀をして、歩いて行った。 実は礼儀正しく見えるのは、歩き方が、常にお辞儀のポーズなのだった。恐らくツグミが魚を獲るなんて考えられなかったに違いなく、カワセミを真似て、進化したのだろう。


IMG_4480 のコピー

その翌日21日にメンバーの K さんから、メールで今日の都合を聞かれ、前日のイタチの話で、今日も必ず来る筈だから、朝から行きます、と、宣言をして行き、カメラをセットして、池のカワセミの飛び込みを撮っていると、私の予想通り、イタチの姿が対岸に見えて、池の脇まで泳いでやって来たのだ。 他の餌(ネズミや小鳥等)を獲りに対岸の茂みに行ったらしく、前に蓋をした池から魚を盗んだのが、彼の仕業と確信した。 毎日20匹程のニジマスが減り、最後に『そして誰もいなくなった事件』の真相が浮かび上がった。
慌てて石の上のイタチにフォーカスして、漸くピンが合ったが、こんな時は、マニアルで合わせず、オートに変えればよいのだが、次の瞬間案の定、イタチがジャンプして川に飛び込んだ。
ジャンプシーンは、かっこよく、2枚撮れたが、ピントが思い切り外れてしまった。
オートならきれいに空中に浮いた姿が撮れた筈で、反省しきりだった。

IMG_4486 のコピー

この泳ぎも以外に早く、手動ではこちらに向かってくるものにピントは合わせづらく、このピンボケも証拠写真だけの意味になってしまった。

IMG_4886 のコピー


どうやら、この下の内部にデン(隠れ家)がある様で、そこにもぐり、そのまま2~3時間は出て来なかった。


IMG_4326 のコピー


やがて、Kさんが来て、田中さんも来て、通常通りのカワセミの撮影になったが、私の興奮は収まらず、やはりイタチの事が頭から消えない。四足を長い年月撮っていただけに、Kさんにメールしてして 『今日も来る』 と宣言した訳で、その勘が的中した事が嬉しかったのだ。


IMG_4732 の縦2

と思いながら、撮影をしていると、すぐ脇に5~6メートルの距離で、その四足が二本足で立っていたので、びっくりしたが、こいつは浅川生まれのニホンイタチだから、2本足?で立っても不思議はないと妙に納得したが、動物園なら、人気者になったに違いない。
全員興奮してこのショットを撮り、カワセミはどこかへ行ってしまい、全員が興奮し、感動した。

IMG_4857 の21日

昭和20年代 子供の頃、川口川のローム層の赤土の土手では、何度も見ていたが、これほど可愛いいとは思わなかった。
子犬の様な顔に、特殊な足は、かかとを意味する踵骨が短く、タヌキやキツネなどのイヌ科とは違う特徴である。

IMG_4832 の21日

イタチはどういう訳か、よい話が聞こえてこないのは何故だろう。 ラッコもビーバーも、カワウソもテンもアナグマもオコジョも皆、愛らしく人気がある、同じイタチ科の動物なのに、『イタチの最後屁』とか『イタチごっこ』等も侮蔑的な言葉だ。
上の姿は、ミーアキャットやレッサーパンダよりも可愛いい立ち姿で、人なつこさもあり、イタチのステータス向上の為大いにアピールしたい。


IMG_4745 のコピー


『こんにちはオジサン、前に魚、沢山盗ってごめんね。ここがオイラの家の玄関兼ベランダで、このブロックの下はすべて、空間があって、快適な寝室もあり、レストランは家の中だし、泳ぎのプールも目の前に広がり、いう事なしだよ』 飯はイタ飯なんちゃって・・・

IMG_4873 のコピー


こんな礼儀正しく、今日は3回も皆の前で立ったのに、どうして評判が悪いの? 英語は Weasel ウイーゼル で、 日本語に直すと、貪欲の象徴であり、他にも、こそこそする人、ずるい人、密告者 などの意味の名詞で使われ、動詞でも、Weasel out で{責任等を}回避するなんてろくな意味にとられていないのはふざけてますよね! 動詞だけに『どうして』なんてね? 是非ともブログでオイラの可愛さをアピールしてね。

昨日、ソーセージ持って来て! と言われ、こっそりおいてきたら、すぐに食べた様だった。
イタチ君は写真目線を心得てて、前世はモデルだったのかな?

好きな食べ物はって聞くと、刺身と『イタ飯』だってさ・・・ しかし、人間は勝手だよね、イタチのは臭せいって、誰が知ってるの?『猿の惑星』(さるのわくせい)なんて映画作るのに、『イタチの惑星』は聞いた事ないよね!

全くオジサンはウソップ物語を作る名人だよね・・・・・

最近のカワセミ池付近の来訪者


オジサンも最後に最近の池に来る小鳥を紹介しなきゃね。クリックして大きくして見てね!

お後がよろしい様で・・・・・ 右下の写真はムクドリの様でした。


2月に入り雨が続き、池が流された。 カワセミ池のピンチか?



2月1日突き刺す

メスのカワセミがいきなり獲物を咥えずにクチバシで刺した。
それには以下の写真が証明する様に、大き過ぎる魚しか池に居ないと失敗が多いからである。下の写真はピントが悪いが敢えて紹介するが、その説を証明するためにアップした。

2月1日失敗

メスのカワセミが水面で咥えそこね、目の前に弾き飛ばした。そこで一枚上の写真になったがトップの写真にピンボケはおけない。ストーリーを見る上で必要なのでピンボケを乗せた。

水中で魚を獲ったが、水面でこの様に失敗していて、この写真の後に上のシーンがあり、その次には魚を突き刺したのである。しかし、止まり木に留まってすぐに考えて川原に降りたのだ。何故なら枝で獲物を飲み込めず落とす可能性があり、下に降りてから、咥え直し、魚が動かなくなって初めて呑み込むことが可能になるからだ。ピンが悪くてごめんなさい。


2月2日1大きな獲物

これは一番元気なオスで、うまく行きそうだ。獲物は大きなウグイかオイカワか?

2月2日1咥える

どんなもんだい! と、絶好調である。 こちらもピンが決まっているぜ!

2月2日2落とす

と、舞い上がった瞬間、魚をポロリと落としてしまった。(この写真の魚の口に注目です、クリックして最大化してください。水を吐いています)

2月2日3落とす

この前後は、何度となく、この様な失敗が続き、池の外の本流に飛び込み、魚を獲る機会が多くなった。大きな魚は入れない方がよさそうだ。

雨で流された池の復旧



そのうち、2月5日から大雨が2日以上続き、増水が気になったが案の定、上記の様な大増水で。池は流されて魚も逃げた。7日に雨の中出かけ、何とか機材を安全な岸辺に上げて、8日一人で池を作り直した。これらはクリックして大画面にしてください。


2月の珍客たち のコピー

その後、何とか池を直し、10日には50年ぶりの桐朋の同級生永野くんと宿谷君くんを迎えて絶好のコンディションを作る事が出来た。

2月2日またも失敗

カワセミ君は失敗が続き、魚を水面に置いて行ってしまったが、落とすのが癖になったのだろうか?

2月3日池の外ドジョウ

それで、前にいれたドジョウが逃げたのか、本流でそれを咥えたが、カワセミ撮影が初めての永野くんも池の外でドジョウを獲るシーンを撮っていた。

2月4日ホバー

これも本流でのホバーリングシーンで、その後漁に成功したようだった

2月9日池修復の翌日


これがそのシーンだが、こいつは元気なオスのハンティングシーンだった。

2月12日1ドジョウ落とす先

その後、メスが来て、池に入れたドジョウを咥えたが、この様に空中でバラしてしまい、下の写真がその100分の1秒程 後のものだ。飛び上がるカワセミと落ちるドジョウの位置関係から見て、恐らく1000分の1秒くらいのタイムラグかもしれない。何しろ、3000分の1秒以上のシャッターでの連写シーンであり、その後もしっかり撮影出来ていた。

2月12日2ドジョウ後

この後のシーンはカワセミが飛び上がり、ホバー気味に50センチ程上に行った時、後ろの水面にドジョウが落ちて上げた水しぶきが写っていたのだった。この様な光景は非常にレアなものである。

2月10日永野君が来る


最後はこの同じ個体が漁に成功したシーで締めくくりたい。 キングフィッシャーの名誉の為にも・・・・・








プロフィール

k_otaniwwps

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ