
そうです。あのシラユキです。この下のラベルは1月2日にアップした『2013年幕開けのブログ』に挿入したものですが、その後、反響があり、後日譚を期待されておりましたが、生憎、インドの野生虎やタイの国立公園にお客様をご案内したりで忙しくしていた中、日本から、再び、大切なお客様をお迎えして、やはり、ブログのファンで、あの虎達の行方が気になっていて、是非にとの事で、再び、カオキョウのオープンズーに御一緒して結末を知りました。

上のラベルにある通り、2頭の色の違う虎は恋に落ち、それを阻む、壁と金網に苛立ち可哀そうな程、恋焦がれていました。そして、先日、確かめたところ、下の様な結末になりました。

そうです、二人イヤ二虎は目出度く結ばれ、今ではご覧の様に、オス虎はシラユキの尻に敷かれているようでしたので、ここに、謹んで報告いたします。これはウソップ物語ではありません。
そして、私も、この様に、飼い虎を写真にして、こんなに興奮したことはありませんでした。いつまでも仲良くしてください。

ついでに野鳥を見たところ、珍しいヒルマイナ(ヤマハッカ)をヒルマズ撮影しました。珍しいハッカで脚に環が付いていました。Hill Mynah

このアカハラシキチョウはケンクラッチャンで見ましたが、下の様な特徴が分かるアングルは困難で、ここでは、ほぼパーフェクトに撮れました。上の写真からはアカハラが見えず、正面からのものはお尻(Rump)の白さが表せず、どれも気に入りませんでしたが、この様に前後からのもので、特徴がはっきりします。

久しぶりのカオサムロイヨットは、2月の中ごろ、あまり鳥が見られず、スワンプではParple Swamphen がたくさん見られたものの、収穫は乏しく、それでも、ハチクイやショウビン類なども見て、頭を切り替えてさっさとクイブリに転向して、関西からお見え下さった方々は、ヤツガシラをホテル近くで見て、満足してくださいました。

クイブリのお気に入りポイントで谷間と対岸の草原に象やガウル等を期待しましたが、付近にはサイチョウの来る木があり、見下ろす位置からOriental pied hornbill 北カササギサイチョウを存分に見て、ふと、その先の草原を見ると、下の様に野生象が出てくれ、この日は3回計4頭の個体を撮影出来、相変わらずアマサギが象に張り付いていました。関西の方々も喜んで下さり、まずはメデタシでした。

群れから外れた若いオス象の様ですが、かなり早足で草原を横切り、仲間の元へ行ったのでしょう。
この前に他の場所でオス象2頭を見つけて、撮影中前回撮ったのと同じ個体に出会いました。判断の根拠はペニスの色の変わったところでしたが、撮影していると、タイの人気者のスターがスタッフに囲まれ中継録画をしていて、日本から虎の専門家だといい、写真を見せると、ビデオを回され、きっと、その番組に出た事を確信しました。

その翌日は急遽、ケーンクラッチャンに鞍替えして、2日間撮影して、この様な斜面の上からほぼ水平に見える場所を選び、待っていると、野鳥だけでなく、この様にGiant Sqierrel が、20メートル近い樹上に来ても水平に見られ、偶然、木から落ちる場面に遭遇して、斜面を駆け下り、確認したところ、途中の枝に引っ掛かり、15M程落下して、流石に怯えた様子でした。

2日目は早朝まだ暗い中を出発して、ミャンマー国境に近い、最高峰まで四駆で登り、日の出を見て、多くの時間を費やし、かなりの収穫があり、高い山にいる、Mountain Emperor Pigeon ヤマミカドバトも見ました。

この鳩はspoted dove 和名をカノコバトというハトで美しい小型のハトでした。
この鳩はケンクラッチャンやクイブリでも撮りましたがカオキョウで撮ったこの一枚がキレイでここに差し替えました。

ハトを見ると続くもので、これはThick Billed Green pigeon で、和名は納得のハシブトアオバトです。
ご一緒した滝沢さんや猪口さんは、関西の探鳥会のメンバーで、私のブログを見て、御一緒した方々で、豊富な知識もあり、トリの和名は殊に教えて頂くものが多かったようでした。お世話になりました。

私はこの手合いとの付き合いは長く、半世紀近く、四足を追いかけていて、このラングールに出会えることも今回の楽しみでしたが、数回の出会いで、多くを撮りましたが、ピントが合わせにくい個体で、それは顔や頭の周りにフサフサの柔らかそうな毛があるせいかも知れません。

手で合わせても、オートで合わせても、中々ピンが来てくれないのは、老いの証拠で、視力の衰えが原因かも知れません。

山道を歩いていたら、目の前数メートルの場所にStripe-throated Bulbul 和名キビタイヒヨドリが抱卵中で、怯えて居た様なので、抱卵節を聞かせたらもっとびっくりして、タイムアウト、こんなに真近で抱卵を見たのは初めてでした。

この人たち?は、最近よく出会う、Black Crested Bulbul エボシヒヨドリで、最高のコンディションで撮れました。
次回は、インドの風景のリクエストがあり、明日にでも書き上げ、予約投稿で3月1日頃に更新しますのでよろしくお願いいたします。