大谷計介野生の世界 虎・ライオンからパンダ迄

野生動物観察から世界をのぞき見る 僕が出合った世界中の動物たちを紹介

2013年09月

タイ国内自動車旅行の後半・近況報告です。

前号まで記事の後半にタイ国内での活動を報告しましたが、チェンマイからスコータイやナコンサワンやブンポラペッドで過ごし、2週間の旅を終えて一時バンコクに帰り、翌日から再び中西部に行き、戻るとバンコクは大雨、スクンビットやラマ4世通り等主要通りが河の様になり、そのまま、バンコクを脱出して、西部山岳地帯のケンクラッチャン・バンマカに行き、ルーンシンハイドに通いました。
目当てのマメジカは撮れず、でも、多くのタイ人専門家たちと話が出来て、楽しい時間を過ごしました。その後、カオヨイ周辺で、素晴らしい場所を見つけて、昨日再びルーンシンハイドに行きましたが下記はその際の報告で、最近読者の中で、この記事を見て参考になさる方も増えて、その様な方にも、ご自分で、どのように行くかの参考になればと、具体的な写真での地名紹介などで、記事をコピーして頂き、その場所に行ける手助けになればと考えて、書きました。

1IMG_8539 農家の展望塔からのカオヨイ

前にクジラの撮影に行った際、この風景を見て、心に残った場所で行って正解でした。何故なら、ここは他の国立公園に負けない風景が展開して野鳥の数は豊富、バードウッチャーには最高の所です。
しかし、ここに行くには車が必要で、誰でも行ける所でなく、その為には、タクシーか車を運転手付きで借りるしかありません。距離はバンコクから70~80キロ、ラマ2世通り(ペットカセム国道・4号)をホアヒン方向に行く途中で、近所には、ダムナンサドアックの水上マーケットがありますが、そこは土日の週末だけの営業ですから要注意です。
観光地ではないので、運転手に話して、その場所に行くしか手はありませんが、熱意があれば、この様な素朴で美しい景色や、多くの野鳥が見られます。タクシーなら1日借りて、往復しても1万円内外で行くはずです。
追記です。この山はソンクラン県の地元の人は皆、カオヨイと呼んでいますが、9月27日気になり、現地に行き調べたら、やはり違う山です。名前はカオイコでした。

2IMG_8581 ウとサギのコロニー
これはウとサギの営巣地で、勝手にウサギ山と呼んでいます。鵜は大半がウミウで、コビトウもいますし、サギは日本と同じシラサギ3種に加え、ジャワアカガシラサギや、運が良ければムラサキサギも見られます。近くのアンパワーには多くのゴイサギが夜に活動していましたから、ここにもいます。
3IMG_8605 マングースやイタチの仲間か
この道は農道の様ですが、この様に、イタチかマングースの様な動物が道を横切り、豊かな自然が証明されています。
4IMG_8637 やたらハチクイがいた
道路脇には電線があり、多くの野鳥が止まっていますが、お馴染みのミドリハチクイも沢山いました。
5カオヨイの田園風景
何処にいてもカオイコ(カオは山です)が見えて、農業地帯で、エビの養殖池もあり、多くのクローン(運河)で結ばれています。池の建物は、池の向こうに棲むお百姓さんのものですが、自分たちの楽しみの為の小屋で、宴会をしたり、近くの展望塔で昼寝をしたり、いい暮らしをしており、野菜や果物も自給出来て、車も数台もち、4輪駆動の湿地用バギーとか持ち、それでも普通のお百姓ですから、タイの経済の底上げが進んでいて、何故多くのタイ人達が高い日本飯を食べに行くのかが少し理解出来ました。
6残したい風景
ラベルの右側はその象徴と言える展望台ですが、上がらせてもらうと10人ほどが座れる椅子が作られ、最低4人は昼寝が出来る構造で、夜は電気も来て語らいが出来ます。背後の沼には多くの野鳥が来て、バーダーには羨ましい環境です。
7IMG_8438 カオヨイが見える湿地
自分の展望塔からこの様な景色を見ながら昼寝できるなんて最高ですね。カオイコは小さな山ですが目立ち、麓はお寺があり、多くのカニクイマカクがいます。この時までは、同じ山と信じていました。こちらも近くで確認しましたが、切り立った岩山が近すぎて、全体像が掴めず、ただここは100メートル内外の山です。

いま
いち理解出来ないのが、そのカオヨイ市内の岩山はペットカセム通りの海側にあるのですが、写真で私がカオヨイとしている岩山と、市内のお寺のある岩山は違う様で、昨日その疑問を解くため、現地に行き、確かめました。(9月20日追記)地図ではこの寺のある、カオヨイは100米弱しか高さがなく、私の写真の山は地形図から、ペットカセムの西側にあり、海抜も等高線から250メートルはあります。
私の写真のものは確実にペットカセムの西側にあり、もう、ラチャブリ県の境の辺りでした。クジラの観察の際、漁師も、写真家達も、カオヨイと断言していたのに、道路の海側(東)に写真の岩山はなく、地図上でも、カオヨイは西側に位置し、タイの人はあまり、拘っていないのか、問題にしていない様です。結論として、カオヨイは2か所に山があるのかな?と、思いましたがこの山はカオイコでした。(27日追記)
7IMG_8517 Snipe シギの仲間
このシギSnipe も沢山いて、彼等は沼地が大好きなので、他にセイタカシギ等も一緒にいます。
7IMG_8452 カモメが飛び交う
カモメ Sea Gull も沢山いて、海まで数キロの距離 クジラが見えると おこぼれ頂戴で海に行くようです。
17IMG_8607 Barn Swallowの大家族
このツバメはBarn Swallow だと思いますが、アメリカではこれを普通のツバメと呼ぶらしいです。日本に来るツバメとは少し違うと思います。
7野鳥天国ヘの目印
このラベルを作ったのは、自分の覚書の意味もあり、行きたい人はこれをコピーして、運転手に見せて、サムット・ソンクランと、ペチャプリの中間地点で、日立の広告看板の手前にある、ガソリンスタンドのところを左に入る道が、先ほどのラベルの場所に導いてくれます。なので、ここへはバンコクを早朝に出て、午前中ここで見学して、ここから、更に西に行き、ペチャプリ県のカオヨーイの街から、更にケンクラッチャンを目指し、午後に着き、ルーシンハイドに行けば面白いです。バンコクからの日帰りも可能です。
IMG_8885ルーンシンの電話番号
これはバンマカから1本道で5キロ程南西に行くとルーンシーンのハイド入り口に記されたオジサンの電話番号ですが、タイ語しか通じません。この地域はタイでも特殊な電話しか通じないので、バンマカで話せば全部手配可能で、1人200バーツです。
夜は、バンマカ(Ban Maka Resort)に泊れば、最高です。一泊1000バーツから1200バーツ程で、清潔なロッジの部屋と食事が保障されます。予約はタイの観光地で ケーンクラッチャン Ban Maka Resort で直接予約もできますし、行きたければルーン シーン ハイド(Run shing Hide)の予約もできます。
Ban Maka - Thaibirding.com
以下はシン小父さんの隠れ小屋とバンマカで撮った最新の写真を紹介します。
8IMG_8070 ナンヨウクイナ7羽
昨日再び、ルーン シーンハイドに行きました。写真には7羽のナンヨウクイナの親子が写っています。
9IMG_7800 可変色の訳
バリアブルリスの由来は、この様に時に体色が変わる事から可変色となった様です。
10IMG_7717 Tree shrew 木登りトガリネズミ
キノボリトガリネズミ Tree Shrew です。
11IMG_8185 パイドホンビル幼鳥バンマカ
これはバンマカの庭で見たオリエンタルパイドホーンビルの幼鳥で、現在はオスメスの成鳥が2羽の幼鳥を育てています。
12IMG_8158 バンマカのサイチョウオス親
これはバンマカで見たオス親で、4羽を確認しました。

13IMG_8222 インドシナジリス のコピー
インドシナジリスは体長12センチ程の小さなリスです。
14IMG_8208 Tree shrew のコピー
ここでは2種のThrew がいて、大きい方がCommon でやや小さいのがNorthern 種です。体長は20センチ内外で、写真での判定は難しいようです。
15IMG_8817 リスとヤケイ
私がピーナッツを捲きました。最初、トリもリスも見向きもしませんでしたが、一度口にしたセキショクヤケイが気に入り、そのうちリスも見つけて、美味しそうに食べていました。国立公園外だけでしか出来ない行為です。
16IMG_8760 Black Headed Bulbulズグロヒヨ
写真はBlack Headed Bulbul ズグロヒヨドリですが、背中や尾が美しいヒヨドリです。
マメジカには会えませんでしたが、ここでのかくれんぼは、いつやっても楽しい時間です。この記事を9月21日に予約投稿します。これからまだ、3日間は車を契約しているので、穴場を探しに出かけますが、今後も、よろしくお願いいたします。車の旅も7月終わりから50日を越えました。(9月17日記)
9月17日、記事の訂正を行い、9月20日2時半頃まで、カオヨイとケンクラッチャンの調査に行き、公園外の地域や道路の調査に行い、3日間車で寝泊まりして、昨夜は山中で道に迷い、大雨で、パラウ滝の下流40キロ程の所に、複数のダムがあるのを見つけました。
途中で何度も行き止まりがあり、引き返して、T字路を反対に行っても、なぜか、同じ道に出てしまいます。漸く、パラウ滝からホアヒンへの道に出て、そのまま帰れば良いのに、暗い山道を再び彷徨い、恐ろしい思いをして、持ち前の反抗精神が恐ろしさを振り払い、漸く、通いなれた道に出て、納得しました。
そのまま、大雨の中、途中で接触事故に巻き込まれ、幸い、誰も怪我もなく、ようやく今、帰り着いたのが実感です。
バンコクは16日以来の大雨で、政府が19~20日に、厳重洪水注意報をだし、前例のない呼びかけをしています。この様な注意報は異例で、右肩上がりの経済発展に水を差しかねない、2年前の洪水に懲りた様です。
場合によっては、まだ雨が続いており、洪水は嫌なので、少しでも、海抜の高い場所に避難も考えていて、車のレンタルが雨もあり、22日までとされたので、安心できる場所で、心身を休ませる予定です。
下は昨日のカオヨイ郡の山での証拠写真です。
IMG_8924 ペットカセムの背後にある岩山
日没後の沼地の様子です。サギ山は鵜が一緒で賑やかでした。やはり岩山はカオヨイの街でなく背後の国道西側にあり、ソンクラン県の地元の人は山をカオヨイと呼んでいましたが東側にあるもっと小さな岩山を、カオヨイの街の人はカオヨイと呼び、観光名所にもなっています。(この山はカオイコです)
IMG_8981 シラサギが舞う
もう暗い時間ですが、サギは採餌が活発でしたし、ハチクイも、電線から10羽程の群れがハチを食べていました。

追記 カオヨイと書いた山は、この地元では海の人始め、目立つ山なので、皆がカオヨイと呼んでいましたが本日9月27日現地に行き、山すその寺に行き、聞くと、やはりカオヨイではなく、カオイコでした。謹んで報告いたします。
次回ブログで詳しく書きます。

インド虎の森の正しい情報 ブログを見直して・・・附 チェンマイ日記2

バンディブガウの虎情報

バンコクで、体調を整えて休養中、ブログを見返し、自分のライフワークとして来たバンディブガウの虎の記事中、大きな誤りを見つけ、ここに訂正し、併せて、複雑で理解しがたい相関図を補正し、現在の正しい状況をお伝えしたいと思い、今回、9月14日頃を目途に予約投稿をしたいと思います。相関図を作成したのは2004年から2005年にかけて、5回の現地での聞き取り調査を元に作り、概ね正解だと自負していますが、その後のバメーラの出現やチョーべ―ラとの絡みで、ミスがありましたので、訂正させて頂きます。
7チョーベーラは薄幸のメス

05年以降の主な虎達の動向

チャッカルダハラの子(05年1月生まれのオス2メス1)の2頭のオスのうち1頭が2006年雨期、B2に森を追われ、09年屈強な若虎に成長し、チョーベーラに侵入 父王B2をチャッカルダハラからゴーダデーモン付近の山に追いやりました。

その後、ニューメールと呼ばれた若虎は、チャッカルダハラ シッダババ チョーベーラ等の主要地を手中に収め2012年父王B2と争いこれを殺し、名実ともに王者となり、その勢いで、B2が手を焼いていた、ライバル牙欠けボーカも12年に倒し、バンディブガウの全てを支配、森をB2に追われた際、逃げ延びた土地の名前を貰い、バメーラのオスとして最強の王者になったのです。

11不可思議な虎達の関係
チャージャーとシッタの子バッティは父親チャージャーと交尾してB群3頭の母になりましたが、成長してモヒニと名を変え、シャルマとフランス人2名を襲い、直後に死亡しました。

1前王者B2ダムナウniteインドバンディブ

ラージバエラを支配した牙欠けボーカは、2012年バメーラに倒され12歳の生涯を閉じました。ボーカは以前に、B2の子が自分の縄張りに侵入して、これを食い殺し、父親はB3でB2の同腹の兄弟、B2に殺されたと考えられています。B2は1997年生まれで2012年死亡、B群の虎は全てが死亡して B2は15年の野生虎の平均寿命を全うした事になります。
6オス親から子を守り隠れながら子育てをするメス達

シッタとチャージャーの間に生まれた、バンベイのメスは 04年B2との間にオス1メス3を産み1頭のメスは生後数か月で死亡し、メスはビヒツリーのメスとして君臨したがパンナNPにメス虎が居なかった為、チーフマハウドだったクタパンの仲介で、そこに移送され現在も元気でパンナの人気ものです。
ミルチャヘニの兄弟

一方もう1頭のメスはミルチャヘニに定着し、父虎B2に子を産まされ、そのうち2頭のバッチャ(オスの子)が、12年ハルディア周辺の集落を5度に渡り襲撃し、5人を殺して、人喰い虎になり、捕獲後、殺されず、現在 MP州の州都ボッパールの動物園に送られました。
12ミルチャ子虎10年1頭の♀後が現在のミルチャヘニ
ミルチャヘニは12年に死亡し、その最終リッターのメスの子虎(09年生まれ)が成長して、先日、クリキの山中で、運よく撮影し、生後5か月(2010年2月撮影)の写真と照合し、2代目ミルチャヘニと確認、初代の母虎の後を継ぎましたが、父虎はB2でした。
15バッチャ降りる9

バンベイは2010年5月前年産んだ2頭の子と一緒の際、撮影をしましたが、その直後雨期に死亡が確認されてB群のオス虎の1年前の1996年に産まれて、直後に撮影をしています。チャッカルダハラのメスとは同腹の子で、シッタの最終リッター(出産)の子でもあり、最も密着して撮影しました。
別紙の相関図を見れば、チャッカルダハラもバンベイも、生まれて間もない、子供をB2に何度も殺されている事が理解出来ます。
9バンディブ系図
バンディブガウの虎相関図は2004年から05年にかけて、5回程現地を訪れて、撮影の合間に作ったもので。1980年代からの撮影記録等を元に作成しましたが、何度も聞き取り調査を重ね、試行錯誤しつつ、大まかには正確だと自負していますが、その後、2009年にニューメールが現れ、それが、2005年1月に生まれたチャッカルダハラとB2の間の子で、生後間もなく、追い掛けましたが、その半年前に産んだチャッカルダハラの子がすべて、父親B2に殺された経緯から、なかなか、接近が出来ませんでした。
纏めると最近に死亡したメス、チョーベーラが2010年にカンカティに殺されたこと、その親や、叔母にあたるバンベイもチャッカルダハラの姉妹虎も12年までに14~5年の天寿を全うした事。
バンベイの娘のミルチャヘニが、死亡し最終リッターの子4歳で2代目を継ぎミルチャヘニメスになった事
ラージバエラやモハマンのメスも死亡し、新たな個体が後を継ぐとみられるが、カンカティがチャッカルダハラチョーベーラの縄張りを手に入れ、バンベイには最終リッターのメスが残り後釜になった事、何より大きな世代交代は、B2とそのライバル牙欠けが昨年B2の子バメーラに倒されて、ほぼ全域を支配下に収めたことが、上の系図の大きな変化でこの数年が、大きな世代交代で、今後は、再び、バメーラのバッチャが、王座を手にする可能性は大で、今後も目が離せない。その為に系図は今後も引き継がれなくてはならない。
追記すれば、チョーベーラの遺児2頭のオスメスが、タラ集落の北側キツーリで、元気に暮らしていて、同腹兄妹のカップルが誕生している可能性も大で、彼等はダムダマのオス、メスと呼ばれてますが近々独自の名前がつく可能性がある事を付記します。
2バッチャ理想のポジション バンでイブインド

翌年06年2月から5月にかけて、生後13か月の母虎と2頭のオス1頭のメスを撮影、5月終わりに16か月と成長したオス2頭にキラーロード近くで、遭遇、撮影し、09年1月頃戻って来たニューメールが、その05年1月生まれのオスの1頭と写真で確認、一緒に生まれたもう1頭のメスがチョーベーラと、思い込んでしまいました。
よく、自分で書いた相関図を見れば、作成時、チョーベーラは既に3歳児で名前が付いていて、2002年に生まれたチャッカルダハラとB2の間の子で、その後、バメーラ(当時ニューメール)との交尾を撮影した際、2頭は同腹の兄妹と書いてしまいました。
バメーラになる前

確かに同じオスメスから産まれた兄妹である事に違いはありませんが、同腹つまり、セームリッターの子ではなく、チョーベーラはバメーラの産まれる3年前に生まれていて、09年2頭が交尾した時から、思い込みで、05年1月、B2から逃げ回って育ったバメーラと、もう1頭のメスをチョーベーラと勘違いして、今まで、同腹の兄妹として、ブログに書いてしまいました。
5バンディブガウの古い写真

単純な思い込みで、ご迷惑をかけましたが、相関図には既に、チョーベーラの名前が載っていて、同じ親から産まれた兄妹ではありますが同時に生まれた同腹ではありませんでした。ここで、お詫びして、正しい情報に書き換えます。お許しください。

それ以降起きた種々の出来事は、事実で、複雑な相関図と同じ系列の虎達の奇譚とも言える物語は変わりがありません。
3IMG_9657 カンカティ
これは今年の1~2月にかけて撮影したバメーラの押しかけ女房のカンカティとその子3頭で、カンカティはバメーラが子供を殺さない様、バンドガルの頂上からセスサイア、キラーロード等の見つかりにくい山岳地帯や深い密林に子供を隠し、狩りをしては若虎を養っており、今頃はもう親離れの時だと思います。
4IMG_0636 カンカティの子獲物逃がす
既に半年前のこの時期、小虎は、バッチャ(オスの子)が藪からチタールを追い出し、バッティ(メスの子)が待ち伏せをして狩りの訓練を独自に行っていましたが、狩りは失敗でした。2月のブログで発表済みです。
8IMG_1317 バリグファのバッチャ
これが、王者バメーラのバッチャで、先行き、どうなるか、予断を許しません。バメーラは父親を殺し、王座を手にしましたし、父親はまだ8歳から9歳になる前で、一番力がある時期です。しかし、強敵を倒したその代償は大きな顔の傷や、目の損傷で、油断はできません。
10IMG_1555 樹上の2頭
木に登ったのはバッチャで、下に居るのはそのバッチャが大好きなバッティ(妹)です。平和な時が来るのを祈っています。
16ランタンボールの古い写真
これは久しぶりに訪れた、ラジャスタン州のランタンボールの昔の姿です。ヌーンとかラクシュミ、バッコーラフィーメル等の姿を今の虎に重ねて見ました。
恐らく、オスのジンギスカーンや クブライに、ラクシュミ バッコーラのメス等の血筋を引いただろうハンサムボーイ『ロミオ』の最近の写真で6月頃のブログにも載せました。まだ、見ておられない方は、是非、インドの虎シリーズをアーカイブしてください。ライフワークの一端が見えると考えます。
14IMG_3867 水辺の虎
こんな背景で撮りたいとの願いをこのグッダのメスが叶えてくれましたが、お気に入りの一枚です。

ここまで書いて、記事や相関図を見直すと、これを作った8~9年前には、こんな先行きは見通す事は不可能でしたが、よく見ると、バンデイブガウは元を辿ると、必ずバッカやチャージャーの様なオスと、シッタやその最終リッターの子、チャッカルダハラとバンベイの姉妹に行きあたり、2010年後半、ここを訪れた直後にチョーベーラがカンカティに無残にも食い殺された事実が浮かびます。
私はチャッカルやバンベイを誕生から死の直前まで見ていて、仲良くテリトリーを分かち、その後産んだ子虎を調べて慄然としました。何故なら、チョーベーラの母親はチャッカルダハラが2002年にB2との間で産んだ子、カンカティの母親ラージバエラは2000年にバンベイが生前のB1との間に儲けた子で、その子がB3とハルディアのメスの子・牙欠けボーカで、ラージバエラとの間で作ったのが後のカンカティなのです。
見れば見るほど、バンディブガウの虎達の話は奇譚と言えます。愛憎が入り乱れた真の動物奇譚で、私をこの地に向かわせる大きな理由になっています。

9月6日追加投稿です。タイでの行動記録も紹介します。
チェンマイに来て2か所の国立公園に行きましたが、降雨の為、良い写真が撮れず、トゥクトゥクの運転手に誘われて、雨の中タイガーキングダムに行き飼い虎と遊びました。写真をご覧下さい。
この日朝から天気は良かったのですが、お目当てのトリがシャイで、ようやく、ハチクイの2羽を撮影し、これからと言う時に突然のスコールで、バケツの水を浴びる程でした。堪らず下山してこの日運転を頼んだトゥクトゥクの運転手に任せると、連れて行かれたのがタイガーキングダムでしたから、丁度インドの野生虎の記事を予約済みなのでアップし、飼い虎と野生を比較して見て貰えればと考えました。
タイガーキングダム2
今回も車を借りて、5年ぶりのチェンマイを訪れました。自分での運転は初めてで、道を間違え、イサンに行ってしまい、また、100キロ以上戻りその後もピサヌロークから、コンケン方向に間違えて、ようやくランパンへの道に入ると、道は正しいのですが、大きな山越えで時間を喰い、700キロの道が1200キロにもなってしましまた。バンコクに戻る際には2000キロを超えるドライブになりそうです。
IMG_6548 ドイスタードのハチクイ
上のタイガーキングダムとは説明が違いますが、前日、念願のドイインタノンNPで道を間違えておまけにチェンマイ市内のホテルに入って泊っていましたが、帰路、道が分からず、三輪のトゥクトゥクの運転手に聞くと、100バーツで、先導してくれましたので、その後食事の際、車に乗らず彼に連れられて、知り合いの店に行きました。待ち時間を入れて300バーツの約束でしたが、あまりに親切で、奮発して降りる際、1000バーツを渡し、500バーツの釣りがあるかと尋ねて、1000バーツを出したつもりが、おつりを貰わなかったというと、500バーツ出したのですが、釈然としない顔で、そのまま別れて、部屋に帰り、ポケットから1000バーツ札が見つかり、渡してなかった事に気づき、電話番号を聞いてあり連絡し、すぐに受け取りにきました。
互いに、なんと正直なのかと同じ認識を持ち、彼が言うには、疲れ過ぎで、そうなったから、翌日自分が免許もあるので何処へでも運転をして、しかも1日500バーツで良いと言ってくれ、その日彼に運転を頼み、ドイステプの山中へと撮影に行ったのです。
その際、漸く出会えたのがハチクイのカップルでしたが、撮影後急にスコールになり、下山して、彼の勧めで立ち寄ったのがタイガーキングダムでした。

タイガーキングダム
ラベルの記事一部訂正9月15日付ラベルにタイの野生虎を300頭程度と書きましたが、昨日ケンクラッチャンNPで、タイでも有名な動物写真家カセム氏と彼の仲間の愛護団体のメンバー達とバンマカのロッジで会食の際、300頭は20年前の話で、現在は推定80頭まで激減していて、この地域ベトナム・ラオスミャンマー等の虎はベンガルでもなく、マレーでもなく、コーベット種と呼び、独自の亜種だそうです。絶滅した昔のカスピ虎の様にならない事を願っています。
虎との記念写真はタイでは方々で撮れますが、この様に接近して遊べる所は他になく、理屈抜きで楽しい時間を持ちました。そこでお礼を兼ねて彼の推薦の美味しい店で食事となりました。
IMG_6776 運転手と行ったリバーサイドレストラン
そこは『ピンリバーサイドレストラン』で、背景がチェンマイを流れるピン河です。そこで、川の行き先を聞くと博学で、ピンを含め北部タイを流れる4つの河、ピン ワン ヨン ナンはすべて中部タイのナコンサワンで合流して、チャオプラヤ河になる事を教えてくれました。
タイ人でもこの様なジオグラフィを知る人はインテリでも少なく、知りたかった情報で、感動したので、ここに報告いたします。

続編チェンマイの旅から
その後、チェンマイを出て、スコータイに行き、2泊して、そこから、ナコンサワンで、前回のクジラの旅で、一緒になったチャッカパンという、カメラマンから連絡があり、期せずしてナコンサワンに3日程滞在して、明日にでもバンコクに向かう予定です。
ここに寄ったのは、前記の北部タイのジオグラフィを自分の目で確かめる最後のチャンスで、寄り道をした大きな理由ででもあり、その、カメラマンから、メ-ウォン国立公園の状況や、付近の動物保護区の情報を得る目的もありました。
IMG_6794 スコータイ ワットマハタート遺跡タイ最古
タイ最古の王朝はスコータイで、写真はその遺跡群の一部です。
そして、彼の情報から雨期のメーウォンは観察が難しく、ブンポラペットへ行き、特別な手配で、対岸の公園から、小舟を出して、野鳥に接近して撮影をさせる船頭を紹介され、先ほど、ナコンサワンのホテルに戻りました。
チャオプラヤの起点2
到着してすぐ、ピン他4本の河が合流する場所も見てきました。
また、前回も一昨日も入れないと思っていた湖の対岸のコアアリアに、特別入れる小舟を紹介され、湖水に出て、多くの野鳥も撮影出来ました。次回に紹介予定です。
レンカクとツバメチドリ2


殊に珍しい野鳥はPhesant Tailed Jacana レンカクやSmall Pratincole(プラチナコールの意味か?) 和名ヒメツバメチドリ等でした。持つべきは友人で、アモンとチャカパンには感謝しています。
トキとツバメチドリ
今回紹介した野鳥はタイでも珍しいと言われる希少種です。今回の報告はここまでです。9月10日深夜追加しました。
先ほど15日付で昨日までいたケンクラッチャンのバンマカで、かセム氏と言うタイの代表的な動物写真家で、研究者の彼等と意気投合し、写真を見せ合ったり情報交換しました。
3回シンオジサンの隠れ家に行きましたが、マメジカはついに会えずでしたが多くの写真を撮りました。次回にご期待ください。

アフリカの野鳥と珍しい動物たち

タイの田舎を車で走り、体調を崩し、しばし、バンコクで充電して、その間、マンネリ状態の記事は自分でも嫌気がさし、撮影を少し控えて、新たな気分で臨みたいと考え、未投稿のアフリカのバードライフと、今まであまり公開しなかった、珍しい動物を紹介して、気分を一新したいと思います。
野鳥はこの数年撮り始めて、いまだ勉強中で、アフリカで鳥を撮ろうと考えたのは、ごく僅かな対象だけでした。
その前に報告しなければならない事実が判明、前々回の8月23日付 『シン小父さんのハイド』内で正体不明だった写真下の小動物が分りました。マメジカに負けない程の価値があります。
IMG_3387 リスではなさそう
図鑑3冊を駆使して分かったのは、考えた通り、げっ歯類ではなく、日本ではあまり縁のない食虫目トガリネズミ科の中のNorthern Tree Shrew だと判明しましたので、8月23日付のその該当記事に加筆してご報告いたしましたので、詳細を見て頂きたいと考えますが やはり、疑問は大切な前進に繋がります。
一方アフリカは、古い記録を探し、撮ったものから、お見せできるものを選んで紹介いたしましたが、四足が基本的な撮影対象でしたから、珍しいものだけを選びました。ご笑覧ください。、

1GP0G1671コフラミンゴ ナクル

アフリカで野鳥と言えば、ケニアの大地溝帯・グレートリフトの谷底にある、ナイバシャ湖やナクル湖などに集まる水鳥やフラミンゴなどは有名で、ナクルには赤道北のサンブルー等からの帰路やマサイマラへの途上に癒しを求めて立ち寄る機会は多くありました。まずはそのフラミンゴです。40年前には湖面を埋め尽くす、数百万羽のフラミンゴが見られましたが、近隣の工業化に伴い公害が生じ、その数は激減、最近また環境を厳しくしたお蔭で、心持ち数を戻しつつあります。
1African Flamingoes
一部ではこの様な密度で見られ、私はフラミンゴのお花畑と表現してきました。見えているのは殆んどがLesser Flamingo  コフラミンゴの様ですが、中にはGreater Flamingo も混じっているようです。
3GP0G1720 great white pelicanモモイロペリカン
これもゴージャスな Great White Pelican の大群です。和名は何故かモモイロペリカンですが、モモイロに見える部分は少なく、何故、英語と共通の名前を付けないのか不思議です。
5IMG_2525White-bellied Go-away-bird
この鳥は大好きなケニア北部サンブルーのウアッソニーロ河畔のサファリロッジで撮ったもので、シロハラハイイロエボシドリが和名で、英名は White Bellied Go-away-bird という理解不能の名前が付けられています。
2アフリカのサイチョウ Red Billed Hornbill
サイチョウと言えばアジアの熱帯のものと考えがちですが、実はアフリカが一番亜種の数が多く、50種程いるそうです。これもサンブルーで撮りましたが、最近、アフリカコサイチョウだと判明しました。
4GP0G3130Grey Crowned-Crane ホオジロカンムリヅル
Grey Crowned Crane 和名カンムリツルは美しい鳥で、つがいはいつも仲が良く、一生添い遂げるそうです。この鳥はいつも見つけると必ずカメラを向けます。日本人のサファリを楽しむ人が増えて、ガイドは和名を覚えている程人気のトリです。Synonym;White cheeked Crowned Crane ホホジロカンムリツルとも呼ばれます。
6Secretary-bird ヘビクイワシ
Secretary Bird の名前は、その姿が、中世ヨーロッパの書記官=secretary の服装に見立て、帽子の羽根やニッカー・ボッカーのスタイルに似ていてこの名が付いたそうですが、和名は、習性そのままのヘビクイワシです。美しいですが、クチバシは猛禽のものです。
7IMG_2542Kori Bustard アフリカオオノガン
kori Bustard のbustard は、鳥類の名前で野雁の意味で、Bastard 私生児とか、侮蔑の言葉で嫌な奴、厄介なものとかの意味ではなく、Kori の意味は分かりませんが、和名はアフリカオオノガンです。
8アカハシウシツツキラベル
このサイや野牛によく たかっている小鳥はRed Billed Ox-pecker アカハシウシツツキだそうです。互いにメリットのある関係の様です。
9クラハシコウ オカバンゴボツアナSaddle Billed Stork
Saddle Billed Stork は英語そのまま、クラハシコウで、奇妙なトリですが、コウノトリの仲間です。ボツアナのオカバンゴデルタで撮りましたが、ケニアでも撮影しています。
10サバンナの巨大鳥 ダチョウとハゲワシ
地上では最大のトリ、Ostrich ダチョウのオス・メスと、ハゲワシ類で、チータやライオンの食べ残した獲物に群がり、すべてを食べ尽くす草原の掃除屋として、ハイエナやジャッカルと同一視されますが、ハイエナもジャッカルも自分たちだけの狩りを行うのを何度か撮影しています。マラブーストークはその姿が牧師の様で、草原の葬儀屋と呼ばれます。
12IMG_4801 チータ狩 マラケニア
Cheetah's on kill. Just got a Gazelle's Baby チータのハンティングで、ガゼルの赤ちゃんを獲った瞬間でした。
11IMG_8547 ツァボオスライオン
This is a special adult male lion from Thuabo NP in Kenya, Called  No Maned Lion.
 このライオンはアフリカでもサボとアンボセリの一部にしかいないタテガミのないオスライオンで体色も黒くお腹や脚には、幼体だけが持つ豹紋が残り、mane タテガミは背の上部にほんの少し見られますが、オスのシンボルは成獣そのものです。極めて珍しい個体でもあります。
14オオミミキツネ
最近マラの辺りではよく見る小動物ですが、運とか、ガイドが巣穴を知っているとかで出会いのチャンスが決まります。ペアで見たのは初めてでした。
15大移動するヌーと留まるヌー
ヌーの渡りやマイグレーションは沢山のシーンを撮りました。興味のある方はカテゴリー別でアフリカシリーズをアーカイブしてください。 http://blog.livedoor.jp/k_otaniwwps/archives/cat_10042635.html
13サンブルー
サンブルーは大好きな場所で、東アフリカの中では、特殊な動物が多く見られ、上記4種に加えて、ライオンや象なども多く、姿も少し違います。ライオンはやや小型で、色が少し濃い茶色です。またディクディクの様な小型の羚羊対も多く、ヒョウも見るチャンスは多いです。アフリカの猛獣は殆んど撮っていて、アフリカシリーズを是非見て下さい。休養もとれたので、なにか新たなチャレンジを考えます。
このブログは9月6日に予約投稿いたしますのでよろしくお願いいたします。
予約の前日、現在、タイ北部のチェンマイに来ていて、ドイインタノン山頂まで来ましたが、前回は台風で流れ、今回盆地は天気は良かったのですが、流石にタイの最高峰いつも霧がでていて冷たい雨でした。
これと言った動物や鳥も撮れず、また、大きな顔をお見せしてご挨拶に替えます。
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次号の予約投稿は9月14日午前6時です。インドの虎の情報に誤りがあり、新たに記事を書きました。そしてあと1時間ほどでこの記事がアップされる筈で、次号に昨日行ったチェンマイの人気スポットを紹介して野生虎と飼い虎のズーストック種との写真での違いを書き終えて投稿を済ませました。14日以降に見て頂ければ幸いです。
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