1週間ほど前から体調を崩し、カワセミもお休みで、雪景色も逃してしまったが、アフリカやインドの写真を希望する人が多く、未発表の写真をアップしてサバンナのあれこれを書くことにしました。

アフリカで最も好きな場所はケニアの大自然, アフリカも10か国以上の国へ訪れたが、やはりサファリにはケニアが良い。 それは政策的にもlまた、サファリを国是としての観光立国のt体制が整っていて安心感があるからだ。
ボツアナの奥地ややコンゴとか中央部アフリカの保護区等は設備も悪いのに、やたら宿泊費やサファリのアクティビティが高い。 予約せずに個人で行けば1泊1200ドルとか、信じられない料金を取られる。
2週間もいたら、宿泊とサファリだけで150万円は軽く超えてしまい、その点ケニアは1日400ドルほどでサファリ用の車に、一流のロッジで3食付きだから安心できる。
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アフリカの珍商売 のコピー


色々な場所を訪れると面白いことも体験できるが、上に紹介したのはその中でも基本的な珍商売だ。
先ず、ケニアもアバディアとか、メルー(エルザの故郷)やサンブルーなどに行く時にはどうしてもナンユキかニアフルルの滝(旧トムソンフォール)の辺で赤道点を通過するのだが、大抵の旅行者はそこで止まり、赤道の標識で記念撮影とか、赤道を飛び越えて、子供の様にはしゃいだりするものだ。
そこに目を付けた商売が、上記の様な実験で、赤道を隔てた20メートルほどの距離で行う赤道の南北での水流がどのようなものかを見せてくれるのだが、確かに北半球では、漏斗に注いだ水は、時計回りに渦を作り、そこから南に20メートル戻り、同じ実験をするとホントに南半球では、反時計回りに渦が出来るのだ。
何か仕掛けがあるに違いないと思い、それを口にすると、何回でも試してくれるが、結果はいつも同じである。
それを商売にしている相手は、決してボロを出さずに、毎回20ドルをとられるのだ。
ニアフルルの滝は赤道点で止まらず、滝の近くのロッジで食事をしたりするが、滝を撮っていると、目の前のカメレオンが出てくる。 これも現地人の商売なのだ。

サンブルーでは、サンブルー族のママたちがコーラスを聞かせたり、踊りを見せてくれるが、これもチップをはずまなければならない。それでも彼らは現金収入が欲しいので、あの手この手で迫ってきて、結局根負けしてチップを支払う事になる。

必ず寄るマサイマラでは、ティムの始めたバルーンに大抵乗る羽目になり、空からのサファリは捨てがたい感動があったりする。


ケニア山 のコピー

赤道のすぐ北側には、アフリカ第2の高峰『ケニア山』が5199メートルの高さで聳え、氷河も見えるが、年々温暖化の影響で、雪は減っている。 アフリカでもその山容がアルプス的であり、今も多くの登山家が頂上を目指すが、キリマンジャロよりは本格的なテクニックを要求される山でもある。

サファリロッジで見る小さな野生 のコピー

サンブルーには美しい固有の動物が棲み、キリンは網目キリンだしシマウマも縞が美しいグレービーだったりするし、最小の羚羊のディクディクや立ってアカシアの葉を食べるゲルヌックや角の長いアンテロップのオリックス等が見られ、豹に出会うチャンスも豊富だったりする。
乾燥した地域なのに、中央を流れる、ウアッソニーロの豊かな水がもたらす緑の森で、救われた気分に浸れる。

オリックス授乳 のコピー 2

オリックス母子の授乳風景(同じ位の子をライオンが守り、3週間を過ごした)
ここは10年ほど前、メスライオンがオリックスの子供を育てたとされる場所でもあり、BBCがその様をニュースで流したせいで、多くの旅行客を惹きつけ、一躍有名になったが、真相は、次の通りで、あるメスライオンがオリックスの赤ちゃんを見つけて、それを身を持って守ったのだが、授乳は出来ず、そのオリックスは近くに居た母オリックスから乳を貰い、身を守るライオンと過ごしたが、ライオンも狩りをせずに一緒に3週間程育てたが、空腹で耐えられず、獲物を獲りに行くと、その間に他のライオンにその子オリックスは食べられてしまい、話だけが独り歩きして、BBCは美談ドキュメントとして放送し、サンブルーには、『ライオンがオリックスを育てた場所』としての看板が掲げられ、今でもそれは残っている。

アフリカライオンの地域での違い のコピー

サンブルーのライオンも他の地域に比べ、サイズが小さく、色もダークだったりするが、一番の驚きは南のツァボの雄ライオンだろう。 写真をクリックして最大化して見ると理解が出来るが、オスライオンにタテガミがほとんどなく、色も黒いし、成獣なのに体に幼少期のみ見られる豹紋が残り不思議としか言えない。
虎もライオンもチータさえも学名にパントラが付くので、ヒョウのパンサーから来ている様で、先祖は豹だったのかも知れない。
ライオン・チータ追う1 のコピー

これも珍しい光景であり、チータもライオンも容易に観察が可能な動物だが、この様に同じ写真に写る事はレアであり、この時は、チータがライオンの縄張りでシマウマを倒し、それを食べていたのをオスライオンが見つけてチータは一目散で逃げ出したが、その時の一枚だった。

IMG_4103 チータベービー

生後1か月弱のチータの赤ちゃんだが、身体の産毛が抜けず、まことに愛くるしい姿である・
GP0G1908 トピ のコピー
中型のアンティロップ トピの姿だが、ハーテビーストに似ているが下の写真と見比べれば違いが歴然である。

GP0G2035 ハーテビースト のコピー

このハーテビーストは別名 コンゴニ と呼ばれ、一時見かけなくなったが、最近数を増やした様に見える。(昔日本語名を馬鹿面と呼んでいた時代がある)ハーテに対し、ヌーはワイルドビースト(野獣)と呼ばれている。

GP0G2040 イランド のコピー

イランドは、最大のアンテロップで、捻じれ角が特徴であり、オスの大きい個体は1トン近くまで成長する。

GP0G2301 カバ のコピー

カバは一日中水中にいて、時としてこの様に岸辺に上がり、体温の調整をして、夜にはサバンナに出て草を食む習性がある。見た目より獰猛で、日本のテレビクルーが水中撮影をしている時に足を食いちぎられたこともあり、草食だからと油断は大敵だ。
30数年前タンザニアで標識を付けた個体がその場所から10年前から3500キロを移動した記録も残っている。

GP0G2198 イランドと比較 のコピー

一番奥に見える7頭がイランドでその手前にグラントシマウマ7頭がいて手前の4頭はウオーターバックのメスだ。彼等は特殊な汗腺を持ち、そこから悪臭を放ち、ライオンすらも避けて通るらしく、言われて見れば、ライオンやチータがウォーターバックを倒したのを見た事がない。

大耳キツネペア のコピー
これは大耳キツネであり、バットイヤードフォックスと呼ばれている。右がメスで左がオスだ。
IMG_3834 ガゼルの違い のコピー
2種類のガゼル『トムソン』と『グラント』だが、この様に大きさだけでは判断しかねる事があり、また、脇の黒い縞がトムソンガゼルの特徴ではあっても、グラントにも縞があり、一番の違いはお尻の白さにある。奥のガゼルは尻尾とその周りが真っ白でグラントで、手前のお尻は尾の付け根が違い、トムソンと判断が出来るのだ。因みにトムソンの名前は19世紀の英人探検家ジョセフ・トムソンからつけられ、ニアフルル滝もトムソンフォールとよばtれていたが、独立の象徴(アフリカナイゼーション)として、地名は現地名がつけられた。
GP0G2390 バブーン感じる? のコピー
人間に最も近い行動をすると言われるバブーンだが、実にこれは人間との共通項が分かる写真だ。 『頑張れば大きくなるよ』とメスが言い『オレ恥ずかしい』とオスが言ってるようだ。