大谷計介野生の世界 虎・ライオンからパンダ迄

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日本の自然

7月急遽一時帰国しました。久しぶりの故郷の自然です。

7月初め、予期しない事情から急な帰国となり、10日余りの日本での滞在となり、空いた日程の中で故郷の自然に触れ、5日程の余暇を利用して気になるカワセミ池等の撮影を行い、限られた仲間や友人に会い、懐かしい自然に触れる事が出来て幸せな時間を過ごすことが出来ました。
予定の立たない日程で、連絡もせずにタイに帰ったしまった事を知らせなかった友人達には心からお詫びいたします。以下は久しぶりの『故郷の自然』シリーズです。

片倉のツミ
カワセミ池の仲間の今井さんからの情報をもとに、片倉城址公園に行き、限られた時間の中で小型の猛禽ツミを撮影に行き、同じく仲間の森田さんにバッタリ会うことも出来、メスと幼鳥を撮りました。インドで撮ったShikra によく似た猛禽でした。
湯殿川のカイツブリ親子
七夕の日片倉から湯殿川上流に行き、柿沢さんから2週間ほど前に送られたカイツブリの親子の写真をもとに、かなり成長した4羽のヒナとオス親を見つけて上のラベルにしました。野鳥類の発育は哺乳類に比べ格段に早く、今頃はもう親鳥と変わらぬ大きさになっているかな?と思ったりします。虎の成長の1年を1か月ほどで達成しそうです。

浅川カワセミ7月2013年 1
7月9日池の仲間達 リーダーの柿沢隊員 魚獲りの名人戸高隊員 同じく今井隊員 そして森田隊員が優しく迎えてくれ、久しぶりに楽しい時間を過ごし、カワセミの素早い動きも懐かしく、興奮してシャッターを切りました。
皆さんと共有した楽しい時間は忘れません。ありがとうございました。

IMG_7773 オス
仲間達の連絡で、既に5月には1番子が生まれ、この時は既に二番子も来ており、オス親の採餌や給餌用に咥える魚も多くなり、この給餌活動は、まだ巣穴にいる残りの2番子のものか、はたまた、3番子の抱卵を始めているメスに対するものか、巣穴の特定が出来ていないので、何とも言えませんが。昨年はここのカワセミには受難の年で本来の一番子が豪雨での巣穴への浸水で、5月初めの抱卵終了間際に巣穴を放棄し、6月20日育雛の終了間際に台風で再び巣穴が流され、辛うじて奇跡的に生き残った2羽のヒナが1番子となり、2番子が8月20日過ぎに巣立ちを終えて、この親になったオスは昨年のその2番子の様でした。
数か月で成鳥になり、一部が10月頃、東南アジアに渡り、3月に再び日本に帰り、子を儲ける渡り鳥になり、このカワセミはコモンキングフィッシャーの英名があり、タイや近隣諸国では、ジャパニーズキングフィッシャーと呼ばれて子を産む場所が原産地とされている事が分かりました。この小さな身体で5000キロの海路を飛ぶなんて信じ難いことですが、既に、標識で確認され、一部が留鳥で、一部が渡りとされているようです。
IMG_7727 オスの採餌
7月9日と12日に行き、久しぶりの高速シャッターでの撮影に戸惑いながら、何とか撮影が出来ました。皆さんに感謝です。
IMG_7861 2番子の採餌

懐かしい『置きピン』の撮影は運任せで、ピンの甘いものもありますがご容赦ください。

小宮公園のガビ幼鳥

7月11日小宮公園に行きましたが、収穫はけたたましく啼くガビチョウの幼鳥だけでした。この鳥は中国では啼くのが商売だそうです。

豪雨被害の巣穴2か所

カワセミを撮っている時、昨年夏まで毎日の様に撮影して様々なドラマを目の当たりにした想い出を皆様と共有したく、想い出のシーンをまとめました。昨年夏までの『故郷の野生動物』または『日本の自然』シリーズをアーカイブしていただくと、情熱を注いだ1年の記録が見られます。興味のある方は是非見て下されば幸いです。

IMG_0199 交尾 6月17日
2回目の巣穴の崩壊2日前、2羽のつがいが育雛の為、ひっきりなしで給餌を行い、その頻度から4~5羽のヒナが予想され、この頃は数分置きに交代で給餌を行っていて、その合間に交尾をして、本来なら3番子になる筈の8月後半に生まれる時の為の行為でしたが、予想どうり7月初めと8月22日頃、ヒナを連れて池に来たのを記録しています。大自然の巧みな不思議さは、正に神が作ったものとしか言いようがないことです。
昨年2012年のカワセミ池風景
今年も7月同じ日に撮影に行きましたが、昨年同時期の池の様子で、イタチやキジ、蛇などは数えきれない頻度で池に現れて、時には、死闘を展開した事もありました。昨年の5月~6月の記事を見て頂くと、そのスぺクタルが見られます。
IMG_5287 幼鳥 7月9日
昨年の同じ7月9日に来た一番子のオスで、流された巣穴から奇跡的に生き延びたと思われる個体です。
IMG_4674 1番子獲物ダブルゲット8月6日

生き延びた1番子がオスメスでやって来て獲物を同時に撮った写真で、8月6日に撮りました。

IMG_2696 池の3羽 8月24日
昨年8月24日、翌日がカワセミ達とお別れの日でしたが、巣立ったばかりの2番子2羽をオス親がエスコートしてやって来た瞬間で、3羽を撮るためにはズームをワイドにして撮るしかありませんでした。
昨2012年別れのカワセミ池
昨年タイに来る前、最後のカワセミ池にはオスとメス親に2番子に加えて、一番子も現れ、合計6羽のカワセミが来てくれました。上ラベル右下の写真は一番子の自立を促す為、威嚇して追い払うメス親が写り、画面を最大化するとその様子が理解できます。

さて ここからがカワセミ池の仲間たちの投稿写真です。今井さんの写真がありませんね。是非送って下さい。

7月9日池の集合写真
皆さんとの写真は森田さんの提供です。皆さんありがとうございました。
柿沢さんのカイツブリ親子
この写真が送られて、10日後に急に帰国して、湯殿川に行きました。私が行った時にはもう親は幼鳥を無視して、給餌をは避けて居た様でした。
戸高さん7月投稿写真
朝の風景は浅川上流階級の戸高さんらしい作品です。カワセミは同じ日に私も撮りました。
森田さん7月のツミの写真です
この日はこの直前にカメラの不調で、片倉城址のこの場所を離れた直後の写真の様でした。
この公園入口にある幼稚園が桐朋学園時代の同級生塚本くんの経営で園長をしている事を森田さんに伺い、帰路、訪ねて50数年ぶりの再会を果たしました。森田さんに感謝です。
今後も皆さんの良い写真を期待して止みません。今回はここまでです。

久しぶりのアフリカ ヌーの渡り と、浅川友情投稿等

タイは昨日から、仏歴の正月、ソンクランの始まりで16日までは正月休暇、多くの会社や飲食店などがお休みで最近の好況を受けて、観光地や国立公園は大賑わいの様です。
カメラの故障があり、休みが明けないと撮影に行けません。その様な時、日本の仲間たちが故郷の自然をアピールする為、写真を送ってくれたり、激励のメールを頂いたりで、いい機会と思い、ブログに専念できました。
昨日、ブログの愛読者の方から、アフリカの写真をリクエストする投稿があり、前に書き足らなかった事や、未発表の写真も多数あり、写真の整理に明け暮れましたが、ようやく一段落し、ここにアップして、自然の不思議や、失われつつある自然を考えたいと思いますので、よろしくお付き合いください。

先ずは、故郷の浅川カワセミ池からの報告を仲間の写真で見てください。インドの砂漠からの写真を寄せて下さった方もおられます。

2柿沢さんオオタカ


この冬オオタカがカワセミ池の近くに来て、柿沢さんが貴重な写真を撮りました。

1柿沢さんの1月のカワセミ

1月雪の前後に、オス メスが交互に来て、左のメスはまだ足が黒い、昨年生まれの若鳥の様です。

3森田 さんの作品

森田さんはキジを撮られたようですが、この先、キジはメーティングの時期になり、池の周辺に連日現れるようになり、子を持つ5月頃、ヘビが冬眠から目覚めて活発に行動し、イタチも大きな天敵になります。
そこで、オスの警戒音や、パトロールが頻繁になり、メスと連れだって池周辺の水辺にやってきます。
申し遅れましたが下記要領で、森田さんが出展なさる写真展がありますので、ぜひお出かけください・
        八王子ロータリークラブ写真同好会 主催
        第20回 写真展     4月18~20日 
                  八王子JR北口駅前  東急スクエア 11F

4今井 正さんの作品

今井さんの2枚の写真を組み合わせて即席のウソップ物語風にしましたが、昨年ツグミやモズがカワセミを真似て何度も池にダイブして、魚を咥えたシーンも撮り、ブログにしましたが、これはウソップではありません。

5山崎 尭さんのインドの便り

上のラベルは1年程前に散歩の途上カワセミ池に立ち寄られ、以来ブログを愛読をしていただいている、山崎 尭さんから寄せて頂いた写真で、この2月にインドに居る際にインドに来られるメールがあり、入れ違いでラジャスタン州の砂漠地帯を旅されたようです。タール砂漠は懐かしい場所で、西南の街ジャイサメールは100キロ程でパキスタン国境を隔て、インダスの流れに近く、昔、車で走った際、一番熱い時期5月に通ったもので、地獄のムルタンとか、サッカール等の暑さは暑いと書くより、熱いと書いた方が正解の経験が蘇ります。
あれから、48年が経ち、ラジャスタンには、ランタンボールの虎の保護区があり、何度も行きましたが、今年2月に私はブハラットプールで野鳥を撮っていましたから、写真の想いは感慨深いものでした。
山崎さんは世界の僻地によく旅行をなさり、色々な国からの写真を送られました。また、ぜひ投稿してください。美しい写真が小さくて申し訳ありませんでした。

ここからは私のコーナーでリクエストにお応えして、アフリカシリーズを再開いたします。本日のテーマはヌーの移動の様子です。

6ヌーが河を渡るまで

ヌーはアフリカの多くの土地に棲んでいて、その生態は、適応放散そのままで、このタンザニアのセレンゲティからケニアのマサイマラまでの直線距離で往復1600キロ程の大移動を毎年繰り返すと先日、テレビの放送が番組で紹介していましたが、この地のヌーの年間走行距離は3000キロとも5000キロとも言われています。
また、セレンゲティからマラに至る際に1回の河渡りをすると言っていましたが、実際、観察して群れを追うともっと頻繁にマラ河を渡っている事が理解できます。
それと、この地のヌーとシマウマの間には特別な関係があり、その特殊事情に迫って取材して貰いたいと感想を持ちました。
長い間この地で、ヌーの渡りを見ていると、単なる理屈では解決できない多くの不思議があり、ヌーの渡りにはシマウマが常に見守り、エスコートする事が多く、先に渡ったシマウマが、ヌーが対岸で躊躇している場合など、流れを渡り直して、ヌーに渡りを促したりします。この様な行動を明確に説明出来る学者は少ないようで、テレビの番組にするなら、徹底調査をすべきと思います。

7IMG_3777 ヌー渡り

ここはマラ河でも有名な崖の下りがある場所で、昔は、ヌーの群れが渡り終えるまで数時間もかかった事が珍しくありませんでしたが、40年前一望300万頭と言われたヌーもトーンダウンで100万頭等とNHKの番組が言っていて、現在では10分で終わるとか、20分で終わりなどとの目撃情報が多いようです。

8IMG_3778 ヌー渡り

ヌーが川に入ると、半狂乱と化し、シマウマはその点、クールに泳ぎ渡りますし、シマウマの群れには明確なリーダーがいて、渡る前に、岸辺に寝そべっていた巨大なナイルワニに近づき、脚で地面を叩いていたのがリーダーで、カテゴリー別アフリカの2010年10月22日のものと、2011年3月5日付シマウマとヌーの共存・共生に多くの写真があり、納得して頂けると思います。

8ワニ・ヌー襲う

ヌーが渡る際、この様なシーンがたびたびあり、これらも前述のアーカイブで多くの画像が見られます。

9ヌー大移動

タンザニアのセレンゲティ大草原へと続く、マラの地形や、気象などにより、ここには顕著な大移動・マイグレーションが見られるが、ケニアの別な地域ではアンボセリや、サボなどでは、ここほど顕著な動きは見られず、サンブルーなどではグレービーシマウマなどは大きな移動はしないと考えられています。

10ライオンプライドヌー狙う

ただ、言えることは、群れがいれば、天敵も増えて、この様なメスライオンによる、大規模な狩りでは、失敗は少ないともいえます。そこで戦えないヌーなどは、数で生き残りを図ると昔から言われているのです

11ヌー川渡り前の訓練

臆病で、無節操なヌーでも、本格的にマラ河を渡る前には流石にトレーニングをする様で、このラベルはその現場を撮り、初めて、その様な計画性?と言うか、本能で行うのか、理解の外ですが、普段予測できない行動をとる場面しか、見て居なくて、この際に、何度も同じ小さな崖を駆け下り、再び、同じ場所に駆け戻る様を見て、ヌーに対する考えが変わった様に思えます。

12ヌーの渡りは半狂乱

いよいよ本格的にマラ河を渡り、狂った様に移動を続けるのです。

13シマウマの川渡り

シマウマは本当に強く、泳ぎもクールです。前に数等のワニに脚を噛まれ、水中に身を没したが、その後振り払い岸に上がって、歯を剥いて、嘶いた様が思い浮かびます。前記の記事をアーカイブしてみてください。

14ヌー渡る 側面から

この写真は一度渡ったマラ河を翌日、また、渡り返した様で、その後、下の写真の様に、対岸から再び、こちらサイドに渡り返したもので、テレビの番組のいうマラ河を年に一度、と言うのは誤りだとわかります。
ガイドなどの説明は、河を渡り移動を繰り返すのは、草を食べつくして、更にその先に行くのが大移動なら
食べつくした草のない土地に何故戻るのか、納得は行かず、人間の知恵の届かない、動物の不思議な生態があるのだと私は信じます。特にヌーの行動は人智の及ばない所にあるとしか言えません。

15ようやく対岸に

マラ河の渡りはここで終了で、先日の番組ではヌーは毎年一度この川を渡るとされていましたが、数か月でまたセレンゲティに戻るのですから、その際、もう一度渡り返すのは当然で、何故その様に決めつけるのか、もう少し納得の行く説明が必要な事は当然で、学者やテレビの製作者の大半が、人智の中で、説明をつけようとするからその様な矛盾に気付かずしめくくり、いつも唖然とするばかりです。

前に日本の有名な動物学の権威と言われる先生に、単純な疑問をぶつけて、赤道の南北での、キリンやシマウマの縞の違いを聞くと、そんな乱暴な話は聞いたことがない、赤道の南北ではなく、たまたま、赤道に沿ってタナ河が流れて、キリンもシマウマも泳げず、河を渡れないから、その様な分布になっていて、赤道は全く無関係と言われ、唖然としましたが、グレービーシマウマやアミメキリンのいるサンブルーに赤道を越えていく際、タナ河は渡らないし、シマウマが泳げない、キリンが河を渡らないなど、この先生は見ていないから、言っていて、私の写真でシマウマが泳いでいる事や、サンブルーのウアッソニーロの流れをキリンが渡っているのを見た事がないのかと言いたくなりました。

その際、反論したら、そんな事は大英博物館に行き、原書を読んで判断しなさいと言われ、有名な人だっただけに、フィールドに出ない学者には、もう、好奇心もなく、それこそがすべての原点なのに、あきれ果て、学者に対して大きな失望を感じて、権威とは何かと今でも疑問があります。
次回は他の未発表写真で、記事を書きますので、よろしくお願いいたします。

カワセミ池の仲間たちが写真を投稿してくれました。3月のタイでの記録もアップしました。

3月26日にタイへ戻りましたが、カワセミ池の仲間たちにこのブログの一部を提供して、故郷の自然の報告を併せて行います。日本の自然の素晴らしさを再認識し、大切にすべき自然を守る事を一緒に考えて頂ければ幸いです。今後も継続したく、記事の投稿の協力をお願いいたします。

最初は私が始めたカワセミ池の活動を引き継ぎ新たなリーダーとして活動している柿沢 章さんからの報告で素晴らしいものを撮っています。

柿沢 さん イタチとオオジュリン


最近池の付近に来た、お客様で、イタチはもうほぼレギュラーの出演者の様です。ホオジロの仲間オオジュリンが北海道から避寒地にした様ですが、レアな出来事です。彼等の一部が東南アジアからアフリカまで、渡るなんて、信じられませんね、自然は素晴らしい!

IMG_7421_3 柿沢さん作品

これは見事な瞬間です。魚の大きさも申し分なく、この様な写真は、毎回撮れる保証はありません。

柿沢 章さんの写真 セキレイと2ショット


やはりリーダーとして率先して池に行く回数も増え、撮影機会が多くなることにより、色々な対応が可能になり。多くのシーンを目にする様になります。今は殆んどの人がデジタルで撮りますから、撮って撮って撮りまくる事が上達の秘訣ですが、撮った結果を見て、間違えをその場で正す事が必要です。私は失敗作でも消さずに、反省の材料にしています。恐らく柿沢さんも多くの失敗から学んでいると思います。

柿沢 章さんの写真 カワセミ採餌の後先

鳥も同じだけど、野生の写真で求められることは、連続してストーリーを語る事が大切で、無論、一枚の写真が全てを語る場合もあり、被写体を追う際、その意識を大切にしたらと思っています。

近 昇さんの写真

近さんは良い感と目を持っていて、それに好奇心、これは素晴らしい事でそこから良い写真が生まれます。
彼と撮影してるとそれが伝わり、三脚からカメラを外して、手持ちで追いかけるその姿にいつも感心しています。今後もその精神で頑張ってください。

DSC_6068c近さん 獲物ゲット

これもいいですね!自分の感と計算が当たった時、つまり、偶然とも言えるピントの固定ですから、当たるも八卦当たらぬも八卦で、空振り(獲物なしで飛び上がる時)も数多くあり、でも、撮り続けなければ、よいシーンは撮れません。

DSC_1884b近さん キジ宙返り

この時は私も特別席で同じ個体を撮り、その後、蛇とキジが戦う場面を目前でものにしました。近さんもあの死闘を撮りましたね。  『素晴らしきかな わが街の大自然』をアーカイブして頂ければその、映像が見られます。 2518の-2 今井さんトリム大

これは城山町から熱心に来て居られる、今井 正さんのものですが。ノートリで、レタッチなしで原画を受けとり、私がトリミングだけしました。今まで送って来たものの多くが、手を入れ過ぎで、この写真は文句なしです。ダイブシーンは毎回この様に撮れるとは、誰も保証がありませんから、ピンが来ていれば、この様に大胆なトリムも可能になる事を知ってください。

森田 欣佐さんの写真

森田さん、写真は文句なしで、後は、原稿の送り方だけです。添付で送られれば、そのまま受け取れますので、懲りずにまた送ってください。

DSC_4897森田さん写真

森田さんは長いキャリアが感じられ、後は、デジタルの処理だけですね。今後もよろしくお願いいたします。
これらの写真を見ていて、思うのは、もう少し、池の奥行を拡げると、ゆったりした写真が撮れると思い、リーダーの柿沢さん、もう少しだけ、池を拡張して、足元を広く撮れると最高です。一考してください。

さてここからは、タイでの私の写真です。3月初めに行ったケーンクラッチャンNPでの写真が主体です。
ここでの撮影中体調を崩し、急な帰国になったものでした。

IMG_2776 ケーンクラッチャンの密林

ケーンクラッチャンの山岳部分の原生林ですが、豊かな自然が宿っています。

IMG_2330 Pied Hornbill 縦

タイの密林の代表的なもの、それはHornbill つまりサイチョウです。タイではサイチョウと呼ぶのはHorn と呼ばれる角が上を向いたものを、Rhinoceros Horn bill と呼び、オオサイチョウも、単にGreat Horn Bill と呼び、サイチョウではなく、オオツノクチバシ と呼んで区別しているようで、タイの研究者の見解では、これも、Oriental Pied HornBill で、日本語訳の北カササギサイチョウではなく、ホーンビルでサイチョウとは区別していて、おもしろいです。因みに、タイ本土にはサイチョウ(ライノシロスホーンビル)は殆どおらず、マレーシア国境に近いジャングルにのみ、彼らが信じるサイチョウ(ライノシロスホンビル)がいて、元々はボルネオが原産だと主張します。

3月のタイ ケーンクラッチャン国立公園

先日はパラウ渓谷の滝からここに入りましたが、同じ国立公園でも、ここの入域は簡単で、山岳部とは分けて考えていて、それだけ、山岳地帯は入域の制限があり、費用も掛かります。

IMG_3283 Black crested Bulbul

山岳地帯では斜面から、この様な目線で野鳥の観察が可能で、これはBlack Crested Bulbul 最もポピュラーなエボシヒヨドリで、日本のヒヨドリとはかなり違います。

IMG_2961 赤メガネのトサカゲリ

インドトサカゲリは Red Wattled Lapwing が英名でインドでは良く見かける鳥ですが、Red Wattle は顔からクチバシにかけて見られる肉腫で、この個体は赤いサングラスのシャレ者に見えます。時や年齢で赤い部分の見え方が違っているように思えます。

ケンクラッチャンの多様な生物分布

ケーンクラッチャンの渓流部には、禁漁もあり、手掴みできそうな程、魚がいて一年中蝶が群れてます。
また、オオミズトカゲは、カオヤイでも紹介したが、他の平野部で見るものより、背中や尾のパターンが複雑でまるで、ルイビトンそのものの様です。

今日はここまでで、浅川の諸兄にも新たな映像を、ブログに送って故郷の自然シリーズを続けて行きたいと考えて居ますので、よろしくお願いいたします。
今日のコメントは私が書きましたが、写真に、説明なり、アピールなり、添えて頂ければ幸いです。
原稿があれば、必ず、記事に反映させますので、毎回作るコーナーを埋めて、故郷の自然を讃えようではありませんか。よろしくお願いいたします。




急な一時帰国で日本の春を満喫しました。現在タイです。

花と野鳥

3月に入り、ケーンクラッチャン国立公園で、いきなり体調を崩し、日本でお世話になっている東京医大の先生方と相談して、急遽帰国となり、思わぬところで春を迎えられました。帰国と言ってもホテル暮らし、日本に行く、の認識が正しいのかも知れず、自身のアイデンティティを考えさせられました。
でも、やはり、日本には、会いたい人も沢山いて、親しい友人や、同級生、野鳥の仲間など、多くの人に歓待されおまけに、思いもかけない、早い春が出迎えてくれて、サクラや桃の花を見て、改めて、祖国の春の美しさや、生まれ故郷の四季に花鳥風月の雅を実感して、美しい国に生まれた事の誇りを実感しています。

IMG_1357 ジョウビタキ

病院には3回行き、親切に見て頂き、皮膚の疾患以外は問題なく、帰国前に、花に誘われ、東京医大八王子医療センターから、湯殿川沿いの道を10キロ程歩き、10種以上の野鳥にあい、上はジョウビタキです。

カワセミ池の隊員です

カワセミ仲間-2_1168 のコピー

この集合写真は16日のもので、右端にニコンの西田くん(同級生)と左から2番目に今井さんが写っています。

浅川のカワセミ池には2回行き、私が作ったカワセミ池を引き継いで、守っている仲間達と再会しました。皆、情熱を保って、熱心に観察や撮影を続け、撮影技術も格段に腕を上げ、感心しきりです。
次回は、皆さんの写真を公開しますので、まだ、送っていない方は是非、投稿してください。互いに切磋琢磨の良い機会ですから、よろしくお願いいたします。

IMG_1319 水から

派手な水飛沫に覆われたカワセミ、この様に写るのは飛び上がりのスピードやシャッターの速度等に関連があるのだろうか?

IMG_1336 獲物ゲット

久しぶりの飛び込みシーンですが、感が戻らず、ピンが甘いです。他に沢山ありますが、この構図が好きなので敢えてアップします。

IMG_0476 獲物飛び上がり のコピー

これも、少し、動体ブレを狙い、シャッターを遅くしましたが、もう少し早い方が良いかもしれません。あえてギリギリのスピードで撮りましたが魚が小さく残念です。
カワセミ池関係の写真を見るには、カテゴリー別アーカイブの中から『日本の自然』を見て頂くと昨年の巣穴や、交尾、蛇対キジの戦い、イタチや他の野鳥等の季節の動向がわかりますので、ぜひ見てください。

IMG_0895 巣穴下のオス

昨年の場所に柿沢さんが3月7日に巣穴を掘り出したのを確認していて、2日撮りましたが、どうやらこの上にありそうでした。

今年の巣穴の昨年

これは昨年の4月に掘った巣穴の右手の木の根の露出部めがけて、何度も飛び込む仕草を見せて、結局その左手の苔むした穴に巣穴を作り、卵を産み、抱卵から、育雛間近まで行き、5月初旬の大雨で、浸水し、結果、放棄して、上流に別な巣穴を儲けて、6月と7月終わりに、2世代の子を産んで、4羽の子が育つのを確認しました。

怪人岩の巣穴

怪人岩と名付けた石は、2年前から糞で真っ白、しかし、昨年からの雨で、今年は、その糞の色が消えて本来の石の色になっていました。

IMG_1092 怪人岩の2羽

昨年はここで、求愛から給餌、交尾、穴掘り、抱卵と貴重な場面を1か月以上撮らせて貰い、苦労もしましたが楽しい想い出も作りましたが、これらの映像は今年3月16日に撮影しました。

IMG_0662 巣穴の2羽

何やら、楽しそうに見えませんか?新婚ってこんなものかしらね?

IMG_0835 新たな穴
 
3月16日朝までは、怪人岩と名付けた、岩の右手木の根の脇の穴を掘っていましたが、なにか障害にぶつかったらしく、そこを放棄して、午後はずっと、その左手50センチ程のこの場所を掘りだし、オスメスが交代で数十回に渡り、掘ったのですが、夕刻、堅い地盤に阻まれて、諦めて、2羽は上流に飛んで行きました。

IMG_0823 巣穴

これはそれまでの、3月16日に、この繰り返しを200枚以上の写真にした一部です。

IMG_0991 怪人岩の2羽

繰り返し、交代でチャレンジして、数時間が過ぎました。

IMG_0996 怪人岩の2羽

互いに激しく啼きあい、議論しているようでした。

IMG_1010 怪人岩の2羽

ここで諦めて、上流に向かった様でした。

ようこ隊員の夢が叶った日

次回は数日後にカワセミ池のメーンバーによる、、作品を展示したいと思います。乞うご期待。。。よろしくお願いいたします。

2012年の終わり、日本への想いをブログに託します

今回は年末スペシャル、今年の日本での想い出をブログに託して、友人への想いや望郷の念をまとめてお伝えいたします。ラベルはクリックして最大化してご覧ください。

1月元旦のカワセミ池

上のラベルは誰もいない元旦、凍てつく浅川で撮りました。この時池は氷結していて、カワセミは池の横の流れで撮りました。
1月30日IMG_8677
漸く氷が解けて、2012年初ダイブです。
2月のカワセミ池
2月は最後の日29日に久しぶりに大雪となり、吹雪の中で撮影しました。
この間の様子は月別アーカイブが右側に表示されていますので興味のある方は見て頂ければ幸いです。他の写真やラベルも同じです。

3月16日IMG_7985獲物ゲット
この様なシーンは数えられない程撮っていますが、ピントや構図が決まるのは何枚もありません。
これは水飛沫が派手で正面のポーズなので敢えてアップしました。

3月カワセミとダイサギ

このラベルは毎日カワセミ池で何か面白い対象があれば撮ろうと考え、ダイサギとカワセミは大きさで対照的な存在で撮れそうなのですがなかなかチャンスが来ません。
そこで比較的近くに両者が来た時を狙い上もかなり絞り込みましたが結果はイマイチで、数日後に同じ様な条件が整った際、思い切り絞り込みF18で何とか下の写真のピンが両者に合いました。

4月のトピック巣穴
想い出深い3月から4月にかけての巣穴探しで、ようやく探り出した巣穴を掘り進めて行く様を観察し、交尾から抱卵まで撮影し、そろそろ一番子の巣立ちが見えた5月初めに、大雨の増水でまさかの冠水となり、巣穴を放棄しました。
一番子は孵らず、その後6月半ばに、別の巣で巣立った幼鳥を一番子と判断しました。

5月キジ対ヘビ
キジは通年見られましたが、蛇がでたのは5月半ばで、大きなアオダイショウが数匹、撮影ポジション近くで冬眠していたようです。
写真は目前のカワセミ池でのものですが、蛇がキジの子を襲った仕返しの様で、執拗にオスメスが協力してヘビを痛めつけていて、その一か月後にも水中で格闘して、蛇は息絶えた様でした。

6月17日IMG_0196 交尾2回目
6月17日上流に新たに作った巣穴に、5分おきに給餌を繰り返していたカップルが同じ日に目前の池の止まり木で交尾を繰り返しました。直感的にヒナの巣立ちが近い事を感じました。

6月18日IMG_1263 給餌の巣穴
この巣穴が巣立ち間近のヒナのいる場所で、巣は池から200メートル程の場所で、一日中給餌をオスメスで続けて、カワセミは前の失敗に懲りてか、1日でも早い巣立ちをさせる為、5分おきの給餌となりました。
この翌日台風が来て、上流をコンクリート化された南浅川は鉄砲水が出て、この巣穴は跡形もなく消えてしまいました。巣立ちが近かったカワセミの2度目の災難でした。

6月アオゲラの災難
同じ頃ですが、近くの小宮公園でアオゲラの巣穴掘りと抱卵から育雛を確認して連日、カワセミ池とここを観察し、やがて観察中やはり蛇に襲われ、最初は2羽が呑まれ、数日後さらに1羽のヒナが蛇に呑まれて、その場面は撮影し、腹部を膨らませたヘビの生々しいシーンを撮影して6月のブログに紹介しました。
信じられない事でしたが、通常3~4羽のヒナを儲ける筈のアオゲラには7羽のヒナがいた様で4羽が2度の襲撃で失しなわれ、巣立ちの日に現場に居て、2羽の巣立ちを確認後、最初のオスのヒナは20メートル程飛んで、カラスに襲われて食べられてしまいました。
そして、最後のヒナが飛び出すのを見たとき不自然で、すぐ理解できたのは、自分の意志で巣立ったのではなく、また蛇に襲われてパニックになり不自然な巣立ちをして、このヒナの経験した3度の蛇の襲撃で狭い木の洞に大きな蛇が入り込み、次々、同じヒナを呑み込み、そこからどのように逃げたのか想像を絶する恐怖を経験したと思われます。
この写真や詳細は6月11日付をアーカイブすると詳細が見られます。

7月初め給餌が再活発化
5月から6月にかけては多くの災害がカワセミやアオゲラを襲い、6月19日の台風の鉄砲水で巣穴を流されたカワセミが、その後、頻繁に採餌を給餌用に咥えて上流に飛ぶ姿を確認し、もしかして、あの流された巣穴にいたヒナ達は無事なのかとの淡い希望が見えて、やがてそれは信じられない、1番子の出現で、仲間たちも大いに喜んだものだった。

7月9日IMG_5419 オス幼鳥1番子
これが7月初めに池にやって来た1番子のオスで、その後クチバシの一部だけが赤いメスを見つけて母鳥の遺伝子を感じたものでした。



DSC_1504-1 大村さんと23日
やがて、ニコンのOBになった西田君のとりなしで、ニコンの開発グループがカメラやレンズの開発の参考にする為、撮影会に加わりたいとの事で、7月23日ニコンから4名が参加して行われ、その際写真左から3番目の大村恒夫さんが朝暗いうちから協力して下さり、撮影会は大成功に終わりました。
その直後、50年来の山の仲間だった大村さんが帰宅後、奥様のいるリビングのソファーで眠る様に亡くなられ、大いなる悲しみに包まれました。熱中症が原因の様でした。
葬儀の際、不覚にも涙してしまい、逆に奥様から皆に愛された大村さんが、自分が好きな事で、愛した奥様の前で静かに息を引き取られた事は幸せでしたと慰められ、大いに感じいりました。
南国から大村さんのご冥福をお祈りいたします。

7月23日IMG_0103  flying high
この写真は多くの苦難に耐えたカワセミが逞しく生き、空目指して飛び上がる勢いで池から飛んだ瞬間で、恐らく大村さんもこのシーンを撮られたと考え、大村さんの魂が高みを目指して旅立たれた象徴と受け止めています。
痛んだ羽根が老年の域に達した我々には共感もあり、想い出の1枚となりました。

8月別れのカワセミ池
やがて日本を発つ日にちも迫り、8月25日は浅川カワセミ池での撮影は故郷を離れて旅立ちを決めた自分には真に後ろ髪を引かれる思いでしたが、この日は1番・2番子の4羽を含め、多くのカワセミや可愛いイタチ等が写真を撮らせてくれました。
これらの事情はタイに来てから9月12日と出国前の6月7日付でブログに書きましたのでご覧くだされば幸いです。

8月24日オスが幼鳥に給餌
8月24日オスの親が巣立って間もない2番子のオスをエスコートして魚を与えているシーンでその後、幼鳥は自分で採餌を行い、数日後には親元を追われます。
その様な個体がはるばる数千キロの大空を飛んで、私が野鳥や動物を追っているタイの河川や野山にやって来ているのか、その確率が高い事を、こちらの専門家の意見で10月頃タイに来て3月頃にまた日本に帰る話を偶然聞き、小さな身体で、その様な夢やロマンを感じさせてくれるカワセミが、妙に愛おしく感じる存在となりました。

8月24日IMG_2366 幼鳥2羽
先ほどまで、オス親から給餌や漁の訓練など受けた直後にこの様に2番子が2羽でこの様なシーンを見せてくれてこの写真の足や身体の黒さに加え、きれいな羽根から幼鳥だと言うことが歴然で、これらの特定は前後の写真なども参考にして判断されるもので1枚の写真では判断は困難です。

ここのところ、タイに来て同じようなネタで、同じような写真をアップするマンネリのスパイラルに入らない様、紹介しそこねた画像を含め、自身の備忘録としても意味があり、今回のテーマとなりました。
こちらタイでも、穴場を見つけて、気軽に野鳥や小動物を撮りだめていて、近く、ミャンマー国境に近い南西部の森に野生のアジアゾウやガウル等を撮影に行きます。次回には紹介出来ると考えて居ますので今後もよろしくお願いいたします。













カワセミ池の顛末 大村さんが急逝なさり大きな支えを失いました。大村さんのご冥福をお祈りいたします。


5月から6月にかけて大きな出来事が続き、カワセミ達は大きな打撃から立ち直ろうとしていた。

その矢先、一昨日7月23日ニコンの開発グループが、カワセミ池に研究者を送り込み、その準備に追われていて無事にその日の撮影会が終わったのだが、翌朝、メンバーの大村恒夫さんが急逝なさり、ご家族からの連絡で知り、ブログの更新をしていたところで大きな支えを失い、衝撃を受けました。
大村さんはこの日のイベントを楽しみになされ、早朝から川に来て、様々な用意を率先して行なってくださいました。

彼と私は50年来の山の仲間で、師弟関係にあり、私がメンバーだったRCCⅡ からの講習会の生徒で、クライミングの基礎から、氷雪技術等を数年に亘り、指導した関係で、最後には彼の所属した『八王子山の会』のメンバー2名の行方不明の遭難事故の捜索や遺体収容までもが、最後の実地講習になった関係で、数十年の歳月を経て、偶然、浅川のカワセミ池に見えられて、声をかけられ、久々の再会を果たして、このメンバーになられた誠実な方でした。

私より2歳上の72歳になられたとうかがいましたが、昔1965年、7か月ほどの日程で読売新聞や日産自動車、山岳雑誌の朋文堂などの後援でヒマラヤからアルプスへの遠征をしていた際、山岳雑誌『ケルン』に、『現代のクライマー5人』と称した記事にされて、その写真が穂高でクライミングを教えていた際に大村さんが撮影したものを使ったことから、二人の絆になり、カワセミ池での再会となったのです。

突然の訃報はカワセミ池の撮影が終わり、6時間ほど後に亡くなられたとのことで、呆然とするのみで、声もありませんでした。 心からのご冥福をお祈りしたいと存じています。

通夜が7月29日午後6時、葬儀は7月30日午前10時 八王子市営 楢原斎場で行われるそうで、私もご焼香に伺う予定でおります。

6月台風前と後の羽根毛の比較

上のラベルは今年最大のカワセミ受難となった6月19日4号台風による南浅川の鉄砲水により深夜巣穴が流失して、全滅したのだが、その後、様々な事が分かり、上下の写真で理解出来て、一夜にしてカワセミの飛翔羽根はボロボロになり、その比較が、前と比べ歴然とわかるもので、ラベルを最大化して見て頂ければと考えてます。ラベルをクリックし、最大化して見てください。

過去の巣穴

このラベルも2回に亘る水害や人災で、巣立ち間際の巣穴を流されたり、放棄したりの様子であり、クリックして最大化して見て下さるようおねがいいたします

IMG_6538メスとオス 7月14日18時24分


今月14日夕刻、久しぶりに巣穴のカップルが池にやって来たが凡そ1か月ぶりの出来事だった。


どこかに仮のの巣穴を掘り、育雛が終わったのこも知れない。給餌用に魚を咥えることもなくなり、育雛終了の根拠になったのだ、

IMG_6534 メス 11夕ブログ用

7月9日頃から長いこと見かけなかったメスが幼鳥と現れ、頻繁に池にやってきた。

7月23日現在池に来る個体4羽

ラベルは最近池にやって来る4羽の個体であり、メスは1羽、左下のオスも右上のメスも羽根が傷み、疲れ気味で、左上に幼鳥(一番子か?)右下に若いオスもいて、頻繁にきている様子だった。


IMG_5417 オス幼鳥 メール用 ブログ用

この幼鳥はオスで、7月9日池に来て、足も黒く、全体的に黒味が掛かっている。

IMG_8343 幼鳥 の漁ブログ

幼鳥は今や親鳥から独立を促され、この日も自分で池のドジョウを獲っていたようだ。


中本賢ちゃんガサガサ探検隊

7月22日日曜日、俳優の中本賢ちゃんが浅川にやって来て、子供たちに、魚獲りや、川遊びを教えて行ったが彼とは久々の再会で、川遊びは彼のライフワークであり、生き甲斐でもあり、自ら『ガサガサ探検隊』を結成して、塾長として全国規模で子供たちにその楽しみを教えているのだ。
この日は翌日ニコンの撮影会を控えて、池を壊さない約束を取り付け、快く応じてくれて、楽しい1日を共有した


IMG_9794 メス 7月23日

ニコンの研修会は、暑さも一段落して、早朝からカワセミの活動も活発で、多くの撮影機会を得られた。


IMG_9717 メス 7月23日

23日メスの採餌活動で、ご覧の通り羽根はボロボロだが、採餌は活発だった。


7月池のゲスト

この時期の池の来訪者はイタチくんとハクセキレイのつがいで、イタチはもう準レギュラーになってきた。


IMG_6183 ヤゴからオニヤンマ?

特筆すべきはトンボがヤゴから羽化する時期であり、アカネやシオカラ、イトトンボやヤンマ類も一斉に羽化が始まり、蝶やトンボで河原は賑やかな雰囲気になる。

IMG_6494 オス採餌 11日夕

この個体は、羽根がキレイで揃っていて、若いオスの様だが、肩の付け根と胸毛の間が黒く特徴があり、6月初めに成鳥と来ていて、ひょっとして6月初めに生まれた一番子の可能性もあるのだ。
若く、まだ不器用で、10回程ダイブして、ようやく、採餌が出来た瞬間で、一番子でなければ昨年9月に生まれた3番子の可能性もあるのだ。


IMG_0102 メス 7月23日

親鳥のメスで台風4号以降台風以降の羽根毛の損傷は激しく、痛々しいものを感じた。

これが今年の一番子の顛末で、5羽の子供が揃って池に来る目論見は外れたが、自然界の厳しさを見せつけられた1年でもあった。2番子、3番子に期待をしつつこの項目を終わりたい。

その様な中、アフリカから電話があり、ケニアの『アウトオブアフリカ』の佐藤さんからのものだった。
彼の記事は昨年2011年5月29日にアップした『アフリカの巨人・佐藤芳之さん』で紹介をしましたが、最近、朝日新聞出版社から本を出されたそうで、さっそくアマゾン,コムに『アウトオブアフリカ アフリカの軌跡』という本を注文したばかりです。

ブログの読者にも宣伝をしてくださいとの事で、彼の活動は日本のテレビなどでも紹介され、とにかく、スケールの大きな人で、優しい人柄を持ち合わせた稀有な人物であり、一読に値する事 間違いなしなので、是非本を買って頂ければとお勧めいたします。

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佐藤さんはアフリカ在住48年に及ぶ豪傑で、単にアフリカに長いだけでなく、ケニヤで世界的なビジネスを展開させた成功者なのだ。私もアフリカに行くと、よくその豪邸に呼ばれて奥様の心のこもったお料理のもてなしを受けたりして、奥様の大ファンにもなりました。


上記は2011年5月26日付のブログのコピーですが、彼がどんな人物か? その生きざまに対する興味が湧く内容のものですから、日時別アーカイブで探され、本への興味に繋がりますので、なにとぞ『アウトオブアフリカ アフリカの軌跡』 を ご愛読下さりますよう、よろしくお願い申し上げます。

今年はカワセミの厄年か? 相次ぐ悲劇が襲った


IMG_5373 オス片倉メール用


片倉城址公園のカワセミ

近年地球上に見る大きな災害は、昨年がピークで、大震災、異常気象による大雨被害などなど、我が国を直接巻き込んだ大きなものが、世界的な話題になったばかりである。

これらは、天災と言えるものもあるが、例えば、東北を襲った大震災や津波も、もし、被害が、自然に任せたものだけだったら、復興も早く進んだろうし、1年半経って、故郷に帰れない人などいなかった筈だと信じている。

これらは自然災害に人為的な原因が加わり、加速度的に被害を拡げ、他の異常気象や、土砂崩れなども、人間のシビルゼーションの影響を受け、あるいは、起因したものもあり、ここで紹介する、都会の片隅で起きた、カワセミ達の今年受けた災害は、上記のものとよく似た原因から引き起こされていて、人間社会が見直しを迫られる出来事であるとの認識を新たにしてもらいたい。


IMG_7750 オスとメス13日

4月から5月にかけて、順調に進んだ筈のカワセミ巣穴の抱卵の終盤、巣穴を放棄せざるを得ない原因から一時期カワセミの姿が消えたが、その間、アオゲラの巣穴の問題(前号迄過去3回)にかまけていたせいもあり、加えて予期せぬ大雨が続き、嫌と言うほど池の作り直しを行い、6月梅雨入りの8日頃から、努力が実り、また、近すぎた観察ポイントを、後退させるなどの成果が出て、ようやく、本格的に池への飛来があり、のみならずや、給餌の回数の増加や、他の幼鳥らしき個体の飛来を見て、一番子の誕生を信じてやまなかった。

IMG_9451 オスの飛び上がり 15日

自由闊達に止まり木に来て、池に飛び込む様は、以前より、規則的になり、計4羽の個体が、ほぼ同時に池に来て、採餌や給餌用の魚獲りが始まり、最初、いくつかの誤解や、観察ミスも存在した。それらを他の信頼できる情報通の意見や、山科鳥類研究所などで頂いた、貴重な意見をもとに、数千枚の映像から、比較検討して、前後の写真も参考にし、4羽の個体の特定を急いだが、番いのオスメスは、昨年から観察を続け、池の下に巣穴を作り、育雛間際で、放棄した個体に間違いはなく、他の2羽が、幼鳥(一番子)なのかの特定だけとなり、幼鳥の足は黒い、との、情報を信じて、その特定は避けて来た。

6月8日から18日までの池に来た個体

ラベルはクリックして最大化してください

上のラベルは、その間池に飛来して、連日この場に居ついたもので、2羽のオスメスは、頻繁に給餌用に頭を先に咥えて、飛んで行き、その往復時間は、早い時で2分程、そこから、付近の巣穴の存在は確かで、育雛が本格化して、多くのヒナが、巣穴にいる事が、容易に理解出来た。
その為、巣穴の特定より、育雛の為に必要な魚の確保と、池の保持を優先に行い、池の止まり木に、5~6羽のヒナと親鳥の飛来を期待していたが、6月17日、メンバーの田中さんが、池から120メートル先の南浅川合流点近くのロームの崖に、巣穴を見つけて、そこまで、保護の区域にすることとなった



IMG_9849 交尾一回目 メール用 17日


その日、我々は、下の池で、そのオスメスが、交尾する様を撮影して、巣穴のヒナの巣立ちが間近い事を知ったのだ。 この後、カップルは、2時間後に、池の止まり木で、給餌作業の合間に再び交尾を行い、後続の写真で紹介した。

IMG_1263 給餌の巣穴18日

その巣穴の観察を行うと、朝、夕 は2羽の親鳥が、2分おきで飛来して、給餌を行い、時に大きな魚を咥えて来て、自然に給餌が行われ、巣穴の滞在時間は15秒ほどで、あり、ピストン作業で、頻繁な給餌が行われ、5~6羽のしかもかなり、発育が進んだ幼鳥が巣穴にいる事が理解出来た。



IMG_1153 巣穴入る18日

上のシーンを注意深く見ると、魚を咥えたオスが、巣穴に入る直前だが、穴の左側にヒナのクチバシが見えて、出口に、元気良いヒナが待ち焦がれ、待っている様が理解できるので、写真をクリックして最大化して見て貰えればと、考えています。


IMG_0364 給餌用を咥えたオス 17日

世話しなく、オスメスが交代でこの様に咥えた魚を運ぶ様で、分かるが、背中の汚れなどから、急ごしらえで作った巣穴が、木の根に覆われたさまや、そこに付着した土砂で、身体が汚れる事が推察でき、後のラベルがそれを立証することとなるのだ。 後の悲劇を誰が予想したろう?


6月19日イタチ

ラベルをクリックして最大化してください

6月18日朝の観察で、巣穴を見上げるイタチの姿をカメラで捉えて、あの、懸崖の1メートルは、決して登れないと、確信をしていたが、その巣穴とイタチが同時に写った画像を、PC で確認して、保存せず、翌朝、撮影に行く際、カメラに移し、その後、習慣で、コンパクトフラッシュを初期化してしまい、後に気付いたが、後の祭り 、大きな後悔となったが、翌19日、台風の襲来に備えて、池の補強を行い、巣穴の無事を確認した際、これらのイタチくんの映像を、巣穴近くの場所で再び、撮影できたのは嬉しかった。


IMG_1441 イタチ走る ブログ用


イタチは例の伊太郎くんに違いなく、体毛が完全な夏毛となり、心持大きく成長した様に見える。

台風前後の浅川

ラベルをクリックして最大化してください

上のラベルは左上が、台風前の池周辺の止まり木で、他は、左下がその池が水没した場所、右上が北浅川で、右下が、南浅川の6月20日午前11時頃の増水ぶりだが、この南浅川は、多摩御陵から、この北浅川の合流点まで、すべてがコンクリート化され、最大降雨時の午前2時には、この映像より1米以上水位が上がり、鉄砲水になった事が予想され、それは、過去の経験からの判断である。写真は、その9時間後のものだが、雨が止めば、あっという間に水位が下がるのが分り、これで、水が大分引いた後だ。
北浅川は、醍醐丸や陣馬山系の幅広い流域面積から、増水もゆっくりだが、減水にも時間がかかるのだ。

巣穴の崩落

ラベルをクリックして最大化してください

上のラベルは右下が、台風翌朝の写真で、巣穴が存在していた時の2枚に比べて、巣穴の場所が全体にえぐられ、ハングした土壌が、鉄砲水に持っていかれ、巣穴のあった時と表土の色も変わり、巣穴自体が産室ごと流された事が理解できる。真夜中の出来事だし、ヒナは、巣立ちの直前と思われ、明るい時なら、押し流されておらず、助かった可能性もあるが、その後の確認で、残念ながら、全滅かと考えられる。このカワセミにとっては3度目の災難であり、2番子を期待するものだ。

IMG_0198 交尾2回目メール用

巣穴の流される3日前、17日午前、今日2回目となる、同じ個体の交尾の瞬間で、池の止まり木にやって来て特等席で、撮影が出来た。 しかし、疑問は、このカップルは子育ての最中で、この後も、2羽が給餌用に魚を咥え、巣穴に向かっていたことで、育雛が終わりに近づき、あるいは、既に、2羽(数羽)が巣立ちをしていて、後続が巣穴で、給餌を待っていたのか、判定がつけにくいことである。
いずれにせよ、この交尾は2番子の為であり、8月始め頃にその姿が見られるのか、切望してやまない。

IMG_7915 キジオス川飛ぶ

台風の1週間程前、キジのオスが対岸から、撮影場所近くに飛んで川を越えた。カルガモの目の前で・・・  やはり、ここは自然豊かなところである。

アオゲラの受難とドラマチックな巣立ち 6月10日

IMG_5847 アオゲラ母子 メール用


6月9日1日中降り続く雨の中、午後3時頃、蛇忌避剤の流失を心配し、様子を見に行き、観察する中、1時間半の間にオスとメスが各1回、給餌にやって来て、成長したオスのヒナを確認し、公園管理事務所の承諾を得たうえで、鶏卵20個を巣穴周辺にばらまいた。


IMG_5823 蛇用鶏卵9日


木の根元に見えるのはゴルフボールではなく、鶏卵である。薬剤だけでは雨での流失で、効果が失せると考えて、蛇が巣穴のヒナを襲わない為の、代用食として、鶏卵20個を夕刻周辺の斜面や樹木の根本などに置き、蛇を防ごうとの考えだったが、前日の10個も翌朝無くなり、今日も、20個が跡形もなく消えていた。
公園警備の人に聞くと、恐らくタヌキの仕業と聞き、2日続けて行ったが、1晩で20個とは、タヌキは子連れに間違いなく、夜は、タマゴパーティを開いたようだ。

これは、蛇も傷つけず、貴重なアオゲラの巣穴を守るための行動であった事を明記して、公園当局の許可も貰い、行ったものであった。

IMG_6260 メス樹上

10日巣穴最後の日、メスがやって来て、この頃からしきりに巣立ちを促した。

この際、ボランティア団体の身勝手な言い分と、公園当局に取り入ろうとする、態度から諍いが生じたが、ボランティア団体の言い分は、自然の摂理に任せるべきとの意見だったが、希少なアオゲラの巣を見捨てていいものではなく、公園にはそれらを楽しみに来られる方々も多く、彼等には、写真を撮る人間を、毛嫌いする空気が濃厚で、多くのカメラマンが、『野鳥を保護するためには写真を撮らないのが一番』等と、嘯かれ、自分たちは探鳥会などの名目で人を集めて、時には50人もの団体が、行列で歩くさまがあることも現実である。

第一、公園当局はアオゲラを蛇から守る対策をとる事を3日前から約束していて、それを忙しいとの名目で延したにすぎず、その怠慢さに抗議を行い、薬剤を持って現場に居ながら、作業員が見当たらないから、の理由をつけたり、最後には、薬剤が植物に与える悪影響等と、そこでマニアルを開いて行わないから、こちらが抗議を行ったもので、そこに、ボランティア団体が口を挟む余地はなかったのだ。

確かに、一部カメラマンの中にも傍若無人の言動で、自分たちの行動を正当化する心無い人間も多く、大きなレンズをひけらかせて、他の人が近寄るのを、極端に嫌う輩もいて、このブログさえ、場所の特定をするからマナー違反とか、写真を見せびらかせて、自慢する奴は最低等と、勝手な事を話す人間がいて、その話し声の大きさに堪り兼ね、そのいずれもが、私の行動を指して言っている様で、私は怒りを爆発させて、この人間たちに、怒りを覚えて注意をしたところ、事情を知らないカメラマンが、入り込み、危うく乱闘騒ぎになる所だった。

私が写真を見せるのは、自慢ではなく、ブログも、40数年続けた、動物保護と環境問題への警鐘などを実践するライフワークの一環で、その様に写真をひけらかす気持ちはなく、一般の人に、動物写真家としての作品を見せる事により、併せて、ブログに興味を持って貰うことに主眼が置かれ、環境問題への啓蒙に繋げる運動として、多くの人からエールや共感を寄せられているし、写真もひけらかす目的で撮っておらず、飽く迄も。テーマにストーリーを持たせた写真を撮っていて、その事に全精力をかけている。

撮影中その様な馬鹿な話題を大声で、語り、後は、カメラ自慢やレンズ自慢で、写真は心で撮るもので、道具はいいものが良いに違いないが、短いレンズや、簡易なカメラで、よい写真を撮る人も多く、その様な善意の人々が委縮してしまうような言動は、厳に慎んで貰うことを希望している。

野鳥探索の人も、加熱したカメラマンたちも、所詮アマチュアなのだから、自分本位の考えを捨てて、皆が楽しみを共有できる環境や土壌を築いてほしいものだ。


IMG_6300 メスとヒナメス

ここからの写真は6月10日巣立ち間際のもので、メス親がメスのヒナに巣立ちを急がせていたのも、2回にわたる蛇の襲撃で4羽のヒナを失ったことに関連し。大きな要因だったに違いない。

IMG_6383 雄とオスヒナ

オスが来て、オスのヒナに同じく巣立ちを促している光景でその後、給餌を行い、下がその光景だ。この時は巣穴に何羽のヒナがいるかは、不明であった。

IMG_6390 オスの給餌

今日は、撮影に良いポジションで給餌が行われて巣立ちが近い事をうかがわせたが、この辺から、ヒナの個体の違いが話題になり、最低2羽もしかして3羽の生き残りの希望も見えて来た。

IMG_6511 オスの給餌


オスの給餌で、ヒナの反応が積極性を帯び、日ごとの成長が見られ、巣立ちを確信させた。


IMG_6601 最後の給餌

結果、このオスのヒナへの給餌は、これが最後となった。

IMG_6507 給餌を焦らし巣立ちを促す

オスは給餌の後、まだ吐き戻しがあるのに、ここでヒナを焦らし、次の瞬間、巣立ちとなった。

IMG_6418 最初の巣立ちはオス


穴から飛んで、足を付いた時が、巣立ちの証明だが、この直後、20メートル程飛び、無残にもカラスの餌食になり、2回の蛇の侵入の恐怖に耐えたこのオスのヒナも短い寿命を終えてしまい、自然の厳しさを見せられた。抱卵から育雛を確認したのが5月30日で、11日後に巣立ったもので蛇の襲撃やその他の要因が巣立ちを急がせたに違いないと考えて居る。


IMG_6543 舌出すヒナ


これは2番目に巣立ったメスの舌を出して、アリを食べた瞬間で、午後2時に巣立ち、しばらくはオスとメスの2羽に守られていたようだった。どうも、この動作は自分で餌を獲る最初の行動で、自立への一歩と考えられる。


IMG_6697 巣立った先

それから、間もなく、このオスが巣立ち、突然の出来事で、ヒナ自身も、予期しなかった出来事が判明した。

IMG_6935 蛇巣穴へ

突然巣穴を出た原因は、やはり蛇の襲撃で、この巣穴は、3回も蛇に入られた事になり、前回のものとの比較でアオダイショウは小型で、別の個体のようである。


三度目の蛇襲撃アオゲラ巣穴

画像をクリックして最大化してください。

最後の巣立ちをしたのは、成長が遅い、オスのヒナだったが、時間は2時59分で、蛇が巣穴に入ったのはその数秒後だった。蛇は、巣穴に頭を入れて、数分間、探し続けて、やがて右上の写真の様に頭を外にだし、バランスをとりながら、ゆっくりと外に出た。

六月十日巣立ちの日

画像をクリックすると最大化できます。 他のものも同じです。なお、これらの関連記事は前々回からシリーズで続いていて、それを参照いただければ、更に理解が深まります。

纏めとして、5月連休前から、掘り出した巣穴には、5月10日ころ抱卵が始まり、7羽のヒナが5月30日に孵り、6月3日夕刻に蛇が3羽のヒナを呑んだ。
6月5日、再び、侵入した蛇に1羽が呑まれ、よくぞ、3羽が生き残ったと不思議である。

あのような大きな蛇が何故、3羽を残し、出て来たのか、謎だらけで、結果、巣立ちは3羽、アオゲラとしては異例のヒナの多さだが最初に巣立ったオスは、直後にカラスに食べられ、最後のオスも、タッチの差で蛇の襲撃から逃れ、大きな自然界へと、オスメス各1羽が、飛び立って、ドラマの終焉となった。

恐怖体験をした、アオゲラが、癒され、再び成長して、この地に無事戻る事を、心から願ってやまない。




6月の緊急ニュース アオゲラのヒナが蛇に襲われた


6月によく啼く野鳥

各写真はクリックして最大化して見られます。

5月から浅川周辺で様々なドラマを見てきた。 カワセミの巣穴堀から、抱卵と、一見順調に見えたプロセスも予想外の雨や、思いもかけぬ要因から、多くのカワセミたちが巣穴を放棄し、アオゲラも巣穴を掘り終えて抱卵して3週間余りで、5月30日私が見守る中で、育雛の段階に入り、ヒナの啼き声や、親鳥の休む間もない給餌などあり、ヒナが孵って4日後の6月3日夕刻、蛇に襲われ、巣穴は全滅かと思われ翌6月4日早朝行ってみると
1羽のヒナの無事が確認でき、親鳥も懸命の給餌を再開して、6月5日を迎えた。


アオダイショウラベル



6月3日、私は青梅から来たヤマセミを獲る写真家笹本さんと一緒に、夕刻まで、給餌シーンを撮り、互いに満ち足りた気分で家路につき、夜になり、毎日アオゲラを観察している、小宮公園の脇に住む、茂手木さんと言う方からの電話連絡で、巣穴に蛇が入り、暗くなる寸前まで居座り、話の様子から3羽のヒナが犠牲になったようで、それは、アオゲラの出産平均から全滅をにおわせる情報で、翌早朝、目撃情報を探りに小宮公園に出かけたが、ついて間もなく、オスとメスが様子を見に飛んで来て、やがて、巣穴に入り、残されたヒナがいる事が判明した。

IMG_2969 オスの飛び出し メール用

それから、ひっきりなしに親鳥が飛んで来て吐き戻しの給餌の為、巣穴に入り、その平均時間は3分弱だった。

IMG_3219 メス巣穴の無事を確認


やがて、この写真で分かる様に、ヒナが巣穴のヘリに来て、餌をねだりだし、順調に1ないし2羽のヒナがいる事を確認したのだが、前日中に、多くの仲間に、アオゲラの巣が全滅状態のニュースを流したので、その訂正の連絡をメールや電話で行い、すぐに蛇対策を考えなくてはと考えて、茂手木さんが管理事務所に申し入れをして蛇対策を行う旨の約束を取り付けたと聞き、私も独自になにかをしなければの思いに駆られ、6月5日に蛇避けの薬剤を事務所に断り、散布する事にして、午後から村内ホビーという店にそれを買いに行ったが、これも何軒かの薬屋さんとかを回った挙句のことだった。


IMG_4383 蛇除け薬剤

しかし、行った先では、直前に売り切れて、離れた支店に在庫があるとの事でそこに出向きようやくその薬剤を手に入れたのだが、皮肉にもその前の本店で在庫が切れたのは、小宮公園の管理事務所がそれを買ったためである事を後に知ったのだ。
私が蛇避けの薬剤を買い、事務所前に来たと同時に茂手木さんから電話で、たった今、蛇が再び巣穴に入ったとの内容で、私は、遅れた事を悔やみ、事務所を素通りして、現場にかけて行ったのだ


IMG_3444 巣穴で給餌オスとメス ブログ

その日の午前中には、この写真の様に、2羽は競って巣穴に来て、給餌を繰り返していたのだ。

IMG_4024 朝8時53分給餌メス メール用

上はメスが5日朝 給餌をしているシーンで、親鳥も、前々日の出来事を忘れたかのように夢中で餌を運び、2~3分かけて何回も吐き戻しを食べさせていた。

IMG_4073 オス朝9時6分 メール

これも当日のオスが給餌に来たシーンである。

IMG_4185 蛇を突くオス メール用

運命の午後3時25分、ついに青大将が巣穴に入り、ヒナを呑み込んでしまったのだ。15分後に来たオスが穴に首を入れて、蛇を激しく突つきだし、これがそのシーンだ。


IMG_4263 メス最後の確認 16時6分


メスも来て、30分程は巣穴近くにいて、様子を見たが、やがて蛇に呑み込まれたのを確認したかの様で、親鳥は、泣き泣き、巣穴を放棄したのだった。
その日来ていたカメラマンは、蛇が入ったのを撮影すると、さっさと引き上げて行き、撮影場所の手前30メートルの地点ですれ違いざま、『もう行っても無駄だよ、蛇が入ったから、写真見るかい?』と言ったが、無視して現場に行った。
そこには、2日前の目撃者で、私に通報してくれた茂手木さんと2名の方がいて、詳しい話をして下さった。
彼等の目撃情報は正確で、役にたつのに、カメラマンの中には、半分馬鹿にして、蛇が巣穴に入る直前に見つけて『蛇だ』と言うと、あれは木の枝だと取り合わなかったそうで、直後に蛇だと分かり、夢中でシャッターを押していたと、腹立ちまぎれに語っていたのを思い出す。

IMG_4303 蛇の頭 16字31分メール

彼等が帰った1時間後に蛇が巣穴から頭をだし、姿が消えるまで、私は撮影を続けたが、入る場面だけ撮って意気揚々と引き揚げる人と、最後まで見届ける、茂手木さんの様な人たちと、野生観察の意味を本当に理解しているのはどちらか、よく考えたらいいと思う。

『写真を見せる』『行っても無駄』とは、どう言う了見か? カメラだけ1人前で、傍若無人にふるまう、ファッションカメラマンには辟易の思いがする。

IMG_4343 蛇巣穴から出る縦 メール

暗い場所で、シャッターも遅く、ピンが甘い写真も撮るが、帰らずにいるから、この様なシーンが撮れる訳であり
道具自慢だけでは写真は撮れない事を知るべきで、複数の人間がいる時は、静かに撮影するマナーを身に着けて欲しいものである。


IMG_4362 巣穴を出る蛇 メール用

ここまでではすべてが分からないし、この後のシーンが野生撮影の確認作業として大切な事なのに、ただ写真を撮るだけでは何も見えてこない事を知るべきだ。


IMG_4366 巣穴を出る蛇 メール用

このシーンが、最も大切な観察の仕上げであり、それは、巣穴に入るシーンだけで、帰るのでは、本当にヒナを食べたか、呑んだかは判断が出来ず、この写真こそがそれを証明する手掛かりであり、『行っても無駄、写真見せてあげるよ』とは、なんという物言いか? センスを疑いたくなる。
このシーンから判断できるのは、何羽のヒナを呑んだのか、腹のふくらみで、1羽だということがはっきり分かり最も大事なポイントである事を知らないのは、どうとしても、カメラを持たずに観察を続ける人がいることを忘れてはマナー違反だ。
写真を撮る人たちだけの為に、自然や野生の営みがあるではない事、それと、人に対する口の効き方を学ぶべきと思うが、いかがであろうか?


IMG_4375 巣穴を出る蛇2米程 メール


ここまで撮ると、蛇の全長が理解出来、巣穴に入っただけでは、理解が出来ず、最後まで見て、初めてわかる事が多いのも野生の生態を追う醍醐味でもあるのだ。

今日の結果から見えて来た事は、3日に襲われた時、腹に3つのこぶがあったとの、井上さんと、茂手木さんともう一人の方の意見が同じことから、今日が一つのこぶだったことから、ヒナの数が4羽だった事と、3日の蛇とは別の個体が今日のものとの可能性が浮上していて、蛇が呑み込んだ獲物を消化するのに、数日かかる事が多く、それは、インドや、アフリカなどでの経験から言える事で、目撃情報を大切にすることが判断の参考になる事が多いのも事実である。

蛇の全長を計るのは難しいが、獲物の位置から頭からそのふくらみまでと、そこから尾の先までを見ると、この蛇が2メートル程の長さだった事が見えたりもするのだ。

6月6日19時の追加情報

6日夕刻6時頃 小宮公園脇に住まわれている、茂手木さんからの電話連絡で、同日午後4時20分頃、オスが単独で飛来して、巣穴に入り、数分で飛び出し、西に飛び去ったとの情報を下さり、本町でラーメン店を経営する人が、撮影したとの事だった。 その後の飛来オスメスともに確認が出来なかったそうである。
明日にでも確認をするつもりだ。

5月末のニュース 抱卵を終えたアオゲラの巣穴

IMG_1644 アオゲラ巣穴 オスメス

小宮公園でアオゲラが抱卵して5月30日で、3週間以上が経過して、連日、ほぼ定刻にオスとメスが抱卵を交代してその時間は午前5時頃から夕刻5時半頃まで、2~3時間おきに出入りが見られた。
時間は午前11時が目安で、その時間帯は必ずと言ってよいほど正確に来ていた。


IMG_1647 アオゲラメス出てオス入る

この様に、交代シーンでオスメスが同時に写る事はレアで、この日は、運が良かったようだ。
殊に、メスの巣穴を飛び出す瞬間は、瞬きの間に見えなくなり、目を離したときに、巣穴から出たかは見逃すことも多かったようで、頼りは、オスの啼き声で、メスが飛び出す瞬間を捉えるのだが、必ずしもオスが啼くとの保証はなく、殊に育雛に移る時期は、オスもメスも啼かないで、阿吽の呼吸で巣穴を出入りして。どのようなコミュニケーションがあるのか、人間の思慮の外である。

IMG_2164 メスが近くに

この時は、既に抱卵から解放され、メスは自由に背伸びが出来るこの木に長時間留まっていたが。オスが中に入るのを確認して、続いて巣穴に入った。

小宮公園アオゲラ巣穴ニュース


これが、抱卵の終了を確定的に観察できた瞬間で、時間は午前11時を挟んで、一時間ほどの間にそれぞれが
4回程巣穴を出入りして、ことさら、用心深くなっていたようだ。
これから、育雛が始まり、餌を運ぶオスメスの姿が見られるにつれて、レンズの砲列が出来るに違いない。

多くの人は噂に釣られてここにやって来るが、1時間も待てず、姿がないと、もう、巣穴の放棄につなげて、これらの観察は辛抱が第一である事を知らない人が多い。


IMG_1611 セグロホバー


こちらはカワセミ池周辺の緑が増えた河川敷の葦の原で見かける、この時期ならではのセキレイ(これはセグロ)の行動パターンで、この草原で、ホバーを繰り返し、どうやら、草についた、虫を食べているようだ。
時にキセキレイもやって来て、この時期ならではの風物詩の様である。
IMG_2322 ホホジロ


茂った樹木のてっぺんに、ひさしぶりにホホジロの姿を見た。


IMG_2331 峨眉鳥


この頃、やたらうるさいのが、峨眉鳥のけたたましい啼き声であり、4月から声は聞こえるが、姿が見えない事が多い中、草の間から、頭が覗いたが、姿は啼き声程特徴はなく、中国では、この声を競わせる鳥として、愛好家に高値で取引きされているようだ。
杜子春が仙人修行をしたと言われる峨眉山を思い出す名前で、あの山上から見た雲海は忘れられない光景だ。


IMG_2262 オス止まり木

5月のカワセミは、何処でも受難の連続であり、この個体も、これまで、2回も巣穴を放棄して、現在3回目の新たな巣穴を製作中と思われ、故に非常にナーバスで、我々の池にも忍び寄る様に現れ、新しい巣穴を掘っている事は確実であり、過去数日の間にメスと連れだって池に来ているが、常に近くの流れで、土砂にまみれた身体を洗っている様が見られている。

IMG_2370 止まり木オス

久しぶりに撮ったカワセミの姿は、痩せて見え、目つきも険しくなっている様子がわかる。

IMG_2281 オス飛び上がり

池には魚が豊富だが、この池も5月は受難の繰り返しで、何度も流され、仲間たちの努力で、何とか維持していて、現在、交代で池を見守っている。 中学生と思われる少年によるイタズラにも手を焼いていて、もう少し自然を守る気持ちを持ってもらいたいと願って止まない。

IMG_2364 飛び上がり

流れの中の小さな池に、子連れのカワセミがやって来る日まで、池の維持の為、メンバーの努力は続いていく。

IMG_2367 池の飛翔


連日、メンバーの戸高さんを中心に、大量のハヤを確保して、現在は常時魚を絶やさず、池の蓋も廃止してカワセミが安心して魚を獲れる場としての維持に務めている。
梅雨を前にして、巣穴の無事完成と、新しい命の誕生を願ってやまない。

素晴らしきかな わが街の大自然 そして 巣穴の悲劇

IMG_0795 キジメスオス


5月に入り予期せぬ豪雨で増水した浅川 しばらくはカワセミ池の再建も出来ず、巣穴にもカワセミの姿がなく心配の日々が続いた。
しかし、子育てをするカワセミ家族の為に、巣穴近くの池は貴重な存在、水が引いたのを潮に、過去の場所に池を再建したが、何度も雨で流され、再び、作る、根気の挙句、ようやく気に入る池を作り直し、魚を入れ、翌日観察者の報告で、昼ごろまで4回の飛来が確認され、1時過ぎに池に行って、もう一度、整備を施し、対岸の撮影地に戻った。
さっそく訪れた訪問者はキジのキジ太郎とキジ姫のハネムーンカップルだった。 


GP0G0152 青大将

一方、その数日前から、初夏到来 冬眠から覚めた浅川へびー級チャンピオン青大将が、撮影場所のブロック周辺に現れ、撮影機材や三脚のまわりを闊歩しだした。 嫌いな人もいるが、こいつは昔から見かけた、最もポピュラーで大型の蛇『青大将』だが、人間に害は及ぼさず、可愛いい面もある。
連日、撮影地から、対岸の河川敷 『清川台地』 を往復する姿を目撃し、初夏の訪れを実感していた。
そんなある日、5月17日の午後、ここにいたメンバーは思いもかけぬ、スクープ映像を撮影することになった。
居合わせた人は、幸運であり、恐らく、二度と撮れない映像になるかも知れない。

IMG_0857 キジメスと蛇ファイト のコピー

それぞれの写真はクリックして最大化して見ると、詳細が分かり、迫力が増します。

カップルのキジは、池のすぐ近くの水辺に降りてきて、仲良く歩き、その距離12米ほど、バンクを降りたり、登ったりを繰り返し、ゆっくりその姿を捉える事が出来、メスが斜面の藪を登っていたら、いきなり、この青大将がキジ姫を襲った。 しかし、キジ姫は強気で反撃して、この2米程の大きな蛇の首筋に噛みつき、蛇はあえいだ。
青大将の平均の大きさは 1米50センチ 程だが、こいつはゆうに2メートルを超える大物だった。

IMG_0886 キジと蛇の死闘

それに気付くと、キジ太郎が、猛然と追撃して、青大将も『真っ青』? もともと、青いなんて言わないで・・・

上下の写真で蛇の頭が写っている。クリックして最大化するとわかる。

IMG_0887 死闘キジと蛇 ノートリ


蛇を水中で、突つき、足で、押え込み、執拗な攻撃を見せた。皆さんは後ろの広場に上がり、そこから撮影したが、私の撮影ポジションは、すぐ目の前、カワセミ池の撮影地だから、これらの写真は、ほぼ、ノートリだった。


IMG_0890 蛇と水中で戦うオス

激しく、攻撃して水に沈め、手負いの青大将は、ほうほうのていで逃げ去ったが、この死闘は5分以上続き、多くのシーンを撮影できた。これも、ひとえに眼前の河川敷『清川台地』の自然の豊かさのおかげである。

清川の自然破壊


その、豊かな自然を保つ、清川台地は、前号で訴えた通り、行政や、一部地域住人のエゴなどで、消滅の危機に瀕しているのだ。 国交省の河川管理も、この写真を見て、如何に貴重な自然がこの河川敷に存在するかを再認識して、環境保護の対策を考えるべきと提言したい。
上の、ラベルはクリックして、画像を最大化して、河川敷の環境危機を守る運動の参考にしてもらいたい。

IMG_9988 カワセミ巣穴のシジュウカラ11日

前号の河川事務所の管理のずさんさは、出来上がり、巣穴で抱卵していたカワセミを追い出してしまい、その事を、5月11日以降の映像から、この巣穴放棄を、宣言しなければならない事態となった。
因みに、カワセミが連日出入りしていた巣穴前の蔦のブランコに、シジュウカラが留まって、悪い予感がし、それが的中、落胆は大きなものとなった。 前に『シジュウカラ オイラの財布も シジュウカラ』 等と冗談で詠んだ一句が的中し、写真でシジュウカラと確認した時、嫌な予感がしたものだった。

IMG_9996 カワセミ11日

行き場を失ったカワセミは増水で、漁が出来ず、広場側の小さな流れに身を躍らせて、小魚やエビ、オタマジャクシ等を獲っていたが、ここは人の出入りが激しく、減水後は、殆ど近寄らなくなり、人間の身勝手さに翻弄され姿を消して行き、巣穴の放棄を認めざるを得なかった。

アオゲラ巣穴小宮公園

傷心のなか、自宅付近の小宮公園で、アオゲラの巣作りを知り、また、カワセミが2羽で来ている事を知り、気晴らしに出かけて、上記のアオゲラの抱卵シーンを撮影した。抱卵は交代で行い、この時はオスが樹上で大きく啼き、促すと、メスの顔が見えて、外に飛び出し、オスが来て、巣穴に入る、3時間前後のタイムテーブルで、交代し、時間的には、そろそろ育雛に入ると思われる。
因みにこの頃の園内のクヌギやナラの林は、日増しに緑が濃くなり、虫の幼虫が、あちこちに現れ、小鳥たちの豊かな食を支えていて、子育てに最適な季節になるのだった。

IMG_0670 小宮のオス のコピー

一方、大谷弁天池でも、カワセミの巣穴が増水で水没し、カワセミのカップルが再び、背後の斜面に巣穴を掘り、給餌シーンも見られた。 (メンバーの今さんが給餌シーンを同じ日に撮っていた)

IMG_0635 カワセミ2羽 のコピー

緑が多くなり、カワセミの姿もこの通り、この様なシーンの撮影はかくのごとしで、2羽を捉えるのは困難だ。

IMG_0709 小宮のオス のコピー

もう巣穴を掘り終えた筈のオスは、再び、メスに給餌して、求愛、クチバシや羽根の痛みから、現在巣穴堀りを再開させた様子だった。

IMG_0324 小宮のカワセミ11日

これは、2週間ほど前に撮った同じオスの姿で、これと上の2枚のオスの写真を比べると、現在は、再び、痩せて、クチバシや羽根を傷めているのがよく分かる。

IMG_0623 小宮のカワセミ のコピー

一昨日の光景だが、オスもメスも池に何度も飛び込み、土砂で汚れた身体を洗っており、遅まきながらの巣穴堀りが進行中である事を再認識させられた。 自然は厳しいが、それにめげずに生きる彼らの姿に一筋の光明を見た。 故郷の自然は素晴らしく、それを守る意識は、すべての人に要求された課題でもある。

連休の悪天と河川管理のいい加減さが、カワセミ巣穴のピンチを招く


IMG_9127 虹とトリ雲

5月の連休が始まり、池や巣穴周辺では、様々な異変が起きた。この空はその様な出来事を象徴したかの様に暗雲に虹がかかり、鳥を思わせる大きな雲が出た。

左手に、喫茶店 まほろば の看板が見え、仲間の野鳥ファンの息抜きの場となっていて、気さくなママさんと、御主人が笑顔で迎えてくれる。


IMG_9168 戸倉三山刈り寄せの雲4日

これも同じ日の戸倉三山に掛かった雲の流れで、浅川一の支流川口川の水源の今熊山が右手に見える。

裏側は秋川流域・五日市奥の盆掘川水源だ。幼き日々の冒険がスタートした場でもある。
このすっきり晴れない空に掛かった虹も、雲も、前後の出来事を暗示したかのようだった。

巣穴の大ピンチ


前号までに紹介した通り、カワセミのロマンスやハネムーンは巣穴堀りや愛らしい給餌シーンで写真にもあったが、ここで持ち上がったのは、5月2~3日の大雨と予期せぬ大増水による、巣穴の壊滅の心配だった。
我々以上にカワセミは、大増水のさなか、半狂乱で、巣穴周辺を飛び交っていたのを多くの仲間が目撃した。
そこで、雨が上がった4日と5日にかけて観察の結果、巣穴前に心配して覗き込むオスの姿をようやく5日早朝に捉える事が出来た。様子から、メスが中で抱卵している様だった。

IMG_9233 巣穴

心配そうに、飛んだり、のぞいたり、オスの姿だが、巣穴が生きている事は確実であり、後は無事育雛に移行してくれる事を祈るのみだ。

IMG_9206 5月5日の巣穴

この様な姿はいじらしく、カワセミの中国名が翡翠と書かれる意味がよく理解できる美しさである。


IMG_9225 巣穴前

時に巣穴に向かって、啼き声をかけ、メスに抱卵の交代を促している様子だったが、瞬きの瞬間、姿がファインダーから消えて、穴に入ったのか、飛び去ったのか気が付かなかった。
この時、5日午前5時半頃、仲間の大村さんや戸高さんも橋の下に居たらしく、互いに気づかず、8時頃大村さんの姿を確認して、橋上で再会したが、田中さんを含め、柿沢さんもその後、現れ、皆の思いは同じである事を再確認した。 大村さんも同じ場面を橋下で撮っていて、どうやら、オスは巣穴に入らなかったようだ。
しかし、前回の観察で、オスが巣穴に入り、メスから、追い出されて、バック転で巣穴を出た場面の撮影を複数回していて、中にメスがいるのは確実である。

IMG_9242 キジ

一方、もう一つのトラブルは、人為的なもので、巣穴上の河川敷は、雑草に覆われ、ニセアカーシアやケヤキ・山桜等の疎林があり、貴重な動物たちの楽園である事は前に、キジの訴えとして、ブログにも書いた(3月18日アップ・日本ムッカシ話)通りだが、ここで、河川を守る筈の国土交通省傘下の河川監視員が、その大切な自然の宝庫を踏み荒らしている事を確認して、注意をした。
なんと、大切に観察を続けている、カワセミの巣穴にその監視員が乗っているのを発見して私が注意した所、その意趣返しで、我々が手作りのカワセミ池に来て、そこに置いたささやかな機材(スコップや鍬、バケツ等)に警告なるステッカーを張り、目の前の我々が説明を求めても無言で、ここに書いてあると言い残し、歩かないでと頼んでいるその敷地内を悠然と歩きまわり、環境保護の意識は皆無であり、『公務・こうむ』を繰り返すばかりでその注意も、私がカワセミの巣穴に乗っている事を注意した意趣返しで、その警告文を残したに過ぎない。
(カワセミはもっと切実に こうむ コウム 子産むと言っているのに・・・)

意趣返しと断言するのは当然であり、我々はもう半年程前から、池を作り、観察と研究を続けているのに、今まで、一度の注意もなく、その様に思うのは当然である。(警告の内容は河川管理法24条に違反して直ちに現状に直せとの趣旨)
後に、市民からのクレームと、国交省の説明は、こちらが巣穴の注意をした、その足で来たのだから、言い訳にもならず、現在、河川事務所と国土交通省にクレームをしている最中だが、この様な、環境の配慮に欠けた監視員は即刻罷免すべきである。

5月4日頃、私に協力してくれる近所の少年・大條聖太君が、巣穴の上にいる監視員を見つけて、注意をしたら『黙れ』『うるさい』『殺すぞ』との言葉で脅されたというのだから、あきれてものが言えない。

国交省の役人は、このブログを見ながら、この程度では、河川管理法に抵触せず、問題がないことと、管理法24条には、罰則もなく、強制力もないと知らされ、出張所長の認識は、懲役8か月の罰則と脅したが、本省の説明では、同26・27条にはその様な罰則はあるが、24条にはないとの見解を示したが、直後上部から言われ、あくまでも現場に任せてあり、当該出張所の所長権限で、本省から指示が出来ない問題だとすり替え、いい加減な政治や行政への不信は募り、監督責任が問われるものだ。

IMG_9269 キジ

キジやイタチ他多くの小動物の隠れ家であるこの地に、余分な足跡を残すから、近所の人が、犬を連れてここに分け入り、そこに保護すべき貴重な自然がある事を知らずに、その宝庫を失わせようとしている。
散歩道は敷地内に整備され、そこから外さないよう切に願うものである。


IMG_9251 浅川山猫?

この猫は、最近、ここに入り、すっかり野生化しているようで、飼い主の自制を促したい。
前に、散歩の御婦人のお話で仰天したのは、『うちのネコは感心なんですよ、この間キジのオスを咥えて帰ってきました』とすまし顔で話された事だった。
市には、河川敷に鳥獣保護区域等の設定の条例がないそうで、やはり、市民に啓蒙して、貴重な自然を保護する策を講じて頂きたいと考えるものである。

このブログ記事は幼い頃から親しんだ、故郷の自然再発見と、野生保護を訴えるべく、執筆・撮影を続けていて、多くの方々のご協力を賜りたいと考えている。

また、ご意見や感想などをお寄せいただければ幸いです。

追記 昨日5月6日午後、竜巻など、大きな被害をもたらした強風が浅川にも吹き荒れ、冬山でも経験したことがない、カメラや道具を庇った為に、メガネを吹き飛ばされる珍事に見舞われ、メガネをオーダーしました。

恋の季節は順調に過ぎている。 池周辺の出来事

IMG_8103 キジ2羽

キジが2羽いりゃ『ニワトリ』で~す。オスとメスが一緒で、恋の季節か?

IMG_7189 キジとスイセン 24日


前の水仙が霞すむくらい、僕の方がキレイでしょって、勘違い、キミにピンが行ってるから君が目立つんだよ! 超望遠では手持ちでこんなものにしか写らなくて、黄色の水仙の後に赤いキジのハナが咲いてるのさ。(鼻は白いって? ハナ白む話をするな!)


IMG_7136 草地のキジ 24日

近距離で撮れたのは、最近、助手をかって出る、中学1年生のイタズラ小僧・聖太少年のお蔭だ。彼との出会いは、河原で撮影を見ているうち、すっかり仲良しになり、今回もキジを後ろから、こちらに追い出してくれるからこんなシーンが撮れたに違いない。 『ありがとうね! 相棒』

4月のイタチ

ニホンイタチの伊太郎くんも、相変わらず元気で、暖かくなったためか、よく川を泳いで渡るのを見る。


IMG_9584 3月26日プレゼント


上の写真は前回のブログで使ったが、巣穴の経緯を説明する為もう一度使わせていただく。撮影日は3月26日、もう一か月になるが、このオスは、今、100メートル程池の下流で巣穴を掘っている片割れで、魚を給餌用に頭を先に咥えて飛び去る瞬間だ。
この時には、意中の相手(メス)と恋仲になり、上流に巣穴を掘ったものと考えられるが、なぜか、途中で放棄して、下流に4月8~9日から、今の巣穴を掘り、現在に至っていると断言できる。
根拠は、この写真の時期は、クチバシも羽根も美しく、損傷がないことと、4月9日に巣穴堀りを撮影で確認した時には、既に大きく損傷を受けていたからだ。(オスメスとも)


IMG_4703 最初の給餌

翌4月10日、オスが給餌をして、その後、ここでの穴掘りは、2羽が一心不乱で掘り進め、10日程続いた。
カワセミの巣穴は、時に2メートルに及ぶと聞いていたので、相当の時間がかかると考えていた。この穴は、過去に他の個体が20センチ程掘り、放棄したもので、2月初旬に確認しており、念のため、撮影しやすいように藪を払い、目の前のブランコの様な蔦だけを残しておいたもので、結果、計算通りの巣穴となってくれた。
因みに、詳しい観察者の報告によれば、カワセミの巣穴は50~100センチほどで、このカワセミたちも、1日5センチ掘り進めていけば、10日で50センチ、それに、元の穴の深さを20センチと、計ってあるので、最低でも70センチから1メートル程まで掘ったのだろうと推測が出来ていて、毎日一度は巣穴のブランコに留まるオスの姿を撮影していて、抱卵は間違いないと思われる。
その研究者の観察でも、メスの抱卵が60%以上で、夜はメスが抱いているらしいが、オスは時々、メスの採餌時などに交代するらしい。
そのレポートによると、給餌は、交尾が済み、穴掘りが始まると殆ど無くなり、育雛時などには、双方がヒナに餌を運ぶそうだ。

IMG_5100 オスとメスが重なった 交尾

その頃、この様なシーンを撮影して、これは交尾の後先だったが、瞬間を逃してしまった。
2羽とも穴掘りの為、泥と砂にまみれている。


IMG_5106 メス悦ぶ 交尾後

メスが万歳をしているように見えた。これは水浴びの後か?きれいだ。

IMG_4918 オスが交替で入る12日

その後は休む間もなく、この様に穴に入り、2時間ほど交代で掘り続けて、1時間はエサ取りに飛んで行ったり、土砂でまみれた体を洗う為の飛び込みを幾度も繰り返した。

IMG_4139 メスの掻い出しを待つオス

オスが主に掘り進み、メスが脚で土砂を掻き出し、ここではオスが休憩してメスが掻きだすのを待っていて、頭から土砂が落ちている。


IMG_4169 巣穴のブランコ2羽

交代時に蔦のブランコに乗ったオスメスだが、下の写真の様に、オスが掘りにもぐっていく。

IMG_4195 巣穴10日

双方とも土砂にまみれ、痩せこけて見えるが、それなりのヘビーな仕事である。
この後、メスも後から続き、掻きだしを行った。


IMG_6378 給餌エビ 4月17日

こちらは1週間以上遅れて、誕生したカップルで、上流で目をつけていた崖に巣穴を作り出した様で、貴重な給餌の場面を撮る事に成功した。 心なし、この2羽の方がふっくらして見えるのは、まだそれほど掘っていなかったからか?

IMG_5882 クチバシが出た

一方、この苔の宮殿は、それまで、出入りする時、後ずさりで、後ろから回転して巣穴を出ていたのが、掘り出して10日程で、この様にクチバシから出てくるようになった。(前号参照)
中で体勢が変えられるということは、産卵のスペースが出来たので可能になった訳で、この時巣穴の完成を感じさせてくれた。


IMG_5895 4月16日前から出た

連日、雨が降ろうが、風が吹こうが、朝から晩まで、観察を続け、その経過を見て、その後巣穴の完成を確信させることが続き、気も使ったが、現在は、メスが主に抱卵して、時々、オスが交代で温めているような状況にまでなった。今後は過度な観察は不要で、ただ、巣の近くに行く人間に注意して、見守る必要がありそうだ。
その為、私は常時、巣穴の写真を持ち、近づこうとする人に、見せて、丁重に協力をお願している現状だ。

IMG_7985 24日の池

一方、池には、カワセミの来訪は、順調であったが、この頃は、変則的な来訪で、その他の要素もあり、ここを守り、やがて1か月以上先の、一番子の飛び立ちや、餌取りなどに、自然に利用してもらう為にも、常時コンディションを整えておかねばならず、メンバーの皆さんの協力なしには、なし得ない事でもある。 4月25日撮影 雨が続くと背景が水没して美しい。


IMG_7947 川エビはお持ち帰り?

これも一昨日の撮影で、池には大小様々な魚が、豊富にあるのに、この様に川エビを咥えたが、傷んだクチバシには、やはり、カルシュウムが必要なのか、理由は分からない。


IMG_4049 巣穴の様子をうかがう


巣穴にも、この様にオスが毎日来ていて、恐らくメスと交代で抱卵をしているのだろう。この出入りの瞬間はとても用心深く、目にも留まらぬ速さで行く為、その撮影は困難である。
ヒナの誕生と、巣立ちの瞬間を楽しみにしている。


春のカワセミニュース 巣穴の観察 他

女子中学生の勇気



4月のある日、春めいた河原に不似合な光景に出合ったが、それは猫の死骸が上流から流れて来て、渡渉地点の近くの瀬に引っ掛かり、惨い有様だった。 飼猫に違いなく、誰かに虐待を受けて、命を失い、流れついたものに違いなかった。 そこで、市役所の指示を仰ぎ、国交省の河川事務所に連絡して、その躯を引き取って貰おうと考えて居たところ、そこで遊んでいた近くの女子中学生4名が川に入り、猫を引き上げて、ビニール袋に入れて、対岸の一段高い草地にそれを埋葬した。
そして、その丁重な扱いが、勇気あり、優しい心が伝わり、この世の中も捨てたものではないと、爽やかな気分になれた。彼女たちの行動に拍手を送りたい。 これが、最初のニュースである。

IMG_3617 残酷なカモの亡骸

その日その前に、河川敷の外れで、無残にも人間に惨殺されたとしか考えられない、カモの亡骸を見つけ心が痛んだばかりだ。首に付いたプラスチックのリングに小枝が刺さり、それが人為的なものである事がすぐわかり、許せない行為だと思い、その後に見た猫の亡骸だったので、暗い気持ちになりかけたが、上記の中学生たちの行動で救いを見出したのだった。 この場所には数日前に来たときには無かったもので、この様な行為は断じて許せない。


GP0G0047 4月9日カワセミ池


暗いニュースはここまでで、私たちのカワセミ池には、いつもの強いオスが戻って来て、貪欲に魚を食べている。


雨の小田野公園でツバメを撮る

4月7日、雨模様になり、カワセミ池を後にして、河津さくらの満開となった北浅川上流の小田野公園に行ってカワセミを探しに行った。 ここは最近メンバーになった戸高さんの家に近く、彼がつがいのカワセミを偶然見つけて撮影した場所である。

河津サクラが満開だったが生憎の小雨模様で、やたら、ツバメが飛び交っていて、初めての挑戦で、ツバメに挑んだ。 最初全くピンが来ず、追うのにも苦労したが、100枚程撮るうちにコツがつかめ、この高速被写体を捉える事が出来た。 何事も勉強だ。


春らしいキジ


その頃、池周辺の桜も咲きだし、春本番、連日キジを見る様になり、田中さんと柿沢さんの3人でいたところ、柿沢さんがいきなり、ク・ク・クジャクが、と叫んで大笑いで、話は笛吹き童子に及んだが、互いに、齢を感じさせる話題に苦笑いしたが、私も、時に、カワセミをウ・ウ・ウグイス!と叫ぶこともあり、人の事は言えない。
200ミリのレンズにフルサイズの1D マークⅡ では、遠過ぎる距離だった。

IMG_5360 イタチ 13日

カワセミの巣穴近くで撮影中、対岸にイタチのイタちゃんが来て、久しぶりの対面で照れたが、池で撮影中の皆さんも真近で良いショットを撮れたことが、巣穴の観察点からよく見えた。

IMG_5367 イタチ 13日

藪がうるさいが、コンクリートブロックよりは良かったかなと思ったりした。相変わらず愛い奴だ。

魔女と怪人カワセミの巣穴

4月9日、前日くらいから、下流の方向で啼くカワセミの声を聴き、その日の朝、本格的に探す体制を柿沢さんと作り、同じ地点で、何回も飛び込む姿を見つけ、それが、身体を洗っている行為と理解出来、観察を続けるとやがてメスが来て、2羽が揃い、穴掘りも確認した。
そこは、2月の初旬から、調査をしていた候補地で、蔦や藪に覆われた3メートル程の崖になった場所で、その時に藪を払っておいたところだった、その崖にある石が、糞で覆われ、角度から怪人の顔に見える場所で、過去に世代の違う個体が、掘ったらしい穴がいくつかあり、カワセミたちは4月8日か9日位に掘り出した場所である事が、過去の観察から理解出来た。

巣穴の謎


この巣穴は2月に確認した際、苔むした穴があり、それは20センチ程の深さしかなく、過去に別の個体が掘り、途中で放棄したものである事は分かっていたが、何故、この様な時に掘り出したのかの疑問があり、3月の下旬から、カワセミの動向に変化があり、どの個体も、痩せて、クチバシや羽が傷つき、巣穴を掘っていることが理解出来、周辺に5か所程の候補地があり、毎日、交代で皆と探していたが、ここもその場所のひとつだった。
しかし、池から近く、毎日観察して気付かなかった訳で、穴掘りの様子を5日程続けるうち、それを掘り出したのが最近(たぶん見つけた日か、前日jか)で、他を放棄してここに鞍替えしたものに違いがないと確信した。


IMG_8120 メス 1月

このメスは1月に撮ったもので、今来ているメスに違いなく、やはり、痩せたなと思わせる容貌で、この時はこの様に体格もよく、1月まではドミナントとして、君臨していた。


12月オス のコピー

上の写真は、12月に撮ったオスの個体で、痩せていたが、クチバシも羽もキレイで、前年5月生まれの幼鳥だと考えていた。

GP0G0034 1月のオス(5日)

これは1月の後半に撮った同じオスの個体と思えるが、少し体重もまし、2月にはドミナントとして池に来るようになり、他の個体を見ると攻撃的になった。 美しい体躯のオスになった。

IMG_1501 4月の刈上げくん


これは4月初めの同じオスで、現在の巣穴を前記のメスと掘っており、目つきも鋭くなり、大きな変化は、3月後半から、クチバシや羽が傷み、巣穴を掘っていることを認識させたが、12月に池を拓いた頃、風に吹かれると頭が刈り上げの様になり、私はこのオスを秘かに刈り上げクンと呼んでいたが、頭に文字の様な文様があり、風格を増してきた。この時も微風でなびく後ろ髪が、刈り上げクンのものと識別できる。



カワセミが巣穴を出る時

カワセミがこの頃巣穴から出る時、尾から出て、上の写真の様に後ろに1回転して、出るのだが、そのスピードの速さは、写真を見ればわかり、この6枚は連続写真で、零コンマ数十秒の速さであり、肉眼で上の動きを確認するのは困難だ。
いずれにせよ、まだ巣穴が完成にほど遠い事が、このバック転降下が証であり、子を孵す頃には、内部で転回して、頭から降りられる様に巣穴を拡げねばならず、観察には距離を置いて、慎重に行う必要性があり、川遊びに来る人たちにも協力を頼まなければならない。


IMG_5202 オスメスが巣穴へ のコピー

2羽が続けて穴掘りに行き、後から入るものが先に入って掻きだした土砂を順送りで排出しなければならない。
その役割分担は、オスに比重が多く、回数もオスが多い事が観察から見えてくる。


IMG_5593 万事給餌?円満のもと


おまけにオスはこの様にメスに給餌をして、面倒を見ていて、この度は、どうやら、オイカワの程々食べ頃のサイズを持ってきた。 因みに前回は獲物が大きすぎ、渡すのに時間もかかり、メスも食べる迄10分ほど咥えていたが、今回は数十秒で終わった。

最後にお願いしたいのは、不用意に巣に近づかない事で、遠くからの観察に加え、石を投げたりの行為を厳に慎んでもらう様、川に来る人たちにお願いしなければならないので、誰かが近くで常時観察して、その様な人たちに遊ぶ場所を数十メートル離れた所に変えて頂くよう丁寧にお願いすべきだと考えて居ます。

一昨日も、子連れのお母さんたちに、カワセミが巣を作っている事と、前の場所を放棄したことに加えて、卵を産む時期に来ていて、カワセミの巣穴は2メートル程の深さが必要なのでご協力くださいと、丁寧に写真を見せながらお願いしたが、殆どの人達は協力してくれたが、あるお母さんは『それは市の条例ですか?』と真顔で言われ、言葉がなかった。
その様な事は条例でなく 『市民の常識』 である事を知って頂きたいものである。

来月5月にはヒナの誕生や、巣立ちの様子をお伝え出来ればと心から願ってやみません。

春の到来、カワセミに恋の季節か? 3月末の珍事 ウソッツプ物語

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3月31日今日はどうやら雨と風が強く、撮影は休みになりそうで、前夜から、ブログの原稿を作り、今、この文章を書いている。終わったらゆっくり休養がしたい。

この写真のカワセミに注目、魚のくわえ方が普段と違う。 頭を先にして、一目散で、飛んで行く姿から、恐らくどこかで待つ愛しいメス(愛人?否、愛鳥?)に運んで行くのだろう。

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本来の写真の順序はこの方が先で、魚を〆て、尾を口に入れて頭を先にして、そのまま上の写真の飛び立ちになったのだ。


カワセミの巣穴


これらの映像はクリックして最大化してみてください。

魚を咥えて飛ぶ方向を中心に上図の様な崖の穴を捜索中で、仲間たちと慎重に手分けして探さなければならない。穴は外敵に備え、急な斜面に2メートル近くまでの深さで掘るらしい。
この巣は絶対に近寄らず、最低でも20メートル程のスタンスから慎重に観察するべきだ。
写真を撮る方や観察者は絶対守って欲しいルールである。

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セグロセキレイも求愛をしているのか、この直後、右側の個体が左のものに背中から乗ったが、一瞬のことでシャッターチャンスを逃してしまった。 彼等も恋の季節であるにちがいない。

IMG_8566 ハクセキレイオス のコピー


普段滅多に来ないハクセキレイのオスが来て、カワセミの止まり木にセトルしたが、恐らくメスを探しているのだろう。みんな恋の季節だ。


モズのハヤニエ

これらの映像はクリックして最大化してみてください。

今ではモズがドジョウを獲るのは日常事であり、毎日、何匹もニセアカーシャの樹上で、そのトゲに刺してはやにえにするのみならず、ドジョウを刺してから、皮をはいだり、引き裂いたりしていて、本領を発揮している。

小宮公園のライオン犬

これらの映像はクリックして最大化してみてください。

カワセミの巣を探しに、何度か小宮公園によったのだが、突然、そこにライオンを見て、びっくりしたが、瞬間的にはライオンだと思った程リアルだった。 それにしても後姿は、マラのライオンを彷彿させたが、やはり願望がそうさせたのかもしれない



コガモとヒドリがモ

これらの映像はクリックして最大化してみてください。

カワセミの巣穴を探しに南浅川に久しぶりに行くと、冬の渡り鳥のコガモとヒドリガモのオスメスつがいを見た。
4月になれば飛んで行ってしまう冬鳥の典型だ。 両方ともオスが美しく、それだけメスを獲得する為、美しくなる習性は人間とは逆であり、オスは見てくれでメスに選ばれるらしい。

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このカワセミだけが頻繁に来て、餌を食べ、そして、何処かへ運んでいく。最近これ以外の個体が来たのは1週間ほど前であり、その時はバトルになり、この個体が執拗にもう一羽を、藪に追いこんでいた。
1昨日、私が行く前に、メンバーの柿沢さんが、メスが来たのを撮影していて、それ以外2週間ほどメスの姿を見ていないのだ、 そして、来るタイミングもずれていて、何か非日常的な出来事が進行しているようだ。


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オスはよく魚を獲るのに、痩せていて、依然と同じ個体とは違う様な有様で、別人(別鳥か?)なのかよく分からないのが現状だ。やはり愛人?(愛鳥?何か変?)のせいか。 人間は勝手に言葉を作るが、愛人は愛鳥にすると、まるで、トリ好きな人間から見た言葉になってしまう。 愛鳥家は大勢いるが、愛人家 という言葉は聞いた事がない。やはり愛人とは秘密裡の関係なのかなと考えてしまう。 可笑しいでしょ、自称愛妻家なんてのは、何処にもいるのにね! 愛人と愛妻はそこでも大きな差別があるのだろうか?今日は話がウソップ風なのでごめんなさい。

IMG_9846 ホバー


ホバーリングの姿からもカワセミは痩せて見えると思いませんか?



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それでも辛抱強く待てば、この様にカワセミくんは来てくれるのに、1週間以上前ドミナントのオスが来ても、池で魚を獲らず、本流に飛び込み獲っていたが、その時、別のオスが来ると、凄まじい勢いで追い払い、執拗に追いかけていたが、それが何日も続いた。 その頃から、飛んでくる方向も、見てくれもまるで、別人(別鳥?)の様になり、見分けが付きにくいのが現状だ。

IMG_9416 コチドリ のコピー

最近池の近くにコチドリが来て、ご機嫌だったが、やはり、千鳥足で歩いていて、花見酒でも飲んだのだろうか?
れっきとしたチドリの仲間なのだ。


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コチドリの飛翔風景


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ベージュのベレー帽に金縁メガネ、黒いネクタイ(鳥だけにチョウネクタイ?)にベージュの上着、なかなかの洒落者だ。


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清潔好きの様で、この日は水浴びにやって来たようだった。コチドリは河原の石の陰に無造作に卵を産んで孵すトリで、本来は夏に渡ってくる夏鳥であり、本格的に春が来そうだ。

明日から4月、これからの野鳥の動きに目が離せない。 たまには徹夜で寝てみたいです。それではおやすみなさい。









故郷の環境に対しての問題をキジが提起しました。 日本ムッカシ話

3月半ばになり、雨が続く中、浅川の増水は著しく、池は復旧不能かと思わせる様なダメージを受け、何回も作り直し、今まで河川敷の中にあった筈の池は、川の流れの中の川中島の有様を見せました。
その復旧を終えて、心もとないが、何とか、一つの池を理想の形で作り上げて、新装開店し、課題を乗り越え、16日ようやく本格的に稼働して、撮影に集中できる状態に戻ったのです。

その頃、池の後ろにある川床のニセアカーシャの疎林や、すすき野の葦や蘆の茂みに関しての不穏な動きが測量する人達の動きや、近隣住民からここを刈り取り、芝生の公園の様なものにするとの情報により、なんと環境に対する思慮に欠けたプランであると考えさせられました。


キジの訴え


クリックして画像を最大化してください。

そこで、さっそく、この茂みに棲む野鳥や動物を代表してキジが記者会見して、上記の様な切実な訴えをしました。 キジはここを刈り取る事は、ねぐらを失い、多くの仲間たちが行き場を失い、その日から困る事になるというものです。
住民たちは、河岸を立派な堤防に守られ、洪水等考えられないのに、ここをコンクリートのブロックで、河の流れを制御して流れから岸までのこのすすき野のブッシュを芝生に変え、快適にしたいと希望する意見が出されているとの話があり、これは全く、人間のエゴによるエコを考えているとしか思えない話で、馬鹿げています。
キジはあの桃太郎さんと鬼を退治して、その後日本の国鳥になった鳥の代表です。


IMG_7726 キジ啼く のコピー


キジは声高に、刈り取り反対を訴えて、啼いていたのだった。この藪の存在で、川岸の住民が火災を恐れ、草木やススキを刈り取り、ロームのむき出しの流れの岸辺をブロックで固めろなんて、なんという横暴なのか、と、訴えていた。
それを心配して、都心にある、神宮の森や、皇居内の草木を刈り取るなんていう発想は絶対持たないのに、たかが河川敷と短絡な考えが垣間見える。
今まで、洪水や野火の延焼で被害があった事実は記憶になく、現在浅川橋付近の大工事はそこまでやるかと疑問を持つような大規模なものだ。

あそこを住いにしていた野鳥たちは、ねぐらを失い、市街の建物や人家にまで、現れている。


GP0G0072 セグロ のコピー

この話を聞いていたセグロセキレイが、真っ先に飛びながら手を挙げて、キジ太郎の言い分に賛成と啼いていた。

IMG_7468 のハクセキレイ

ハクセキレイは自分の仲間の多くが市街地のコンビニなどに行き、人間の食べこぼしのパンくずや菓子屑を駐車場などで漁っている現状を訴え、筆者も多くのセキレイがコンビニなどに来ているのを目撃し、今の浅川橋近辺の工事に起因していると感じていた一人でもあるのだ。
コンビニの駐車場でセキレイを見ると、『こんな所に来ては不良になるよ』と、いつも注意している。 しかし、セキレイは チューイ チューイと混ぜ返すから打つ手なしだ。


IMG_7827 セグロとカワセミ


写真の後ろにある小さな自然の岸辺には普通の人間には考え付かない様な、多様で複雑な自然のメカニズムが働いており、草ががあり、種が生じ、多くの生き物の暮らしを支えて、赤土のむき出しがあり、カワセミも巣作りや子育てが出来る訳で、カワセミはコンビニには行かないし、それが彼等の習性でもあるのだ。
因みに、カモ類などは、よく草の種や葉を食べていてやはりコンビニには行けない。


IMG_6816 河川敷のブッシュ

上の川床の草むらを刈り取り、野鳥が止まるニセアカーシャを切り倒すとは、なんという愚かな考えなのか。この写真は市役所脇の鶴巻橋から見たその川床のほぼ全景の半分であり、この右手には立派な堤防があり、右奥には多目的グランドもあり、近隣の住民の憩いの場になっている。
しかも、堤防下には舗装された自転車と散歩の為の通路があり、そこから流れまでの川床がこの写真の場所であり、カワセミの観察場所でもあるのだ。
それと、最近犬の散歩でこの草地に犬連れで入る人を多く見かけるが、ここには小動物や、野鳥の営巣地である事を全く考えない行動には驚きを感じる。
保護すべき自然は、勝手に犯した人間の責任で、この様な行動には自省を求めたい。

そして左手反対側 市役所裏の川床は既に芝で覆われていて、市民の多目的な用途に利用できる広場として500メートルほどの長さで広場が設けられ、多くの行事の為使用され、稼働しているのだ。
その流れも、防護ブロックで囲まれ、3段構えの防壁があり、その3段目に川沿いの堤防があり、道路として利用されている現状で、すべてをコンクリートや芝生にしたら自然は消滅する事は明らかだ。

そもそも、浅川とは、流れが浅く、ここから上流は、季節的には伏流だった場所で、昔から洪水の危険や人家に延焼するような野火もこの辺りで見た事がない。

浅川流域で全くその様な被害がなかったとは言わないが、川口川は暴れ川で昭和20年代には、毎年台風時期に学校(9小)近くの橋が流され、友人の家も床下浸水等日常の出来事であり、そこは早くに工事され、昔の川の面影は全く消え失せた。その様に
すっかり安定した浅川にようやく、下水道の完備などで、きれいな流れが戻り、多くの野生が戻ってきている現状に目を向けず、このカワセミ池の両側を芝生の広場にして、野鳥や野生動物はどこで生きろと言うのか、全く愚かなプランであるとしか言いようがない。


GP0G0034 鵜の集団

南北浅川と城山川が合流するこの地点は、八王子市街の自然の最後の砦である事をブログに写った動物たちで知って貰う目的で、このシリーズで毎回 訴えていて、その事は関係者がよく考えるべき問題で、合流点ではこの川のギャングとも言われる鵜の軍団が集まり、『俺たちは魚さえ食えれば、関係ねー話だが、ひとっ跳びで不忍池や海にだって行けるんだから・・・でもイタチやキツネや野鳥たちは何処に行くんだろうね』 と、他人事の様に話していた。

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カワセミも、もし、河川敷からこれ以上草木や赤土のむき出しが無くなったら、もうお手上げよと、ポーズをとって居た。


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ここの上にニセアカーシャの木があってこそ、こんなダイブが出来るんだぜ、と流れに飛び込んでいた。


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ここから下は、文章はいらないし、読む方も書く方もつかれるから、写真でこの川の代表的な存在であるカワセミの飛び込みと、ハンティングシーンを新たな池で見られるので、見せて欲しいと、カワセミが写真を撮らせてくれた。


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カワセミは、こんなシーンを毎日撮られていて、撮影には詳しく、この様な際のレンズはAPSなら500ミリでは写角が狭く、追い辛く、300ミリ(フルサイズで400~500ミリ)で撮る様に教えてくれたが、さすが撮られなれして、カメラにも詳しくなったようである。


IMG_7961 のコピー


これが実際500ミリ相当の写真で、すかっかり撮影法まで教えられ、シャッター速度も最低2000分の1秒で、出来れば絞り込んで、視写界深度を拡げて、飛び込みポイントを予測して、ピントを予め予測して撮りなさいとまで、教えてくれました。


IMG_8106 のコピー


ほら、正面から撮らせてあげるからしっかり考えて撮りなさいと、トリならではのトリ方を教えてくれた。 この辺はブロガーのウソップ物語に違いないと、カワセミは言ってました。


IMG_8107 のコピー


正面からの写真はあっという間に、カメラに向かってくるので置きピンでは何枚も撮れないよとも言ってました。


IMG_8135 のコピー


500ミリで挑戦したら、せっかくのシーンが狭い写角の右上に被写体が行ってしまい、カワセミに『ヘタクソ』 と からかわれ、仕方なくトリミングで誤魔化しました。

ここまでは、事実に基づいた作者のウソップ物語だが、この日(3月16日)このオスは、池の整備を終えてからひっきりなしに餌を獲りに来て、何度か止まり木で食べたが、この時を含め、数分で戻り、また魚を獲り、そのピストン行動が顕著になり、たぶん、お目当てのメスに給餌行動を始めた可能性が高く、巣の特定や、ヒナの誕生や子育て等が楽しみになる季節でもあり、河原に『春の訪れ』がやって来た感がある。
大きな魚を食べるまでには、かなりの時間がかかり、その割に早く飛んで来ており、食べるなら今まで通り、近くの止まり木で食べた筈だ。

そういえば、あの雨が続いてから、4羽来ていた個体で、2羽のオスは見ているが、残り2羽のメスを見ておらず、2組がカップリングに成功した可能性が捨てきれない。
2羽のオスが数日前、3メートル程の距離の左右の止まり木で睨み合い、ドミナントのオスが勝ち、執拗に北浅川方向の藪に追っていたのを、複数のメンバーが目撃している。

今後の観察に注目したいと願いつつ次号を楽しみにしてくださる様お願いいたします

3月に入り、雨天が続き、カワセミ池は大ピンチ



3月11日 大震災から1年が過ぎ、テレビニュースも番組も痛ましい話題で明け暮れていた。
謹んで犠牲者のご冥福をお祈りいたします。

そんな中、昨日迄断続的に降り続いた雨が気になり、午後から浅川に偵察に出かけ、今後の対策を考えてみた。 以下はその時の様子と、それまでの顛末である。


カワセミ池増水3月11日


写真はクリックして最大化してください。

上の写真は2月末日の大雪時の増水と、今回の降り続いた雨の翌日3月11日の状況を比べたものだが、昨年の10月以降、これほどの大増水は見た事がなく、恐らく台風以来の出来事だが、ここでその様子を見て頂き、私たちが作った池の詳細をレポートする。

雨による増水での変化

この4枚の写真、それぞれ上下のものを比較して頂くと、池の位置や今回受けた増水のダメージの大きさが理解できると思う。 その名の通り、浅い川 『浅川』 だが、雨が降ると水流が簡単に大きな岩石をも押し流すパワーの片鱗がうかがえる。

IMG_6795 ブログ用

この写真は前のページの通称『田中岩』(高さ約50センチ)が水没している様であり、水位は最低でも60センチ程増したと考えられる。


IMG_6683 ブログ用

今回の雨の前に既に増水が始まっていて、渡渉は困難だったが、機材を2メートルほど上の川岸に移した為、工事道具やバケツ等の流失は免れた。

IMG_6820 ブログ用

普段、歩くコンクリートの防護ブロックも冠水し、その増水ぶりが理解できる。ここはイタチくんの通路でもある。

IMG_6749 ブログ用

カワセミの様子を観察しながら3時間ほど観察を続け、オスのカワセミが来て、この様なポジションから流れにダイブしたが、ことごとく失敗し、こちらも撮影はうまく行かなかった。こんな時、やはり餌は獲りにくいらしく、カワセミは空腹だったに違いない。

IMG_6699 ダイサギブログ


目の前をダイサギが飛んで行き、これは増水したブロックの穴に避難した小魚を狙ったいたが、やはり漁は不調だったようだ。(ダイサギの特定は目じりの切れ込みの大きさでチュウサギとの違いを確認したものである、最大化するとわかる)

IMG_6679 キジオスブログ用


背後のブッシュの上にオスのキジが顔を覗かせ、同じ場所で何度も目撃していることから、この下にねぐらがあると確信した。 同じ場所から4羽のメスが同時に飛び立つのも見ている。

IMG_6180 3月1日 ブログ用

この写真は大雪の翌日か翌々日に撮ったもので、融雪で決壊寸前の池から、何度も魚を咥えた元気なオスの狩猟シーンで、ピンもよく、シチエーションとしてハクセキレイが驚いた様が面白くお気に入りの1枚となった。

IMG_6503 3月6日の池

雪が去り、3日頃田中さん、柿沢さんと共に、池の大補修をしたが、その後、雨が振り、翌3月6日に、池が気になり、対岸から補強の為、池に行った。これはその際の写真だが、決壊寸前で、手前の第5池と右奥の第3池の最低限の補強をしたが、天気予報ではその後、雨が続くとの事で見事予報は的中し、池の改修も補強もすべて水泡に帰した。 


IMG_6492 イタチのパグマーク

その際、池の背後のロームの岸辺をたどると、獣のパグマーク(足跡)を見付けた。5本の指と掌紋から、イタチのものだと確信したが、パグは極めてフレッシュであり、数分前だと確信したが、我ながらさすがだと思う出来事がその後に起きた。

インドでトラを見つける際、このパグマークを見つけて、方向や、時間をわりあて、虎を発見した時の興奮が思い浮かんだ。


GP0G0166 のコピー

虎を思い描いていたら、案の定、近くの茂みに入っていくイタチの姿を見ることが出来のだ。

IMG_6644 のコピー

日没までの時間が少しあったので、自宅近くにある大谷の弁天池(小宮公園)に行くと、カワセミが池を一周して何度かダイブシーンを見せてくれたが、撮影は光量不足で、あまりよい写真は撮れなかった。

IMG_6582 大谷弁天池のカワセミ


弁天池は子供の頃からよく遊んだところで、昔は訪れる人もなく、まさか、この場所が都立の自然公園になるなど信じられない想いである。 この前日3月5日古希を迎え、60年の歳月が脳裏をよぎった。

池の復旧は3月14日を目途に考えていて、メンバーの皆様の協力を期待しています。よろしくお願いいたします。 これから寝ます。 お休みなさい!

カワセミ池に大雪が降った。 雪の中での野鳥たちの生態 『雪の渡り鳥』


雪のカワセミ池ラベル ブログ


2月の29日は月末だが、予報通りの大雪が浅川カワセミ池を襲った。 池の増水や流出の心配もあったが、先ずは野鳥たちが大雪をどの様にやり過ごすのか? その好奇心が働き、雪が吹きすさぶなか、池に行き、しばらく観察を続けて、200ミリ F2,8の短いレンズにキャノン7D APS 一眼を持ち、軽装で撮影を続けた。
今回はその一部始終と前後の様子をレポートしました。積雪は最大40センチ程でした。
(写真はクリックして、最大化してから、みてください)

2月27日カワセミ池イタチ ブログラベル


上は前々日2月27日の様子で、桐朋14期の同級生西田君が来たり、撮影地で50年前の山仲間に出会ったり特別な日だったが、その山仲間・大村さんは、昔、穂高で、クライミングのコーチをしていた際に写真を撮り、その写真が山岳雑誌『ケルン』の記事、『現代のクライマー5人』に選ばれた際の紹介記事に載ったりして、懐かしい出会いでもあった。さらに、イタチがまたも現れ、目の前の川を泳いで渡ってくれた。私が誘った西田君や西崎さんもイタチの良いシーが撮れたようで満足の一日だった。

大雪前日のカワセミラベル ブログ用


上は大雪の前日、カワセミが活発にダイブして、短時間で多くの魚を獲っていて、思えば翌日の悪天候を見越して食べられるだけ食べたのかと思わせる貪欲さを見せ、翌日の大雪を想えば野生の不思議を見た思いがする。


IMG_5278 の雪の前日ウの会話ブログ


ウの写真も28日撮影したが、ウソップ風にいえば 『やだね 明日は大雪らしいよ』と会話していたらしい。


IMG_5465 の雪景色 ブログ

2月29日は未明から雪が降り、それは夕刻まで続いた。その雪の中で、最初に見た個体で、吹き付ける雪の中ピント合わせは大変で、写真をクリックして最大化すると降雪が分かる筈だ。

IMG_5445 雪の池での飛翔 ブログ

カワセミは来てくれたが、池は雪に埋もれ、魚影も見えず、時々流れに身を躍らせ、川虫等を獲って飢えをしのいでいたようだ。



IMG_5448 のカワセミ飛翔 ブログ


凄い深雪で、雪が降り視界は良くないし、カワセミも大変だが撮影はもっと大変かも知れない。


IMG_5803 カワセミ 表層雪崩だ?ブログ


ワッ 表層雪崩だ! 気をつけろ! 50年以上前の2月谷川岳一ノ倉沢を登り、頂上直下5メートルの雪壁を登り、巨大な雪庇を登る直前足元の斜面が崩れ、高度差500メートルほどの大転落を経験・瞼に浮かんだものは母の顔と新聞に載った遭難事故の記事だった。 あのとき弱冠17歳、奇跡の生還を遂げて以来、雪崩に敏感になり、何度も雪崩を予想して、言い当てたこともあり、それを無視して進んだ他パーティのメンバーが表層雪崩を起こしかけ、綱を投げて無事、戻ってこられた経験もあり、そんな事がこの写真から思い浮かんだ。


IMG_5718 雪の第3池 ブログ

第三池はカワセミから見たら、まるで氷河の様だろうと思いつつシャッターを切ったが、指先の凍傷の名残が疼き、今もキーボードを打つ指先に痛みを感じている。


IMG_5734 雪の第4池 ブログ


完全に流された第四池の止まり木で、カワセミが、私に『もの好きにも程があるけど、折角だからポーズとるね』
と、3か所の枝にセトルしてくれた。ありがとうカワセミくん!


IMG_5800 カワセミ ブログ


あばよ! また明日来てね! 魚食わせておくれよ。 と、カワセミは視界から消えました。


IMG_5822 コガモ飛翔 ブログ

この日撮影した野鳥はコガモの飛翔風景(上)にコサギやカワウなどの姿もあったが、以下に心に残ったものを紹介します。


IMG_5512 ツグミ雪景色 ブログ

ツグミも元気に飛んでいたし、鳥は飛んでこそ鳥なのだと感心したものだ


IMG_5586 雪のアオジ ブログ

あたし、アオジ・ケイコ よ 知ってる? 淡路ケイコなら知ってるがね と、答えて置きました。


IMG_5575 ホホジロ雪穴 ブログ


こいつはスクープ映像か? ホオジロが雪の斜面に雪洞掘って出入りしていて『雪崩には注意するんだよって』 注意したら 『チュウイ チューイ』と啼いて馬鹿にされました。山や根性が抜けてないね・・・・・


IMG_5515 第3池が氷河の様 ブログ

ハクセキレイも 『ここはどこの氷河』 って言ってたので、浅川氷河 と答えときました。

IMG_5609 雪のハクセキレイメス ブログ


雪の白さにハクセキレイ シラケる前に今回はここまで、また、お会いしましょう。


3月1日のカワセミ池ブログ

午後10時、昨日(3月1日)の雪が解けだし、増水する中、メンバーの柿沢さんと池を修復しながら、撮った一連の写真を追加しました。 柿沢さんの情報により、今日の雨で、天気回復後に大規模な補修が必要です。 魚をビンドで獲り補充して下さる事に大感謝です。

2月に入り雨が続き、池が流された。 カワセミ池のピンチか?



2月1日突き刺す

メスのカワセミがいきなり獲物を咥えずにクチバシで刺した。
それには以下の写真が証明する様に、大き過ぎる魚しか池に居ないと失敗が多いからである。下の写真はピントが悪いが敢えて紹介するが、その説を証明するためにアップした。

2月1日失敗

メスのカワセミが水面で咥えそこね、目の前に弾き飛ばした。そこで一枚上の写真になったがトップの写真にピンボケはおけない。ストーリーを見る上で必要なのでピンボケを乗せた。

水中で魚を獲ったが、水面でこの様に失敗していて、この写真の後に上のシーンがあり、その次には魚を突き刺したのである。しかし、止まり木に留まってすぐに考えて川原に降りたのだ。何故なら枝で獲物を飲み込めず落とす可能性があり、下に降りてから、咥え直し、魚が動かなくなって初めて呑み込むことが可能になるからだ。ピンが悪くてごめんなさい。


2月2日1大きな獲物

これは一番元気なオスで、うまく行きそうだ。獲物は大きなウグイかオイカワか?

2月2日1咥える

どんなもんだい! と、絶好調である。 こちらもピンが決まっているぜ!

2月2日2落とす

と、舞い上がった瞬間、魚をポロリと落としてしまった。(この写真の魚の口に注目です、クリックして最大化してください。水を吐いています)

2月2日3落とす

この前後は、何度となく、この様な失敗が続き、池の外の本流に飛び込み、魚を獲る機会が多くなった。大きな魚は入れない方がよさそうだ。

雨で流された池の復旧



そのうち、2月5日から大雨が2日以上続き、増水が気になったが案の定、上記の様な大増水で。池は流されて魚も逃げた。7日に雨の中出かけ、何とか機材を安全な岸辺に上げて、8日一人で池を作り直した。これらはクリックして大画面にしてください。


2月の珍客たち のコピー

その後、何とか池を直し、10日には50年ぶりの桐朋の同級生永野くんと宿谷君くんを迎えて絶好のコンディションを作る事が出来た。

2月2日またも失敗

カワセミ君は失敗が続き、魚を水面に置いて行ってしまったが、落とすのが癖になったのだろうか?

2月3日池の外ドジョウ

それで、前にいれたドジョウが逃げたのか、本流でそれを咥えたが、カワセミ撮影が初めての永野くんも池の外でドジョウを獲るシーンを撮っていた。

2月4日ホバー

これも本流でのホバーリングシーンで、その後漁に成功したようだった

2月9日池修復の翌日


これがそのシーンだが、こいつは元気なオスのハンティングシーンだった。

2月12日1ドジョウ落とす先

その後、メスが来て、池に入れたドジョウを咥えたが、この様に空中でバラしてしまい、下の写真がその100分の1秒程 後のものだ。飛び上がるカワセミと落ちるドジョウの位置関係から見て、恐らく1000分の1秒くらいのタイムラグかもしれない。何しろ、3000分の1秒以上のシャッターでの連写シーンであり、その後もしっかり撮影出来ていた。

2月12日2ドジョウ後

この後のシーンはカワセミが飛び上がり、ホバー気味に50センチ程上に行った時、後ろの水面にドジョウが落ちて上げた水しぶきが写っていたのだった。この様な光景は非常にレアなものである。

2月10日永野君が来る


最後はこの同じ個体が漁に成功したシーで締めくくりたい。 キングフィッシャーの名誉の為にも・・・・・








年の瀬に拓いたカワセミや野鳥の天国 珍進化論

ダーウィンもびっくり、珍進化論
         (ウソップ物語から出たまこと)

12月に入り、寒さも厳しくなるおり、前から考えて居たある種の実験を自分のフィールドを開拓し、行いたく、それを実行に移した。
寒い河川敷で川の流れを渡り、背景や観察場所、他の野鳥の生息状況などを、つぶさに調べ、絶好の候補地を見つけ、作業を始めた。数日後、思いもかけない協力者が現れ、試行錯誤しながら漸く理想の場が得られた。
田中さんは、現場にほど近い所に自宅を構え、聞けば、互いに同じ八王子第9小学校の卒業生であり、私の1級下で、誠実で面白い人でもある。その後、野口さん、西崎さん等の協力者を得て、和気藹々でこの場の維持に努めている。

その場所は、理想の条件下で、撮影や観察が出来る場所であり、流れの傍らに小さな池を掘り、魚を入れ、カワセミの観察を行う場所となった。 その様に言うと、人は『やらせの場所』等と言う場合があるが、やらせにはやらせの大変さもあるのだ。
魚の補充や、止まり木の設置、池の設計変更等に加えて、池の魚が、カワウ等に食い荒らされない様な防護策を考えて、幾度か被害を乗り越え、夕刻、観察が終わると池に蓋をして、その被害を防ぐ等を考えて、ここに来る人には、それらの条件を守ってもらう様お願いしている。
下の写真はその池で撮影したものである。


最近開発したカワセミポイント ブログ用


写真をクリックして最大化して下さい。

3か所に池を掘り、現在は2か所を使用中であり、その都度レイアウトを変えたり、しているが、カワセミは順調に来ている。

IMG_3739 の縦 のコピー

このポイントの良い所は、周囲の自然が素晴らしく、上の写真は、浅川の流れであり、背後に見える水草がある場所が、第2の池なのだ。 カワセミは若いオスの個体と、その母親らしき、背羽根に傷があるメスが、代わりばんこで来ていて、オスは幼鳥らしく、きれいなクチバシと優雅な姿を保っている。(上の写真はクリックして最大化したら口紅がありメスの様だ)

12月の野鳥観察より のコピー

写真をクリックして最大化して下さい。

ここで、予期せぬ出来事は、この池の周辺を縄張りにする百舌鳥が、カワセミの魚獲りを目の当たりにしてから執拗にカワセミを追い払うようになり、上の写真にある様に、最近は百舌鳥自身がカワセミに進化したと言わんばかりに、池に飛び込み、時に魚を獲る様になったことである。 これは、他の場所では目にしない光景だ。

IMG_2085 百舌鳥はやにえ のコピー

メスの百舌鳥が、ドジョウを咥えて、はやにえをしている光景で、魚を獲る事もレアなケースである。これらの撮影から、カワセミが他の鳥たちに与える影響は大であり、それまで見なかった百舌鳥やセキレイに加え、ドバトまでがカワセミを真似た様子を見て、スズメの仲間のフィンチを観察し、地域による変化を見て、進化論を唱えたダーウィンを思い出し、興味深い思いであった。

IMG_2205 百舌鳥狩り のコピー

オスの百舌鳥が魚を咥えた瞬間だが、百舌鳥のクチバシは魚を咥えたり、飲み込んだりには不向きであり、大きな魚は、突いて殺し、運ぶことも出来ない為、置き去りにして捨てていくが、それらを食べる鳥はカラス位だろうか? この問題は池の深さを変える事で、被害を防ぐことが出来た。

IMG_2523 ホホジロ のコピー

ここは野鳥のバラエティも豊富で、時に今では珍しいと言われるホホジロ(写真上)なども飛んでくる。
カワセミの撮影中、すぐ上を、キジのオスが大きな鳴き声で、優雅に飛翔して、付近に4羽のメスを従えていることも確認できた。

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池の周辺の流れにはカワセミが飛び込むポイントが複数あり、やらせに関係なく自然のダイブを見せてくれ、正しくここはカワセミのパラダイスだ。

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田中さんが建てた止まり木は居心地がよさそうでなじんでくれたが、その後自然ではないとの意見で別の枝に変えたが、この様な事を快く引き受けて下さる田中さんは最高の相棒である。


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第2の池で撮ったベストショットの1枚で、カメラに向かって飛んできた貴重なショットである。

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この時のカワセミは小魚を同時に2匹咥えていて、その能力には驚かされる。

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その美しさは定評があり、翡翠と書き、カワセミと呼ばれることから渓流の宝石とか真珠等と呼ばれる所以であり、動きの速いこの鳥の撮影はこの様にピントが合うことがむしろレアなのだ。

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このポイントの良さは、池の観察地点から自然の流れで、ダイブして、魚を獲る姿をこの様に、撮影地からそのまま目にすることが出来る事であり、予測は難しいが、その分楽しみも多いと言うことだ。

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これも川から魚をゲットした瞬間の証拠写真である。 この素晴らしい場所は浅川の自然を象徴する貴重な場でもあり、皆で大事に育てたい場所だと考えて居ます。お越しご希望の方はご一報ください。
ルールを守り、自然を愛する方は大歓迎です。


GP0G0005 カワセミが真珠を吐いた のブログ

最後に紹介するのは、『渓流の真珠』と呼ばれるカワセミが、口から真珠を出してくれたシーンで、撮影できたのは幸運だったと思います。 その正体は、動物が俗にいう消化不能な、骨や羽等を糞で出さずに、口から吐き出す行為で、カワセミは魚の骨やエラ等を消化出来ない為に、口から液状にして吐き出すもので、喉に見えるその白いものが真珠の様に見えるのである。 (生物学的にはこの行為をペリットと呼ぶ)


師走に真珠をプレゼントして、今年のブログの最後を飾ります。 良い年をお迎えください。



蘇った清流 浅川  野鳥雑学

蘇った清流浅川 八王子の豊かな自然1 フチなし のコピー

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1昨日、浅川の復活ぶりを撮った作品集をアルバムにして八王子市の黒須市長及び環境政策課にプレゼントしてきました。今年2月に私の世界の自然環境をテーマにした写真展を開催して頂いた御礼と、この素晴らしき環境を取り戻して貰った感謝の念を込めたものだが、大変喜ばれ、面目を施しました。

市長も当事者たちも、写真を見て、これほど豊かな自然が蘇った事に大きな感動を覚えてくれました。
市長とはもう50年以上の親しい付き合いで、普段は憎まれ口をたたき合う仲だったが、心から驚いてくれた事は嬉しかった。
ただ、一言、『お前はよく、こんな小さなものを浅川で見つけるね!』 だけは相変わらずの憎まれ口だった事に間違いがありません。


都会の中の豊かな自然4 ブログ

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彼とは開戦と同時に生まれた同年齢であり、浅川の反対岸に育ち、戦争の記憶もあり、この川の事は知り尽くしていたのに、写真を見て、これほどに自然が戻った事には、大きな喜びを感じてくれた事は共通した思いだったのだに違いない。

カモとサギ2 ブログ用

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憎まれ口のお返しに、『互いに齢だし、振り込め詐欺には気を付けるように、このポスターを作ったから』、と、言うと、『もし、息子が金を送れ等と言って来たら、絶対にありえないから心配ない、何故なら、金がないことはうちの息子が一番知ってるから 』 と、逆に一本取られてしまった。 折角のウソップ物語だったのに。


IMG_8688 カルガモペア のコピー


市役所の帰り道、目の前の浅川に行くと、今日はカワセミの姿はなかったが、カモとセキレイは居たし、南浅川に入ると、サギとカモが寄り添っていたので、思わず苦笑いをした。
そして気が付いた事は、浅川には、何処に行ってもカワセミとセキレイがいて、翌日、再び市役所前の河原に立ち寄ったら、セキレイの人口が多く、それがセグロかハクセキレイかを確かめたいと思い、目の前に現れたセキレイを片っ端から撮り、見分けが難しく、帰宅後、辞典や本を探しまくり、その特徴から多くを学ぶ事が出来た。


IMG_8558 セグロ

これは、セグロセキレイであり、ハクセキレイとの違いは色や大きさでは分からない。 特徴は目のまわりの小さな違いであり、下の写真と比べれば、すぐ理解が出来る。
セグロの気に入らないのは『ジジー ジィジー』 と鳴くことだ。ハクセキレイは『チュチュン・チュチュン』と可愛くなくのに・・・ セグロの特徴は顔の目下の横頬が黒い事だ。


IMG_8520 オス冬羽?メス?白? のコピー


ハクセキレイの特徴は目の所に、顕著な黒線が入っている事と頬・顎の白さがセグロとの違いであり、上の写真は色が薄くメスで、オスの特徴は、背や羽が黒く、雌雄とも、同じ目の下の黒い線と、横頬と顎が白い事が見分けのポイントである。 下にピンが甘いがオスとメスがつがいでいる写真を見て貰えば特徴が分かるが、色では判断できない。 何故なら、冬場に向かうと、ハクセキレイのオスの色もグレーに変化するからであり個体差もあるし、色だけでは判断が難しいのだ。
しかし、セキレイはセグロだったりするが、人間と違い、ハラグロは居ないのが良い。

IMG_8657 ハクセキレイペア ブログ用

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ピンが甘くて申し訳ないが、右のが色が黒くオスであり、左側がメスで色が少し薄いグレーである事が分かり、共通項は、目の所にある黒い線である事が理解できる。 黒い線がセグロとの違いであり、両者は黒白で河原の砂利の中では保護色になるが、浅川で最も普遍的な野鳥である。

IMG_7020キセキレイ


この器量よしはキセキレイであり、人間様でも多くの男性が、きれいな人にキレイな洋服を着せては喜び、脱がせてはもっと喜び、着せキレイ とはよく言ったものです。


IMG_6002 顔が黒いセキレイ・メス?

これもセキレイであり、そのつもりで撮っていたが、よく見れば、顔が黒く、イタリヤの政治家なら、これはアメリカの大統領の様に、海に行って日焼けしたのだと言いそうだ。もし、何故かが分かる方は是非ご一報ください。
12月6日訂正 図鑑を調べた結果これはセキレイではなく、チドリ目のイソシギである事が判明しました。 有名なアメリカの曲で『イソシギ』(the shadow of your smile) の例の鳥です。
クリックして拡大するとやはり確定的です。 ごめんなさい。

IMG_6004 セキレイメスか?

これは上の顔が黒い個体が、直後に飛び降りた瞬間であり、こんな羽根模様は見た事がない。 (これもイソシギです)


IMG_5121セグロペアの飛翔

つがいの背黒が飛翔した瞬間であり、セグロの特徴が出ている。


IMG_3910 セグロの狩り

セキレイは、川面を滑るように飛び、仕切りなしに浅瀬で何かを啄んでいて、水生昆虫などを主に食べているようだが、時にはこの様に小魚を食べることもあり、カワセミの様にクチバシが大きくなく、食べるのは時間がかかるようだ。たぶんこれはセグロである。そのくらい、見分けが困難で、横から目を見ないと分からない。



IMG_6791 のトリ のコピー

この可愛い子ちゃんは百舌鳥のオスで、獲物のバッタなどを、木の枝に串刺しにして、置いていくと言う変な習性を持っているらしい。メスはこれほど可愛くない・


IMG_6792 百舌鳥の飛翔

この妖艶な飛翔スタイルから、百舌鳥の名前の由来も習性も想像がつかない。
鳴き声はキチキチ、キィーキィキィキィと鳴くらしい。


IMG_7288 コサギ集まる

写真をクリックして大きくして、見てください

最近浅川ナイアガラの堰堤の大工事が始まり、市長からの話では、川の浄化イコール下水の普及で、市街地からの排水が減り、水量の減少や、かのナイアガラの堰を上れない魚があり、その魚道を確保して、伏流を防ぐ措置を取るためだとの説明を聞いたが、下流にこれだけのコサギが集まったのは珍しい。

IMG_7330 コサギ飛ぶ

工事関係者の横をコサギが飛んでいくが、ナイアガラ(便宜上そう呼んでいる)は、3種類のサギやカワウそしてカワセミたちのお気に入りの場所で、私のお気に入りでもある。どのような形で修復されるのか心配もあるが一日も早く、鳥たちが遊べる環境に戻って欲しいものである。


IMG_5931 コサギのパドリング

サギの中で、コサギはよくパドリングと呼ばれる示威行為で、忙しく魚を追い、獲物にする習性があり、クチバシが常に黒く、黄色い靴を履いている。他のダイサギやアオサギは一か所で辛抱強く獲物を待ち、時には1時間以上も同じ姿勢で待つことが多い。

野鳥を追いかけているうち、多くの知識が得られ、それは、自分の目で確かめる楽しみもあろうというものだ。

カワセミの日々 日々是好日 日々是川蝉・・・

浅川に野鳥を追ううち、1か月程前、『渓流の真珠』と呼ばれるカワセミに遭遇し、それまで『サギやカモ』と言ったウソップ物語?的で比較的大きな被写体のみの野鳥撮影だった為、200ミリでF2,8のズームしか持っていなかったのに、2倍のコンバーターを使い、撮ったところ、リフレクトや、魚を咥えたシーン等、はじめての経験にしては簡単に撮れてしまった。 そこで、カワセミのホバーリングや飛翔・ジャンプに挑戦した。しかし小さな野鳥の生態を撮るのは、難しく、様々な壁に阻まれて、200ミリのズームでは無理かなと思いつつも、この初めてとも言える経験で、多くの創意工夫が要求され、2週間程チャレンジして、連日、写真を撮り、データを比較して、コンバーターを外して、短いレンズでも使い方と自分なりのスタイルを身につければ、良い勉強になると思い、はまり込んでしまった。

何とか自分のスタイルが見いだせて、野生動物の撮影の原点に立ち還る事が出来そうなので、その成果をここにアップします。


為替のジャンプを分析1 ブログ用


写真をクリックして最大化してください。

上の写真は11月1日に撮ったもので、説明にある様に僅か数秒間の出来事を記録したもので動画で撮れば超高性能なスローモーションで撮っても瞬きをする間にドラマは終わってしまう。
この画面は是非クリックして大きくして見て欲しいと思います。


カワセミのジャンプを分析2ブログ用

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これも11月4日に撮った連写の一部で、魚は獲れなかったが、水面からヤドリギまでのディテールが見られ、その直後に左下の写真で、魚を獲り、右上に咥えたものがあり、この日は、たった30分立ち寄り、これを獲れたのはラッキーだったが、この時期、午後3時を過ぎると、河原が暗くなり、高速シャッターを使う為には感度を上げる為、画像はどうしても荒れてしまう。


IMG_7762 ホーバートリ


これはホバーリングの光景だが、時間が昼ごろで、光線が良い為、ISOは200くらいで2500分の1秒程の高速でシャッターが切れ、色も申し分がない。


IMG_7758 ホーバートリ


この時はホバーを繰り返し、何度も飛び込んだが、フェイントをかけられたりした分。シャッターチャンスは多く、そのうち思いもかけないシーナリーが展開した。


IMG_7785目標定める

5回程のホバーと飛び込みを繰り返した時、目標を捉えたその手前にはハクセキレイが魚を狙って、思わず『やれ!』と叫んだほどだった。


IMG_7786 の縦漁成功

やがて飛び込んだのはセキレイの目の前であり、岸辺近くにいた小魚をしっかり咥えていて、その画面は、予想に反して左によってしまい、仕方なく、左スミをトリミングして使ったが、臨場感でピンの甘さをカバーしていると。自画自賛をしてみた。


IMG_7789 トリム B

これが直後のシーンで、セキレイと魚を咥えたカワセミはベストショットになった。


IMG_7790 のコピー

魚を咥えたまま、右上のブッシュに入り、1時間半程たって、また、飛んで来て魚を狙った。すっかりカワセミ君と友達になり、しばらくは、虜になりそうな毎日でもある。

IMG_8440 セキレイとカワセミ魚とり のコピー

ブログ更新の数日後、再びカワセミがセキレイの目前で狩りに成功した。
そして、5分後に再び、突入して、また、魚を獲ったので、余程の空腹だったのかと驚いた(11月14日追加写真)



オカバンゴマダラカワセミ


古いネガを整理していたら、ボツアナのオカバンゴ湿地帯で撮影したカワセミの写真が出て来て、辞典を調べたが、分からず、インドの動物辞典を見たら、これが pied kingfisher (マダラカワセミ) だとわかり。ここにアップしたが、日本でカワセミと言えば、コモンカワセミ であり、世界中に分布しているらしい。




浅川の自然第3弾 カワセミと遊ぶ



帰国してから約7か月が過ぎ、散歩の延長から、八王子で故郷の自然が蘇ったのを見て、夢中で浅川を歩いているうち、2か月ほど前から、主にサギやカモやカワウ等の写真を撮り、故郷の市街地に存在する自然として、また、子供時代のプレイグラウンドに誇りを持ちかけていた頃、渓流の真珠と呼ばれる美しい小鳥カワセミに出会いました。

IMG_6729 アップ
 

さらに悪い事に、これを追いかける多くのマニア達がいるのを知り、彼等の活動を見て、実際に撮影して、この鳥の奥深さを知らされることになりました。

撮影風景


実際、この人たちを遠くから見たら、河原の藪にひそみ、銃を乱射するゲリラ部隊そのものであり、皆、迷彩服に、レンズにも迷彩を施し、見るからに怖そうですが、皆さんとても紳士そのもので、最近は時々ゲリラ部隊の仲間に入れて貰っています。


IMG_7337 のトリ のコピー
 

カワセミは『川蝉』とも『翡翠』とも書き、ヒスイは漢字でカワセミとも呼ぶ鳥であり、名の如く瑠璃やヒスイを散りばめたよりも美しく、インドでもっとも美しいと言われるインディアン・ローラー(インドブッポウソウ)に色は似ていて、カワセミは嘴が長く、ともに、素晴らしいいホバーリングを見せる野鳥でもあるのです。

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そもそも、虎やライオンを追いかけている時、2500分の1秒とか、3000分の1秒等のシャッターを使うことが無く、動物ではせいぜい500分の一秒程のスピードしか使わず、殊に、ポジフィルムを使っていた頃は、開放で60分の1秒とかが精一杯の事があり、早朝の暗いうちや、夕刻の黄昏時に、虎や他の捕食獣が動くケースが多く、鳥はあまり撮らなかったし、長いレンズを現地に置いてきた事から、明るい望遠は200ミリズームしかなく、これに時としてコンバーターを使用したら、露出が暗くなる事と、ピントが外れる場合が多く、200ミリにイオス7DのAPSサイズカメラで、320ミリになる事から、よほどピーカンの明るいときを除き、コンバーターの使用は止めました。 


IMG_6978 瞬間2倍コンバーター

この写真は2倍のテレコンをつけて撮りましたが、レンズが暗くなる分、シャッターも250分の1と遅く、その為、水面のバブルを美しく見せる効果はありますが、ピンはあまくなりました。

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カワセミは、縄張り争いで個体同士が争う事もあり、またキングフィッシャーと英語で呼ばれる、魚捕りの名人だし、その動きの素早さは他の野鳥の追随を許しません。

鳥に関しては、日々勉強の身なれば、まだ、自慢できるほどの写真はありませんが、とりあえず最新作をアップします。

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美しい鳥だけに、綺麗に撮りたいのですが、やはり、動きを追えば早いシャッターとIS0感度の板挟みで、動きを撮るには感度を上げて、画質を犠牲にしなければならない様です。



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高速シャッターを使うようになったのは、試行錯誤の果てで、ピンも少し向上して、やはり、この様な動きが早く小さな対象物には2500~3000分の1程のシャッターが有効な様です。

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水中に突っ込む時間は極めて短く、恐らく何十分の一秒ほどか? 瞬きもしてる間もなくもう頭上のフレームからはみ出すこともしばしばあります。

IMG_7371 オオトリ のコピー

この時は魚を咥えていて、毎回成功するわけではありませんが、流石にキングフィッシャーの名前のごとく、成功率は高いようです。この鳥を飛行機に例えれば、ジェットファイターと言うところでしょうか。


IMG_7372 のオオトリ のコピー


この上の2枚は秒/8コマの連写の一部であり、F2,8で3000分の1秒のシャッターが効いていてピンも来ていますが、無論200ミリだから、かなりのトリミングをしてます。


IMG_7389 オオトリ のコピー


魚を咥えて飛んでいるシーンですが、どうやら個体の性別はオスの様で、メスはクチバシの下が赤い事で見分けが効くらしいです。


IMG_6889 のトリ 魚


止まり木で魚を咥えて、息の根を止めてから縦に咥え直し、飲み込む迄、10秒程掛かり、続けてダイブすることもあります。
1日あたり、1個体の食べる魚の数は身体の大きさに比べて多そうで、食欲の旺盛さと、飛翔速度の速さに加え、ホバーリングを行い、空中でとまる技があり、なににもましてその美しさは魅力的です。

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カワセミに見惚れていたら、目の前にイタチが現れ、カメラを構えて手動のままのシャッターをオートと間違えて切り、この通りピンボケでしたが、証拠写真です。


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ついでに美しいキセキレイが目の前にきました。
浅川は魅力的なところでしょ? 是非、遊びに来てください。




街の中の大自然・浅川バードサファリ(日本ウソップ物語)


9月21日台風が通り過ぎ、朝方、一番で浅川に行き、自然の素晴らしさと動物たちの逞しさを見た。


故郷・浅川の豊かな自然


写真は2回クリックして拡大してください。普段と台風後の川の状態等がよく分かります。

10月8日 訂正事項 写真の中で、ダイサギと書いたのは誤りかも知れず、チュウサギの可能性が出てきました。 根拠はクチバシが黄色であり、ダイサギは冬場のみ黄色になり、夏場は黒く、足が黄色いのはコサギだけであり、これらの写真は9月半ばから撮っていて、その時点はまだ夏の延長でダイサギのでクチバシは黒だと辞典にありました。
大中小の3種はそれぞれ体長10センチ程の違いであり、比較は困難です。
鳥はあまり、詳しくありませんので、情報をお待ちいたします。 すみません。

それで、再び通いつめ、月末に疲労で寝込みましたが、また、10月に入ってからも連日撮影をしています。そろそろ1か月近く通ううち、要領が理解出来て、小さな対象物でも、見えるようになりました。おかげ様で、カワセミやシラサギの漁の場面も連日見ています。


浅川の主なバードライフ

写真は2回クリックして、別ページで拡大してください。

上の図でダイサギと書いたのはチュウサギかもしれません?

サギや鵜だけでなく、セキレイやムクドリの大群もこの浅川橋下のナイアガラに現れます。さすがキングフィッシャーの名に恥じないスキルをカワセミは持っていて、漁の頻度や成功率は高いのに驚きました。


白拍子達の優雅な舞

写真は2回クリックして、別ページで拡大してください。

訂正:上図のダイサギと書いたのはチュウサギの可能性があります。
足の黄色はコサギである事に違いありません。

サギは踊りは優雅で上手ですが、漁はお世辞にも上手いとは言えず、辛抱強さだけは凄いです。 それを一部始終見ている自分も結構辛抱強いですね。

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カワセミは本当に綺麗な鳥です、言葉は不要ですね?


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今日はホバーリングやダイビングも何度も見ましたが、撮影は難しいです。


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コサギは足を見れば黄色い靴を履いてますからダイサギ・チュウサギと見分けが付きます。くちばしも黒く、ダイサギは冬のみ、くちばしは黄色で、夏場は黒で、チュウサギがクチバシは黄色と言われていますが、双方とも足は黒い靴です。大きさも違い見分けが簡単な様で、この様に羽を広げたりすると大きさが分かりません。殊にダイサギとチュウサギは見分けが困難であり、コサギとの違いは足と嘴を見ましょう!


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セキレイも動きが速い鳥で、左はハクセキレイに見え、右はセグロセキレイの様ですが、見分けが困難で目に沿って細い線があるのがハクセキレイです。もしかすると両方ともセグロかも知れません。(11月20日付訂正)
『履くセキレイ』とか『着セキレイ』って何をはくのか、着るのか、やっぱり下着だよね~?


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一方、こちらはボディが黄色なので、キセキレイと呼ばれる器量よしです。
人間でもいますね? 『ワタシキレイ?』とか、『キミキレイ』なんて連発してるのがオスメス関係なくいますよね! 着せればキレイな人や、脱いだらキレイな人っていますよね?マジに!

ダイサギとコサギ


上を比べると分かるように、クチバシが黄色のがチュウサギでダイサギは夏場は黒で、冬に黄色になるそうで、コサギのクチバシは一年中黒です。季節の変わり目で、見分けは難しい事が辞典で調べ判明しましたが、チュウサギは絶滅が危惧される種類で、まだ、判断がつきかねています。


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これは黄色のクチバシに黒い靴ですから、どっちですか?首も長いですね。
ダイサギの様ですがチュウサギの可能性もあります(9月なのにクチバシは黄色なので)



アオサギのカンムリ羽と飾り羽

こいつはシラサギ類で最大のアオサギで体長は90センチを越えます。羽繕いをしている時に、頭に黒の冠羽と胸に飾り羽が見えます。 ダイサギが約80センチの体長で、コサギが60センチで、チュウサギは70センチくらいと言われ、見分けが難しい場合があります。



アオサギ飛翔

街の中を流れる川でこの様にダイナミックな飛翔が見られるところはそうはたくさんありません。この上40メートルは16号線の浅川橋で、橋の上にバス停があります。ここは勝手にナイアガラと呼んでますが迫力でしょ?



カワウの飛翔1


カワウのペアがよくここにやってきます。ナイアガラは素晴らしい所です。カワウはコサギと同じ位の体長です。


ダイサギ漁をした


黄色いくちばしに何かを咥えています。やっと魚が獲れたようです。


ダイサギの漁


こちらはナイアガラの端でブロックの間で魚を捕まえました。サギは辛抱強いですよ!


こちらも負けずに辛抱強く、『クラブ・ナイアガラ』や『料亭浅川』に通います。
それでは、『また、おいでやす』

P;S 間違いがあった様で 『 ごめんやす!』 カンニンな・・・ ま~『ウソップ』やさかい。

故郷八王子の自然なウソップ物語?


八王子の自然1ラベル

写真を2回クリックすると、別画面で大きな画像になりますので、お試しください。

浅川や川口川には戦争中最後の空襲が行われた恐ろしい記憶があったが、現在に至るまでの大きな社会の変化や気候変動等、世界のどこでも起きて来たドラスティックな文明の進化があったようだ。

単純に見れば、厳しい冬の寒さや物資の欠乏に目覚めた大人たちが作り出した復興景気やそれらを生み出す様々なアイディアから20数年で、敗戦から立ち直り、その後、世界に冠たる経済大国になった。
子供の頃無かったテレビや冷蔵庫等の電化製品に、マイカーは今や当たり前のことになり、その頃考えていた社会から見ればまるでウソップ物語を見ているようなものである。
暖冷房器具はすべての部屋に設備され、室内は快適になり、その代償に工業化が加速して、結果、冬の厳しい寒さは減じ、所謂、地球規模の温暖化を招き、近頃の災害は単なる自然災害ではなく、明らかに人為的なものへと気付かぬうちに気象を左右して、高気圧や低気圧の発生メカニズムを変えてしまった気がする。

昭和の40年頃から、日本の冬の気象は明らかに変わったのは、昭和29年から毎年登った冬の山の変化で肌身に感じたが、八王子の冬も様変わりさせた。
浅川の河岸、殊に北岸は春は田圃が蓮華で一面が覆われ、まるで紫の絨毯を敷き詰めた様な風景だった。
冬の田圃は凍りつき、子供たちは、手作りの竹製スケートで遊び、裏山に降った雪は春になるまで溶けず、スキーや橇で遊んだ想い出が鮮烈に蘇る。


八王子の自然2ラベル

これも2度写真をクリックしてください、別ウインドウで拡大して見られます

上の写真の明神様の湧水は今でも枯れずに湧きだし、我が家の裏庭にはローム層の赤土の崖から冷たい水が吹き出し、竹の樋で風呂や台所に引かれていたものだった。
国立の中学に通っていた頃、都内の友人が家に来て、水を飲むと、『お前の所はこんな美味い水を飲んでいるのか?』と感動していたが、毎日飲んでいる身には、水に美味い不味いがあるとは考えた事もなかった。


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帰国してから、健康とボケ防止の為、この数か月幼い頃住んでいた地域や高尾山の麓まで歩いていたが、毎日最低8キロ、時に20キロを歩き、昔の思い出を探るうち、癖になり、今夜はどれだけ歩いたかを身体で計り、帰宅すると車庫からトリップメーターをゼロにした車で、その日の走行距離を忠実に計り、自身の脳を鍛える習慣をつけた。
夏の間は暑い為、夜中に歩いたから、懐中電灯を頼りに、想い出深き地域、浅川や川口川、谷地川流域等を歩き、ある日、月の美しさに驚き、後で知ったら、十五夜と中秋の名月が重なる前日だった事を知り、加住丘陵を越えて滝山丘陵の近くまで歩き、気が付くと払暁できれいな朝日を見て、川口川から浅川の堤防を歩き、意外な程豊かな野生の息吹を感じた。
写真を撮る事を思いつき、翌日、カメラ持参で外に出たが、月は明るすぎて、きれいに撮れず、その翌日は朝日の出る直前の月を狙うと、上の様なきれいな月が撮れたので、これが本当に『思い月?』かもしれない。


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オレオレサギだあ~、ダイサギだあ~、ツルみたいにキレイだろ? 漱石なら『吾輩はサギである』と言ったかな~?

浅川の河原に行くと、サギとカモが沢山見られて、それでは、お得意の日本ウソップ物語を作ろうと考えてこの1週間程、連日、川に通い、野鳥を撮った。 カモがいるからサギが出るのか、サギがいてカモが来るのか、永遠のテーマだが、ここでは本物のウソップ?が出来ると確信した。
幼い頃、その辺の水田や小川や里山に多くの白鷺やカモや野鳥がゆったりと飛び交い、松の梢から水田に舞い降りる様をよく見たものだった。
動物を追いかけるようになったのも潜在的な何かがあったのに違いないと思えるようになった。


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この時期多く見られ、比較的近寄れるのはカルガモだろう。 浅川に行けば暁橋から浅川橋までの700メートル程の間で、必ず、カルガモとサギは見られる。市街地の川では珍しい光景だ。



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このサギはコサギと呼ばれる白鷺の一種で、名のごとく小型(体長60センチ程)大きさは単独でいると比較が出来ず、最初は見分けにくいが、クチバシが黒く、足先が黄色いものがこの、コサギである。


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このサギはアオサギで、白鷺類では最大のもので体長は90センチ程である。 大体、サギはコウノトリの仲間であり、赤ちゃんを運ぶと言われ、それで夫婦になろうなんていうのは、主に『結婚サギ』か???


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アオサギは結構ナーバスで、近寄ると即座に飛び立つので、見つけたら、取敢えずシャッターを押し、映像を確保してそれから近寄ると、この様に飛び立つシーンを撮れば良いと思う。




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これはカワウだが、ソばについてもカワウソにはならない。魚を獲るのはプロであり、岐阜の方には多くのプロリーグがあると聞くが、長良川の『チーム・杉山』が有名だ。この辺はウソップなのでよろしく・・・



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こいつはダイサギで、見分けは体長が80センチ程で、クチバシは黄色で、足指は黒い。
体長が70センチ程のチュウサギとの見分けは、難しいが、首の長さが微妙に違うようだ。



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川口川の合流点近くの中野橋下で見た白セキレイで、タイミングよく小魚を捕まえていた場面だ。
他にはキジやカワセミもこの川に来ると近所の人が話していた。


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浅川橋下の通称『ナイアガラ』近くで、一瞬何かが動き、動く哺乳動物が『イタッチ』と思わず叫んだが、映像からイタチの仲間であることに違いはない。
たぶん、日本イタチかと思うが、この付近の山にはアナグマもいて、最近、滝山街道の山道でアナグマが車にはねられ、死亡した写真が小宮公園に飾られて、話題になったばかりだ。
夜道で、よく、外来種のラスカルやフェレットも見かけるが、これは生い立ち?から見てイタチに違いない?(これホント)


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この釣り人はアユを釣っているらしく、この直後に釣果があった様だった。
昔話では、おバーさんが川に洗濯に行き、オジーさんは山に芝刈りに行ったが、おバーさんは川から流れて来た桃ならぬ一字違いのイモを拾い、オジーさんが芝刈りから帰ったら、蒸かしたおイモ、ひっさしぶりのおイモを見ているうちに、耐えられず、一口食べてあまりに美味しく、オジーさんが山から帰る前に、おイモを一人で食べたところ、オジーさんは山で芝を刈らずに『草刈った・クサカッタ』と言ったらしく、これは『日本ムッカシ噺』に伝わっている。

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それを思い出し、足は自然と山に向かい、ヒヨドリ山から風景を撮ろうと小宮公園迄歩いたが、夏の終わりのこの時期は鳥類は少なく、木が茂り、やはり野鳥を見る為には冬場が良いと思った。
そこで、これもチョウ類に変わりなく、風が強く、チョウ難しい条件でこの写真を撮りました。 メデタシ、メデタシ
でした。

近いうち、加住丘陵や高尾山などで撮影予定です。続編をお楽しみに・・・・・





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