A Budding Engineer's Arguments

学生で、技術者の卵やってます。 基本的に文章を書くのはヘタです。 ただ、頑張って書きたいという気持ちはあります。 今までやってきたブログは公私混同だったので、心機一転書き始めたいと思います。 よろしくお願いします。

まず、安倍総理の所信表明演説に触れる前に前置きをします。私は自民党や安倍政権、保守派を支持はしていますが、崇拝はしていません。今のネット界では、右系の意見が強く存在しています。
  • 安倍総理の行動を批判する報道は片っ端から偏向報道と決めつけ、あることないこと書き立てて「炎上」と呼ばれる集中攻撃を行う。
  • 「電凸」と呼ばれるオペレーターに電話をかけ、抗議をするという行動で、言論の自由をはき違えた業務妨害にあたるような行為を集団で行う。
  • 上記のような行為をメディアに対してのみならず、スポンサー企業に対しても行う。そして、罪のないスポンサー企業に対して不買運動をけしかける。
  • 何事も、とりあえず、まず、在日朝鮮人を疑う。

 私はこういった今のネットが嫌いです。せっかく、既存勢力・既存メディアの偏向に対し、牽制する力を有しているにも関わらず、一部ユーザーの度が過ぎた行動で台無しにしています。私はあまりにも保守に偏った発言をする人間が好めず、反面教師にして「良いところは良い、悪いところは悪い」と言えるブロガーを目指しています。


 長い前置きになりましたが、本日、安倍総理による所信表明演説が行われた件より、少し意見を書かせていただきます。今回の所信表明演説は約4700字ということで、民主党政権時の演説(6000~13000字)よりはコンパクトに収まっていたようです。というのも、今国会中に2月初旬に行われる予定の施策方針演説もあることから、インパクト重視で、目次をあげたような演説になったのでしょう。

 今のところ、特に文句のつけようのない新自民党ですが、民主党の海江田万里代表は以下のように非難したそうです。

『強い経済を取り戻す』という決意表明はあったが、具体的な金融政策や財政出動の副作用への対策にも触れてもらいたかった。『三本の矢』は劇薬であり、副 作用について国会でしっかり聞いていきたい。外交も中国や韓国という具体的な近隣諸国の名前も出てこないなど、ずいぶん大事な点が抜けていて、新年のあいさつのようだった。

 うん、施策方針演説を待ちましょう。

 このような、チンプンカンプンな批判をする野党が戻ってまいりました。産経新聞では以下のような、野党を評価(?)する記事が出されていましたが、これが実現されてほしいと切に願います。

  補正審議、野党「反対ありき」終焉!? “決める政治”へ脱皮中 Yahoo!ニュース


 私には今の安倍内閣が正しいのかどうか、判断が付きません。確かに、12月末に新政権が発足してからというもの、目まぐるしいスピードで物事が進んでいます。約1か月で安倍内閣が何を実行したのか、とあるまとめサイトより、真偽が確認できたものについて列挙したいと思います。

  • 外交(経済・軍事)
  1. 米、英、露、仏、豪、印、ベトナム、インドネシアなどと首脳対話で 「価値観外交」を明確にする。
  2. ミャンマーには麻生副総理を派遣。積極的な経済支援連携を表明し、旧日本兵墓地参拝も済ませて中国をけん制。新内閣発足以来、初の閣僚訪問。このことからも「価値観外交」を強く打ち出す。
  3. 第1回日本モンゴル外交・防衛・安全保障当局間協議を開き、対中包囲網の形成強化。
  4. 来日するインド首相と会談し、旧安倍政権時から進めてきた 日印軍事共同訓練・海上安全保障分野での協力を更に拡大強化へ 。
  5. 首相としては東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア)を最初に訪問し、民主主義や 市場経済など価値観を共有する国々と安保や経済政策で連携推進する方針を表明 。
  6. アメリカには岸田外相を派遣し、ヒラリー・クリントン米国務長官から「尖閣など日本の施政権を壊す行為に反対する」という発言を引き出す。
  • 朝鮮半島絡み
  1. 拉致対策本部を全閣僚の参加態勢に拡充し、組織を強化。
  2. 北朝鮮への制裁強化の方針を打ち出す。朝鮮総連幹部の北朝鮮への渡航制限や、 北朝鮮への送金に関する制裁を強めることを検討。
  3. 人権救済法案を凍結し、朝鮮学校無償化を中止。
  4. 民主党や公明党や共産党が民団の新年会で在日参政権推進を表明したが、自民団は明言を避けて反対姿勢を暗に示唆。
  5.  竹島調査で韓国から入国拒否された自民議員2人を抜擢する閣僚人事を実施。
  6. 特使を韓国に派遣してパク新政権に挨拶を済ませ、先進国として常識ある外交儀礼を実施。
  7. 村山談話や河野談話を打ち消すための「安倍談話」を作成に着手。
  • 軍事
  1. 陸自予算削減などを盛り込んでいた民主党防衛大綱を凍結し、防衛予算増額で実態に沿うように改善。
  2. 尖閣などの警戒監視強化を指示し、早期警戒機を重点的に投入できる環境整備と、最新鋭オスプレイの自衛隊導入に関する具体的な予算案を提示。
  3. 中国による領空・領海侵犯に対し、空自機による警告射撃や、海自艦艇の前方展開など、対策を指示。
  4. 海保の巡視船を新たに6隻新造し、12隻体制の尖閣専従チームを新設し、領海警備強化。
  5. 日本版NSC(国家安全保障会議)、憲法解釈の見直し等を検討する有識者会議などを設置。
  6. 陸自第一空挺団の離島防衛を想定した降下訓練を初めて実施。
  • 経済
  1. 「アベノミクス」により、超円高の是正、円安誘導を実現し、景気後退に歯止めをかける。
  2. 60万人の雇用創出・GDP成長率2%アップを掲げた、リーマンショック直後以来の大規模景気対策を閣議決定。
  3. 経済再生を支える雇用や人材などの対応強化が必要として、若者や女性の雇用促進策を検討するよう指示。
  4. 従業員の賃金を上げた企業の法人税を引き下げたり、 研究開発減税や投資減税や住宅取得減税を拡充する方針を定める。
  5. 高齢世代から子育て世代への資金移転を進めるように支援し、企業や家計に眠るお金を投資や雇用や消費に回るよう促す。
  6. 中小企業の経営を親族間などで引き継ぐ際の税制優遇措置の条件を緩和する方針を固める。
  7. 富裕層への最高所得税率を 引き上げる方針。
  8. 自動車取得税の廃止へ向けた検討開始 。
  • 教育
  1. 自虐歴史教育の是正に取り組んできた下村議員を文科相に起用。
  2. 民主党が中止した「自国を愛する道徳」「全国学力テスト」「体力テスト」の再開を検討。
  3. 中・韓に配慮した教科書検定の「近隣諸国条項」見直しも含め、教育再生会議を設置。竹島・尖閣の記述評価。
  • 社会保障関連
  1. 民主党が過去最多を更新させた生活保護問題について、給付水準の削減方針を表明。
  2. 地方公務員の給与を国家公務員と同程度になるよう、7.8%引き下げを要請。民主党の国家公務員新規採用抑制を見直し、雇用のしわ寄せを回復する方向へ。
  • その他
  1. 資源小国の日本にとって貴重な 「メタンハイドレート」開発に向けた日本海側の広域的な分布調査に本格的に乗り出す。
  2. 即効性のある公共事業を拡大し再生医療の実用化支援や通学路の安全対策強化などを盛り込む。

 確かにこれをみると、安倍内閣は恐ろしい行動力ですよね。私もこれをまとめていて驚きました。ですが、実際のところどうなのでしょうか。中・韓への断固たる姿勢、円安是正の経済対策により、輸出促進。響きはいいですが、パフォーマンスだという声も上がっています。

 威嚇射撃については、中国の軍幹部の「威嚇射撃が行われたときは開戦の号砲だ」との旨の発言が報道されていました。実際にそれはないとしても、中国が敵対心をむき出しにし、強硬路線をとったのは明らかです。また、円高誘導についても、ドイツのメルケル首相をはじめとする欧米諸国から非難する声明があがっています。

 私は野党から、核心をついた、具体的な反論が聞きたかったです。野党の機能は、独裁政治を食い止めるためにあります。揚げ足取りや、誰でも言えるような「悪口」ではなく、建設的な議論が繰り広げられるための情報が欲しかったです。何のために国民が、与党でもないあなたたちのために給料を払っているのか考えてもらいたいです。

 ちなみに私は、安倍内閣発足後の動きは、経済界とネットを味方につけるためのものであったように思います。急速に円高政策を進めることで経済界に好影響を与え、支持を求める。ネット右翼の支持を集めるために、反中韓政策を分かりやすい形で推し進める。事実、安倍政権になってから、TwitterやFacebookの広告利用が増え、明らかにネット民を意識した動きをしています。

 この動きが今後どうなっていくのか。夏の参院選までの「長い選挙運動」でないと嬉しいのですが・・。今の段階ではわかりません。野党には野党としての仕事をしっかりしてもらい、安倍政権のどこが良くてどこが悪いのか、判断資料を作ってもらいたいと思います。私が個人的に思うところでは、口下手でも、滑舌が悪くても、筋が通っていて、やることをしっかりやってくれる政治が必要だと思うんです。これから幾度となく、野党の揚げ足取りが続くのでしょうが、国民は「決める政治」を求めているのだと早く気付いてほしいものです。建設的な議論を期待します。

 質が悪くても議席に座っていられるのは、722も議席があるからです。邪魔をするのではなく、議論をする。それができないのならば、議員定数が削減された時には職を失うことになると覚悟してもらいたいです。





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主張は自己完結してはいけない。

 主張は、周りに発信し、共感を得なければいけません。支持を得たものが勝ち、勝ったものは「正当な」主張へと格上げされる。一方で負けたものはただの「たわごと」でしかないのです。頭の中で考えているだけでは無意味なのは当然のこと、声に出していても口を開けずにモゴモゴ言っているだけでは誰にも伝わりません。聞こうとして、真剣に耳を傾けている、近くのごく僅かな人にしか伝わりません。
 アメリカや中国は、地図から目をそらしても視界に飛び込んできます。ですが、世界の極東にある日本のことなんか、誰も気に留めていません。すなわち、日本のような「印刷汚れ」みたいに小さい国が主張を通そうと思ったら、相当大声を張り上げなければならないのです。

 太平洋戦争までは、屈強な軍事力を持ってして、アジアをはじめとする広い地域に影響を与えていました。また、戦後も復興・高度経済成長を通じ、世界に日本の技術力を突き付けました。今もそれは変わっていません。ですが、国土や歴史に関してはどうでしょう。

 尖閣諸島に関し、領空侵犯を繰り返すような国に「棚上げ」などと、ふざけた提案をされ、日本政府も明確に否定することもなく、挙句には世界各紙に「棚上げ」を支持される始末。
  尖閣棚上げ支援を 米紙、オバマ政権に促す msn 産経ニュース

 竹島に関しては、韓国政府が世界各国の広告媒体に「独島」アピールを繰り返している中、日本は「極めて遺憾」の一点張り。幸い、竹島は世界的に「日本の領土を韓国が不法占拠」していると考える人が多く、助かってはいますが、従軍慰安婦問題はどうでしょうか。特にアメリカでは、韓国発信の啓発広告が評価され、日本が河野談話の見直しを決めたことについて非難の声が上がりはじめています。完全に情報戦略の敗北です。
  NY繁華街に慰安婦広告 謝罪求め韓国民間団体 msn 産経ニュース

 少しこちらをご覧ください。
  米国務省の理解していない慰安婦問題 池田信夫
元米国務省日本部長のケビン・メア氏が問題を理解してないのには驚いた。私が「強制連行と人身売買は別問題だ」というと、「そんな区別はどうでもいい。日本が戦争への反省を撤回することは、政治的に賢明ではない」という。彼は国務省の知日派だったので、これは深刻である。NYタイムズの報じる「国務省高官」も、実情を知った上で日本にアドバイスしているのではなく、もともと問題を理解していないのだろう。
アメリカから見ると、強制があったかどうかなんてどうでもいい問題だろう。日本政府も、軍が慰安所の運営に関与したことは20年前に認めている。韓国政府は日本軍が強制連行したというから、日本政府はそんな事実はないと言っているだけだ。争点は民間の人身売買ではなく、公権力の行使の有無である。
 これがアメリカの本音です。日本の主張としては後者にも記述の通り、「軍が慰安所の運営には関与したが強制は行っていないということ」なのですが、アメリカにとってそんなことはどうでもいいのです。地図の端の国のもめごとにまで付き合っている余裕はなく、主張が強い方、耳に飛び込んできた方の意見を受け取ります。
 このままでは、慰安婦問題だけでなく、「日本は侵略戦争を反省していない」「日本は不当に尖閣・竹島の領有権を主張している」などと、ますます誇張して主張を押し通され、日本が世界から孤立する日も近いと思います。

 日本政府は今こそ、情報戦略に本腰を入れるべきです。これ以上遅れれば、きっと取り返しのつかない事態に陥るでしょう。戦略と言っても、野蛮な隣国のように、ウソ・デマカセを正当化する必要はなく、史実に基づく今までの主張を、今までより声を大きくして届ければいいだけなのです。
 このままでは日本の主張は完全に孤立し、ガラパゴス化します。加藤紘一や鳩山由紀夫のような国賊からは発言力を削ぎ、急ぎ、私たちの誇る主張を世界に理解してもらいたいです。




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私は某塾で塾講師のアルバイトをさせてもらっています。その塾では、アルバイトの立場でありながら、中学生と将来の夢を話し合ったり、面談をするような機会が設けられています。そこで、実際に中学生と話した経験をもとに、大阪市立桜宮高校の体罰・自殺問題について書きたいと思います。

 中学生には、将来の夢を持っている子も持っていない子もいますが、どんな子もだいたい、冬休みに入る前には志望校を決めています。確か今日、私立高校へ出願書類を出しに行ったはずです。(大阪)
 幸い、私の働いている教室には桜宮高校への進学を希望している生徒はいませんでした。ですが、今回の事態に中学生も動揺しているようです。先生からの体罰を苦にして自殺したという点と、入試が中止になることがありうるという点の動揺が多いようです。

 中学生は意外と、先生を慕って、信頼しています。「今日学校で先生がこんな話してくれた」とか「黒板に答えを書きに行って、先生に褒められた」など、どの子も学校の先生に関するエピソードを話してくれる子が多くて、中学生の頭の中には、先生の割合がある程度を占めています。
 そのためか、信頼の対象である先生のせいで高校生が自殺した、というニュースは中学生の心に深く突き刺さったようです。そして、不安は拡張されていっています。実際、事件があってから学校で「○○先生は体罰するらしいよ」といった話題が生徒の間で交わされることが増えているようです。大半はデマであるようですが。

 あとは入試に関する不安です。受験を控えてピリピリしている生徒のもとに入試中止の知らせ。自分の受験する学校ではなくてもやはり、不安なようで、主に挙げられる懸念は「自分の受験する学校は大丈夫か」「桜宮高校が中止になることで受験生流れ込んでこないか」といったようなもののようです。

 私は橋下市長の政治的判断は間違っていないと思います。ただ、受験生の「今」と「将来」を天秤にかけることは間違っていると思うんです。市長は、将来の方が大事だと主張していますが、中学生と接していて感じるのは今も同じくらい大切だということ。余計な心配をかかえながら、一大イベントである受験に挑ませるのは、私は苦しいです。
 様々な情報が錯そうしていますが、恐らく桜宮高校の状況は教師・生徒ともに最悪です。将来のためにも、一掃する措置をとったのは評価できます。ただ、橋下市長は少し説明不足です。桜宮高校の生徒には直接、説明に出向いたと聞いていますが、中学生を忘れていませんか?大阪市だけでなく全国の。
 全国行脚をしろ、と言っているわけではありません。桜宮高校の一件で、前述のように、中学生は揺れています。そこで、全国の中学生に対して約束してほしいのです。橋下さんは政治家として、体罰問題をどうとらえているのか、どうしていこうと考えているのか。明確な"公約"を提示し、中学生を安心させてもらいたいです。
 もちろん、これからどう動いていくのか、市長が表明していることは知っています。ただ、どうしても"大人同士の会話"で、中学生にはあまり響いていないようです。中学生に話しかけるスタイルでの表明が必要ではないかなと、感じました。

 公約は選挙のためだけに、有権者のためだけにあるわけではないと思います。中学生に対して発信してもよいのではないでしょうか。
「罪のない生徒に影響が波及した点の謝罪」
「桜宮高校をはじめ、教育現場に浮かぶ問題への対処」
「これから二度と痛ましい事件が起きないようにするとの約束」

 橋下市長は日本維新の会の代表代行でもあり、その言葉は重いです。大阪だけでなく日本を動かす言葉ですから。だからこそ、橋下市長から中学生たちに公約を示すことは大きな安心にもつながると思うのです。

 橋下市長には、小倉アナのような、自分と反対の意見を発する人間が煙たいのかもしれません。ですが、反対派の意見にも耳を貸すべきです。主張をコロコロ変えろ、という意味ではなく、反対派の意見も包括出来るような手法がないか、もう少し検討してもらいたいのです。
 中学生の「今」と「将来」を明るくしてあげてほしいです。



――最後に
顧問の先生の体罰を苦に自殺という道を選んだ高校生のご冥福をお祈りします。自らの死を選んでしまったことは非常に悲しいですが、きっとあなたの死は無駄になりません。させません。安らかにお眠りください。



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