佐藤ケイ子ブログ

岩手県議会議員、佐藤ケイ子のブログです。

2013年03月

DSCN0326北上和賀ロータリークラブ創立20周年記念事業として、桜の木を植樹し記念碑を建てました。
江釣子総合公園が「えづりこ古墳公園」と命名される機会に、新しい公園を広く市民に親しんでもらうよう公園名の標柱を建立するとともに、市民が集い花見を楽しめる公園となることを期待して、北上市の木である桜を植樹しました。
市長さんをはじめ地元行政区長と自治会長、市内のロータリー会長、北上和賀クラブの会員、あわせて30人程度のイベントをしました。


DSCN0336 当クラブは20年前に発足し、北上地区の北上ロータリー、北上西ロータリーとともに、ロータリーの奉仕の精神をもって地域社会への貢献、次代を担う児童生徒の育成支援活動、日本に就学しているアジアからの学生への奨学金支給、世界の貧困や衛生改善など行なっております。東日本大震災においても、私たちと共に、全国のロータリアンが多大なる支援を行なっております。しかし、ロータリークラブは、数々の活動を行なってはいるものの、地域社会へのアピール度、認知度が低いのではないかと思うこともあります。


DSCN0340今回の20周年にあたっては、地域の皆さんに喜んでもらえるものは何か、形に残るものは何かを協議し、北上市都市計画課のアドバイスを頂き、2カ所の花壇に植樹という形になりました。今年の春は咲きませんが、来年からは、市民の皆さんがこの場所で集い、花見を楽しめる公園となることを期待しています。
当日は、風雪もなく穏やかな天候で助かりました。

3月議会は会派代表質問(4会派)と個人の一般質問7人が質問しました。

3月議会は代表質問制となっていますが、代表質問に盛り込めなかった「保育環境」の一項目に絞り質問しました。「きたかみっ子すくすくプラン」(22年度〜26年度)の達成に向け、進捗状況と見通しについて、1.待機児童の状況、2.保育施設の拡充計画、3.保育料軽減、4.民間保育園の建設費補助、5.保育活動支援事業の評価、6.保育士不足の状況、7.認可外保育施設の環境の7項目取り上げました。
待機児童は、24年度当初は7人、年度途中の2/1では121人、25年度当初は3人ということで、私の調査より多く驚きました。さらには、黒沢尻保育園の増改築で改善するものの、年度途中の待機児童の解消には至らないという答弁。24年度でも、ときわ台保育園(90人定員)も開園したというのに、追いつかない状況です。
現在の公立幼稚園民営化計画を見直して、幼稚園保育園の統合を進める地区、私立幼稚園の子ども園化の意向把握、民間施設整備の補助ルール提示を・・・という趣旨の発言をしました。今度改築した保育園の整備補助金が今までより少ないので、今後の民間保育園整備補助にルールが必要だと指摘しましたが、受け止め方に温度差がありました。
深刻なのが保育士の確保の問題です。これは北上市だけではなく全国的な問題で、国は24年度補正で民間保育士の処遇改善のために民改費をアップをしましたが、焼け石に水。全職種の平均給与が32万円、保育士の平均は22万円、更には非正規雇用が多く、保育士資格を持っていても他の仕事に就くということだそうです。正規職員の採用増も求めたのですが、ナカナカ難しそうです。
認可外保育所に対しても独自の補助基準を示し、保育環境の向上をお願いしなければならないのですが、答弁は、国の子ども子育て関連3法の動向を見守るという事で、独自の基準や計画作りには消極的な答弁でした。
でも、黙ってはいられない、今後も言っていくしかないと思っています。


DSCN0305北上市婦協江釣子支部(江釣子婦人会)の総会が行われました。一年間の活動を振り返ると、地域行事への参加、沿岸被災地でのボランティア、県の婦人会研修会への参加、市婦協映画会やペタンク大会…、本当に様々な行事をこなしてきました。
私は、平成11年度から事務局、平成19年度からは会長を務めてきて、今回で会長交替のつもりで布石を打ってきたつもりだったのに…。その班の皆さんが退会、失意で思考停止状態になってしまいました。しょうがなく、また会長留任。
団体活動はなかなか難しく、会員は減少するばかりですが、多忙な中でも色々な体験で感動することも多いです。気を取り直してまたやるっきゃない〜。

DSCN0310総会後は、「ラフターヨガ」の体験をしました。無理に大声で笑うと、その表情を見てお互いに笑いたくなるのです。その内に心地よい気分になってくるというものでした。みんなで楽しく、リフレッシュできました。

DSCN0297県指定・無形民俗文化財である春田打保存会は、長年地域文化の振興に尽力したとして、平成24年11月15日に文部科学大臣田中真紀子氏から表彰状が授与されました。その記念公演と祝賀会が、2/24に江釣子地区交流センターで行なわれ、来賓として祝辞を述べました。

春田打ち舞は豊作祈願の予祝行事として踊られ、猿楽に似た面白い舞です。
新渡戸対馬守胤重公(にとべ つしまのかみ たねしげこう)(新渡戸稲造の先祖)が天正4年12月、約440年前、下江釣子7千刈を領地として受けた際、新渡戸観音を建立し観音堂の落成記念に奉納上演されたという記録があるそうです。(解説を省略)
独特の囃子にあわせ「春田打」「種まき」「田掻き」「田植え」「稲刈り」「お田の神舞」の順に能舞と狂言を組み合わせ、春から秋までの農作業を舞にしており、太夫の口上は方言丸出しで、ユーモアあふれる雰囲気がでています。
上演時間は30分かかるので、芸能祭や宴会の余興として踊られることはありません。じっくり見るつもりがなければ、おもしろさが伝わらない芸能です。
今回、久々に堪能することができ、懐かしさと共に感慨深いものがありました。

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