2012年03月29日
中等部3年の武藤彩未、三吉彩花、松井愛莉の卒業公演。
またアイドルに興味のない人にも向けた内容で
できるだけ楽しく仕上げていきたいと思います。
自分がさ学に夢中になったのは申し訳ないが本当に最近。
すり寄っていったのはエビ中と同時期だったので
大体去年の夏頃だったと思うが、正直最初はさ学のPVを
見てもメンバーの顔と名前が一致しないどころか、
皆同じ顔に見えてしまって魅力を感じなかったものだ。
曲もあまりにもストレートすぎて受け入れ難いものがあった。
きっとさ学の『父兄』の皆さまは嫌がるかもしれないが、
そこから再びきっかけを貰ったのは部活動ユニットである
Twinklestars、BABYMETALの存在が大きかったと思う。
それらのユニットのPVから一人ずつメンバーの顔が
把握できるようになり、名前も覚えて次第に
それらユニットとのバランスの釣り合いから
本隊の曲も耳に馴染んでいくようになった。
今ではメンバーの集合写真を見て誰が誰だかわからないなんて
時期があったことの方が考えられないが、興味のない人には
その当時の自分が見ていた映像にしか見えていないという事を
肝に銘じて置かなければいけないと思っているw
なので他の興味のないアイドルグループに対しても、
本当にのめり込んでいる人には自分とは違う景色が
見えているのだろうから、批判的な事も言わないようにしよう。
PVだけでなく番組やCMのメイキング映像など、
とにかく動いているメンバーを見ているうちに
まず思い知らされる事実は、メンバーの可愛さの
レベルが奇跡的すぎるということだ。自分はももクロも
曲が良い!とか、皆全力!とか、物語性がある!とか、
そういうのももちろん惹かれる要素ではあるけど、
そんなんじゃなくただひたすら可愛いから好きなだけ。
そしてさ学はその『可愛い』というベクトルだけに
重きを置けば、現役最強なんじゃないかと思わされる。
またアイドルに興味のない人にも向けた内容で
できるだけ楽しく仕上げていきたいと思います。
自分がさ学に夢中になったのは申し訳ないが本当に最近。
すり寄っていったのはエビ中と同時期だったので
大体去年の夏頃だったと思うが、正直最初はさ学のPVを
見てもメンバーの顔と名前が一致しないどころか、
皆同じ顔に見えてしまって魅力を感じなかったものだ。
曲もあまりにもストレートすぎて受け入れ難いものがあった。
きっとさ学の『父兄』の皆さまは嫌がるかもしれないが、
そこから再びきっかけを貰ったのは部活動ユニットである
Twinklestars、BABYMETALの存在が大きかったと思う。
それらのユニットのPVから一人ずつメンバーの顔が
把握できるようになり、名前も覚えて次第に
それらユニットとのバランスの釣り合いから
本隊の曲も耳に馴染んでいくようになった。
今ではメンバーの集合写真を見て誰が誰だかわからないなんて
時期があったことの方が考えられないが、興味のない人には
その当時の自分が見ていた映像にしか見えていないという事を
肝に銘じて置かなければいけないと思っているw
なので他の興味のないアイドルグループに対しても、
本当にのめり込んでいる人には自分とは違う景色が
見えているのだろうから、批判的な事も言わないようにしよう。
PVだけでなく番組やCMのメイキング映像など、
とにかく動いているメンバーを見ているうちに
まず思い知らされる事実は、メンバーの可愛さの
レベルが奇跡的すぎるということだ。自分はももクロも
曲が良い!とか、皆全力!とか、物語性がある!とか、
そういうのももちろん惹かれる要素ではあるけど、
そんなんじゃなくただひたすら可愛いから好きなだけ。
そしてさ学はその『可愛い』というベクトルだけに
重きを置けば、現役最強なんじゃないかと思わされる。
さくら学院は小等部から中等部のメンバー12人で構成されており、
義務教育を終えた時点で卒業することが最初から
決められている成長期限定ユニットである。
校長の倉本美津留の意向は、このグループでアイドルとして
成功するのではなく、さくら学院としての課程を通して
スーパーレディとして成長して欲しいとの意向がある模様。
今回卒業する中等部3年のメンバーは既に女優としても
活動している三吉彩花や松井愛莉、この2人はメンバーの中でも
身長が高いので、身長差を生かしたダンスパフォーマンスに
なくてはならない存在であると同時に、さ学が持ち合わせる
ロ〇コンのイメージを和らげてくれる存在でもあるかもしれないw
そしてもう一人が超絶エース、武藤彩未生徒会長。
可愛いだけでなく表情、振る舞い、言動も既にプロの所業。
あーりんがその場の状況に応じて臨機応変に
対応できるアイドルの中のアイドルであるのに対し、
武藤彩未は常にプロの姿勢を崩さないタイプかもしれない。
この3人の卒業公演が去年の12月頃に発表された。
24日(土)、25日(日)の二日間に渡って3公演開催される。
エビ中現場に初めて足を運んだ際にご一緒した
まごひろさんと観に行くことをなんとなくこの時約束した。
卒業公演ともなるとチケット争奪戦は
激戦となる事が予想されたので、彼女的な人に
全てを託して祈った所、3公演とも獲れたとの連絡が。
1公演のみかもしれなかった可能性もあったので
時間があれば渋谷にWinnersのワンマンでも観に行くかなんて
計画も立ててた所での一報だったのでテンションあがる。
公演当日までもCD聴いたり動画見たりしながら
照準を合わせて自分の中で高まって行った。
■ さくら学院 2011年度 放課後アンソロジー 〜幕が開くまで教えません!〜(3/24) ■
当日なんとかアルバム初回特典のDVD3枚を見終える。
見所に溢れかえっていてそこも全てここで語りたいが、
とりあえずゆいちゃんの意味わかってないで言ってるだろう
『夜もドM』発言に爆笑しながら出発の準備。
まごひろさんはTwitterで確認すると
既に新幹線に乗り込んでいるようだった。
自分もそろそろ出発。
この時は全く買い物の予定なんてなかったのだが・・・。
自分も遅れて東京駅に到着。
日本橋方面に向かい、その普段歩き慣れない
上品な光景が広がる街並みがこれまた
非現実的な世界へと誘ってくれているようである。
ちょっとさ迷いながら歩いているとちらほらと
それっぽい人を見かけるようになり現場は近いと感じるw
日本橋三井ホールを構えるCOREDO室町に到着・・・するが、
敷居が高そうでとりあえず一旦立ち止まらず素通りするw
入口がどこなのかも一瞬で判断できなかったので
その周辺をぶらついていると、
明らかにただの裏口と思われる小さなドアの前に
『さくら学院 入口こちら』と書かれたボードを
持ったスーツの男性がポツンと一人で立っている。
周囲にはヲタの姿どころか人通り自体少ない。
無論、他の買い物客もいるので店舗の前でゾロゾロと
並ばれては困るというのが一番の理由だと思われるが、
上品なお客様に対して客層の質が落ちたと
感じさせないための処置ではないと言いきれるだろうか?w
色々怖くなってきてすぐにまごひろさんに
電話連絡してその場に来てもらうことにw
まごひろさんが到着するまでの間に
少しずつヲタも入口に集まってきて自然と列をなす。
約5ヶ月ぶりにまごひろさんと再会。
まごひろさんは物販で卒業する3人を中心に
収めた写真集を購入していたようで、
おもむろに鞄の中からその写真集を取り出し、
しかしアイドル破産しそうだとも吐露w
アルバムも会場特典の事を考えて『ら盤』しか購入していないと。
こんなどうしようもない会話を繰り広げながら
開場時間となったので列に並ぶ。続々と
ヲタ達が裏口にぞろぞろと集まりはじめる。
ぞろぞろと非常階段のような所をのぼって行く。
他のヲタからも『なんでこんな所から・・・』という声が漏れているw
ここでチケットなくしたらこの東京のド真ん中で
車に身を投げて死ぬしかないと思いながら
階段を上がる最中何度もポケットの中に
入っているか確認したチケットをもぎりに渡し、
500円のドリンクチケットも払って開場入り。
ちなみに500円で買えるのは普通の500mlのペットボトル商品w
ホール入り。チケット番号から予想はついていたものの、
センターに構えられた超良席の自分の席を確認。
ステージの幕がもう目の前である。
周囲を見渡すと他現場でも見た事がある有名なヲタばかり。
隣が騒ぎそうな雰囲気のない年配の夫婦であることに
ひと安心する2人w メンバーの親族の方だろうか?
しばらくするとメンバーの音声で注意事項のアナウンス。
迷惑かけたら怖い人に連れてかれるみたいな
アナウンスがすず香からあったようなww
そして会場が暗転!
一気に会場は拍手と歓声の熱気に包まれる!!
『ピクトグラム』のイントロとともに幕にポージングをとる
メンバーのシルエットがでかでかと映しだされる!!
そして幕が開く!!
眼前に迫るメンバー!!!!
そのメンバーのあまりの眩しさにまごひろさんが
うなだれるように一度俯いたのを見逃さなかったw
つーかやばいやばいやばい!!さ学って実在してたんだッ!!!
(つづく)
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い・・・
“可愛い”という単語100回分の言葉って何かないんですか。
その言葉を100回言っても言いつくせない程。
そのまま『オトメゴコロ。』へ。
口パクなのは知ってたが、その眩しさと
ダンスのキレの半端なさでもはや何も気にならない。
2曲終えた所でメンバーが目の前に横一列に整列。
後にまごひろさんはその光景も印象的だったとして、
と語るw
そのままメンバーの自己紹介へ。
メンバーそれぞれが放課後何をしているかも一緒に話す様、
あやみからお題が出される中で、あいりが何も出てこない。
ここで田舎者だからする事がないんだと皆にイジられる流れで
スムーズに茨城出身の彩未イジりへ連鎖するのが美しい。
場を回せる人が何人もいてツッコめる人も何人もいる。
トークスキルが高いので間が空くことがなく、
また皆が一斉に喋り出してわちゃわちゃになる事もない。
どこまでがブックでどこから脱線しているのか気付かせない。
特に凄いのが今年から中学生になる最愛ちゃん。化け物すぎる。
三吉さんが帰り道に仲良しのネコと2時間ぐらい遊んでいるという
エピソードを話した時、どんな風に遊んでいるのか教えて欲しいという
展開に突入した所で客席より『最愛ちゃんを猫だと思って!』との声が。
この声を三吉さんは無視して話を進めていたが、それを遮って
最愛ちゃんが猫の真似で三吉さんに接近!その咄嗟の対応力と
仕草のあまりの愛おしさが強烈に印象に残っている。
とにかくただ天真爛漫なだけでなく、言葉のチョイスや
発するタイミング、仕草まで含めていちいち素晴らしい。
身長が伸び盛りだというコメントにヲタ達からは
「伸びないで!」の声もちらほらと・・・w
最愛ちゃんとは対照的に、同年齢でも
放課後やってることは鬼ごっこにシール交換という
ゆいちゃんがもう可愛すぎて・・・w
飛び交うヲタの「俺とも交換してー!」の声w
他、印象的なのは確かりのんだったと思うが、
『お宅訪問』というワードを出したときに客席が
「ヲタク訪問?(笑)」とざわついて、それを寧々ちゃんが
ちゃんと拾うというね。その瞬間にちょっと離れた位置にいた
彩未が小さくヲタ芸やってるのも素晴らし過ぎた!
他、日向のラーメン4食勘違い、すーちゃんのひとカラと
拾ってるとキリがない程の名シーン連発!
みたいな感じで全員での挨拶で締めていたと思うが、
この後も含めて計3回見たのになんて言ってたか思い出せないw
ここから部活動ユニットの登場となるが、
タイトルの『〜幕が開くまで教えません!〜』とは
各ユニットのメンバーがシャッフルされるという
サプライズのことを指していたことがわかる。
中でも印象的だったのは、普段は中央にすぅちゃん、
両サイドにゆいもあという三角形の構図を描いているが、
中央にまり菜、そしてサイドに三吉さん、あいりが
控えるという逆三角形の構図をとる一夜限りのBABYMETAL!!
しかも『ド・キ・ド・キ☆モーニング』!!
高身長の2人があの走るフリを踊ってる所は本当に素晴らし過ぎたし、
途中までマイクを忘れて口パク丸出しだったけど、ちゃんとマイクを
握ってる風に手をグーにしたまままり菜が踊ってたのが本当に最高すぎた。
ちなみに口パクだけどちゃんと音源は今回用に別撮りしてた模様。
ミニパティは彩未と日向はそのままで似合ってたが
すぅちゃんは可愛く見えるよう努力したと後に語るw
あーあとね、sleepieceで最愛ちゃんが
ワカメダンスをぶっこんでくれたのが可愛すぎた!!
SCOOPERSのメガネ姿も良かったね。華ちゃんは
メガネした方が良いかもしれんと思ったね。
再び本隊へ。
ベリシュビッツ、Hello!IVY、チャイムと王道曲の連打!
そしてまさかの『もってけ!セーラーふく』!!
メンバー全員後ろを向いてスタートする振り付けが
印象的なFLY AWAY、Schook days、まり菜無双な
Planet Episode 008、FRIENDS、さくら百人一首。
とにかくボリュームが凄くて目の前の光景を
脳内で処理仕切れない!追いつかない!
アンコールでは卒業生3人による、曲展開が
目まぐるしく移り変わるのが印象的な『3.a.m』。
そして全員揃っての『旅立ちの日に』から
ラストに『夢に向かって』でフィニッシュ。
転換中はVTRで繋ぎ、常に飽きさせることなく進行。
座席に着席したままの観戦が義務付けられているが、
立っている時よりもどっと疲れたような感覚。
ひとえに完璧なまでの満足感からくるものだったろう。
特にこの一回目の公演ではメンバーが卒業に関して
直接深く触れることはなかったのだが、この光景が明日で
最後かと思うともうこの時点で少しグッとくるものがあった。
公演中、写真集に卒業生3人が一生懸命
3時間かけてサインを書いたとのMCもあり、
公演終了後は近くに飲みに行き、
2人で名シーンを3時間以上プレイバックw
ダンスのキレも凄いしメンバーのフォーメーションも
鮮やかすぎてエンターテイメントとしても完璧だったと。
レポート中でも挙げた名シーンをひとつずつ思い出して行く作業。
また、
さすがに今更ダンスの振り付けなんてハードルは
高過ぎるけど、いくつかのポイントは全然いけそう。
というより良席だったこともあって強烈なヲタに周囲を
囲まれてたのもあって、その空気の勢いも手伝っていけそう。
あの曲のあそこはいけるだのなんだの話し合う。
こうして夜は更けていったw
■ さくら学院 2011年度 〜FRIENDS〜(3/25) ■
翌朝、
(つづく)
とりあえず会場付近のドトールで朝食。
昨晩は酔っ払った勢いでもっといけたなんて話をしていたが、
朝のテンションに戻るとやっぱり少し怖くなる。
まごひろさんは昨晩ホテルで写真集の最後の方に載っている、
メンバーが今の心境を原稿用紙にまとめた作文を
読んでいたそうで、早くも泣きそうになったと語る。
自分はテレビを観たり、
まごひろさんに誕生日プレゼントとして
頂いたエビ中写真キットを眺めていたような気がするw
ダメだ、こんなことじゃいかん!と店内でコソコソと
写真集を鞄から取り出し、コソコソと作文を読み耽るw
一人一人の想いの詰まった手書きの文章に
引き込まれ、普通にグッときてしまう。
自分は映画とかイベントの内容に関して人前で
涙を流したことはたぶん無い。半泣きになるぐらいは
もちろんあったとしても、涙が頬を伝った事は一度もない。
やはり極度の気にしすぎな自分は見られたくないという意識が
涙を流すという行為よりも優先順位が常に上位にきてしまう為、
本当に感動しても半泣きでなんとか堪えるよう努力してしまう。
ちなみに部屋で一人でいる時は超涙もろい。
近年ではナイツ解散ドッキリで自分でもびっくりするぐらい
大号泣したのが記憶に新しいが、あれも誰かと一緒に
見ていれば半泣きぐらいで収まっていただろうと思う。
自分の事はよくわかっているつもりだったが、
なんとなく一回目の公演で得た感触から直感で
涙を流す未来の映像がこの時既に頭をよぎっていた。
お昼前に物販会場へ足を運ぶ。
写真集に一部誤表記があったようで、
差し替えとなっていたページを受け取りに行く為だ。
まごひろさんは未購入であったアルバムをゲットし、
既に前日にゲットしたアイテムが詰まったパンパンの
カバンにそれを詰めていたw ここで特典でついていた
クリアファイルを頂きました!ありがとうございます!
そして実はここでもう一つ重要なアイテムを
ゲットしなければならない任務があった。
それはライブ中、メンバーを応援する為に振る旗である。
このフラッグは数曲のみメンバーが全員舞台上で
客席に向けて振ってくれるもので、お客さんも
この時のみフラッグを手にとりメンバーに振り返すのだ。
一回目の公演の時、当然自分とまごひろさんは
旗を持ち合わせていない。しかし自分のいた超良席の
周囲を陣取るヲタ達がそれを持っていないはずがなく、
自分とまごひろさん(とその隣の老夫婦)の周囲に
ピンクの無数の旗が立ちのぼる。
前日飲んでいる時に今度はフラッグを振ろうと
決意していたのだ。しかしいざ物販を目の前にすると
怖じ気ついてしまい、
昨日の時点でほとんどのヲタが買いものを済ませていた為に
店内はガラガラ、しかしタワレコ関係者含めて店員の数は
20人弱控えているという異様な光景、そこにフラッグを求めた客が
2人だけ並んだ列を作るという光景が滑稽に思えたのだw
できるだけ物販スペースにいる時間を少なくする無駄な作戦w
無事にアイテムゲット。
ちなみに缶バッジはロゴや桜のマークかと思い、
ハードコアバンドのバッジに紛れてつけようかなと
思っていたが思いっきりりのんの顔写真だったw
まだ13時開場の2回目公演まで時間があるので、
建物内の飲食店でお酒を補充することに。
やはりお酒の力を借りずにはいられない状況で、
気付けば自分は焼酎ロック4杯を飲み干しホロ酔い気分。
天津木村みたいなこと言っていたが、熱心なヲタは
酒無しでこの気分まで自分で持っていくんだなと
軽く尊敬の念を抱く。・・・これ自体も酒の力だろうw
また列をなして階段をのぼるのが辛いので
開演時間ギリギリに会場入り。再び超良席に着席!
すぐに場内暗転していよいよ開演!!
いきなりのベリシュビッツからHello!IVY、
そしてFRIENDSと飛ばしてはくれてんのね!
この曲のどれかで早速フラッグを振る曲が。
しかし、前日の公演ですぐ取り出せるように鞄の上に
出しといてなんてことをメンバーがMCで言っていたことも
忘れてしまい、鞄の奥底に眠っていたフラッグを手さぐりでは
取り出せず、フラッグタイム終了の悲劇が・・・w
ただまだあと一曲そのチャンスが残されているはずなので
今度こそ!と心の中で決意。酒の力によって振るかどうか
悩むという領域はとうに飛び越えていたw
この後自己紹介含めたMC。
あいりが一回目公演同様言葉に詰まりまくりで、
ヲタから続きの言葉を貰ったらそれをそのまま
使ってたのが可愛すぎた。
お題は『コイツいい奴だなー』。
お笑いのライブとか行くとある程度レポの事も
考えながら観てるもんだけど、全く記憶にないw
それぐらい純粋にその光景を見守っていたのだろう。
印象的だったのは一回目の公演で予告していた
彩未のブリっ子か。『虹を食べてマシュマロが出る』の
マシュマロ部分はアイドルとしてダメだろという総ツッコミがw
あとすぅちゃんからあやみへ。
たまたま稽古場にいたあやみが
『もってけ!セーラーふく』の振り付け練習を
ずっと一緒に付き合ってくれていい奴だなと。
他にも名シーンがたくさんあったはずだが、
DVDも出ると言っていたのでそっちに期待しよう。
ここからは部活動ユニット中心。
正式メンバーがちゃんとその衣装に着替えて登場。
まずはいきなりのTwinklestars!!衣装が可愛すぎる!
曲はDear Mr.Socratesからのラピカム。
ラピカムは沖井礼二が関わってないので
これまでと曲調が違う雰囲気だったが、
ここでのパフォーマンスと同時に観ることによって
一気に自分の中で名曲へと変貌したw
ミニパティはハッピーバスデーからプリンセス☆アラモード。
ここでも最愛ちゃんの化け物っぷりが発揮される!
コックの帽子がダンス中に脱げそうになってしまい、
とうとう落ちてしまった時に慌ててかぶり直すのかなと思ったら
その帽子をスパーン!と舞台袖に放り投げる!!
この対応能力ただの小学生には絶対に真似できないでしょう!
この時ほどプロのアイドルのエンターテメイントを
観賞しているんだと感じた事はありませんw
Sleepieceは走れ正直者のカバー。
最後パジャマ姿でまり菜がぬいぐるみを
抱えながら帰っていく姿がヤバすぎた。
そして今日で見納めとなるSCOOPERS。
皆手を左右に完璧に振れて・・・ない人もいるw
ラスト、スクリーンにBABYMETALの文字が浮かび上がると場内大歓声!
3人のシルエットだけが見える状態でド・キ・ド・キ☆モーニングの
イントロが始まった瞬間、スラスラのTOKYO POWER VIOLENCEが
始まった時ぐらいテンションあがる!!
最初のポージングも一緒に決める。恐らく人生で初めて
アイドルイベントのライブ中に振り付けを一緒にやった瞬間w
この3人、聖闘士星矢に例えるならすぅちゃんはハーデス、
ゆいもあは側近のタナトスとヒュプノスだよ。神がかってる!
このイントロ部分から始まり攻撃的に攻めまくる
『イジメ、ダメ、ゼッタイ』も聴けて感無量。
きっと『父兄』の皆さまはBABYMETALの存在に気付き
流入してくる自分のような新規や、元々アイドルが
好きだったわけではない層の流入を心配していると思いますが、
この存在感に誰も気づかない方がやっぱりおかしいかも。
VTR挟んで本隊へ戻る。
FLY AWAY、オトメゴコロ。、夢に向かって!
ここではしっかりフラッグ振れたよ!
でも旗の部分が丸まってうまく振れてなかった気もw
さくら百人一首を歌い終え、アンコールでは
Planet Episode 008、すぅちゃんの「盛り上がりましょう!」の
後に静かな立ちあがりを見せる『旅立ちの日に』でちょっと笑うw
そしてラスト、ここでの『See you...』は胸に迫るものが・・・。
■ さくら学院 2011年度 卒業 〜旅立ち〜(3/25) ■
2回目の公演を終えてエスカレーターで一階まで下って行く。
途中着がえを済ませないといけないと焦っているヲタを見かける。
この時は汗をかきすぎてTシャツでも着替えるのかなぐらいに思っていた。
(つづく)
そういえば2公演を通して正直自分の中では
微妙だった新メンバー2人の魅力にも気付けて良かった。
まり菜の挙動不審な所が移ってしまった華ちゃんが良い。
でもまり菜にはいつまでも挙動不審でいて欲しいw
ただまり菜はステージ上ではしっかりしてて
もはやカッコ良くすら見えていたよ。
そのギャップでますます好きになった。
そしてりのんに関してはこの後の公演でその末恐ろしさを
まざまざと見せつけられることになる・・・w
「次でこのメンバーの揃った姿が見れるのは最後なんだな・・・」
という事実を噛みしめながら昼食を済ませ、串揚げ屋で
酒だけ注文して飲むという暴挙に出る。最初からその店で
串揚げを堪能したかった程ちゃんとした店で、お酒だけ注文して
お通しの野菜スティックをバリボリ食べる自分達に
店員の人がサービスで串揚げを2品出してくれて申し訳なくなるw
そういえばエビ中現場では何故か『旅立ちの日に』が流れて、
さ学フラッグを振りだしたヲタも登場したという怪情報がw
そしていよいよ3回目の公演である卒業式へ。
再びの超良席へ。3公演の席を確保してくれる為に
関わってくれた全ての方に何度でも感謝したい。
ちらほらとスーツ姿で正装している人も見受けられる。
『父兄』としてしっかりと式に臨んでおられる模様。
いよいよ開演。
FLY AWAYで幕をあけてチャイム。
このメンバーでのパフォーマンスをしかと目に焼き付ける。
メンバーの自己紹介はここまでの公演に比べるとあっさり目。
卒業式にたっぷり時間を残しているのだという事がわかる。
部活動ユニットも少し。
Twinklestarsはプリーズ!プリーズ!プリーズ!から
天使と悪魔。この曲のバトンをギター代わりに踊る
振り付けも可愛い。彩未にとっては今回が最後。
ミニパティはよくばりフィーユ。
Sleepieceがめだかの兄弟(チュンチュンやったよw)。
そして最後のパフォーマンスである事に触れての
曲スタートとなったSCOOPERS。客席からの
特別な想いも伝わってくるようだった。
最後はBABYMETALの『いいね!』。これなんで
スプリットとアルバムでバージョン変わったのかな?
まあとにかく存在感が圧倒的だ。
というわけで、昼間の公演から観てると
恐らく部活動ユニットの曲全部観れるという構成。
本隊に戻るとSchool days。
メンバーが一人ずつ振り返って自分の名前を叫ぶ所で、
ある部分だけぽっかり空白の時間ができてしまっていた。
そこで寧々ちゃんがちゃんと「あっ!」みたいな表情を
作ってくれたのが嬉しいw DVDに収録されるのかな?w
『夢に向かって』から『3.a.m』。
卒業生3人のダンスにその後出てきたメンバーがMCで絶賛。
誰かが「さすが中3!」って言ってたのが印象深いw
ベリシュビッツ、Planet Episode 008、FRIENDS。
確実に近づく終わりに向けての空気に、
一回目の公演の時のようなはしゃいだ気持ちでは
もう観れなくなっている自分に気付く。
そして最後はこの公演のみ唯一披露された『message』へ。
ここまでこの曲を残していたという演出があったら
ちょっとヤバイなぁと自分でも思っていたのだが、
イントロが始まった時点で少し感極まるものがあった。
そして彩未が涙目で歌っていることに気づく。
最愛ちゃんと日向も涙をぬぐってる。
あ・・・これヤバイ・・・。
メンバーがはけるとアンコールが始まるが、スタッフが
椅子を並べ始め、卒業式の準備を整えている事に気づくと
自然とその声は止み、このあたりから会場の空気が
少しずつ襟を正した空気に変わって行く。
ここで今回初めて舞台上に森ハヤシ先生が
盛大な拍手に迎えられて登場。愛されてる。
森先生の挨拶の後に在校生、卒業生として呼び込まれるメンバー。
卒業生の中にはさくら学院を卒業する3人と、
小等部を卒業する3人も含まれてる。
卒業証書授与。
倉本美津留校長がチェック柄のラフな格好で
登場してきて少し会場に笑いが漏れるw
他の仕事でステージも観ていないと話す・・・w
でもきっと素晴らしいステージだったんじゃないかと
お客さんに問いかけるのがうまい。客席からは惜しみない拍手。
一人ずつ卒業証書を手渡す校長。
過度な演出は施さず、“以下同文”を使うのが
卒業式感を無理なく演出できていて良かったと思う。
客席には誰もメンバーの名前をコールするものはおらず、
暖かい拍手だけがメンバーに送られ、粛々と進められる式。
そして在校生を代表して中元すず香から送辞。
決まり文句だけでなく、ちゃんとメンバーひとりひとりに
向けて自分の言葉で喋っていることがわかる。
喋っているすぅちゃんだけでなく、メンバーほぼ皆泣いてる。
客席からもすすり泣く声があちこちから漏れてるが、
それ以外の雑音が聞こえてくることはなく、皆静かに見守っている。
雑音がない=感動を邪魔するものがない。
あぁ・・・ヤバイ、いかんいかん、ダメだこれ・・・。
すぅちゃんは送辞を読み終えると紙をしまい、
最後はメンバーの方を向いて語りかける。
ここでこれまで堪えていた涙があふれ出してしまい、
涙声で呼びかける姿に自分も遂に泣いてしまった。
半泣きとかじゃなく完全に涙がこぼれてしまった。
続いて卒業生を代表して彩未の答辞。
しかし彩未がマイクの前に立つと、
すぅちゃんとの身長差で随分とマイクの位置が
高いことに気付き、ちゃんと顔でリアクションする彩未!w
この辺の対応も本当に素晴らし過ぎる!
答辞が始まると彩未も涙を堪え切れず、
何度も何度も言葉に詰まって中断してしまう。
この手のアイドルのイベントではここで
会場から「がんばれー」なんて声が飛び交い、
そのまま自然と大声援に繋がるなんてことが
ありがちな光景だが、厳粛な式であるという事から
この時、誰一人としてそんな声をあげる者はおらず、
皆ただただ固唾を飲んで見守っていた。
そして彩未が答辞を終えると鳴り止まない拍手。
その中に声援が混じることもない。ただただ称賛の拍手。
その空気にまた泣きそうになる。
そして倉本校長からの式辞へ。
卒業生3人のこれからがさくら学院にとっても大事なんだと
若干プレッシャーを与えるような言葉を並べていたので
卒業生の3人も顔を見合わせて笑ってしまっていたが、
内容は普通に良い事を喋っていたと思う。
そして森ハヤシ先生からのメッセージにもグッとくる。
印象的だったのは家に帰ってベッドにつくまでが
卒業式だという文言。きっと客席の誰もがこの日
寝付く時間にこの事を思い出したのではないだろうか。
卒業式を終えると客席からの拍手が自然に
一定のリズムを刻んだアンコールへと変わる。
ここでも『アンコール!』と無駄に叫ぶ者は一人もいない。
再び現れたメンバーらによる『旅立ちの日に』は
これまでの2公演とはまた重みが違って、歌詞がスクリーンに
映し出される演出がまた良い効相乗効果を生んでいた。
この曲の間奏で在校生が列をなし、卒業生の3人が
端から順番にハイタッチするシーンがあった。
ここでも思わず涙がこぼれてしまうメンバーがいたり、
本当に素晴らしいワンシーンだった。確か寧々ちゃんは
泣き過ぎてもう歌えてなかったように記憶してる。
無粋な事書くけど、ここは生歌だったね。
そして『See you...』へ。
今でもこの曲を聴くとこの時の映像が蘇ってくるよう。
最後は卒業生、在校生各々からのメッセージ。
最愛ちゃんがアカペラで3人へ歌を送っていたのが印象的。
もうその行為そのものも本人も可愛すぎて。
しかしりのんはこれまでの3公演と変わらず
淡々とその想いを喋り出してメンバー驚愕wwwww
寧々ちゃん号泣してるのにw
この辺の最後のやりとりは恐らくブックがないので
ハプニング性も手伝って本当に楽しい。
何を言われても動じないりのんw
それどころか色々言われたあとに
『まあというわけで!』みたいな感じで
簡単に締めようとするりのんwwwwwww
会場はお笑いライブでも稀にみる爆笑に包まれるw
ゆいもあが卒業生達に向かっていつまでも
自分達のお姉さんでいて欲しいと願ったのに対し、
号泣している寧々ちゃんと日向は、今度は自分達が
後輩にとってのお姉さんになると宣言。普通に痺れた。
また寧々ちゃんが素晴らしかった所が、
卒業生の3人の関係性を語った所。
会長が皆をまとめて三吉がそれを支えてる、
そしてあいりが横で笑ってるwwwwwww
また、号泣しすぎてうまく話せない自分に対する、
「涙を出すんじゃなくて言葉を出したいのに!」も至高の名言。
らうちゃんは「今日は泣かないって決めました!」と
宣言した直後に号泣してしまう。
このフォローも本当に凄かった。
ゆいちゃんが言葉に詰まりながら
「最後は笑って送り出したい」と発した所で
体全体を使って「みんな笑うんだー!」って叫んだ最愛ちゃん。
あの瞬間会場は世界一幸せな空間に包まれただろう。
卒業生からもメッセージ。
三吉さんが落ち着いて語りかけたあとに
「ちょっと失礼します」と客席に背中を向けて
メンバーに語りかけるシーンが最も印象的だった。
そして最後まで喋り終わった後に流した涙が美し過ぎる。
あいりはここまで公演を観てきた過程もあって、
しっかり話せるよう心の中で応援しきっていたよw
あと印象的だったのは彩未がいつでもさくら学院の
ピンチに駆け付けるというような事を語ったあとに、
『おいで!』と手を広げたら吸い寄せられるように
最愛ちゃんが抱きつきにいった所。もうね、勘弁して下さいw
最後の最後に客席からまた彩未にブリっ子やってとのリクエスト。
昼の公演で披露したのと同じで良ければと応えようとする彩未。
正直ここではもういいかなぁと思ったけど、マシュマロのくだりに
近づいた所でメンバーが一斉に止めに入るという
ミニコントが見れただけでもあれはあれで良かったかもね。
全公演終了。
小等部の3人も含めて、御卒業おめでとうございます。
帰りに物販スペースあたりで“急告”と
書かれたチラシが配布されてる。
そこには写真集お渡し会の文字列・・・。
当然参加するには新たに写真集購入の必要あり。
あれだけ買わせておいてのここでの告知かぁ。
ちなみに『※ 握手会ではありません』とあくまで
接触イベントではないとする説明文がw
まあそんな事もどうでもよくなるぐらい
公演があまりにも素晴らし過ぎたので
その余韻に浸りながらまごひろさんと東京駅まで歩く。
またいつか一緒に観に行くことを約束し、東京駅で別れる。
自分は別の予定があったので22時過ぎの終電には
間に合わないかもしれなかったが東京に残った。
案の定間に合わず、その日は東京駅近くで一泊することに。
ホテルの部屋で全く冷めることのない余韻に浸りながら
今日ゲットしたアイテムを眺めたりツイッターで
公演の感想ツイートを検索したり。絶賛の書きこみしかないし、
さ学が一番というわけではないアイドルイベントに
精通しているような人でもこの日の公演が完璧だったと。
3回目の公演の最後でバーンと鳴って
降ってきた紙テープを記念に拾って帰ってきたのだが、
ちゃんとメッセージ入り!細かい!
しかもこれもしかして桜色なんじゃないだろうか。
帰りにもらった急告のチラシに目をやる。
イベントは4月1日で、写真集1冊購入につき
卒業メンバー誰か一人から写真集を手渡してもらえる。
2冊購入すれば名前も入れてもらえるらしい。
それは別にいいけど、ただ一言彩未にこれからも
ずっと応援していくことを伝えたい・・・。
しかしエビ中の赤坂ブリッツ公演と被っている。
まだチケットは購入していなかったが、完売しなかったと
聞いていたので足を運ぼうと考えていた所だった。
ここでチラシの中の重要な一文を見逃していたことに気づく。
『※ 整理券は、3月26日(月)10:00より、
書泉ブックタワー店舗にて配布を開始いたします』
明日かよッ!!
そう強引に自分に言い聞かせたw
それに13時からなのでブリッツにも間に合うだろう。
翌日、自分は9時半には秋葉原の駅にいたw
書泉ブックセンター前には既にヲタの姿が確認できたが、
20人程度だったのでなんとなくそのまま引き返して
コンビニで立ち読みして時間を潰すことにしたw
9時50分頃に自分も並ぶが、
まだたぶん30人前後しか並んでなかったと思う。
今回の告知って公式ではやってなかったし、
しかも平日の朝っぱらから並べる人なんて
そりゃ限られてるわな。自分も平日休みの
自由がききやすい仕事で良かったよ。
10時になって書店が開店。
店員の案内でエスカレーターで9階まであがる。
9階は小さなイベントスペースもあって、
アイドル本専門のフロアになっている。
こんな所に自分が足を踏み入れてることにも
もはやなんの違和感もなくなっているw
列が動き出してから10分ほど待っていると
レジが見えてきた。どうやらレジで
メンバー誰の分の券を何枚欲しいか伝えるみたいだ。
大体全員分を2枚ずつ買っていく人が多くて、
あとは彩未の回が人気がある様子。
自分は本当にレジに並ぶ2分前まで彩未の分を
一枚だけ購入する予定だったが、
しかし名前を入れてもらうことにそこまで
こだわる必要があるだろうか・・・。
その場で名前を入れてもらうのならば
手渡しの時間が少し長くなるかもしれないが、
事前に入れてもらってるシステムなら意味はない。
待て待て待て!何度同じことを繰り返す!
こういうときに取る行動はもう決まってる!
迷ったらGO!!
というわけで、来週の模様も
何か“事件”が起こればここでお伝えしますw
<総括>
本当に笑いあり、涙ありの素晴らしい卒業公演だった。
もしかしたら自分がこれまで足を運んできた
お笑い、プロレス格闘技、音楽、全ての興行の中で
最も純粋な気持ちで観戦できた興行だったかもしれない。
そして生涯こんな公演に立ち会えることもないとさえ思った。
アイドルの卒業になんのモヤモヤもなく、ただその場にいる
全員がメンバーの新しい門出を祝うなんて形が今まで
アイドルのイベント史上あったのだろうか?はっきり言って、
そのほとんどがノーパンチ松尾の細かすぎるモノマネのネタように
モヤモヤを抱えながらの卒コンではないのだろうか?
突然すぎる大人が決めた理不尽な発表、
真意を邪推する気持ちをどうしても取り除けない、
次のステップに行きたいという本人の意志での卒業。
一番最悪なのが熱愛報道後のとってつけたかのような発表か。
それらとは違い、最初から期間が限定され決められた卒業が
こんなにも美しく感動できるものだとは思わなかった。
そしてそれは、既にあちこちで書かれていることだが、
握手会等の接触イベントを行うことなくメンバーの魅力と
ステージングだけでファンを養っていった方法論も
当然関係していることだろうと思う。
(自分は参加して忘れられない思い出作れたし
接触イベント自体を否定はしないけど)
レポ中にも書いたけれど、メンバーが涙で言葉に詰まった際、
静まり返った会場で安易に「がんばれー」なんて言葉をかけず、
彼女達の力を信じて最後までその旅立ちを固唾を飲んで
見守ったファンの質が、一切の雑音を排除していたと思う。
本当に全てが奇跡的だった。
茶化すようなコメントが少しでも聞こえたり、
嗚咽まじりに過度に号泣してる人の声が耳に
入っていたって自分は泣いていなかったと思う。
感動を邪魔する材料がひとつたりとも存在しなかった。
よくプロレスはお客さんも含めて成り立つ興行だと
言われるけど、今回がアイドルの卒業公演として
完璧なまでに理想の形なんだと自分は信じて疑わない。
本当に今回立ち会えて良かった。
そして今後卒業生も含め、メンバーをもっと応援したいと思う。
この現場に立ち会わせてくれる様関わってくれた全ての方に感謝したい。
義務教育を終えた時点で卒業することが最初から
決められている成長期限定ユニットである。
校長の倉本美津留の意向は、このグループでアイドルとして
成功するのではなく、さくら学院としての課程を通して
スーパーレディとして成長して欲しいとの意向がある模様。
今回卒業する中等部3年のメンバーは既に女優としても
活動している三吉彩花や松井愛莉、この2人はメンバーの中でも
身長が高いので、身長差を生かしたダンスパフォーマンスに
なくてはならない存在であると同時に、さ学が持ち合わせる
ロ〇コンのイメージを和らげてくれる存在でもあるかもしれないw
そしてもう一人が超絶エース、武藤彩未生徒会長。
可愛いだけでなく表情、振る舞い、言動も既にプロの所業。
あーりんがその場の状況に応じて臨機応変に
対応できるアイドルの中のアイドルであるのに対し、
武藤彩未は常にプロの姿勢を崩さないタイプかもしれない。
この3人の卒業公演が去年の12月頃に発表された。
24日(土)、25日(日)の二日間に渡って3公演開催される。
まごひろ@MAGOHIRO@ksuke_99 しますよ!ニッコニコでw いまちょうどタモリ倶楽部の記事見ましたけどね、イイっすね!w2011/12/24 22:06:22
K助@ksuke_99@MAGOHIRO 「イイっすね!」ww 今度さ学行きましょうw2011/12/24 22:11:48
エビ中現場に初めて足を運んだ際にご一緒した
まごひろさんと観に行くことをなんとなくこの時約束した。
卒業公演ともなるとチケット争奪戦は
激戦となる事が予想されたので、彼女的な人に
全てを託して祈った所、3公演とも獲れたとの連絡が。
1公演のみかもしれなかった可能性もあったので
時間があれば渋谷にWinnersのワンマンでも観に行くかなんて
計画も立ててた所での一報だったのでテンションあがる。
公演当日までもCD聴いたり動画見たりしながら
照準を合わせて自分の中で高まって行った。
■ さくら学院 2011年度 放課後アンソロジー 〜幕が開くまで教えません!〜(3/24) ■
K助@ksuke_99特典DVD3枚とも観終わった。もはやおまけという意味での特典という域はとうに抜きんでてる。何度「なにこれ?ヤバすぎる!」と声をあげたかわからない。あとエンタメとしてのクオリティが非常に高い。作り込み方も飽きさせない仕掛けも多彩。同じものを3枚購入したという後ろめたさは全くない!2012/03/24 13:17:39
当日なんとかアルバム初回特典のDVD3枚を見終える。
見所に溢れかえっていてそこも全てここで語りたいが、
とりあえずゆいちゃんの意味わかってないで言ってるだろう
『夜もドM』発言に爆笑しながら出発の準備。
まごひろさんはTwitterで確認すると
既に新幹線に乗り込んでいるようだった。
まごひろ@MAGOHIRO新幹線の中で「激動!アイドル10年史」を読む予定だったけど、隣の席に2歳ぐらいの女の子がお母さんと座ってきたのでさすがに読めない。2012/03/24 11:36:11
K助「ッ(笑)」
自分もそろそろ出発。
まごひろ@MAGOHIRO@ksuke_99 K助さん物販で買いたいのとかあります?俺とりあえず並んでますので買いたいのあれば買っときますが。列が飲食店エリアに伸びていて、日本橋の上品なおばさまに「これ男子トイレの列?」と言われながらヲタが晒されている状況ですw2012/03/24 14:57:45
K助@ksuke_99@MAGOHIRO 男子トイレの列wwww 特にお買い物の予定はないので大丈夫です!2012/03/24 15:36:29
この時は全く買い物の予定なんてなかったのだが・・・。
自分も遅れて東京駅に到着。
日本橋方面に向かい、その普段歩き慣れない
上品な光景が広がる街並みがこれまた
非現実的な世界へと誘ってくれているようである。
ちょっとさ迷いながら歩いているとちらほらと
それっぽい人を見かけるようになり現場は近いと感じるw
日本橋三井ホールを構えるCOREDO室町に到着・・・するが、
敷居が高そうでとりあえず一旦立ち止まらず素通りするw
入口がどこなのかも一瞬で判断できなかったので
その周辺をぶらついていると、
K助「え?」
明らかにただの裏口と思われる小さなドアの前に
『さくら学院 入口こちら』と書かれたボードを
持ったスーツの男性がポツンと一人で立っている。
周囲にはヲタの姿どころか人通り自体少ない。
K助「ここから入るの?なにこの隔離感・・・(笑)」
無論、他の買い物客もいるので店舗の前でゾロゾロと
並ばれては困るというのが一番の理由だと思われるが、
上品なお客様に対して客層の質が落ちたと
感じさせないための処置ではないと言いきれるだろうか?w
色々怖くなってきてすぐにまごひろさんに
電話連絡してその場に来てもらうことにw
まごひろさんが到着するまでの間に
少しずつヲタも入口に集まってきて自然と列をなす。
約5ヶ月ぶりにまごひろさんと再会。
まごひろさんは物販で卒業する3人を中心に
収めた写真集を購入していたようで、
おもむろに鞄の中からその写真集を取り出し、
まごひろさん「これは買った方がいいっすよ・・・」
K助「ッ(笑)」
しかしアイドル破産しそうだとも吐露w
アルバムも会場特典の事を考えて『ら盤』しか購入していないと。
K助「いや写真集買うぐらいなのに他の2枚買ってないのは
ヤバイですよ。『く盤』のドラマとかマジでヤバイすぎて
何度リアルに声あげたかわかんないですから」
まごひろさん「ッ(笑)ゆいちゃん主役のですよね?」
K助「そうですね、ゆいちゃんが身長が伸びないことを悩んでて
あいりの事を羨ましがるんですけど、
ひょんなことから2人が入れ替わるんですよ」
まごひろさん「なるほど(笑)」
K助「で、オチが凄いんです。マジで『うわぁ!』って声出ました」
まごひろさん「ッ(笑)」
こんなどうしようもない会話を繰り広げながら
開場時間となったので列に並ぶ。続々と
ヲタ達が裏口にぞろぞろと集まりはじめる。
K助「どこに隠れてたんですかね・・・。
あんな集団さっきいなかったでしょ・・・」
まごひろさん「ッ(笑)」
ぞろぞろと非常階段のような所をのぼって行く。
他のヲタからも『なんでこんな所から・・・』という声が漏れているw
ここでチケットなくしたらこの東京のド真ん中で
車に身を投げて死ぬしかないと思いながら
階段を上がる最中何度もポケットの中に
入っているか確認したチケットをもぎりに渡し、
500円のドリンクチケットも払って開場入り。
ちなみに500円で買えるのは普通の500mlのペットボトル商品w
ホール入り。チケット番号から予想はついていたものの、
センターに構えられた超良席の自分の席を確認。
ステージの幕がもう目の前である。
K助「いやこれヤバイでしょ・・・」
まごひろさん「緊張してきました・・・。
全然フリとか知らないですもんね・・・」
K助「あんまりライブ映像とかも落ちてないすもんね・・・」
周囲を見渡すと他現場でも見た事がある有名なヲタばかり。
K助「ドラクエあるじゃないですか」
まごひろさん「はい(笑)」
K助「あれでまだレベル足りないのに次の町の
周辺をウロウロしてる気分です」
まごひろさん「ッ(笑)」
K助「すぐ全滅ですよ(笑)」
まごひろさん「あ、でも!」
隣が騒ぎそうな雰囲気のない年配の夫婦であることに
ひと安心する2人w メンバーの親族の方だろうか?
しばらくするとメンバーの音声で注意事項のアナウンス。
迷惑かけたら怖い人に連れてかれるみたいな
アナウンスがすず香からあったようなww
そして会場が暗転!
一気に会場は拍手と歓声の熱気に包まれる!!
『ピクトグラム』のイントロとともに幕にポージングをとる
メンバーのシルエットがでかでかと映しだされる!!
K助「(なにこれ・・・普通にかっけぇ!!)」
そして幕が開く!!
眼前に迫るメンバー!!!!
そのメンバーのあまりの眩しさにまごひろさんが
うなだれるように一度俯いたのを見逃さなかったw
つーかやばいやばいやばい!!さ学って実在してたんだッ!!!
(つづく)
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い・・・
“可愛い”という単語100回分の言葉って何かないんですか。
その言葉を100回言っても言いつくせない程。
K助「ちょっとヤバすぎるでしょ(笑)」
まごひろさん「はい・・・(笑)」
そのまま『オトメゴコロ。』へ。
口パクなのは知ってたが、その眩しさと
ダンスのキレの半端なさでもはや何も気にならない。
2曲終えた所でメンバーが目の前に横一列に整列。
後にまごひろさんはその光景も印象的だったとして、
まごひろさん「あそこで何か事故が起こって
公演中止になっても満足でした」
と語るw
そのままメンバーの自己紹介へ。
メンバーそれぞれが放課後何をしているかも一緒に話す様、
あやみからお題が出される中で、あいりが何も出てこない。
ここで田舎者だからする事がないんだと皆にイジられる流れで
スムーズに茨城出身の彩未イジりへ連鎖するのが美しい。
場を回せる人が何人もいてツッコめる人も何人もいる。
トークスキルが高いので間が空くことがなく、
また皆が一斉に喋り出してわちゃわちゃになる事もない。
どこまでがブックでどこから脱線しているのか気付かせない。
特に凄いのが今年から中学生になる最愛ちゃん。化け物すぎる。
三吉さんが帰り道に仲良しのネコと2時間ぐらい遊んでいるという
エピソードを話した時、どんな風に遊んでいるのか教えて欲しいという
展開に突入した所で客席より『最愛ちゃんを猫だと思って!』との声が。
この声を三吉さんは無視して話を進めていたが、それを遮って
最愛ちゃんが猫の真似で三吉さんに接近!その咄嗟の対応力と
仕草のあまりの愛おしさが強烈に印象に残っている。
とにかくただ天真爛漫なだけでなく、言葉のチョイスや
発するタイミング、仕草まで含めていちいち素晴らしい。
身長が伸び盛りだというコメントにヲタ達からは
「伸びないで!」の声もちらほらと・・・w
最愛ちゃんとは対照的に、同年齢でも
放課後やってることは鬼ごっこにシール交換という
ゆいちゃんがもう可愛すぎて・・・w
飛び交うヲタの「俺とも交換してー!」の声w
他、印象的なのは確かりのんだったと思うが、
『お宅訪問』というワードを出したときに客席が
「ヲタク訪問?(笑)」とざわついて、それを寧々ちゃんが
ちゃんと拾うというね。その瞬間にちょっと離れた位置にいた
彩未が小さくヲタ芸やってるのも素晴らし過ぎた!
他、日向のラーメン4食勘違い、すーちゃんのひとカラと
拾ってるとキリがない程の名シーン連発!
中元「以上!今日も元気に成長中!」
みたいな感じで全員での挨拶で締めていたと思うが、
この後も含めて計3回見たのになんて言ってたか思い出せないw
ここから部活動ユニットの登場となるが、
タイトルの『〜幕が開くまで教えません!〜』とは
各ユニットのメンバーがシャッフルされるという
サプライズのことを指していたことがわかる。
中でも印象的だったのは、普段は中央にすぅちゃん、
両サイドにゆいもあという三角形の構図を描いているが、
中央にまり菜、そしてサイドに三吉さん、あいりが
控えるという逆三角形の構図をとる一夜限りのBABYMETAL!!
しかも『ド・キ・ド・キ☆モーニング』!!
高身長の2人があの走るフリを踊ってる所は本当に素晴らし過ぎたし、
途中までマイクを忘れて口パク丸出しだったけど、ちゃんとマイクを
握ってる風に手をグーにしたまままり菜が踊ってたのが本当に最高すぎた。
ちなみに口パクだけどちゃんと音源は今回用に別撮りしてた模様。
ミニパティは彩未と日向はそのままで似合ってたが
すぅちゃんは可愛く見えるよう努力したと後に語るw
あーあとね、sleepieceで最愛ちゃんが
ワカメダンスをぶっこんでくれたのが可愛すぎた!!
SCOOPERSのメガネ姿も良かったね。華ちゃんは
メガネした方が良いかもしれんと思ったね。
再び本隊へ。
ベリシュビッツ、Hello!IVY、チャイムと王道曲の連打!
そしてまさかの『もってけ!セーラーふく』!!
メンバー全員後ろを向いてスタートする振り付けが
印象的なFLY AWAY、Schook days、まり菜無双な
Planet Episode 008、FRIENDS、さくら百人一首。
とにかくボリュームが凄くて目の前の光景を
脳内で処理仕切れない!追いつかない!
アンコールでは卒業生3人による、曲展開が
目まぐるしく移り変わるのが印象的な『3.a.m』。
そして全員揃っての『旅立ちの日に』から
ラストに『夢に向かって』でフィニッシュ。
転換中はVTRで繋ぎ、常に飽きさせることなく進行。
座席に着席したままの観戦が義務付けられているが、
立っている時よりもどっと疲れたような感覚。
ひとえに完璧なまでの満足感からくるものだったろう。
K助@ksuke_99さ学初日公演終了。観に行ったことはないけど、三沢vs小橋三冠戦を見た帰り道もこんな心境なんだろうな。感動しかない。2012/03/24 20:42:00
まごひろ@MAGOHIRO光の天使が飛び回る天国を観てきた。全てが嘘でもいいと思うほど素晴らしかった。2012/03/24 20:43:09
特にこの一回目の公演ではメンバーが卒業に関して
直接深く触れることはなかったのだが、この光景が明日で
最後かと思うともうこの時点で少しグッとくるものがあった。
公演中、写真集に卒業生3人が一生懸命
3時間かけてサインを書いたとのMCもあり、
K助「写真集買わないと」
まごひろさん「ッ(笑)」
公演終了後は近くに飲みに行き、
2人で名シーンを3時間以上プレイバックw
ダンスのキレも凄いしメンバーのフォーメーションも
鮮やかすぎてエンターテイメントとしても完璧だったと。
まごひろさん「ドラリオン観てるような」
K助「ッ!!(笑)」
レポート中でも挙げた名シーンをひとつずつ思い出して行く作業。
まごひろさん「あーあと!細かい所ですけど華ちゃんが
駅で振り付け練習してたっていうのが」
K助「ふははッ(笑)いいですねぇ(笑)」
また、
K助「僕もうちょっといけたかもしれないですね・・・」
まごひろさん「え?本当ですか!?言って下さいよ!
僕K助さんが浮くと思って結構抑えてたんですけど!」
K助「いやそれは自由に楽しんでもらって大丈夫っす(笑)
いやぁ〜でも今回はテンション的にもっといけましたね・・・」
まごひろさん「じゃあ明日はいきましょう!」
さすがに今更ダンスの振り付けなんてハードルは
高過ぎるけど、いくつかのポイントは全然いけそう。
というより良席だったこともあって強烈なヲタに周囲を
囲まれてたのもあって、その空気の勢いも手伝っていけそう。
あの曲のあそこはいけるだのなんだの話し合う。
こうして夜は更けていったw
■ さくら学院 2011年度 〜FRIENDS〜(3/25) ■
翌朝、
まごひろさん「3人の門出を祝うような快晴ですね」
K助「名言出ましたね(笑)」
(つづく)
とりあえず会場付近のドトールで朝食。
昨晩は酔っ払った勢いでもっといけたなんて話をしていたが、
朝のテンションに戻るとやっぱり少し怖くなる。
K助「なんか全てが終わるような気がします・・・」
まごひろさん「いやいや(笑)始まるんですよ」
K助「終わりの始まりでしょう・・・」
まごひろさんは昨晩ホテルで写真集の最後の方に載っている、
メンバーが今の心境を原稿用紙にまとめた作文を
読んでいたそうで、早くも泣きそうになったと語る。
自分はテレビを観たり、
まごひろさんに誕生日プレゼントとして
頂いたエビ中写真キットを眺めていたような気がするw
ダメだ、こんなことじゃいかん!と店内でコソコソと
写真集を鞄から取り出し、コソコソと作文を読み耽るw
一人一人の想いの詰まった手書きの文章に
引き込まれ、普通にグッときてしまう。
K助「僕今日もしかしたら普通に泣くかもしれないですね・・・」
まごひろさん「メンバーが泣いたらもうヤバイですよねぇ」
自分は映画とかイベントの内容に関して人前で
涙を流したことはたぶん無い。半泣きになるぐらいは
もちろんあったとしても、涙が頬を伝った事は一度もない。
やはり極度の気にしすぎな自分は見られたくないという意識が
涙を流すという行為よりも優先順位が常に上位にきてしまう為、
本当に感動しても半泣きでなんとか堪えるよう努力してしまう。
ちなみに部屋で一人でいる時は超涙もろい。
近年ではナイツ解散ドッキリで自分でもびっくりするぐらい
大号泣したのが記憶に新しいが、あれも誰かと一緒に
見ていれば半泣きぐらいで収まっていただろうと思う。
自分の事はよくわかっているつもりだったが、
なんとなく一回目の公演で得た感触から直感で
涙を流す未来の映像がこの時既に頭をよぎっていた。
お昼前に物販会場へ足を運ぶ。
写真集に一部誤表記があったようで、
差し替えとなっていたページを受け取りに行く為だ。
まごひろさんは未購入であったアルバムをゲットし、
既に前日にゲットしたアイテムが詰まったパンパンの
カバンにそれを詰めていたw ここで特典でついていた
クリアファイルを頂きました!ありがとうございます!
そして実はここでもう一つ重要なアイテムを
ゲットしなければならない任務があった。
それはライブ中、メンバーを応援する為に振る旗である。
このフラッグは数曲のみメンバーが全員舞台上で
客席に向けて振ってくれるもので、お客さんも
この時のみフラッグを手にとりメンバーに振り返すのだ。
一回目の公演の時、当然自分とまごひろさんは
旗を持ち合わせていない。しかし自分のいた超良席の
周囲を陣取るヲタ達がそれを持っていないはずがなく、
自分とまごひろさん(とその隣の老夫婦)の周囲に
ピンクの無数の旗が立ちのぼる。
まごひろさん「物凄い阻害感を感じました・・・」
K助「ッ(笑)確かに・・・」
前日飲んでいる時に今度はフラッグを振ろうと
決意していたのだ。しかしいざ物販を目の前にすると
怖じ気ついてしまい、
K助「まごひろさん、僕の分も含めて二枚買ってきて下さい」
まごひろさん「え?(笑)」
K助「僕はその横でガチャガチャ(缶バッジ入り)を買います」
まごひろさん「・・・わかりました(笑)」
昨日の時点でほとんどのヲタが買いものを済ませていた為に
店内はガラガラ、しかしタワレコ関係者含めて店員の数は
20人弱控えているという異様な光景、そこにフラッグを求めた客が
2人だけ並んだ列を作るという光景が滑稽に思えたのだw
できるだけ物販スペースにいる時間を少なくする無駄な作戦w
無事にアイテムゲット。
ちなみに缶バッジはロゴや桜のマークかと思い、
ハードコアバンドのバッジに紛れてつけようかなと
思っていたが思いっきりりのんの顔写真だったw
まだ13時開場の2回目公演まで時間があるので、
建物内の飲食店でお酒を補充することに。
やはりお酒の力を借りずにはいられない状況で、
気付けば自分は焼酎ロック4杯を飲み干しホロ酔い気分。
K助「今ならたぶんいけそうな気がします(笑)」
まごひろさん「ッ(笑)」
天津木村みたいなこと言っていたが、熱心なヲタは
酒無しでこの気分まで自分で持っていくんだなと
軽く尊敬の念を抱く。・・・これ自体も酒の力だろうw
また列をなして階段をのぼるのが辛いので
開演時間ギリギリに会場入り。再び超良席に着席!
すぐに場内暗転していよいよ開演!!
いきなりのベリシュビッツからHello!IVY、
そしてFRIENDSと飛ばしてはくれてんのね!
この曲のどれかで早速フラッグを振る曲が。
しかし、前日の公演ですぐ取り出せるように鞄の上に
出しといてなんてことをメンバーがMCで言っていたことも
忘れてしまい、鞄の奥底に眠っていたフラッグを手さぐりでは
取り出せず、フラッグタイム終了の悲劇が・・・w
K助「(終わった・・・(笑)」
ただまだあと一曲そのチャンスが残されているはずなので
今度こそ!と心の中で決意。酒の力によって振るかどうか
悩むという領域はとうに飛び越えていたw
この後自己紹介含めたMC。
あいりが一回目公演同様言葉に詰まりまくりで、
ヲタから続きの言葉を貰ったらそれをそのまま
使ってたのが可愛すぎた。
お題は『コイツいい奴だなー』。
お笑いのライブとか行くとある程度レポの事も
考えながら観てるもんだけど、全く記憶にないw
それぐらい純粋にその光景を見守っていたのだろう。
印象的だったのは一回目の公演で予告していた
彩未のブリっ子か。『虹を食べてマシュマロが出る』の
マシュマロ部分はアイドルとしてダメだろという総ツッコミがw
まごひろ@MAGOHIROあーりんはかりんとう、彩未はマシュマロ、と。2012/03/25 16:43:16
あとすぅちゃんからあやみへ。
たまたま稽古場にいたあやみが
『もってけ!セーラーふく』の振り付け練習を
ずっと一緒に付き合ってくれていい奴だなと。
武藤「たまたまは余計っ!」w
他にも名シーンがたくさんあったはずだが、
DVDも出ると言っていたのでそっちに期待しよう。
ここからは部活動ユニット中心。
正式メンバーがちゃんとその衣装に着替えて登場。
まずはいきなりのTwinklestars!!衣装が可愛すぎる!
曲はDear Mr.Socratesからのラピカム。
ラピカムは沖井礼二が関わってないので
これまでと曲調が違う雰囲気だったが、
ここでのパフォーマンスと同時に観ることによって
一気に自分の中で名曲へと変貌したw
ミニパティはハッピーバスデーからプリンセス☆アラモード。
ここでも最愛ちゃんの化け物っぷりが発揮される!
コックの帽子がダンス中に脱げそうになってしまい、
とうとう落ちてしまった時に慌ててかぶり直すのかなと思ったら
その帽子をスパーン!と舞台袖に放り投げる!!
この対応能力ただの小学生には絶対に真似できないでしょう!
この時ほどプロのアイドルのエンターテメイントを
観賞しているんだと感じた事はありませんw
Sleepieceは走れ正直者のカバー。
最後パジャマ姿でまり菜がぬいぐるみを
抱えながら帰っていく姿がヤバすぎた。
そして今日で見納めとなるSCOOPERS。
皆手を左右に完璧に振れて・・・ない人もいるw
ラスト、スクリーンにBABYMETALの文字が浮かび上がると場内大歓声!
3人のシルエットだけが見える状態でド・キ・ド・キ☆モーニングの
イントロが始まった瞬間、スラスラのTOKYO POWER VIOLENCEが
始まった時ぐらいテンションあがる!!
最初のポージングも一緒に決める。恐らく人生で初めて
アイドルイベントのライブ中に振り付けを一緒にやった瞬間w
この3人、聖闘士星矢に例えるならすぅちゃんはハーデス、
ゆいもあは側近のタナトスとヒュプノスだよ。神がかってる!
このイントロ部分から始まり攻撃的に攻めまくる
『イジメ、ダメ、ゼッタイ』も聴けて感無量。
きっと『父兄』の皆さまはBABYMETALの存在に気付き
流入してくる自分のような新規や、元々アイドルが
好きだったわけではない層の流入を心配していると思いますが、
この存在感に誰も気づかない方がやっぱりおかしいかも。
VTR挟んで本隊へ戻る。
FLY AWAY、オトメゴコロ。、夢に向かって!
ここではしっかりフラッグ振れたよ!
でも旗の部分が丸まってうまく振れてなかった気もw
さくら百人一首を歌い終え、アンコールでは
Planet Episode 008、すぅちゃんの「盛り上がりましょう!」の
後に静かな立ちあがりを見せる『旅立ちの日に』でちょっと笑うw
そしてラスト、ここでの『See you...』は胸に迫るものが・・・。
■ さくら学院 2011年度 卒業 〜旅立ち〜(3/25) ■
2回目の公演を終えてエスカレーターで一階まで下って行く。
途中着がえを済ませないといけないと焦っているヲタを見かける。
この時は汗をかきすぎてTシャツでも着替えるのかなぐらいに思っていた。
(つづく)
そういえば2公演を通して正直自分の中では
微妙だった新メンバー2人の魅力にも気付けて良かった。
まり菜の挙動不審な所が移ってしまった華ちゃんが良い。
でもまり菜にはいつまでも挙動不審でいて欲しいw
ただまり菜はステージ上ではしっかりしてて
もはやカッコ良くすら見えていたよ。
そのギャップでますます好きになった。
そしてりのんに関してはこの後の公演でその末恐ろしさを
まざまざと見せつけられることになる・・・w
「次でこのメンバーの揃った姿が見れるのは最後なんだな・・・」
という事実を噛みしめながら昼食を済ませ、串揚げ屋で
酒だけ注文して飲むという暴挙に出る。最初からその店で
串揚げを堪能したかった程ちゃんとした店で、お酒だけ注文して
お通しの野菜スティックをバリボリ食べる自分達に
店員の人がサービスで串揚げを2品出してくれて申し訳なくなるw
そういえばエビ中現場では何故か『旅立ちの日に』が流れて、
さ学フラッグを振りだしたヲタも登場したという怪情報がw
そしていよいよ3回目の公演である卒業式へ。
再びの超良席へ。3公演の席を確保してくれる為に
関わってくれた全ての方に何度でも感謝したい。
K助「(あー、さっきのってそういうことか・・・)」
ちらほらとスーツ姿で正装している人も見受けられる。
『父兄』としてしっかりと式に臨んでおられる模様。
いよいよ開演。
FLY AWAYで幕をあけてチャイム。
このメンバーでのパフォーマンスをしかと目に焼き付ける。
メンバーの自己紹介はここまでの公演に比べるとあっさり目。
卒業式にたっぷり時間を残しているのだという事がわかる。
部活動ユニットも少し。
Twinklestarsはプリーズ!プリーズ!プリーズ!から
天使と悪魔。この曲のバトンをギター代わりに踊る
振り付けも可愛い。彩未にとっては今回が最後。
ミニパティはよくばりフィーユ。
Sleepieceがめだかの兄弟(チュンチュンやったよw)。
そして最後のパフォーマンスである事に触れての
曲スタートとなったSCOOPERS。客席からの
特別な想いも伝わってくるようだった。
最後はBABYMETALの『いいね!』。これなんで
スプリットとアルバムでバージョン変わったのかな?
まあとにかく存在感が圧倒的だ。
というわけで、昼間の公演から観てると
恐らく部活動ユニットの曲全部観れるという構成。
本隊に戻るとSchool days。
メンバーが一人ずつ振り返って自分の名前を叫ぶ所で、
ある部分だけぽっかり空白の時間ができてしまっていた。
そこで寧々ちゃんがちゃんと「あっ!」みたいな表情を
作ってくれたのが嬉しいw DVDに収録されるのかな?w
『夢に向かって』から『3.a.m』。
卒業生3人のダンスにその後出てきたメンバーがMCで絶賛。
誰かが「さすが中3!」って言ってたのが印象深いw
ベリシュビッツ、Planet Episode 008、FRIENDS。
確実に近づく終わりに向けての空気に、
一回目の公演の時のようなはしゃいだ気持ちでは
もう観れなくなっている自分に気付く。
そして最後はこの公演のみ唯一披露された『message』へ。
ここまでこの曲を残していたという演出があったら
ちょっとヤバイなぁと自分でも思っていたのだが、
イントロが始まった時点で少し感極まるものがあった。
そして彩未が涙目で歌っていることに気づく。
最愛ちゃんと日向も涙をぬぐってる。
あ・・・これヤバイ・・・。
メンバーがはけるとアンコールが始まるが、スタッフが
椅子を並べ始め、卒業式の準備を整えている事に気づくと
自然とその声は止み、このあたりから会場の空気が
少しずつ襟を正した空気に変わって行く。
ここで今回初めて舞台上に森ハヤシ先生が
盛大な拍手に迎えられて登場。愛されてる。
森先生の挨拶の後に在校生、卒業生として呼び込まれるメンバー。
卒業生の中にはさくら学院を卒業する3人と、
小等部を卒業する3人も含まれてる。
卒業証書授与。
倉本美津留校長がチェック柄のラフな格好で
登場してきて少し会場に笑いが漏れるw
他の仕事でステージも観ていないと話す・・・w
でもきっと素晴らしいステージだったんじゃないかと
お客さんに問いかけるのがうまい。客席からは惜しみない拍手。
一人ずつ卒業証書を手渡す校長。
過度な演出は施さず、“以下同文”を使うのが
卒業式感を無理なく演出できていて良かったと思う。
客席には誰もメンバーの名前をコールするものはおらず、
暖かい拍手だけがメンバーに送られ、粛々と進められる式。
そして在校生を代表して中元すず香から送辞。
決まり文句だけでなく、ちゃんとメンバーひとりひとりに
向けて自分の言葉で喋っていることがわかる。
喋っているすぅちゃんだけでなく、メンバーほぼ皆泣いてる。
客席からもすすり泣く声があちこちから漏れてるが、
それ以外の雑音が聞こえてくることはなく、皆静かに見守っている。
雑音がない=感動を邪魔するものがない。
あぁ・・・ヤバイ、いかんいかん、ダメだこれ・・・。
すぅちゃんは送辞を読み終えると紙をしまい、
最後はメンバーの方を向いて語りかける。
ここでこれまで堪えていた涙があふれ出してしまい、
涙声で呼びかける姿に自分も遂に泣いてしまった。
半泣きとかじゃなく完全に涙がこぼれてしまった。
続いて卒業生を代表して彩未の答辞。
しかし彩未がマイクの前に立つと、
すぅちゃんとの身長差で随分とマイクの位置が
高いことに気付き、ちゃんと顔でリアクションする彩未!w
この辺の対応も本当に素晴らし過ぎる!
答辞が始まると彩未も涙を堪え切れず、
何度も何度も言葉に詰まって中断してしまう。
この手のアイドルのイベントではここで
会場から「がんばれー」なんて声が飛び交い、
そのまま自然と大声援に繋がるなんてことが
ありがちな光景だが、厳粛な式であるという事から
この時、誰一人としてそんな声をあげる者はおらず、
皆ただただ固唾を飲んで見守っていた。
そして彩未が答辞を終えると鳴り止まない拍手。
その中に声援が混じることもない。ただただ称賛の拍手。
その空気にまた泣きそうになる。
そして倉本校長からの式辞へ。
卒業生3人のこれからがさくら学院にとっても大事なんだと
若干プレッシャーを与えるような言葉を並べていたので
卒業生の3人も顔を見合わせて笑ってしまっていたが、
内容は普通に良い事を喋っていたと思う。
そして森ハヤシ先生からのメッセージにもグッとくる。
印象的だったのは家に帰ってベッドにつくまでが
卒業式だという文言。きっと客席の誰もがこの日
寝付く時間にこの事を思い出したのではないだろうか。
卒業式を終えると客席からの拍手が自然に
一定のリズムを刻んだアンコールへと変わる。
ここでも『アンコール!』と無駄に叫ぶ者は一人もいない。
再び現れたメンバーらによる『旅立ちの日に』は
これまでの2公演とはまた重みが違って、歌詞がスクリーンに
映し出される演出がまた良い効相乗効果を生んでいた。
この曲の間奏で在校生が列をなし、卒業生の3人が
端から順番にハイタッチするシーンがあった。
ここでも思わず涙がこぼれてしまうメンバーがいたり、
本当に素晴らしいワンシーンだった。確か寧々ちゃんは
泣き過ぎてもう歌えてなかったように記憶してる。
無粋な事書くけど、ここは生歌だったね。
そして『See you...』へ。
今でもこの曲を聴くとこの時の映像が蘇ってくるよう。
最後は卒業生、在校生各々からのメッセージ。
最愛ちゃんがアカペラで3人へ歌を送っていたのが印象的。
もうその行為そのものも本人も可愛すぎて。
しかしりのんはこれまでの3公演と変わらず
淡々とその想いを喋り出してメンバー驚愕wwwww
杉崎「泣かないのぉ!?」wwwww
磯野「(ヘラヘラ)」
寧々ちゃん号泣してるのにw
この辺の最後のやりとりは恐らくブックがないので
ハプニング性も手伝って本当に楽しい。
杉崎「私の涙腺半分あげるよぉ〜」w
何を言われても動じないりのんw
それどころか色々言われたあとに
『まあというわけで!』みたいな感じで
簡単に締めようとするりのんwwwwwww
会場はお笑いライブでも稀にみる爆笑に包まれるw
武藤「あんた凄いわ!将来楽しみだわ!」www
ゆいもあが卒業生達に向かっていつまでも
自分達のお姉さんでいて欲しいと願ったのに対し、
号泣している寧々ちゃんと日向は、今度は自分達が
後輩にとってのお姉さんになると宣言。普通に痺れた。
また寧々ちゃんが素晴らしかった所が、
卒業生の3人の関係性を語った所。
会長が皆をまとめて三吉がそれを支えてる、
そしてあいりが横で笑ってるwwwwwww
また、号泣しすぎてうまく話せない自分に対する、
「涙を出すんじゃなくて言葉を出したいのに!」も至高の名言。
らうちゃんは「今日は泣かないって決めました!」と
宣言した直後に号泣してしまう。
武藤「早っ!私と一緒で嘘つきだなぁ〜」
このフォローも本当に凄かった。
ゆいちゃんが言葉に詰まりながら
「最後は笑って送り出したい」と発した所で
体全体を使って「みんな笑うんだー!」って叫んだ最愛ちゃん。
あの瞬間会場は世界一幸せな空間に包まれただろう。
卒業生からもメッセージ。
三吉さんが落ち着いて語りかけたあとに
「ちょっと失礼します」と客席に背中を向けて
メンバーに語りかけるシーンが最も印象的だった。
そして最後まで喋り終わった後に流した涙が美し過ぎる。
あいりはここまで公演を観てきた過程もあって、
しっかり話せるよう心の中で応援しきっていたよw
あと印象的だったのは彩未がいつでもさくら学院の
ピンチに駆け付けるというような事を語ったあとに、
『おいで!』と手を広げたら吸い寄せられるように
最愛ちゃんが抱きつきにいった所。もうね、勘弁して下さいw
武藤「私たちは自分の夢に向かって、旅立ちます!」
最後の最後に客席からまた彩未にブリっ子やってとのリクエスト。
昼の公演で披露したのと同じで良ければと応えようとする彩未。
正直ここではもういいかなぁと思ったけど、マシュマロのくだりに
近づいた所でメンバーが一斉に止めに入るという
ミニコントが見れただけでもあれはあれで良かったかもね。
全公演終了。
小等部の3人も含めて、御卒業おめでとうございます。
まごひろ@MAGOHIROこんなに綺麗な涙を流すことがあるかね?さくら学院卒業式、本当に良いものを観れました。2012/03/25 20:39:10
帰りに物販スペースあたりで“急告”と
書かれたチラシが配布されてる。
そこには写真集お渡し会の文字列・・・。
当然参加するには新たに写真集購入の必要あり。
まごひろさん「このタイミングで(笑)」
K助「“急告”って(笑)」
あれだけ買わせておいてのここでの告知かぁ。
ちなみに『※ 握手会ではありません』とあくまで
接触イベントではないとする説明文がw
まあそんな事もどうでもよくなるぐらい
公演があまりにも素晴らし過ぎたので
その余韻に浸りながらまごひろさんと東京駅まで歩く。
K助「一回だけ涙流れてしまいました」
まごひろさん「一回だけですか!?
僕ボロボロ泣いてましたよ(笑)」w
またいつか一緒に観に行くことを約束し、東京駅で別れる。
自分は別の予定があったので22時過ぎの終電には
間に合わないかもしれなかったが東京に残った。
案の定間に合わず、その日は東京駅近くで一泊することに。
ホテルの部屋で全く冷めることのない余韻に浸りながら
今日ゲットしたアイテムを眺めたりツイッターで
公演の感想ツイートを検索したり。絶賛の書きこみしかないし、
さ学が一番というわけではないアイドルイベントに
精通しているような人でもこの日の公演が完璧だったと。
3回目の公演の最後でバーンと鳴って
降ってきた紙テープを記念に拾って帰ってきたのだが、
ちゃんとメッセージ入り!細かい!
しかもこれもしかして桜色なんじゃないだろうか。
帰りにもらった急告のチラシに目をやる。
イベントは4月1日で、写真集1冊購入につき
卒業メンバー誰か一人から写真集を手渡してもらえる。
2冊購入すれば名前も入れてもらえるらしい。
それは別にいいけど、ただ一言彩未にこれからも
ずっと応援していくことを伝えたい・・・。
しかしエビ中の赤坂ブリッツ公演と被っている。
まだチケットは購入していなかったが、完売しなかったと
聞いていたので足を運ぼうと考えていた所だった。
K助「うー・・・どうすっか・・・」
ここでチラシの中の重要な一文を見逃していたことに気づく。
『※ 整理券は、3月26日(月)10:00より、
書泉ブックタワー店舗にて配布を開始いたします』
明日かよッ!!
K助「今日終電逃したのは運命だろ。
なにかしらの神様が行きなさいって言ってるんだ」
そう強引に自分に言い聞かせたw
それに13時からなのでブリッツにも間に合うだろう。
翌日、自分は9時半には秋葉原の駅にいたw
書泉ブックセンター前には既にヲタの姿が確認できたが、
20人程度だったのでなんとなくそのまま引き返して
コンビニで立ち読みして時間を潰すことにしたw
9時50分頃に自分も並ぶが、
まだたぶん30人前後しか並んでなかったと思う。
今回の告知って公式ではやってなかったし、
しかも平日の朝っぱらから並べる人なんて
そりゃ限られてるわな。自分も平日休みの
自由がききやすい仕事で良かったよ。
10時になって書店が開店。
店員の案内でエスカレーターで9階まであがる。
9階は小さなイベントスペースもあって、
アイドル本専門のフロアになっている。
こんな所に自分が足を踏み入れてることにも
もはやなんの違和感もなくなっているw
列が動き出してから10分ほど待っていると
レジが見えてきた。どうやらレジで
メンバー誰の分の券を何枚欲しいか伝えるみたいだ。
大体全員分を2枚ずつ買っていく人が多くて、
あとは彩未の回が人気がある様子。
自分は本当にレジに並ぶ2分前まで彩未の分を
一枚だけ購入する予定だったが、
K助「(ここまで来て一枚でええんかほんま・・・)」
しかし名前を入れてもらうことにそこまで
こだわる必要があるだろうか・・・。
その場で名前を入れてもらうのならば
手渡しの時間が少し長くなるかもしれないが、
事前に入れてもらってるシステムなら意味はない。
待て待て待て!何度同じことを繰り返す!
こういうときに取る行動はもう決まってる!
K助「1番(彩未)を2枚で」
迷ったらGO!!
というわけで、来週の模様も
何か“事件”が起こればここでお伝えしますw
<総括>
本当に笑いあり、涙ありの素晴らしい卒業公演だった。
もしかしたら自分がこれまで足を運んできた
お笑い、プロレス格闘技、音楽、全ての興行の中で
最も純粋な気持ちで観戦できた興行だったかもしれない。
そして生涯こんな公演に立ち会えることもないとさえ思った。
アイドルの卒業になんのモヤモヤもなく、ただその場にいる
全員がメンバーの新しい門出を祝うなんて形が今まで
アイドルのイベント史上あったのだろうか?はっきり言って、
そのほとんどがノーパンチ松尾の細かすぎるモノマネのネタように
モヤモヤを抱えながらの卒コンではないのだろうか?
突然すぎる大人が決めた理不尽な発表、
真意を邪推する気持ちをどうしても取り除けない、
次のステップに行きたいという本人の意志での卒業。
一番最悪なのが熱愛報道後のとってつけたかのような発表か。
それらとは違い、最初から期間が限定され決められた卒業が
こんなにも美しく感動できるものだとは思わなかった。
そしてそれは、既にあちこちで書かれていることだが、
握手会等の接触イベントを行うことなくメンバーの魅力と
ステージングだけでファンを養っていった方法論も
当然関係していることだろうと思う。
(自分は参加して忘れられない思い出作れたし
接触イベント自体を否定はしないけど)
レポ中にも書いたけれど、メンバーが涙で言葉に詰まった際、
静まり返った会場で安易に「がんばれー」なんて言葉をかけず、
彼女達の力を信じて最後までその旅立ちを固唾を飲んで
見守ったファンの質が、一切の雑音を排除していたと思う。
本当に全てが奇跡的だった。
茶化すようなコメントが少しでも聞こえたり、
嗚咽まじりに過度に号泣してる人の声が耳に
入っていたって自分は泣いていなかったと思う。
感動を邪魔する材料がひとつたりとも存在しなかった。
よくプロレスはお客さんも含めて成り立つ興行だと
言われるけど、今回がアイドルの卒業公演として
完璧なまでに理想の形なんだと自分は信じて疑わない。
本当に今回立ち会えて良かった。
そして今後卒業生も含め、メンバーをもっと応援したいと思う。
この現場に立ち会わせてくれる様関わってくれた全ての方に感謝したい。
(21:16)
この記事へのコメント
2. Posted by まごひろ 2012年03月29日 22:19
更新ご苦労様でした!
運命論で自分から背中を押してちゃんと2冊買っちゃうの笑いましたw
最高のイベントを最高の書き手にレポしてもらい、今とても贅沢な気分です!
そして、せっかくなのでここにK助さんレポを追加します。
公演始まる前「いけるな!」「いや無理やろ」を繰り返しながらも、結局「チョ待って!チョ待ってー!」の振りを隣でやってたK助さんは完全に「萌え」でしたw
あと、捧げるように手を前に出すケチャの動きを手を出してやらなくても、その動きに合わせて自然に体を前へ動かしてるK助さんも愛が溢れていました!w
とにかく、こんな奇跡的な公演にK助さんとご一緒出来て本当に本当に最高でした!
是非また宜しくお願いします!
運命論で自分から背中を押してちゃんと2冊買っちゃうの笑いましたw
最高のイベントを最高の書き手にレポしてもらい、今とても贅沢な気分です!
そして、せっかくなのでここにK助さんレポを追加します。
公演始まる前「いけるな!」「いや無理やろ」を繰り返しながらも、結局「チョ待って!チョ待ってー!」の振りを隣でやってたK助さんは完全に「萌え」でしたw
あと、捧げるように手を前に出すケチャの動きを手を出してやらなくても、その動きに合わせて自然に体を前へ動かしてるK助さんも愛が溢れていました!w
とにかく、こんな奇跡的な公演にK助さんとご一緒出来て本当に本当に最高でした!
是非また宜しくお願いします!
3. Posted by K助 2012年03月29日 22:40
見ないでぇwwww
じゃあ僕はまごひろさんの『ダメダメダメ!』に萌えましたw
本当にお疲れ様でした!
一人なら間違いなくあそこまで楽しめなかったです。
(周囲のヲタにたぶんもっとビビってたと思いますw)
また是非!!!
じゃあ僕はまごひろさんの『ダメダメダメ!』に萌えましたw
本当にお疲れ様でした!
一人なら間違いなくあそこまで楽しめなかったです。
(周囲のヲタにたぶんもっとビビってたと思いますw)
また是非!!!
4. Posted by バケモン 2013年11月19日 20:51
K助さんが、さくら学院の現場のレポなどを残してくれていたおかげで、自分なりに、さくら学院の魅力にやっと気づくことが出来ました。
長文の上、自分語りになると思いますが、
出来るだけ簡潔に書きたいと思いますので、
読んでいただけるとありがたいです。
去年の「アイドル乱舞」以降、北海道でのアイドル現場に通っていました。
ハロプロの現場にも通うようになり、ハロコンにも行って、ハロプロ全グループのライブと握手会も経験しました。
この前の日曜日、地元でのナルチカというイベントで、歌・ダンス・握手会の対応と、全てが完璧な宮本佳林に出会いました。
ライブ後の感動が、Berryz工房のメンバーとの握手で急激に冷めてしまったので、2回目のイベントでは握手会に参加しませんでした。
もう自分には握手会は必要がないことになんとなく気付き、まだ見ていなかった、さくら学院の2012年の卒業式DVDを見ていました。
そうすると、なぜか涙が出てきて、頬が緩み、口角が上がって、自然と笑顔になり心が温かくなりました。
帰宅部のメンバーのパジャマのパンダの柄さえ愛おしくなりました。
娘がいてもおかしくない年なので、本当に父親の気持ちになっていたのです。
父兄というのはファンの呼称ではなく、文字通り父兄で、卒業式は本当に娘の卒業式なので、ケチャなどのノリはノイズでしかなくなりました。
今は、2011年の卒業式のDVDを見ています。
音を聞いているだけでも、音を消して映像を見ているだけでも大丈夫です。
アイドルのDVDを見ている感覚とは全く違います。
今年の卒業式の前にこういう気持ちになれて本当によかったです。
DVDでは感じることの出来ない現場の空気が感じられるレポを残していただき、本当にありがとうございました。
長文の上、自分語りになると思いますが、
出来るだけ簡潔に書きたいと思いますので、
読んでいただけるとありがたいです。
去年の「アイドル乱舞」以降、北海道でのアイドル現場に通っていました。
ハロプロの現場にも通うようになり、ハロコンにも行って、ハロプロ全グループのライブと握手会も経験しました。
この前の日曜日、地元でのナルチカというイベントで、歌・ダンス・握手会の対応と、全てが完璧な宮本佳林に出会いました。
ライブ後の感動が、Berryz工房のメンバーとの握手で急激に冷めてしまったので、2回目のイベントでは握手会に参加しませんでした。
もう自分には握手会は必要がないことになんとなく気付き、まだ見ていなかった、さくら学院の2012年の卒業式DVDを見ていました。
そうすると、なぜか涙が出てきて、頬が緩み、口角が上がって、自然と笑顔になり心が温かくなりました。
帰宅部のメンバーのパジャマのパンダの柄さえ愛おしくなりました。
娘がいてもおかしくない年なので、本当に父親の気持ちになっていたのです。
父兄というのはファンの呼称ではなく、文字通り父兄で、卒業式は本当に娘の卒業式なので、ケチャなどのノリはノイズでしかなくなりました。
今は、2011年の卒業式のDVDを見ています。
音を聞いているだけでも、音を消して映像を見ているだけでも大丈夫です。
アイドルのDVDを見ている感覚とは全く違います。
今年の卒業式の前にこういう気持ちになれて本当によかったです。
DVDでは感じることの出来ない現場の空気が感じられるレポを残していただき、本当にありがとうございました。
5. Posted by K助 2013年11月20日 16:14
嬉しいです!
ベリとの握手で冷めたのくだりで笑ってしまいましたがw
久々にこのレポを自分でも読み返してみましたが、
改めてこの日を境にアイドルに対する価値観が
自分の中で変わって行ったなぁと思います。
ベリとの握手で冷めたのくだりで笑ってしまいましたがw
久々にこのレポを自分でも読み返してみましたが、
改めてこの日を境にアイドルに対する価値観が
自分の中で変わって行ったなぁと思います。