2017年06月27日

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オクラホマ州日本時間月曜日開催。休みとる程のカードじゃなかったので遅れ視聴。ベラトールニューヨーク大会とバッティングしたら場所は離れているので客入りはともかく、さすがに視聴者数はヤバかっただろうラインナップ。



ライトヘビー級5分3R ジョシュ・スタンスベリー vs. ジェレミー・キンボール

UFC戦績1勝1敗のスタンスベリー。UFCデビュー戦でマルコス・ホジェリオ・デ・リマにパウンドアウトされているキンボール。



1R開始早々、キンボールの右!もう一発右を叩きこむとスタンスベリーダウン!キンボールがそのまま追撃のパウンドでレフェリーストップ。


ライト級5分3R トニー・マーチン vs. ジョニー・ケース

UFC戦績3勝3敗のマーチン。UFC戦績4勝1敗のケース。1敗の相手は前戦のジェイク・マシューズでRNCで一本負け。

ガードをあまり上げず、ステップ踏みながらパンチを出していくケースですがマーチンのパンチでぐらつく場面も。



2R開始早々も左の牽制からの右をもらっているケース。挑発しながらパンチを打ち込むマーチン。ケースのパンチも入ってますが優勢に見えるのはマーチン。3Rもスタンドの攻防に終始。お互いに前に出る打ち合いなので単調でも面白い。だんだん荒っぽくパンチを振り回してきたケースにマーチンの膝!残り30秒のテイクダウンがダメ押しでマーチン判定29-28で勝利。


フェザー級5分3R ジャレッド・ゴードン vs. ミシェル・キニョネス

MMA12勝1敗の戦績でUFCデビューするゴードン。MMA8勝1敗の戦績でUFCデビューするキニョネス。ゴードンの計量オーバーでキャッチウェイト戦に。

1Rはバックに組み付きコントロールしていた印象の強いゴードン。2R、パンチで攻めたてるゴードン。スクランブルで引き込みにかかるキニョネスですがそのままゴードンが上に。ハーフ。パウンドを落とすゴードン、キニョネスが立とうとするとケージまで突き飛ばして攻めたてるゴードン!休む間を与えず前に出るゴードンが再びハーフ。ガードに戻されてもお構いなしにパウンドを落とし続け、サイド。



なんとか逃げようと動くキニョネスでしたが遂に動きが止まってレフェリーストップ!


ライト級5分3R ダレル・ホーチャー vs. デヴィン・パウエル

ファーガソンの代役として出場した為、UFCデビュー戦の相手がヌルマゴでパウンド地獄の末TKO負けだったホーチャー。パウエルはダナ・ホワイト発掘企画で見いだされた選手ですが、前戦のデビュー戦では全く今後の見込みのない内容で判定負け。

じりじり詰めるホーチャー。下がりながら蹴りを出すパウエルですがプレッシャーをかけられると逃げ腰。テイクダウンを許してしまい、押さえ込まれますが、ホーチャーも押さえ込むだけで明確な攻撃なし。2R一発入って怯んだ所にたたみかけるホーチャー。組んで凌ぐパウエルですが離れ際に一発貰ってダウン。インサイドからパウンドをもらい続けて3Rへ。パウエルがギロチンで引きこみながら上をとるシーンもありましたが巻き返すほどでもなく、判定スプリットで割れてホーチャー。パウエルもういいです。


女子ストロー級5分3R カーラ・エスパーザ vs. マリーナ・モロズ

UFC戦績2勝2敗、ランキング8位のエスパーザ。UFC戦績3勝1敗、ランキング10位のモロズ。

ダブルレッグでテイクダウンしたエスバーザでしたがモロズがギロチンのカウンター。頭を抜いて削っていくエスパーザ。2Rも3Rも綺麗にダブルレッグでテイクダウンを決めたエスパーザが判定勝ち。決着がつきそうなシーンはなくブーイング飛んでましたが。


ミドル級5分3R ヴィトー・ミランダ vs. マーヴィン・ヴェットーリ

ミランダは3連勝中でしたが前戦クリス・カモージに判定負け。ヴェットーリは前戦アントニオ・カルロス・ジュニオールとの地味な試合の末判定負けでUFC戦績1勝1敗。

1Rはスタンドで前に出てグラウンドでも有利なポジションをキープしていたヴェットーリ。ローを入れながら機会を窺うミランダですが2Rもヴェットーリ。3Rになるとヴェットーリも消耗しておりミランダがロー、ミドル、膝と攻めるシーンもあり、鋭い左ハイがかすめるシーンも。しかし最後にテイクダウンを許してしまい判定をひっくり返すには至らず、ヴェットーリ勝利。


ライト級5分3R クレイ・グイダ vs. エリック・コク

グイダはチアゴ・タバレスにタックルをギロチンで合わせられてしまい秒殺負け、前戦はブライアン・オルテガに判定でなら勝っていたかもしれない内容で残り20秒カウンターで膝を合わせられてKO負けし2連敗中。UFC戦績4勝3敗のコクは前戦シェーン・キャンベルにRNCで一本勝ち。今回は両者ライト級。

ステップを踏みながらガンガン詰めていくグイダ。下がりながら鋭いジャブで牽制するコク。ケージに押し込んだクイダがシングルレッグでテイクダウンを狙う。こらえるコクに対し、頭を埋めながら足を振り上げてカカトでコクの顔面を蹴りに行くグイダ!2R、凄い勢いで押し込んで強引にテイクダウンするグイダ!



マウントまで奪取し、残り30秒がむしゃらに削る!3Rもマウントから削り続けたグイダが判定で圧勝。


フェザー級5分3R B.J.ペン vs. デニス・シヴァー

今年の1月に2014年のエドガー戦以来復帰したものの、ヤイール・ロドリゲスの蹴りに対応できず最後はダウンを奪われパウンドアウト。幻想は跡形もなく塵と消え失せましたがまだやる模様。シヴァーは2015年の川尻戦以来の試合、その前はマクレガー戦。もう5年ぐらいブランクがあるような感覚w

ステップを踏み続けるシヴァーをよく見ているペン。しかし手数が少なすぎて何発かに一発はシヴァーの打撃をもらってしまってるのでポイントもとられているのでは?2Rも同じような展開。シヴァーがいたずらに一人で消耗してるような感じですがペンも手を出さないので手を出してる分シヴァーの方が印象はいい。



と、思ったらペンの右!!!パウンドの追撃を凌ぐシヴァー。しかし3Rになるとやはり手数が少ないペンは蹴られっぱなし。消耗しているのか動きも落ちていてサンドバック状態。威力はともかく攻め続けるシヴァー。シヴァーの左ハイでちょっとぐらつくペン。凌ぐだけのペン。そのままホーン。判定2-0でシヴァー。ペンはこれ以上やっても醜態を晒すだけでは・・・。


ウェルター級5分3R ティム・ミーンズ vs. アレックス・ガルシア

2連続KO勝利中だったミーンズは前戦顔面への膝蹴りでノーコンテストになっていたアレックス・オリヴェイラと再戦しRNCで一本負け。前戦マイク・パイルをKOしているガルシアはUFC戦績4勝2敗。



ガルシアの強打が印象的だった1R。しかし2Rは逆にミーンズ。3Rもパンチを的確に入れていくのはミーンズ。単調な展開にブーイング出てましたが判定でミーンズ。


ライトヘビー級5分3R ドミニク・レイエス vs. ヨアキム・クリステンセン

MMA6戦全勝で今回がUFCデビュー戦のレイエス。クリステンセンはUFC戦績1勝2敗。前戦はチョークで一本負け。



打撃でケージまで押し込むとたまらずシングルレッグで組み付くクリステンセン。一旦離れて立たせると今度は強烈な左ストレート一閃!ダウンしたクリステンセンにパウンドの追撃でレフェリーストップ!今後に期待が持てるKO劇!


女子ストロー級5分3R フェリス・ヘリッグ vs. ジャスティン・キッシュ

2連勝中ランキング13位のヘリッグ。ジャスティン・キッシュはUFC戦績2連勝、MMAいまだ負けなし。



1R、ヘリッグがコントロールしながらバックマウントを奪うシーンがありましたが、ヘリッグが上をキープし続ける展開もあって微妙なラウンド。



3RはヘリッグがRNCを極めかけるシーンが決め手となり判定30-26もついてヘリッグ勝利。


ミドル級5分3R ジョニー・ヘンドリックス vs. ティム・ボッシュ

トンプソン、ガステラム、マグニーとウェルター級の強豪相手に3連敗したジョニヘンは度重なる計量オーバーもあって前戦ミドル級に転向、ヘクター・ロンバートに判定勝ちしましたが正直かなり微妙な裁定だったと思います。しかしジョニヘンまさかの今回も計量オーバーとかやる気あんのか・・・。ボッシュは前戦ホナウド・ジャカレイにあっさりキムラで一本負けして以来の試合で現在ランク外。

ジョニヘンが詰める展開でボッシュはサークリング。しかしパンチをヒットさせているのはボッシュか?



2R、ボッシュの右ハイが効いた!ボッシュのラッシュに動きが止まってしまうジョニヘン。ボッシュがアッパーを連打すると心が折れるように崩れるジョニヘン。レフェリー止めてボッシュのTKO勝利。もうモチベーション的にもジョニヘンダメだろう・・・。


ライト級5分3R マイケル・キエーサ vs. ケビン・リー

ランキング6位のキエーサは前戦ベニール・ダリウシュをRNCで破り2試合連続1本勝ちの3連勝中。ランキング11位のリーもマゴメド・ムスタファエフ、フランシスコ・トリナルドとRNCで葬っており4連勝中。2人は会見で乱闘騒ぎを起こしており遺恨マッチ。

グローブタッチなしで試合開始。お互いにハイキックで牽制しますが先にパンチをヒットさせたのはキエーサ。スクランブルでバランスを崩したリーを押さえ込むキエーサ。リーが立とうとすると首をキャッチ。



リーはそのままダブルレッグで抱え上げ、前に叩きつける!キエーサは下から三角狙い!はずれるとインサイド中腰からパウンドを狙うリーですがキエーサ今度は腕十字!体勢が崩れるとリーは一気にバックマウントに!パンチを打ち込みながらチョークを狙うリー。打たれっぱなしのキエーサ!ケージを背にしながらでも四の字ロックでバランスをとりながらリーはパンチに肘!そしてチョークがガッツリ入る!ロックする腕を掴んでいたキエーサですがそれがはずれるとリーはパームトゥーパームに移行!するとレフェリーヤマサキがストップ!タップもせず落ちてもいなかったキエーサは速攻抗議!しかしあのどこを掴むでもなく、目的なく揺れるキエーサの手はストップを誘発しても仕方なかったかもしれません・・・。


(07:00)

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