2018年01月16日

このエントリーをはてなブックマークに追加
ミズーリ州セントルイス開催。ヴィトーの引退試合がセミで予定されていましたが、ユライア・ホールが計量当日に病院に運ばれて試合消滅。事故により一時は意識不明の重体であったマット・ヒューズが足を引きずりながらもなんとか自力で歩行し来場するシーンも。



フェザー級5分3R マイク・サンチアゴ vs. マッズ・バーネル

バーネルは前戦のライト級戦がUFCデビュー戦で、計量失敗のミシェウ・プラゼレスに削られ最後はノースサウスで一本負け。今回はバーネルが計量オーバーでキャッチウェイト戦に。サンチアゴも前回がUFCデビュー戦でしたが相手があのマゴメドシャリポフ。健闘しましたが最後はチョークで一本負け。

シングル、ダブルとしつこくテイクダウンを狙うバーネル。ディフェンスしながらスクランブルの攻防をお互いが制していく展開が見応えある。良いポジションからパウンドを落とすサンチアゴが徐々に差をつけていきますが、



2Rの後半にバーネルがテイクダウンからバックマウントを奪うと足を伸ばしてチョーク!なんとかホーンまで凌ぐサンチアゴ。勝負は3Rに委ねられ、確実に取りにきたバーネルがしつこくいってテイクダウン。大半の時間をコントロールしてバーネル判定勝ち。しかし今回は自分が体重差を生かすような試合。サンチアゴ決してダメな選手ではないので次戦は手頃な相手を用意してあげて欲しい。


女子ストロー級5分3R ダニエル・テイラー vs. J.J.アルドリッチ

UFC戦績2勝1敗のテイラー。相手はハム・ソヒとジェシカ・ペネ。UFC戦績1勝1敗のアルドリッチ。正直両者ともにそこまで面白い試合は期待できない選手。

2Rまで予想通りのつまらない試合でしたが、3Rにもう逃げ切りでも勝てただろうアルドリッチがガンガン詰め、バックフィストをヒットさせる一幕も。判定アルドリッチ。


女子フライ級5分3R カリンドラ・ファリア vs. ジェシカ・アイ

前戦がUFCデビュー戦で一本負けしているファリア。UFC戦績バンタム級で4連敗のアイ。相手はミーシャ・テイト等、トップ選手ばかり。階級変更で再起を図ります。



ファリアが左ハイから投げてテイクダウン!しかしこの後アイが下から足関!ヒールを狙うとファリアも応戦して珍しい足関合戦に。でもファリアはまずいと思ったかすぐにディフェンスに徹し、アイがひたすらヒールを狙う展開。2Rはバックマウントでコントロールし続けたアイ。3Rもテイクダウンから削ってアイが判定勝利。


バンタム級5分3R カン・ギョンホ vs. グイド・カネッティ

兵役を終えたギョンホ3年ぶりの復帰戦。前戦は日本大会で田中路教にスプリット判定勝ち。UFC戦績1勝1敗のカネッティ。こちらも久しぶりの試合ですが禁止薬物による謹慎明け。



1R序盤は少し劣勢でしたが、テイクダウンからマウントを奪うと下になりながら三角でロック!持ち上げたりしばらく耐えたカネッティでしたが最後はタップアウト!


女子バンタム級5分3R タリタ・ベルナルド vs. アイリーン・アルダナ

前戦がUFCデビュー戦だったベルナルドですがマリオン・ルノーにパウンドアウトされています。アルダナはUFC戦績2連敗中。展開の少ない打撃戦でケイトリン・チューケイギアンに判定負け。ほとんど見ていませんでしたがフルマークでアルダナ判定勝利。


ライト級5分3R マット・フレヴォラ vs. マルコ・ポーロ・レジェス

フレヴォラは今回がUFCデビュー戦。MMA6戦無敗のダナ枠。レジェスはデビューからUFC戦績3連勝中でしたが前戦ジェームス・ヴィックに鉄槌連打でTKO負け。



試合開始早々足を止めての乱打戦!しかしレジェスの方が精度が明らかに上で、一度目のダウンはなんとかスタンドに戻したものの、レジェスがそのままパンチで攻めたてて追撃の必要のないKO勝利!


ライト級5分3R ジェームス・クラウス vs. アレックス・ホワイト

UFC戦績3連勝中のクラウス。前戦はTUF3位決定戦なので実質その途中経過で負けてるわけですが。UFC戦績3勝3敗のホワイト。

いきなり両者シャープな打撃戦!1Rはバックマウントからコントロールした時間の長かったクラウス。2Rもスタンドの打撃をヒットさせるシーンはあったものの上からコントロールするのはクラウス。



3Rにホワイトがパンチで起死回生を狙いますが、結局KOできず最後まで凌ぎきったクラウスが29-28で判定勝利。


フェザー級5分3R ダレン・エルキンス vs. マイケル・ジョンソン

UFC戦績5連勝中、ランキング10位のエルキンス。前戦デニス・バミューデスにスプリット判定勝ち。ポイエーにKO勝ちして一気に浮上したジョンソンでしたが、その後はヌルマゴにボコボコにされ、ゲイジーとは年間ベストバウト級の大激闘の末、最後はKO負けと2連敗中。ライト級ではしばらくチャンスが回ってくることはないと踏んだか今回から階級変更の模様。

1Rからスタンドの打撃戦で圧倒するジョンソン。このままKOか3Rまで行ってフルマークかなーと思いきや、2Rに蹴り足をキャッチされてテイクダウンされると上からパウンドで削られ最後はバックマウントからのRNCでタップ!ジョンソンスタンドの動きはさすがでしたが、しっかり落としてきて圧が弱くなったような。


ウェルター級5分3R カマル・ウスマン vs. エミル・ミーク

UFC戦績6連勝負けなしランキング10位のウスマン。塩漬けレスラーのイメージから脱却し、前戦はセルジオ・モラエスを右で打ち抜いてKO勝利。もう上位ランカーとやらせてあげるべきなのにここで前戦がUFCデビュー戦のミークとは・・・。どうも以前対戦の予定があったのにビザの問題で流れたことがあった模様。ミークはトキーニョに際どい縦肘連打でKO勝利したり長すぎる髭のカット命令が出たことで話題となった選手で、前戦はジョーダン・メインに判定勝ち。

いきなりギロチンで捕まってドキッとしましたが、ミークが諦めるとここからは久々にレスリングで塩漬け。今日はそれでいい、こんな所で躓いて欲しくないのよ。2R、下からキムラを狙うミーク。動かないウスマンにブーイング。ミーク得意の縦肘を側頭部に連打するもウスマンも上から肘を落として応戦。インサイド中腰パウンドで削るウスマン。3R、煽って客を味方につけるミーク。プレッシャーを強めてガンガン振ってくるミークにタックルを合わせるウスマン。



ダブルレッグの体勢でトキーニョを失神KOに追い込んだ際どい縦肘連打に出るもスラム式に落とすウスマン!ブーイングなんて気にせずそのまま塩漬けや!当然判定フルマークでウスマン。次は上位をあてがわなきゃおかしい!


女子フライ級5分3R ペイジ・ヴァンザント vs. ジェシカ・ローズ・クラーク

UFC戦績4勝2敗、ストロー級ランキング11位のヴァンザント。前戦はミシェル・ウォーターソンのRNCで一本負け。ローズクラークは前戦体重オーバーしながらUFCデビュー戦で判定勝利。フライ級が適正か?

1Rで腕を骨折していたらしいヴァンザント。ローズクラークが若干塩漬けな押さえ込みでポイントを稼ぎ判定勝利。


フェザー級5分5R ジェレミー・スティーブンス vs. チェ・ドゥホ

前戦ローキックを効かせながらギルバート・メレンデスに完勝したスティーブンスはランキング9位。UFC戦績3勝1敗、ランキング13位のドゥホは前戦が2016年年間ベストバウトであったカブ・スワンソン戦。

お互いにローで牽制していく立ち上がり、双方動きがちょっと固いような?パンチで詰めるスティーブンス。パンチを合わせていくドゥホ。だんだんエンジンがかかってきて当たればダウンに繋がりそうなパンチが何度も交錯!



2R、ドゥホの前蹴りがアゴにヒット!しかしスティーブンス下がらず、ドゥホのローに強烈な右を合わせる!効いたのかドゥホの動きが落ち、だんだん不用意にスティーブンスのパンチを貰い始めます。でもドゥホはここからだろうと見守っていたら、



右でダウンを奪われるドゥホ!スティーブンスそのままパウンドの追撃!大きく振りかぶった右のフルスイングが直撃し、肘連打でドゥホの動きが止まってしまいレフェリーストップ!ダメかあああああ!

(07:00)

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔