2019年09月26日

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キングオブコント2018(9/22) - ヨイ★ナガメ

もう去年の記事の冒頭と最後の感想のコピペでほとんど今年の感想も大半は言い切ってるんじゃないかという気がしますが、記録に残しておきたいシーンも少なからずありましたので。


浜田「まずは審査委員長松本さん」






松本「え〜今年は本当に、クレイジーなネタを・・・あっ、クレイジーって言うてもうた」

浜田「別にええねん(笑)あの、今年もファイナリストがわからないというシステム、皆さんわかってないということで?」

松本「わかってないですよ、これヤラセのない審査をね、あっ、ヤラセって言うてもうた!」
ww


去年は日村のフライデーがイジられる流れがありましたが、今年はクレイジジャーニーの仕込み発覚の報道を受けて。毎年なにかしらありますが、今年は特に話題が豊富だったような。






トップバッターのうるとらブギーズがいきなりの高得点。近年の賞レースでは稀な基準点に。個人的には新しいな、揃ってて凄いな以上に面白いなが上回ることがなかったので単純に高すぎるなと思ってしまいましたが、今の審査員にはとっくに絶望してますのでもう結果とかはどうでもいいです。ただ審査員が今大会どう評価しているのかわかりやすくする為にトップバッターを基準にした得点差を載せています。

もっと催眠術ショーを観覧しているお客さんがイジり出すみたいな、同時に喋ってしまう特異性を生かした遊びの展開があってもいいのになと2回目を見ても思ってしまう。平場で同時に喋り出したのは最高でしたがネタ自体がもうその為のフリにしか思えず。


直前にバナナマンがMCを務める『笑いが無理なら体張れ』でネルソンズ青山が怪我をしたという報道があったことで、ネルソンズのネタ終わりはやはりバナナマンのコメントが聞いてみたかったんですが、


設楽「あのー、トリオのやっぱり3人いる良さってあると思うんですけどうまく使ってたなと思うのと、」






設楽「ネルソンズが元気にコントやってくれてる姿見るのが嬉しいですよね僕は」ww

青山「設楽さんありがとうございます!元気です!」

浜田「気持ちがこもってますねぇ(笑)」


ちなみに反省会で青山が怪我のことに少し触れると「それはいい」とほんの少しマジな感じで止める和田まんじゅうが男前でした。自身のネタに関して他の芸人のネタと比較してコメディすぎて恥ずかしくなったと後に振り返っておりましたが、来年変にこねくり回してしまうことにならなければいいなと思います。このネタが爆発しきれなかったのは逆ギレからもうどうしようもなくなって溜めて溜めて出た一言が「先輩・・・本当はバスケしたかったんです」だったことに尽きるかなと思うんですが。自分には全く思いつきませんけど、絶対もっとバチボコハマるフレーズがあったはず。


空気階段は設楽・松本が最低点、他3人の評価も低調な結果に。タクシーを舞台に同じ容姿の乗客が乗り合わせる設定や展開は面白いし、物語の続きに期待させるような最後の暗転のタイミングはコンマ台でどんぴしゃだったと思うんですが、5分というネタ時間(実際ネタが何分だったかは知りませんが)をもたせる為だと感じてしまった時間帯は少なからずあったり。

煽りVTRで銀杏BOYZ峯田から『聖者と愚者のコンビ』だと紹介された空気階段(ちなみに煽りで借金の話が一切触れられなかったのは鈴木もぐらの意向。全国ネットで公にされたくなかったとw)でしたが、水川かたまりが『聖者』と表現されたことに違和感を感じた視聴者のしこりを解消するシーンがちゃんと後に用意されていたのは良かったです。

敗退コメントは考えていると聞いていた浜ちゃん、敗退が決定した際にちゃんと振ってあげる。


水川「お笑いのある世界に生まれてきて良かったです」

小峠「そんなんずっと考えてたのかよ」

松本「いつでも言えるわ(笑)」






浜田「なんやそれ(笑)」ww


大阪でもゴキブリより人気がないと卑下していたビスケットブラザーズ。今の審査員の得点にはもうあまり興味をそそられないと書きましたが、ここだけはどう判断するのか少し気になりました。まあそんな感じですかという感想しか残りませんでしたがw 反省会の様子を見ていると割と平場も強そうでしたが、本編でも合計446点という点数が出ると、





原田「でも点数的に人生変わらなさそう!変わらなさそう・・・」

浜田「まだわからんって(笑)」

原田「元の生活に戻りたくないっ!」



周波数の問題で距離によって日本語が英語に聞こえるという設定、じゃあ英語で喋ればどうなるのかという疑問に満足のいく回答を用意し続けていたのが素晴らしかったジャルジャル。「中国は中国でも中国地方の方言」というシンプルなオチにはまだその先を期待せずにはいられなかったので尻つぼみな印象を与えてしまいましたが、それでももっと評価されても良かったと個人的には。ちなみにエアーでキャッチボールをするネタでしたが今ボールがどちらにあるのか、早く渡せと後藤が催促し、返したのになーと思いながら渡す福徳というこだわりのラリーがあったそう。実際見直してみるとボールが2つあった疑惑がw


松本「いやージャルジャルは僕はもういつも感心してしまいますねぇ、やっぱすーごいすよね。うーん、めちゃイケは出ない方が良かったけど」







そんな爆発組が現れない空気の中で登場したのがどぶろっくでした。既に他の番組で披露されたことがあるネタ。この大舞台で決して各組が持ち合わせる最高のネタではないであろうネタが次々と披露されていく歯がゆさを感じながら見ていたのもあって、改良はされていたものの、既に披露されたことがあるネタがこの大会をかっさらうのはハンデ戦のように思えて複雑でした。まあAメロを聴いただけで『あーイチモツか』とわかってしまう程インパクトのある面白いネタであったのは間違いないのですが。





そしてちょっとした物議を醸したかが屋の喫茶店を舞台にしたコント。この絵だけでその物語を観る者に理解させますが、『日めくりカレンダーがめくられていないのが気になった』という気付きをいち早く表明したいというツイートへの欲求を掻き立ててしまったばかりに勘違いを堂々と宣言してしまう人がたくさん。実際は全てが1日の中の出来事で、時系列が行ったり来たりしているネタでした。そんな光景を目の当たりにしてコントを観る上でのリテラシーの低さをここぞとばかりに糾弾する人もたくさん。

自分は多少勘違いする人が出てしまっても仕方ない構成だったかなと思いましたけどね。いや、というのも自分も最初の2回目か3回目の暗転→明転は日付が変わったと思ったのでw

ちなみにリアルタイムでは日めくりカレンダーの存在には最後まで気づきませんでしたが、自分はやりとりから途中で設定に気付きました。ただ現に日付が変わったという設定で見直してみても最後まで違和感なく見ようと思えば見れる。そもそも日めくりカレンダーを用意したのもそうしないと伝わりづらいという理由だったからだそう。ただ重要なのは、この物語が1日の中でのやりとりであるという設定でないとこのコントの面白さが100%伝わらないということでした。だからと言ってかが屋はその為に説明過多にはしたくなかったことでしょう。

なので今回の案件はかが屋がこうした方が良かったということでもないし、勘違いした視聴者が発生してしまったのも仕方がない。勘違いした視聴者だけでなく何かしらの対象を勝手に括って攻撃したがる人だけがアレだっただけ。ついでに、面倒くさいこと考えてないで素直に楽しもうぜみたいなこと言ってる奴が一番信用できないので本当に本当に注意下さいとだけ付け加えておきます。


設楽以外の4人はかが屋のネタに決して高い評価をつけず。正直何名か(或いは全員の可能性も)は設定を勘違いしたまま採点した可能性はあると思いますが、自分はここで設楽が最高得点の94点をつけたのもなんだか嫌だなと感じてしまいました。92〜93点だったら素直に設楽ありがとうだったんですけどね、設楽の審査傾向は毎年一貫していて素晴らしいのは間違いないので。ただここを高く評価しないという審査自体はそれはそれで尊重されるべきだと思うだけ。説明過剰なコントも同じぐらい評価されていいと思うだけ。だってそうじゃないと以前の審査に戻して欲しいと願ってるのが嘘になる。コントは笑いの量だけで判断しちゃいけないとは思いますが、単純にバカ笑いできたかどうかだけでお祭りが成立していた頃があまりにも自分にとって尊い・・・。


そしてGAG。「順に!」「イカツいオウム返しやな」「お笑いって・・・異常な世界やな・・・」「市役所じゃ考えられへん」と福井のパンチラインだらけだったネタは以前の審査だったらと思わずにはいられない最高の出来でありました。かが屋とGAGどっちも評価しない日村の点の付け方、いまだに傾向が読めない!


坂本「ちょっといいですか?僕個人的になんですけど、この番組の視聴者プレゼント用意したんでぇ、あのもし良かったら欲しい人言って下さい」






坂本「キングオブ昆布です」www


スタジオでは全然ウケず。去年電卓で審査員の合計点数を計算しようとしだす大ボケがウケたのはやはり敗退した悲壮感があったからこそでしょう。この後どうせ決選投票で負けてしまうのであればここで敗退させてあげたかったもんです。






ちなみにあと二つ用意していた坂本。『キングオブコンロ』の方が韻も踏めていてもしかしたらいけたかも?w





ふくちゃんはメルカリで7万だったそう。ゾフィーももう少し点数が伸びて良いと思ったんですけどね。謝罪会見で本音が腹話術で漏れるという設定、プロの腹話術師なら本当に人格まで分裂してしまうのではないかと思わせるほど上田の操り方に説得力があったのもいい。松本人志からカメラワークに助けられたとの指摘もあったんですけど、テレビの賞レースなんだからそれは別にいいでしょうと自分は思いますが。格闘技でもジャッジが観る方向によって打撃がヒットしているのか判断できず結果が割れてしまうことがあるので全員モニター見ればいいのにと思ってしまうし。


唯一審査員の低評価も仕方がないなと思ったのはわらふぢなるお。和田まんじゅうが自身のコントの古さを恥じてましたけど自分はわらふぢなるおのコントに古さを感じてしまう。伝統のある古さではなく、自分が青春時代に見ていたコントのような、90年代の匂いを感じる古さとでもいいますか、かが屋とはまた別の意味で自分達のことを知っている人に向けた空気を保ったままなので、好きな人であればあるほど低評価の理由がわからないのでは。「投げて投げて!」以上にネタ後に「やっちゃった!」と連呼する口笛なるおが最高で、この感じがネタで出ないかと思ってしまいました。もちろん順番はあったと思いますが、


松本「ちょっと順番もかわいそうでしたよね、もうちょっと最初の方に出てたらぁ、5位ぐらいだったんじゃないかな」

口笛「5位かいっ!やっちゃった!」



同点のジャルジャルとGAGで決選投票。日村と松本がジャルジャル、三村と大竹がGAG、これはネタ後の得点差通り。設楽は2組とも同じ点数をつけており、ここでジャルジャルを選択したことでGAG敗退。

ハナコからのトロフィー返還があった後、ファイナルステージはどぶろっく、うるとらブギーズ、ジャルジャルの3組で争うことに。





ジャルジャルは泥棒のネタ。1本目も2本目も福徳が足の小指を骨折していたので予選とは違うネタを選択せざるを得なかった模様。最後にどんでん返しが待ち構えているのでその為にずっとオーソドックスにフリ続ける。当然賞レース向きではなく。これならGAGが見たかったという松っちゃんの発言(キングオブ昆布を引用したボケ)、それは言いっこなしでしょうと思いつつも完全に切り捨てきれなかったのも正直な所。あんまり予選で披露していたあのネタだったら!みたいな話を聞かないんですが、ジャルジャルが今年用意していたネタ、観たい!

まだお客さんも気付いていない段階での浜ちゃんのちょっと粋な遊び心がいい。


浜田「足踏んでもいい?」

福徳「ダメですっ」


90点を割ったのは三村だけ。


三村「あのね、暗転の後福徳にいて欲しかったです」

松本「それあるよね?」

三村「なんか寂しかった」

松本「最後一人で終わるのん、なんかね」

三村「福徳いてよっ」

浜田「なるほど、言われてますよ?」

福徳「あの〜、」






福徳「ホントに勉強なるなーって思います」wwwww

浜田「はははッ(笑)」


棒読みぎみで淡々と返答する福徳。今年のキングオブコント、これが聴けただけで満足ですw


2本目はサッカーの実況解説のネタを披露したうるとらブギーズが3組の中では圧倒的な点数を叩きだしましたが、1本目の貯金があったどぶろっくが役割を逆転させても結局イチモツという仕上げ方で優勝。あれイチモツじゃない他のフレーズに変えていたら貯金があっても足りないぐらいの点数に落ち着いてしまった可能性もあっただろうから正解。あと番組終了後の数秒のスポットで森がとりあえず「ごめんなさい・・・ごめんなさーいっ!」って言ってたのも正解。そして大正解だったのは優勝して感極まり泣いてしまったことを指摘された際の江口のコメント。


浜田「いや涙流すとは思えへんかったからぁ〜」

江口「いやっ、」






江口「涙じゃなくて我慢汁です」ww




最後までこれを感じながら見ていた大会でした。空気階段の電車のおじさんのコントがテレビ初披露でできたらとか、かが屋が新幹線のネタだったらとか、あっ、間違えたネルソンズが昔の新幹線のネタ引っ張ってこれたらとか、今年だとザ・マミィの松ノ門とかもこの舞台で観たかったしここまで歯車がうまく噛み合わずに開催されてしまったのがただただ残念。ジャルジャルが怪我で別のネタを披露できたのならいくらでもやりようがあるのではと思ってしまう。どうせ自分にとって大好きなキングオブコントがもう帰ってこないのであれば、もう普段熱心にネタ番組追いかけていないお客さんを審査員にしてここ2,3年の最高のネタで勝負させてあげればそれでいいんじゃないかという気がしてしまう。そしてお客さんにもっとここを評価すべきだとアンガ田中が苦言を捲し立てていれば留飲も下がる。それをまんま実現できているのがにちようチャップリンなんですけどね。


今年も2013年の記事の総括を引用して締めておきます。


これだけ面白く狂ってるものを毎年見せられちゃったら今更王道のコントがちゃんと評価される大会であって欲しいなんて意見には耳を傾ける気にはなれないんですよね。どちらにせよそういう時代はまたやってくるから、待ってればそういうサイクルはたぶんいつしか。


この予言通り狂ったお祭りは強制終了となり、王道のコントが評価される大会に変化を遂げた気がしていましたが、なんだかもうコント全体がちゃんと評価されていない最悪のサイクルに突入してしまってる感も否めません。さっき書いたようなことは提案でもなんでもなくただの皮肉ですけど、自分のつけた点数に対してふわっとしたはぐらかすようなコメントではなくもっと熱く語れる審査員に変更するというのはもっと現実味を帯びた議論がなされても良いと思いますが。


(12:00)

この記事へのコメント

1. Posted by つたーじゃ   2019年09月26日 21:28
せめて準決でやったネタじゃなくても良いようにはして欲しいですねぇ…
2. Posted by nana   2019年09月26日 22:58
冒頭で恒例だった「リハの代役がやったポーズをそのままやる審査員の登場」がバッサリ削除された時点でTBSに対する不信感が更に増しましたね(苦笑)
3. Posted by たこやき   2019年09月26日 23:10
GAGは日村さんだけ低いのはなんかそんな気もしましたけどね
日村さんは審査員の中で唯一、見た目をブサイクいじりされる芸人なんで
感情移入する度合いがまた違ったんじゃないかと
4. Posted by nana   2019年09月27日 21:51
あ、審査員の登場シーンないと思ってましたが自分の住んでる地方で放送されてないだけだったみたいです。

大変失礼しました.....
6. Posted by ななし   2019年09月28日 12:50
ジャルジャルは準決勝で劇場出番でも出してない新ネタで挑んだそうなのでどんなネタだったのか見たかったです…。
7. Posted by ゆー   2019年09月28日 14:56
審査員、もちろん全員好きだし審査される芸人側も全員好きと思いますが、やはりマンネリ感があるし、個人的には松本さん、大竹さん、設楽さん残しであと4人ぐらい違う芸人さんを増やしてしてほしいなと思いました
やっぱり関西と関東の人は半々ぐらいがいいし、なんだその視点?!って変わった評価する人が見たい
敗者芸人の審査時代はほんとに楽しかったーよね(上田
今だに1回目の「はいDNA!」で頭抱えるアレが忘れられません笑
9. Posted by さったん5    2019年09月29日 01:04
わらふぢは平場面白いですよね

去年の反省会で王様の耳はロバの耳って言ったのふぢわらですし

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