2022年12月16日

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女芸人No.1決定戦 THE W 2022(12/10)

正直誰が擁護しようと、層が薄くてトップ戦線だけがまだ見れるレベルの日本の女子MMAに状況が似てるという印象は変わりませんが、年々良くなってきてるのは事実だと思いますので今年もリアルタイムで楽しみました。

まあ結論から書いてしまうと、今大会十分盛り上がったとは思いますが、その印象が大きく覆ることは自分は特になかったです。最終決戦3組のネタが他の賞レースのファイナリストと比べて見劣りしないとまで言われると自分はまだ首を傾げたくなってしまうので、最終決戦3組が3組とも入れ替わるぐらいの混戦になって欲しい。あ、他の賞レースと言ってももちろん、かつて存在した歌ネタ王ぐらいには既に届いてると思いますが。





屋敷「仮装大賞やん振り返ると(笑)」

森田「仮装大賞の、金賞と銀賞やなあれ(笑)」


地上波放送を数十秒遅らせて追っかけ再生し、TVerでの裏配信も0.1秒の誤差で同時再生してました。ニューヨーク、鬼越、さらば森田、阿佐ヶ谷姉妹、オダウエダという良い面子。うーん、しかしただの応援上映という感じで、押しだしましょう子を最高に面白く料理していた松本人志&高須の副音声のことを久々に思い出してしまったり。副音声として無音状態にしないで欲しいとスタッフに指示されていたわけではないとは思いますが、スタッフ笑いみたいな乾いた笑い声が聞こえて来るのがなんとも。審査員も別にそんなに笑ってる感じじゃなかったし、そういう副音声にしなくても良かったと思うんですけどねぇ。河邑ミク見て森田が「こんな子とクラスメイトなりたいわ」ってずーっと言ってるだけの配信でも良かったw





それでもずっと見てるとワイプ芸を見ているようで映像だけで面白くなってきたり。関係ないけど、とろサーモン久保田がお金の為に社長が集まるバトミントンの大会で審判やってた時に、社長の面白くないボケにもずっと愛想笑いを続けていたらその顔が元に戻らなくなって、笑顔で表情筋が固まったままタクシーに乗ったエピソードを思い出したり。


Aブロックの初戦はヨネダ2000vsTEAM BANANA。4-3という接戦で敗れたTEAM BANANA。


山田「あのですね、負けたことも悔しいんですけどぉ、」






山田「今日の為に新調した衣装がぁ、ヨネダ2000のうんこと被ってるではないですか」


このコメントをコンビの連携プレイで披露してましたけど、あえて色を合わせてきたのではあるまいなw





野田「ちょっと待ってよ・・・(笑)」


さとなかほがらかも下したヨネダ2000vsAマッソもネタの好みの差も審査対象になるぐらいの激戦。全ブロックこれぐらい結果が気になる対戦カードが乱発される大会になって欲しいところですが、そんなことより、順番で結果的にそうなってるだけなのに、毎回野田が最後のジャッジを決めてるみたいにw


後藤「さあ!野田さんの1票で決まりましたけど!」

野田「俺もう嫌ですよ!ずっと塚地さんから・・・俺もう嫌ですよここ!勘弁して下さいここは!皆同時に審査してます!公開される順番がそうだっただけ!」


この後公開される順番が変わってましたね。この後はストレート勝ちばかりが続いたのでもはや無意味でしたがw それどころか、ストレート勝ちなのはもう明白なタイミングになると鬼レンチャンじゃないですけど、時短で蝶々が高速で舞いだすのが面白かったです。ちなみに先日のBreakingDownのジャッジはアレ本当にダメだから。順番に札を上げていくから完全に空気読み延長が発生してた疑惑がある。





個人的には天才ピアニストのストレートな1本目のネタが一番面白かったです。裏配信のリアクションも皆素直に爆笑していた感じ。






天才ピアニストますみのおばさんピースを練習する阿佐ヶ谷姉妹w


この質のネタを出されてしまうと、Bブロックは爛々、スパイク、かりこると視聴者票も含めて全ストレート勝ちで天才ピアニストが圧倒してしまう展開に。もちろんこの審査方法だと少しの差でもこうなってしまうというのはありますが、ハッキリと差がついていた印象。

裏配信では爛々の「チョメ」で皆盛り上がってましたが、千鳥的に表現するならば、爛々のフックは大国の「チョメ」ではなく、萌々の「ごきげんようどうもありがと」。熊元プロレスの「また聞いてー!」ぐらい最高。スパイクのネタ中にかかってるかどうかもわからないようなBGMが後ろで流れてましたが、去年も茶々のネタで電車の音が聞こえなくて最初設定がわからなかったことがあったんですよね。まあこれは歳くった自分の耳が遠くなっただけかもしれないですが・・・。あと、別にここに書くことじゃないですけど、音量のバランスと言えば先日のラヴィットでテレビから音割れするぐらいの爆音が流れたの珍しいミスでしたね。





坂井「紅しょうが強そう(笑)喧嘩強そうだな」

屋敷「BreakingDown出て欲しいな(笑)」






河邑ミク、テレビ映えすることを見越した追加ネタも含めて良かった。


エルフはしくじり先生のキングオブう大にて、タメ口だから嫌な気持ちになるというテーマなのに導入部分で荒川の『不機嫌』がノイズになっているというう大の鋭い指摘をガン無視。裏配信でも森田が電話を切る時の荒川の「時間ないんでー」はタメ口ではないと指摘してましたね。関西弁のニュアンス的には不機嫌な丁寧語だからフリの詰めが甘いままでした。でも店員の性別を女性にするアドバイスは受け入れ、詰め込みすぎな印象もありましたがだいぶ改変させて仕上げてきた印象。パトカーのサイレンの音がちょっと遅かったのは可哀想だったな・・・。

エルフvs紅しょうがは7-0の大差になる程の差はさすがに無かったと思いますが紅しょうががパワーで押し切った印象。ここを僅差の勝負に魅せるなら審査員をバラエティに富んだキャスティング(悪い意味で)にするしかないのだろうなとも思います。にぼしいわしもストレートで下した紅しょうがが最終決戦へ。しかしストレート勝ちが続くと審査コメントが敗者フォローコメントに終始するようになってしまいますね。





鬼越の喧嘩コントを止めに入る江里子さんが坂井の「うるせぇなぁ!」の続きを言う前に鬼越をシバき倒すこのミニコントが番組の中では一番面白かったかもw(TVerで今ならまだ視聴できる裏配信では2時間51分ぐらいから再生すればCMがあける直前の様子から楽しめます)


最終決戦一組目は紅しょうが。怒りのエピソードに対してその話し手以上のテンションで怒ってリアクションしてあげればその相手もスッキリできるというテーマで、ツッコミの稲田が熊元プロレスのそうでもないエピソードに過剰にリアクションし始めたのは後の展開のフリに見えて期待値が上がったんですけど、なんか気付いたら結局共感あるあるネタの羅列みたいになっていて戸惑ってしまいました。1本目では効果的だった2人で笑いを獲りに行くというのが漫才だとちょっと生かし切れていなかった感じ。





大阪名古屋間への「近い便やねぇ」がシンプルに好きだった天才ピアニスト。家庭用のVRまだそんな進化してないだろうという違和感はあったもののストレートに面白かったです。





ヨネダ2000はバカでかいモヒカンとかの飛び道具よりも、1本目も含めてパラパラは面白いと信じ切っているところがなんだか良かったw 





イイ感じにバラけて天才ピアニストが優勝。入れる人は入れるけど優勝には届かないというのは、ヨネダ2000にとっても最良の結果だったと思います。この結果ならヨネダ2000も面白かったという声だけが聞こえてきそうですが、優勝していたらオダウエダのような悲劇が起こっていた可能性はあると思いますね。それがM-1にも影響していたと思います。


川島「天才ピアニストますみさんも良かったけど今日竹内さんの切れ味がとんでもなかったっていうのが、あとやっぱ紅しょうがとヨネダ2000の悪口言う奴いたらこれはチョメです」


というわけで、番組としての見所はたくさんあって面白かったです。途中でも書きましたけど、ストレート勝ちが連発してしまってましたがまあタイマン形式を辞めないならこの審査方法しかないと思う。点数制にすると視聴者の思った通りの結果にならなかった時に点差の付け方が下手な人が戦犯扱いされやすくなるので、改変するならやっぱり持ち点3点のR-1方式になるのかな。トップバッターが損しないブロック制自体は悪くないと思いますが、ブロック制じゃなければなーという不満を打ち消す敗者復活1組を残せばより良いのかなと思いますが。裏配信と繋ぐ時間の多さから考えれば十分可能なはず。結構裏配信ではもう1本のネタの方が強かったんじゃないかという意見がちらほら出ていて、それがもし本当にそうであるなら、とりあえずブロックを勝ち上がる為にまずは強いのを一本目に持ってきた方が次で尻つぼんでも強い印象は残る気がしますが。番組としても面白くなるし。と、いうようなたらればな感想を書きたくなるような大会にはなってきたんじゃないかなと思います。




お粗末なdTVが無料開放してくれてたので仕事中でしたが武居由樹の試合はちょこちょこリアルタイムで見れました。ちょっと今後に不安を残す内容ではありましたが。で、どうしても井上の試合は見れなくて、開いたら井上がベルトを4つ掲げてましたねw 追っかけもできなさそうだったのですぐに別の方法で無駄に高画質視聴しましたが、井上尚弥4団体統一!国民栄誉賞はよ!世界戦であそこまで余裕を見せることが出来ているのが凄すぎるのにそれが逆に偉業を引き立ててくれなくなってしまってるような。バトラーのガードが固く、手も出して来ないのでノーガード、マクレガーばりの後ろ腕組みで誘う井上。最後はガードごとこじ開けてラッシュでKO!バトラーもラウンドを重ねれば井上が落ちてチャンスが到来すると思ったのだろうな。寧ろ逆にスピードは増していったようなw 階級上げても全然いけそうだし、そうしないともはやバンタムでタイトルを防衛してもチャレンジ要素が薄いと感じてしまうぐらいのことになってしまってる。








このツイート誤字ってますね。ちなみにカメラの都合で近づかせないという設定も練られていて良かった。ネタバレ後も律儀に守って感情ぐちゃくちゃで応援する高野w








(07:00)

この記事へのコメント

1. Posted by しんどい   2022年12月16日 10:13
THE Wの事前番組で披露した阿佐ヶ谷姉妹の漫才が面白かったので見て欲しいです。

あと持ち点3点はTHE MANZAIではなくてR-1だったと思います。
2. Posted by みきか   2022年12月16日 10:57
記事中の「リアルタイム」が「リアルタイにム」になってますね
3. Posted by にたすに   2022年12月16日 11:22
細かいことですが、持ち点3点の投票ルールはTHE MANZAIではなく旧R-1のシステムかと思います!
4. Posted by K助   2022年12月16日 11:41
あーそうですね!後で修正します!
6. Posted by mmm   2022年12月16日 17:18
裏配信のラグは録画を追っかけ視聴したらいいとのツイートめちゃくちゃ助かりました!ありがとうございました!
7. Posted by まい   2022年12月16日 19:41
笑顔の表情筋が固まったままタクシーに乗った久保田を想像して吹き出しましたw

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