攻撃面で大きな課題を抱える川崎フロンターレ。ミッドウィークに行なわれた蔚山現代とのアウェイゲームも、スピーディに攻める場面がとても少ない印象を受けた。そんな川崎Fをホームで迎えることおtなるサガン鳥栖もかなり深刻な状態だ。リーグ戦、6試合を戦い得点はわずかに1。FootballLABの出たーによるとシュート数、チャンス構築数共にリーグで17番目という記録も出てる。
 ゴールが奪えないため、勝ちから遠ざかっている両チーム。起爆剤となるような転機を見つけ出せるかに注目がかかっている。

 今シーズン、新たな風を吹かそう試みたサガン鳥栖は、バルセロナ、マジョルカ、アトレティコマドリードなどでプレーしたスペイン人指揮官ルイス・カレーラスを招聘。そして、フェルナンドトーレスに続き、バルセロナでのプレー経験があるイサック・クエンカを獲得した。
 スペイン流のポジショナルプレーが主流となる現代サッカーの中で、今シーズン大きな期待がかかっていたが、開幕戦で名古屋に0-4で大敗を喫すると、そこから公式戦4連敗。ルヴァンカップ予選で柏に勝利し、続く磐田とのリーグ戦にも勝利したものの、今度は3試合勝ち無しと低調なムードが漂っている。
 それも得点が取れないのが大きな理由だろう。カレーラスが求める「コンビネーションスタイル」が未だに浸透していないのだ。ボールに絡む人数が増えても組織で崩せないというジレンマが続く中、川崎F相手にどこまで戦えるのであろうか。

 対する川崎Fは、またも後半アディショナルタイムで悲劇を見ることとなる。更に、谷口彰悟、車屋紳太郎がACLで負傷。特に谷口は左膝を痛めたため、長期の離脱を強いられることになりそうだ。頼れるDFリーダーが不在となった今、新たな選手の奮起が求められるだろう。
 しかし、ポジティブなニュースもある。川崎Fの心臓、大島僚太が全体練習に合流したとの情報も入った。彼のパスセンスと優れた戦術眼がチームに勝利をもたらしてくれるはずだ。


 前回対戦は、川崎Fが攻撃に厚みをかけるも、日本代表守護神が最後まで立ちはだかることとなった。
#0096

 前半からチャンスを作ったのは川崎F。小林、阿部、家長、中村のコンビネーションからどんどもシュートまで持って行くが、守護神権田の牙城をなかなか崩すことができず。前半43分には鳥栖が反撃。原川のFKを二アサイドで高橋秀人が飛び込むも、チョンソンリョンのセーブに阻まれ前半は0-0で折り返す。
 後半16分にはカウンターから阿部が絶妙のスルーパス。ボールを受けたエウシーニョが切り返してシュートを打つが、ここも権田がスーパーセーブ。さらに同41分には、ゴール中央でボールを受けた齋藤学がシュートを放つがゴール左に外れる。そして、後半アディショナルタイムには、FKを獲得した知念が自ら狙うが三度権田に防がれ試合終了。鳥栖のシュート数2本に対し、25本のシュートを放つもゴールは奪えず。0-0のドローとなった。


鳥栖、前節の試合
#0095

 J1最下位に沈む仙台と低迷するサガン鳥栖の一戦。両チーム勝利を欲している中、復調する兆しを見せたのはホームの仙台だった。
 前半15分。鳥栖のサイドチェンジをカットした蜂須賀が長いボールを蹴ると、抜け出した吉尾がクロス。これにジャーメイン良が頭で合わせて仙台が先制。さらにその10分後には、左サイドでボールを受けたハモンロペスの折り返しにジャーメインが再び飛び込むもわずかに合わず。
 対する鳥栖も金崎、クエンカを中心に攻め立てるも、シュミットダニエルの好セーブに阻まれ決めきれないまま前半を折り返す。
 後半まずチャンスを掴んだのは鳥栖。前半から目立っていた左サイドの三丸のクロスを途中出場の松岡が頭で合わせるが、ここもシュミットダニエルがスーパーセーブ。これで再び流れを引き戻した仙台は、原川のバックパスを拾った吉尾がシュート。ポストに当たったこぼれ球を兵藤が押し込んで追加点。さらに試合終了間際には、カットインしてきた石原のパスを受けたハモンロペスがダブルタッチでDFを剥がしてシュートを落ち着いて流し込み3点目。仙台はようやくリーグ戦初勝利。対する鳥栖はまたも決定機不足に泣くこととなった。


鳥栖の注目新加入選手

FW 7イサック・クエンカ

 スペインの名門バルセロナや、同じくラ・リーガに属するデポルティーボ、グラナダでのプレー経験がある27歳のドリブラー。独特なステップで相手DFを剥がすドリブルとゴール前での飛び出しや多彩なアイデアは今の鳥栖に欠かすことが出来ない。加入してまだ間もないが、早速チームの中心となっている。
 今シーズン初勝利となったホームの磐田戦では、左サイドからのクロスを猛スピードで飛び込み、見事頭にボールを当ててネットを揺らした。
 カレーラスが求めているサッカーを理解しているだけその存在は一際大きい。再びホーム駅前スタジアムを沸かすことができるか。


DF 20カルロブルシッチ

 現代サッカーで重宝される左利きCBが鳥栖に加入した。183㎝の体格を活かしたフィジカルコンタクトが武器のクロアチア人だ。また、SBも出来ることが可能。開幕戦では左のWBとして起用され、果敢な攻撃参加を見せた。
 Uー21クロアチア代表の招集歴もあるのだが、未だに日本のスピーディーなサッカーに苦労をしている様子だ。慣れてくればその実力を大いに発揮してくれるだろう。


GK 1大久保択生

 アジアカップで日本代表のゴールマウスを守った権田がポルトガルのポルティモネンセに完全移籍。その穴を埋めるべく、FC東京から加入したのが大久保だ。
 開幕戦は4失点と悔しいスタートになってしまったが、4節の磐田戦、5節のマリノス戦では無失点を記録。特にマリノス戦では、スーパーセーブを連発しチームの最後の砦として立ちはだかった。
 前節の仙台戦も3失点したが、良い場面は何度か見られた。この試合でも彼のセービングがチームに勢いをもたらすかもしれない。


 常に非公開での練習が続いているため試合の直前までメンバーやシステムが分からないのが今の鳥栖だ。恐らく、前節のメンバーをベースにして戦ってくるだろうが果たしてどうなるか。


鳥栖の予想スタメン
#0098


鳥栖の”ここ”を突け

 先日の水曜日の試合で、谷口彰悟と車屋紳太郎が負傷離脱。さらに、中村憲剛、守田英正までも怪我で練習に参加出来ていないと報じられた。
 そんな中、チームのコンダクター大島僚太が復帰。彼がチームをどう変えるかに注目が集まる。


川崎Fの予想スタメン
#0099

 鳥栖の弱点としては、守備の約束ごとがしっかり課されていない印象を受けた。仙台戦では、ボールサイドに人数を集めるものの、逆サイドが大きく空いてしまいそこを使われてしまっていた印象を受けた。

#0101

 予想される展開がこうだ。まず、SBがSHに釣られるとしよう。その際にCBとSBの間のスペース(以降:チャンネル)に知念が抜け出す。そうなるとCBも選手に着いて行くため、広大なスペースが中央に確保出来るのだ。チャンネルへの侵入。深さを取る動きは知念の得意分野だ。知念がサイドに流れた際は、どこかにスペースが生まれるため、川崎Fとしてはそのスペースを活かしたスピーディーな攻撃を期待したい。
 また、逆サイドも空くため、サイドチェンジで相手DFスライドさせ、守備陣形が整う前にゴール前へボールを供給するのも手になるだろう。

 川崎Fとしてはこれ以上の負けは許されない。チームの台所事情が厳しい中で、難しいアウェイゲームをどうモノにしていくかに注目だ。






では、

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