浦和0-2川崎F

得点者(川崎F)
前半35分 28脇坂泰斗
後半33分 11小林悠


得点者(浦和)
なし


スタメン
#0323

交代
後半0分 26マギーニョ→10大島僚太
後半22分 9レアンドロ・ダミアン→11小林悠
後半44分 28脇坂泰斗→8阿部浩之


リザーブ
GK
1ソンリョン
DF
3奈良
MF
16長谷川
22下田


試合内容

 浦和のACL決勝進出した影響で、開催が前倒しになったこの試合。川崎フロンターレ中2日という過密日程で、埼玉スタジアムへと乗り込んだ。
 前半から主導権を握り続けた川崎Fは押し込む展開を続ける。前半28分には、脇坂のCKを谷口が頭で合わせるがクロスバーに当たりゴールならず。そして同35分。クリアボールを守田が頭で繋ぎ、ボールを受けた脇坂が見事なターンが右足を振り抜き先制。最初の45分をリードして終える。
 ここまで劣勢だった浦和も後半に反撃。開始早々ロングボールに抜けたマルティノスがボールキープから左足でシュート。しかしこれはポストに阻まれ同点ゴールには至らず。このままでは終われない浦和は後半13分に阿部勇樹を投入し、守備の強度を上げる。それに対し川崎Fは同22分にこの日不調だったダミアンに代え小林悠を投入。すると迎えた後半33分。守田のクロスを小林が頭で合わせ勝利を手繰り寄せる大きな追加点を決める。
 その後浦和の反撃を許さず試合をクローズさせた川崎Fが7月以来となる連勝。一方の浦和はACL決勝とJ1残留に向け不安の残る一戦となった。

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感想

 中2日というタイトなスケジュールだったものの、最後まで集中を切らさずに戦い抜き2-0で勝利した。相手の手の内が分からないため、準備してくるのは難しかったに違いない。だが逆に言えば、”自分たちらしさ”を貫けた試合でもあったと筆者は思う。


予想外だった浦和イレブン

 浦和のメンバーは全くの予想外だったと言っても良い。直前のプレビューを書いた中で、あのメンバーを当てられた人は居ないはずだ。totoで試合結果を全て当てることよりも難しいだろう。というか実際難しかった(経験談)。
 浦和のメンバーが発表された際も、筆者の仲間内では浦和の布陣を予想が行なわれた。「FW登録が汰木、柏木、マルティノスで誰が1トップやるの?」、「柏木トップ下で汰木、マルティノスの2トップか?」、「マルティノスが普通の1トップだけどボールは収まるのか。なら健勇の方が良いのでは」など色々な議論が出た。
 結局答えは脚の長さを活かした推進力が持ち味のマルティノスが1トップ。切れ味鋭いドリブルが武器の汰木がシャドーの一角に入り、ゲームの作れる柏木が2人をサポートするという形だった。
 この3人で考えられる戦い方は、「奪ってから縦に速い攻撃」だ。実際に試合中も前がかりに来るフロンターレに対し、ロングボール1本で縦に速い攻撃が生まれた。浦和のプランとしては、まずは守備から入りしっかり守った後で、縦に速く攻めるものだったであろう。それでも、最後まで試合を優位に進めたのはアウェイの川崎フロンターレだった。殆ど浦和の思い通りにはプレーをさせなかった。ロングボールに対しても、素早くセカンドボールを回収し、再び相手ゴールを脅かす。前半はひたすらこの繰り返しだった。


守田で右を補填

 前半1点をリードした中で、後半開始からマギーニョに代えて大島僚太を投入。ボランチに入っていた守田が右サイドバックへとポジションチェンジをした。
 前半、浦和は左サイドからの攻撃が56%を記録した。そこから、川崎Fの右サイドを狙った攻撃をしかけていたことが分かる。実際、森脇がサイドチェンジし、大外に開いている山中を使うようなシーンが多く見られていた。
 そこに対し鬼木監督は守田を右サイドバックに起用することで、守備に重きを置いたのだ。後半も頭から左サイドを駆使してきた浦和だったが、あまり機能することなく時間だけが過ぎていった。


前線が頑張る意味

 後半浦和の左サイドが機能しなくなった理由の1つとしては、守田の右サイドバック起用が考えられる。そして筆者が思うもう一つのポイントが「家長昭博の積極的なディフェンス」だ。この試合チームトップである22回のスプリント回数を記録した家長だが、筆者から見ると前にスプリントした回数よりも自陣ゴール向けてスプリントした回数が多いと感じた。それが守備の時であり、もの凄いスピードで相手選手を猛追。激しく身体を当ててボールを奪い返すようなシーンが度々見られたのだ。
 前の選手があれだけ追ってくれれば、後ろの選手はコースさえ限定してればボールを奪える可能性が増す。家長の守備は、ボールを奪い返す「奪回」の役割もあれば、後ろの選手の負担を軽減する役目も大いに果たしたと言えるだろう。
 このことかた前線の選手が積極的に守備をする重要性。「鬼木サッカーの醍醐味」をもう一度再確認することができた。次も期待したいところだ。


総評


 手の内が読めなかった浦和が相手だったが、徐々に自分たちのペースへと持ち込み、押し込んだ上で先制点を奪った。後半、相手のストロングポイントを消しつつ相手の攻撃を耐えに耐え、エースの一撃で見事に沈めて見せた。昨年までのフロンターレを思い出させるような試合運びであり、まさに「強者」という言葉がふさわしい試合内容だったと感じる。問題はこの強度を残り3試合で保てるかだ。
 次節は鹿島との大一番。ここで勝てなければ、いよいよ3連覇の夢が潰えてしまう。そうならないためにも、敵地で勝ち点3を持って帰りたい。





では、

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