2017年 明治安田生命J1リーグ第28節 VSＣ大阪 マッチプレビュー

～俺らが中盤を熱くする～

　優勝争いのためには負けられない中、前節勝利することができなかった両チームが明日対戦する。２位の川崎は、10番の大島が負傷離脱。さらに、阿部も戦線を離脱したという情報が入ってきた。対するセレッソは、今シーズン全勝だったホーム、キンチョウスタジアムで仙台に１－４と大敗。お互い不安要素を抱えたまま試合に臨む形となりそうだ。

　前回対戦は、大島、中村が居なかった川崎がセレッソに０－２で敗れた。中盤が封殺されていたが、この試合では前回と同じような負け方はしたくないはずだ。代表クラスが集う中盤での激しい主導権争いを、どちらが制するのかが楽しみなゲームである。


キックオフは9月30日　19:00からだ。


～古巣相手に奮起なるか～

　前節の敗戦により、首位鹿島との勝ち点差が13にまで広がってしまったセレッソ。さらに、この試合に関しては、左サイドバックの丸橋が累積警告で出場停止になるのもかなりの痛手であろう。
　そんな中、期待が掛るのは丸橋に代わって出場する田中と、得点ランキング２位の杉本であろう。今回は、古巣相手。しかも、等々力での試合ということもあり、特別な思いが有るはずだ。彼らの奮起がチームを勝利にもたらすことになるはずだ。


C大阪の予想スタメン

9杉本

8柿谷　24山村　16水沼

10山口　6ソウザ

　　　5田中　23山下　22M･ヨニッチ　2松田

21キム ジンヒョン

～築き上げたチーム力が試される～

　神戸に０－０で引き分けとなった前節。大島と阿部という主力２人を欠く中、今シーズンここまで築き上げてきた「チーム力」が、この局面に来て試されることになった。
　ボランチには大島に代わり森谷。左サイドには、阿部に代わって長谷川が先発予定だ。シーズンが終盤になるにつれ、怪我人が出るのは致し方ない部分はある。それでも、チーム力でカバーができれば、まだ戦えることができるはずだ。強豪相手にもしっかり勝ち点３を取れることができるのかが、今後に繋がる大きな要因であろう。

川崎Fの予想スタメン

11小林

16長谷川　14中村　41家長

21E･ネット　19森谷

　　　　　7車屋　5谷口　3奈良　18エウシーニョ

1チョン ソンリョン

　明日の注目ポイントは、中盤での守備とサイドでの連携だ。中盤での守備は、セレッソの形として杉本が落ちてきてボールを受けてからスイッチ入るシーンがほとんどである。そこを、ボランチのネットにしっかり対応してもらいたい。そうすれば、セレッソの攻撃パターンが減るであろう。
　サイドでの連携は、前節の試合を見た限り、細かい連携から大きくサイドを変えられてから失点。２失点目も、アーリークロスに対応できずファーサイドをフリーにさせてしまった。このサイド攻撃という部分が肝になると感じる。そうなると期待できるのは、代表選出された車屋であろう。彼の思い切った攻撃参加からのアシストで、代表前に良いアピールをしてもらいたところだ。






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川崎の車屋は、世界でも

みなさんこんばんは
川崎人です。

　紳太郎代表選手おめでとう！！！！！！！！


　今日の帰宅途中に、友人から「選出おめでとう」というリプライが届きました。最初は「何言ってるんだ？」と思いましたが、そのリプライの前の会話を振り返ると、車屋の話題だったので、何となく察しました。「まさか」と思い、スポーツニュースを開くと「車屋初招集」と書いてあり、その場で喜んでしまいましたｗ。友人もいたし、駅のホームだったので周りから「なんだこいつ」と思われてしまったと思いますが、そのぐらい嬉しかったです！！！！
　まぁ自称「車屋推し」ですし、僕のことを知っている仲間や読者の方は、「川崎人＝車屋紳太郎」というイメージが強いと思います。「え？それ、初めて聴いたんだけど……」という人は、これを機会に是非覚えておいてください。それも有り、ACLの後には、厳しい言葉をTwitterで呟いたりしましたが、別に幻滅はしていた分けでは無いです。好きな選手だから悔しかったという部分が有ったというのが本音ですね。


　そんな話しはさておき、個人的には「いつか代表に呼ばれる選手」とずっと思っていました。最初に紳太郎のプレーを観たときから、「大卒なのにこんなに落ち着いてプレーできるの！？」と思いましたし、なんにせよ、ビルドアップのタイミングが本当に上手かったです。自分がサッカーをやっていた時に目指していた「理想像」が「車屋紳太郎」という選手だったので、「これは応援しなければいけない」と感じ、気づいたら毎年のように車屋のユニフォームを購入していました。詳しくはコチラの記事を→「僕が車屋を推すわけ」
　ハリルホジッチ監督になってから、挙げていた選手リストには、紳太郎の名前が書いてありましたし、候補合宿には呼ばれていたので、「時間の問題だろうな」と思っていました。そして、ワールドカップが決まった次の試合で選出。これは、ロシアワールドカップに向けて構想内で有ると思って良いんですよね！？まぁ試すならこの時期は妥当ですし、活躍を期待しちゃいますよね。

　ハリルホジッチ監督は「左利きの左SBを探していた。攻撃でも守備でも非常に役割が求められる。（車屋は）攻撃も守備もできると考えられる。」と評価していました。元々筑波では、CBとしてプレーしていましたし、対人の部分の評価は高いはずです。フロンターレに来てからはスピードとビルドアップの部分で高い評価を得て、サイドバックでプレーしていました。最初に挙げた対人に関しては、守備でも１対１では負けませんし、攻撃部分でも瞬発力を活かしたスピードで相手を置き去りにできる力を持っています。特にこの部分が、世界でも通用することができる選手だと思っています。

　仮に今回、試合に出ることはできなくても、競争相手は、酒井宏樹、高徳、長友といった海外組。言うならば、長友とのポジション争いになります。そうなると、当然盗める物はあるはずです。そうやって得た物をフロンターレでも体現してもらいたいですね。

　今まで呼ばれてきた、彰悟や僚太。まだチャンスがあるかもしれませんが、「怪我」や「合わない」という部分で呼ばれない時期が続いてしまっています。なので、是非、久々のフロンターレからの代表定着を狙って欲しいです。

　今、「車屋先生いなかったらルヴァンどうするの！？」という声が多方から聞こえています。僕もそう思いましたけど、ここは紳太郎の代表を選出を素直に喜ぶことが一番じゃないかなと考えました。川崎の車屋は、世界でも通用すると信じています。だから、僕たちは紳太郎がルヴァンの決勝に出られるように、仙台との試合で応援するべきではないでしょうか。

　とにかく本当におめでとうございます。お金無いけど、ユニフォーム買っちゃおうかな？






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2017年 明治安田生命J1第27節 VS神戸 試合結果～芝～

神戸０－０川崎F

得点者（川崎F）
なし


得点者（神戸）
なし

スタメン

11小林

8阿部　14中村　41家長

21E･ネット　10大島

　　　　　7車屋　5谷口　3奈良　18エウシーニョ

1チョン ソンリョン

交代
後半12分　10大島僚太→19森谷賢太郎
後半20分　8阿部浩之→16長谷川竜也
後半37分　14中村憲剛→9森本貴幸


リザーブ
GK
30新井
DF
23エドゥ
28板倉
MF
6田坂


試合内容

　優勝争いの中、負けられない川崎だったが、神戸の前線からのプレスに苦しみなかなかゴールまで向かう事が作れないシーンが続く。その神戸は、ポドルスキを中心に攻撃を組み立てるが、最後の精度を欠きゴールを奪うことが出来ず前半を終える。
　後半に入ると川崎にアクシデント。10番の大島が太ももを負傷。途中交代を余儀なくされる。その後は、終始神戸ペース。後半18分には、ショートカウンターから渡邉がシュートを打つがGKに当たったボールはポストに弾かれ得点ならず。一矢報いたい川崎も、カウンターから森谷がシュートを打つがキムスンギュに阻まれる。お互い最後の精度を欠いた試合はスコアレスドロー。川崎は優勝に向けて痛い勝ち点１となった。


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感想

みなさんこんばんは
最近、忙しさが戻ってきた川崎人です。

　さて、試合は０－０のスコアレスドロー。今までの流れからして、負けてもおかしくないゲームでしたが勝ち点１を取れたことは素直に喜べるかなと思います。しかし、首位の鹿島との勝ち点差が８にまで開き、チームの核となる僚太を怪我で失ったことがダメージとしては大きいのかなぁと。

　ここに来て言い訳をしたくないのですが、やはり、ノエスタの芝に加え神戸の前線からのプレッシャーで思うように攻撃できなかったかなぁと。ボールの動きは重たかったですし、「そこで？」というような場所でイレギュラーを起こしたりしてましたね。芝が悪いところでサッカーをやったことがある人なら分かると思いますが、怪我にも繋がる可能性がありますし、そういう全てのコンディションを踏まえてアウェイだとは思っていました。それを乗り越えてこそタイトルが近づくと信じていましたが、手痛いドローという結果になってしまいましたね。

　そして、僚太の怪我ですね。先ほどリリースがありましたが、左ハムストリングの肉離れで全治2ヶ月。仮にルヴァン杯の決勝に進んだとしても出場は厳しいという事態になりました。今シーズン僚太が居ない試合は勝ち無しと数字にも出ているので、これもタイトルに向けての試練なのかなぁと。ですが、未来が有る板倉や、コンバートされて覚醒するかもしれない大塚。森谷や狩野もいるので、その辺をポジティブに捉えたいですね。僚太が居なくなっても勝てるようなチームになるのが大切です。
　ここまで、肉離れでの離脱が少ないのは明らかに篠田さんのお陰ですし、あの悠が今シーズンはフル稼働でやれてることを考えると、今回の件では篠田さんを攻めることはできないです。実際、ルヴァンや天皇杯でも満身創痍の中いろいろな選手を使って戦ってこれていますし、底力を見せるのはこれかなぁと思いますね。





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2017年 明治安田生命J1リーグ第27節 VS神戸 マッチプレビュー

～ワールドクラスの戦いを見逃すな～

　この夏、ポドルスキが加入したヴィッセル神戸。一時期苦しい戦いを強いられていたが、現在公式戦３連勝と勢いを取り戻しつつある。そんな神戸を迎え撃つのは、現在、リーグ戦７試合負け無しの川崎。好調どうしの対決はどのようになるのだろうか。

　前回の対戦は、川崎はホームで５－０と神戸を圧倒。しかし、あの時とは違い、神戸は怪我人が戻りつつある。さらに上記で書いた用に、神戸にはポドルスキが加入している。元韓国代表のチョン ソンリョンが守るゴールマウスをこじ開けることができるのであろうか。


キックオフは9月23日　19:00からだ。


～シーズン終盤での挽回なるか～

　今シーズン、数ある優勝候補の中の一つとして名前が挙がっていた神戸。しかし、中盤で怪我人を多く出してしまい、勝利から長い間離れると、成績不振の理由からネルシーニョ監督を解任。さらにルヴァン杯も敗退してしまい、残されたタイトルは天皇杯だけとなってしまった。

　現在は、吉田孝行ヘッドコーチが暫定監督となり指揮を執っている状態だが、今できることは、来年へ向けてのチーム作りと失速した分を取り返すことの２点であろう。怪我人も復帰し、調子が戻りつつある神戸が、川崎を勢いを止めるのか。


神戸の予想スタメン

10ポドルスキ　19渡邉

21田中順　　　　　　13小川

14藤田　16高橋秀

24三原　3渡部　5岩波　34藤谷

18キム スンギュ

～ピッチの悪さと相性を克服できるか～

　ここ２年間ノエスタで勝てていない川崎。さらに２年間クリンシートと相性を悪さが出ている。その理由としては、ピッチの悪さがあるであろう。そんな厳しい環境でもリーグタイトルを獲るためには残りの試合は全て勝たなければいけないが現状である。
　そんな鬼門を突破するのに期待がかかるのが、この試合で誕生日を迎えるキャプテンの小林悠だ。エースのバースデーゴールが決まればチームはまた、勢いに乗れるはずだ。

　もう止まることは許されない川崎。一戦必勝で、鬼門を突破できるか。


川崎の予想スタメン

11小林

8阿部　14中村　41家長

21E･ネット　10大島

　　　　　7車屋　5谷口　3奈良　18エウシーニョ

1チョン ソンリョン

　明日の注目ポイントは、ピッチが悪い中でどう戦うかだ。恐らく、神戸はボールを持たせてカウンター狙いのサッカーをしてくるだろう。ネルシーニョ時代から続く、縦に入ったとき厳しく行く所や、プレッシャーなどが多くなるはずだ。それに加え足下が不安定というコンディションでどう戦えるかが注目だ。






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2017年 明治安田生命J1第26節 VS清水 試合結果～＋３～

清水０－３川崎F

得点者（川崎F）
前半14分　5谷口彰悟
前半25分　11小林悠
後半34分　9森本貴幸


得点者（清水）
なし

スタメン

11小林

16長谷川　14中村　41家長

19森谷　10大島

　　　　　7車屋　5谷口　3奈良　18エウシーニョ

1チョン ソンリョン

交代
後半27分　16長谷川竜也→8阿部浩之
後半33分　11小林悠→9森本貴幸
後半43分　41家長昭博→21エドゥアルド･ネット

リザーブ
GK
30新井
DF
28板倉
MF
6田坂
22ハイネル


試合内容

　雨の中おこなわれたこの試合。残留に向け勝ち点３が欲しい清水は、中二日でのこの試合に臨む川崎をホームに迎えての一戦となった。
　連戦続きの川崎が序盤から攻勢を強める。前半14分、中村憲剛のフーリーキックを谷口が二アで合わせて先制。そして、同25分には、谷口のスルーパスに抜けた車屋が折り返し、最後は小林が決めて追加点をあげる。前半は川崎リードで終える。
　後半、立て続けに選手を入れ替え流れを引き寄せようとする清水は、チアゴアウベスを中心にゴールへ迫るが得点ならず。すると、後半34分。途中出場の森本が打ったシュートが相手DFに辺り、GKの頭上を越えて決まり、川崎が３点目。このまま試合終了。ACLの敗戦を引きずらず、リーグ戦７試合負け無しを記録した。

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感想



みなさんこんばんは
川崎人です。

　さて、試合は３－０で快勝。ACLの敗戦から中二日という厳しいゲームでしたが、ここでの勝利は本当に大きいですね。試合後に憲剛が「今年で一番大きい勝ちだと思う。」と言ったように、次に繋がる勝ち点３だったと感じています。「俺たちはまだ死んでいない」ということを見せつけられたのではないでしょうか。

　試合の流れとしては、いつもとは違うDFラインのメンバーで臨んできた相手を手玉に取りつつ、良い入りができたと思います。長谷川の思いっきりの良さも出ましたし、森谷も中盤からゲームを作れていました。そんな良い流れからセットプレーで先制できたのは大きかったです。その後追加点も取れて、前半の内容は完璧でしたね。
　後半も、フォーメーションを代えて、前掛かりになる相手に対し、序盤は苦戦しましたが、そのプレスを上手く利用した交わしたかでチャンスを作れていました。そして、途中出場の森本が決めて勝負を決定づけましたね。無失点で試合を締めくくれたのも評価できますね。

　あの状況で時間が少ない中での試合。メンタルであったり、疲労であったり、すごく難しかったと思います。それでも、高いクオリティのサッカー。自分たちらしさがを出せて勝てたというのは、今までのフロンターレとはやっぱり違うなと感じさせられました。こんな試合を観ると、タイトルは諦めきれませんし、期待できますよね。


おまけ



　今回は、少人数での遠征ということで、ロマンスカーで小田原に出た後、そこから東海道線で清水まで行きました。雨でしたが、水上バスに乗って、三保に出たりして楽しかったですね。晴れてれば、富士山を拝めたのですが、今回は残念でした。


　エスパルスドリームプラザで食べたカレーです。ナンがすごく大きくて食べ応えが有りました。カレーもとても美味しかったです。

　そういえば、清水駅前や、ドリームプラザ付近で”よさこい”をしている人たちが大勢いましたが、なんかのイベントだったのですかね？雨の中お疲れ様でした。

　やっぱり遠征は楽しいですね！





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