川崎魂は傷つかない!?

川崎フロンターレ、トッテナム、日本代表の応援ブログです。 アニメのこともたまに語ります。 よろしくお願いします

2019年09月

2019年 明治安田生命J1リーグ 第27節 VSヴィッセル神戸 試合結果~対策の上書き~

川崎F1-2神戸

得点者(川崎F)
後半46分 16長谷川竜也


得点者(神戸)
前半44分 7ダビド・ビジャ
後半25分 25大﨑玲央


スタメン
#0290

交代
後半9分 22下田北斗→28脇坂泰斗
後半23分 8阿部浩之→16長谷川竜也
後半30分 25田中碧→9レアンドロ・ダミアン


リザーブ
GK
1ソンリョン
DF
17馬渡
MF
34山村
FW
9ダミアン


試合内容

 2週間前の天皇杯で戦ったチーム同士の対決。前回の敗戦を糧に、川崎Fは神戸対策を練って試合に臨んだ。これを功を奏し、前半は互角の戦いを繰り広げていた。しかし、前半終了間際に神戸の高速カウンターが炸裂。古橋とビジャの連携からゴールを奪われ先制点を許す。
 後半もアグレッシブにボールを奪いに行こうとするが、ボールの奪いところを定められないでいると同25分に、コーナーキックからの流れで最後は大﨑に決められリードを許される。試合終了間際に途中出場の長谷川竜也が決めて1点を返すも反撃及ばず。試合後の等々力陸上競技場にはブーイングが鳴り響いた。

_________________________________________

感想

 上場な滑り出しを見せたが、前半終了間際にリードを許してズルズルと試合を進めてしまった。国内屈指のメンバーを揃えるフロンターレだが、対戦相手は世界屈指のメンバーが名を連ねている。やはり勝つのは容易では無かったと感じた。筆者としては、そんな神戸相手にどこまで喰らい付いて行けるかに注目して試合の戦況を見つめていた。そこで感じたことは、「質的優位」と「数的優位」の重要性であった。
 

対策を練ったが...。

 天皇杯4回戦で敗戦を喫した川崎Fは、神戸対策を練って臨んだ。それは、スターティングメンバーに如実に表れていたと言っても過言では無い。
 スピードのある古橋、ビジャの2トップに対し車屋をCBで起用。右サイドバックに守田をコンバートし、酒井高徳への対応を提示。そしてボランチには田中碧を久々の先発起用として、イニエスタへの対策を練った。
 それがことを運び、序盤は均衡した試合運びを見せる。中でも、フロンターレのプレッシングのかけ方は、常にマンツーマンになるような形を採用していた。

#0291

 4-2-3-1と3-3-2-2という布陣は、システム上よく噛み合う配置になっている。川崎Fはそれを利用し、小林、家長、阿部が3バックに対してプレッシャーをかける。川崎Fの中盤の三角形は、神戸の逆三角形に対してマンツーマンでのDFとなった。
 そして神戸の肝となる両WBは、フロンターレの両SBが対応。対人の強さに定評がある、守田と登里を起用したのはこの意図があったからだろう。
 前半開始の笛が鳴り、直ぐにボールを失ったフロンターレだが、相手にボール保持の布陣に対し、しっかりとプレスに行った。しかし、前述でも述べた通り彼らは世界レベルのプレーヤーを揃えている。ここからの盤面のひっくり返し方は見事であった。


11人目のFPによる数的優位

 神戸のビルドアップの規則の中で、「相手が3枚でプレッシャーをかけてきたら4枚で回す」というのが約束とされているのだろう。案の定神戸は、フロンターレのプレッシングの形を見るや否や、GKを使って攻撃を組み立て始めた。

#0292

 これによってフロンターレのプレッシングは無効化に成功。フロンターレのフィールドプレイヤーが10人なのに対し、神戸は11人で回していることとなり、神戸側の「数的優位」が出来上がった。そう、選手の数で勝っているからだ。
 こうなるとフロンターレの前線は走り回り、疲労するだけだ。仮に神戸のボールホルダーに対して突っ込むと盤面を一気にひっくり返されてしまう。

#0293

 筆者が印象に残ったのは後半18分のシーン。小林が飯倉にプレスをかけるのだが、大﨑に繋いで、すんなりと交わす。阿部は大﨑に行こうとするが、大外のダンクレーを捨てなければいけないため二者択一を迫られた。その隙に、大﨑がスプリントをかけてボールを持ち運んだことにより、フロンターレの最初の守備網をすんなりと突破したのだ。そして、田中碧が大﨑を視界に入れたタイミングで山口が中間ポジション移動。フリーでボールを受けることに成功した。

 正直、神戸レベルのプレーになるとこの一連の流れに無駄が無い。そもそも数で負けているため、フロンターレとしては難しい選択を迫られていたのは間違い無い。この状況を打開するためには、やはり自分たちがボールを握らなければならないのだが、それも今はチームとして上手くいえてない状態だ。 
 それでも、水際では守ることに成功していた。そういった意味では大きな収穫だったのかしれない。そこは褒めるべき部分なのだが、それ以上にあの2失点は勿体無かった。


それでも世界レベル

 2失点をしてしまい、後が無くなったフロンターレ。それでもゴールを狙い続けたのだが、攻撃でのクオリティの低さを露呈してしまった。だが、それだけでは無い。世界レベルを擁しているだけあって、神戸の選手1人1人の戦術理解度は高かった。前線からのプレッシャーのかけ方もそうだし、1対1の強さも随所に光っていた。常にマンツーマンを取る配置で臨んだフロンターレからしてみれば1on1では絶対負けてはならなかったのだが、神戸の「1人1人の質の高さ」はフロンターレを大きく上回っていた。これを「質的優位」と呼ぶのだが、こればっかしは技術の問題がついてくる。

 SBに入った守田は不慣れなポジションながら、百戦錬磨の酒井高徳相手に貢献してくれた。特に前半は、1対1の場面で身体を入れ替えチャンスを作るなど良い動きが見られていたのだが、それでも酒井高徳のプレーは彼を上回った。後半の対応の仕方など見るとよく分かる。



総評

 今の神戸は非の打ち所がない強さだ。直近で敗れた札幌戦は、セットプレーと開始早々の勢いのままやられている。その部分さえ修正出来れば、来年のリーグ戦でトップ3に入る力は十分にあるだろう。
 そんな相手に喰らい付くだけ喰らい付いたのだから、それなりの評価はできる。だが、勝てなかったという事実と、交代枠を用いても修正出来なかったという部分には改善の余地が必要だ。

 次節は今節大敗を喫した湘南が相手のため難しい試合となるに違いない。残り7試合を悔いなく戦っていくしか無い。







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2019年 明治安田生命J1リーグ 第27節 VSヴィッセル神戸 マッチプレビュー


 2週間前に行なわれた天皇杯で対戦した両チームが、早くもリーグ戦で相まみえることとなる。そんな、前回の対戦は、山口蛍のゴールを皮切りに神戸が3点をリードする展開に。川崎Fも終盤、小林悠と車屋紳太郎が決めて一矢報いるが試合は3-2で神戸が勝利。準々決勝へと駒を進めた。
 お互い手の内を見せた中での対戦となるため、難しい試合になることが予想される。リーグ連覇までに後が無い川崎Fは、仕留めることが出来なかった神戸攻撃陣をどうストップさせるかが注目だ。
 対する神戸は、この試合でイニエスタの復帰が確実になっていると報道された。前回倒した勢いそのままに、この試合でも勝利を手にしたいところだ。

 天皇杯では神戸が勝利したが、リーグ戦での前回の対決は、馬渡、小林のゴールで川崎Fが2-1で勝利している。




神戸、前節の試合
#0279

 下位に位置する両チームの対決だったが、その差は歴然としていた。前半13分に酒井からの縦パスを受けたビジャが左45度からシュートを決めて先制。その後も松本のプレスをかいくぐりながら、追加点を狙うがゴールを奪えず前半は1-0で折り返す。
 後半になっても決め手を欠いていた神戸だったが、同35分に西のクロスを小川が頭で合わせて2点目。リードを広げられた松本は、後半アディショナルタイムにセットプレーの流れからセルジーニョが決めるが、同点に追いつくことができず試合終了。神戸が2-1で勝利を収めた。


神戸の注目選手

DF 4トーマス・フェルマーレン

 アヤックス、アーセナル、バルセロナ、ローマなど各国のビッグクラブを渡り歩いたディフェンダーが、この夏神戸に加入した。
 現在もベルギー代表の主力としてプレーするトーマス・フェルマーレンは、183㎝と決して大柄では無いが、空中戦の強さや対人守備の上手さ。そして左足から繰り広げられる正確無比なロングパスを武器としている。
 18日に行なわれた天皇杯でも、元セレソンであるレアンドロ・ダミアンを完封して勝利に貢献。タレントが揃う川崎F攻撃陣の前に再び立ちはだかる。


DF 22西大伍

 鹿島アントラーズから加入した右サイドバックは、神戸でもその存在感を放ってる。2017年、2018年と2年連続でJリーグベストイレブンに選ばれた実力者でもあり、持ち前のオフェンシブなスタイルで神戸の攻撃を活性化している。
 前節の試合では、アウトサイドでのクロスで小川にアシストすれば、18日の天皇杯では、車屋とのデュエルに勝利し、丁寧なマイナスのクロスで山口のゴールをお膳立てした。
 サイドに重きが置かれる神戸の攻撃の中では、かなり重要視されている。まずは簡単に突破を許さないことが大事となりそうだ。



DF 24酒井高徳

 ブラジル、ロシアでのワールドカップに選出された酒井高徳がこの夏、日本に帰ってきた。2011年からドイツでプレーし、8年間の大きな経験を得てから神戸に加入。
 元々大きな持ち味であったフィジカルに磨きがかかっており、キックの精度も左右どちらも遜色無い質のボールを蹴ることが出来る。
 これまで左サイドが大きなウィークポイントとなっていた神戸だが、酒井高徳の加入により、両サイドが堅牢となった。まさに「ラストピース」と呼べるこの補強は、神戸の躍進に繋がっていると言っても過言では無いだろう。
 

 イニエスタも帰ってくる神戸。隙の無い布陣で昨年苦渋を味わった等々力陸上競技場でのリベンジを誓う。


神戸の予想スタメン
#0280


神戸の”ここ”を突け

 前回対戦した相手ということで、相手の手の内は理解できたはずだ。その神戸対策として、田中碧の先発復帰がまず大きな鍵を握るだろう。相手のオートマティックな攻撃をどう封じるかが、この試合の肝となる。


川崎Fの予想スタメン
#0281

 対神戸の対策として、大切なことが3つある。まず1つめが「前線からのプレスのかけ方」だ。天皇杯の立ち上がりはこれが機能していた。ここで1点を奪えれば良かったのだが、飯倉のファインセーブに阻まれたてしまったのが非常に惜しい部分だったと感じる。
 リスク承知で、GKを使ったビルドアップをする中で、プレスのかけ方や奪い方などはこの期間で準備をしてきているはずだ。奪いところを早い段階で見つけて、先制点に繋げていきたい。

 2つ目は「サンペール番をどうするか」というポイントだ。まず、神戸の攻撃のスタートは、アンカーに位置するサンペールから始まる。これも、18日の試合では上手い具合にサンペールを封じることが出来ていたが、長谷川が負傷交代し、2トップの形にしてからは、その部分が曖昧になってしまった。2失点目もそのサンペールにプレスをかけられずスルーパスからハーフスペースを攻略されてしまったのが大きな原因となった。彼から決定的なパスを出させないことが重要となる。

 3つ目は「チャンネルをカバーする」ことだ。
#0282

 神戸の攻撃の特徴は両SBが幅を取って、SBをピン留めする。そして開いたSBとCBの間のスペース(チャンネル)に2列目の選手が走ってくることシーンが多くある。これによって川崎Fは、自陣のゴールを見ながら対応することとなるため、難しい対応を迫られる。

#0283

 出来るだけ、このポジションでフリーにさせるシチュエーションにさせたくは無い。そのための、守田と田中の起用だ。彼ら2人のカバーリング能力と対人守備の上手さはチームの中ではトップクラスである。そのため、ここの管理は彼らに任すことが適任と言えるだろう。

 神戸は、守勢に回った際5-3-2のブロックを組むことが多い。これは、川崎Fの攻撃の形と噛み合わせがかなり悪い。ましてや、両サイドが常に1対1になるため、サイドからの組み立ては難しくなるはずだ。そうなると攻略する対象は主に真ん中になるとされる。前回の試合の後、選手たちは「アンカーの脇が空いていた」と語っていたように、サンペールの脇が空くことが多い。そこを如何に突けるかが攻撃での鍵となりそうだ。


 高い授業料となった前回対戦から何を学んだのか。その学んだことをどうピッチで表現できるのか。適応力が試される試合となるだろう。






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2019年 明治安田生命J1リーグ 第26節 VSジュビロ磐田~悩める勝ち点3~

川崎F2-0磐田

得点者(川崎F)
前半22分 28脇坂泰斗
前半35分 34山村和也


得点者(磐田)
なし


スタメン
#0277

交代
後半20分 28脇坂泰斗→20知念慶
     16長谷川竜也→2登里享平
後半33分 11小林悠→14中村憲剛


リザーブ
GK
1チョン ソンリョン
MF
25田中
41家長
FW
9ダミアン


試合内容

 リーグ戦6試合勝ちが無い両チームの一戦。最初にチャンスを掴んだのはアウェイの磐田だった。前半3分、ボールを受けたルキアンが体勢を崩しながらも運び、ラストパスを受けた中山がフリーで打つもポストに阻まれゴールならず。すると迎えた同22分。守田のインターセプトからボールを受けた脇坂が反転からシュートを決めて川崎Fが先制。さらにその13分後には、CK崩れから馬渡がクロス。DFのセカンドボールを見逃さなかった山村が押し込み2-0でリードして折り返す。
 後半、磐田にボールを握られながらも川崎Fはカウンターから再三決定機を作るが3点目を奪えない時間が続く。後半20分には、ルキアンがエリアの外からシュートを狙うもクロスバーに当たり得点を奪えず。試合はこのまま2-0で終了。川崎Fが苦しみながらも、リーグ戦6試合振りの勝利を手にした。

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感想

みなさんこんにちは
川崎人です。

 さて、試合は2-0で勝利。リーグ戦は7月末の大分トリニータ戦以来の勝利ということになりました。この試合敗れていたらリーグタイトルは絶望的となっていた中で、なんとか勝利することが出来ました。

対峙するハイプレッシャー

 磐田の立ち上がりは予想通りのハイプレッシャーでした。川崎Fのバックパスに対し、CFがスイッチを入れてSH、ボランチまで連携してボールを奪いに来るような形でした。そして奪ったらルキアンに収めて攻撃がスタートする運びだったと思います。このルキアンが想像以上にキープ力があり、前半3分のシーンでは2、3人に囲まれながらも自力で前を向いてラストパスを供給していました。
 それに対し面を喰らうような立ち上がりになったのはホームの川崎F。それでも慌てることなく、10分近くには良いリズムを作れるようになります。磐田は、人に付いていく守備を採用しているため、剥がせばチャンスが生まれます。空いたスペースに入り込むのは川崎Fのお家芸ですし、阿部ちゃんや脇坂はそれに長けています。このようにして、時計を進めながら自分たちのペースに運べたと思います。


守田とトランジション

 この試合の肝は「空いたスペースを使う」こともそうでしたが、「トランジション」の部分も重要になっていたと思います。磐田は、フベロ体制になってから攻守の切り替えに鋭さが増すようになりました。この試合でもネガトラとポジトラの速さで川崎Fを上回るシーンがありました。
 ですが、川崎Fがペースを握った前半10分過ぎぐらいは、川崎Fが敵陣で奪い返すようなシーンが多かったと感じます。それに一役買っていたのは、守田英正でした。本人も今シーズンは、かなり苦しい日々を過ごしていたと思いますし、その悔しさを糧にしてよくスタメン復帰まで持って行ったと思います。先制点に直結したインターセプトも守田のネガトラからのボール奪取でしたし、だいぶ効いていたと感じます。ルヴァン杯あたりから復調の兆しを見せていたため、シーズン終盤に向けた大きな戦力になってくれると思いますね。


磐田の一手と知念、憲剛投入の意図

 前半は2点リードで終えて、後半磐田は2枚の交代枠を使ってきました。荒木とアダイウトンの両サイドハーフを変えて松本昌也と山本康裕を投入。右サイドに入った松本が幅を取り、左サイドの山本は内側でプレーすることが多かったです。
#0278

 磐田の目標は、まず最初のライン(川崎Fの2トップ)を越えることでした。そこで、宮崎と松本が幅を取ってSHをピン留め。ムサエフ、山本、上原がスリーセンター気味になって川崎FのSH+CFの間にポジショニングを取るようにしました。後半9分のシーンでは、ここからサイドを経由して、ルキアンにボールを収めるシーンまで行きました。川崎Fは間を取られるようになってから後手に回ってしまうようなシーンが多かったですね。
 それに対し鬼木監督は、ノボリと知念を投入。特に知念の交代には2つの意図を感じられました。1つは、「前掛かりになっている磐田のDFラインを下げさせる」こと。2つめは「前からのプレッシング」です。知念が裏を狙う動きをすれば、磐田のDFはそれを怖がってズルズル下がると踏んだと思います。ですが、なかなか裏を狙うシーンが多くなかったです。2つめのプレッシングも機能することなく、交代してからもう一度自分たちの時間を取り戻すことが出来なかったと思います。そして、慌てて憲剛を投入。
 鬼木監督は憲剛の投入について
少し劣勢になっていたところがありました。スタジアムの雰囲気を変えられる選手、そして単純にボールをしっかり動かせるところ、またゲームの流れの中でしっかりと前からプレッシャーをかけに行ける、相手に自由を与えないということを体現できる選手なので起用しました。
(川崎フロンターレ公式HPより引用)
 と語ってる通り、やはりもう一度自分たちのペースを握りつつ前から奪いに行きたかったと感じました。


総評

 そもそも、後半に訪れた3つの決定機を決めきれていれば、もっと楽に試合を運べていたと思います。試合を2-0から3-0に持って行くというのは今年なかなか出来ていない部分ですし、終わらせ方という面では未だに課題が残るかなと思います。
 後半、ルキアンのコントロールシュートがポストに当たったシーンが有りましたが、あれを仕留められていたら確実に試合をひっくり返されていたと思います。ノボリと知念を入れた直後でしたし、もっとバタついてもおかしくなかったですね。

 もちろん勝ったことには素直に喜びますし、8月とは違う一面を見せつつあると感じます。やまむーも初ゴールを決められましたし、守田、泰斗、北斗、車屋、馬渡が高い質でプレーできていたのは大きな収穫です。それでも個にスポットを当てるのでは無く、試合全体やチームの質という視点から試合を考えてみると、もう少しクローズの仕方は突き詰めていくべきかなと思いました。
 長いトンネルを抜けきることは出来ましたが、それでも悩める勝ち点3だなと個人的には感じましたね。








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2019年 明治安田生命J1リーグ 第26節 VSジュビロ磐田 マッチプレビュー


 リーグ戦で長らく勝利が無い両チーム。リーグ3連覇に向け厳しい状況へと追い込まれた川崎フロンターレは、ホームに最下位に位置するジュビロ磐田を迎えての一戦となる。
 前節は、セレッソ大阪に1-2で敗戦。首位を走るFC東京との勝ち点差は11にまで開いた。それでも代表ウィーク中におこなわれたルヴァンカップでは、名古屋グランパスを2試合合計で4-2と下し、準決勝へと進出。勝ち癖を取り戻すためには明日のリーグ戦でも勝利を掴みたいところだ。

 対する磐田は、昨年以上に難しいシーズンを過ごしている。17節が終了したタイミングで、これまで指揮をしていた名波浩氏が突然の辞任を発表。さらに8月15日に後任となった鈴木秀人氏も体調不良となり、双方の合意の結果、契約解除という形になった。
 そんな中、新指揮官フェルナンド・フベロが前々節から就任。課題となっている得点力不足を解消するために、攻撃的なチームを目指しているものの、ここ2試合は勝ちが無い状態だ。
 攻撃的なサッカーを目指す中で、2試合得点が無いのは大きな課題となっているが、空いた1週間で、どれだけ質の高い準備をしてきたかが求められるだろう。

 前回の対戦は川崎Fが勝利。この試合の後、名波監督が記者会件で辞任を表明した。



磐田、前節の試合

#0272

 フベロ体制2試合目となったジュビロ磐田は、前節から4人のメンバー変更をおこなった。対する広島は、Dヴィエイラが欠場。代わりに、松本から加入したレアンドロ・ペレイラを起用した。

 前半から攻撃を仕掛けたのはホームを磐田。中央に位置するルキアンを活かしたポストワークで攻撃を試みるが、最後の精度を欠きゴールまで結び付かず。前半は0-0で折り返す。
 最初の45分間は守備に手を焼いていた磐田だが、後半開始早々。川辺の突破から東と繋ぎ、最後はレアンドロ・ペレイラがコースを突いたシュートを決めて先制。出鼻を挫かれた磐田は、その後ボールを支配するもリーグ最少失点の広島DF陣を崩すことが出来ずに時間だけが過ぎていく。すると迎えた同24分には、小川からボールを奪った柏がグラウンダーのシュートを叩き込み2点目。試合はこのまま2-0で広島が勝利した。


磐田の注目選手

MF 34針谷岳晃

 埼玉県の名門、昌平高校から加入した21歳のプレーヤー。プロ3年目となった今シーズンだが、前節初スタメンを飾った。
 相方であるムサエフが、攻撃時に3列目から飛び出していくことが多いため、針谷が後方でバランスを取るようなプレーが多い。また、様々な球種のパスを出せることや、空いたスペースをカバーする能力も高いことから中盤の底でゲームを組み立てるようなシーンが多くなっている。
 プロ3年目にしてようやく掴んだスタメンの座を譲らないためにも、チームを勝利へと導くようなプレーが求められるはずだ。


MF 27荒木大吾

 これまで「切り札」として起用されることが多かった荒木だが、フベロ監督が就任して以降、右サイドハーフのスタメンの座を掴んだ。フベロ監督は、サイドハーフに「個」で打開できる選手を求めていて、大外からダイナミックに仕掛けるようなシーンが多い。荒木にとって、切れ味鋭いドリブルがストロングポイントであるため、それを活かせる格好の場となっている。
 ルヴァン杯ではゴールという結果を残すも、リーグ戦では未だにゴールが無い。最下位に沈む磐田を救う初ゴールを決められるかが注目だ。


FW 39ルキアン

 タイのチョンブリから加入したブラジル人ストライカー。これまで韓国のチームに所属していたこともあり、これでアジアでのプレーは3カ国目となる。
 183㎝、77㎏と一見線が細いような選手に思われがちだが、相手を背負ったプレーが非常に上手い。前節の試合でも、野上、荒木といった対人能力に優れた広島DF相手に、抜群のポストワークを発揮。後列から飛び出してくる選手を上手く操りながら、チャンスになるシーンを作っていた。
 まだ、来日初ゴールを決められていないため、その部分でも期待が集まる。


 前節の試合前に山田大記が負傷。さらに試合中にも、この夏加入したファビオが筋肉系のトラブルで負傷交代となった。この2人は今節の出場は厳しいとされている。そんな中、エベリシオが初スタメンになると予想。ルキアンとの2トップは果たしてどのように機能するのだろうか。


磐田の予想スタメン
#0273


磐田の”ここ”を突け

 リーグ戦からは勝ちが遠ざかっているものの、名古屋とのルヴァン杯は負け無しで終えることが出来た。脇坂が調子を上げていることや、山村のCB適応。下田のゴールなど評価できる部分は多く見つかった。
 しかし、これまでチームの守備の要であったジェジエウが肉離れにより6週間の離脱。奈良の復帰目前で本職CBを欠くのは痛手だが、山村の活躍が期待される。


川崎Fの予想スタメン
#0274

 磐田の攻撃は①サイドに大きく揺さぶって、サイドハーフの選手をフリーにさせる。②ルキアンを活かしたポストワークと後列による飛び出し。の2つが主な形だ。

#0275

 CBが大きく開いたビルドアップが特徴的であり、左右に揺さぶりながら相手ブロックのギャップを突く形が多い。
 相手のスライドが間に合わないと思えば、推進力と個での打開力を持ったサイドハーフにボールを預け、どんどん仕掛けてもらうという形を作る。川崎Fとしては、小林、脇坂をスタートとしたプレッシングを続け窒息させながら中盤でボールを狩ることが必要になってくる。

 また、ルキアンにボールが入ると、荒木、アダイウトンが走りだしボールを受ける。それだけでなく、ボランチのムサエフまで飛び出してくるため、攻撃に厚みがかかるのだ。不用意にロストすると、縦パス1本でルキアンに収めてくるため、ネガトラの速さが求められる。

 続いて磐田の守備だが、とにかく人に行くようなケースが多い。人に行くのを最優先として、味方が出て行ったスペースは他の選手が埋めるという守備戦術を採用している。
 残留のためにはゴールが必要となる磐田。そのため、相手にボールを握らせたくないという意図が、前から前からというプレーに作用しているのだろう。
 だが、1人でも交わされたらピンチを招くケースが多い。カバーリングも最優先すべき部分がされてないことも多く、ここの守備規則が整理されたいない状態だ。
#0276

 川崎Fは3枚でボールを回すことから、磐田は3枚で特攻してくると予想。SBにもSBが着いて行くような状況が出来るはずだ。こうなると、SBの裏のスペースが空くためここをボランチがカバーするのだが、今度は残されたボランチの脇が空いてしまうのだ。これは前節の広島戦で度々見られた。人に注意を向けるため、スペースへのリスク管理は見落としがちである。ここを如何に突けるかが攻撃には必要となる。
 実際、名古屋との2ndlegでは、脇坂を中心として相手ボランチを脇を突いた攻撃が出来ていた。この試合もそのようなプレーが求められる。





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2019年 ルヴァンカップ 準々決勝1stレグ VS名古屋グランパス~やればできるのに!~

川崎F2-0名古屋

得点者(川崎F)
前半15分 20知念慶
後半16分 28脇坂泰斗


得点者(名古屋)
なし


スタメン
#0268

交代
後半33分 28脇坂泰斗→8阿部浩之
     20知念慶→11小林悠
後半47分 16長谷川竜也→41家長昭博


リザーブ
GK
24安藤
DF
4ジェジエウ
26マギーニョ
MF
32三笘


試合内容

 リーグ戦では調子が上がらない両チームに対戦。川崎フロンターレは、ホームに名古屋グランパスを迎えての一戦となった。序盤から、名古屋5バックの裏を狙う川崎Fは、前半15分。車屋のロングボールに抜け出した知念がGKを交わしてネットを揺らす。一度はオフサイドの判定となったが、VARを介した結果ゴールを認められ先制に成功する。対する名古屋は藤井を下げてジョーを投入。4-4-2にシステムを変更して押し込むが前半は1-0で終える。
 後半開始早々に名古屋の反撃。ロングボールを屈し、川崎Fゴールに襲いかかるがGK新井を中心に守り抜きリードを凌ぐ。すると迎えた後半16分。名古屋のCKをクリアすると川崎Fのカウンターが始まる。ボールを拾ったダミアンがドリブルで運び、ラストパスに抜けた脇坂が豪華に蹴り込んで2点目。
 その後も試合を優位に進めた川崎Fがアウェイゴールを許さず2-0で勝利を収めた。

_________________________________________

感想

みなさんこんばんは
川崎人です。

 さて、一昨日からルヴァンカップが始まりましたね。名古屋には、8月におこなわれたアウェイゲームでは0-3で完敗を喫しましたが、この試合では相手を手玉に取るような形でゲームを進められていました。
 ここ最近の試合で失っていた「我慢強さ」も取り戻し、そこからカウンターで追加点を奪えました。我慢強く戦いながら勝つという面では、フロンターレらしい試合が出来たのかなと思います。
 アウェイゴールを許さずに次の試合に臨めるのは大きいですし、この調子を維持していきたいですね。

 さて、これから試合の解説をしていくわけですが、最初に注意事項という形で言います。
 筆者はスタジアムで試合を見ていましたが、いつもように見返してはいません。何故ならスカパーに入っていないからです。そのため、見返すことは出来ませんでした。ハイライトで見たシーンや、観戦中に気付いたことを記入していくので、所々で曖昧な表現になると思いますが、ご了承ください。


いなすハイプレス。狙うハイライン

 まず、フォーメーションの噛み合わせを見ながら、フロンターレの前半の動きについて解説していきます。
#0269

 名古屋は5-2-3のブロックでハイプレスを選択してきました。それに対しフロンターレは、4-2-4のような形でビルドアップをします。後ろの4枚はCBが固定で、あとの2人はボランチと入れ替わりながら、回していた印象を受けました。自陣で回す際は、名古屋の3枚に対しフロンターレは4枚いるため数的優位が作れます。そのことから、名古屋のプレッシングを剥がすことが出来ていました。
 名古屋の3ラインの1枚目を剥がせば、ネットとシミッチが待ち受けているわけですが、中盤の枚数は手薄になっています。さらに、前の3枚に続いてプレッシングをかけるのではなく、ズルズル下がっていたため、フロンターレが上手くボールを運べていたように感じます。
 
 元々は、ハイラインハイプレスを慣行していた名古屋でしたが、ハイプレスが機能せずただのハイラインの状態。フロンターレは中盤まで運べば、ボールを裏に蹴ることが出来るため、飛び出しが上手いダミアン、知念、長谷川を活かして積極的にロングボールを使えていました。

#0270

 そして1点目のシーンは、下田が前田のデュエルに勝利し、セカンドボールを拾った谷口が車屋に付けた所から始まります。このとき、車屋が内側に入り、相手のボランチ脇で受けることができていました。そこからオフサイドラインギリギリで知念が抜けだし先制に成功したのですが、車屋がボランチ脇で受けられたことが大きかったと感じます。
 前半開始3分にも同じような形で車屋が浮いてダミアンにロングボールを出したシーンが有りました。ここを狙えばチャンスになることは選手たちが分かっていたと思いますし、前半15分という時間に先制できたことが、良い形で試合に入れたポイントだと思います。

 数的優位でハイプレスをいなしロングボールでハイラインを狙うのは、良い流れだったと感じました。


システムチェンジにも慌てず

 前半31分に藤井を下げてジョーを投入。ターゲットとしてラフにボールを放り込んでもOKのような形を選びました。また5バックが決壊したこともあり守備時は4-4-2のようなブロックを採用。
 そして、後半開始と共にフロンターレゴールに向かって奇襲をかけます。
#0271

 そのときの配置が、アウェイ名古屋戦と同じように見えました。ですが、その時間をフロンターレが我慢して守り切ったことが勝因だと思います。これは、選手たちも言っていましたし、特に1番後ろでゴールマウスを守った新井の発言からそれを感じとることが出来ます。
 また、相手のプレッシングに対し2トップをスタートしたハイプレスをフロンターレがおこないました。筆者が試合を観ていた視点がピッチレベルとほぼ一緒だったため、そのメカニズムまでは分かりませんでしたが、2トップ+SHが前に出て、ボランチやSBも着いて行き、チームで統一しながらプレッシングをかけることが出来ていたと思います。そこはすごく良かった部分であり、継続すべきだと思います。


”泰斗”を使えと言い続ける

 筆者は、6月頃から「脇坂泰斗を使ってくれ」と言い続けてきました。(伝わってなかったらゴメンナサイ)
 そして、セレッソ戦のレビューで「配置」の話しを少ししていたと思います。


 その課題を解決するには、泰斗みたいなアイデアを持った選手は本当に必要です。まずスペースに入り込むことで相手の嫌がるポジションに侵入できます。それが「配置」に繋がります。そして、相手を剥がすことによって、DFのズレを生むことも出来ます。相手が無理にボールを奪いにこないのなら、泰斗のように相手の守備組織を破壊するような選手は今後重宝されるはずです。
 実際出ている試合はだいたいの度合いで結果を残していますし、筆者的にはもっと長い時間みたいなと思いました。


総括

 我慢強く戦うにしても、相手を見ながら戦うにしても「やればできるやん!」と思うような試合でした。後は、これを「どれだけ継続できるか」だと思います。名古屋がチームとしてのクオリティが上がりきっていないのも事実ですが、個々の質が高い相手に出場機会が少ないメンバーで勝ち切れたのは自信に繋がったのかなと。
 このメンバーや戦い方を、活かすのか、それとも殺すのかは、鬼さん次第ですし、そういった意味でも、戦い方を「継続できるか」という部分が試されると思います。








では、

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