京都
2016年01月27日
前日の三重県松阪市からそのまま北上し、京都へ。
私としては初めての、
京都での陰陽五行講座を開催しました!
京都タワーが窓辺に見える素敵な会場で、
遠くは広島から、近くは京都から、(←書かなくていい…。)
満席御礼でのたくさんの皆さまがご参加くださいました‼︎
漢方カウンセラーの荒井ナホコさまの美味しい薬膳茶を飲みながら、
約3時間の学びの時間。
今回の講座では
- 陰陽の法則・陰陽太極図とは?
- 陰陽思想の歴史
- 陰陽の対立の統一
- 陰陽のねじれ
- 陰陽の循環
- 陰中の陽、陽中の陰
- シンボル・元型としての太極図
- 五行の法則・五行の巡りを紐解く
- 五行と五星
- 五行と四季・土用
- 五行の相生・相剋関係
- 陰陽道の呪術と五行
- 五行と食
- 五行と日本の民俗風習
- 五行と相撲(武道)
- 五行と茶道(芸能)
- 五行と人間関係
- 五行の一歩通行の巡りを紐解く
など、
陰陽五行の基礎知識についてお話ししました。
皆様とっても感激してくださり、
陰陽五行が大好きになってくださったご様子。
日本人と陰陽五行は、
とても相性が良いのですね。
また、
今回はせっかくの京の都での講座でしたが、
観光の時間は一秒もなく。。
安倍晴明神社行きたかった・・(笑)
次回は観光の時間もちゃんと取って、
また来たいと思います!
平日の日中にもかかわらず、
お忙しい中ご参加くださいました皆さま、
本当にありがとうございました‼︎
またお会いできますことを、
楽しみにしております^^
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k_toshi444 at 22:36
2012年09月06日
お正月の風物詩であるタコ揚げ。
じつはこれ、
昔は「イカ揚げ」だったって知ってましたか?
古来より、日本の都は京都、つまり関西にありました。
そこで、
今で言うところの公務員として活躍していた陰陽師。
彼らの重要な仕事のひとつに、
陰の極まる冬に、陽の気を都に降ろすという呪術的儀礼がありました。
それが「イカ揚げ」です。
(当時は「イカのぼり」ともいわれた)
イカは三角の形をしていますね。
三角は、五行の象意では火を表すシンボルとなります。
陰陽道では
「似たもの同士は性質を共有する」
という考え方がありました。
※
人間の形をかたどった人形(ヒトガタ)などはその典型です。
火は三角形に燃えるもの。
つまり同じ三角形であるイカは、
強い「火」の気を表す生き物とされていたのです。
陰の極まる冬に、
天空にイカ揚げをすることにより、
火、つまり強い陽の気が、
天空にはためくことになります。
これが陽のエネルギーを地上に降ろす力を持ち、
春の訪れをスムーズにするという、
陰陽道の儀礼的呪術のひとつだったのです。
これが、
後に都が関東に移ってから、
関西の「イカ」に対抗し、
関東では「タコ」へと変じ(笑)
タコ揚げ、という風習として、
江戸時代には庶民にも正月の娯楽として広まり、
現在に至るというわけです。
関西と関東の意地の張り合い。笑
現代でもあるあるな、
ちょっとばかばかしくも(笑)なんとも面白い、
現代に残る陰陽道の風習のひとつです。
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k_toshi444 at 01:01