仕事
2022年05月09日
ゴールデンウィークといえば・・「田植え」やろー!(・・。)
という訳で、しばらく農の人してました。
田んぼ仕事をすると、いやおうなく、泥でよごれていく。
働くってことは、一生懸命にやるってことは、どこかよごれていくことなんだって、僕はそんなふうに思う。
易占の道具「筮竹」の中古品を、大阪のお店で見初めて、それを買ったとき、店主さんが、「これはもうお年を召して引退された易者さんがここに託していったものです。若い素晴らしい方のもとへ行ったとお伝えしておきますよ。」と言われた。
「素晴らしい方」は、自分にはそぐわない言葉だけど、でも、新しくない、少しよごれた、でもいまでも力強く在るこの筮竹に、僕はなんだか竹五十本以上の重みを感じた。
新しいものは、確かに良い。
でも、時を重ね、手あぶらがつき、細かな傷もついていたが、「大切にされて」よごれていったこの筮竹に、僕は新品以上の、この上ない魅力を感じたんだ。
これをお店で手に取った瞬間、真剣に、真摯に、たくさんの人の悩みごとを受け止めてきた筮竹であることを、僕の細胞すべてが理解した。
小さな声で、「宜しくお願いします。」と、その筮竹に言った。
敬意を示そうとしたのではなく、自然と、その言葉が喉奥からこぼれた。
世界のホンダの創業者、本田宗一郎さんに、次のようなエピソードがある。
宗一郎さんが、全国のすべての販売店をまわり、全社員に労いの言葉をかけ、一人一人に握手をしてまわっていたことがあった。
ある田舎の販売店に来たとき、そこで働いている整備士が、握手の前に、自分の手が油でよごれていることに気づいて、慌てて手を洗いに行こうとした。
そしたら、宗一郎さんがその整備士を引き止め、「働いてる手じゃないか。立派な手だ。おれはこの油まみれの手がいちばん好きなんだ。」と言って、両手で握手したのだそうだ。
感激のあまり、その整備士は、涙を流した。
田んぼ仕事も、たくさんよごれるからこそ、それが、秋の黄金の実りへと繋がっていく。
・・たぶん、きっとぜんぶ、そういうことなんだろう。
丁寧に、一生懸命に、時を重ねよう。
そして、「大切に」、よごれていこう。
泥だらけの田んぼ仕事の作業着が、なんだか、誇らしく思えた。
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k_toshi444 at 01:42
2020年10月16日
タピオカ、飲んでみた。(今さら・・。)
※容器のマークが太極図っぽい!?
・・う、うまいじゃないか。(・・。)
若者ばかりのお店で、買って飲んでみた。
いつもの自分なら、こんなことはしない。
流行には乗れない方。
仕事がそもそも、古典だからね。(笑)
普段の自分なら、絶対にやらないことをする。
キャラじゃないことを、思い切ってやってみる。
思い返せば、その時にいつも、人生は開けた。
・・仕事も。恋愛も。
陰陽の法則から鑑みれば、キャラクターって、そのためにこそ、あるのかも知れない。
今の自分と、その殻を破った自分とは、多分、別人なのだ。
だから、変わった先の自分が、その時にどう考え、どう思うかは、自分にも、誰にも、わからない。
それって、なんだかすごく、楽しいことなんじゃないかな。
若者の列に並んで、タピオカを飲みながら、考えたこと。
実家の、田んぼの中でよく見た、アレに似てるなーって・・。(←やめろ)
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k_toshi444 at 02:34
2017年05月12日
どこの団体や組織にも所属していないので、
仲間のいない孤独な(笑)フリーの講師活動をしています。
講座道具はすべて手作りです。
最近の手仕事で、
陰陽五行の五志(怒喜思悲恐)マグネットと、
十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)マグネットが完成。(笑)
現在は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)マグネットを製作中です。
人前で話す仕事をしていながら、
非社交的で内向的という謎の性格なので・・(おーい)
こういう地味〜な作業は実は好きなのです。
このマグネットと、
竹の棒五十本(筮竹)を持って、
日本全国の講座へ出かけていきます。
あ、昨年ドイツにも一緒に行ったから、
世界へ、だな。(笑)
仕事を超越すること。
金のため、
自己実現のため、
という目標ではなく、
自己表現の手段として、
頼れる相棒。
噺家にとっての扇子。
料理人にとっての包丁。
岡本太郎にとっての絵の具。
ヘルマンヘッセにとってのペン。
その"手段"という創造力が、
平凡な日常の繰り返しを一挙に転じ、
一つの芸術と化する。
これからも一緒に、
世界中へ行こう。
君という「手段」で、
僕は、
"宇宙"という常しえを、
表現してみせるよ。
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k_toshi444 at 23:09
2016年10月02日
はあ…。
なんでこう、仕事だと全然喋れるのに、
プライベートだとこんなに人見知りなんだろう…。
(しょぼーん…。)
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k_toshi444 at 14:20
2016年03月08日
家では仕事がまったくはかどらない...。
なんでかな。
やっぱり自宅というのは、
「くつろぐ」という場の印象が自分の中にあるからだな。
モードを切り替えられないんだ。
場を変える。
つまり、
内ではなく外を変える。
それだけで、
意識のモードが全く変わってくるから、
人間は複雑なのか、単純なのか。笑
というわけで、
家ではだらだらして全く仕事にならず...、
よくお世話になっている近所のガストへ。
コヤマオフィス、ガスト営業所と呼んでます。笑
※両社の提携を(株)すかいらーく側は否定しているようです。(でしょうね)
いつも頼むのは、
ビールと、
おつまみのプリン。
おつまみになってないという説もありますが...。
...いえいえ、あなどるなかれ。
ビールにプリン、
これがなかなかのカップルなのですよ。笑
この至高のハーモニーを、
舌上の奇跡のセッションを、
ぜひ皆さまにお伝えしたくて。
...なんてことやってないで、
仕事をしましょう、仕事を。(...。)
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k_toshi444 at 00:50
2015年07月14日
明日は
人生初の新潟県での陰陽五行講座。
前泊するため、
十日町市へやってきました!
今講座を招致、主催くださった宮澤さまと、そのご友人と一緒に、
ミーティングという名の飲み会をしました。笑
※オシャレすぎる十日町市の日本酒バー!
新潟は米どころであり、水もきれいで、
美味しい日本酒がたくさんあります。
早速地元十日町市の日本酒と、
地ビールを注文!
(いきなりチャンポンかい。。)
どれもものすごく美味しかったのですが、
一番のお気に入りは、
名物のアスパラ!
東京でスーパーで買って食べるアスパラと比べて、
香りと歯ごたえが全く違います!
十日町市にお立ち寄りの際は、
ぜひ、アスパラを食べてみてくださいね^^
楽しいお話は尽きなくて、
気がつけば講座前日にチャンポンだけでなく、
ビールを4杯おかわりという・・。。(おーい)
・・ハイ、仕事はしっかりと努めます。。
明日お会いする皆さま、
どうぞよろしくお願いいたします!(・・汗。)
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k_toshi444 at 22:02
2014年07月10日
国立科学博物館へ行ってきました。
ひとりで。笑
いつも、ここにはたまに出かけます。
たくさんの子供に混じって、
一緒にわー~~と言いながらシアターを楽しんだり、
デカイーー!!と叫びながら、
マンモスや恐竜の骨を見て帰ります。
それだけで、元気になれます。笑
恐竜の骨を見ていた子供が、
お父さんに質問をしていました。
「なんで恐竜って、こんなに大きいの?」
お父さんは困った顔して、
「恐竜は大きいものなんだよ。」
と言っていました。
答えになっていません。笑
子供の質問は、
根源的で、鋭角的で、純粋です。
だから僕は、
ここに来ると、
いつも元気になれる。
子供の会話に耳を傾ける。
子供の行動を観察する。
彼ら、彼女たちは、
いつも、根源につながっている。
そして、
残酷なまでに無垢に、
それを直球で大人たちにぶつけてくる。
忘れたくない。
自分の仕事で、
講座でぶつけていくのは、
これなんだ、と。
”使えない講座”で、
かまわない。
無垢で、
純粋なるものに、
ほんの一瞬でも、
触れられる場を提供すること。
そこを
僕は突き詰めていくのだ、と。
ここに来ると、
いつも原点に立ち帰ることができる。
みんな、必ず一度は子供の頃に抱いた「問い」。
忘れてしまっているけど、
なくなってしまったわけじゃない。
恐竜は、なんで大きいの?
魚は、何で泳いでるの?
…宇宙は、なんで始まったの?
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k_toshi444 at 19:31
2012年12月03日
生まれ持った性格には、意味がある。
性格を変えようと一生懸命努力するより、生まれ持ったその性格がどうしたら輝くかを考えた方がいい。
せっかちな人は、せっかちさが生きるように、あなたが取り組んでいる仕事で発揮していけばいい。
慎重な人は、慎重さがより生きるように、あなたが取り組んでいる仕事で発揮していけばいい。
100人いれば、100通りの性格があり、100人それぞれの輝き方がある。
あなたには、あなたにしか成し得ない、貢献の仕方がある。
自分の性格を認めてあげよう。
そうしたら、もっともっと、自分のことが好きになれる。
ダメな性格なんて、
変えなければ幸せになれない性格なんて、
そんなもの、初めから何ひとつないんだよ。
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k_toshi444 at 03:30
2012年11月30日
むか~しむかし、テレアポの仕事をしていたことがある。
テレアポと言っても、資料請求してきた相手や、問い合わせのあった人に電話をするのではなく、いきなり電話してアポを取る、いわゆる飛び込みテレアポの仕事だ。
かけた瞬間、相手は営業とわかると、あからさまなイヤな態度でガチャンと切る。
…まあ、当たり前だけど。(^^;; 自分もそうだしね。
でも仕事。
やらなければならない。
ガラス細工のように繊細な心を持つ僕は(自分で言うな~)ガチャンと切られるたびに、その都度、傷ついていた。
別に当たり前だし、忙しい中いきなり電話してるのは僕だし、でも、でも、この小さなグラスハートは、しくしくと、本当に傷ついたんだ。
それでも、その仕事をしなければならない、のっぴきならない事情があったので、僕はやらなければならなかった。
では、どうすればこの仕事を楽しくできるだろう?
苦し紛れの僕が考えたのは、自分という人格を消し、色んな地域の人になり切る、という、半分やけっぱちの方法だった。
その方法とは、例えば、大阪人になり切りって大阪弁でしゃべってみたり (もちろんネイティブにはすぐウソとわかる)、大学生の時に覚えた北海道弁でしゃべってみたり、また、耳が痛くなるほどの大声でしゃべってみたりもしたし、カタコトの日本語でしゃべってみたこともあった。(爆)
…ハイ。 何をしてるんでしょうって感じです。笑
そうすると、そんな色んな地域の人の人格を演じてしゃべってる自分が可笑しくて可笑しくて、断られても、いきなり切られても、全く動じなくなった。
そうこうしていくと、なぜだかわからないけど、こんな胡散臭い電話をしているやつが、高確率でアポが取れるようになっていた。
まじめに、マニュアル通りにお話していても、全くアポがとれなくて、そして、いちいち傷ついていた僕だったけど、アポ数では日計でトップに立つこともしばしばだった。
その時は苦し紛れだったし、考えても理由がわからなかったのだけれど(てか考えてもなかった)、人生とは 極論すると 「気分との共時性」 だということが分かったのは、それからずーっと後、易経を独学で学んでからだった。
「楽しい気分で、大胆不敵。」笑
これが、 僕のひとつの人生哲学でもある。
できないときもあるけどね。
もちろん、演じるときは、ハリウッド俳優ばりに、本当にその人格になり切って、真面目に演じるんだよ。笑
その方が、 自分が面白いから。
ひょっとしたら、人格も、何通りも楽しんでいけたらいいよね。
人生は、自由だよ。
自分に言い聞かせながら。笑
・・そう。
人生は、何をやっても、何者を演じても、自由で、自由で、自由なんだよー。
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k_toshi444 at 23:55