自己破産 官報

自己破産と官報について。官報には紙で配布されるものの他に、インターネット上で公開されるものがあります。
自己破産のデメリットとして、いろいろなところに書かれている官報への記載はインターネットの普及によって状況が変わってきたのです。
通常なら官報をわざわざ購入して読む人はいません。
しかし、インターネットならば無料ですし、検索することによって情報を引き出すことができるのです。
自己破産者にとって大きな脅威となっているのです。
自己破産をしたことを知られたくないと思う気持ちはわかります。
知られなければ会社勤めも継続できるからです。
自己破産したことは自分のだらしなさを表していますから、自慢できることではありません。
しかし、それだけのために社会から隠れる必要はないのです。
自分から言い出す必要はないでしょうが、知られたからと言ってあなたの人間性が否定されるわけではないのです。
債権者以外には実質的な迷惑もかけていないのです。
さて、インターネットの無料官報ですが、掲載期間は30日間です。
内容は印刷物と同じものです。
内容の検索もできるサイトが登場しています。
これだけ自己破産の話題が出ているのですから、官報サイトを興味本位で見る人も増えてくるでしょう。
自分の知り合いでなくても、掲載された内容を誰かに教えたくなる不届き者が出てくるのです。
いずれ情報が漏れることはあきらめましょう。
開き直ることです。
自己破産した事実は消えないからです。
デメリットに振り回されずに、これからの人生をどう生きるかが大切なのです。

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