2010年02月02日 22:19 山形新聞
アルバイトの担保にすると偽り、消費者金融のキャッシングカードをだまし取ったとして、本籍川西町、無職佐藤一幸被告(36)=詐欺罪などで公判中=ら7人が詐欺容疑で逮捕された事件で、一連の事件の被害額が2千万円を超えることが2日、米沢署の調べで分かった。手口は佐藤被告が考案し、逮捕された容疑者のうち数人を過去にだましていたことも判明。手口が模倣され、被害が拡大した。県警捜査2課と同署は同日、同様の手口による詐欺容疑で、新たに1人を逮捕、2人を再逮捕した。
逮捕されたのは、南陽市赤湯、会社員河内佳祐容疑者(21)。再逮捕は▽米沢市東大通1丁目、無職樋口達也(22)▽高畠町元和田、無職高橋優介(21)の両容疑者。
3人の逮捕容疑は共謀し、昨年7月上旬、米沢市の男性会社員から、さらに高橋容疑者は同じころ、川西町の男性会社員から、カード各2枚をだまし取った疑い。
いずれの手口も「パチンコ店の客を装うさくらのバイトがある」とし、口外しないための担保にカードを要求。カードを受け取ると限度額まで不正に融資を受け、遊興費などに使っていた。被害者を信用させるために数回、パチンコ店で遊技させてアルバイト代を払い、数カ月間は消費者金融に返済していたという。
樋口、高橋の両容疑者は佐藤被告にだまされたことがあり、「自分もやられたからやった」などと供述しているという。佐藤被告は5年ほど前から犯行を重ねていたとみられる。同署はこれまでに置賜地方で約60件の被害を確認。ほかにも数十人から被害相談があり、裏付け捜査を進めている。
アルバイトの担保にすると偽り、消費者金融のキャッシングカードをだまし取ったとして、本籍川西町、無職佐藤一幸被告(36)=詐欺罪などで公判中=ら7人が詐欺容疑で逮捕された事件で、一連の事件の被害額が2千万円を超えることが2日、米沢署の調べで分かった。手口は佐藤被告が考案し、逮捕された容疑者のうち数人を過去にだましていたことも判明。手口が模倣され、被害が拡大した。県警捜査2課と同署は同日、同様の手口による詐欺容疑で、新たに1人を逮捕、2人を再逮捕した。
逮捕されたのは、南陽市赤湯、会社員河内佳祐容疑者(21)。再逮捕は▽米沢市東大通1丁目、無職樋口達也(22)▽高畠町元和田、無職高橋優介(21)の両容疑者。
3人の逮捕容疑は共謀し、昨年7月上旬、米沢市の男性会社員から、さらに高橋容疑者は同じころ、川西町の男性会社員から、カード各2枚をだまし取った疑い。
いずれの手口も「パチンコ店の客を装うさくらのバイトがある」とし、口外しないための担保にカードを要求。カードを受け取ると限度額まで不正に融資を受け、遊興費などに使っていた。被害者を信用させるために数回、パチンコ店で遊技させてアルバイト代を払い、数カ月間は消費者金融に返済していたという。
樋口、高橋の両容疑者は佐藤被告にだまされたことがあり、「自分もやられたからやった」などと供述しているという。佐藤被告は5年ほど前から犯行を重ねていたとみられる。同署はこれまでに置賜地方で約60件の被害を確認。ほかにも数十人から被害相談があり、裏付け捜査を進めている。