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 三谷幸喜監督は第一回監督作品「ラヂオの時間」が傑作で、それまで観ていたテレビの古畑任三郎シリーズも面白かったので、次の作品も期待しました。
 が、「みんなの家」「笑いの大学」は笑えたものの出来はまあまあで、「THE 有頂天ホテル」に関しては、この作品のファンの方には申し訳ないのですが、私は正直がっかり。

 そういった事で今回三谷作品公開と言うこともあまり期待感もなく、DVDでも良いかとも思いましたが、テレビでいろいろと宣伝しますし、予告で観たストーリーも面白そうでしたので、「ひょっとしたら面白いかも」と考えて観に行ってきました。

 感想は「素晴らしい出来映え」

 「ラヂオの時間」は傑作で、あの作品を越えたか?という事になると異論のある方も多かろうと思いますが、この作品が三谷映画で一番の評価を受けても全く不思議ではないと思います。テレビのインタビューで監督が「佐藤浩市の代表作になるはずです」と冗談めかして話してましたが、それにも異論がありません。

 映画のコマーシャルで佐藤浩市がナイフをなめてるシーンがありますが、あのシーンは傑作。観てもらえば分かりますが、ホントに笑えます。港での銃撃シーンも傑作です。

 マジックアワーという言葉の意味は映画の中で説明がありますが、往年のスターを演じる柳沢慎一に語らせるシーンも素晴らしい。

 映画の舞台となる街の雰囲気も素晴らしく、主演の佐藤浩市をはじめ妻夫木聡、西田敏行、小日向文世、寺島進、戸田恵子、香川照之、とても良いです。

 136分間、きっと楽しい時間が過ごせるお薦めの映画です。