2021年01月14日
昨年の相場で学んだこと
2020年3月のコロナショックで日経平均株価が16,000円台まで暴落した局面で、私は買付余力がふんだんにありながらも、底値で株式を仕込むことがほとんどできませんでした。
また、3月下旬以降のリバウンド局面においても2番底のリスクを恐れて株式の追加購入はそれほど積極的になれず、昨年は大きく儲けるタイミングを逃してしまいました。
今回のコロナ相場を通して改めて学んだことは、株式市場には「織り込み済」という便利な言葉があることです。
2020年3月に一度コロナショックを経験した投資家は、コロナの第2波、第3波に対しても耐性がつき、織り込み済みということにしてしまいました。
コロナショックで投資家にコロナに関する株価下落材料への免疫がついたかのようです。
遅くともこの冬場に株式市場の二番底が訪れるだろうということで構えていた私は思いっきり予想を外しそうです。
今後、実体経済の悪化により、株式市場が織り込んでいない事態が発生しない限りは、実生活ではコロナウィルスの感染拡大におびえながらも株式市場は堅調に推移するのではないかと思います。
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この記事へのコメント
1. Posted by ZM先日購入 2021年01月14日 06:58
私は昨年の下落の初動で買ってしまい、その後底が見えぬ恐怖と、リバウドの際に買値付近でのやれやれ売りと、下手くそ丸出しでした。そろそろ暴落との思い込みとは真逆の上昇相場ですが、難しい局面ですね。