2023年03月

□ トリプラをとっかかりに 機に満ちた市場を直視

【勘流雑感】
 昨日の米株は続伸。金融不安の先行き見通しは不透明だが、短期的な落ち着きを前に買い戻しが継続。日経先物は、ドル不信の緩和によるドル円の上昇もフォローとして本日中にも28,000円を超える勢いだ。評論家が認めたがらぬが、岸田政権の支持率上昇による外人部隊の日本株への見直しも現在の株高に大きく寄与している。4月序盤にかけては、今晩の米個人消費支出、来週の米雇用統計などを受けたインフレ動向とFRBの所作が市場の焦点として復活するが、例年通りの4月の株高、5月からの調整ベクトル入りを基本シナリオとして対処するが善かろう。

 さすれば、先週からの強気一貫スタイルで優位性を高めた先物に関しては、本日は27,750円までを買い向かい、大半を60−80円幅で回す戦術で挑む。27,700円割れは撤収、週明けの仕切り直しへ。

 昨日の個別は配当落ち分を即日埋めんとした日経平均の強い流れに反し、総じて軟弱に推移。金融システム以上に株価への不信感が募っているゆえ、チャートの見栄え悪き銘柄は早めに処理しながら、潜在能力が高く、チャートが生きている銘柄を中心に少数精鋭で種を蒔き、萌芽とともに買い乗せるスタイルを続行されたい。
 
【勘流銘柄】
□ 5136 トリプラ
3/24 2,400円より 3/30 2,620円 +220 9%高
3/17− 22の3日で16%高を果たした NOTE<5243>に続くAIチャットボット関連。ここ2週間の冴えない相場でストレスを抱えているであろう読者向けに早め公開としたが、昨日の飛躍と部分利入れで多少でもマーケットに前向きになれたのであればなによりだ。会員サロンでは昨日寄り付き後の2,400円付近にて買い乗せ提唱。部分利入れ直後の下押しは買戻し好機として処す。

□ 4080 田中化研
理屈ばかりの欧州主導の全面EV化が頓挫しつつあることで、むしろ関連銘柄に見直し買いが入っている。昨日の急動意後も手綱は緩めず、押さば1,4●0円近辺までを胆力を持って接する。

(その他)
3660 アイスタイル、3661 エムアップ
昨年来、提唱時の成果が思わしくないゆえその他とするが、、、、、、、、、、、、、、の梃入れが目される。サロンン解説事由から、4165 プレイド、4053 サンアスタリスクなども注目。

5256 Fusic
本日の新規上場。このところIPOは期待外れが続いているが、事前人気の高いここはさすがに買われよう。公開価格2,000円の2.5倍、5,000円以下で寄るなら拾ってみたい。ココルポート<9346>もそこそこ期待。公開価格3,150円の2割高レベル、3,800円以下なら攻めてみたい。

◎ 6700番台GS銘柄
GS君もサロンにて述べているように、そろそろ当テーマにも資金が回ってこよう。昨日からの◎2000番台、一昨日からの◎ 3000番台もまずますの出だし。

6700番台は間もなくここに記される
 ↓




□ 祭りの先頭で踊る

【勘流雑感】
 昨日の米株は反発。ドイツ銀行の底堅さやVIX指数の軟化が示すように、金融システム不安に対する市場心理の過度の警戒が和らいだことで、狼狽売りしたマネー群が市場に回帰している。次なる危機的事案に向けて飛び込み台の位置が高まっているようにも映るが、誰もが強気の楽観相場に比べれば、現状程度のストレスなら歓迎すべきであろう。ナイトセッションの日経先物が200円強上昇しているゆえ、日経平均が本日の配当落ち分をすぐさま埋めてくるようなら28,000円台にて新年度を迎えられそうだ。

 日経先物が上昇しても一般投資家の心理はすぐには改善せぬゆえ、本日中の材料株の一斉蜂起は望み薄だが、潜在能力の高い銘柄に少数精鋭で種を蒔き、萌芽とともに買い乗せるスタイルを続行されたい。
 
 連日のロング戦術が奏功している先物に関しては、本日も27,500円までを買い向かい、大半を60−80円幅で回す。27,450円割れは撤収。なお、楽天ベア<1459>に関しては一旦はお役御免としてクローズする方針で挑まれたい。

【勘流銘柄】
□ 5136 トリプラ
3/17- 22の3日で16%高を果たした NOTE<5243>に続くAIチャットボット関連。本日からは2,2●0円での買い乗せを目す。上昇局面では2,4●0円近辺もサラリと買い乗せへ。□ 4443 Sansan、□ 4080 田中化研も初志貫徹。

(その他)
5257 ノバシステム、9435 ビズメイツ
本日の新規上場。昨日のAnyMind<5027>が予想を超える不人気ぶりだったゆえ、前者は公開価格1,700円の65%高水準の2,800円、後者は公開価格3,250円の35%高水準の4,400円以下で寄るなら拾ってみたい。

3687 フィックスターズ、3655 ブレインパッド、6864 エヌエフ
紹介後の2日で全て流れが上向いてきた。ここからも押さば買い、噴かば売りにて持続的に注目されたい。

何かしら参考になっておれば是非に
  ↓ 




□ 5136 トリプラ、少数精鋭

【勘流雑感】
 昨日の米株は反落。金融システム不信の緩和をフォローとして32,500ドル台を超える局面もあったが、上値追いには至らずに前日比37ドル安で取引を終えた。カンファレンスボードの3月消費者信頼感指数、FRB高官による金融システムに関する議会証言ともに買い仕掛け、売り仕掛けのどちらでも可能な玉虫色の内容であったが、株価に動意を生じさせるには至らず。現状では売り方、買い方ともに制空権を掌握しきれていないとみるが妥当であろう。

 月初からの米金利の急低下と株価の調整がリンクしてきた流れを鑑みれば、次なる波動は上方向に生じるとみているが、実質的な年度替わりとなる今週中の上下は単発的なものかトレンド性を有するものかの判断が困難。一定の現金枠の確保、楽天ベア<1459>の対応、撤収要件の順守などで突飛安に備えながら、先物買い、少数精鋭での現物買いを進めていくが善かろう。本日の先物も26,700円までの広めエリアの買い向かい、上昇時は買い値60−80円幅での即回転を図るスタイルを続行。26,650円割れは撤収。

【勘流銘柄】
□ 5136 トリプラ
会員サロンでは先週末2,400円割れからの提唱。3/17- 22の3日で16%高を果たした NOTE<5243>に続くAIチャットボット関連。昨年末の提唱時は3日で31%高を達成。今月半ばの決算は好材料出尽くしで反応したが、利入れ一巡後の巻き返しは必然。現在、当テーマ関連以外に持続的に買われうるテーマ株は皆無。方々で様々な関連銘柄が取り上げられているが 八方に手を回したところで値動きは似通ってくるゆえ、浮気をせずにここを集中的に攻め入られたい。本日も2,400円以下、2,●●0円の二段階種蒔きを続行。上昇局面では、、、、にてサラリと買い乗せる。

□ 4000番台短期指向、□ 4080 田中化研も現値買い、コツンと来たところで玉を増やす構えを続行。

(その他)
5027 AnyMind
本日の新規上場。さほど上値も期待しておらぬゆえ、公開価格1,000円の25%高水準、1,250円以下で寄るなら拾ってみたい。

3687 フィックスターズ、6864 エヌエフ など
AI関連を増やすなら量子コンピュータにも絡む銘柄に注目したい。遠目で持続的に注目。

何かしら参考になっておれば
  ↓

■ 短期視点、長期視点の使い分け

【勘流雑感】
 昨日の米株は続伸。経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の買収案件がまとまった事で安心感が広がり、債券売りと株式買いが進行。日本株と米銀の業績動向との関連性は低いゆえ、米銀主導のNYダウの上昇は直接的な追い風とはならぬが、心理的な支えとしての効果は大きい。

 長期的に見れば金融不安に伴う急落局面は散発しようが、ボラティリティの高まりは1,2週間での短期回転を目論む投資家にとっては願ってもない展開。メリハリのないTVドラマよりも、適度に悪役が登場するドラマの方が視聴率が上がるのと同じ。主要国政府と中銀の余力を鑑みれば「最後に買いが勝つ」見立ても普遍。

 もっとも、実質的な年度末と年度初めを控える今週に関しては理に適わぬ上下動も予測されるゆえ、先物は26,700円までの広めエリアの買い向かい、上昇時は買い値60−80円幅での即回転を図るスタイルを続行。26,650円割れは撤収。個別に関しては、ディーラー連中の日和見売買によって大半の銘柄が似たりよってりの経過となりやすいゆえ、分散投資を避けた少数精鋭での取り組まれたい。悪役が闊歩するケースに備えるべく、楽天ベア<1459>も要所で売り買いをこなしていく。

【勘流銘柄】
□ 5000番台短期指向
先週末からの参陣。3/17− 22の3日で16%高を果たした NOTE<5243>の後継銘柄として眼前の押しを粛々と。2,500円近辺も果敢に買い乗せるが善かろう。

□ 4000番台短期指向
先週のFOMC後もナスダックを中心に成長株は総じて堅実に推移。高PERを妄信した膨大な信用売り残も楽しみだ。ここも1,600円台中盤も果敢に。□ 田中化研<4080>もまだまだこれから。

この辺は動きがあり次第ここに記す
   ↓


■ 1459 楽天225ダブルベア
1/25、2/6、3/6 平均1,379円より 3/16 1,481円 +102 7%高
株価や悲観派の煽りに屈してやみくもに恐怖心を高めてしまうなら、現金ポジションを空けるなり、ここで保険をかけながら前に進む。

(その他)
4395 アクリート、9563 アトラステック
旧勘流銘柄。ともに水準訂正に向けた準備が整いつつあるようだ。現値をサラリと拾い、動意を増すなら買い乗せる。3月安値割れは撤収。サロン解説背景を鑑み、3687 フィックスターズ、3655 ブレインパッドなども遠目で注目。

◎ 4169 エネチェンジ
EV充電器の普及は遅々として進んでいない印象だが、後戻りはできぬゆえ株価水準の切り上げは時間の問題。材料株の一部に年度末の玉整理売りが見受けられるが、全体的な不穏な空気に流された提灯筋の売り物は耽々と買い向かうが善かろう。GS君やS教授の方で関与しているmonoAI<5240>も同じ。


■ 銘柄選びの前に戦術を精査する

【勘流雑感】
 先週末の米株は続伸。欧州市場ではドイツ銀行を中心とする金融システム懸念が増幅したが、金融当局への信頼が勝り、引けにかけて下値を切り上げた。露骨なモラルハザードゆえに、株価大幅高局面での飛び乗り買いは暴挙だが、今後も金融システムを経過したパニック売りに際しては粛々と買い向かうが有効となりそうだ。今週の日本株は、海外にて金融システム懸念が増幅せねば、水曜までの配当権利、週後半は期末株価を意識した機関投資家の意図的な買い、すなわちドレッシング買いがサポートする堅固な流れが予想される。

 さすれば、今週の先物は突っ込み買い妙味を考慮した26,700円までの広めエリアの買い向かい、上昇時は買い値60−80円幅での即回転狙いを軸とする。26,650円割れは撤収。26,500円を割り込むなら、オプションの屑コール買いへ。

 個別の物色対象は、好材料銘柄を除けばIPO、バイオ、AIが本命、クラウド、DX、EVが二番手といったところ。IPO、バイオでのギャンブルは愛好家向きであり、それ以外はディーラー連中の日和見売買によって似通った上下になると目されるゆえ、買うべき銘柄は絞られる。すなわち、銘柄選びに莫大な時間を費やしたり、分散投資に意味はない。少数精鋭にて戦術の精査に勤しまれたい。

【勘流銘柄】
□ 5000番台短期指向
先週末からの参陣。3/17− 22の3日で16%高を果たした NOTE<5243>の後継銘柄として眼前の押しを粛々と。

□ 4000番台短期指向
先週のFOMC後もナスダックを中心に成長株は総じて堅実に推移。高PERを妄信した膨大な信用売り残も楽しみだ。□ 田中化研<4080>もまだまだこれから。

■ 1459 楽天225ダブルベア
1/25、2/6、3/6 平均1,379円より 3/16 1,481円 +102 7%高
株価や悲観派の煽りに屈してやみくもに恐怖心を高めてしまうなら、現金ポジションを空けるなり、ここで保険をかけながら前に進む。

(その他)
5253 カバー
本日の新規上場。それなりに人気はあるゆえ、公開価格750円の6割高、1,200円辺りまでに寄るなら拾ってみたい。

◎ 4100番台GS銘柄
先週末は一段高の後に利入れに押されたが、押しを買えるチャート形状を維持。EV充電器の普及は遅々として進んでいない印象だが、後戻りはできぬゆえ株価水準の切り上げは時間の問題であろう。全体相場の目先の上下が読みにくい現状であれば、今日からの◎ 3600番台をじっくり取り組むも理に適っている。

何かしら参考になっておれば
  ↓


□ NOTE<5243>後も手を緩めず

【勘流雑感】
 昨日の米株は反発。前日の急落の反動、米金融当局の預金保護方針をフォローとして32,500ドル台を奪還したが、引けにかけては急失速。かろうじて32,100ドル台で取引を終えたが、FOMCでの利上げ幅拡大懸念を主犯とし、金融不安を大義名分とした財閥系マネーの玉整理が一巡したとは言い切れぬ環境だ。日本株に関しては配当権利取り、東証の低PBR、ROE企業への是正方針が支えとなっているが、先週安値26,632円での底打ちに関しては懐疑的にみておくが無難であろう。
 
 さすれば、楽天ダブルベア<1459>での急落へのヘッジ、多めの現金ポジションなどにより不測の事態に備えながら、先物や材料株の強気スタイルを続行されたい。

 昨日27,000円近辺で寄り付いた後、夜間の27,370円までの上昇過程で楽に利入れを図ったであろう先物に関しては、本日は26,950円までを買い下がった即回転狙いに処す。26,900円割れは撤収。NOTE<5243>が飛躍した材料株に関しては、攻撃の手を緩めずに新たなる銘柄を耽々と攻め入られたい。

【勘流銘柄】
・ 5243 NOTE
3/17 783円より 3/22 915円 +132 16%高
今月6日からの取り組みは2日で34%高、今回は3日で16%高を達成。チャットAIの未来は明るいゆえ、流れ善きうちは即回転狙いで持続的に注目されたい。

□ 新たなる短期指向

NOTE<5243>の後継銘柄として参陣。昨年後半には一点買いにて急騰を果たした経緯から鮮明に記憶している仁も多かろう。来月前半の現値15−25%高を目標に据え、眼前の押しを粛々と拾われたい。昨日からの □ 4000番台、□ 4080 田中化研も押さば買い、動意も買い乗せ。

■ 1459 楽天225ダブルベア
1/25、2/6、3/6 平均1,379円より 3/16 1,481円 +102 7%高
日経平均と逆相関するETF。全体戦術で述べているように、ノーガードで打ち合うべき相場環境ではない。水曜1,380円台までを買い戻したら、本日も買い玉の保険感覚にて大半をホールドに処す。場

(その他)
4395 アクリート、9563 アトラステック
旧勘流銘柄。ともに水準訂正に向けた準備が整いつつあるようだ。サロン提唱戦術にて注目。

◎ 4000番台GS銘柄
GS君の方では週明けから参陣。元より気長に処すべき銘柄ではあるが、短期暴騰を果たした前回の成り行き、チャート付きの見栄え良化などを鑑みれば 今回も期待したい。直近で10%高を2往復したMonoAi<5240>もまだまだ上値余地が大きいように映る。

◎ 4000番台はここに記されよう
   ↓


ここ1カ月の全勘流・GS銘柄
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□ 揺れ動く市場心理を生かす

【勘流雑感】
 昨日の米FOMCは市場予想通りの0.25%利上げを決定し、23年末の政策金利見通しも5.1%を中央値とした。直後の株価は安心感にて上昇したが、パウエル氏の会見で状況は一変。年内の利下げ転換に否定的な見解を嫌気し、NYダウは高値から700ドル強も下落した。日経先物も米株安と円高のダブルショックにより27,300円台中盤から27,000円近辺まで下落。期末配当や東証による低PBR是正方針が支えとなった底堅さが印象的だったものの、更なる米株安と円高への耐久性には不安が残る。

 さすれば、昨日寄り値近辺からの買い戦術、FOMC直後の上振れショートで利益を積んだ先物に関しては、本日もストレッチ感覚の資金枠にとどめながら 26,850円までを買い向かった即回転狙いに処す。個別に関してはFOMCに起因する全体相場の崩壊はないとみて、材料株を耽々と攻め入るスタイルを続行。

【勘流銘柄】
□ 5243 NOTE
3/17 783円より 3/22 915円 +132 16%高
今月6日からの取り組みは2日で34%高にて終了。今回も昨日までの3日で16%高を成し遂げた。チャットAIの未来は明るいが、ここからの買いは単なる提灯買い。デイトレ狙いで注目されたい。

□ 昨日からの4000番台
本日の地合い悪を利用すべく、NOTEの利益をここに移す。FRBの「金融危機を喫緊の恐怖ではない」との意思表明がグロース株復活の狼煙となろう。高PERを妄信した膨大な信用売り残も楽しみだ。

■ 1459 楽天225ダブルベア
1/25、2/6、3/6 平均1,379円より 3/16 1,481円 +102 7%高
日経平均と逆相関するETF。昨日1,380円台までを買い戻したら、本日は利入れを焦らず、買い玉の保険感覚にてホールドに処す。

(その他)

5252 日本ナレッジ
本日の新規上場。昨日のSHINKO<7120>と異なり事前人気が高い。振れ幅は大きくなるが公開価格1,500円の2倍強、3,300円辺りまでに寄るなら拾ってみたい。アイビス<9343>は公開価格730円の約2倍、1,500円以下を攻める。ハルメク<7119>はスルー。

◎ 5240 MonoAi
3/16 平均単価1,688円 3/22 1,939円 +251 14%高 
GS君の方で、2月以降で3度目となる短期10%高を果たした。本日も突っ込み買いに利あり。

何かしら参考になっておれば
   ↓






□ 市場心理改善に向けた下地作り

【勘流雑感】
 昨日の米株は大幅に続伸。イエレン財務長官が、今後の金融破綻に際しても預金を全額保護する方針を示した事で、市場心理が改善された。SVB破綻による金融システムへの警戒心を隠れ蓑とした財閥系マネーによるFOMC前のリスクポジション整理こどが最近の下落の主要因としてきたが、制空権が買い派に移譲される日も近そうだ。もっとも、今晩のFOMC後の急落、更なる金融機関の経営不信などに予断は許さぬゆえ、全体相場としては懐疑的に見ながら、その崩壊以外においては材料株を耽々と攻め入るスタイルが善かろう。

 さすれば、本日の先物はストレッチ感覚の資金枠にて27,000円までを買い向かったデイトレ狙いに処す。26,950円割れは撤収。ナイトセッションにおけるFOMC後の乱高下は逆張り即回転狙い。個別に関しては、□ 新たなる勘流銘柄にて市場心理の改善にむけた下地を作り、FOMC後は流れに沿った戦術へ移行する。

【勘流銘柄】
□ 5000番台短期指向 
前回の取り組みは短期3割高を達成。最近の金融不安に煽られた材料株の需給悪化を利すべく、先週末から再戦。月曜に日経や東証グロース指数が暴落する中、下値切り上げにて2日で6%上昇中。本日も反撃の狼煙として強気続行。

銘柄はここに記す
  ↓

□ 新たなる勘流短期指向
DX事業はすこぶる好調。今夜のFOMCが市場予想通りの0.25%利上げ決着となれば、「FRBは金融危機を喫緊の恐怖と捉えてない」との見方がグロース株復活のフォローとなろう。高PERを妄信した膨大な信用売り残も鑑みれば、年初来高値も通過点とみておくが上策。

(その他)
7120 SHINKO
本日の新規上場。不人気が予想されるゆえ、基本はスルー。

◎ 5240 monoAI
GS君の方で先週木曜1,680円台から参陣。週末には1,920円台まで上昇し、2日で14%高を達成。返す刀で月曜の1,780円割れを買い直したようだが、2往復目も派手な値幅になりそうだ。

壁にぶち当たったら、考察法そのものを見直すが上策

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□ 材料株の一角に買い好機到来

【勘流雑感】
 先週末の米株は経済指標がインフレ鎮静を示したが、金融不安に対するリスク回避が主流となって反落。日経先物は米株安とドル円安のダブルパンチで前日比330円安でクローズ。今週は水曜のFOMCの結果次第で上下に株価が振れそうだが、26,000円台中盤では配当権利取りや東証の低PBR改善方針などが防波堤となる一方で、27,000円台後半では今月序盤に膨張した裁定買い残や金融不安に足を引っ張られそうだ。

 すなわち、毎日の上下を予測するは困難ではあるが、月末までを見越せば突っ込み買い、噴き値売りが妥当な戦術となろう。数か月間の長期視野からは、金融不安への警戒心をFRBの利上げ打ち止めへの期待が凌駕する強気スタイルが有益との見方は不変。

 さすれば、先週末26,800円までを買い向かい、その後の27,000円台で首尾よく利入れたであろう先物に関しては、本日も26,550円までをパラパラと買い下がり、大半を60−80円幅で回すスタイルで挑まれたい。26,500円割れは撤収かつオプション屑コール買いを再開。個別に関しては現金枠を多めに残し、祝日明けからの再出発に備えるが上策。

【勘流銘柄】
□ 5200番台短期指向 
前回の□勘流提唱時は短期3割高を達成。その後の相場悪化による株価調整により仕込み好機が再来している。日経先物が腰の座りの悪い経緯を続けている中では、真新しい銘柄よりも馴染みのある銘柄に注力するが売買の原則。□ 田中化研<4080>も撤収要件を意識しながら現値は粘り強く。

■ 1459 楽天225ダブルベア
1/25、2/6、3/6 平均1,379円より 3/16 1,481円 +102 7%高
日経平均と逆相関するETF。買い玉の保険感覚にて1,380円までを買い戻す強気スタイルを続行。目標は3月中の1,550円オーバー。FOMC後に1,350円以下まで売られるなら撤収。

(その他)
◎ 5200番台GS銘柄
GS君の方で先週木曜からエントリー。1,650円までを買い向かって買値を1,680円台に整え、週末の1,900円超えにより2日で14%高を果たしている。いわゆる優良株ほど世界経済や全体相場に左右される自律性のない動きが目されるゆえ、過度のリスクテイクとならぬように投入資金と撤収要件に注意しながらしつこく付き合うも面白そうだ。本日からの◎ 新GS銘柄も相性が良いゆえ、素直につくが善かろう。

◎ 5200番台はまもなくここに記されよう
  ↓ 


市場動向が不安定な時こそ、ともに力を合わせよう
 ↓   ↓
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□ いたちごっこの先を見据える

【勘流雑感】
 昨日の米株は頭でっかちなECB理事会の面々による0.5%利上げの継続を嫌気して31,500ドル台まで下落したが、信用危機に陥っている中堅米銀に対する米大手銀行の支援方針が伝わると、一気に32,200ドル台まで上昇。SVBなどの破綻は氷山の一角ゆえ、今後もショック安とリバウンドが繰り返される可能性はあるが、米利上げの打ち止めによるリスクマネーの活性化は必至ゆえ、半年一年スパンで見れば突っ込み買いの有益性は非常に高い。

 現在の日本株の下落ベクトルに関しても、米株安と年度末の玉整理需要が相まった「期間限定」の下落ピッチ加速と述べてきたが、4月末までを見据えた場合、FOMC前後の下げが最高の仕込み場となる可能性に留意したい。ただし、チャート瓦解銘柄のリバウンドを手際よく売り買いするのは困難ゆえ、チャート維持銘柄を中心にポートフォリオを組むが上策。

 昨日の下落シーンを回転休業または買い戦術で利した先物に関しては、本日も26,800円までを買い向かった即回転狙いに処す。26,750円割れは撤収。6月限コールオプションは利入れ完了。

【勘流銘柄】
■ 1459 楽天225ダブルベア
1/25、2/6、3/6 平均1,379円より 3/16 1,481円 +102 7%高
日経平均と逆相関するETF。昨日の部分利入れ後は買い玉の保険感覚にて強気続行。

□ 4080 田中化研
本日も1,400円近辺は胆力を持って接する。本日からの□新たなる短期指向も現値買い、コツンとくれば買い乗せる。

(その他)
6338 タカトリ、276●
狼狽が著しい個人投資家の関心が低い単価の高い銘柄を持続的に注目。当視点からのチョイスは水曜にヘッドウォータース<4011>、昨日はプラスゼロ<5132>が急騰。本日は上方修正のマクビー<7095>の出番が目される。

GS銘柄は◎ 5200番台、◎ 6700番台ともに初動での買い乗せが上策。

何かしら参考になっておれば
  ↓


目先のムード良化を挽回で終わらせるか、資産拡張に生かすか
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