【勘流雑感】
先週末の米株は大幅続伸。チャート上は20,553ドルでの底打ちを完了し、再び最高値更新を目指しうる格好となっている。ただし、外人部隊にとっての付録のようなポジションである日本株はトランプ乱心に際してはバリュエーションなどのリスク度外視で売られうる環境ゆえ、ドル円が112円を回復してくるまでは予断の許さぬ状況だ。さすれば、6/14の米FOMCまではすっきりとした上昇波動は期待せず、ある程度キャッシュは残しながら材料株での短期回転狙いを主戦術として挑むが善かろう。
先週末19,500円近辺までを買い下がり、大半を80〜120円幅で即転を効かせた先物に関しては、本日も強気スタイルを継続。19,650円以下を19,500円近辺までパラパラと買い下がり、60-80円幅での即回転を目されたい。19,450円割れは撤収。

【勘流銘柄】
■ 3665 エニグモ
5/8 2,040円より 5/17 2,360円 +320 15%高
先週木曜の日経急落を利用して2270円以下を買い戻した後は、本日も押さば買い、噴かば2,●00円オーバー目標にて部分利入れに処されたい。■ 2400番台銘柄、■ 3600番台銘柄も買い提唱ゾーン内で粛々と仕込みを入れる。

(その他)
7312 タカタ
欠陥エアバッグ問題にて自動車メーカーとの和解進展期待からストップ高。ダイセル<4202>と豊田合成<7282>との資本業務提携も追い風となりうる。ギャンブル買い。

4585 UMN
17年1-3月期の最終黒字化を材料視した月初の急騰後、チャートを持ち直して上値追いムードを高めている。新興バイオ関連は買い煽りが広まっている割には鳴かず飛ばずのものが多いが、海外政治不安を利用した梃入れもきされるゆえ、300円台中盤をパラパラと拾っておくも面白い。フォーサイド<2330>、FVC<8462>も試し買いで引き続き注目。

何かしら参考になっておれば是非に。
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株価が上昇してからのテクニック勝負は個人にとって完全に不利。ファンダメンタルズに固執した先の見えない勝負も同様。明確は売買戦術を頭に置き、先手先手で攻め入られたい。
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