【勘流雑感】
 今週の株式市場は新型肺炎を大義名分とした玉整理が進行中。米株は有り余るリスクマネーと企業業績の堅調ぶりにより高値を維持しているが、日中の株価が示すように世界全体では益出しシーズンに突入しているとみるが妥当であろう。その新型肺炎に関しては、今朝方厚生省が国内2例目の感染を発表しているゆえ、本日も好材料や急騰中の銘柄、新型肺炎にかこつけた銘柄が局所的に買われる一方で、その他に関しては放置か売られるかといった見どころ乏しき相場展開が予測される。
 来週に入ると企業決算の本格化により、短期の利益探求のためには相応のギャンブルが必要となるだけに、しばらくは「1月序盤に比べて利益目標を低めに設定する」感覚で挑むが妥当。格言通りの節分天井リスクの高さも鑑みれば、現状で無理をするくらいなら 3,4月の堅調相場を前に然るべき調整が入るのを待つのが勝ち組の心理状態といえよう。
 さすれば、先週からのショート戦術が着実に機能してきた先物に関しては、本日も23,850円から24,000円までを売りゾーンとし、大半を80−120円幅狙いに処す。個別に関しては流れ善きものに資金をシフトしながら粛々と種まき、育成をこなす。

【勘流銘柄】
□ 9000番台短期指向
1/21 760円より 1/22 824円 +64 8%高
昨年は9月,10月の2度の提唱でのべ20%高を果たしたが、今年も年間を通じて同様のからくりによる上値探求が複数回企てられよう。2/13の決算も昨年11月の大幅上方修正の流れを汲む内容が期される。火曜提唱後の翌日に8%高を果たした後、昨日も地味ながらに終値で年初高を更新。新型肺炎関連のような無慈悲な利益を求めるなら、この手の前向きなものを耽々と取り組むが人道。

銘柄は昨日からここに記す
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□ 昨日からの新提唱
昨日の日経急落の中、寄りから入って5%を超える上昇となっている。無論、1000万円単位の売買も造作はない。

□ 本日からの新提唱
全体戦術で述べているように現況はがっつく時期ではないが、上記2銘柄が順調に成長しているのを阻害するも下策。

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