【勘流雑感】
 石破首相による自民党議員への商品券配布問題で国会が荒れてきた。衆院議員15人に10万円の商品券で計150万円。恐ろしくスケールの小さい話だが、国家混乱と読者回復を目標とする朝日・毎日、国家混乱と議席増加を目標とする旧民主党連中にとって格好の餌となっている。「国民感覚から外れている」とはクレーマー集団の常とう文句だが、彼らに国際政治経済の視点が完全に欠如している点をマスコミが追及する事はない。仮にも国会議員でありながら、ウクライナ、中東、トランプ関税を度外視して商品券問題を優先する様は理解に苦しい。

 もっとも、石破氏が総裁を降ろされるようならマーケットにとってはプラス効果が大きく、先週末辺りから外人部隊の高市首相による日本経済の復活を期待した買いが入っているようだ。高市総裁が誕生し、夏の参議院選にて自民党が議席を回復すると同時に、立憲共産党勢力が減退するなら日経40,000円台回復も視野に入る。裏を返せば、それ以外での40,000円台回復は難儀。

 さて、先週末の米株は自律反発にて急騰。日経先物も前日比400円高で返って来たゆえ、本日は37,000円台中盤でのしっかりとした流れが目される。週末にかけては明日明後日の日銀金融政策決定会合、米FOMCを睨みながらの展開となるが、市場予想通りの現状維持で決着する可能性が高いゆえ、ひとまずは戻りを試す展開を本命としておくが無難であろう。

 すなわち、先週述べた「トランプ警戒を煽った売り浴びせの後、しかるべき反騰ベクトルに向かう」流れが鮮明となりつつあるため、本日も個別買いスタイルを続行しながら、先月下旬以降の売り戦術が奏功した先物も途転買いにて挑む。

 先物は27,050円までを買い向かった即回転狙い。場中27,000円割れは撤収。個別に関しては、ディーラー連中の資金流入が見込める銘柄を中心に攻め入る。チャートが似通った銘柄をコレクションするは下策。特に、どん底圏で推移している銘柄が自力で戻りを試すは困難ゆえ、現値を買い乗せるか、買い乗せが嫌なら売るかの二択で取捨選択を図るが善かろう。本日も□■新銘柄への参陣は見送り、日経が引けまで堅調に推移できるか否か、日経高に呼応できる銘柄とそうでないものの見極めに注目する。

【勘流銘柄】
□ 6535 アイモバイル
2/12、2/21 平均485円より 3/14 538円 +53 10%高
先週木曜の暴騰後も「このままでは終わらぬ」と述べたように、週末は514円まで利入れをこなしながらも再び530円を突破。短期2回転にて□短期提唱の役割を粗方終えたゆえ、後は思い思いに利入れながら□■次なる銘柄の種蒔きに向かわれたい。

□ 4300番台、□ 5246 NOTEの他、旧勘流銘柄の 5253 カバー、5246 ELEMENTSも持続的に注目。新顔では625●、458●も注目。

■ 1458 楽天225ダブルブル
日経平均が反騰フェーズに移行しても、東証コア銘柄は循環的な資金移動により日経なりのリターンを得るは難儀。先週火曜27,000円台前半までを買い向かったら、本日の28,000円台も買い乗せるが面白い。29,000円台前半では半数程度を利入れ。

(その他)
4477 BASE
S教授の方で先週の暴騰をしっかりと利益に替えた後、ウォッチ銘柄として持続注目。シンクロフード<3963>も含め、背後需給の変化に着目した銘柄選定が奏功しているような。先週からの□新銘柄の爆発力に注目している。

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