どう考えても、日本市場がお盆休みで投資家が激減している中でヘッジファンドが売り仕掛けした相場としか考えられませんね。メディアはこぞって「リラ急落から、世界の金融システムにまで波及」というようなショッキングな記事を掲載していますが、この発端は英フィナンシャルタイムズ電子版が8月10日に、欧州金融監督当局がトルコリラの急落を背景に、トルコへの与信額が大きいスペイン、イタリア、フランスの一部銀行の資産状況を懸念していると伝えた事でした。しかし、スペイン、イタリア、フランスのトルコ向け銀行与信残高は合計約1,345億ドルですが、ユーロ圏の民間銀行が欧州中央銀行の当座預金に積み上げている残高は、直近で約1兆5,717億ドルとユーロ圏の民間銀行は十分な流動性を確保しています。また、ユーロ圏では過去の欧州債務危機の時に、欧州安定メカニズムという金融システム安定のための制度が整備されました。どう考えても、このリラ安が世界の金融システムを揺るがすとは到底思えません。米国市場はいたってテクニカル的調整の範囲の動き。それとは逆に日本市場は上下波乱の動き。毎度の事ですが、日本市場は売り方にとっては都合の良い市場というところでしょう。昨日は早速売り方が買戻しを入れてきたようですが、この大きな上下に動揺して投げたり空売り入れたりしたらそりゃ往復でやられますわな^^毎回言ってますがメディアの過剰報道には気をつけないといけません!!