395A4685-C05C-4C89-82CA-AA7F6950DAFE
















一般に正しいと思われている事を正しいと得意満面で主張する奴には虫唾が走るというか嫌悪感を抱く。
これは一般的に正しいと思われている事=通説を疑い、自分で考えることから、人類の進歩があったと思うからだ。
こうした通説を疑う事から多くの科学者が偉大な発見・発明を成し遂げ、新しい理論・発明を行い、人類は進歩してきた。
株式投資も同じで、通説を疑う事から成功の道が開けると思う。

でも、MXテレビのコメンテーターとして登場したK田氏は全くそんな主張ばかりを得意満面で繰り返した。
一般論的通説をもとにした主張は「お説、ごもっとも」と言うしかないが、この人は通説の否定から何かを発想することを知らない=新しい発想がない人だと思ってしまう。
たとえば、こんな主張だ・・・
「過去、欧州株や日本株は米国株が下がれば下がるし上がれば上がる、だから欧州株や日本株を持つ必要はない。」
「アクティブ運用は過去10年のうち8年でインデックスより劣る、アクティブ運用は不要だ。」
「バリューだ、グロースだといってもいつも良いわけでなく、結局、どっちがいいか分からない、SP500だけで十分だ。」
これらの意見は正しいし、過去の統計を検証すれば、「その通り」と出てくる。
でも、これらの通説を疑ってみることが投資家としての進歩につながると思う。

(1)確かに過去10年では米国経済がグローバル経済をリードしてきたので、米国株が最も高いパフォーマンスを上げてきた。
しかし、これは米国ハイテク株、アマゾン、グーグル、アップル、フェイスブックなどが急成長し、時価総額を巨大化させてきたからで、これらのGAFAといえども永遠に成長が続かない事を考えてみる必要がある。

(2)アクティブ運用は平均のパフォーマンスではインデックスに勝てない・・・これは30年も前からあった議論で、一応「正しい通説」だ。
しかし、平均リターンはそうであったもアクティブ運用はファンドマネージャーの腕次第でパフォーマンスが大きく変わる。
腕の良いファンドマネージャーが10年、20年単位でインデックスをはるかに上回る(たとえば年率で10%以上とか)成果を上げている例も多くある。
腕の良いファンドマネージャーを見極めることができれば、アクティブ運用はインデックス運用よりもはるかに高いリターンを期待できる。

(3)SP500のインデックス投資は確かに過去10年は有効な投資だった。
それは世界の投資資金がアクティブからインデックスに大きくシフトし、インデックス運用の残高は過去10年でおそらく数兆ドルは増えているはずだ。
そして、この膨大な資金シフトがインデックスのパフォーマンスを押し上げた。
でも、現在、問題なのはインデックスへの資金シフトが、つまらない株まですべて押し上げてしまったことだ。
今の市場の最大の問題点といえ、次に景気後退型の大幅な下落が起こるとすると、これらの割高でつまらない株が大きく下落する・・・その結果、インデックスのパフォーマンスが低下することが考えられる。

いずれにしろ、通説にだまされず、自分で考えることが投資の成功への条件だろう。



にほんブログ村