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「興業は反社組織の表の顔」を書いたが、昔から〇〇興業と名が付く会社は反社組織と繋がりがある場合は多かった・・・吉本興業も同じだったかもしれないけど、今は反社会勢力との繋がりは御法度だ。
でも、芸人、個々人にはいろいろな繋がりがあったということが、今回の宮迫の一件でよく分かったというところだ。
本人が吉本から契約解消され記者会見を行ったが、違和感のある会見だった。

まず、第一にきちんと反省した謝罪になっていないこと。
不快な気持ちになったすべての人に謝罪すると言いながら、誰に何を謝っているのか不明だった。
振り込め詐欺グループの犯罪金から100万円というギャラを受け取ったことで、「詐欺に合った人とその家族に不快な思いをさせた」という言葉が出てきたが、何を謝罪したのだろうか不明だ。
100万円を受け取った事か、詐欺グループの宴会に出て交際したことか、詐欺グループに加担した事か、よく分からない。
テレビという公共の電波に乗って儲けていた本人は、当然ながら、社会的な影響も責任も大きい。
本来ならば、詐欺グループと交際があったこと(反社組織の排除に違反したこと)を世間に向けて謝罪すべきなのだが・・・ESGにまい進するスポンサー企業にとっては反社との決別が最重要課題だったのにまともな謝罪と説明がなかった。

第二に、常に「言い訳」ばかりで謝罪になっていないこと。
金塊強奪グループとのギャラ飲みに関しても、芸能生活30年で何万枚もの写真を取ったので、その一枚に犯罪者との飲み会があっても自分は知らないし自分に責任もないとシラを切った。
でも、この手の連中はたった一枚の写真で脅し、ゆすり、たかり、連中の言いなりにされてしまう・・・これが反グレやヤクザのやり方だ。
何枚もの写真が出てくる宮迫は、当然、彼らのターゲットになっていたのではないかと推測される・・・だとしたら、この「何万枚の言い訳」は他の写真が多く出てくることの予防線を張っているとしか見えない。

第三に、吉本の問題にすり替えて言い逃れをしていること。
吉本の若手芸人の待遇の問題は今回の反社組織との交際問題とは関係がないし、若手芸人の収入が少ないから反社組織とのヤミ営業をしていいという話ではない。
全くの別の問題にすり替えて、自分の行為を正当化しようというセコイ考えが見え隠れしてしまう。

第四に、社会人として重要なな説明責任が全うされていないこと。
反グレ連中なら一目で分かるはずだし、その連中の雰囲気が普通じゃないことぐらい感じただろうし、1回で100万円のギャラが異常だとは思わなかったのだろうか?
ここを本人の言葉できちんと説明すべきだったが、残念ながら、「言い訳」と「すり替え」に終始した、後味の悪い謝罪会見だった。

この会見の後、さんま氏は「うちの事務所に来い」、松本氏「吉本に対し、動く」、ロンブーの片方は「正直者が戻ってきた」、北野氏は「最低賃金を保障しろ」などとコメントした。
芸人は芸人だけの「仲間内」に生きていることがよく分かるコメントの連続だ。
待遇の改善は吉本という会社内の問題で、本来、今回の謝罪会見とは関係がない。
そこをはっきりさせて、世の中の「一般常識」と芸人の「仲間内の常識」の乖離を埋めてほしい。
そうでないと、芸人に対する不信感は消えない。


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