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年金の財政検証が発表され再び年金が話題になっている。
ちょっと前、定年後に2000万円必要だと多くのマスコミが騒いでいたが、依然として年金問題は世間の注目を集めている。
しかし、実際に定年してみると・・・「2000万円不足問題」が大間違いであることに気がつく。
もちろん、貯蓄はあればあった方が良いに決まっているが、実は定年生活で最も重要なことはキャッシュフロー収支のバランスだ。

現役のサラリーマン時代は、家庭の食費や光熱費、子供の教育費、自分の必要経費(お昼代や遊行費など)、マストで支払わなければならない費用がたくさんあり、それ分給料を稼がなければならない。
しかし、定年後は・・・夫婦二人の食費なんて知れている額だし、子供の教育費も終わり、飲み会もなく遊行費や交通費・タクシー代もいらないし、ネットで情報を集め自分で分析できるので新聞代や雑誌などの情報費もかからないし、人付き合いも限定的になるので冠婚葬祭費もかからない・・・まるで天国のような生活となる。
こうして生活費全般は現役時代に比べ、数分の一に大幅減少する。

その一方、通常、定年後の再雇用となると、現役時代の給料の半分程度になるなどと、収入も大きく減少する。
生活費・娯楽費といった現金支出と、年金・再雇用給料・配当・株キャピタルゲインなどの現金収入がだいたい同じ金額ならば大きな問題は起きない・・・つまり、老後の貯蓄が2000万円ないと老後破産するなどははっきり言ってマスコミが危機を煽って、雑誌やテレビの視聴率を稼ごうとしているだけの話だと思う。
もっとも重要なことは、自分の生活水準に合わせたキャッシュフローのバランスを大まかに達成することだ。

以前、ある老後夫婦が、生活費の安いフィリピンに移住し、円高を利用して毎月の年金を最大限に活用していると話題になったことがあった。
これもフィリピンの安い生活費と円高の効果を使って現金支出を減らし、バランスさせるという方法だった。
でも、安いからといって、毎週ゴルフを楽しみ、エステに通い・・・しているうちに、円安が起こってこの夫婦のフィリピンでの生活は破たんしてしまったという結末だった。
そうなると、貯金を取り崩して生活費の穴埋めをしなければならなくなる。
これが老後の最大の問題だ。

要するに、毎月のキャッシュフローのバランスを大まかに達成できれば、貯金がいくらあろうが関係ない。
もし、大きな病気やケガなどによる出費がある場合に貯金や保険を持っていた方がいい・・・という程度の話で、2000万円の貯金がないと老後破産するというような類の問題ではない。
ここが基本的な大間違いだ。
キャッシュフローのバランスさえ達成できれば、定年生活は天国だ。
毎朝、満員電車で通勤し会社で疲れ、くだらない上司にゴマすり、取引先に気遣い、肉体的にも精神的に疲弊し、毎晩安酒でストレスをごまかし、それでも家に帰ってくる・・・何十年も毎日、毎日、それを繰り返す・・・それがサラリーマン人生だ。
その厳しいルーティンから解放され、朝は自然に目が覚めるまで眠る・・・これ以上眠れないと思った時、起きる・・・時間で決められた食事を取ってきたサラリーマン時代と違い、腹が減ったらメシを食う・・・自然のままに生きられる。
サラリーマンにとって定年後は最高だ。


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