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6月FOMCのドットチャート













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3月FOMCのドットチャート
















上のドットチャートは6月FOMC後に公表されたもので、下のドットチャート(3月FOMC)と比べてみると、金利予想自体というより、分布が全く変わってしまっている。
3月時点の2022年予想の範囲は1.375%~3.125%と縦に長い分布になっていた。
中央値は1.875%だ。
一方、6月時点の2022年予想の範囲は3.125%~3.875%で全体的にドットが集中してきている。
中央値は3.375%で、3月時点に比べて150bp上昇した程度だが、それ以上に分布の変化が気になる。

FRBは利上げを加速させているので中央値の150bpの上昇は当然の結果だろう。
でも、それ以上に興味深いのは金利予想が集中し、ある意味、コンセンサス(合意)が形成されているということだろう。

金融引き締めの初期では、タカ派からハト派までいろんな考え方のFRB委員がいるので分布がバラつきドットの分布が縦長になる。
金融引き締めの後期では、判断材料が豊富になり、多くの委員の意見が集約されてくる。
この分布の「塊り」は意見が集約されてきたということだろうと思う。

これを信じると、2022年の金利は3.375%(中央値)までの上昇を見込み、現在1.5~1.75%の現在水準から1.5%強の引き上げが考えられる。
7月+75bp、9月∔25bp、11月∔25bp、12月∔25bp・・・と合計1.5%の引き上げがほぼ完全に織り込まれている。

これは現在の米債券市場が織り込んでいる水準であり、米2年金利(現在3.2%)が3~3.5%のレンジで推移すると予想しているといえる。
これはサプライズでも何でもない。

さらに来年2023年の金利の分布も「塊り」になってきている。
だいたい3.5~4%のレンジ、ということは50bpの利上げが想定されている。
FRBにはおよその金融引き締め全体像が見えてきているのかもしれない。

今後の問題は、①金利水準というよりもQE量的引き締めの影響、②金利政策リスクというよりも景気のダウンサイドリスクだろう。



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